JP3419623B2 - 紙ロール搬送車 - Google Patents
紙ロール搬送車Info
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- JP3419623B2 JP3419623B2 JP06546296A JP6546296A JP3419623B2 JP 3419623 B2 JP3419623 B2 JP 3419623B2 JP 06546296 A JP06546296 A JP 06546296A JP 6546296 A JP6546296 A JP 6546296A JP 3419623 B2 JP3419623 B2 JP 3419623B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper roll
- frame
- transport vehicle
- unit
- holding arm
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、製紙工場等でロ
ール軸に巻かれた紙ロールを載置して搬出、搬入する紙
ロール搬送車に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、製紙工場では、ロール軸に巻いた
紙ロールを、所定の台車や汎用のフォークリフト等で搬
送していた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、紙ロールは、重さが数百ｋｇもあり、非常に重く、
大きさも大きいため、その搬送がやっかいであった。ま
た、円筒状であるため、汎用のフォークリフト等の機械
では、転がりやすく、安定な状態で安全に搬送できない
ものであった。 【０００４】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、簡単な構成で、安定に迅速に紙ロ
ールの搬送を可能にした紙ロール搬送車を提供すること
を目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】この発明は、垂直方向上
方に開いた円弧状の受け面を有した紙ロール載置部と、
この紙ロール載置部が設けられたフレーム部と、このフ
レーム部中央部に設けられ上記紙ロール載置部を水平方
向に回動自在にする回転軸と、この回転軸で紙ロール載
置部を回動させる回動機構と、この回動機構を介して紙
ロール載置部を回動させるモータと、上記フレーム部に
設けられた車輪と、上記フレーム部に対して油圧装置に
より突没自在に設けられた保持腕部と、上記フレーム部
の長手方向に紙ロールの中心軸が沿う方向で上記紙ロー
ル載置部を上記フレーム部にロックするストッパと、上
記保持腕部の上記フレーム部とは反対側に設けられ上記
保持腕部の油圧装置と上記モータを動作させる操作部
と、この操作部に設けられ上記フレーム部を牽引する駆
動装置と、上記操作部の下部に設けられ上記駆動装置に
より駆動される駆動輪とを備えた紙ロール搬送車であ
る。 【０００６】この発明の紙ロール搬送車は、紙ロール載
置部が回動可能であるとともに、操作部に対してフレー
ム部が伸縮可能に設けられ、紙ロール載置部の向きを自
由に設定可能であり、所望の位置へ容易に紙ロール載置
部を位置させることができ、重量の重い紙ロールを任意
の位置から任意の位置へ、容易に安定して搬送すること
ができるものである。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。この実施形態の紙ロール搬
送車１０は、図示するように、２対の車輪１２を有した
フレーム部である車体フレーム１４を備え、この車体フ
レーム１４の上に、垂直方向上方に開いた円弧部を有し
た部分円筒状の受け面１５が形成された紙ロール載置部
１６が設けられている。 【０００８】紙ロール載置部１６は、車体フレーム１４
の中央部に設けられた回動装置を構成する回転軸１７に
より水平方向に回動自在に設けられ、図示しない回動機
構が車体フレーム１４内に設けられ、回動装置を構成す
る図示しなモータにより回動可能に構成されている。さ
らに、車体フレーム１４の長手方向に紙ロールの中心軸
が沿う方向で紙ロール載置部１６をロックするストッパ
１８が、車体フレーム１４の紙ロール載置部１６の一端
部下方に設けられている。ストッパ１８は、スプリング
１９により突出方向に付勢され、弾性的に紙ロール載置
部１６を保持する。 【０００９】この紙ロール載置部１６が設けられた車体
フレーム１４には、その車体フレーム１４に対して突没
自在に設けられた保持腕部２０が取り付けられている。
この保持腕部２０は、車体フレーム１４の一対のフレー
ム中に挿入可能に設けられ、図示しない油圧装置により
油圧シリンダのピストンが突没しこの保持腕部２０が車
体フレーム１４に対して収納及び突出が可能となる。 【００１０】車体フレーム１４とは反対側の保持腕部２
０の端部には、操作部２２が取り付けられ、この操作部
２２の下面には駆動輪２４が設けられ、駆動装置である
図示しない駆動モータにより車体フレーム１４を牽引駆
動可能にしている。さらに、操作部２２にはモータ駆動
用のバッテリ２６が設けられ、紙ロール載置部１６の回
動及び駆動輪２４の駆動用に電気を供給している。 【００１１】この実施形態の紙ロール搬送車１０は、操
作部２２の操作により保持腕部２０を延ばし、所定位置
で停止させて、紙ロール載置部１６を回動させ、所定の
