JP3416371B2 - 陰極線管用電子銃部品の製造方法及び製造装置 - Google Patents
陰極線管用電子銃部品の製造方法及び製造装置Info
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- JP3416371B2 JP3416371B2 JP01382096A JP1382096A JP3416371B2 JP 3416371 B2 JP3416371 B2 JP 3416371B2 JP 01382096 A JP01382096 A JP 01382096A JP 1382096 A JP1382096 A JP 1382096A JP 3416371 B2 JP3416371 B2 JP 3416371B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョンやデ
ィスプレイモニター等に用いられる陰極線管用電子銃部
品の製造方法及び製造装置に関する。
ィスプレイモニター等に用いられる陰極線管用電子銃部
品の製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、一般的な陰極線管用電子銃の
構成を示す図であり、(a)は陰極線管用電子銃の平面
図であり、(b)はその側面図である。図に示すよう
に、陰極線管用電子銃1は、管軸方向に所定間隔で配置
された複数の電極7と、電極を支持するためのマルチフ
ォームロッド2と、複数の電極間の電気的導通を取るた
めの導通リボン3と、陰極線管の外部から電子銃に所定
電圧を印加するための導入線の役割を果たすステムピン
4と、各電極とステムピンとを接続するための導通リー
ド5と、陰極線管完成後に外部から高周波で加熱して蒸
発させ、金属蒸着膜を形成するためのサプレスリボン6
等で構成されている。
構成を示す図であり、(a)は陰極線管用電子銃の平面
図であり、(b)はその側面図である。図に示すよう
に、陰極線管用電子銃1は、管軸方向に所定間隔で配置
された複数の電極7と、電極を支持するためのマルチフ
ォームロッド2と、複数の電極間の電気的導通を取るた
めの導通リボン3と、陰極線管の外部から電子銃に所定
電圧を印加するための導入線の役割を果たすステムピン
4と、各電極とステムピンとを接続するための導通リー
ド5と、陰極線管完成後に外部から高周波で加熱して蒸
発させ、金属蒸着膜を形成するためのサプレスリボン6
等で構成されている。
【0003】このうち、サプレスリボン6は、マルチフ
ォームロッド2に隙間なく巻き付ける必要があり、その
形状をマルチフォームロッド2の断面形状に合わせるこ
とが重要である。また、導通リボン3や導通リード5は
電極7の間隔や電子銃1が装着されるファンネルのネッ
ク管内での場所的裕度の関係から、所定の形状を厳密に
保つ必要がある。従って、従来より専用の装置を用い
て、サプレスリボン6、導通リボン3、導通リード線5
等をそれぞれ所定の形状に合わせて切断し、折り曲げる
ことが行われていた。
ォームロッド2に隙間なく巻き付ける必要があり、その
形状をマルチフォームロッド2の断面形状に合わせるこ
とが重要である。また、導通リボン3や導通リード5は
電極7の間隔や電子銃1が装着されるファンネルのネッ
ク管内での場所的裕度の関係から、所定の形状を厳密に
保つ必要がある。従って、従来より専用の装置を用い
て、サプレスリボン6、導通リボン3、導通リード線5
等をそれぞれ所定の形状に合わせて切断し、折り曲げる
ことが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記専用の装置を用い
て、サプレスリボン6、導通リボン3、導通リード線5
等をそれぞれ所定の形状に合わせて切断し、折り曲げる
方法は、同一形状の電子銃を大量に生産する場合に適す
る。しかしながら、近年、陰極線管の需要の変動が厳し
く、多品種の陰極線管用電子銃の製造を平行して行うこ
とが求められており、また各品種の生産量もさほど多く
はない。従って、各品種ごとにサプレスリボン6、導通
リボン3、導通リード線5等を切断したり、折り曲げる
ために専用の装置を用いると、製造コストを増大させる
という問題を有していた。
て、サプレスリボン6、導通リボン3、導通リード線5
等をそれぞれ所定の形状に合わせて切断し、折り曲げる
方法は、同一形状の電子銃を大量に生産する場合に適す
る。しかしながら、近年、陰極線管の需要の変動が厳し
く、多品種の陰極線管用電子銃の製造を平行して行うこ
とが求められており、また各品種の生産量もさほど多く
はない。従って、各品種ごとにサプレスリボン6、導通
リボン3、導通リード線5等を切断したり、折り曲げる
ために専用の装置を用いると、製造コストを増大させる
という問題を有していた。
【0005】本発明は上記従来例の問題点を解決するた
めになされたものであり、多品種生産に対応し、複数種
類の電子銃に用いられるそれぞれ長さ及び形状が異なる
リボンやリード線を1つの装置で製造し得る陰極線管用
電子銃部品の製造方法及び製造装置を提供することを目
的としている。
めになされたものであり、多品種生産に対応し、複数種
類の電子銃に用いられるそれぞれ長さ及び形状が異なる
リボンやリード線を1つの装置で製造し得る陰極線管用
電子銃部品の製造方法及び製造装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の陰極線管用電子銃部品の製造方法は、少な
くとも形状及び寸法の一部を共通とする複数種類の陰極
線管用電子銃部品の製造方法であって、帯材又は線材の
素材を所定量送る工程と、前記素材をプレスにより所定
形状に折り曲げると共に、所定長さに切断する工程とを
備え、前記素材の送り方向において、前記切断位置に対
する前記素材の送り量と前記素材の折り曲げ位置とを前
記陰極線管用電子銃部品の種類に応じて変更する。
め、本発明の陰極線管用電子銃部品の製造方法は、少な
くとも形状及び寸法の一部を共通とする複数種類の陰極
線管用電子銃部品の製造方法であって、帯材又は線材の
素材を所定量送る工程と、前記素材をプレスにより所定
形状に折り曲げると共に、所定長さに切断する工程とを
備え、前記素材の送り方向において、前記切断位置に対
する前記素材の送り量と前記素材の折り曲げ位置とを前
記陰極線管用電子銃部品の種類に応じて変更する。
【0007】上記構成において、前記素材の送り方向の
所定の位置に刃物を設け、前記刃物位置に対して少なく
とも2以上の所定の位置に選択的にプレス型を配置する
ことが好ましい。また、上記構成において、前記素材の
送り方向に少なくとも2以上の移動可能範囲を有する挟
持手段により前記素材を挟持することが好ましい。
所定の位置に刃物を設け、前記刃物位置に対して少なく
とも2以上の所定の位置に選択的にプレス型を配置する
ことが好ましい。また、上記構成において、前記素材の
送り方向に少なくとも2以上の移動可能範囲を有する挟
持手段により前記素材を挟持することが好ましい。
【0008】一方、本発明の陰極線管用電子銃部品の製
造装置は、帯状又は線状の素材を挟持し、所定の搬送方
向に少なくとも2以上の距離を選択的に搬送可能な挟持
手段と、前記素材の搬送方向における所定の位置に設け
られ、前記素材を切断する切断手段と、前記搬送方向に
おいて前記切断手段に対して少なくとも2以上の所定の
位置に選択的に設けられ、前記素材を所定形状に折り曲
げる折曲げ手段とを具備する。
造装置は、帯状又は線状の素材を挟持し、所定の搬送方
向に少なくとも2以上の距離を選択的に搬送可能な挟持
手段と、前記素材の搬送方向における所定の位置に設け
られ、前記素材を切断する切断手段と、前記搬送方向に
おいて前記切断手段に対して少なくとも2以上の所定の
位置に選択的に設けられ、前記素材を所定形状に折り曲
げる折曲げ手段とを具備する。
【0009】上記構成において、前記挟持手段は前記搬
送方向の所定の位置に設けられたストッパーによりその
搬送距離を規制されることが好ましい。また、上記構成
において、前記ストッパーの前記搬送方向の長さが調節
可能であることが好ましい。
送方向の所定の位置に設けられたストッパーによりその
搬送距離を規制されることが好ましい。また、上記構成
において、前記ストッパーの前記搬送方向の長さが調節
可能であることが好ましい。
【0010】また、上記構成において、前記折曲げ手段
は前記搬送方向に略直交する方向に相対的に移動するポ
ンチ及びダイを有し、前記ポンチの頂面と前記ダイの制
御面との間隔を制御する機構を有することが好ましい。
また、上記構成において、前記ポンチの頂面とダイの制
御面との間隔が、前記ポンチ又は前記ダイの移動量をカ
ムで制御することが好ましい。また、上記構成におい
て、前記ポンチは、所定形状に折り曲げられ所定の長さ
に切断された部品を吸着保持し、前記ダイとは対向しな
い所定の位置に搬送可能であることが好ましい。
は前記搬送方向に略直交する方向に相対的に移動するポ
ンチ及びダイを有し、前記ポンチの頂面と前記ダイの制
御面との間隔を制御する機構を有することが好ましい。
また、上記構成において、前記ポンチの頂面とダイの制
御面との間隔が、前記ポンチ又は前記ダイの移動量をカ
ムで制御することが好ましい。また、上記構成におい
て、前記ポンチは、所定形状に折り曲げられ所定の長さ
に切断された部品を吸着保持し、前記ダイとは対向しな
い所定の位置に搬送可能であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の陰極線管用電子銃
部品の製造方法及び製造装置について、図面を参照して
説明する。ここでは、図10に示すサプレスリボン6の
折り曲げ及び切断について例示する。図1はネック径が
φ29.1の陰極線管用電子銃のサプレスリボン6の形
状を示し、(a)はその側面図、(b)はその正面図、
(c)はその斜視図である。また、図2はネック径がφ
32.5である陰極線管用電子銃のサプレスリボン6の
形状を示し、(a)はその側面図、(b)はその正面
図、(c)はその斜視図である。各陰極線管用電子銃
は、図10に示すマルチフォームロッド2の断面形状が
異なるために、所望のサプレスリボン6の形状も異な
る。図から明らかなように、各サプレスリボン6は、そ
の幅、厚さ及び中央部分6aの長さ及び折曲げ角度(す
なわち、中央部分の形状)が共通し、両側の腕部分6
b,6cの長さが異なる。本発明は、1つの装置で全体
の形状が異なるこれら2つのサプレスリボン6を製造し
ようとするものである。
部品の製造方法及び製造装置について、図面を参照して
説明する。ここでは、図10に示すサプレスリボン6の
折り曲げ及び切断について例示する。図1はネック径が
φ29.1の陰極線管用電子銃のサプレスリボン6の形
状を示し、(a)はその側面図、(b)はその正面図、
(c)はその斜視図である。また、図2はネック径がφ
32.5である陰極線管用電子銃のサプレスリボン6の
形状を示し、(a)はその側面図、(b)はその正面
図、(c)はその斜視図である。各陰極線管用電子銃
は、図10に示すマルチフォームロッド2の断面形状が
異なるために、所望のサプレスリボン6の形状も異な
