JP3419761B2 - ケーブル保持装置 - Google Patents

ケーブル保持装置

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JP3419761B2
JP3419761B2 JP2000578888A JP2000578888A JP3419761B2 JP 3419761 B2 JP3419761 B2 JP 3419761B2 JP 2000578888 A JP2000578888 A JP 2000578888A JP 2000578888 A JP2000578888 A JP 2000578888A JP 3419761 B2 JP3419761 B2 JP 3419761B2
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    • H02G3/06Joints for connecting lengths of protective tubing or channels, to each other or to casings, e.g. to distribution boxes; Ensuring electrical continuity in the joint
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    • HELECTRICITY
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、請求項1の上位概念部に記載の
形式のケーブル保持装置に関する。
【0002】このような装置は、ケーブル螺合装置(Ka
belverschraubung)によって、例えばフリッチュ社(Fi
rma Pflitsch)のシステム「ユニ・シール(UNI-Dich
t)」のようないわゆるPG-螺合装置によって、既に公
知であり、図4に示されている。
【0003】図4に示された公知の構成では、圧力円板
1、クランプばねリング2及びシールリング3はそれぞ
れ切り離された個別部材であり、これらの個別部材は、
ケーブル保持装置の組立て時に、スリーブ5を備えたケ
ーブル貫通部材4内に面倒かつ複雑な形式で挿入されね
ばならない。さらにこれら別体の部材のストックキーピ
ング及び特にこれら別体の部材を備品として用意してお
くことは、特に現場におけるケーブル接続の場合に面倒
であり、かつ常に確実に保証することができない。
【0004】本発明の課題は、冒頭に述べた形式のケー
ブル保持装置を、可能な限り簡単かつ安価な形式で改良
して、簡単かつ迅速な組立て及び安価なストックキーピ
ングを可能にし、しかも組立て現場においてケーブル保
持装置の部材が紛失する可能性を最小にすることであ
る。
【0005】この課題は、請求項1の特徴部に記載の構
成によって解決される。
【0006】既にメーカにおいてユニットとして前組み
立てされていて2つの圧力リングとクランプばねリング
とから成る圧力部材によって、ストックキーピング及び
組立てが簡単化され、かつケーブル接続を迅速に実施可
能である。ケーブル接続のためには単に、まず初め圧力
部材を、通常ケーシングの管片として形成されたケーブ
ル貫通部材に挿入し、次いでケーブルをスリーブ及び弛
緩した圧力部材を通して案内し、最後にスリーブをケー
ブル貫通部材に固定するだけでよい。
【0007】最後に挙げた組立てステップにおいて同時
に、両圧力リングが可能な軸方向行程の枠内で互いに押
し付けられ、これによってクランプばねリングが圧力リ
ングの傾斜した内側の端面に沿って全周で軸線に向かっ
て、ひいては強くケーブルに向かって押し付けられ、こ
れによってケーブルは所望の程度で固定される。
【0008】本発明によるケーブル保持装置の別の有利
な構成は、請求項2以下に記載されている。
【0009】請求項2記載のように圧力リングを形成す
ると、コストを増大させることなしに次のことが達成さ
れる。すなわち請求項2記載のように構成されている
と、クランプばねリングは側方に逃げることができず、
両圧力リングの間において同心的に保持され、これによ
ってまた均一にケーブル外周に接触し、全接触面におい
て等しい圧力で互いに対して押し付けられる。このこと
