JP3414407B2 - 油及び合成界面活性剤を含有するヒト用液状クレンジング組成物 - Google Patents

油及び合成界面活性剤を含有するヒト用液状クレンジング組成物

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JP3414407B2 JP51492298A JP51492298A JP3414407B2 JP 3414407 B2 JP3414407 B2 JP 3414407B2 JP 51492298 A JP51492298 A JP 51492298A JP 51492298 A JP51492298 A JP 51492298A JP 3414407 B2 JP3414407 B2 JP 3414407B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は非極性可溶性油分及び非晶質可溶性合成界面
活性剤を含み、良好なレオロジ−と良好な起泡性と肌ざ
わり及び安定性を示すヒト用液状クレンジング組成物に
関する。少なくとも約40重量%の水相がラメラ相をなす
可溶性非晶質合成界面活性剤である。
発明の背景 ヒト用液状クレンジング製品は米国及び全世界にわた
り益々普及しつつある。望ましいヒト用液状クレンジン
グ組成物は多くの基準を満たさなければならない。例え
ば、消費者が満足するためには、ヒト用液状クレンジン
グ製品は良好な清浄性、良好な起泡性を示し、肌に低刺
激性でなければならない(乾燥させない)し、そして好
適には肌に潤いを与えることさえしなければならない。
高含量の親油性皮膚保湿剤を含有するヒト用液状クレ
ンジング製品は既に発表されている。事実、特にオ−レ
イ・クレンジング・パフ(Olay Cleansing Puff)を用
いて使用すると皮膚上に親油性皮膚保湿剤を付着するオ
イル・オブ・オ−レイ・モイスチュアライジング・ボデ
イ・ウオッシュ(Oil of Olay Moisturizing Body Was
h)のような消費者用製品は消費者に非常に評判が良
い。それにも拘らず、若干の消費者はこれらのヒト用液
状クレンジング製品からより大きな保湿益が得られるこ
とを好ましく思うことさえあつた。従って、より大きな
保湿性をもつヒト用液状クレンジング組成物を提供する
ことが望ましいであろう。
オイル・オブ・オ−レイ・モイスチュアライジング・
ボデイ・ウオッシュは親油性皮膚保湿剤として大豆油を
含有する。他のより効率的な親油性皮膚保湿剤(例えば
ペトロラタム)により親油性皮膚保湿剤の優れた付着量
が得られることが判明した。不幸にして、広範囲の炭化
水素の混合物であるペトロラタムは液状クレンザ−工業
で使用される主要界面活性剤組織である等方性ミセル相
の可溶性界面活性剤と非相溶性である。この非相溶性は
ペトロラタムの低分子量成分が細長い条虫状のミセルの
内部芯部中に可溶化して該低分子量成分がミセルを細長
い集合体から球状の集合体に変換させることに起因す
る。これはマイクロエマルション滴の生成に似ている。
この変換の最終結果は細長いミセルの消失から生ずるレ
オロジ−の変質と、指数的に油の表面積が増大すること
(界面活性剤が結合した結果)から生ずる著しい起泡の
劣化とである。1%のような少量の可溶性成分(例えば
ペトロラタム)を含む油でさえ等方性ミセル相の可溶性
界面活性剤と非相溶性であることが判明した。
過去においては、この問題に対する唯一の解決法は、
非極性可溶性油を使用する時にそれ自体が不溶性の晶質
界面活性剤構造である物質(倒えば石鹸)を使用するこ
とであつた。例えばC8〜C22遊離脂肪酸のカリウム塩石
鹸、水、ポリオ−ル、ペトロラタム及びC8〜C22遊離脂
肪酸からなる半固体石鹸組成物を開示するWO94/01084号
明細書、及び5〜35%のC8〜C22脂肪酸石鹸、ペトロラ
タム及び構成成分(例えば脂肪族アルコ−ル)からなる
組成物を開示するWO96/02229号明細書を参照されたい。
前記不溶性晶質界面活性剤は可溶性油分の存在下では好
ましくないペ−スト様レオロジ−を与えたから、この解
決法は理想的な解決法ではなかつた。その上、不溶性晶
質界面活性剤と可溶性油分とを併用するヒト用クレンジ
ング組成物は安定性に問題がある傾向があり、また好ま
しくないねばねばした皮膚感触を与えた。
しかし今般、ペトロラタムのような可溶性成分をもつ
可溶性油または油類と可溶性非晶質合成界面活性剤とを
含み、良好なレオロジ−、安定剤、皮膚感触と起泡性と
を示すヒト用液状クレンジング組成物が、界面活性剤構
造を主要量の、且つ広く使用されているミセル相からニ
−ト相としても知られるラメラ相液構造に加工すること
により、得られることが判明した。
発明の要約 本発明は保湿相と水性クレンジング相とを含むヒト用
液状クレンジングエマルション組成物に関する。保湿相
は非極性、可溶性、親油性皮膚保湿剤を含む。水性クレ
ンジング相は起泡性、可溶性、非晶質合成界面活性剤、
安定剤及び水を含む。水性相の少なくとも40体積%がラ
メラ相の可溶性、非晶質合成界面活性剤を含む。本発明
のヒト用液状クレンジング組成物は5%以下の不溶性晶
質界面活性剤を含む。
発明の詳細な記載 本発明は皮膚に臨床的に有効な潤いを与え、望ましい
レオロジ−、起泡性、安定性及び皮膚感触を示すヒト用
液状クレンジング組成物に関する。本明細書で使用する
“ヒト用液状クレンジング組成物”とはシャワ−洗浄
剤、液体による手の洗浄剤及びシャンプ−を含むヒト用
