JP3416037B2 - 双方向利得分割型光増幅器 - Google Patents
双方向利得分割型光増幅器Info
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Description
ットワークにおいて、双方向の広帯域な光信号を増幅す
る双方向利得分割型光増幅器に関する。
増幅器の構成を示す。従来の帯域分割型光増幅器は、光
分波器2−1で波長多重光信号を帯域Aおよび帯域Bに
分波し、各帯域の波長多重光信号をそれぞれ帯域A,B
で利得を有する光増幅器1−1,1−2で増幅し、各光
増幅器から出力される波長多重光信号を光合波器2−2
で合波して出力する構成である。
あるので、波長多重光信号を複数の帯域に分波し、各帯
域ごとにそれぞれの帯域で利得を有する光増幅器で増幅
することにより、広帯域の波長多重光信号の増幅が可能
になっている。
す各光増幅器1−1,1−2の利得帯域A,Bには、波
長に対して利得が平坦な領域と、その両側に波長に対し
て利得が変化する領域がある。ここで、図12(a) に示
すように利得帯域A,Bをオーバラップさせ、連続する
帯域で利得が平坦になるようにするのが、波長帯域の有
効利用の点から一般的である。このとき、波長多重光信
号を合分波する光分波器2−1,2−2の透過帯域A,
Bもオーバラップし、そのオーバラップ部分の帯域の光
信号は光増幅器1−1,1−2の両方で増幅されて合波
されることになる。すなわち、オーバラップ部分の帯域
の光信号はマルチパスとなり、合波時に符号間干渉が生
じて伝送特性が劣化する原因となる。
放出光が発生するが、利得帯域がオーバラップしている
部分では双方の自然放出光が重畳されてノイズフィギュ
ア(NF)が大きく劣化する。
A,Bがオーバラップしないようにすると、利得が得ら
れない帯域が中抜け状態で生じることになり、増幅可能
な波長多重光信号の波長に連続性がなくなる。これは、
光ファイバ伝送路において低損失で伝送できる帯域が限
られている中で、波長多重チャネル数のアップには不利
である。
信号に割り当てることにより、伝送特性やノイズフィギ
ュア(NF)の劣化を改善しながら帯域の有効利用を図
ることができる双方向利得分割型光増幅器を提供するこ
とを目的とする。
型光増幅器は、第1の光合分波器に入力される利得帯域
Aの光信号を第1の光増幅器で増幅して第2の光合分波
器から出力し、第2の光合分波器に入力される利得帯域
Bの光信号を第2の光増幅器で増幅して第1の光合分波
器から出力する構成において、第1の光増幅器は、利得
帯域Aが波長軸上で連続しない利得帯域A1,A3,A
5,…に分割された複数の光増幅器から構成され、第2
の光増幅器は、利得帯域Bが波長軸上で連続しない利得
帯域A2,A4,A6,…に分割された複数の光増幅器
から構成され、利得帯域A1,A2,A3,A4,…の
波長に対する利得の平坦部が波長軸上で連続して補完し
あう櫛形周期構造に設定する(請求項1)。
1の光サーキュレータに入力される利得帯域Aの光信号
を第1の光増幅器で増幅して第2の光サーキュレータか
ら出力し、第2の光サーキュレータに入力される利得帯
域Bの光信号を第2の光増幅器で増幅して第1の光サー
キュレータから出力する構成において、第1の光増幅器
は、利得帯域Aが波長軸上で連続しない利得帯域A1,
A3,A5,…に分割された複数の光増幅器から構成さ
れ、第2の光増幅器は、利得帯域Bが波長軸上で連続し
ない利得帯域A2,A4,A6,…に分割された複数の
光増幅器から構成され、利得帯域A1,A2,A3,A
4,…の波長に対する利得の平坦部が波長軸上で連続し
て補完しあう櫛形周期構造に設定する(請求項2)。
を示す。
増幅器は、利得帯域がそれぞれA1〜Anであるn個の
