JP3415135B1 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3415135B1
JP3415135B1 JP2002174860A JP2002174860A JP3415135B1 JP 3415135 B1 JP3415135 B1 JP 3415135B1 JP 2002174860 A JP2002174860 A JP 2002174860A JP 2002174860 A JP2002174860 A JP 2002174860A JP 3415135 B1 JP3415135 B1 JP 3415135B1
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幸弘 深津
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Abstract

【要約】 【課題】 小型化に好適なコネクタを提供する。 【解決手段】 雌ハウジング10には、雌端子金具30
を挿入可能なキャビティ11と、キャビティ11内に挿
入される雌端子金具30によって一旦撓み変形された後
に復帰して雌端子金具30に対して係止可能なランス1
3と、ランス13に対してその撓み空間を挟んで対向し
て配されるとともにランス13に対して係合されること
でランス13が過度に撓み変形するのを規制可能な下壁
12の低位部分12aとが設けられている。ランス13
の下面には、幅方向中央が頂点部13dとなる弧状をな
す円弧面13cが形成されている。下壁12の低位部分
12aには、ランス13の円弧面13cに略整合するよ
うな弧状をなす円弧面12bが凹み形成されることで、
雌端子金具30の挿抜に伴ってランス13が撓み変形さ
れる際にランス13を逃がすことができるようになって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ランスを備えたコネクタの一例と
して特開平6−325814号公報に記載されたものが
知られている。このものは、図18に示すように、ハウ
ジング1に後方から端子金具2を挿入可能なキャビティ
3が設けられ、このキャビティ3内には、挿入される端
子金具2によって一旦上方の撓み空間4へ撓み変形され
た後に、復帰して端子金具2に係止可能なランス5が設
けられている。この撓み空間4のさらに上方には、撓み
変形されるランス5に対して係合することで、ランス5
が過度に撓み変形されるのを規制可能な規制壁6が設け
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コネクタを
高さ方向について小型化するよう要請があった場合、例
えば撓み空間4を所定高さだけ小さくし、規制壁6をラ
ンス5側に接近した位置に設けるとともにその分だけ規
制壁6を凹ませてランス5を逃がせるようにすることが
考えられる。しかしながら、そうするとランス5の全幅
にわたる領域について規制壁6が薄くなるため、その強
度が不足してランス5の過度撓み変形を適切に規制でき
なくなるおそれがあり、コネクタを小型化するには限界
があった。本発明は上記のような事情に基づいて完成さ
れたものであって、小型化に好適なコネクタを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジン
グには、端子金具を挿入可能なキャビティと、キャビテ
ィ内に挿入される端子金具によって一旦撓み変形された
後に復帰して端子金具に対して係止可能なランスと、ラ
ンスに対してその撓み空間を挟んで対向して配されると
ともにランスに対して係合されることでランスが過度に
撓み変形するのを規制可能な規制部とが設けられている
ものにおいて、前記ランスのうち、前記規制部との対向
面は、幅方向について部分的な頂点部を有するように形
成され、前記規制部には、ランスが撓み変形する際にラ
ンスを逃がすための逃がし凹部が前記ランスの対向面に
略整合するような形状に形成されて、前記規制部は、幅
方向両端側にいくほど次第に厚みが大きくなる形状とな
っている構成としたところに特徴を有する。請求項2の
発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ランスの
うち前記規制部との対向面は、幅方向中央が頂点部とな
る弧状に形成され、前記逃がし凹部がその対向面に略整
合する弧状に形成されているところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>逃がし凹部
は、幅方向について部分的な頂点部を有するランスにお
ける規制部との対向面に略整合するような形状に形成さ