リンス−オフ・クレンジング製品を云うが、これらに限
定するものではない。本発明のヒト用液状クレンジング
組成物は非極性可溶性親油性皮膚保湿剤を含む保湿相
と、ラメラ相を呈する起泡性可溶性非晶質合成界面活性
剤、安定剤及び水を含む水性クレンジング相とを含むエ
マルションである。本発明のヒト用液状クレンジング組
成物は5%以下の不溶性晶質界面活性剤を含む。ここに
使用する“不溶性晶質界面活性剤”とは水中10%の濃度
で結晶質である不溶性物質を云う。石鹸は不溶性晶質界
面活性剤の例である。
上記諸物質を含む本発明のヒト用液状クレンジング組
成物及びその製法を下記に詳述する: I.成分 A.保湿相 本発明のヒト用液状クレンジングエマルション組成物
は組成物の約1重量%〜約30重量%、好適には約3重量
%〜約25重量%、更に好適には約5重量%〜約25重量%
の非極性可溶性親油性皮膚保湿剤を含む。ここに使用す
る用語“非極性可溶性親油性皮膚保湿剤”とは少なくと
も1重量%の可溶性成分を含む親油性皮膚保湿剤であ
る。可溶性成分は後記する分析法の項に記載の濁度法で
測定した時に5%以上の透過率(或いは3%以上の貯蔵
時透過率)をもつ成分である。
本発明で使用するのに適した非極性可溶性親油性皮膚
保湿剤は例えば低分子量炭化水素、ポリマ−油及びシリ
コ−ン及び主として短鎖長脂肪酸(例えば<C18)から
なるトリグリセライドを含む。本発明のヒト用クレンジ
ング組成物で使用する非極性可溶性親油性皮膚保湿剤の
特定例はペトロラタム、鉱油、ココナツツ油、ヤシ油、
アボカド油、ヒマシ油、約600以下の分子量をもつポリ
ブテン、約1000センチスト−ク以下の粘度をもつシリコ
−ンである。本発明で使用するにはペトロラタムが特に
好適である。
B.水性クレンジング相: 本発明のヒト用液状クレンジングエマルション組成物
はラメラ相の起泡性可溶性非晶質合成界面活性剤、安定
剤及び水を含む水性クレンジング相を含む。これらの各
成分の各々を以下に詳述する: 1.起泡性界面活性剤 本発明のヒト用クレンジングエマルション組成物は約
5%〜約30%、好適には約5%〜約25%、更に好適には
約10%〜約25%、最も好適には約12%〜約25%の起泡性
可溶性非晶質合成界面活性剤を含む。ここに起泡性界面
活性剤とは25℃でCMC(臨海ミセル濃度)で測定した時
に15〜50ダイン/cm、更に好適には25〜40ダイン/cmの、
界面活性剤混合物使用時はそれらの混合物の、平衡表面
張力をもつ界面活性剤または界面活性剤混合物と定義す
る。若干の界面活性剤混合物はそれら個々の成分の表面
張力より小さい表面張力を示すことがある。
可溶性非晶質起泡性合成界面活性剤はアニオン界面活
性剤、非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性
界面活性剤及びそれらの混合物からなる群から選ばれ
る。
本発明で有用なアニオン界面活性剤にはアシルイセチ
オン酸塩、アシルサルコシン酸塩、アルキルグリセリン
エ−テルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アル
キルエ−テル硫酸エステル塩、アシルラクチレ−ト、ア
シルメチルタウリン塩、パラフィンスルホン酸塩、線状
アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシルグルタミン
酸塩アルキルスルホコハク酸エステル塩、アルファスル
ホ脂肪酸エステル、アルキルエ−テルカルボン酸酸塩、
リン酸アルキルエステル塩、エトキシル化アルキルリン
酸エステル塩、アルファオレフィン硫酸エステル塩、ア
ルキルエ−テル硫酸塩(1個〜12個のエトキシ基含有)
及びそれらの混合物[アニオン界面活性剤類はC8〜C22
のアルキル鎖を含み、対イオンはNa、K、NH4、N(CH2
CH2OH)である]がある。アニオン界面活性剤はアシ
ルイセチオン酸塩、アシルサルコシン酸塩、アシルラク
チレ−ト、アルキルスルホコハク酸エステル塩、アルキ
ルグリセリンエ−テルスルホン酸塩、アシルメチルタウ
リン塩、アルキルエ−テル硫酸塩、アルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルリン酸エステル塩及びそれらの混合物
(界面活性剤はC8〜C14のアルキル鎖をもち、約8%〜
約20%の量で存在する)からなる群から選択した時に一
層好適である。
両性合成界面活性剤はこの製品中で単独の界面活性剤
としては使用できないが、約1重量%〜約10重量%の少
ない量で共−界面活性剤として好適であり、より好適な
種類はアルキルアンホ−モノ−及び−ジアセテ−ト(al
kyl−ampho、mono−and diacetates)、アルキルベタイ
ン、アルキルジメチルアミンオキシド、アルキルスルテ
イン(alkyl sultaines)、アルキルアミドプロピルベ
タイン、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルテイン
及びそれらの混合物(これらの界面活性剤はC8〜C22ア
ルキル差を含む)から選ばれる。
非イオン合成界面活性剤もこの製品中で単独の界面活
性剤として使用できないが、約1重量%〜約15重量%の
少ない量で共−界面活性剤として使用できる。より好適
な種類はアルキルグルコ−スアミド、アルキルグルコ−
スエステル、ポリオキシエチレンアミド、脂肪族アルカ
ンアミド、アルキルアミンオキシド、アルキルポリグル
コシド、ポリオキシエチレンアルキルフェノ−ル、脂肪
