JP3414120B2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JP3414120B2
JP3414120B2 JP10119396A JP10119396A JP3414120B2 JP 3414120 B2 JP3414120 B2 JP 3414120B2 JP 10119396 A JP10119396 A JP 10119396A JP 10119396 A JP10119396 A JP 10119396A JP 3414120 B2 JP3414120 B2 JP 3414120B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分電盤、特に複数
の主幹ブレーカを有する分電盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分電盤として図6に示す
ものがある。このものは、2部屋、例えば2軒のテナン
ト用の分電盤の回路図であり、取付基台(図示せず)
と、取付基台に配設される2個の電力量計2 と、電力量
計2 に接続されて上下方向に配設される第1及び第2の
主幹ブレーカ3,4 と、各主幹ブレーカ3,4 毎に接続され
るものであって2個の電源側と1個の接地側を有する略
長尺板状の第1及び第2主幹バー5,6 と、主幹バー5,6
のいずれかに接続される複数の分岐バー13と、分岐バー
13に接続されて取付基台に配設される複数の分岐ブレー
カ14と、接地側の第1及び第2主幹バー5,6 に接続され
るニュートラルスイッチ15とを有する。このものは、入
力側が単相3線式の電路に接続されるとともに、出力側
が各主幹ブレーカ3,4 毎に異なる部屋の電気回路に接続
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した分電盤は、複
数の主幹ブレーカでもって、異なる部屋の電気回路への
電源の供給を別々に制御することができる。しかしなが
ら、部屋の電気回路の状態によっては、部屋毎に必要な
分岐ブレーカの数や種類が異なるため、このような分電
盤では、1個の主幹ブレーカに接続される分岐ブレーカ
の数が固定されてしまうので、必ずしも使い勝手のよい
ものではない。すなわち、一方の主幹ブレーカの側では
使用しない分岐ブレーカがあっても、他方の主幹ブレー
カの側では分岐ブレーカが足りないことが生じたり、分
岐ブレーカを増設するために、各部材の配置替えや主幹
バー等を延長したりするなど、施工に手間が生じたりす
ることがある。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、複数の主幹ブレーカに接
続される分岐ブレーカを有効に配設することができる分
電盤を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の分電盤は、取付基台と、該取付基
台に配設される第1及び第2の主幹ブレーカと、各主幹
ブレーカ毎に接続される略長尺板状の第1及び第2主幹
バーと、該主幹バーのいずれかに接続される分岐バー
と、分岐バーに接続されて取付基台に配設される分岐ブ
レーカと、を有する分電盤において、前記第1及び第2
主幹バーを所定間隔を有して並設して、その主幹バーに
直交する方向に分岐ブレーカを配設するとともに、分岐
バーを、各分岐ブレーカに対して第1及び第2主幹バー
のどちらでも接続可能なよう形成した構成としている。
【0006】また、請求項2記載の分電盤は、請求項1
記載の分岐ブレーカを、第1及び第2主幹バーの両側に
配設した構成としている。
【0007】また、請求項3記載の分電盤は、請求項1
または2記載の第1及び第2主幹バーを、取付基台に対
して異なる所定間隔を有するよう配設するとともに、分
岐バーを、長さが異なる略長尺板状に複数個形成した構
成としている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の分電盤の第1の実施形態
を図1乃至図3に基づいて説明する。この分電盤は、取
付基台1 と、電力量計2 と、第1及び第2主幹ブレーカ
3,4 と、第1及び第2主幹バー5,6 と、分岐バー13と、
分岐ブレーカ14と、ニュートラルスイッチ15と、を主要
構成部品としている。なお、従来のものと基本的機能が
同じ部材には同一の符号を付している。
【0009】取付基台1 は、図2に示すように、後述す
る主幹ブレーカ3,4 、主幹バー5,6及び分岐ブレーカ14
等を装着するもので、略矩形平板状の第1本体1a及び第