は、クランプばねリングがケーブルのプラスチック外装
に押し込まれて外装の損傷が阻止される場合に有利であ
るのみならず、クランプばねリングが電気的な接触接続
のために、外装を除去されてシールドを備えたケーブル
のシールド(Schirm)に圧力下で接触している場合に
も、有利である。なぜならば、このようになっている
と、最大の接触面が保証されるからである。
【0010】請求項3には、簡単かつ安価に製造可能な
圧力部材が記載されており、この圧力部材では、例えば
射出成形法によってコストの増大なしに溝もしくは一列
の係止アームを備えた両圧力リングを、クランプばねリ
ングの挿入後になお一緒に差し合わせるだけでよい。こ
の場合溝の幅は、係止アームの厚さを引いた後で、クラ
ンプばねリングの圧縮のために必要な軸方向行程の所望
の値が生ぜしめられるように、寸法設定されている。
【0011】上に述べた差し合わせ過程もしくは差込み
過程は、請求項4記載のように係止突起を形成すること
によって、著しく簡単化される。この場合第2の圧力リ
ングは単になお最小の力でその係止突起を、他方の圧力
リングの溝にクリップ結合させるだけでよい。この組立
て過程は必要とあらば工具なしに手によって実施可能で
あり、機械を用いて製造する場合にはそのためには、極
めて簡単かつ単純な工具を使用することができる。
【0012】係止突起によって後ろから係合される溝壁
の有利な構成は、請求項5に記載されている。これによ
って圧力部材の特に小さな直径が可能になる。さらに圧
力部材はその全長にわたって一定の直径を有しており、
ひいてはケーブル貫通部材における最適な案内を有して
いる。
【0013】シールドを備えたケーブルのためのケーブ
ル螺合部の、実地においてしばしば見られる場合のため
に、ケーブルシールドは、例えば金属ケーシングのよう
なアース電位と電気的に接続される。このことは本発明
によるケーブル保持装置では有利に簡単な形式で次のこ
とによって、すわわち請求項6記載のように少なくとも
一方の圧力リングが導電性の材料から成っていることに
よって、実現される。ケーシング側の内側の圧力リング
が金属製である場合、ケーブルシールドの電気接続はク
ランプばねリングと内側の圧力リングとを介して行わ
れ、この内側の圧力リング自体は、金属製のケーブル貫
通部材のストッパカラーに載置されている。ケーブルシ
ールドとケーシングとを導電接続するために、外側の圧
力リングを金属から構成するという択一的な可能性は、
スリーブが同様に金属製であり、かつ外側の圧力リング
と導電接続しているということを、前提条件とする。
【0014】多くの使用例において、ケーブル保持装置
はケーブル貫通部材内において同時にケーブル貫通部の
シール性を保証することが必要である。このことは公知
の形式で、外側の圧力リングとスリーブとの間にシール
リングを配置することによって達成され、このシールリ
ングは、ケーブル貫通部材におけるスリーブの固定時
に、圧力下でケーブルとスリーブの内面とに接触するよ
うに、押し潰される。
【0015】この公知のシールリングは別体の部材であ
り、付加的に購入してストックして置かなくてはならな
いが、組立て現場においてしばしば準備されおらず、さ
らなる組立てステップを必要とする。
【0016】請求項7記載の構成では、シールリング
が、該シールリングに向けられた圧力リングと機械的に
結合されていることによって、圧力部材の特に有利なス
トックキーピング及び最も簡単な組立てが可能になる。
圧力部材のこのコンパクトで一体的な構成では、結合は
例えば螺合又は係止によって行うことができる。しかし
ながらまた結合部は、解離不能であって、これによって
紛失不能に構成されることもできる。例えば請求項8記
載の構成では、シールリングは外側の圧力リングと接着
によって結合されており、請求項9記載の構成ではシー
ルリングは射出成形によって外側の圧力リングと結合さ
れている。この第2の可能性には、圧力部材におけるシ
ールリングの固着性が良好であり、製造が安価であると
いう利点がある。なぜならば、圧力リングと射出成形さ
れたシールリングとはダブル射出成形型を用いてただ1
回の作業工程で製造することができるからである。
【0017】スリーブのケーブル導入領域に向けられた