酸のポリオキシエチレンエステル、ポロサミン(エチレ
ンジアミンテトラポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レン)及びポロサマ−(ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレングリコ−ル)のようなEO/POブロツクコポリ
マ−、ソルビタンエステル及びアルコ−ルエステル及び
それらの混合物からなる群から選ばれる。
カチオン合成界面活性剤はこの製品中で単独の界面活
性剤として使用できないが、約0.5重量%〜約6重量%
の少ない量で共−界面活性剤として好適である。より好
適なカチオン界面活性剤の種類はアルキルトリモニウム
クロリド及びメトサルフェ−ト、塩化及びメチル硫酸エ
ステル化ジアルキルジアンモニウム、及び塩化及びメチ
ル硫酸エステル化アルキルアルコニウム、及びそれらの
混合物からなる群から選ばれる。これらの界面活性剤は
アルキル鎖当たりC12〜C24の炭素原子を含む。最も好適
なカチオン界面活性剤はステアラアルコニウムクロリド
(塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリ
ド)、ステアラトリモニウムクロリド(塩化ステアリル
トリメチルアンモニウム)、ジステアリルジモニウムク
ロリド(塩化ジステアリルジメチルアンモニウム)及び
それらの混合物である。カチオン界面活性剤はまた脂質
沈着助剤としても働く。
本発明のヒト用クレンジング組成物の水性相の少なく
とも約40体積%、好適には少なくとも約50体積%、更に
好適には少なくとも約60体積%、最も好適には少なくと
も約70体積%がラメラ相(ニ−ト相)の可溶性、非晶質
合成界面活性剤からなる。
界面活性剤は種々の既知の方法によりラメラ相に換え
ることができる。例えば界面活性剤をラメラ相にする仕
方を開示したWO96/02229号明細書を参照されたい。この
明細書はこれを参照することにより本明細書に組み入れ
られる。ここでは両性界面活性剤、構成成分、電解質及
びそれらの混合物をヒト用クレンジング組成物中に含有
させることにより界面活性剤がラメラ相の形態をとるこ
とを教示している。界面活性剤をラメラ相にする構成成
分にはC8〜C22脂肪酸、C8〜C22脂肪族アルコ−ル、ラポ
ナイトのような膨潤性クレ−、Carbopol(TM)(グッド
リツチ社から入手できるポリマ−)のような架橋ポリア
クリレ−ト及びそれらの混合物がある。適当な電解質は
アルカリ金属及びアルカリ土類金属のハロゲン塩及び硫
酸塩、及びアンモニウム塩のような塩がある。
本発明の液状エマルション組成物は組成物の5重量%
以下、好適には4重量%以下、更に好適には3重量%以
下、最も好適には2重量%以下の不溶性晶質界面活性剤
を含む。不溶性晶質界面活性剤は例えば脂肪酸石鹸、ア
ルキルグリセリンエ−テル硫酸エステル及びココイセチ
オン酸ナトリウムである。
2.安定剤 本発明のヒト用液状クレンジング組成物の代表例は水
相中に約0.1%〜約10%、好適には約0.25%〜約8%、
更に好適には約0.5%〜約5%の安定剤を含む。
この安定剤はエマルション中に結晶質の網目構造を形
成して親油性皮膚保湿剤液滴が合一して製品中で相分離
するのを防止するのに使用される。この網目構造は剪断
後に粘度の時間依存性回復現象(例えばチキソトロピ−
性)を示す。
本発明で使用する安定剤は界面活性剤ではない。安定
剤は改善された貯蔵安定性及び応力安定性を付与する
が、しかし発泡時に水中油型エマルションを分離させ、
それにより皮膚上に脂質の沈着を増大させる。このこと
は、本発明の水中油型クレンジングエマルションを菱型
網目をもつポリマ−スポンジ(1992年9月8日公布のカ
ンパグノリ(Campagnoli)の米国特許第5,144,744号明
細書(本明細書に組入れられる)に記載)と共に使用し
た時に特に当てはまる。
本発明の一実施態様においては、ヒト用クレンジング
組成物で使用する安定剤はヒドロキシル基含有晶質安定
剤を含む。この安定剤はヒドロキシル基含有脂肪酸、脂
肪酸エステル、脂肪酸エステルもしくは脂肪酸石鹸水不
溶性ワツクス様物質などであることができる。
ヒドロキシル基含有晶質安定剤は下記の物質からなる
群から選択される: (i) 式中、 R2=R1またはH R3=R1またはH R4=C0-20アルキル R5=C0-20アルキル R6=C0-20アルキル R4+R5+R6=C10-22 1≦x+y≦4; (ii) 式中、R7=−R4(CHOH)xR5(CHOH)yR6 M=Na+またはK+またはMg++またはH;及び (iii)前記(i)と(ii)との混合物; 好適な若干のヒドロキシル基含有安定剤には12−ヒドロ
キシステアリン酸、9,10−ジヒドロキシステアリン酸、
トリ−9,10−ジヒドロキシステアリン、トリ−12−ヒド
ロキシステアリン(水素化ヒマシ油は大部分トリ−12−
ヒドロキシステアリンである)があり、トリ−12−ヒド
ロキシステアリンが本発明のエマルション組成物で使用
するのに最も好適である。
これらのヒドロキシル基含有晶質安定剤を本発明のヒ
ト用クレンジング組成物に使用する場合には、それらは
ヒト用液状クレンジング組成物の代表例として約0.5%
〜10%、好適には0.75%〜8%、更に好適には1.25%〜
約5%の量で存在する。安定剤は環境条件下または環境
条件に近い条件下で水に不溶性である。
別法として、本発明のヒト用クレンジング組成物に使