2本体1bと、それらを固定する長尺状の固定バー1c,1c
とを有する。固定バー1c,1cは、所定間隔を有して並設
され、それを跨ぐように第1本体1a及び第2本体1bがそ
の固定バー1c,1c に装着される。電力量計2,2 は、各主
幹ブレーカ3,4 毎に流れる電力量を計測するもので、各
主幹ブレーカ3,4 の1次側の単相3線式の電路(R相、
N相、T相)に直列に接続される。
【0010】第1及び第2主幹ブレーカ3,4 は、電力量
計2,2 の2次側に接続されてその電路の開閉を行うもの
で、取付基台1 の第1本体1aの上に並設される。この主
幹ブレーカ3,4 は、1次側及び2次側にそれぞれ電路と
接続するための端子部3a,4a,3b,4b を有する。
【0011】第1及び第2主幹バー5,6 は、第1及び第
2主幹ブレーカ3,4 と後述する分岐ブレーカ14を電気的
に接続して、分岐ブレーカ14に電力を供給するもので、
各々導電材料でもって略長尺板状に形成されるR相導体
バー7,8 と、N相導体バー9,10と、T相導体バー11,12
とを有する。R相導体バー7,8 及びT相導体バー11,12
は、単相3線における主回路線と、N相導体バー9,10は
中性線と接続されるもので、R相導体バー7,8 とN相導
体バー9,10の間、及びT相導体バー11,12 とN相導体バ
ー9,10の間には100Vの電圧が、R相導体バー7,8 と
T相導体バー11,12 の間には200Vの電圧が供給され
る。
【0012】具体的には、各導体バー7,8,9,10,11,12
は、略L字状に折り曲げ形成されており、一端部7a,8a,
9a,10a,11a,12aは長尺板状に形成されて、固定バー1c,1
c の間のほぼ中間位置にお互い接触しないように並設さ
れ、他端部は、第1及び第2主幹ブレーカ3,4 の端子部
3b,4b に接続される。さらに具体的には、一端部7a,8a,
9a,10a,11a,12aは、図3に示すように、取付基台1 の第
2本体1bに対してそれぞれ異なる間隔を有するよう配設
され、第2本体1bに対して平行方向の各一端部7a,8a,9
a,10a,11a,12aの隙間は、後述する分岐バー13が一端部
に当接することなく挿通可能な間隔に形成される。
【0013】分岐バー13は、各導体バー7,8,9,10,11,12
の一端部7a,8a,9a,10a,11a,12aと、分岐ブレーカ14を電
気的に接続するもので、導電材料でもって異なる長さを
有する長尺板状13a,13b,13c に形成される。この分岐バ
ー13は、一端部7a,8a,9a,10a,11a,12aとは直交する方向
及び第2本体1bに対して平行方向に配設され、所望の導
体バー7,8,9,10,11,12の一端部とのみ接続されて他の一
端部には接触しないよう、厚み等が形成される。
【0014】分岐ブレーカ14は、負荷機器(図示せず)
への電源供給を個別にオンオフをするもので、第1及び
第2主幹バー5,6 の両側であって導体バー7,8,9,10,11,
12の一端部7a,8a,9a,10a,11a,12aとは直交する方向に配
設される。この分岐ブレーカ14は、その1次側及び2次
側に端子部14a,14b を有しており、端子部14a には、前
述した分岐バー13が接続される。なお、図示していない
が、端子部14a は、分岐バー13の取付高さ、すなわち、
取付基台1 の第2本体1bに対しての高さが任意に設定で
きるよう接続のためのスペーサを有する構造となってい
る。
【0015】ニュートラルスイッチ15は、N相導体バー
9,10と負荷機器を接続するとともにその電路の開閉をす
るもので、第2本体1bに取着される。
【0016】次に、この発明の第2の実施形態を図4及
び図5に基づいて説明する。このものは、第1の実施形
態とは、電路の接続構造が少し異なる。
【0017】分岐バー13d は、一方の主幹ブレーカ3 側
の分岐ブレーカ14の端子部14a から他方の主幹ブレーカ
4 側の分岐ブレーカ14の端子部14a に到達する長さを有
しており、図4において、分岐ブレーカ14h,14i,14j
は、第1主幹バー3 の各導体バー7,9,11に接続されてい
る。
【0018】第1及び第2の実施形態に示すように、分
岐ブレーカ14が分岐バー13により第1及び第2主幹バー
5,6 のどちらでも接続可能であるため、使用する電気回
路の状況に応じて第1及び第2主幹ブレーカ5,6 に接続
される分岐ブレーカ14を配設、または変更することがで
きるので、使い勝手が向上し、分岐ブレーカ14を有効利
用が図りやすいとともに、各電気回路の状況に対応した