れているから、例えばランスを全幅にわたって逃がすよ
うな形状に形成した場合と比較して、規制部における強
度低下を補うことができる。従って、コネクタを小型化
した場合でも、規制部の強度低下を補ってランスの過度
撓みを適切に規制することができ、すなわち小型化に好
適なコネクタを提供することができる。 <請求項2の発明>逃がし凹部を形成した規制部は、幅
方向両側端側ほど厚みが大きくなる形状となるから、幅
方向中央の薄肉部分をしっかりと支持することができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図17によって説明する。この実施形態では、雌コネク
タハウジング10(以下、単に雌ハウジング10とい
う)内に雌端子金具30が挿入されてなる雌コネクタを
示す。この雌端子金具30は、雌ハウジング10内に収
容された状態で、雌ハウジング10に対して嵌合される
相手の雄ハウジング内に収容された雄端子金具(雄ハウ
ジング共々図示せず)と導通接続可能とされている。な
お以下では、雌ハウジング10に対する雌端子金具30
の挿入方向を前方とし、逆の抜き取り方向を後方とし、
また上下方向の記載は図8などを基準として説明する。
【0007】雌ハウジング10は、前後方向(雌端子金
具30の挿抜方向)に沿って型閉じ・型開きする前後一
対の金型によって樹脂成形されている。この雌ハウジン
グ10は、図1及び図8に示すように、内部には後方か
ら雌端子金具30を挿入可能なキャビティ11が上下2
段、幅方向に複数室並んで配設されている。キャビティ
11内に挿入される雌端子金具30は、キャビティ11
の下壁12から突設されたランス13により弾性的に抜
け止め可能とされるとともに、雌ハウジング10の前壁
14によって前止まり状態に支持されるようになってい
る。この雌ハウジング10の前壁14には、相手の雄端
子金具のタブがキャビティ11内に前方から進入するの
を許容するタブ挿通孔15が穿設されており、その前側
の孔縁には、全周にわたって略擂鉢状をなす誘導面16
が形成されることで、タブの進入動作が円滑に誘導され
るようになっている。雌ハウジング10の前壁14のう
ちタブ挿通孔15よりも下方位置(タブ挿通孔15とは
ランス13の撓み方向にずれた位置)には、雌ハウジン
グ10の成形時にランス13を成形する前側の金型を前
方へ型抜きするために型抜き孔17が穿設されている。
前壁14における型抜き孔17の孔縁上部幅方向中央に
は、下方へ突き出る略三角形状の突出部18が設けら
れ、この突出部18にも上記誘導面16が連続して形成
されている。
【0008】各キャビティ11の下壁12は、前側の約
1/4部分が一段低く形成されるとともにその段差部分
から片持ち状のランス13が前方へ突出して形成されて
いる。このランス13は、全体としては前端側にかけて
次第に上方、すなわちキャビティ11内に張り出すよ
う、前方へ向かって上り勾配をなす傾斜状に形成されて
おり、キャビティ11内への張出部分が挿入される雌端
子金具30により押圧されることで突出基端(後端)を
支点として下方(雌端子金具30の挿抜方向と交差する
方向)へ撓み変形可能とされている。この撓み時にラン
ス13は、下壁12の低位部分12aとの間に確保され
た撓み空間内に退避するようになっている。このランス
13の前方に確保された空間内には、雌端子金具30の
係止突部52が進入可能とされている。ランス13の下
方に対向する下壁12の低位部分12aは、ランス13
がその弾性限度を超えて撓み変形する手前の段階でラン
ス13の下面に係合することで、その過度撓み変形を規
制できるようになっている。またランス13は、前壁1
4に連結された下壁12の低位部分12aにより、全幅
にわたって下方のキャビティ11または下方外部に露出
することなく覆われており、もってランス13の保護が
図られている。
【0009】キャビティ11の下壁12のうちランス1
3よりも後側部分には、図2及び図8に示すように、雌
端子金具30の形状に合わせて溝が形成されている。す
なわち、下壁12のうち幅方向略中央には、雌端子金具
30の係止突部52及び突部49を挿通可能な突部挿通
溝19が形成されており、この突部挿通溝19の図2に
示す右側方には、雌端子金具30のスタビライザ47を
挿通可能とされ、且つ突部挿通溝19よりもさらに低い
スタビライザ挿通溝20が形成されている。この突部挿
通溝19は、後述するようにランス13側に連続して形
成されるのに対し、スタビライザ挿通溝20は、前端位
置がランス13よりも少し後方に設定されている。
【0010】キャビティ11の上面(ランス13との対
向面)における前端部には、全幅にわたって内方(ラン