用する安定剤はポリマ−増粘剤であることもできる。ポ
リマ−増粘剤を安定剤として本発明のヒト用クレンジン
グ組成物に使用する時には、ポリマ−増粘剤は組成物の
約0.01重量%〜約5重量%、好適には約0.3重量%〜約
3重量%の範囲の量を含有させるのが代表的である。ポ
リマ−増粘剤は好適には1,000〜3,000,000の分子量をも
つカチオン性グア−ガム部類のカチオン性ポリサッカリ
ド、アクリル酸及び/又はメタクリル酸から誘導された
アニオン性、カチオン性及び非イオン性ホモポリマ−、
アニオン性、カチオン性及び非イオン性セルロ−ス樹
脂、塩化ジメチルジアルキルアンモニウムとアクリル酸
とのカチオン性コポリマ−、塩化ジメチルジアルキルア
ンモニウムのカチオン性ホモポリマ−、カチオン性ポリ
アルキレンイミン、カチオン性エトキシポリアルキレン
イミン、分子量100,000〜4,000,000のポリエチレングリ
コ−ル及びそれらの混合物からなる群から選ばれたアニ
オン性、非イオン性、カチオン性または疎水性化変成ポ
リマ−である。好適にはポリマ−はナトリウムポリアク
リレ−ト、ヒドロキシエチルセルロ−ス、セチルヒドロ
キシエチルセルロ−ス及びポリクオ−タニウム10(塩化
O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)
プロピル]ヒドロキシエチルセルロ−ス)からなる群か
ら選ばれる。
本発明のヒト用クレンジング組成物に使用できる他の
安定剤はC10〜C22エチレングリコ−ル脂肪酸エステルで
ある。これらのC10〜C22エチレングリコ−ル脂肪酸エス
テルは先に記載したポリマ−増粘剤と共に使用するのが
望ましい。これらのエステルは好適にはジエステルであ
り、更に好適にはC14〜C18ジエステル、最も好適にはエ
チレングリコ−ルジステアリン酸エステルである。C10
〜C22エチレングリコ−ル脂肪酸エステルを安定剤とし
て本発明のヒト用クレンジング組成物に使用する場合に
は、代表例として前記脂肪酸エステルはヒト用クレンジ
ング組成物の約3%〜約10%、好適には約5%〜約8
%、更に好適には約6%〜約8%の量で存在する。
本発明のヒト用クレンジング組成物に使用できる他の
種類の安定剤はヒュ−ムドシリカ、沈殿シリカ及びそれ
らの混合物からなる群から選ばれた分散性不定形シリカ
である。ここに“分散性不定形シリカ”とは約100ミク
ロン以下の平均凝集粒子寸法をもつ微細に磨砕または粉
砕した微細非晶質シリカを云う。
熱分解法シリカとしても知られるヒュ−ムドシリカは
水素−酸素炎中での四塩化珪素の蒸気相加水分解により
製造される。この燃焼処理が二酸化珪素分子を創製し粒
子に凝縮すると考えられる。コロイド粒子が互いに付着
して焼結する。この処理は3次元の枝分かれ鎖をもつ凝
集体を生成する。凝集体がシリカの融点すなわち約1710
℃以下に冷却されて更に衝突が繰返されて前記枝分かれ
鎖の機械的絡み合いが生じて集合体を形成する。沈殿シ
リカとシリカゲルとは通常水溶液中で造られる。“CAB
−O−SIL Untreated Fumed Silica Properties and
Functions"と題するCabot Technical Data Pamphlet TD
−100(1993年10月)及び“CAB−O−SIL Untreated
Fumed Silica in Cosmetic and Personal Care Product
s"と題するCabot Technical Data Pamphlet TD−104(1
992年3月)(これらを参照することによりこれらは本
明細書に組入れられる)を参照されたい。
ヒュ−ムドシリカは約0.1ミクロン〜約100ミクロン、
好適には約1ミクロン〜約50ミクロン、更に好適には約
10ミクロン〜約30ミクロンの平均集合体粒子寸法をもつ
のが好ましい。集合体粒子は約0.01ミクロン〜約15ミク
ロン、好適には約0.05ミクロン〜約10ミクロン、更に好
適には約0.1ミクロン〜約5ミクロン、最も好適には約
0.2ミクロン〜約0.3ミクロンの範囲の平均粒子寸法をも
つ凝集体粒子からなる。シリカは好適には50m2/g以上、
更に好適には約130m2/g以上、最も好適には約180m2/g以
上の表面積をもつ。
本発明に不定形シリカを安定剤として使用する場合に
は、代表例として不定形シリカはエマルション組成物中
に約0.1%〜約10%、好適には約0.25%〜約8%、更に
好適には約0.5%〜約5%の範囲の量で含まれる。
本発明のヒト用クレンジング組成物に使用できる4番
目の部類の安定剤はベントナイト、ヘクトライト及びそ
の混合物からなる群から選ばれた分散したスメクタイト
クレ−からなる。ベントナイトはコロイド状アルミニウ
ムクレ−硫酸塩である。Merck Index、11版(1989)、
項目番号1062(164頁)を参照されたい。この記載事項
はこれを参照することにより本明細書に組入れる。ヘク
トライトはナトリウム、マグネシウム、リチウム、珪
素、酸素、水素及びフツ素を含有するクレ−である。Me
rck Index、11版(1989)、項目番号4538(729頁)を参
照されたい。この記載事項はこれを参照することにより
本明細書に組入れる。
スメクタイトクレ−を安定剤として本発明のヒト用ク
レンジング組成物に使用する場合には、スメクタイトク
レ−は代表例として、約0.1%〜約10%、好適には約0.2
5%〜約8%、更に好適には約0.5%〜約5%の範囲の量
で含まれる。
3.水 本発明のヒト用保湿性クレンジング組成物は必須成分
として水を含む。代表例としては、水は本発明のヒト用
クレンジング組成物の約30部〜約80部、好適には約40部
〜約75部、最も好適には約40部〜約65部の量で存在す
る。
4.任意成分 本発明のヒト用クレンジング組成物は水相に多数の任
意成分を含有できる。
例えば、本発明のヒト用クレンジング組成物は適宜、
水分散性、ゲル形成性ポリマ−を含むことができる。こ
れらのポリマ−は好適には分子量1,000〜3,000,000をも
つカチオン性グア−ガムの部類のカチオン性ポリサッカ
ライド;アクリル酸及び/又はメタクリル酸から誘導さ
れたアニオン性、カチオン性及び非イオン性ホモポリマ
−;アニオン性、カチオン性、非イオン性セルロ−ス樹
脂;塩化ジメチルジアルキルアンモニウムとアクリル酸
とのカチオン性コポリマ−;塩化ジメチルジアルキルア
ンモニウムのカチオン性ホモポリマ−;カチオン性ポリ
アルキレンイミン;カチオン性エトキシポリアルキレン
イミン;分子量10,000〜4,000,000のポリエチレングリ
コ−ル及びそれらの混合物からなる群から選択されたア
ニオン性、非イオン性、カチオン性または疎水化変成ポ
リマ−である。好適にはポリマ−はポリアクリル酸ナト
リウム、ヒドロキシエチルセルロ−ス、セチルヒドロキ
シエチルセルロ−ス及びポリクオ−タニウム10(塩化O
−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プ
ロピル]ヒドロキシエチルセルロ−ス)からなる群から
選ばれる。
上記ポリマ−は好適には本発明の組成物中に約0.1部
〜約1部、更に好適には0.1〜0.5部の量で含まれる。こ
れらのポリマ−は製品に安定性を付与するほかに皮膚上
の脂質の感覚性感触を改善できる。この改善された感覚
性感触はべとべとした感じや脂ぎつた感じが減少し、改
善されたすべすべした感じから生ずる。ポリマ−類の混
合物、そのポリマ類混合物のあるポリマ−は製品の安定
化に対し好適で、あるポリマ−は改善された感覚性感触
を与える、ポリマ−類の混合物を使用するのが特に好ま
しい実施態様である。感覚性感触を改善する好適なポリ
マ−はポリエチレングリコ−ル、ヒドロキシプロピルグ
ア−ガム、グア−ヒドロキシプロピルトリモニウムクロ
リド(塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルア
ンモニオ)プロピル]グア−ガム)、ポリクオ−タナリ
(polyquaternary)3,5,6,7,10,11,24及びそれらの混合
物からなる群から選ばれる。
本発明の組成物の他の非常に好適な任意成分は1種ま
たはそれ以上の湿潤剤及び溶質である。種々の湿潤剤及
び溶質を使用で、約0.5%〜約25%、更に好適には約3.0
%〜約20%の量で含むことができる。湿潤剤と溶質とは
10部の水に少なくとも5部の溶解度をもつ不揮発性の有
機物質である。好適な水溶性有機物質は下記の構造: R1−O(CH2CR2HO)nH (式中、R1=HまたはC1〜C4アルキルで、R2=Hまたは
CH3であり、n=1〜200の値をもつ) をもつポリオ−ル;C2〜C10アルカンジオ−ル;グアニジ
ン;グリコ−ル酸;及びグリコ−ル酸塩(例えばアンモ
ニウム塩及び第4級アルキルアンモニウム塩);ソルビ
ト−ル、グリセロ−ル、ヘキサントリオ−ル、プロピレ
ングリコ−ル、ヘキシレングリコ−ルなどのようなポリ
ヒドロキシアルコ−ル;ポリエチレングリコ−ル;糖類
及びデン粉;糖類及びデン粉誘導体(例えばアルコキシ
ル化グルコ−ス);パンテノ−ル(D−型、L−型、D,
L−型を含む);ピロリドンカルボン酸;ヒアルロン
酸;ラクタミドモノエタノ−ルアミン;アセタミドモノ
エタノ−ルアミン;尿素;一般式(HOCH2CH2)xNHy(式
中、x=1〜3の値で、y=0〜2の値をもち、x+y
=3である)で表わされるエタノ−ルアミン及びそれら
の混合物からなる群から選ばれる。最も好適なポリオ−
ルはグリセリン、ポリオキシプロピレン(1)グリセリ
ン及びポリオキシプロピレン(3)グリセリン、ソルビ
ト−ル、ブチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、
スクロ−ス及び尿素及びトリエタノ−ルアミンからなる
群から選ばれる。
好適な水溶性有機物質はグリセリン、ポリオキシプロ
ピレン(1)グリセリン及びポリオキシプロピレン
(3)グリセリン、ソルビト−ル、ブチレングリコ−
ル、プロピレングリコ−ル、スクロ−ス及び尿素及びト
リエタノ−ルアミンからなる群から選ばれる。
1993年6月23日公開に係るヘウイツト(Hewitt)によ
るEP0547897A2明細書に記載された油増粘ポリマ−類
(これらは参照することにより本明細書に組入れられ
る)を本発明のエマルションの水相に含ませることがで
きる。
種々の付加的成分を本発明の組成物に配合できる。こ
れらの物質には液体外観助剤、塩及びその水和物及び他
の充填材料を含む物質(但しこれらに限定されるもので
はない)は1994年8月23日公布のカチャ(Kacher)らに
許与された米国特許第5,340,492号明細書及び1990年4
月24日公布のデツクナ−(Deckner)らに許与された米
国特許第4,919,934号明細書(これらは参照することに
より本明細書に組入れられる)に列挙されている。
これらの付加的成分の他の非限定例はビタミン類及び
それらの誘導体(例えばアスコルビン酸、ビタミンE、
