JP3413454B2 - コンバータ装置 - Google Patents

コンバータ装置

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JP3413454B2
JP3413454B2 JP25733297A JP25733297A JP3413454B2 JP 3413454 B2 JP3413454 B2 JP 3413454B2 JP 25733297 A JP25733297 A JP 25733297A JP 25733297 A JP25733297 A JP 25733297A JP 3413454 B2 JP3413454 B2 JP 3413454B2
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勝 豊田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサを有す
る負荷に、直流電力を交流電力から変換して供給するコ
ンバータ装置の保護に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のコンバータ装置の構成
例を示すブロック図である。このコンバータ装置2は、
商用交流電源1から3相交流電力が、半導体からなる主
回路ブリッジ9に与えられ、主回路ブリッジ9は、与え
られた3相交流電力を直流電力に整流して出力する。主
回路ブリッジ9が出力した直流電力は、平滑コンデンサ
18をそれぞれ有するインバータ3,4,5に与えられ
る。主回路ブリッジ9の3相の入力線の内、2相の入力
線には交流電流を検出する為のCT6(Current Transf
ormer )がそれぞれ取り付けられ、この2つのCT6の
出力は電流検出器7に与えられ、主回路ブリッジ9への
入力電流が検出される。
【0003】主回路ブリッジ9の出力線間には、直流電
圧検出回路8が接続され、コンバータ装置2が出力する
直流電圧を検出する。主回路ブリッジ9、CT6及び直
流電圧検出回路8は、コンバータ主回路10を構成して
いる。直流電圧検出回路8が検出した直流電圧値は、電
圧コントローラ12と過電圧検出回路13とに与えら
れ、電圧コントローラ12は、この直流電圧値と、コン
バータ装置2が出力する直流電圧の基準値を与える基準
回路11からの基準直流電圧値との偏差を増幅して出力
する。過電圧検出回路13は、直流電圧検出回路8から
の直流電圧値が、予め設定されている過電圧に達したと
きに、停止の為の信号をインターロック回路16に与え
る。
【0004】電流検出器7が検出した電流値は、電流コ
ントローラ14と過電流検出回路15とに与えられ、電
流コントローラ14は、この電流値と電圧コントローラ
12の出力との偏差を増幅し、電流制御信号として主回
路ブリッジ9に与える。過電流検出回路15は、電流検
出器7からの電流値が、予め設定されている電流値に達
したときに、停止の為の信号をインターロック回路16
に与える。インターロック回路16は、過電圧検出回路
13又は過電流検出回路15から停止の為の信号を与え
られたときに、主回路ブリッジ9を停止させ、コンバー
タ主回路10を停止させる。
【0005】以下に、このような構成のコンバータ装置
2の動作を説明する。コンバータ装置2は、コンデンサ
負荷18を含む電圧形インバータ3〜5に直流電力を供
給し、その負荷変動に対しては、直流電圧を一定に保つ
ように制御している。即ち、出力電圧が、基準回路11
が出力する基準直流電圧値となるように、電圧コントロ
ーラ12により制御する。
【0006】負荷にコンデンサ18が含まれる場合、例
えば、インバータ3の負荷が増加し、電流が多く流れた
とすると、コンデンサ18の電荷が減少し、直流電圧が
瞬間的に低下する。電圧コントローラ12は、直流電圧
検出回路8の検出値と基準直流電圧値との偏差を増幅し
て電流指示信号とするので、インバータ3の負荷が急増
した場合は、直流電圧検出回路8の検出値と基準直流電
圧値との偏差が増大して、電流コントローラ14に出力
する基準電流値が増加する。その為、電流コントローラ
14が主回路ブリッジ9に与える電流指示値は増加し、
主回路ブリッジ9は、コンデンサ18に電流を多く供給
して、直流電圧検出回路8が検出する直流電圧の変動を
小さくするように作動する。