ス13側)へテーパ状に張り出す張出部21が設けられ
ており、この張出部21によってキャビティ11内に挿
入される雌端子金具30の前端部をランス13側へ押し
出すことで、ランス13の係止深さが増加できるように
なっている。キャビティ11の後端周縁は、一部を除い
てほぼ全周にわたり雌端子金具30を誘い込むことがで
きるようテーパ状に形成されている。キャビティ11の
後端周縁のうち、図2の左上位置には、雌端子金具30
の挿抜方向と直交する切り立った端面をなす規制部22
が設けられており、この規制部22には、雌端子金具3
0がキャビティ11に対して正規の挿入姿勢とは上下反
転した不正な姿勢とされたときに、スタビライザ47が
突き当たることで挿入動作を規制可能とされている。ま
たキャビティ11は、図11に示すように、前半部分が
後半部分よりも幅狭になるように、両側壁23が内方へ
テーパ状に張り出して形成されている。
【0011】ランス13の構造を詳細に説明する。ラン
ス13は、図3に示すように、下面が全長にわたって前
方に向かって緩やかな上り勾配をなす傾斜面とされるの
に対し、上面が、ランス13の後部13bにおいては下
面と同様の傾斜面(但し、下面よりはやや急な勾配をな
す)とされ、ランス13の前部13aにおいてはほぼ水
平に形成されている。ランス13の上面は、下壁12の
後部側から連続して形成された突部挿通溝19により幅
方向中央が全長にわたって凹んだ形状となっている。突
部挿通溝19は、ランス13の後部13bにおいては、
全体として前側にかけて次第に溝幅が狭くなるよう形成
されており、底面19aと、上下方向に沿って真直な一
対の側面19bと、両側面19bと底面19aとを繋ぐ
とともに内傾した一対の斜面19cとにより構成されて
いる。突部挿通溝19は、ランス13の前部13aにお
いては、溝幅が全長にわたって一定とされるとともに、
円弧面19dによって構成されている。またランス13
の下面のうち幅方向中央部分は、全長にわたって突部挿
通溝19の円弧面19dよりも緩やかな(浅い)円弧面
13cとなっており、下壁12の低位部分12aについ
ても同様の円弧面12bが形成されている。言い換える
と、ランス13の下面、すなわち下壁12の低位部分1
2aとの対向面には、幅方向中央が最も下方へ張り出す
頂点部13dとした弧状をなす円弧面13cが膨出して
形成されるのに対し、下壁12の低位部分12aの上面
には、ランス13の円弧面13cに略整合するような弧
状をなす円弧面12bが凹み形成されることで、雌端子
金具30の挿抜に伴ってランス13が撓み変形される際
にランス13を逃がすことができるようになっている。
この撓み変形時には、ランス13は、下壁12の低位部
分12aとの間に殆ど隙間が形成されない程度まで下壁
12の低位部分12aに接近するようになっている(図
12)。下壁12の低位部分12aのうち円弧面12b
を凹み形成した部分は、幅方向中央が最も薄肉状になる
ものの幅方向両側端側にいくほど次第に厚みが大きくな
る形状となっている。
【0012】ランス13は、キャビティ11にほぼ匹敵
する幅寸法(キャビティ11よりも僅かに小さい程度)
を有し、全長にわたって一定幅に形成されている。この
ランス13の型抜き孔17は、雌ハウジング10の前壁
14においてキャビティ11よりも大きな幅領域にわた
って形成されており、従ってランス13の両側方に対向
するキャビティ11の両側壁23には、所定幅ずつの切
り欠き17aが形成されている。この切り欠き17aの
幅寸法分だけ、ランス13を成形する金型の厚み寸法を
大きく確保することができ、金型の強度が必要なだけ得
られるようになっており、逆に言うとランス13の幅寸
法が大きく確保され、ランス13の強度が高められてい
る。
【0013】ランス13の前端両側部の下側約3/5部
分には、ランス13を強制的に撓み変形させるための解
除治具(図示せず)によって操作可能とされる一対の操
作凹部24が前方に開口して形成されている。両操作凹
部24は、雌端子金具30がランス13に係止した状態
でも前方外部に露出するように配置されており(図1
7)、前方から型抜き孔17を通して挿入される解除治
具により下方へ押圧操作可能とされている。操作凹部2
4は、ランス13を側方から見て略三角形状に切欠して
形成され、その上面がほぼ水平をなすのに対し、下面が
後方へ向かって上り勾配をなすテーパ状をなしている。
【0014】ランス13の前端部における上側約2/3
部分には、さらに前方へ突出する突き出し部25が全幅
にわたって設けられている。この突き出し部25は、雌
端子金具30に対してランス13が係止した状態で、係