る。図から明らかなように、各サプレスリボン6は、そ
の幅、厚さ及び中央部分6aの長さ及び折曲げ角度(す
なわち、中央部分の形状)が共通し、両側の腕部分6
b,6cの長さが異なる。本発明は、1つの装置で全体
の形状が異なるこれら2つのサプレスリボン6を製造し
ようとするものである。
【0012】図3はサプレスリボン自動折り曲げ溶接機
構の全体図である。サプレスリボン6の素材は、例えば
幅1mm、厚さ0.1mmのSUS304の帯材であ
り、これをリールに長さ150m〜200m巻回したも
のをサプレスリボンリール10と呼ぶ。サプレスリボン
リール10の回転により送り出された素材(以下、リボ
ン11とする)は、サプレスリボン成形ツール12によ
り、特に捻れがないように軽く圧着される。サプレスリ
ボン成形ツール12の下方にはリボン送り機構20が設
けられており、サプレスリボン成形ツール12を通過し
たリボン11は、リボン送り機構20に挟まれて下降
し、切断折曲げ機構30に搬送される。切断折曲げ機構
30により所定の形状に成形されたサプレスリボン6
は、移載機構40により溶接機構50に搬送され、電子
銃1上の所定の位置に載置され保持される。その状態
で、溶接機構50は、図10に示すようにサプレスリボ
ン6を電子銃1のマルチフォームロッド2に隙間なく巻
き付け溶接する。なお、サプレスリボン6は電子銃1の
両側に溶接されるため、上記各機構がもう1組設けられ
ている。
構の全体図である。サプレスリボン6の素材は、例えば
幅1mm、厚さ0.1mmのSUS304の帯材であ
り、これをリールに長さ150m〜200m巻回したも
のをサプレスリボンリール10と呼ぶ。サプレスリボン
リール10の回転により送り出された素材(以下、リボ
ン11とする)は、サプレスリボン成形ツール12によ
り、特に捻れがないように軽く圧着される。サプレスリ
ボン成形ツール12の下方にはリボン送り機構20が設
けられており、サプレスリボン成形ツール12を通過し
たリボン11は、リボン送り機構20に挟まれて下降
し、切断折曲げ機構30に搬送される。切断折曲げ機構
30により所定の形状に成形されたサプレスリボン6
は、移載機構40により溶接機構50に搬送され、電子
銃1上の所定の位置に載置され保持される。その状態
で、溶接機構50は、図10に示すようにサプレスリボ
ン6を電子銃1のマルチフォームロッド2に隙間なく巻
き付け溶接する。なお、サプレスリボン6は電子銃1の
両側に溶接されるため、上記各機構がもう1組設けられ
ている。
【0013】次に、リボン送り機構20及び切断折曲げ
機構30の詳細を図4から図7を用いて説明する。図4
は、リボン送り機構20のクランプ21によりリボン1
1がクランプされ、切断折曲げ機構30に搬送された状
態を示す。図5はリボン送り機構20によるリボン11
の搬送が完了した状態を示す。図6は切断折曲げ機構3
0によるリボン11の切断及び折曲げ状態を示す。ま
た、図7は切断折曲げ機構30によるリボン11の切断
及び折曲げ工程の詳細を示す。
機構30の詳細を図4から図7を用いて説明する。図4
は、リボン送り機構20のクランプ21によりリボン1
1がクランプされ、切断折曲げ機構30に搬送された状
態を示す。図5はリボン送り機構20によるリボン11
の搬送が完了した状態を示す。図6は切断折曲げ機構3
0によるリボン11の切断及び折曲げ状態を示す。ま
た、図7は切断折曲げ機構30によるリボン11の切断
及び折曲げ工程の詳細を示す。
【0014】各図に示すように、リボン送り機構20
は、クランプ21とストッパー22等で構成され、スト
ッパー22は高さの異なる複数のボルト23a,23b
を有し、例えばボルト23aはネック径がφ29.1の
陰極線管用電子銃用のサプレスリボンを製造する際に使
用し、ボルト23bはネック径がφ32.5の陰極線管
用電子銃用のサプレスリボンを製造する際に使用する。
図示しない制御装置からの品種区別信号に応じて、スト
ッパー22が矢印A方向に移動し、クランプ21の当接
部21aと当接するボルト23a又は23bを切り替え
る。このように、クランプ21の移動量を制御すること
により、リボン11の送り量、すなわち成形されるサプ
レスリボン6の腕の長さ6b,6cを選択することがで
きる。
は、クランプ21とストッパー22等で構成され、スト
ッパー22は高さの異なる複数のボルト23a,23b
を有し、例えばボルト23aはネック径がφ29.1の
陰極線管用電子銃用のサプレスリボンを製造する際に使
用し、ボルト23bはネック径がφ32.5の陰極線管
用電子銃用のサプレスリボンを製造する際に使用する。
図示しない制御装置からの品種区別信号に応じて、スト
ッパー22が矢印A方向に移動し、クランプ21の当接
部21aと当接するボルト23a又は23bを切り替え
る。このように、クランプ21の移動量を制御すること
により、リボン11の送り量、すなわち成形されるサプ
レスリボン6の腕の長さ6b,6cを選択することがで
きる。
【0015】切断折曲げ機構30は、カッター32と、
ダイ33と、ポンチ34と、ダイ33の内部にばね36
と共に設けられたダイ押し35等で構成されている。カ
ッター32は、リボン押さえ31の下端のガイド面を摺
動するように設けられ、図中矢印Bで示すリボン搬送方
向における位置は一定である。これに対して、ダイ33
とポンチ34は、前記制御装置からの品種区別信号に応
じて図示しない駆動機構により矢印Dで示す方向に駆動
され、ストッパー37によりその位置が規制される。
ダイ33と、ポンチ34と、ダイ33の内部にばね36