トコフェリルアセテ−トなど);サンスクリ−ン;粘結
剤[例えばクロシツクス(Crothix)としてクロ−ダ(C
roda)から入手できる約2%までの濃度のポリオ−ルア
ルコキシエステル及び約2%までの濃度のキサンタンガ
ム];組成物の抗菌作用の完全性を維持する防腐防黴
剤;抗ニキビ薬(レゾルシノ−ル、サリチル酸など);
酸化防止剤;アロエベラエキス、アラントインなどのよ
うな皮膚の滑らか化剤及び炎症治癒剤;キレ−ト剤及び
金属イオン封鎖剤;及び芳香剤、精油、皮膚知覚剤、顔
料、パ−ル剤(例えば雲母及び二酸化チタン)、櫛すき
のよいリンス感触を与える添加剤(例えばヒュ−ムドシ
リカ)、付着増進添加剤(例えば3%までの濃度のマレ
イン酸化大豆油)、レ−キ、着色剤及び類似物(例えば
丁字油、メント−ル、樟脳、ユ−カリ油及びオイゲノ−
ル)のような美的目的に適した薬剤が含まれる。
II.本発明の保湿性ヒト用液状クレンジングエマルシヨ
ン組成物の製法 本発明のヒト用液状クレンジング組成物は慣用の方法
により製造できる。本発明のヒト用液状クレンジング組
成物の非限定的例を後記実施例において述べる。
III.本発明のヒト用液状クレンジング組成物の特性 本発明のヒト用クレンジング組成物は、非極性、可溶
性油を含有するにも拘らず、ラメラ相界面活性剤を使用
する結果として望ましいレオロジ−特性を示す。特に、
本発明のヒト用液状クレンジング組成物は約2,000セン
チポアズ〜約100,000センチポアズ、好ましくは約5,000
センチポアズ〜約70,000センチポアズ、更に好適には約
10,000センチポアズ〜約40,000センチポアズの粘度と、
後記する分析方法の項に記載する降伏点測定方法により
測定して約5〜約90ダイン/cm2、好適には約7〜約50ダ
イン/cm2、更に好適には約9〜約40ダイン/cm2、最も好
適には約11〜約30ダイン/cm2の範囲の降伏点をもつ。
本発明のヒト用液状クレンジング組成物はまた良好な
起泡特性及び消費者に好まれる(例えばねばねばしな
い)皮膚感触を与え、貯蔵安定性である。
本発明のヒト用液状クレンジング組成物はまた、好ま
しいことに皮膚に臨床的に効能のある保湿益を与える。
特に、本発明のヒト用液状クレンジング組成物は、後記
する分析方法の項で述べる付着方法を用いて測定して、
少なくとも約10マイクログラム/cm2、好適には少なくと
も約15マイクログラム/cm2、更に好適には少なくとも約
20マイクログラム/cm2、最も好適には少なくとも約30マ
イクログラム/cm2の親油性皮膚保湿剤の付着値をもつ。
分析方法 1.ヒト用液状クレンジング組成物の粘度 本発明のヒト用液状クレンジング組成物の粘度を測定
するためにウエルズ−ブルックフィ−ルド円錐/平板モ
デルDV−II+粘度計を使用した。粘度の測定はそれぞれ
円錐上と平板上との2個の小さい針間に0.013mmの間隙
をもつ2.4cm゜円錐(スピンドルCP−41)測定装置を使
用して25℃で行つた。測定は被分析試料0.5mlを円錐と
平板との間に注入して円錐を1rpmの設定速度で回転させ
ることにより行つた。円錐の回転に対する抵抗により液
体試料の剪断応力に比例するトルクを生ずる。このトル
ク量を読取り、円錐の幾何学的定数、円錐回転速度及び
応力に関連するトルクに基づいて粘度計により絶対セン
チポアズ単位(mPa)に計算する。
2.親油性皮膚保湿剤の溶解度を決定する濁度法 (1)親油性皮膚保湿剤の最小分子量の成分を決定す
る; (2)下記成分を含有する溶液を調製する: 3.6%アンモニウムラウレス−3サルフェ−ト(3.6%
ポリオキシエチレンアルキルエ−テル硫酸アンモニウム
(3EO)液) 1.2%ラウリル硫酸アンモニウム 0.9%クエン酸 0.25%トリヒドロキシステアリン(トリオキシステア
リン酸グリセリル)[レオクス(Rheox)から供給され
たチキシンR(Thixin R)] 4.8%ナトリウムラウロアムホアセテ−ト(ウンデシ
ルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウ
ム)[マック・インチレ(McIntyre)から供給されたMc
Kam IL80]; (3)溶液を88℃(190゜F)に加熱後、室温に急冷す
る; (4)0.25%親油性皮膚保湿剤溶液からなる試料を調製
する; (5)試料を攪拌(例えば攪拌器で)により乳化する; (6)試料を49℃(120゜F)で24時間貯蔵する; (7)13mm(0.5インチ)のキュベツトの約3/4を試料で
満たす; (8)試料から空気気泡が発生するのに充分な時間(2
〜3時間)放置する; (9)Milton Roy Spectronic 20D上で波長を580nmにセ
ツトする; (10)モ−ドボタンを押すことにより最も明るい透過率
が得られるまで透過率を選択する; (11)透過率の読みを0.0(左側ノブ)に調整する; (12)空試料(結晶を含まない水)をspectronic 20Dに
入れ、読みを100.0(右側ノブ)に調整する; (13)空試料を取出し、且つ試料を含むキュベツトの外
部をchemsipesで拭く; (14)試料をspectronic 20Dに入れ、キュベツト上の標
識をspectronic 20D上の標識に合わせる; (15)扉を閉めて透過率を読取る。
3.ヒト用液状クレンジング組成物の降伏点 ヒト用液状クレンジング組成物の降伏点を決定するの
にCarrimed CSL 100 Controlled Stress Rheometerを使