止突部52の内側に進入可能とされている。突き出し部
25は、下部25aがその上端側にかけて次第に突出長
さが次第に大きくなるよう形成され、上部25b(両操
作凹部24よりも上側部分)が一定の突出長さを有して
いる。別言すると、突き出し部25の下部25aの前端
面は、前方へ向かって上り勾配をなすテーパ状に形成さ
れており、上部25bの前端面は、切り立った端面とな
っている。
【0015】さて、キャビティ11内の前端位置の角部
には、図2及び図9に示すように、雌端子金具30に設
けられた被支持溝部53内に嵌合することで、雌端子金
具30が上下方向(ランス13の撓み方向)に傾動する
のを規制可能な支持突部26が内方に突出して設けられ
ている。この支持突部26は、略ブロック状に形成され
るとともに、雌ハウジング10の前壁14(キャビティ
11の前面)とキャビティ11の図2の左側の側壁23
(キャビティ11の図2の右側内側面)との双方に連結
されることで、強度が高められている。この支持突部2
6は、ランス13に対して上方(ランス13の撓み方
向)にずれた位置で、且つその下面が型抜き孔17に臨
むような位置に配されている。
【0016】雌端子金具30は、金属母材を所定形状に
打ち抜いたものに叩き加工や曲げ加工などを施すことで
所望の形状に成形されている。この雌端子金具30は、
図5及び図8に示すように、大まかには前後に開口する
略箱型をなす本体部31と、電線Wの端末に圧着接続可
能なバレル部32とを前後に繋げた構成となっている。
このうち、バレル部32は、前後に一対ずつのかしめ片
32a,32bを備え、前側の両かしめ片32aが電線
Wの芯線部分Waにかしめ付けられるのに対し、後側の
両かしめ片32bが電線Wの被覆部分Wbにかしめ付け
られるようになっている。
【0017】本体部31は、前後に延出する底壁33
と、底壁33の両側縁から立ち上がる一対の側壁34,
35と、図4の左側の側壁34の突出端から底壁33と
対向するよう突出する天井壁36と、図4の右側の側壁
35の突出端から突出するとともに天井壁36の外側に
重ね合わせられる外壁37とから構成されている。
【0018】底壁33は、図8に示すように、他の壁と
比較して前端が後方へ引っ込んだ位置に配されており、
この前端から弾性接触片38が突設されている。弾性接
触片38は、底壁33の前端から前方へ突出する舌片を
後方へ向けて折り返すことで、底壁33及び天井壁36
に対向するとともに全体として略山形をなす片持ち状に
形成されている。この弾性接触片38は、略U字型をな
す折返部の後側に前傾部分と後傾部分とを順次に繋げた
構成とされ、その前傾部分と後傾部分とにまたがる領域
には、前後に細長い略長円形状をなす膨出部39が天井
壁36側へ叩き出して形成されている。この膨出部39
における頂点部分が、相手の雄側端子金具のタブと接触
可能な接点部40とされている。この接点部40が雄側
端子金具のタブによって押圧されるのに伴って、弾性接
触片38は、折返部を撓み支点として底壁33側へ接近
するよう撓み変形可能とされている。撓み変形時には、
弾性接触片38の後端部が底壁33の内面に当接可能と
され、この部分には弾性接触片38の撓み代を稼ぐとと
もに、撓んだ弾性接触片38を幅方向についてずれ止め
可能な凹部41が所定長さにわたって凹み形成されてい
る。
【0019】また底壁33のうち接点部40に対向する
位置には、過度撓み規制突部42が接点部40側へ突出
するよう叩き出して設けられている。この過度撓み規制
突部42に対して弾性接触片38が係合することで、弾
性接触片38が弾性限度を越えて過度に撓み変形するの
を規制できるようになっている。また天井壁36のうち
膨出部39及び係止突部52と対向する位置には、受け
部43が内側(弾性接触片38側)に張り出して設けら
れている。この受け部43と弾性接触片38との間で雄
側端子金具のタブを狭圧状態に保持できるようになって
いる。
【0020】外壁37は、図5及び図8に示すように、
その長さ方向略中央部分に切欠部44が全幅にわたって
形成されることで、前部37aと後部37bとに分断さ
れている。この切欠部44内には、雌端子金具30がキ
ャビティ11内に挿入されると、ランス13が全長にわ
たって進入可能とされ、切欠部44の前側の切断端面4
4aに対してランス13が係止可能とされている。ラン
ス13に対する係止面である切欠部44における前側の
切断端面44aは、全域にわたって内側に傾斜するテー
パ状に形成されている。この切欠部44は、外壁37の
半分弱の長さを有するとともに図5の奥側の側壁35の
上端部にまで形成されている。この側壁35の上端面
(切欠部44における側方の切断端面)には、天井壁3
