JP3413690B2 - ブレーキダイナモメータ - Google Patents

ブレーキダイナモメータ

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JP3413690B2 JP16941795A JP16941795A JP3413690B2 JP 3413690 B2 JP3413690 B2 JP 3413690B2 JP 16941795 A JP16941795 A JP 16941795A JP 16941795 A JP16941795 A JP 16941795A JP 3413690 B2 JP3413690 B2 JP 3413690B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、ブレーキダイナモメ
ータに関し、特にその零点移動検出に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】図2はブレーキダイナモメータの構成を
示し、1はブレーキ、2はスリップリング3を介してブ
レーキ1に連結されたフライホイル、4はフライホイル
2に連結された駆動モータ、5はブレーキ1に連結され
たトルクメータである。この構成において、駆動モータ
4を駆動した状態でブレーキ1を作動させ、このときの
トルクをトルクメータ5により測定するなどしてブレー
キ性能の試験を行っている。 【0003】図3はトルクメータ5の斜視図を示し、6
は揺動軸8を介して揺動自在に支持されたトルクアー
ム、7は一対のロードセルであり、トルクアーム6によ
りロードセル7を押圧してトルクが測定される。図4
ブレーキ1の要部斜視図を示し、トルクメータ5の揺動
軸8に取り付けられたキャリパ9により駆動モータ4側
の回転軸11に取り付けられたブレーキ板10を係止
し、そのときのトルクをトルクメータ5により測定す
る。 【0004】図5はブレーキ1の油圧機構の構成を示
し、リザーバタンク12に貯留された油はマスタシリン
ダ13を介してブレーキ1に供給される。14はその油
圧を検出する圧力検出器である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示し
たブレーキダイナモメータにおいては、周囲環境や取り
扱いのミスによりトルクや圧力の零点が移動することが
あった。例えば、ロードセル7は温度変化により歪ゲー
ジの抵抗値が変化し、トルクの零点が移動した。又、ト
ルクメータ5の揺動軸8にはキャリパ9が取り付けられ
るので、その重量によりトルクの零点が移動した。さら
に、トルクアーム6とロードセル7との間には通常0.
2〜0.3mmのギャップを設けるが、調整ミスにより
ギャップがなくなると、温度変化によりトルクメータ5
が変形し、トルクの零点が移動した。又、ブレーキ1の
ブレーキ圧力も温度により変化し、また図5に示すよう
にリザーバタンク12の油の貯留量によりブレーキ1内
の油との落差が変化し、これによって圧力の零点も変化
した。 【0006】上記の結果、トルクや油圧の零点がずれた
状態で試験が行われ、試験が無駄になることがあった。
又、ブレーキ1の開放時にもブレーキ圧が加わり、加速
中にブレーキ圧が加わってブレーキ1の焼き付きが生じ
ることがあった。 【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、ブレーキの試験を有効に行う
ことができるとともに、ブレーキの焼き付きを防止する
ことができるブレーキダイナモメータを得ることを目的
とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るブレーキダイナモメータは、トルクメータのブレーキ
オフ時のトルクの許容値を設定する第1の許容値設定器
と、トルクメータの出力がトルクメータ許容値以上にな
ったときに出力する第1の比較器と、ブレーキ油圧を検
出する圧力検出器と、ブレーキオフ時のブレーキ油圧の
許容値を設定する第2の許容値設定器と、圧力検出器の
出力がブレーキ油圧の許容値以上になったときに出力す
る第2の比較器と、ブレーキがオフ状態であることを検
出するブレーキオフ検出器を設け、ブレーキオフ状態で
第1又は第2の比較器が出力した際に停止させるように
したものである。 【0009】 【作用】この発明の請求項1においては、ブレーキオフ
時にトルクメータの出力がトルク許容値以上になった際
あるいはブレーキ油圧が許容値以上になった際にブレー