位置で停止させて紙ロールを紙ロール載置部１６に載置
し、そのまま紙ロール載置部１６を再び回動させて車体
フレーム１４の長手方向に位置させ、ストッパ１８によ
りその位置でロックする。この後、保持腕部２０を収納
し、さらに所定の位置へこの搬送車を移動させ、紙ロー
ル載置部１６を所定の位置に位置させ、さらに必要に応
じて回動させて、紙ロールを移載する。 【００１２】この実施形態の紙ロール搬送車１０は、紙
ロール載置部１６が回動可能であるとともに、操作部２
２に対して車体フレーム１４が伸縮可能に設けられ、紙
ロール載置部１６の向きを自由に設定可能であり、所望
の位置へ容易に紙ロール載置部１６を位置させることが
でき、重くて転がりやすい紙ロールを安定した状態で運
ぶことができる。 【００１３】 【発明の効果】この発明の紙ロール搬送車は、重量の重
い紙ロールを容易に所定の位置に搬送することができ、
しかも転がりやすい紙ロールを安定に、安全に運ぶこと
ができるものである。
ール軸に巻かれた紙ロールを載置して搬出、搬入する紙
ロール搬送車に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、製紙工場では、ロール軸に巻いた
紙ロールを、所定の台車や汎用のフォークリフト等で搬
送していた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、紙ロールは、重さが数百ｋｇもあり、非常に重く、
大きさも大きいため、その搬送がやっかいであった。ま
た、円筒状であるため、汎用のフォークリフト等の機械
では、転がりやすく、安定な状態で安全に搬送できない
ものであった。 【０００４】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、簡単な構成で、安定に迅速に紙ロ
ールの搬送を可能にした紙ロール搬送車を提供すること
を目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】この発明は、垂直方向上
方に開いた円弧状の受け面を有した紙ロール載置部と、
この紙ロール載置部が設けられたフレーム部と、このフ
レーム部中央部に設けられ上記紙ロール載置部を水平方
向に回動自在にする回転軸と、この回転軸で紙ロール載
置部を回動させる回動機構と、この回動機構を介して紙
ロール載置部を回動させるモータと、上記フレーム部に
設けられた車輪と、上記フレーム部に対して油圧装置に
より突没自在に設けられた保持腕部と、上記フレーム部
の長手方向に紙ロールの中心軸が沿う方向で上記紙ロー
ル載置部を上記フレーム部にロックするストッパと、上
記保持腕部の上記フレーム部とは反対側に設けられ上記
保持腕部の油圧装置と上記モータを動作させる操作部
と、この操作部に設けられ上記フレーム部を牽引する駆
動装置と、上記操作部の下部に設けられ上記駆動装置に
より駆動される駆動輪とを備えた紙ロール搬送車であ
る。 【０００６】この発明の紙ロール搬送車は、紙ロール載
置部が回動可能であるとともに、操作部に対してフレー
ム部が伸縮可能に設けられ、紙ロール載置部の向きを自
由に設定可能であり、所望の位置へ容易に紙ロール載置
部を位置させることができ、重量の重い紙ロールを任意
の位置から任意の位置へ、容易に安定して搬送すること
ができるものである。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。この実施形態の紙ロール搬
送車１０は、図示するように、２対の車輪１２を有した
フレーム部である車体フレーム１４を備え、この車体フ
レーム１４の上に、垂直方向上方に開いた円弧部を有し
た部分円筒状の受け面１５が形成された紙ロール載置部
１６が設けられている。 【０００８】紙ロール載置部１６は、車体フレーム１４
の中央部に設けられた回動装置を構成する回転軸１７に
より水平方向に回動自在に設けられ、図示しない回動機
構が車体フレーム１４内に設けられ、回動装置を構成す
る図示しなモータにより回動可能に構成されている。さ
らに、車体フレーム１４の長手方向に紙ロールの中心軸
が沿う方向で紙ロール載置部１６をロックするストッパ
１８が、車体フレーム１４の紙ロール載置部１６の一端
部下方に設けられている。ストッパ１８は、スプリング
１９により突出方向に付勢され、弾性的に紙ロール載置
部１６を保持する。 【０００９】この紙ロール載置部１６が設けられた車体
フレーム１４には、その車体フレーム１４に対して突没
自在に設けられた保持腕部２０が取り付けられている。
この保持腕部２０は、車体フレーム１４の一対のフレー
ム中に挿入可能に設けられ、図示しない油圧装置により
油圧シリンダのピストンが突没しこの保持腕部２０が車
体フレーム１４に対して収納及び突出が可能となる。 【００１０】車体フレーム１４とは反対側の保持腕部２
０の端部には、操作部２２が取り付けられ、この操作部
２２の下面には駆動輪２４が設けられ、駆動装置である
図示しない駆動モータにより車体フレーム１４を牽引駆
動可能にしている。さらに、操作部２２にはモータ駆動
用のバッテリ２６が設けられ、紙ロール載置部１６の回
動及び駆動輪２４の駆動用に電気を供給している。 【００１１】この実施形態の紙ロール搬送車１０は、操
作部２２の操作により保持腕部２０を延ばし、所定位置
で停止させて、紙ロール載置部１６を回動させ、所定の
位置で停止させて紙ロールを紙ロール載置部１６に載置
し、そのまま紙ロール載置部１６を再び回動させて車体