6の突出端から突設された張出片45が当接されること
で、天井壁36をほぼ水平な姿勢に支持できるようにな
っている。この天井壁36は、張出片45における側壁
35との当接部分を除いた全域が当該当接部分よりも僅
かに低く形成されており、その分だけランス13の係止
深さを稼ぐことができるようになっている。また外壁3
7の前部37aは、前後長さが後部37bよりも少し短
く設定されている。
【0021】外壁37の後部37bにおける突出端から
は、図5及び図6に示すように、底壁33側へ屈曲され
る後部保持片46と、その反対側(外方)へ屈曲される
スタビライザ47とが前後に設けられている。後部保持
片46は、図6の紙面手前側の側壁34に切欠形成され
た後部保持溝48内に嵌合されることで、後部37bが
前後に遊動するのを規制した状態に保持できるようにな
っている。スタビライザ47は、キャビティ11内のス
タビライザ挿通溝20内に挿通されることで、雌端子金
具30の挿入動作を案内可能となっている。また後部保
持片46の前端が後部37bの前端と、スタビライザ4
7の後端が後部37bの後端と、それぞれ揃えられてい
る。後部37bのうち後端部の幅方向中央には、スタビ
ライザ47とほぼ同じ長さを有する突部49が外方へ突
出するよう叩き出して形成されている。この突部49
は、雌端子金具30がキャビティ11内に挿入される
と、キャビティ11の下面(突部挿通溝19の上面)に
当接可能とされている。
【0022】外壁37の前部37aにおける突出端から
は、底壁33側へ屈曲される前部保持片50が設けられ
ている。前部保持片50は、図6の紙面手前側の側壁3
4に切欠形成された前部保持溝51内に嵌合されること
で、前部37aが前後に遊動するのを規制した状態に保
持できるようになっている。この前側保持片は、外壁3
7の前部37aよりも後方へ突出して形成されている。
そして、前側保持片の根元部分には、上記切欠部44が
拡張して形成され、その切断端面44aが既述したよう
に内側に傾斜したテーパ状に形成されており、ここにラ
ンス13の側端部が係止可能とされている。
【0023】外壁37の前部37aにおける幅方向に沿
った後端縁部(切欠部44の前側の切断端部)の略中央
(正確には中央よりも僅かに図4の左側にずれた位置)
には、ランス13が係止可能とされる係止突部52が外
側へ突出するよう叩き出して形成されている。係止突部
52は、図5ないし図7に示すように、全体としては前
端を頂点とする略角錐状をなしており、前端側にかけて
幅寸法及び高さ寸法が減少する先細り状をなすとともに
3つの斜面により構成される角錐部52aと、幅寸法及
び高さ寸法が一定とされるとともに3つの側面により構
成される角筒部52bとを前後に繋げた構成となってい
る。係止突部52の角錐部52aは、先細り状とされ、
且つその前端部がやや丸みを帯びた形状に形成されるこ
とで、キャビティ11内に雌端子金具30が挿入される
過程において突部挿通溝19内での挿通動作を円滑にで
きるようになっている。係止突部52の角筒部52b
は、切欠部44の前側の切断端面44aの傾斜に沿って
後方へオーバーハング状に突出して形成され、外壁37
の前部37aよりも後方に突出している。
【0024】この係止突部52は、上記突部49とほぼ
同じ高さ位置まで突出するよう設定され、突部49と同
様にキャビティ11の突部挿通溝19内に挿通可能とさ
れている。この係止突部52の角筒部52bにおける外
側への突出先端は、ランス13のうち突き出し部25よ
りも下側部分に達するように設定されており、もってラ
ンス13の係止深さが十分に確保されている。係止突部
52のうちランス13に対する係止面である後端面は、
切欠部44の前側の切断端面44aにより構成されてお
り、内側に傾斜したテーパ状に形成されている。外壁3
7の前部37aのうち係止突部52に対する両側方部分
の後端面についても、図9に示すように、内側に傾斜し
たテーパ状をなす切欠部44の前側の切断端面44aに
より構成され、ランス13が係止可能とされている。
【0025】さて、上記のような構造の係止突部52
は、次述する仮想三角錐Xよりも外側に張り出した形状
となっている。ここでいう仮想三角錐Xは、図7に示す
ように、係止突部52の前端を頂点Aとし、この頂点A
に対して、係止突部52のうち外壁37の前部37aの
後端縁からの一対の突出基端Bと、係止突部52におけ
る外側への突出先端C(図7では幅方向中央位置とす
る)とを結んで構成される。係止突部52の外面は、上
記した仮想三角錐Xにおけるいずれの辺(頂点Aと突出
基端Bとを結ぶ直線、頂点Aと突出先端Cとを結ぶ直
線、突出基端Bと突出先端Cとを結ぶ直線)よりも外側
に張り出すように形成されている。従って、この係止突
部52の内側の空間の容積は、上記仮想三角錐X内の空
間の容積よりも大きくなっている。
【0026】外壁37の前部37aと図4の右側の側壁
35とに跨る角部(弾性接触片38を設けた底壁33と
は高さ方向について反対側の外壁37における角部であ
り、且つ前部保持片50とは幅方向について反対側の部
分)には、被支持溝部53が前方へ開放するよう切り欠
いて形成されている。この被支持溝部53には、雌端子
金具30がキャビティ11内に挿入されるのに伴って、
キャビティ11の前端位置に設けられた支持突部26が
係止可能とされ、もって雌端子金具30が上下方向(雌
端子金具30の挿抜方向と交差する方向、ランス13の
撓み方向)に遊動不能に支持されるようになっている。
【0027】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。図8ないし図11に示
すように、雌端子金具30のバレル部32に電線Wを圧
着接続した後に、雌端子金具30をキャビティ11内に
後方から挿入する。このとき、スタビライザ47を下方
へ向けた正規の挿入姿勢とは上下反転した不正な姿勢で
雌端子金具30を挿入しようとした場合には、上方を向
いたスタビライザ47の前端面がキャビティ11の後端
周縁に形成された規制部22に突き当たることで挿入動
作が規制される。これにより、雌端子金具30の逆挿入
が確実に防止される。
【0028】正規の挿入姿勢としつつ雌端子金具30を
キャビティ11内に挿入すると、先に係止突部52が突
部挿通溝19内に挿通され、その後、突部49が突部挿
通溝19内に、スタビライザ47がスタビライザ挿通溝
20内にそれぞれ挿通されることで、雌端子金具30が
上下左右にがたつくのが抑制されつつ円滑に挿入され
る。そして、雌端子金具30が所定深さまで挿入される
と、図12に示すように、係止突部52によってランス
13が押圧されて下方へ撓み変形される。このとき、ラ
ンス13は、前部13aが係止突部52により押圧され
るときに最も大きく撓まされる。この過程では、係止突
部52が前端を頂点とする略角錐状に形成されているこ
とで、突部挿通溝19内での挿通動作が円滑になり、且
つランス13をスムーズに押圧できるようになってい
る。
【0029】雌端子金具30がキャビティ11内に正規
深さまで挿入されるのに伴って、係止突部52がランス
13を乗り越えるとともにランス13が弾性復帰して、
図13ないし図16に示すように、切欠部44内に進入
しつつ雌端子金具30に対して弾性的に係止される。こ
のとき、ランス13のうち、切断端面44aの傾斜に沿
って突出する突き出し部25が係止突部52の内側に進
入可能とされる。この過程では、本体部31の前端部が
キャビティ11の上面の張出部21により押し下げられ
てランス13側に接近するよう変位するから、ランス1
3の雌端子金具30に対する係止深さが大きくなってい
る。しかも、このとき雌端子金具30は、図15に示す
ように、被支持溝部53内に支持突部26が嵌合して係
止されることで、上下方向(ランス13の撓み方向)に
傾動するのが規制される。また係止突部52は、図17
に示すように、ランス13の両操作凹部24とは幅方向
にずれた位置に配されており、両操作凹部24と共に前
方外部に露出している。またこのとき係止突部52は、
その下端がランス13の円弧面13cよりも僅かに上方
位置に配されており、別言すると円弧面13cは、ラン
ス13における雌端子金具30との係止領域の下端(外
端)に沿うようにして形成されている。
【0030】ここで、ランス13に対する係止面である
切欠部44の前側の切断端面44aは、図13ないし図
16に示すように、係止突部52を含めた外壁37の前
部37a及び前部保持片50に至るまで、すなわち雌端
子金具30のほぼ全幅領域にわたって形成されているの
で、雌端子金具30は、強固な抜け止め力でもってキャ
ビティ11内から抜け止め状態に保持される。しかも、
切欠部44の前側の切断端面44aは、内側に傾斜した
テーパ状に形成されているので、抜け止め力がより強固
なものとなっている。
【0031】上記のような係止状態から、電線Wを介し
て雌端子金具30に対して後方へ引っ張るような力が作
用した場合には、雌端子金具30におけるランス13の
前端面との当接部分である係止突部52などがランス1
3に対して食い込む可能性がある。そうなると、ランス
13の肉が削られて係止突部52の内側の空間に進入す
ることになる。
【0032】ところが、本実施形態における係止突部5
2の内側の空間の容積は、既述した通り図7に示す仮想
三角錐Xの内側の容積と比較すると大きくなっている。