光増幅器1−1〜1−nから構成される。利得帯域が隣
接する光増幅器1−1と1−2、1−2と1−3、…
は、それぞれ入力する光信号の方向が互いに逆になるよ
うに配置される。ここで、1つおきに配置される第1群
の光増幅器1−1,1−3,…,1−nは、図中上から
下へ伝搬する光信号を増幅し、図2(a) に示すようにそ
れぞれの利得帯域A1,A3,…,Anがオーバラップ
しない櫛形周期構造を有する。また、同様に第2群の光
増幅器1−2,1−4,…,1−(n-1) は、図中下から
上へ伝搬する光信号を増幅し、図2(b) に示すようにそ
れぞれの利得帯域A2,A4,…,A(n-1) がオーバラ
ップしない櫛形周期構造を有する。各利得帯域A1,A
2,…,Anは互いに補完するようになっており、全体
の利得帯域は図2(c) に示すように連続性を有するよう
になっている。なお、ここでは第1群の光増幅器が第2
群の光増幅器に比べて1つ多くなっているが同数であっ
てもよい。
(b) に示す各帯域の光信号は、互いに逆方向に伝搬する
ことになり、隣接する光増幅器の利得帯域がオーバラッ
プしても光信号間の干渉は生じない。また、各光増幅器
の両端に光アイソレータを配置することにより、各光増
幅器から出力される自然放出光の干渉を完全に防ぐこと
ができ、利得帯域のオーバラップ部分での過剰なNF劣
化がない。
施形態を示す。図において、第1の光合分波器2−1お
よび第2の光合分波器2−2は、端子2に入力された光
信号を分波して端子1および端子3に出力し、端子1お
よび端子3に入力された異なる帯域の光信号を合波して
端子2に出力する。第1の光増幅器1−1は利得帯域A
を有し、入力端子が第1の光合分波器2−1の端子3に
接続され、出力端子が第2の光合分波器2−2の端子3
に接続される。第2の光増幅器1−2は利得帯域Bを有
し、入力端子が第2の光合分波器2−2の端子1に接続
され、出力端子が第1の光合分波器2−1の端子1に接
続される。
子3に伝搬した波長多重光信号は、利得帯域Aの第1の
光増幅器1−1で増幅されて第2の光合分波器2−2の
端子2から出力される。第2の光合分波器2−2の端子
2から端子1に伝搬した波長多重光信号は、利得帯域B
の第2の光増幅器1−2で増幅されて第1の光合分波器
2−1の端子2から出力される。
は互いに逆方向に伝搬することになり、隣接する光増幅
器の利得帯域がオーバラップしても光信号間の干渉は生
じない。また、各光増幅器の両端に光アイソレータを配
置することにより、各光増幅器から出力される自然放出
光の干渉を完全に防ぐことができ、利得帯域のオーバラ
ップ部分での過剰なNF劣化がない。
施形態を示す。本実施形態では、図3に示す第1の実施
形態と同様の構成において、光合分波器2−1,光合分
波器2−2として、図4(b) に示すように、端子2に入
力された光信号を帯域Aおよび帯域Bに分波して端子3
および端子1に出力し、端子3および端子1に入力され
た帯域Aおよび帯域Bの光信号を合波して端子2に出力
する透過特性を有するものを用いる。これにより、光合
分波器2−1,2−2における光信号の分配損失を減少
させることができる。
施形態を示す。図において、第1の光サーキュレータ3
−1および第2の光サーキュレータ3−2は、端子1に
入力された光信号を端子2に出力し、端子2に入力され
た光信号を端子3に出力する。第1の光増幅器1−1は
利得帯域Aを有し、入力端子が第1の光サーキュレータ
3−1の端子3に接続され、出力端子が第2の光サーキ
ュレータ3−2の端子1に接続される。第2の光増幅器
1−2は利得帯域Bを有し、入力端子が第2の光サーキ
ュレータ3−2の端子3に接続され、出力端子が第1の
光サーキュレータ3−1の端子1に接続される。
端子2に入力された光信号は端子3から出力され、利得
帯域Aの第1の光増幅器1−1で増幅されて第2の光サ
ーキュレータ3−2の端子2から出力される。第2の光
サーキュレータ3−2の端子2に入力された光信号は端
子3から出力され、利得帯域Bの第2の光増幅器1−2
で増幅されて第1の光サーキュレータ3−1の端子2か
ら出力される。
は互いに逆方向に伝搬することになり、隣接する光増幅
器の利得帯域がオーバラップしても光信号間の干渉は生
じない。さらに、光サーキュレータ3−1,3−2は光
アイソレータの機能を兼ねるので、光増幅器1−1,1
−2の両端に光アイソレータを配置する必要がなく、簡
単な構成で利得帯域のオーバラップ部分での過剰なNF
劣化を防ぐことができる。
施形態を示す。本実施形態では、図5に示す第3の実施
形態における光サーキュレータ3−1,3−2に代え
て、端子3から端子1へ光信号が循環しない非完全循環
型の光サーキュレータ4−1,4−2を用いる。これに
より、光増幅器1−1の反射光が光サーキュレータ4−
1の端子3から端子1を介して第2の光増幅器1−2に
入力されたり、光増幅器1−2の反射光が光サーキュレ
ータ4−2の端子3から端子1を介して第1の光増幅器
1−1に入力される事態を防ぐことができる。
て、第1の光増幅器1−1としてエルビウム添加フッ化
物ファイバ増幅器を用い、第2の光増幅器1−2として
長尺のエルビウム添加シリカファイバ増幅器を用いる。
エルビウム添加フッ化物ファイバ増幅器は1.53〜1.57μ
m帯の光信号を増幅し、長尺のエルビウム添加シリカフ
ァイバ増幅器は1.56〜1.61μm帯の光信号を増幅するの
で、1.53〜1.61μmまで広い帯域の光信号の増幅が可能
となる。
施形態を示す。本実施形態では、図3,図5,図6に示
す各実施形態における光増幅器1−1,1−2に代え
て、図7(a) に示すようにそれぞれ利得帯域の異なる複
数の光増幅器から構成された帯域分割型光増幅器5−
1,5−2を用い、それぞれの利得帯域A,Bを図7
(b),(c) に示すように互いに補完しあう櫛形周期構造に
設定する。
の異なる複数の光増幅器を組み合わせて構成することに
より、双方向利得分割型光増幅器全体のさらなる広帯域
化が可能となる。
施形態を示す。本実施形態では、図4に示す第2の実施
形態における光増幅器1−1,1−2に代えて、図8
(a) に示すようにそれぞれ利得帯域の異なる複数の光増
幅器から構成された帯域分割型光増幅器5−1,5−2
を用い、それぞれの利得帯域A,Bを図8(c),(d) に示
すように互いに補完しあう櫛形周期構造に設定する。さ
らに、図4に示す第2の実施形態における光合分波器2
−1,2−2に代えて、図8(b),(e) に示すように櫛形
周期構造の利得帯域A,Bに応じて合分波する櫛形周期
構造の透過波長特性を有する光合分波器6−1,6−2
を用いる。
てアレイ導波路回折格子型光合分波器を用い、光合分波
器6−1で分波された波長λ1 ,λ3 ,…,λn の光信
号を帯域分割型光増幅器5−1のそれぞれ対応する利得
帯域を有する光増幅器で増幅し、光合分波器6−2で合
波して出力する。この波長λ1 ,λ3 ,…,λn の光信
号を合分波する端子は、光合分波器2−1,2−2の端
子3に対応する。一方、光合分波器6−2で分波された
波長λ2 ,λ4 ,…,λn-1 の光信号を帯域分割型光増
幅器5−2のそれぞれ対応する利得帯域を有する光増幅
器で増幅し、光合分波器6−1で合波して出力する。こ
の波長λ2 ,λ4 ,…,λn-1 の光信号を合分波する端
子は、光合分波器2−1,2−2の端子1に対応する。
の異なる複数の光増幅器を組み合わせて構成し、さらに
光合分波器で各帯域ごとに合分波することにより、双方
向利得分割型光増幅器全体のさらなる広帯域化と低損失
化が可能となる。
域分割型光増幅器5−1,5−2として、エルビウム
(Er) 添加フッ化物ファイバ増幅器、エルビウム(Er)
添加シリカファイバ増幅器、エルビウム(Er) 添加テル
ライトファイバ増幅器、ネオジウム(Nd) 添加ファイバ
増幅器、プラセオジウム(Pr) 添加ファイバ増幅器,テ
ルビウム(Tb) 共添加ツリウム(Tm) 添加ファイバ増幅
器、ホルミウム(Ho) 共添加ツリウム(Tm) 添加ファイ
バ増幅器、および半導体光増幅器を所定の組み合わせで
用いる。それぞれの利得帯域は、 1.3 μm帯 Nd 添加ファイバ増幅器、Pr 添加ファイ
バ増幅器 1.4 μm帯 Ho 共添加Tm 添加ファイバ増幅器 1.5 μm帯 Er 添加フッ化物ファイバ増幅器、Er 添
加シリカファイバ増幅器、Er添加テルライトファイバ
増幅器 1.6 μm帯 Tb 共添加Tm 添加ファイバ増幅器 であり、それらを組み合わせることにより 1.3〜1.6 μ
m帯に渡る広帯域の光信号の増幅が可能になる。
施形態を示す。図において、第1の光サーキュレータ7
−1および第2の光サーキュレータ7−2は、端子1,
2,3,4と循環する構成である。第1の希土類添加フ
ァイバ8−1は利得帯域Aを有し、入力端子が第1の光
サーキュレータ7−1の端子4に接続され、出力端子が
第2の光サーキュレータ7−2の端子2に接続される。
第2の希土類添加ファイバ8−2は利得帯域Bを有し、
入力端子が第2の光サーキュレータ7−2の端子4に接
続され、出力端子が第1の光サーキュレータ7−1の端
子2に接続される。さらに、第1の励起光源9−1の出
力端子が第1の光サーキュレータ7−1の端子1に接続
され、第2の励起光源9−2の出力端子が第2の光サー
キュレータ7−2の端子1に接続される。
れる励起光は第2の希土類添加ファイバ8−2に入力さ
れ、第2の励起光源9−2から出力される励起光は第1
の希土類添加ファイバ8−1に入力される。第1の光サ
ーキュレータ7−1の端子3に入力された光信号は端子
4から出力され、利得帯域Aの第1の希土類添加ファイ
バ8−1で増幅されて第2の光サーキュレータ7−2の
端子3から出力される。第2の光サーキュレータ7−2
の端子3に入力された光信号は端子4から出力され、利
得帯域Bの第2の希土類添加ファイバ8−2で増幅され
て第1の光サーキュレータ7−1の端子3から出力され
る。
は互いに逆方向に伝搬することになり、隣接する希土類
添加ファイバの利得帯域がオーバラップしても光信号間
の干渉はなく、また光サーキュレータが光アイソレータ
の機能を果たすので過剰なNF劣化もない。さらに、光
サーキュレータの1つのポートを利用することにより、
各希土類添加ファイバに励起光を入力するための合波器
が不要となり、構成を簡略化することができる。
の実施形態を示す。本実施形態では、図9に示す第9の
実施形態における光サーキュレータ7−1,7−2に代
えて、端子4から端子1へ光信号が循環しない非完全循
環型の光サーキュレータ10−1,10−2を用いる。
−1の反射光が光サーキュレータ10−1の端子4から
端子1を介して第1の励起光源9−1に入力されたり、
第2の希土類添加ファイバ8−2の反射光が光サーキュ
レータ10−2の端子4から端子1を介して第2の励起
光源9−2に入力される事態を防ぐことができ、光アイ
ソレータなしに反射光による励起光源の不安定動作を防
ぐことができる。
て、第1の希土類添加ファイバ8−1としてエルビウム
添加フッ化物ファイバを用い、第2の希土類添加ファイ
バ8−2として長尺のエルビウム添加シリカファイバを
用いる。エルビウム添加フッ化物ファイバを用いた光増
幅器は1.53〜1.57μm帯の光信号を増幅し、長尺のエル
ビウム添加シリカファイバを用いた光増幅器は1.56〜1.
61μm帯の光信号を増幅するので、1.53〜1.61μmまで
広い帯域の光信号の増幅が可能となる。
希土類添加ファイバ8−1,8−2として、エルビウム
(Er) 添加フッ化物ファイバ、エルビウム (Er)添加シ
リカファイバ、エルビウム(Er) 添加テルライトファイ
バ、ネオジウム(Nd) 添加ファイバ、プラセオジウム
(Pr) 添加ファイバ,テルビウム(Tb) 共添加ツリウム
(Tm) 添加ファイバ、ホルミウム(Ho) 共添加ツリウム
(Tm) 添加ファイバを所定の組み合わせで用いる。それ
ぞれの光ファイバを用いた光増幅器の利得帯域は上述し
た通りであり、それらを組み合わせることにより 1.3〜
1.6μm帯で任意の帯域の光信号の増幅が可能になる。
得分割型光増幅器は、隣接する各帯域の光信号を互いに
逆方向に伝搬して増幅することにより、隣接する光増幅
器の利得帯域がオーバラップしても光信号間の干渉によ
る伝送品質の劣化はない。また、各光増幅器から出力さ
れる自然放出光による利得帯域のオーバラップ部分での
過剰なNF劣化を防ぐことができる。
を示す図。
施形態を示す図。
施形態を示す図。
施形態を示す図。
施形態を示す図。
施形態を示す図。
施形態を示す図。
施形態を示す図。
の実施形態を示す図。
示す図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 端子2に入力された光信号を分波して端
子1および端子3に出力し、端子1および端子3に入力
された異なる帯域の光信号を合波して端子2に出力する
第1および第2の光合分波器と、 利得帯域Aを有し、入力端子が前記第1の光合分波器の
端子3に接続され、出力端子が前記第2の光合分波器の
端子3に接続される第1の光増幅器と、 利得帯域Bを有し、入力端子が前記第2の光合分波器の
端子1に接続され、出力端子が前記第1の光合分波器の
端子1に接続される第2の光増幅器とを備え、 前記第1の光合分波器の端子2から入力される前記利得
帯域Aの光信号を端子3に分波し、前記第1の光増幅器
で増幅して前記第2の光合分波器の端子3から端子2に
出力し、前記第2の光合分波器の端子2から入力される
前記利得帯域Bの光信号を端子1に分波し、前記第2の
光増幅器で増幅して前記第1の光合分波器の端子1から
端子2に出力する構成である双方向利得分割型光増幅器
において、前記第1の光増幅器は、利得帯域Aが波長軸上で連続し
ない利得帯域A1,A3,A5,…に分割された複数の
光増幅器から構成され、前記第2の光増幅器は、利得帯
域Bが波長軸上で連続しない利得帯域A2,A4,A
6,…に分割された複数の光増幅器から構成され、 前記利得帯域A1,A2,A3,A4,…の波長に対す
る利得の平坦部が波長軸上で連続して補完しあう櫛形周
期構造に設定された ことを特徴とする双方向利得分割型
光増幅器。 - 【請求項2】 端子1に入力された光信号を端子2に出
力し、端子2に入力された光信号を端子3に出力する第
1および第2の光サーキュレータと、 利得帯域Aを有し、入力端子が前記第1の光サーキュレ
ータの端子3に接続され、出力端子が前記第2の光サー
キュレータの端子1に接続される第1の光増幅器と、 利得帯域Bを有し、入力端子が前記第2の光サーキュレ
ータの端子3に接続され、出力端子が前記第1の光サー
キュレータの端子1に接続される第2の光増幅器とを備
え、 前記第1の光サーキュレータの端子2から入力される前
記利得帯域Aの光信号を端子3に出力し、前記第1の光
増幅器で増幅して前記第2の光サーキュレータの端子1
から端子2に出力し、前記第2の光サーキュレータの端
子2から入力される前記利得帯域Bの光信号を端子3に
出力し、前記第2の光増幅器で増幅して前記第1の光サ
ーキュレータの端子1から端子2に出力する構成である
双方向利得分割型光増幅器において、前記第1の光増幅器は、利得帯域Aが波長軸上で連続し
ない利得帯域A1,A3,A5,…に分割された複数の
光増幅器から構成され、前記第2の光増幅器は、利得帯
域Bが波長軸上で連続しない利得帯域A2,A4,A
6,…に分割された複数の光増幅器から構成され、 前記利得帯域A1,A2,A3,A4,…の波長に対す
る利得の平坦部が波長軸上で連続して補完しあう櫛形周
期構造に設定された ことを特徴とする双方向利得分割型
光増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26620597A JP3416037B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 双方向利得分割型光増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26620597A JP3416037B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 双方向利得分割型光増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11112436A JPH11112436A (ja) | 1999-04-23 |
JP3416037B2 true JP3416037B2 (ja) | 2003-06-16 |
Family
ID=17427729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26620597A Expired - Lifetime JP3416037B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 双方向利得分割型光増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3416037B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5978174B2 (ja) * | 2013-07-08 | 2016-08-24 | 日本電信電話株式会社 | 中継器 |
JPWO2023105658A1 (ja) * | 2021-12-08 | 2023-06-15 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26620597A patent/JP3416037B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
K.−I.Suzuki,H.Masuda,S.Kawai,K.Aida and K.Nakagawa,"Bidirectional 10−channel 2.5Gbit/s WDM transmission over 250km using 76nm(1531−1607nm)gain−band bidirectional erbium−doped fibre amplifiers,"Electronics Letters.Vol.33,No.23,(1997 Nov 6),pp.1967−1968 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11112436A (ja) | 1999-04-23 |
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