この圧力リングの材料の弾性度が、シールの目的のため
には十分に大きいが、しかしながらケーブル貫通部材に
おけるスリーブの固定時に必要なクランプばねリングの
圧力を受容するためには、なお十分でない場合には、圧
力リングを同時にシールリングとして使用する(請求項
10)と、特に有利である。このように構成することに
よって、別体の部材であろうと又は外側の圧力リングと
結合された部材であろうと、別体のシールリングはもは
や不要であり、その結果ケーブル保持装置は、特に簡単
かつ安価に製造及び使用することができる。
【0018】本発明によるケーブル保持装置の最大限可
能な小型化は、請求項11記載の構成(図1)によって
達成され、この構成では、シールリングにスリーブを簡
単にクリップ結合することによって、使用者には、ただ
1つの前組立てされた部材が提供され、この部材は簡単
かつ安価に製造できるのみならず、実際の使用時におい
ても極めて簡単化された取扱いを可能にする。それとい
うのはこの場合、ただ単に、(場合によっては外装を除
去された)ケーブルをシールリング及び圧力部材を通し
て、目標位置に達するまで導入し、次いでスリーブをケ
ーブル貫通部材に固定するだけでよいからである。この
際に同時にケーブルはしっかりとクランプされ、ケーブ
ル貫通領域はシールリングの圧縮によって液密につまり
液体に対するシール作用をもって閉鎖される。
【0019】例えばケーシングの管片(請求項13)
の、ケーブル貫通部材におけるスリーブの特に有利な固
定を達成するために、請求項12記載の構成では、ねじ
山付管片として形成されたケーブル貫通部材に螺合可能
なねじスリーブが、設けられている。ケーブル保持装置
の共働する部分の軸方向寸法及びシールリングの材料選
択との関連した、ねじスリーブの締め込みの強さによっ
て、クランプばねリングの所望のクランプ力ひいてはケ
ーブルに必要な引張り負荷軽減が、簡単に得られるのみ
ならず、個々の場合の必要性に応じた所望のシール作用
が得られる。
【0020】請求項14には、金属製のケーシングを管
片と一緒に電気的に絶縁しかつ同時に機械的に保護する
ための、簡単かつ安価な可能性が記載されている。
【0021】次に図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0022】電気回路装置を収容するための金属ケーシ
ング(図示せず)と一体的な管状のケーブル導入管片1
2内に、シールドされたケーブル11をクランプ保持す
るケーブル保持装置10は、ケーシング側に位置してい
て金属から成る内側の圧力リング13と、ケーブル側に
位置していてプラスチックから成る外側の圧力リング1
4と、両圧力リングの間に配置されていて金属製のコイ
ルばねから曲げられたクランプばねリング15と、外側
の圧力リング14のケーブル側の端面16に射出成形さ
れたシールリング17と、このシールリング17を取り
囲むねじスリーブ18とから成っており、このねじスリ
ーブ18は、ケーブル導入管片12の対応する雄ねじ山
19に螺合可能である。
【0023】ケーブル導入管片12は、金属ケーシング
と一体的な金属製の内側の管片20と、射出被覆(Umsp
ritzen)つまり周囲への射出によって製造された管状の
プラスチックスリーブ21とから成っており、このプラ
スチックスリーブ21はその自由端部に雄ねじ山19を
有している。ねじスリーブ18はグリップ刻み目22を
有しており、これによって手による螺合時にも必要なト
ルクを加えることができる。
【0024】シールリング17は、周囲切欠き24を備
えたカラー23を有しており、この周囲切欠き24には
ねじスリーブ18の閉鎖カラー25が次のように係合す
る。すなわちこの場合、ねじスリーブ18は、一方では
シールリング17に対して回動可能であり、かつ他方で
は雄ねじ山19への螺合時にシールリング17を圧縮す
るようになっている。ねじスリーブ18とシールリング
17とは、互いに向かい合った面の相応な形状付与によ
って、互いに大きな面積で接触し合い、そして高い圧力
が軸方向及び半径方向において伝達される。ねじスリー
ブ18及びシールリング17の互いに押圧される面の輪
郭26,27は、そのために凹面状にもしくは対応して
凸面状に湾曲されており、これによって一方では上に述