従って、食い込み時に係止突部52の内側に進入するの
が許容されるランス13の肉の量が多くなっている。こ
れにより、ランス13を係止突部52に食い込ませなが
ら雌端子金具30を後方へ引っ張るのに必要な力、すな
わち雌端子金具30の抜け止め力が大きくなっており、
雌端子金具30を強固に保持できるようになっている。
【0033】一方、メンテナンスなどの事情により、雌
ハウジング10内から雌端子金具30を取り外す場合が
ある。その場合は、型抜き孔17内に前方外部から解除
治具を挿入し、その解除治具によりランス13の操作凹
部24を下方へ押圧操作することで、ランス13を強制
的に撓み変形させて雌端子金具30との係止状態を解除
しつつ電線Wを後方へ引っ張って雌端子金具30を抜き
取るようにする。このように解除治具によってランス1
3を強制的に撓み変形させる際には、ランス13に対し
て過度な操作力が付与されて必要以上に撓み変形させる
場合があり得る。そのような場合でも、ランス13は、
弾性限度を超えて撓み変形する手前の段階で、円弧面1
3cを含めた下面が、下壁12の低位部分12aにおけ
る円弧面12bを含めた上面に係合することで、過度に
撓み変形するのが規制され、もってランス13が塑性変
形するのが防止される。
【0034】以上説明したように本実施形態によれば、
ランス13の下面には、幅方向について部分的な頂点部
13dを有するような弧状をなす円弧面13cが形成さ
れ、ランス13の過度撓みを規制可能な下壁12の低位
部分12aには、上記円弧面13cに略整合するような
弧状をなす円弧面12bが形成されているから、例えば
ランスを全幅にわたって逃がすような形状に下壁の低位
部分を形成した場合と比較して、下壁12の低位部分1
2aを厚肉に保つことができ、その強度低下を補うこと
ができる。従って、雌コネクタを小型化した場合でも、
下壁12の低位部分12aの強度低下を補ってランス1
3の過度撓みを適切に規制することができ、すなわち小
型化に好適な雌コネクタを提供することができる。
【0035】しかも、ランス13の円弧面13cは、幅
方向中央が頂点部13dとなる弧状に形成され、下壁1
2の低位部分12aの円弧面12bがランス13の円弧
面13cに略整合する弧状に形成されている。これによ
り円弧面12bを凹み形成した下壁12の低位部分12
aは、幅方向両端側ほど厚みが大きくなる形状となるか
ら、幅方向中央の薄肉部分をしっかりと支持することが
でき、ランス13の過度撓みを規制する機能を十分に発
揮することができる。
【0036】ところで、本実施形態では、雌端子金具3
0の本体部31をなす外壁37の前部37aには、ラン
ス13の係止深さを稼ぐための係止突部52が設けられ
ている。ランス13の上面には、この係止突部52を逃
がすための突部挿通溝19が設けられており、これによ
り雌端子金具30の挿抜に伴うランス13の撓み代が小
さくなっている。ところが、ランス13の上面に突部挿
通溝19を凹み形成すると、ランス13の強度低下が懸
念されるので、ランス13の下面側を部分的に下方へ弓
形に張り出させて円弧面13cを形成することで強度を
補うようにしている。このようにランス13の下面側を
張り出させているので、そのランス13の張り出し部分
を逃がすために下壁12の低位部分12aに円弧面12
bを凹み形成している。この円弧面12bは、既述した
通りランス13の円弧面13cに略整合するような形状
に形成されているから、ランスを全幅にわたって逃がす
ような形状に形成した場合と比べて下壁12の低位部分
12aの強度低下を補うことができる。
【0037】ここで、仮にランスの上面に突部挿通溝を
形成しないようにすれば、ランスの強度低下については
避けることができるものの、ランスの撓み代が大きくな
るため、雌コネクタが高さ方向に大型化してしまう。こ
の問題を回避するには、下壁の低位部分のうちランスの
全幅にわたる領域を凹み形成してランスを逃がすように
することが考えられるが、そうすると今度は下壁の低位
部分の強度低下が問題となる。つまり、本実施形態によ
れば、雌コネクタの小型化を図るとともに、ランス13
と下壁12の低位部分12aとの強度低下を補うことが
できる。またランス13の撓み代が小さくなることで、
雌端子金具30の挿抜に必要な力をも低減することがで
きる。
【0038】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、ランスの下面に円弧面を
形成し、下壁の低位部分の上面にランスの円弧面に整合
するような円弧面を形成したものを示したが、ランスの
下面と下壁の低位部分の上面とを完全に一致した形状に