用した。この測定の目的に対し、降伏点とはヒト用液状
クレンジング組成物に1%の応力変形を生じさせるのに
必要な応力の量である。降伏点の測定は51ミクロンの間
隙を設定した4cm2゜円錐測定装置で25℃(77゜F)で行
つた。測定は約0.06ダイン/cm2から約500ダイン/cm2
時間的にプログラム化された剪断応力を印加して行つ
た。この量の応力により試料が変形したら、剪断応力:
変形曲線を造ることができ、この曲線からヒト用液状ク
レンジング組成物の降伏点を計算できる。
4.水相中のラメラ相界面活性剤の割合(%) (1)水相成分の成分だけを使用した試料を調製する; (2)試料を蓋付きガラス製ビ−カに入れて蓋をし、24
時間平衡させる; (3)ラメラ相が浮上するから、その容積割合を測定し
水相中のラメラ相界面活性剤の割合(%)として報告す
る。
5.親油性皮膚保湿剤の付着 A.準備 石鹸を含まず脂質を含まない製品で腕を洗つて被験体
素地の妨害物をできるだけ多く減少させ、次いで吸取り
紙で腕を乾燥させた。被験者はその前腕の全表面を35〜
38℃(95〜100゜F)の水道水で5秒間濡らした。次い
で、被験者は1992年9月8日公布のカンパグノリの米国
特許第5,144,744号明細書に記載のようなパフに水を飽
和させて10秒間パフを水切りした。親油性皮膚保湿剤を
含有するヒト用液状クレンジング組成物1ミリリツトル
を被験者の前腕に塗布し、塗布した前腕を前記パフで10
秒間こすつて起泡させた。生成した泡を15秒間前腕上に
止めさせ、次いで15秒間内側の肘から手首へ流れる水で
充分に洗浄した。被験者の腕を次いで紙タオルで軽くた
たいて乾燥させ、次いで30秒間空気乾燥させた。
B.付着量プロトコル−皮脂測定計 親油性皮膚保湿剤の皮膚上への付着量をCourage and
Khazaka GmbHから商業的に入手できる皮脂測定計SM810
を使用して測定した。この皮脂測定計は、親油性皮膚保
湿剤を吸収すると透明になる特殊なプラスチツク帯状片
の光度測定により、皮膚上に付着している親油性皮膚保
湿剤の量を測定する。このプラスチツク帯状片をバネに
接続した鏡の上に広げ、測定具(バネ、鏡及びプラスチ
ツク帯状片からなる)の測定ヘツドを皮膚に30秒間押し
付ける。付着量値(μg/cm2)は皮膚上の親油性皮膚保
湿剤の量を示す。付着量値は親油性皮膚保湿剤の量の増
大と共に増大する。この方法は湿度の影響を受けない。
前腕の長さに沿つて皮脂測定計の読み(3個)を取る。
付着量値(μg/cm2)は皮脂測定計の読みの値を実際の
付着量(μg/cm2)に換算する変換係数で割つた前記3
個の皮脂測定計の読みの値の平均値として定義する。
皮脂測定計には下記の制限がある。
(1)皮脂測定計のテ−プは生来の皮膚の脂質をも検出
するから、前腕皮膚を洗浄前に皮脂測定計上で測定した
被験者の脂質基準線値が3μg/cm2に等しいかそれより
少ないことをこの試験では基準とする。
(2)皮脂測定計は、他の表面抽出測定法と同様に、付
着した全部の親油性皮膚保湿剤を測定できるとは限らな
い。これは皮膚の皮紋の凹凸が著しいと付着した親油性
皮膚保湿剤が皮脂測定計のテ−プにより抽出できないこ
とがあり得るからである。
(3)皮脂測定計のテ−プは約300μg/cm2以上の付着量
で飽和するから、この方法は約300μg/cm2mまでの付着
量を測定できるに過ぎない。
(4)親油性皮膚保湿剤が異なると変換係数も異なつて
くる。
非ペトロラタム物質である脂質を試験するには新たな
検量曲線が必要である。
C.検量 上述のようにして得た皮脂測定計デ−タを付着量デ−
タに変えるには変換係数を発生させることが必要であ
る。変換係数を発生させるには各脂質系について抽出を
行ない、抽出した試料をガスクロマトグラフィで分析す
る。この抽出は皮脂測定計の読取りと同時に行い、且つ
同じ前腕から行なう。抽出操作は下記の通りである: (1)端部が開放したガラス円筒[直径51mm(2イン
チ)]を被験者の内側前腕上に置き、その場所に強固に
縛り付ける; (2)抽出溶剤5mlを前記ガラス円筒に添加する; (3)被験者の腕の上で30秒間平滑端を有するガラス製
攪拌棒で前記抽出溶剤を攪拌してガラス円筒で包まれた
前腕の全面積を前記抽出溶剤で処理する; (4)得られた抽出液を使い捨て移し換え用ピペツトを
使用して6ドラムバイアルに移し換える。
(5)工程(2)〜(5)を2回繰返す(3回の抽出試
料で合計15mlの溶出溶剤を集める); 抽出した試料を下記のようにしてガスクロマトグラフ
ィにより分析する: 装置 ガスクロマトグラフ キャピラリ注入装置と火炎イ
オン化検出器を備えたHP 5890または同効装置 インテグレ−タ装置 PEN Turbochrom v.4.0デ−タ
装置またはHP3396系列II積分器またはピ−ク分属能をも
つ同効装置 カラム DB−5ht.30Mx0.32mm内径、0.10μ
mフィルム厚、J&W Scientificn cat.no.123−5731 化学天秤 0.0001gまで秤量可能 ピペツト 1ml,分類A 体積測定フラスコ ガラス栓付き1000mL及び100mL ガラスシリンジ 100μL容量 自動サンプラ−バイアル ひだ付き頭部キャツプ付き 乾燥バス 80〜85℃に調節 ピペツタ− 12.5mL収納槽付きエツペンドル
フ・レピ−タ−(Ependorf Repeator) 攪拌板及び攪拌棒 テフロン被覆攪拌棒 試薬 ヘプタン ACS等級 スクワラン アルドリツヒ(Aldrich)cat.no.