と共に設けられたダイ押し35等で構成されている。カ
ッター32は、リボン押さえ31の下端のガイド面を摺
動するように設けられ、図中矢印Bで示すリボン搬送方
向における位置は一定である。これに対して、ダイ33
とポンチ34は、前記制御装置からの品種区別信号に応
じて図示しない駆動機構により矢印Dで示す方向に駆動
され、ストッパー37によりその位置が規制される。
【0016】図4に示すように、リボン送り機構20に
よるリボン11の搬送中、切断折曲げ機構30のリボン
押さえ31はリボン11の搬送を妨げないように開いて
いる。リボン押さえ31はリボンの有無を検出する機構
を備えており、リボン搬送されたことを確認すると、図
5に示すように、リボン11をクランプするために閉じ
る。次に、リボン送り機構20のクランプ21が開き、
次回リボン11を所定量を搬送するために、矢印Bで示
すリボン搬送方向を逆向きに上昇し、所定位置で停止す
る。図4の示すクランプ21の位置と図5に示すクラン
プ21の位置の距離がリボン11の送り量に相当する。
リボン11の搬送が完了すると、図6に示すように、カ
ッター32とダイ33がカム機構(図示せず)の動作に
より、矢印Cで示すようにポンチ34側に押されるよう
に動き、所定量送られたリボン11を折り曲げ、切断す
る。
よるリボン11の搬送中、切断折曲げ機構30のリボン
押さえ31はリボン11の搬送を妨げないように開いて
いる。リボン押さえ31はリボンの有無を検出する機構
を備えており、リボン搬送されたことを確認すると、図
5に示すように、リボン11をクランプするために閉じ
る。次に、リボン送り機構20のクランプ21が開き、
次回リボン11を所定量を搬送するために、矢印Bで示
すリボン搬送方向を逆向きに上昇し、所定位置で停止す
る。図4の示すクランプ21の位置と図5に示すクラン
プ21の位置の距離がリボン11の送り量に相当する。
リボン11の搬送が完了すると、図6に示すように、カ
ッター32とダイ33がカム機構(図示せず)の動作に
より、矢印Cで示すようにポンチ34側に押されるよう
に動き、所定量送られたリボン11を折り曲げ、切断す
る。
【0017】ダイ33の図中矢印Cで示す方向の動きの
量は、前記品種区分信号に応じて制御される。例えば、
リボン送り機構20のストッパー22を矢印A方向に制
御する機構と、切断折曲げ機構30のダイ33及びポン
チ34を矢印D方向に駆動する駆動機構と、カッター3
2とダイ33を矢印C方向に駆動するカム機構はそれぞ
れ連動しており、品種数(この場合2つ)に応じて組み
合わされている。
量は、前記品種区分信号に応じて制御される。例えば、
リボン送り機構20のストッパー22を矢印A方向に制
御する機構と、切断折曲げ機構30のダイ33及びポン
チ34を矢印D方向に駆動する駆動機構と、カッター3
2とダイ33を矢印C方向に駆動するカム機構はそれぞ
れ連動しており、品種数(この場合2つ)に応じて組み
合わされている。
【0018】次に、切断折曲げ機構30によるリボン1
1の切断及び折曲げ工程の詳細を図7を用いて説明す
る。最初、(a)に示す状態から、カッター32及びダ
イ33がポンチ34側に前進する。次に、(b)に示す
ように、ダイ33の内部のダイ押さえ35とポンチ34
の頂面がリボン11を挟持し、ダイ33によりリボン1
1が少し曲げられるとほぼ同時に、カッター32がリボ
ン11を切断する。次に、(c)に示すように、ダイ3
3はさらに前進し、ダイ33とポンチ34によりリボン
11が折曲げられる。ダイ33のダイ制御面33aはリ
ボン搬送方向に対して約120度傾斜しており、この形
状がリボン11に転写される。折り曲げられ切断された
リボン11は、ポンチ34側に真空で吸着され、ダイ3
3が(a)の位置に後退する。
1の切断及び折曲げ工程の詳細を図7を用いて説明す
る。最初、(a)に示す状態から、カッター32及びダ
イ33がポンチ34側に前進する。次に、(b)に示す
ように、ダイ33の内部のダイ押さえ35とポンチ34
の頂面がリボン11を挟持し、ダイ33によりリボン1
1が少し曲げられるとほぼ同時に、カッター32がリボ
ン11を切断する。次に、(c)に示すように、ダイ3
3はさらに前進し、ダイ33とポンチ34によりリボン
11が折曲げられる。ダイ33のダイ制御面33aはリ
ボン搬送方向に対して約120度傾斜しており、この形
状がリボン11に転写される。折り曲げられ切断された
リボン11は、ポンチ34側に真空で吸着され、ダイ3
3が(a)の位置に後退する。
【0019】次に、所定形状に折り曲げられ切断された
リボン、すなわち完成したサプレスリボン6を取りだ
し、次工程である溶接工程に搬送する動作を図8に示
す。まず、(a)に示す状態から(b)に示す状態に、
ポンチ34がダイ33とは対向しない位置に、例えば9
0度回転する。同時に、図8に示す移載機構40の移載
ハンド41が移動を開始し、(b)に示すように、ポン
チ34に保持されたサプレスリボン6を受け取る。さら
に、(c)に示すように、ポンチ34が逆方向に90度
回転し元の位置に戻ると共に、移載ハンド41が図中X
方向、Y方向及びZ方向にそれぞれ所定距離移動し、図
示しない搬送機構により搬送されてきた電子銃1上の所
定の位置にサプレスリボン6が載置される。
リボン、すなわち完成したサプレスリボン6を取りだ
し、次工程である溶接工程に搬送する動作を図8に示
す。まず、(a)に示す状態から(b)に示す状態に、
ポンチ34がダイ33とは対向しない位置に、例えば9
0度回転する。同時に、図8に示す移載機構40の移載
ハンド41が移動を開始し、(b)に示すように、ポン
チ34に保持されたサプレスリボン6を受け取る。さら
に、(c)に示すように、ポンチ34が逆方向に90度
回転し元の位置に戻ると共に、移載ハンド41が図中X
方向、Y方向及びZ方向にそれぞれ所定距離移動し、図
示しない搬送機構により搬送されてきた電子銃1上の所
定の位置にサプレスリボン6が載置される。
【0020】次に、サプレスリボン6を電子銃1に溶接
する工程を図9に示す。(a)に示すように、溶接機構
50は、中心線Lに対して左右対称な2つのユニット5
1,52に分離され、各ユニット51,52は離れてい
る。また、溶接ロッド53,54も浮き上がった状態で
ある。この状態で、例えば矢印Eで示すように電子銃1
が搬送され、また矢印Fで示すように移載ハンド41に
よりサプレスリボン6が搬送されてくる。次に、(b)
に示すように、溶接機構50の各部分51,52は矢印
G,Hで示す方向に移動し、結合される。サプレスリボ
ン6は電子銃1上の所定の位置に隙間なく密着するよう
に保持されており、その状態で溶接ロッド53,54を
サプレスリボン6上に当接させ、溶接する。なお、サプ
レスリボン6は電子銃1の各電極を支えるマルチフォー
ムロッド2(図10に示す)に隙間なく巻き付けること
が必要となるので、マルチフォームロッド2の断面形状
に合わせて溶接することに注意する必要がある。また、
溶接はまず仮溶接を行い、サプレスリボン6とマルチフ
ォームロッド2の隙間をなくすようにしてから、本溶接
をするとバリやチリ等が出ず、好ましい結果が得られ
る。
する工程を図9に示す。(a)に示すように、溶接機構
50は、中心線Lに対して左右対称な2つのユニット5
1,52に分離され、各ユニット51,52は離れてい
る。また、溶接ロッド53,54も浮き上がった状態で
ある。この状態で、例えば矢印Eで示すように電子銃1
が搬送され、また矢印Fで示すように移載ハンド41に
よりサプレスリボン6が搬送されてくる。次に、(b)
に示すように、溶接機構50の各部分51,52は矢印
G,Hで示す方向に移動し、結合される。サプレスリボ
ン6は電子銃1上の所定の位置に隙間なく密着するよう
に保持されており、その状態で溶接ロッド53,54を
サプレスリボン6上に当接させ、溶接する。なお、サプ
レスリボン6は電子銃1の各電極を支えるマルチフォー
ムロッド2(図10に示す)に隙間なく巻き付けること
が必要となるので、マルチフォームロッド2の断面形状
に合わせて溶接することに注意する必要がある。また、
溶接はまず仮溶接を行い、サプレスリボン6とマルチフ
ォームロッド2の隙間をなくすようにしてから、本溶接
をするとバリやチリ等が出ず、好ましい結果が得られ
る。
【0021】なお、溶接機構50に搬送される前に、電
子銃1は、(1)所定の間隔になるよう電極部品間にス
ペーサーを挿入し、ピンにより規制固定した状態で、電
極支持用ブラケットを加熱してガラス製のマルチフォー
ムロッド2の中に埋め込み、ピンとスペーサーを取り除
き、組み立てられた電極構造体を得るビーディング工程
と、(2)上記ビーディングが完了した組立体をガラス
バルブとの接合点であるステムガラスからのびでるステ
ムピンに固定するガンステム工程と、(3)ガンステム
済の電子銃に先端部分などの所定部品を取り付けるガン
ユニット工程を経ている。その後、上記の溶接工程によ
りサプレスリング6を取り付け、また、導通リボン等を
取り付けることにより、電子銃1として完成する。
子銃1は、(1)所定の間隔になるよう電極部品間にス
ペーサーを挿入し、ピンにより規制固定した状態で、電
極支持用ブラケットを加熱してガラス製のマルチフォー
ムロッド2の中に埋め込み、ピンとスペーサーを取り除
き、組み立てられた電極構造体を得るビーディング工程
と、(2)上記ビーディングが完了した組立体をガラス
バルブとの接合点であるステムガラスからのびでるステ
ムピンに固定するガンステム工程と、(3)ガンステム
済の電子銃に先端部分などの所定部品を取り付けるガン
ユニット工程を経ている。その後、上記の溶接工程によ
りサプレスリング6を取り付け、また、導通リボン等を
取り付けることにより、電子銃1として完成する。
【0022】なお、上記実施例では、リボン送り機構2
0によるリボンの送り量や、ダイ33及びポンチ34等
の位置を制御する方法として、ボルトの高さを変える例
を示したが、これに限られるものではなく、ボルトで規
制するよりもストッパーの位置調整が容易なシリンダー
方式や、微妙な長さの調整が容易であり、電気的に制御
することができる、モーターにより送り量を直接調整す
る方式等、その他のストッパー方式を用いてもよい。
0によるリボンの送り量や、ダイ33及びポンチ34等
の位置を制御する方法として、ボルトの高さを変える例
を示したが、これに限られるものではなく、ボルトで規
制するよりもストッパーの位置調整が容易なシリンダー
方式や、微妙な長さの調整が容易であり、電気的に制御
することができる、モーターにより送り量を直接調整す
る方式等、その他のストッパー方式を用いてもよい。
【0023】また、リボン送り機構20の移動メカニズ
ムとしては、シリンダーによるものやカム機構によるも
の等、通常の用いられる方法を用いることができる。さ
らに、カッター32及びダイ33の動作については、カ
ム機構により移動量を制御する例を示したが、シリンダ
ー方式によることも可能である。
ムとしては、シリンダーによるものやカム機構によるも
の等、通常の用いられる方法を用いることができる。さ
らに、カッター32及びダイ33の動作については、カ