分電盤の組み立てが容易となる。また、分岐ブレーカ14
が第1及び第2主幹バー5,6 の両側に配設されているた
め、多数の分岐ブレーカ14の配設が容易となるととも
に、分岐ブレーカ14と各主幹バーと5,6 の接続作業が容
易となる。
【0019】なお、各導体バーの一端部が、取付基台の
第2本体に対して異なる間隔を有するものについて説明
したが、必ずしもこのものに限定されるものではなく、
第2本体に対して同じ間隔を有するように形成すること
ができる。その場合、分岐バーを折り曲げ形成すること
で、分岐ブレーカが分岐バーにより第1及び第2主幹バ
ーのどちらでも接続可能となるようにすることができ
る。また、主幹ブレーカが2個及び単相3線式の場合に
ついて説明したが、このものに限定されるものではな
く、主幹ブレーカが複数個あるものにこの発明は適用で
き、また、例えば単相2線や3相の電路に利用できる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の分電盤は、分岐ブレーカ
が分岐バーにより第1及び第2主幹バーのどちらでも接
続可能であるため、使用する電気回路の状況に応じて第
1及び第2主幹ブレーカに接続される分岐ブレーカを配
設、または変更することができるので、使い勝手が向上
し、分岐ブレーカを有効利用が図りやすいとともに、各
電気回路の状況に対応した分電盤の組み立てが容易とな
る。
【0021】また、請求項2記載の分電盤は、請求項1
の効果に加えて、分岐ブレーカが第1及び第2主幹バー
の両側に配設されているため、多数の分岐ブレーカの配
設が容易となるとともに、分岐ブレーカと各主幹バーと
の接続作業が容易となる。
【0022】また、請求項3記載の分電盤は、請求項1
または2の効果に加えて、第1及び第2主幹バーが、取
付基台に対して異なる所定間隔を有するよう配設されて
いるため、分岐バーを分岐ブレーカとそのブレーカに接
続したい主幹バーのみ当接するよう配設することが容易
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す分電盤の回路図
である。
【図2】その分電盤の平面図である。
【図3】その分電盤の部分拡大断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す分電盤の回路図
である。
【図5】その分電盤の部分拡大断面図である。
【図6】本発明の従来の実施形態を示す分電盤の回路図
である。
【符号の説明】
1 取付基台 1b 第2本体 2 電力量計 3 第1主幹ブレーカ 4 第2主幹ブレーカ 5 第1主幹バー 6 第2主幹バー 7,8 R相導体バー 9,10 N相導体バー 11,12 T相導体バー 13 分岐バー 14 分岐ブレーカ 15 ニュートラルスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−225414(JP,A) 特開 昭56−145707(JP,A) 実開 平7−30514(JP,U) 実開 平4−58006(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/40 - 1/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付基台と、該取付基台に配設される第
    1及び第2の主幹ブレーカと、各主幹ブレーカ毎に接続
    される略長尺板状の第1及び第2主幹バーと、該主幹バ
    ーのいずれかに接続される分岐バーと、分岐バーに接続
    されて取付基台に配設される分岐ブレーカと、を有する
    分電盤において、 前記第1及び第2主幹バーを所定間隔を有して並設し
    て、その主幹バーに直交する方向に分岐ブレーカを配設
    するとともに、分岐バーを、各分岐ブレーカに対して第
    1及び第2主幹バーのどちらでも接続可能なよう形成し
    たことを特徴とする分電盤。
  2. 【請求項2】 前記分岐ブレーカを、第1及び第2主幹
    バーの両側に配設したことを特徴とする請求項1記載の
    分電盤。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2主幹バーを、取付基台
    に対して異なる所定間隔を有するよう配設するととも
    に、分岐バーを、長さが異なる略長尺板状に複数個形成
    したことを特徴とする請求項1または2記載の分電盤。
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