べた力伝達が、共働する円錐面におけるように生じ、か
つ他方ではねじスリーブ18の入口開口28を貫いてシ
ールリング17が滑り抜けることが回避される。
【0025】半径方向における圧力によって、シールリ
ング17はねじスリーブ18の内面26と、大面積でケ
ーブル表面とに同時に押し付けられ、その結果ケーブル
導入管片12のケーブル導入領域は確実にシールされ
る。さらにシールリング17は、プラスチックスリーブ
(Kunststoffhuelle)21の自由端部の内壁29にも押
圧され、これによってケーブル保持装置10は、ねじ山
螺合部を介して液体が侵入することをも確実に防止して
いる。
【0026】両圧力リング13,14の互いに向かい合
った端面30,31は、ケーブル保持装置10の軸線A
に向かって円錐形に先細になっている。内側の圧力リン
グ13の端面30は外縁部に軸方向に突出する端面フラ
ンジ32を有しており、この端面フランジ32は、弛緩
状態においてその内面に接触しているクランプばねリン
グ15が側方に逃げることを阻止しており、ひいては、
圧力リング13,14及びクランプばねリング15から
成る圧力部材33の組立てを簡単な形式で著しく容易に
する。
【0027】内側の圧力リング13は、クランプばねリ
ング15に向けられた第1の溝壁35と第2の溝壁36
とを備えた周溝34を有している。
【0028】外側の圧力リング14は、該圧力リング1
3と一体的でかつ周囲に均一に分配配置された6つの係
止アーム37を有しており、これらの係止アーム37は
それぞえ導入傾斜部39を有している。第1の溝壁35
は、導入傾斜部39に対応する乗上げ斜面40を備えて
いる。
【0029】圧力部材33の組立て時に、係止突起38
は第1の溝壁35に後ろから係合し、周溝34の相応に
選択された幅によって、この周溝34において軸方向で
所定の行程分だけ運動可能であり、この所定の行程は、
ねじスリーブ18の螺合時にクランプばねリング15を
強く圧縮するのに十分であり、これによってケーブル1
1の引張り負荷軽減のために必要なクランプ力が得られ
る。
【0030】第1の溝壁35の高さは、係止アーム37
の材料厚さだけ、第2の溝壁36の高さよりも小さく、
その結果圧力部材33はその全長にわたって一定の外径
を有しており、かつこれによって妨げられることなくケ
ーブル導入管片に導入可能である。
【0031】ケーブル保持装置10の製造時にはまず初
めに圧力部材33が製造される。そのためには単にクラ
ンプばねリング15を内側の圧力リング13に挿入し、
かつ外側の端面16に既にシールリング17が射出成形
されている外側の圧力リング14を、内側の圧力リング
13にクリップ結合するだけでよく、この動作は対応す
る傾斜面39,40によって小さな力で、つまり手によ
って実施することができる。その後で必要なのは単に、
ねじスリーブ18をシールリング17を介して案内する
こと、及びその閉鎖カラー25をシールリング17の周
囲切欠き24に係止させることだけである。
【0032】この状態において、クランプばねリング1
5は弛緩されており、かつ外側において内側の圧力リン
グ13の端面フランジ32に接触している。係止突起3
8は第1の溝壁に接触しており、かつ圧力ばねリング1
5の内径は、クランプされるケーブルシールド(Kabels
chirm)41の外径よりもわずかに大きい。
【0033】使用者においては、この前組立てされたケ
ーブル保持装置10を簡単にストックしておくことがで
き、かつ使用現場において取り付けることができ、しか
もこの場合、個別部材が紛失するおそれは無くなる。
【0034】取付けの際には単にケーブル保持装置10
をケーブル導入管片12内に、内側の圧力リング13の
ケーシング側の外側の端面42が内側の管片20の端縁
43に当接するまで、押し込むだけでよく、次いで、適
宜に外装を除去されたケーブル11をシールリング17
とクランプばねリング15とを通して導入して、ケーブ
ルシールド41がクランプばねリング15の高さにおい
て位置決めされるところまでもたらし、次いでねじスリ
ーブ18をケーブル導入管片12のプラスチックスリー
ブ21の雄ねじ山19に螺合させて固定する。この最終
的な組立てステップにおいて、シールリング17は圧力
下において大面積で、ケーブル外装44、ねじスリーブ
18の内面26及びプラスチックスリーブ21の内面に
押圧され、同時に外側の圧力リング14は内側の圧力リ
ング13に押圧され、この場合クランプばねリング15
はその円錐形の面30,31において軸線Aに対して同
心的に半径方向において案内され、そしてケーブルシー
ルド41内へと導入されるが、この導入動作は、係止ア
ーム37が内側の圧力リング13の周囲溝34の第2の
溝壁36に接触するまで続く。この行程は次のように、
すなわち十分に高いクランプ力が得られ、ひいてはケー
ブル11において必要な引張り負荷軽減が保証され、し
かもケーブルシールド41において許容不能なほどの変
形が生じないように、寸法設定されている。
【0035】上に述べたケーブル保持装置10はつま
り、その製造及び取扱いが極めて簡単かつ安価であり、
ケーブル11の有効な負荷軽減、高い液体シール性及
び、ケーブルシールド41と金属ケーシングと間の持続
的に確実な接触接続を保証し、この接触接続は、クラン
プばねリング15と金属製の内側の圧力リング13と導
電性の内側の管片20とを介して行われる。 [図面の簡単な説明]
【図1】取り付けられてはいるが、ケーブル導入管片に
まだ完全には固定されていないケーブル保持装置を示す
軸方向断面図である。
【図2】ケーブル保持装置の個々の部材を分解して示す
軸方向断面図である。
【図3】両圧力リングの互いに向かい合っている端面と
クランプばねリングとを示す平面図である。
【図4】先行技術に基づいて公知のケーブル螺合装置を
部分的に破断して示す図である。
【符号の説明】
11 ケーブル、 12 ケーブル導入管片、 13,
14 圧力リング、15 クランプばねリング、 16
端面、 17 シールリング、 18 ねじスリー
ブ、 19 雄ねじ山、 20 管片、 21 プラス
チックスリーブ、 22 グリップ刻み目、 23 カ
ラー、 24 周囲切欠き、 25 閉鎖カラー、 2
6,27 輪郭、 28 入口開口、 29 内壁、
30,31 端面、 32 端面フランジ、 33 圧
力部材、 34 周溝、 35,36 溝壁、 37
係止アーム、 39 導入傾斜部、 40 乗上げ斜
面、41 ケーブルシールド、 42 端面、 43
端縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルント ハークマン ドイツ連邦共和国 ガイスリンゲン/シ ュタイゲ エールヴェーク 13 (56)参考文献 特開 平9−46875(JP,A) 欧州特許出願公開583707(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/22 F16B 2/18 F16B 7/04 F16L 3/08

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁にストッパカラー(43)を有する
    管状のケーブル貫通部材(12)内において、ケーブル
    (11)をクランプ固定するケーブル保持装置(10)
    であって、2つの圧力リング(13,14)の、互いに
    向かい合っていて軸線(A)に向かって互いに離れる方
    向に延びる内側の端面(30,31)の間に、ケーブル
    (11)を取り囲むクランプばねリング(15)が配置
    されていて、両圧力リング(13,14)とクランプば
    ねリング(15)とを取り囲むスリーブ(18)が設け
    られており、該スリーブ(18)がケーブル貫通部材
    (12)に次のように、すなわち、一方の圧力リング
    (13)の外側の端面(42)がストッパカラー(
    )に押し付けられ、かつ両圧力リング(13,14)
    の互いに向かい合っている内側の端面(30,31)が
    クランプばねリング(15)に押し付けられて、該クラ
    ンプばねリング(15)を半径方向でケーブル(11
    に押圧するように、固定可能である形式のものにおい
    て、両圧力リング(13,14)が軸方向において相対
    的に所定の行程だけ可動に互いに結合されており、可能
    な軸方向の行程が次のように、すなわち、クランプばね
    リング(15)の内径が弛緩状態においては、ケーブル