フレーム１４の長手方向に位置させ、ストッパ１８によ
りその位置でロックする。この後、保持腕部２０を収納
し、さらに所定の位置へこの搬送車を移動させ、紙ロー
ル載置部１６を所定の位置に位置させ、さらに必要に応
じて回動させて、紙ロールを移載する。 【００１２】この実施形態の紙ロール搬送車１０は、紙
ロール載置部１６が回動可能であるとともに、操作部２
２に対して車体フレーム１４が伸縮可能に設けられ、紙
ロール載置部１６の向きを自由に設定可能であり、所望
の位置へ容易に紙ロール載置部１６を位置させることが
でき、重くて転がりやすい紙ロールを安定した状態で運
ぶことができる。 【００１３】 【発明の効果】この発明の紙ロール搬送車は、重量の重
い紙ロールを容易に所定の位置に搬送することができ、
しかも転がりやすい紙ロールを安定に、安全に運ぶこと
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態の紙ロール搬送車の平面
図である。 【図２】この発明の一実施形態の紙ロール搬送車の正面
図である。 【図３】この発明の一実施形態の紙ロール搬送車の右側
面図である。 【図４】この発明の一実施形態の紙ロール搬送車の斜視
図である。 【符号の説明】 １０ 紙ロール搬送車 １２ 車輪 １４ 車体フレーム １５ 受け面 １６ 紙ロール載置部 １７ 回転軸 １８ ストッパ ２０ 保持腕部 ２２ 操作部
図である。 【図２】この発明の一実施形態の紙ロール搬送車の正面
図である。 【図３】この発明の一実施形態の紙ロール搬送車の右側
面図である。 【図４】この発明の一実施形態の紙ロール搬送車の斜視
図である。 【符号の説明】 １０ 紙ロール搬送車 １２ 車輪 １４ 車体フレーム １５ 受け面 １６ 紙ロール載置部 １７ 回転軸 １８ ストッパ ２０ 保持腕部 ２２ 操作部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 垂直方向上方に開いた円弧状の受け面を
有した紙ロール載置部と、この紙ロール載置部が設けら
れたフレーム部と、このフレーム部中央部に設けられ上
記紙ロール載置部を水平方向に回動自在にする回転軸
と、この回転軸で紙ロール載置部を回動させる回動機構
と、この回動機構を介して紙ロール載置部を回動させる
モータと、上記フレーム部に設けられた車輪と、上記フ
レーム部に対して油圧装置により突没自在に設けられた
保持腕部と、上記フレーム部の長手方向に紙ロールの中
心軸が沿う方向で上記紙ロール載置部を上記フレーム部
にロックするストッパと、上記保持腕部の上記フレーム
部とは反対側に設けられ上記保持腕部の油圧装置と上記
モータを動作させる操作部と、この操作部に設けられ上
記フレーム部を牽引する駆動装置と、上記操作部の下部
に設けられ上記駆動装置により駆動される駆動輪とを備
えた紙ロール搬送車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06546296A JP3419623B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 紙ロール搬送車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06546296A JP3419623B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 紙ロール搬送車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09226445A JPH09226445A (ja) | 1997-09-02 |
| JP3419623B2 true JP3419623B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=13287825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06546296A Expired - Fee Related JP3419623B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 紙ロール搬送車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3419623B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3893483B2 (ja) * | 1998-04-14 | 2007-03-14 | 株式会社ハイメックス | 巻取りウェブの運搬装置 |
| FI3907U1 (fi) | 1999-01-13 | 1999-04-13 | Valmet Corp | Telalaatikko |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP06546296A patent/JP3419623B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09226445A (ja) | 1997-09-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418 Year of fee payment: 6 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |