JP3415224B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

ボタン電話装置

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JP3415224B2
JP3415224B2 JP28810893A JP28810893A JP3415224B2 JP 3415224 B2 JP3415224 B2 JP 3415224B2 JP 28810893 A JP28810893 A JP 28810893A JP 28810893 A JP28810893 A JP 28810893A JP 3415224 B2 JP3415224 B2 JP 3415224B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小規模な構内交換シス
テムであるボタン電話装置にかかわり、特にその制御用
RAMの正常/不良の確認を容易にしたボタン電話装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサ(CPU)の採用に
よるソフトウェア制御の利用により、近年の構内交換シ
ステムは高機能、高インテリジェント化されてきた。小
規模事業所向けの小規模な構内交換システムであるボタ
ン電話装置も同様である。ボタン電話装置は複数本の外
線(局線)と複数本の内線を収容して内線相互間、内線
と外線との間の交換動作を行うものであるが、収容可能
な外線と内線の本数は多くはないが、保留、内線転送、
短縮ダイヤル、外線からの着信の特定内線端末への着信
機能等のサービス機能をサポートしている。
【0003】ところでこの種の装置では製品検査を製造
時に行って出荷する。製品検査は回路基板の要所々々に
チェック用のポイントを予め設けておき、電源を入れて
ここの信号を観測し、チェックを行っていた。このよう
にして部品のチェックを行い、ハードウェアに問題がな
ければ、製品を出荷してユーザに納品し、設置して運用
に供する。
【0004】しかしながら、製造時において問題がなく
とも、運用に供した後は経年変化による劣化や、外的要
因によるハードウェアの故障等が発生することが避けら
れない。特に問題なのはCPUを使用したソフトウェア
制御であるために制御基板内にRAM(ランダムアクセ
スメモリ)素子を搭載しており、この制御基板内のRA
Mの一部が経年変化により不良になった場合である。
【0005】通常、ユーザ先へシステムを設置して運用
に供した後は、もし、そのシステムにトラブルが発生し
た場合は、サービス担当者が現場に出向き、症状をみて
当該サービス担当者の経験と勘に基づき、当該トラブル
に対処するようにしていた。
【0006】そして、このような勘に頼るトラブル対処
法でも、大体のことは判明する。例えば内線端末が不動
作であれば端末インターフェースの部品不良や配線ミス
等であると云った具合である。
【0007】一方、同じ部品の不良でも、RAMの場合
問題が大きい。RAMの容量は大きいから、一部のビッ
トが動作不良になっても、他の多くのビットが正常なら
ば、その不良ビットをアクセスしない限り、その不良が
表立ってわからないからである。メモリの故障は、メモ
リLSIの経年劣化によるものや、静電気によるもの、
サージ電圧の影響によるもの等、様々な原因が考えられ
る。
【0008】そして、例えば、制御基板内のRAMの一
部が不良になった場合、その不良ビットがたまに使用さ
れる程度であるような場合、時おり端末の動作に影響を
与えると云った症状を呈することになる。このような時
には、症状が一定でないから動作不良の現象がバラバラ
でサービスマンがユーザからの故障修理要求で出向いて
も、その症状が再現されないことが多く、更には故障の
症状をあらわすどころか、正常に動作していて、果たし
て故障があるのかさえもわからないと云ったことにもな
る。
【0009】故障原因が掴めなければ、故障診断は行え
ず、故障修理がなされぬまま、放置されることになって
後日また動作の異常を発生することになる。そして、再
びサービスに出向き、依然、原因がわからなければ、最
終的には基板を交換するなどの補修処置をとることにな
り、サービスに無駄が多くなる。また、システムのモデ
ルが古い場合には、補修にあたって完動基板がないこと
も考えられ、このような場合には新しいシステムと入れ
替える必要が生じるなど、ユーザ側の負担増しを強いる
ことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、ボタン電
話装置はCPUを用いた高インテリジェント化により、
制御回路基板にRAMを使用することが多くなってお
り、RAMの経年劣化などによるビット不良が生じる問