ム機構により移動量を制御する例を示したが、シリンダ
ー方式によることも可能である。
【0024】さらに、上記実施例では、成形される電子
銃部品としてサプレスリボンについて説明したが、電極
間の導通リードや導通リボンを所定長に折り曲げ切断す
ることも可能である。導通リードの場合、素材として通
常断面が円形のいわゆる線材を用いるので、ダイ33及
びポンチ34に微細の溝を設け、線材がずれないように
する必要になる。また、電子銃電極等に溶接する部分を
押しつぶして平らにし、充分な溶接面を確保できるよう
にすると良い。
銃部品としてサプレスリボンについて説明したが、電極
間の導通リードや導通リボンを所定長に折り曲げ切断す
ることも可能である。導通リードの場合、素材として通
常断面が円形のいわゆる線材を用いるので、ダイ33及
びポンチ34に微細の溝を設け、線材がずれないように
する必要になる。また、電子銃電極等に溶接する部分を
押しつぶして平らにし、充分な溶接面を確保できるよう
にすると良い。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の陰極線管用電子
銃部品の製造方法は、少なくとも形状及び寸法の一部を
共通とする複数種類の陰極線管用電子銃部品の製造方法
であって、帯材又は線材の素材を所定量送る工程と、前
記素材をプレスにより所定形状に折り曲げると共に、所
定長さに切断する工程とを備え、前記素材の送り方向に
おいて、前記切断位置に対する前記素材の送り量と前記
素材の折り曲げ位置とを前記陰極線管用電子銃部品の種
類に応じて変更する。これにより、品種の違いに対応し
て、同一の設備において所定形状のサプレスリボンや導
通リボン、導通リードを切断、折り曲げでき、特に多品
種生産において、低コストかつ高品質な陰極線管用電子
銃の製造をすることができる。
銃部品の製造方法は、少なくとも形状及び寸法の一部を
共通とする複数種類の陰極線管用電子銃部品の製造方法
であって、帯材又は線材の素材を所定量送る工程と、前
記素材をプレスにより所定形状に折り曲げると共に、所
定長さに切断する工程とを備え、前記素材の送り方向に
おいて、前記切断位置に対する前記素材の送り量と前記
素材の折り曲げ位置とを前記陰極線管用電子銃部品の種
類に応じて変更する。これにより、品種の違いに対応し
て、同一の設備において所定形状のサプレスリボンや導
通リボン、導通リードを切断、折り曲げでき、特に多品
種生産において、低コストかつ高品質な陰極線管用電子
銃の製造をすることができる。
【0026】また、素材は帯材又は線材とすることによ
り、長尺の素材をリールに巻回することができ、一度素
材をセットしただけで長時間連続して複数種類の陰極線
管用電子銃部品を製造し続けることができる。また、素
材の送り方向の所定の位置に刃物を設け、刃物位置に対
して少なくとも2以上の所定の位置に選択的にプレス型
を配置することにより、少なくとも形状及び寸法の一部
を共通とする複数種類の陰極線管用電子銃部品を容易
に、かつ両者を連続して製造することができる。さら
に、素材の送り方向に少なくとも2以上の移動可能範囲
を有する挟持手段により素材を挟持することにより、素
材の送り量を容易に変更することができ、少なくとも形
状及び寸法の一部を共通とする複数種類の陰極線管用電
子銃部品を容易に、かつ両者を連続して製造することが
できる。
り、長尺の素材をリールに巻回することができ、一度素
材をセットしただけで長時間連続して複数種類の陰極線
管用電子銃部品を製造し続けることができる。また、素
材の送り方向の所定の位置に刃物を設け、刃物位置に対
して少なくとも2以上の所定の位置に選択的にプレス型
を配置することにより、少なくとも形状及び寸法の一部
を共通とする複数種類の陰極線管用電子銃部品を容易
に、かつ両者を連続して製造することができる。さら
に、素材の送り方向に少なくとも2以上の移動可能範囲
を有する挟持手段により素材を挟持することにより、素
材の送り量を容易に変更することができ、少なくとも形
状及び寸法の一部を共通とする複数種類の陰極線管用電
子銃部品を容易に、かつ両者を連続して製造することが
できる。
【0027】一方、本発明の陰極線管用電子銃部品の製
造装置は、帯状又は線状の素材を挟持し、所定の搬送方
向に少なくとも2以上の距離を選択的に搬送可能な挟持
手段と、前記素材の搬送方向における所定の位置に設け
られ、前記素材を切断する切断手段と、前記搬送方向に
おいて前記切断手段に対して少なくとも2以上の所定の
位置に選択的に設けられ、前記素材を所定形状に折り曲
げる折曲げ手段とを具備するので、挟持手段の搬送距離
及び折曲げ手段の位置を任意に組合わせることにより、
少なくとも形状及び寸法の一部を共通とする複数種類の
陰極線管用電子銃部品を容易に製造することができる。
その結果、品種の違いに対応して、同一の設備において
所定形状のサプレスリボンや導通リボン、導通リードを
切断、折り曲げでき、特に多品種生産において、低コス
トかつ高品質な陰極線管用電子銃の製造をすることがで
きる。
造装置は、帯状又は線状の素材を挟持し、所定の搬送方
向に少なくとも2以上の距離を選択的に搬送可能な挟持
手段と、前記素材の搬送方向における所定の位置に設け
られ、前記素材を切断する切断手段と、前記搬送方向に
おいて前記切断手段に対して少なくとも2以上の所定の
位置に選択的に設けられ、前記素材を所定形状に折り曲
げる折曲げ手段とを具備するので、挟持手段の搬送距離
及び折曲げ手段の位置を任意に組合わせることにより、
少なくとも形状及び寸法の一部を共通とする複数種類の
陰極線管用電子銃部品を容易に製造することができる。
その結果、品種の違いに対応して、同一の設備において
所定形状のサプレスリボンや導通リボン、導通リードを
切断、折り曲げでき、特に多品種生産において、低コス
トかつ高品質な陰極線管用電子銃の製造をすることがで
きる。
【0028】また、搬送方向の所定の位置に設けられた
ストッパーにより挟持手段の搬送距離を規制することに
より、ストッパーの位置を変えるだけで容易に挟持手段
の搬送距離、すなわち素材の送り量を変化させることが
でき、少なくとも形状及び寸法の一部を共通とする複数
種類の陰極線管用電子銃部品を容易に製造することがで
きる。また、ストッパーの搬送方向の長さを調節可能と
することにより、様々な形状及び大きさの陰極線管用電
子銃部品を製造することができる。
ストッパーにより挟持手段の搬送距離を規制することに
より、ストッパーの位置を変えるだけで容易に挟持手段
の搬送距離、すなわち素材の送り量を変化させることが
でき、少なくとも形状及び寸法の一部を共通とする複数
種類の陰極線管用電子銃部品を容易に製造することがで
きる。また、ストッパーの搬送方向の長さを調節可能と
することにより、様々な形状及び大きさの陰極線管用電
子銃部品を製造することができる。
【0029】また、折曲げ手段は搬送方向に略直交する
方向に相対的に移動するポンチ及びダイを有し、ポンチ
の頂面とダイの制御面との間隔を制御する機構を有する
ことにより、製造されるべき陰極線管用電子銃部品の種
類に応じて、ポンチ又はダイの移動量を任意に変化させ
ることができ、同じポンチ及びダイを用いて異なった形
状の部品を製造することも可能である。また、ポンチの
頂面とダイの制御面との間隔を、すなわちポンチ又はダ
イの移動量をカムで制御することにより、陰極線管用電
子銃部品の種類に応じた品種信号等により、挟持手段の
搬送距離の調整及び折曲げ手段の位置の移動に連動して
ポンチの頂面とダイの制御面との間隔を制御することが
できる。また、ポンチにより所定形状に折り曲げられ所
定の長さに切断された部品を吸着保持し、ダイとは対向
しない所定の位置に搬送可能とすることにより、製造さ
れた陰極線管用電子銃部品を次の工程、例えば溶接工程
等に搬送することができ、多品種の陰極線管用電子銃を
同じラインで自動組み立てすることが可能になる。
方向に相対的に移動するポンチ及びダイを有し、ポンチ
の頂面とダイの制御面との間隔を制御する機構を有する
ことにより、製造されるべき陰極線管用電子銃部品の種
類に応じて、ポンチ又はダイの移動量を任意に変化させ
ることができ、同じポンチ及びダイを用いて異なった形
状の部品を製造することも可能である。また、ポンチの
頂面とダイの制御面との間隔を、すなわちポンチ又はダ
イの移動量をカムで制御することにより、陰極線管用電
子銃部品の種類に応じた品種信号等により、挟持手段の
搬送距離の調整及び折曲げ手段の位置の移動に連動して
ポンチの頂面とダイの制御面との間隔を制御することが
できる。また、ポンチにより所定形状に折り曲げられ所
定の長さに切断された部品を吸着保持し、ダイとは対向
しない所定の位置に搬送可能とすることにより、製造さ
れた陰極線管用電子銃部品を次の工程、例えば溶接工程
等に搬送することができ、多品種の陰極線管用電子銃を
同じラインで自動組み立てすることが可能になる。
【図1】本発明により製造されるサプレスリボンの一例
を示す図であり、(a)はその側面図、(b)はその正
面図、(c)はその斜視図
を示す図であり、(a)はその側面図、(b)はその正
面図、(c)はその斜視図
【図2】本発明により製造されるサプレスリボンの他の
一例を示す図であり、(a)はその側面図、(b)はそ
の正面図、(c)はその斜視図
一例を示す図であり、(a)はその側面図、(b)はそ
の正面図、(c)はその斜視図
【図3】本発明の陰極線管用電子銃部品の製造装置を用
いたサプレスリボン自動折り曲げ溶接機構の全体図
いたサプレスリボン自動折り曲げ溶接機構の全体図
【図4】本発明の陰極線管用電子銃部品の製造装置の主
要部の構成及び動作を示す図
要部の構成及び動作を示す図
【図5】本発明の陰極線管用電子銃部品の製造装置の主
要部の構成及び動作を示す図
要部の構成及び動作を示す図
【図6】本発明の陰極線管用電子銃部品の製造装置の主
要部の構成及び動作を示す図
要部の構成及び動作を示す図
【図7】本発明の陰極線管用電子銃部品の製造方法及び
製造装置によるサプレスリボンの折り曲げ及び切断工程
を示す動作説明図
製造装置によるサプレスリボンの折り曲げ及び切断工程
を示す動作説明図
【図8】本発明の陰極線管用電子銃部品の製造方法及び
製造装置により製造されたサプレスリボンを次の工程に
搬送する動作を示す動作説明図
製造装置により製造されたサプレスリボンを次の工程に
搬送する動作を示す動作説明図
【図9】本発明の陰極線管用電子銃部品の製造方法及び
製造装置により製造されたサプレスリボンを電子銃に溶
接するための溶接機構の構成及び動作を示す図
製造装置により製造されたサプレスリボンを電子銃に溶
接するための溶接機構の構成及び動作を示す図
【図10】本発明の装置により製造される電子銃の外観
を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその側
面図
を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその側
面図
1 :電子銃
2 :マルチフォームロッド
3 :導通リボン
4 :ステムピン
5 :導通リード
6 :サプレスリボン
7 :電極
10 :サプレスリボンリール
11 :リボン
12 :サプレスリボン成形ツール
20 :リボン送り機構
21 :クランプ
22 :ストッパー
23a:ボルト
23b:ボルト
30 :切断折曲げ機構
31 :リボン押さえ
32 :カッター
33 :ダイ
33a:ダイ制御面
34 :ポンチ
35 :ダイ押さえ
36 :ばね
37 :ストッパー
40 :移載機構
41 :移載ハンド
50 :溶接機構
51 :ユニット
52 :ユニット
53 :溶接ロッド
54 :溶接ロッド
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01J 9/14
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも形状及び寸法の一部を共通と
する複数種類の陰極線管用電子銃部品の製造方法であっ
て、帯材又は線材の素材を所定量送る工程と 、前記素材を プレスにより所定形状に折り曲げると共に、
所定長さに切断する工程とを備え、 前記素材の送り方向において、前記切断位置に対する前
記素材の送り量と前記素材の折り曲げ位置とを前記陰極
線管用電子銃部品の種類に応じて変更することを特徴と
する 陰極線管用電子銃部品の製造方法。 - 【請求項2】 前記素材の送り方向の所定の位置に刃物
を設け、前記刃物位置に対して少なくとも2以上の所定
の位置に選択的にプレス型を配置する請求項1記載の陰
極線管用電子銃部品の製造方法。 - 【請求項3】 前記素材の送り方向に少なくとも2以上
の移動可能範囲を有する挟持手段により前記素材を挟持
する請求項2記載の陰極線管用電子銃部品の製造方法。 - 【請求項4】 帯状又は線状の素材を挟持し、所定の搬
送方向に少なくとも2以上の距離を選択的に搬送可能な
挟持手段と、前記素材の搬送方向における所定の位置に
設けられ、前記素材を切断する切断手段と、前記搬送方
向において前記切断手段に対して少なくとも2以上の所
定の位置に選択的に設けられ、前記素材を所定形状に折
り曲げる折曲げ手段とを具備する陰極線管用電子銃部品
の製造装置。 - 【請求項5】 前記挟持手段は前記搬送方向の所定の位
置に設けられたストッパーによりその搬送距離を規制さ
れる請求項4記載の陰極線管用電子銃部品の製造装置。 - 【請求項6】 前記ストッパーの前記搬送方向の長さが
調節可能である請求項5記載の陰極線管用電子銃部品の
製造装置。 - 【請求項7】 前記折曲げ手段は前記搬送方向に略直交
する方向に相対的に移動するポンチ及びダイを有し、前
記ポンチの頂面と前記ダイの制御面との間隔を制御する
機構を有する請求項4から6のいずれかに記載の陰極線
管用電子銃部品の製造装置。 - 【請求項8】 前記ポンチの頂面とダイの制御面との間
隔が、前記ポンチ又は前記ダイの移動量をカムで制御す
る請求項7記載の陰極線管用電子銃部品の製造装置。 - 【請求項9】 前記ポンチは、所定形状に折り曲げられ
所定の長さに切断された部品を吸着保持し、前記ダイと
は対向しない所定の位置に搬送可能である請求項7又は
8記載の陰極線管用電子銃部品の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01382096A JP3416371B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 陰極線管用電子銃部品の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01382096A JP3416371B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 陰極線管用電子銃部品の製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09213219A JPH09213219A (ja) | 1997-08-15 |
JP3416371B2 true JP3416371B2 (ja) | 2003-06-16 |
Family
ID=11843923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01382096A Expired - Fee Related JP3416371B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 陰極線管用電子銃部品の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3416371B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116511374B (zh) * | 2023-07-05 | 2023-08-22 | 山东润诚路桥有限公司 | 钢筋折弯切断一体装置 |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP01382096A patent/JP3416371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09213219A (ja) | 1997-08-15 |
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Legal Events
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