キダイナモメータを停止させる。 【0010】 【実施例】以下、この発明の実施例を図面とともに説明
する。図1は実施例によるブレーキダイナモメータの零
点移動検出回路の構成を示し、18はトルクメータ5の
ブレーキオフ時のトルク出力の許容値を設定する第1の
許容値設定器、19はトルクメータ5の出力と第1の許
容値設定器18の出力を比較し、トルクメータ5の出力
が許容値以上になった際に出力する第1の比較器、20
はブレーキオフ時のブレーキ油圧の許容値を設定する第
2の許容値設定器、21は圧力検出器14の出力がブレ
ーキ油圧の許容値以上になった際に出力する第2の比較
器、22はブレーキ1がオフ状態であることを検出する
ブレーキオフ検出器、23はアンド回路である。 【0011】次に、上記構成の動作を説明する。第1の
比較器19はトルクメータ5の出力と第1の許容値設定
器18の出力を比較し、トルクメータ5の出力が許容値
以上のときに出力する。第2の比較器21は圧力検出器
14の出力と第2の許容値設定器20の出力を比較し、
ブレーキ油圧が許容値以上になったときに出力する。一
方、ブレーキオフ検出器22はブレーキ1がオフ状態に
あることを検出する。比較器19,21の出力とブレー
キオフ検出器22の出力はアンド回路23に入力され
る。 【0012】従って、ブレーキ1のオフ状態でトルクメ
ータ5の出力が許容値以上、あるいはブレーキ油圧が許
容値以上になった際には停止信号が出力され、ブレーキ
ダイナモメータの運転は停止される。ブレーキ1のオフ
状態では、正常であればブレーキ1の油圧及びトルクメ
ータ5の出力はいずれも零である。このため、ブレーキ
1の油圧あるいはトルクメータ5の出力が許容値以上の
場合には零点が移動したことになる。このような状態で
ブレーキ1の試験を行っても正確な試験を行うことがで
きず、またブレーキ1が掛けられた状態で加速運転を行
った場合にはブレーキ1の焼き付きが生じる。そこで、
このような場合には運転を停止し、上記のような不具合
を防止する。 【0013】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ブレー
キオフ時においてトルクメータの出力が許容値以上にな
った際、又はブレーキ油圧が許容値以上になった際にブ
レーキダイナモメータの運転を停止させるようにしてお
り、トルク又はブレーキ油圧の零点が移動した際には不
正確なブレーキ試験を防止することができる。又、加速
中にブレーキ圧が加わることによるブレーキの焼き付き
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例1によるブレーキダイナモメータの零点
移動検出回路の構成図である。 【図2】ブレーキダイナモメータの構成図である。 【図3】トルクメータの斜視図である。 【図4】ブレーキの要部斜視図である。 【図5】ブレーキの油圧機構の構成図である。 【符号の説明】 1…ブレーキ 4…駆動モータ 5…トルクメータ 14…圧力検出器18,20 …許容値設定器19,21 …比較器 22…ブレーキオフ検出器23 …アンド回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 17/007 G01L 5/28 G01L 25/00 G01M 15/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 駆動モータに連結されたブレーキにトル
    クメータを連結し、駆動モータを駆動してブレーキを作
    動させた際のトルクを測定するようにしたブレーキダイ
    ナモメータにおいて、トルクメータのブレーキオフ時の
    トルクの許容値を設定する第1の許容値設定器と、トル
    クメータの出力がトルク許容値以上になったときに出力
    する第1の比較器と、ブレーキ油圧を検出する圧力検出
    器と、ブレーキオフ時のブレーキ油圧の許容値を設定す
    る第2の許容値設定器と、圧力検出器の出力がブレーキ
    油圧の許容値以上になったときに出力する第2の比較器
    と、ブレーキがオフ状態であることを検出するブレーキ
    オフ検出器を備え、ブレーキオフ状態で第1又は第2の
    比較器が出力した際に停止させるようにしたことを特徴
    とするブレーキダイナモメータ。
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