題があり、このようなビット不良が生じた場合に、普段
は正常に動作していても、特定の状況下で動作不良を生
じることがある。このような動作不良は一般に故障の再
現性が低いことが多く、故障が生じてサービスマンが現
場で故障の診断を行おうとしても発見できないことが多
い。
【0011】すなわち、システム設置現場での故障サー
ビスには、製造現場で使用するような大掛かりなチェッ
ク装置は用意できないため、簡単な検査用の計器程度を
用意するに過ぎず、通常は故障の症状を見てのサービス
マンの経験と勘による故障診断に委ねることになる。
【0012】このような勘に頼るトラブル対処法でも、
故障の症状に再現性があれば大体のことは判明する。し
かし、制御基板内のRAMの一部が経年変化により不良
になった場合で、時おり端末の動作に影響を与えると云
った症状を呈する程度の時には、常に症状が出るわけで
はなく、普段は正常に動作していて動作不良の現象が掴
めず、判断しにくいと云う問題点があった。そして、制
御基板に原因があるらしいとわかったとしても、つぎに
その動作不良が制御基板のRAMであるのか、その他の
部品であるのかがわからず、また、RAMであるとして
もRAMが複数あればどのRAMに原因があるのかもわ
からない。
【0013】もちろん、RAMのビット不良の場合はそ
のRAMの全ビットをライト/リードテストしてみれば
良い。しかし、RAMは制御基板に半田付けされてお
り、制御基板上の個々のRAMについてビット単位でラ
イト/リードテストを行えるようにするには専用のRA
Mチェッカを用意しなければならない。このようなRA
MチェッカはRAMの種類も多様であることなどを踏ま
えて考えるとコストも高く付き、簡単にはゆかない。
【0014】このように、制御基板内のRAMに異常が
あると判明したとしても、不良の時は、トラブルの切り
わけがしずらかったり、RAMチェックを行うのにコス
トがかかると云う問題点があった。
【0015】そこで本発明の目的とするところは、この
問題点を除去し、サービスマンがトラブルの報告を受け
た時、現場で簡単にRAMトラブルの切りわけができ
て、故障補修サービスを短時間かつ低コストで実現でき
るようにしたボタン電話装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はつぎのように構成する。すなわち、本発明
は、外線と複数の内線とを収容して交換動作を実施する
と共に、各種制御を実施する制御回路部にプロセッサと
RAMを使用してソフトウェアにより制御を実施するよ
うにしたボタン電話装置において、内線に接続する端末
として、キー操作により各種操作を行うと共にディスプ
レイを有して情報の表示を行う少なくとも1台のキーテ
レホンを接続するとともに、前記制御回路部には前記キ
ーテレホンのキー操作により前記RAMのリード/ライ
トチェックを行い、良否を判定する第1の機能とこの判
定結果を前記キーテレホンのディスプレイに表示させる
べく制御する第2の機能とからなるRAMチェック機能
を持たせたことを特徴とする。
【0017】また、前記制御回路部にはキーテレホンの
キー操作によるRAMチェックを行う機能に加えて前記
RAMシステム電源の投入により、前記RAMチェック
を行うパワーオン操作時のRAMチェックの動作起動機
能を付加する構成とする。
【0018】
【作用】このような構成によれば、システムの電源立上
げ時、または内線電話端末(キーテレホン)よりの機能
キー操作により制御回路部内のRAMに順次アドレスを
変えながら予め定めたチェック用のデータを書き込み/
読出しして照合し、RAMの異常の有無を調べる。そし
て、その結果を内線電話端末(キーテレホン)に送って
そのディスプレイに表示させる。すなわち、前記RAM
内の予め定めたアドレスへ予め定めたデータのライト動
作を行い、その後リード動作を行い、RAMが正常に動
作しているかを確認し、リード異常(ライトしたデータ
とリードしたデータが食い違う)時は、前記内線電話端
末のディスプレイへ不良RAMの情報を出力する。
【0019】このように、内線電話端末(キーテレホ
ン)によるキー操作(特番入力操作、または機能キー入
力操作)や電源投入操作により、制御回路部内のRAM
のライト/リ―ドチェック動作を行い、その結果を端末
へ表示するようにしているので当該ボタン電話装置が設
置された現場でのトラブル時に簡単にRAMの良/不良
を知ることができる。しかも、複数のRAM素子を用い
ているときでも、個別にRAM素子の異常を報知するこ
とで、故障が容易に判明して対処することができる。従
って、製造用チェック装置を用いなくても簡単にRAM
チェックすることができることによるサービス上のコス
トの低減と、トラブルシューティングの容易さに伴うコ