【0007】電圧コントローラ12の増幅率は、負荷と
なるコンデンサ18等の容量に基づいて算出し、直流電
圧の制御系が安定するように設定される。例えば、増幅
率が高い場合、オーバーシュートとアンダーシュートと
を繰り返すことになる。その場合、変化量が過電圧検出
回路13において設定されている電圧値に達した場合、
過電圧検出回路13から停止の為の信号がインターロッ
ク回路16に与えられ、インターロック回路16は、主
回路ブリッジ9を停止させ、コンバータ主回路10を停
止させて、構成機器の保護を行う。
【0008】しかし、オーバーシュートとアンダーシュ
ートとの繰り返しであるハンチングが、過電圧検出回路
13において設定されている電圧値に達しないときは、
インターロック回路16は作動せず、そのままハンチン
グが継続した場合は、負荷であるコンデンサ18がリッ
プル電流により温度が上昇し損傷する虞れがある。過電
流検出回路15は、電流検出器7からの電流値が、予め
設定されている電流値に達したときに、停止の為の信号
をインターロック回路16に与え、インターロック回路
16は、主回路ブリッジ9を停止させ、コンバータ主回
路10を停止させて、構成機器の保護を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のコンバータ装置2では、過電圧設定値以上の過電圧が
1回でも発生したときは、インターロック回路16を作
動させ停止するので、インバータ3〜5の通常の負荷変
動により電圧変動が発生した場合でも、過電圧設定値を
低く設定しておけば停止してしまう問題と、逆に過電圧
設定値を高く設定しておけば、インターロック回路16
が作動しない電圧範囲におけるハンチングにより、コン
デンサ18の破損が生じる問題とがあった。
【0010】直流電力のハンチング対策技術としては、
特開昭52−106514号公報に、低周波振動電圧検
出器によりハンチングを検出し、信号系統に悪影響を与
えないようになした「電気車保護装置」が開示されてい
る。本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたも
のであり、低レベルの電圧ハンチングが生じた場合で
も、その周波数に関係なく検出し停止することができる
コンバータ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るコンバー
タ装置は、コンデンサを有する負荷に、交流電力から変
換した直流電力を供給するコンバータ部と、該コンバー
タ部が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出回路
と、該直流電圧検出回路が検出した電圧が振動したとき
に、その振動を判定する為の電圧を設定する振動判定電
圧設定器と、前記直流電圧検出回路が検出した電圧と前
記振動判定電圧設定器が設定した電圧とを比較し、前記
検出した電圧が前記設定した電圧を超えた分に応じた電
圧を出力する第1比較器と、第1比較器が出力した電圧
に基づき前記コンバータ部を停止させるべきかを判定
し、停止させるべきと判定したときに、前記コンバータ
部を停止させる信号を出力する停止判定部とを備え、該
停止判定部は、前記第1比較器が出力した電圧を積分す
る積分器と、該積分器が出力した電圧の、コンバータ部
を停止させるべきレベルを設定する停止レベル設定器
と、該停止レベル設定器が設定したレベルと前記積分器
が出力した電圧とを比較し、該電圧が前記レベルに達し
たときに、前記コンバータ部を停止させる信号を出力す
る第2比較器とを有し、第2比較器が出力した信号によ
り、前記コンバータ部を停止させるべくなしてあること
を特徴とする。
【0012】
【0013】第発明に係るコンバータ装置は、コンデ
ンサを有する負荷に、交流電力から変換した直流電力を
供給するコンバータ部と、該コンバータ部が出力する直
流電圧を検出する直流電圧検出回路と、該直流電圧検出
回路が検出した電圧が振動したときに、その振動を判定
する為の電圧を設定する振動判定電圧設定器と、前記直
流電圧検出回路が検出した電圧と前記振動判定電圧設定
器が設定した電圧とを比較し、前記検出した電圧が前記
設定した電圧を超えた分に応じた電圧を出力する第1比
較器と、第1比較器が出力した電圧に基づき前記コンバ
ータ部を停止させるべきかを判定し、停止させるべきと