    (11)のクランプされる部分の外径とほぼ等しいか又
    は該外径よりも幾分大きく、かつスリーブ(18)の固
    定時には、前記外径よりも小さくなるように、寸法設定
    されていることを特徴とするケーブル保持装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方の圧力リング(13)の
    内側の端面(30)が、その外側領域から軸方向に突出
    するリングフランジ(32)を有しており、該リングフ
    ランジ(32)の内径が、弛緩状態におけるクランプば
    ねリング(15)の外径に相当している、請求項1記載
    のケーブル保持装置。
  3. 【請求項3】 一方の圧力リング(13)が周囲溝(3
    4)を有していて、第2の圧力リング(14)が、第1
    の圧力リング(13)に向けられた側において周囲に分
    配配置された少なくともある程度弾性的な係止アーム
    (37)を有しており、該係止アーム(37)が半径方
    向内側に向かって突出する係止突起(38)で、第2の
    圧力リング(14)の周囲溝(34)の、係止アーム
    (37)に向けられた第1の壁(35)に後ろから係合
    する、請求項1又は2記載のケーブル保持装置。
  4. 【請求項4】 係止突起(38)がケーブル保持装置
    (10)の軸線(A)に向かって円錐形に先細に形成さ
    れている、請求項3記載のケーブル保持装置。
  5. 【請求項5】 周囲溝(34)の第1の壁(35)の高
    さが、係止アーム(37)の厚さだけ、周囲溝(34)
    の第2の壁(36)の高さよりも低い、請求項3又は4
    記載のケーブル保持装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方の圧力リング(13)
    が、導電性の材料から成っている、請求項1から5まで
    のいずれか1項記載のケーブル保持装置。
  7. 【請求項7】 スリーブ(18)と外側の圧力リング
    (4)のケーブル側の端面(16)との間に、シールリ
    ング(17)が配置されており、該シールリング(1
    7)が、該シールリングに向けられた圧力リング(1
    4)と結合されている、請求項1から6までのいずれか
    1項記載のケーブル保持装置。
  8. 【請求項8】 シールリング(17)が、該シールリン
    グ(17)に向けられた圧力リング(14)の外側の端
    面(16)に接着されている、請求項7記載のケーブル
    保持装置。
  9. 【請求項9】 シールリング(17)が、該シールリン
    グ(17)に向けられた圧力リング(14)の外側の端
    面(16)に射出成形されている、請求項7記載のケー
    ブル保持装置。
  10. 【請求項10】 シールリング(17)が、該シールリ
    ング(17)に向けられた圧力リング(14)と一体的
    である、請求項7記載のケーブル保持装置。
  11. 【請求項11】 シールリング(17)がケーブル導入
    側の端部領域に、周囲に設けられた切欠き(24)を有
    しており、該切欠き(24)に、スリーブ(18)のカ
    ラー状の端部領域(25)が係合する、請求項7から9
    までのいずれか1項記載のケーブル保持装置。
  12. 【請求項12】 スリーブ(18)がねじスリーブであ
    って、雌ねじ山で、管状のケーブル貫通部材(12)の
    対応する雄ねじ山(19)に螺合可能である、請求項1
    から10までのいずれか1項記載のケーブル保持装置。
  13. 【請求項13】 ケーブル貫通部材(12)がケーシン
    グの管状の管片(20)として形成されていて、該ケー
    シング内においてケーブル(11)が電気回路部分に接
    続可能である、請求項1から11までのいずれか1項記
    載のケーブル保持装置。
  14. 【請求項14】 管片(20)がケーシングと一緒に、
    プラスチック射出被覆部(21)を有している、請求項
    12記載のケーブル保持装置。
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