スト低減を図ることができる等の効果が得られるボタン
電話装置を提供できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 (第1実施例)初めに第1実施例を説明する。図1は、
本発明の実施例のシステムブロック図である。
【0021】図2は本発明システムに内線電話端末の一
つとして使用するキーテレホン501の外観図、図3お
よび図4は、本発明システムのRAMチェック機能にお
ける動作内容を示すフローチャートであり、図5はデー
タの流れ、図6はRAMチェック機能実施時におけるキ
ーテレホン501へのRAMチェック結果の表示例を示
す。
【0022】図1において、100はボタン電話装置本
体、140はこのボタン電話装置本体100に収容され
る外線、150はボタン電話装置本体100に収容され
る内線端末である。
【0023】ボタン電話装置本体100は外線インタフ
ェース110、内線端末インタフェース120、制御回
路130とを有している。外線インタフェース110は
局線等の外線とボタン電話装置本体100とのインタフ
ェースをとるものであり、また、内線端末インタフェー
ス120はボタン電話装置100と内線端末150との
インタフェースをとるものである。また、制御回路13
0はボタン電話装置100の回線交換動作や各種のサー
ビス機能を実現するもので、通話路スイッチ132やメ
インCPU(プロセッサ)131やROM134、RA
M135、サブCPU133を有しており、ROM13
4内に記憶させたプログラムをメインCPU131によ
り実行させることによるソフトウェア制御で各種動作機
能を実現する。RAM135は各種設定データの保持領
域や、CPU131の作業領域、データの一時保持領域
などに使用される。
【0024】通話路スイッチ132はメインCPU13
1の制御のもとに外線インタフェース110や内線端末
インタフェース120にタイムスロットを割り当ててそ
の割り当てたタイムスロットを用いてデータ授受を可能
にし、以て通話路を確保するもので、回線の交換動作を
司るものである。
【0025】また、サブCPU133はメインCPU1
31の制御のもとに外線インタフェース110や内線端
末インタフェース120に制御指令や状態情報を与えた
り、外線インタフェース110や内線端末インタフェー
ス120の状態情報や動作要求を受けたりするものであ
る。
【0026】外線インタフェース110はパルス検出部
111やインタフェース112、D/A変換器113、
サブCPU114などから構成されていて、外線140
とのインタフェースをとるものである。これらのうち、
パルス検出部111は外線140からの着呼信号などを
検出するためのもので、インタフェース112は外線1
40との間で発呼信号や発呼先ダイヤルデータの授受、
送話データや受話データの授受などを行うインタフェー
スであり、D/A変換器113はインタフェース112
と通話路スイッチ132との間で授受する信号をディジ
タル変換したり、アナログ変換したりするものである。
サブCPU114はこれらパルス検出部111やインタ
フェース112、D/A変換器113を制御するための
ものである。
【0027】内線端末インタフェース120はインタフ
ェース121、D/A変換器122、サブCPU123
などからなる。インタフェース121は内線端末150
との間で発呼信号や発呼先ダイヤルデータの授受、送話
データや受話データの授受などを行うインタフェースで
あり、D/A変換器122はインタフェース121と通
話路スイッチ132との間で授受する信号をディジタル
変換したり、アナログ変換したりするものである。サブ
CPU123はこれらインタフェース121やD/A変
換器122を制御するためのものである。
【0028】また、内線端末150は例えばキーテレホ
ンなどのような電話端末であり、ハンドセットやダイヤ
ルキーの他、キャラクタなどを表示するディスプレイ
(表示器)や多数の機能キーを有し、キー操作や通話を
行うことができる他、ディスプレイには各種のデータ表
示や状態表示、メッセージ表示などを行うことができ
る。内線端末150としてはファクシミリ端末なども接
続可能である。
【0029】本発明システムにおいては、外線インタフ
ェース110や内線端末インタフェース120は複数セ
ットできる。そして、内線端末インタフェース120の
一つには少なくとも上述のようなキーテレホンを内線端
末150として接続しておく。また、制御回路130に
はシステム電源の投入時に当該制御回路130内のRA
M135のビットチェックを行うメモリチェックルーチ
ンをROM134にプログラムしてあり、また、内線端
末150としてのキーテレホンより特番操作をすると当
該制御回路130内のRAM135のビットチェックを