23431−1または同効品 標準脂質 ガスクロマトグラフィ条件 キャリヤ−ガス ヘリウム超高純度(UHP)等級ま
たは乾燥管と酸素スクラバ−を通して精製した並級ヘリ
ウム、流通圧は25mL/分の流量で1.75kg/cm2(25psi)に
調節 注入モ−ド スプリツトレス 注入体積 2μl 注入温度 310℃ オ−ブン温度プログラム 100℃でゼロ分間、昇温速
度10℃/分で350℃に加熱し、6分間保持 検出器温度 350℃ 水素及び空気流 使用するガスクロマトグラフに最
適化した バンチング係数 2 溶液 内部標準溶液 清浄で乾燥した100ml容積の体積
測定用フラスコに、スクワラン0.1gを殆ど0.0002gまで
示す分析精度で秤量した。ヘプタンで100mlに希釈し、
栓をし攪拌してスクワランを溶解した(この溶液の1:10
00希釈溶液を試料が発生したら抽出溶剤として使用でき
る)。
脂質原液 清浄で乾燥した100ml容積の体積
測定用フラスコに、標準脂質0.5gを0.0002gまで示す分
析精度で秤量した。これをヘプタンで100mlに希釈し、
栓をしてかき混ぜて混合した。
脂質作業標準液 3個の自動サンプラ−バイアル
を“100μg"、“300μg"及び“500μg"と標識した。ガ
ラス製シリンジを使用して前記内部標準液15μlずつを
上記各バイアルに移した。上記シリンジをヘプタンで良
く洗浄し、それを使用して下記の量の脂質原液を上記各
バイアルに移した: 標準液 脂質原液の体積(μl) 100μg 20 300μg 60 500μg 100 得られた溶液をヘプタン約0.5mLで希釈し、次いでバイ
アルに栓をして振り動かして混合した: 操作 (1)検量 各標準液を上記クロマトグラフィ条件下で処理する。
この皮脂量測定法の検量操作から10〜14個の最大級のピ
−クを選出し、該測定法の検量範囲内のピ−ク群を創出
する。前記標準液中の脂質の量を各検量段階のピ−ク群
に割り当てる。これらピ−クの面積比をy−軸にプロツ
トする。プロツト点結合線を無理に原点を通してはなら
ない、すなわち原点を含めてはならない。r2値は少なく
とも0.9990とすべきである。10個または12個の試料毎
に、且つこの試料の検量操作の終り毎に検量線を検討す
る。
(2)試料の分析 試料を乾燥窒素流下で蒸発乾固し、0.5mlヘプタン中
に戻し、堅く栓をして乾燥浴中に5分間入れ、振り動か
して試料を完全に溶解する。試料を自動サンプラ−バイ
アルに移し、装入した所定量のISTD量を用いて較正した
計器で分析する。ベ−スラインが輻輳しているから正し
いピ−クを同定するために各結果のファイルを手作業で
検討することが重要である。
ガスクロマトグラフ分析デ−タを皮脂測定計デ−タに
対して曲線上にプロツトすれば、曲線の勾配が変換係数
である。ペトロラタムに対する変換係数は0.56である。
実施例 下記のシャワ−ジェル組成物は本発明のヒト用液状ク
レンジング組成物である。しかし、本発明はこれらに限
定されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/02 A61K 7/50 C11D 3/20 C11D 17/08

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒト用液状クレンジング組成物において、
    該組成物が (a)組成物の1重量%〜30重量%の非極性、可溶性、
    親油性皮膚保湿剤を含有する保湿相と、 (b)(i)組成物の0.1重量%〜1.25重量%の晶質ヒ
    ドロキシル含有安定剤、 (ii)組成物の5重量%〜30重量%の起泡性、可溶性、
    非晶質合成界面活性剤、 (iii)水、および (iv)C8〜C22脂肪酸、C8〜C22脂肪族アルコールおよび
    それらの混合物からなる群から選ばれる構成成分、 を含有してなる水性クレンジング相と、 を包含してなり、 前記水性クレンジング相の少なくとも40体積%がラメラ
    相をなし、 該組成物が、5重量%以下の不溶性晶質界面活性剤を含
    有することを特徴とする、ヒト用液状クレンジング組成
    物。
  2. 【請求項2】クレンジング相が、更に組成物の0.5重量
    %〜1重量%のポリマーを含有してなる、請求項1記載
    のヒト用液状クレンジング組成物。
  3. 【請求項3】安定剤が (i)一般式 (上式中、R1R2はR1またはH、 R3はR1またはH、 R4はC1-20アルキレンまたは単結合、 R5はC1-20アルキレンまたは単結合、 R6はC1-20アルキルまたはH、 R4+R5+R6の合計の炭素数はC10-22であり、 1≦x+y≦4である) (ii)一般式 (上式中、R7は−R4(CHOH)xR5(CHOH)yR6で、 MはNa+、K+、Mg++またはHである) 及び (iii)それらの混合物 からなる群から選ばれる晶質ヒドロキシル基含有安定剤
    からなる、請求項1または2記載のヒト用液状クレンジ
    ング組成物。
  4. 【請求項4】ヒト用液状クレンジング組成物の粘度が2,
    000センチポアズ〜40,000センチポアズの範囲にある、
    請求項1〜3のいずれか1項記載のヒト用液状クレンジ
    ング組成物。
  5. 【請求項5】非極性、可溶性、親油性皮膚保湿剤がペト
    ロラタム、鉱油、ココ椰子油、椰子油、アボガド油、ヒ
    マシ油、分子量600以下のポリブテン及び1000センチス
    トーク以下の粘度のシリコーンからなる群から選ばれ
    る、請求項1〜4のいずれか1項記載のヒト用液状クレ
    ンジング組成物。
  6. 【請求項6】起泡性、可溶性、非晶質合成界面活性剤が
    アニオン界面活性剤を含有する、請求項1〜5のいずれ
    か1項記載のヒト用液状クレンジング組成物。
  7. 【請求項7】ヒト用液状クレンジング組成物が40%〜65
    %の水を含む、請求項1〜6のいずれか1項記載のヒト
    用液状クレンジング組成物。
  8. 【請求項8】ヒト用液状クレンジング組成物が2重量%
    以下の可溶性晶質界面活性剤を含む、請求項1〜7のい
    ずれか1項記載のヒト用液状クレンジング組成物。
  9. 【請求項9】非極性、可溶性、親油性皮膚保湿剤がペト
    ロラタムである、請求項1〜8のいずれか1項記載のヒ
    ト用液状クレンジング組成物。
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