する必要はなく、相互に多少形状が異なるものも本発明
に含まれる。またランスの下面及び下壁の低位部分の上
面の形状は、円弧面以外にも任意に設定することができ
る。例えばランスの下面及び下壁の低位部分の上面を、
正面から見て三角形や台形に形成したり、また左右非対
称形状としてもよい。 (2)上記した実施形態では、雌端子金具に係止突部が
設けられるとともに、ランスに係止突部を挿通する突部
挿通溝が設けられているものを示したが、これらを省略
したものにも本発明は適用可能である。 (3)上記した実施形態では、雌コネクタについて例示
したが、雄コネクタについても本発明は適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る雌ハウジングの正面
【図2】雌ハウジングの背面図
【図3】雌ハウジングの部分切欠斜視図
【図4】雌端子金具の正面図
【図5】雌端子金具の底面図
【図6】雌端子金具の左側面図
【図7】係止突部と仮想三角錐とを示す拡大斜視図
【図8】雌ハウジング内に雌端子金具を挿入する前の状
態を示す側断面図(雌ハウジングが図1のA−A線断面
図、雌端子金具が図4のE−E線断面図)
【図9】雌ハウジング内に雌端子金具を挿入する前の状
態を示す側断面図(雌ハウジングが図1のB−B線断面
図、雌端子金具が図4のF−F線断面図)
【図10】雌ハウジング内に雌端子金具を挿入する前の
状態を示す側断面図(雌ハウジングが図1のC−C線断
面図、雌端子金具が右側面図)
【図11】雌ハウジング内に雌端子金具を挿入する前の
状態を示す側断面図(雌ハウジングが図1のD−D線断
面図、雌端子金具が平面図)
【図12】雌ハウジング内に雌端子金具を挿入する途中
の状態を示す側断面図(雌ハウジングが図1のA−A線
断面図、雌端子金具が図4のE−E線断面図)
【図13】雌ハウジング内に雌端子金具を挿入した状態
を示す側断面図(雌ハウジングが図1のA−A線断面
図、雌端子金具が図4のE−E線断面図)
【図14】雌ハウジング内に雌端子金具を挿入した状態
を示す側断面図(雌ハウジングが図1のB−B線断面
図、雌端子金具が図4のF−F線断面図)
【図15】雌ハウジング内に雌端子金具を挿入した状態
を示す側断面図(雌ハウジングが図1のC−C線断面
図、雌端子金具が右側面図)
【図16】雌ハウジング内に雌端子金具を挿入した状態
を示す側断面図(雌ハウジングが図1のD−D線断面
図、雌端子金具が平面図)
【図17】雌ハウジング内に雌端子金具を挿入した状態
を示す正面図
【図18】従来例の断面図
【符号の説明】
10…雌ハウジング(コネクタハウジング) 11…キャビティ 12a…低位部分(規制部) 12b…円弧面(逃がし凹部) 13…ランス 13c…円弧面(対向面) 13d…頂点部 30…雌端子金具

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングには、端子金具を挿
    入可能なキャビティと、キャビティ内に挿入される端子
    金具によって一旦撓み変形された後に復帰して端子金具
    に対して係止可能なランスと、ランスに対してその撓み
    空間を挟んで対向して配されるとともにランスに対して
    係合されることでランスが過度に撓み変形するのを規制
    可能な規制部とが設けられているものにおいて、 前記ランスのうち、前記規制部との対向面は、幅方向に
    ついて部分的な頂点部を有するように形成され、前記規
    制部には、ランスが撓み変形する際にランスを逃がすた
    めの逃がし凹部が前記ランスの対向面に略整合するよう
    な形状に形成されて、前記規制部は、幅方向両端側にい
    くほど次第に厚みが大きくなる形状となっていることを
    特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ランスのうち前記規制部との対向面
    は、幅方向中央が頂点部となる弧状に形成され、前記逃
    がし凹部がその対向面に略整合する弧状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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DE60201744T DE60201744T2 (de) 2002-06-06 2002-08-30 Ein elektrischer Steckverbinder
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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