行うメモリチェックルーチンをROM(リードオンリメ
モリ)134にプログラムしてある。
【0030】このメモリチェックルーチンは制御回路1
30内のRAM135に対して順にチェック用のデータ
を書き込み/読出しを行うことでビット単位でRAMの
異常のチェックを行うルーチンであり、書き込んだデー
タと読出したデータを照合して一致すれば正常、不一致
ならばメモリエラーと判定する。判定の結果はチェック
したアドレス領域を示すデータとともにメッセージとし
てキーテレホンを内線端末150として接続した内線端
末インタフェース120に対して送り、この内線端末イ
ンタフェース120から内線端末150のディスプレイ
にそのメッセージ内容のデータとともに表示指令を送っ
て表示させるようにしてある。
【0031】メモリチェックの結果が正常であればこの
ようなメッセージの表示処理の後に制御回路130をイ
ニシャライズしてシステムを立ち上げ、システムを利用
可能にするが、エラーの場合はエラーを生じたアドレス
の情報とともにメモリエラーが生じたことを示すメッセ
ージを送り、RAM領域の全アドレスのチェックを終了
した時点でメモリチェックを終了し、システムの立ち上
げ行わないようにしてある。
【0032】つぎにこのような構成の本装置の作用を説
明する。本装置は、外線140からの着信があると、外
線インタフェース110を介して制御回路130にこれ
を知らせ、制御回路130はこれにより着信を知って受
付として予め設定登録してある電話端末150が接続さ
れている内線端末インタフェース120に着信のための
リンガ鳴動信号を与える(代表受付方式の場合)。
【0033】そして、当該が電話端末がリンガ鳴動し
て、その電話端末の使用者がハンドセットを取り上げる
等して応答すると(オフフックすると)、この応答が内
線端末インタフェース120を介して制御回路130に
与えられ、制御回路130はこれにより外線140から
の着信を受け付けた上記外線インタフェース110を介
して当該外線140に応答信号を返し、当該外線140
と上記応答した電話端末150の接続されている内線端
末インタフェース120との通話路を確保し、上記応答
した電話端末150と上記外線140との通話を可能に
する。
【0034】応答した電話端末150からその着信を別
の内線に転送する場合には、目的の内線の割り付けられ
たボタンを押すか、または保留ボタンを押してから、目
的の内線の番号をダイヤル操作する。これにより、制御
回路130は上記外線140を一旦保留し、転送先の対
応電話端末の接続されている内線端末インタフェース1
20の空きを確認してから、当該内線端末インタフェー
ス120にリンガ鳴動信号を送る。当該内線端末インタ
フェース120から転送先の対応電話端末にリンガ鳴動
信号が送られ、リンガ鳴動させ、転送先の対応電話端末
が応答すると、転送操作した内線端末(転送元内線端
末)と当該転送先の対応電話端末との通話路を確保し、
通話を可能にする。その後、転送元内線端末をオンフッ
ク操作すると保留外線140と当該転送先の対応電話端
末との通話路を確保して通話を可能にする。
【0035】内線電話端末同士の通話の場合は、発呼内
線からのオフフック操作とその後のダイヤル操作による
ダイヤル情報番号または内線番号が割り付けられた機能
キーの押下によるワンタッチキー操作により、制御回路
130はこの発呼内線の発呼とダイヤル先を知り、その
ダイヤル先内線(着呼先内線)の空きを調べて、空きで
あるならばリンガ鳴動信号をその着呼先内線の電話端末
の接続されている内線端末インタフェース120に送
り、着呼先内線の電話端末のリンガ鳴動を行い、当該ダ
イヤル先内線端末が応答したならば、つぎに制御回路1
30は通話路を確保してこの発呼内線と着呼先内線とを
通話可能にする。
【0036】内線から外線への発呼は、その発呼内線か
らのオフフック情報とダイヤル操作による外線接続のた
めの特番のダイヤル情報により、制御回路130はこの
発呼内線の発呼と外線接続要求を知り、空き外線を調
べ、空き外線があればその空き外線の接続されている外
線インタフェースに対して、発呼内線からのその後のダ
イヤル操作によるダイヤル情報を送る。外線インタフェ
ースはこのダイヤル情報を外線に送る。こうして、外線
との通話を可能にする。
【0037】制御回路130はROM134に記憶され
たプログラムをメインCPU131が実行して上述のよ
うな交換動作をはじめ、様々なサービス機能をソフトウ
ェア制御により実現するが、その際にワーキングエリア
や制御に必要な各種データの保持にRAM135が利用
される。そしてRAM135は多くの容量を有している
が何等かの理由で一部のビットが壊れてしまう場合があ
る。このような故障ビットが発生すると、その故障ビッ
トのエリアがアクセスされる場合に、動作が異常にな
る。故障ビットのアクセスされる頻度はプログラムの実
行状態により変わるので、アクセス頻度が多くないエリ
アの場合は、異常動作が再現されにくい。
【0038】つまり、異常動作が起きても、その後に、
再び同じような症状を呈することが少ないので原因が掴
みにくく、故障の補修ができない。また、RAM135
の故障であることが判明しても、RAMチップの数が多
いシステムではそのRAMが不良であるのか、容易には
判らない。通常、コストダウンのために、RAMチップ
は回路基板に半田付けされて単独ではチップの動作チェ
ックが行えないこと、そして、RAMチェックのために
は専用のチェッカが必要となるためである。
【0039】本装置の特徴は、システムの故障として発
覚しにくい制御回路のRAMの異常による動作不良や、
半田付け不良などによる動作異常を、システムの現場設
置後において手軽にチェックすることができるように、
制御回路130自身にチェック機能を持たせるようにし
たことにある。そして、このようなチェックを本装置で
は(1) システム電源投入時と、(2) 特番操作時に自動的
に実施する。
【0040】この機能をつぎに説明する。例えば、内線
端末150の一つとして利用される内線電話に図2に示
すような、電話端末501を少なくとも1台は使用す
る。これはキーテレホンであり、電話端末501は電話
端末本体505にディスプレイ501、複数の機能キー
502、ダイヤルキー503、ハンドセット504など
を有している。ディスプレイ501は例えば液晶ディス
プレイであり、内線端末インタフェース120を介して
文字表示指令と表示データを与えることで、電話端末本
体505内蔵の図示しないディスプレイ制御部の制御の
もとにデータ内容を文字表示することができる。
【0041】ボタン電話装置本体100にはその制御回
路130にシステム立ち上げ時、および、RAMチェッ
クのための特番操作時に制御回路130内のRAM13
5のチェック動作と、特定の電話端末へのチェック結果
表示を行う機能の実現のためのプログラム(RAMチェ
ック・ルーチン)をROM134に持たせてある。
【0042】システム立ち上げ時(パワーオン操作
時)、およびRAMチェックのための特番操作にこれを
受けて制御回路130はRAMチェック・ルーチンを実
行する。すなわち、パワーオン操作時にはパワーオンリ
セットの動作が制御回路130に行われるが、その際
に、RAMチェック・ルーチンを実行するようにプログ
ラムを組んでおくことで、RAMチェック・ルーチンを
実行できる。また、通常の状態の時においてもRAMチ
ェックすることができるように、特番操作による指令が
可能であり、そのために、予め定めた特番操作により制
御回路130はRAMチェック指令と認識して当該RA
Mチェック・ルーチンを実行するようにプログラムを組
んでおくことで、RAMチェック・ルーチンを実行でき
る。
【0043】ここで特番とは、端末より例えば“内線キ
ー”+“内線番号”で内線呼出動作を行うように、“内
線キー”+“予め定めた番号”で機能動作を行うように
したものである。もちろん、機能キーである“内線キ
ー”を必ず組み合わせる方式である必要はないものであ
り、“予め定めた番号”のみで機能動作を行うようにす
るものである場合もあるので、特番としては、これらの
方式のうち、そのシステムにおいて最も都合の良い方の
方式を採用するものとする。
【0044】RAMチェック・ルーチンはサブルーチン
として用意してあり、上記の(1) ,(2) のいずれかの条
件において、実行される。RAMチェック・ルーチンは
図3に示すように、このルーチンが起動されると、RA
M領域のアドレスを順次番地指定して“5AH”(Hは
16進表記であることを示す記号)の書き込みと読出し
を行うべく制御する。書き込みと読出しはアドレス毎に
実施して書き込んだデータ内容と読出したデータ内容が
一致するか否かを調べる。そして、一致していれば“O
K”なるサインを示すデータを端末に送信すべく制御
し、不一致ならばNGなるサインを示すデータを端末に
送信すべく制御する。
【0045】図3のフローチャートの場合、チェックの
ために使用するデータは“5AH”のみとしてあるが、
この“5AH”なるデータは2進表記で“0101 1
010”であり、これで8ビット構成のRAMである場
合は、50%の信頼度でビットチェックができる。この
方式によれば、データは1種類であるので、チェックは
短時間に終わらせることができる。RAMの故障発生確
率は他の部品に比べて多くはないから、立ち上げの際の
所要時間をあまり長くせずに済むメリットを考慮すると
この程度で十分であるが、しかし、時間は多少要しても
一層の信頼度が要求されるケースも考えられる。
【0046】100%の信頼度でビットチェックを行う
必要がある時は、このデータによるチェックに加え、
“A5H”なるデータを利用して“5AH”によるチェ
ックに引き続き、書き込み読出しのチェックをする。
“A5H”なるデータは2進表記で“1010 010
1”であり、これで万全のチェックが行える。もちろん
“5AH”と“A5H”なるデータに限るものではな
く、“0000 0000”と“1111 1111”
や、あるいは“0011 1100”と“110000
11”など、ビットチェックに有効な組み合わせである
ならば、なんでも良い。
【0047】図4はRAMがRAMチップIC2とIC
3の2個構成である場合のチェック動作の手順を示した
ものである。このルーチンは実行開始させると、まず、
IC2(IC No.2)のアドレスをセットし、図3のサ
ブルーチンを呼び出してこのサブルーチンの実行に移
る。そして、そのサブルーチンの実行結果が“OK”で
あるか“NG”であるかにより、つぎの段階の処理を選
択する。
【0048】すなわち、実行結果が“OK”であった場
合は、端末へ“IC2 OK”なる表示をさせるための
データを表示指令ともに送出してからつぎのステップに
進み、“NG”であった場合は、端末へ“IC2 ER
ROR”なる表示をさせるためのデータを表示指令とも
に送出してからつぎのステップに進む。
【0049】そして、このようなデータの送出の後に、
IC3(IC No.3)のアドレスをセットし、図3のサ
ブルーチンを呼び出してこのサブルーチンの実行に移
る。そして、そのサブルーチンの実行結果が“OK”で
あるか“NG”であるかにより、つぎの段階の処理を選
択する。
【0050】すなわち、実行結果が“OK”であった場
合は、端末へ“IC3 OK”なる表示をさせるための
データを表示指令ともに送出してからこのRAMチェッ
ク処理を終了する。一方、“NG”であった場合は、端
末へ“IC3 ERROR”なる表示をさせるためのデ
ータを表示指令ともに送出してからからこのRAMチェ
ック処理を終了する。このような機能を制御回路130
に持たせておく。
【0051】このような機能を有する本発明によるボタ
ン電話装置本体100は、そのシステム立ち上げ時(電
源投入時)、およびRAMチェックのための特番操作時
にRAM領域のアドレスを順次番地指定して“5AH”
(Hは16進表記であることを示す記号)の書き込みと
読出しを行うべく制御する。書き込みと読出しはアドレ
ス毎に実施して書き込んだデータ内容と読出したデータ
内容が一致するか否かを調べる。そして、一致していれ
ば“OK”なるサインを示すデータを表示指令ともに端
末に送信すべく制御し、不一致ならばERRORなるサ
インを示すデータ等を、表示指令とともに端末に送信す
べく制御する。
【0052】この結果、ボタン電話装置本体100に接
続された特定の内線電話端末505(特番の場合には特
番操作した内線電話端末)にはそのデータと表示指令と
を受けてディスプレイ501にその結果が表示される。
図6にディスプレイ501に表示される表示例を示す。
(a)は正常であった場合の例であり、チェックしたR
AMのIC番号と“OK”なるサインが表示されてい
る。また、(b)は異常のある場合の表示例であり、そ
の異常の見付かったRAMのIC番号と“NG”なるサ
インが表示されている。この他に、異常の見付かったR
AMのアドレス番号と“ERROR”サインを表示する
方式等も考えられる。
【0053】図5はRAMチェックのモード別動作シー
ケンスを示す図である。図5における(a)は特番入力
の場合の動作シーケンスであり、(b)はパワーオン時
の場合の動作シーケンスである。
【0054】(a)の場合は端末より特番入力操作する
ことにより、当該端末が接続された内線端末インタフェ
ース120にこの情報が伝達され、内線端末インタフェ
ース120より制御回路130にこれが伝達されてこの
情報の内容より制御回路130はRAMチェックの要求
が成されたと認識する。そして、上記のRAMチェック
が実施される。その結果得られるRAMチェック結果の
データは、制御回路130より上記の内線端末インタフ
ェース120に与えられ、当該内線端末インタフェース
120はこのデータをRAMチェック要求元の端末に与
えられる。そして、当該端末のディスプレイにチェック
結果が図6の如く表示される。
【0055】(b)の場合はボタン電話装置本体100
の電源スイッチをオン操作することにより、制御回路1
30はパワーオンリセットの動作を開始する。このパワ
ーオンリセットの動作に伴い、制御回路130はRAM
チェック動作を実施する。その結果得られるRAMチェ
ック結果のデータは、制御回路130より内線端末イン
タフェース120に与えられ、当該内線端末インタフェ
ース120はこのデータを端末に与える。これにより、
当該端末のディスプレイにはチェック結果が図6の如く
表示される。
【0056】パワーオンリセット時のRAMチェック結
果の表示は、ディスプレイを有する全ての内線端末に対
して行わせるようにしても良いが、それぞれにデータを
伝送する必要が生じるので、予め定めた特定の内線端末
に対して行わせるようにする方が、簡便である。そし
て、この特定の内線端末はボタン電話装置本体100の
近くに設置しておけば、操作性が良い。
【0057】以上、本発明による第1実施例のものは、
ボタン電話装置内の制御回路に、当該制御回路内のRA
Mのリード/ライトチェックを行うRAMチェック機能
を付加して、(1) システムの電源投入時または、(2) 端
末よりの特番入力時にRAMチェック機能のルーチンの
実行を行う構成としたものである。そして、RAMチェ
ックの結果を各RAMの素子毎に良否の情報と共に当該
ボタン電話装置の収容内線電話端末に送り、その電話端
末のディスプレイに表示させるようにしたものである。
【0058】制御回路上の各RAMのリード/ライトチ
ェックをテストデータを用いて行うが、ライトしたデー
タを直後にリードして照合し、値が違っていればビット
異常やハンダ付け不良等の確認をすることができる。特
にビット異常の場合は特定アドレスのみで不一致が生
じ、ハンダ付け不良の場合は広いアドレス範囲で一様に
不一致が生じる。RAMの素子不良の場合にも、広いア
ドレス範囲で一様に不一致が生じることもあるが、いず
れにしても不一致の発生する状況からRAM関係の異常
が判ることになり、どこを補修すれば良いかが現場です
ぐに判るようになる。
【0059】従って、特別のチェッカを用意せずとも、
RAM不良をただちに検知して対処することが可能にな
る。なお、上記実施例において、RAMのリード/ライ
トチェックに用いるテストデータは2種を用意し、その
うちの1種のみを使用してチェックをするようにした
り、2種を使用してチェックするようにする例を説明を
したが、RAMチェックは特番操作により指令するモー
ドがあることから、特番の内容に応じてこれらを使い分
けるような構成とすることも可能である。また、RAM
素子単位で良品か、不良品かを表示するようにしたが、
これに加えアドレス単位で“NG”表示したり、エラー
表示するようにしたりする構成とすることもできるなど
種々変形して実施し得る。更には、エラーの状況から症
状別に何の不良かを具体的に知らせる構成とすることも
可能である。
【0060】(第2実施例)以上の第1実施例は、(1)
システムの電源投入時または、(2) 端末よりの特番入力
時にRAMチェックを開始する例であった。しかし、機
能キーの操作によりRAMチェックを開始する構成とす
ることもできる。これによれば、特番の内容を忘れてし
まったり、わからない場合に有用である。特に、ボタン
電話装置が全てのモデルで特番を共通化している場合は
まだしも、モデルにより、あるいはユーザにより異なる
ような場合もあり得る。そのような場合に、機能キーに
RAMチェック指令機能を割り付けておけば、ワンタッ
チで実施できるので、便利である。
【0061】機能キーにRAMチェック指令機能を割り
付けた場合も、この機能キーが特番操作による指令とし
て認識されるようにするだけの話しであるから、当該割
り付けられた機能キーの認識機能を付加するだけで済
み、実質的には第1実施例と基本的には変わらない。
【0062】従って、これにより、システムの電源投入
時、そして、端末よりの特番入力時、更にはRAMチェ
ック用の機能キー操作時にRAMチェックをそれぞれ実
施させることができ、そのチェック結果を内線のキーテ
レホンに、表示することができる。
【0063】従って、特別のチェッカを用意せずとも、
RAM不良をただちに検知して対処することが可能にな
る。特に、第2実施例の場合は機能キーによるワンタッ
チキー操作によりRAMチェックが可能であるので、ダ
イヤルキーの操作を伴う特番を覚えている必要がないの
で、便利である。
【0064】なお、本発明は上記し、かつ、図面に示す
実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲
内で適宜変形して実施し得るものであり、上記の実施例
では電源投入時、特番操作時、機能キー操作時それぞれ
にRAMチェックする構成としたが、これらを全て持た
せる構成の他に、いずれか一つのみ持たせる構成とした
り、また、いずれか2つを持たせる構成としても良い。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば電
源投入操作により、あるいは特番操作あるいは機能キー
操作により制御回路のRAMチェックを行うことがで
き、そのチェック結果を、本装置に収容している内線電
話端末のディスプレイに表示することができるので、判
明しにくいRAM異常を容易にチェックすることがで
き、しかも、複数のRAM素子を用いているときでも、
個別にRAM素子の異常を報知することができるので、
故障が容易に判明して対処することができる。従って、
製造用チェック装置を用いなくても簡単にRAMチェッ
クすることができることによるサービス上のコストの低
減と、トラブルシューティングの容易さに伴うコスト低
減を図ることができる等の効果が得られるボタン電話装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明の要部構成を示すシステムブロック図。
【図2】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明システムに使用する内線電話端末としてのキーテ
レホンの外観を示す図。
【図3】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明システムのRAMチェック機能のサブル―チンを
示すフローチャート。
【図4】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明システムのRAMチェック機能の処理を示すフロ
ーチャート。
【図5】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明システムにおけるRAMチェック時の動作シーケ
ンスを示す状態遷移図。
【図6】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明システムにおけるRAMチェック時の内線電話端
末上のディスプレイ表示例を示す図。
【符号の説明】 100…ボタン電話装置本体 110…外線インタフェース 111…パルス検出部 112,121…インタフェース 113…D/A変換器 114,133…サブCPU 120…内線端末インタフェース 130…制御回路 131…メインCPU 132…通話路スイッチ 134…ROM 135…RAM 140…ボタン電話装置本体100に収容される外線 150…ボタン電話装置本体100に収容される内線端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 107 H04M 3/22 H04Q 3/545

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外線と複数の内線とを収容して交換動作を
    実施すると共に、各種制御を実施する制御回路部にプロ
    セッサとRAMを使用してソフトウェアにより制御を実
    施するようにしたボタン電話装置において、 内線用の端末として、キー操作により各種操作を行うと
    共にディスプレイを有して情報の表示を行う少なくとも
    1台のキーテレホン接続されるとともに、前記制御回
    路部には前記接続されたキーテレホンのキー操作により
    前記RAMのリード/ライトチェックを、予め用意した
    特定パターンによるチェック用データを用い、前記RA
    Mの領域の各アドレスを順次番地指定して行い、良否を
    判定する第1の機能とこの判定結果を、チェックしたR
    AMの素子別に前記キーテレホンのディスプレイに文字
    表示させるべく制御する第2の機能とからなるRAMチ
    ェック機能を持たせたことを特徴とするボタン電話装
    置。
  2. 【請求項2】外線と複数の内線とを収容して交換動作を
    実施すると共に、各種制御を実施する制御回路部にプロ
    セッサとRAMを使用してソフトウェアにより制御を実
    施するようにしたボタン電話装置において、 内線用の端末として、キー操作により各種操作を行うと
    共にディスプレイを有して情報の表示を行う少なくとも
    1台のキーテレホン接続されるとともに、前記制御回
    路部にはシステム電源の投入により、または前記キーテ
    レホンのキー操作により前記RAMのリード/ライトチ
    ェックを、予め用意した特定パターンによるチェック用
    データを用い、前記RAMの領域の各アドレスを順次番
    地指定して行い、良否を判定する第1の機能とこの判定
    結果を、チェックしたRAMの素子別に前記キーテレホ
    ンのディスプレイに文字表示させるべく制御する第2の
    機能とからなるRAMチェック機能を持たせたことを特
    徴とするボタン電話装置。
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