判定したときに、前記コンバータ部を停止させる信号を
出力する停止判定部とを備え、該停止判定部は、前記
1比較器が出力した電圧を矩形波に成形する波形成形回
路と、該波形成形回路が出力した矩形波を計数するカウ
ンタと、該カウンタの計数値の、コンバータ部を停止さ
せるべき判定値を設定する停止判定値設定器と、該停止
判定値設定器が設定した判定値と前記カウンタの計数値
とを比較し、該計数値が前記判定値に達したときに、前
記コンバータ部を停止させる信号を出力する第3比較器
とを有し、第3比較器が出力した信号により、前記コン
バータ部を停止させるべくなしてあることを特徴とす
る。
【0014】第発明に係るコンバータ装置は、波形成
形回路が出力した矩形波が所定時間入力されないとき
に、カウンタをリセットするリセット回路を備えること
を特徴とする。
【0015】第発明に係るコンバータ装置は、コンデ
ンサを有する負荷に、交流電力から変換した直流電力を
供給するコンバータ部と、該コンバータ部が出力する直
流電圧を検出する直流電圧検出回路と、該直流電圧検出
回路が検出した電圧が振動したときに、その振動を判定
する為の電圧を設定する振動判定電圧設定器と、前記直
流電圧検出回路が検出した電圧と前記振動判定電圧設定
器が設定した電圧とを比較し、前記検出した電圧が前記
設定した電圧を超えた分に応じた電圧を出力する第1比
較器と、第1比較器が出力した電圧に基づき前記コンバ
ータ部を停止させるべきかを判定し、停止させるべきと
判定したときに、前記コンバータ部を停止させる信号を
出力する停止判定部とを備え、該停止判定部は、前記
1比較器が出力した電圧を矩形波に成形する波形成形回
路と、クロック発生器を有し、該波形成形回路が出力し
た矩形波を計数し、クロック発生器が発生させたクロッ
クをカウントダウンするアップダウンカウンタと、該ア
ップダウンカウンタの計数値の、コンバータ部を停止さ
せるべき判定値を設定する停止判定値設定器と、該停止
判定値設定器が設定した判定値と前記アップダウンカウ
ンタの計数値とを比較し、該計数値が前記判定値に達し
たときに、前記コンバータ部を停止させる信号を出力す
る第4比較器と、前記波形成形回路が出力した矩形波が
所定時間入力されないときに、前記アップダウンカウン
タに前記クロックのカウントダウンを開始させるリセッ
ト回路とを有し、前記第4比較器が出力した信号によ
り、前記コンバータ部を停止させるべくなしてあること
を特徴とする。
【0016】
【0017】第発明に係るコンバータ装置は、コンデ
ンサを有する負荷に、交流電力から変換した直流電力を
供給するコンバータ部と、該コンバータ部が出力する直
流電圧を検出する直流電圧検出回路と、該直流電圧検出
回路が検出した電圧が振動したときに、その振動を判定
する為の電圧を設定する振動判定電圧設定器と、前記直
流電圧検出回路が検出した電圧と前記振動判定電圧設定
器が設定した電圧とを比較し、前記検出した電圧が前記
設定した電圧を超えたときに、両電圧の偏差を増幅し矩
形波電圧として出力する偏差増幅器と、該偏差増幅器が
出力した矩形波電圧に基づき前記コンバータ部を停止さ
せるべきかを判定し、停止させるべきと判定したとき
に、前記コンバータ部を停止させる信号を出力する停止
判定部とを備え、該停止判定部は、偏差増幅器が出力し
た矩形波電圧を積分する積分器と、該積分器が出力した
電圧の、コンバータ部を停止させるべきレベルを設定す
る停止レベル設定器と、該停止レベル設定器が設定した
レベルと前記積分器が出力した電圧とを比較し、該電圧
が前記レベルに達したときに、前記コンバータ部を停止
させる信号を出力する第5比較器とを有し、第5比較器
が出力した信号により、前記コンバータ部を停止させる
べくなしてあることを特徴とする。
【0018】第発明に係るコンバータ装置は、コンデ
ンサを有する負荷に、交流電力から変換した直流電力を
供給するコンバータ部と、該コンバータ部が出力する直
流電圧を検出する直流電圧検出回路と、該直流電圧検出
回路が検出した電圧が振動したときに、その振動を判定
する為の電圧を設定する振動判定電圧設定器と、前記直
流電圧検出回路が検出した電圧と前記振動判定電圧設定
器が設定した電圧とを比較し、前記検出した電圧が前記
設定した電圧を超えたときに、両電圧の偏差を増幅し矩
形波電圧として出力する偏差増幅器と、該偏差増幅器が
出力した矩形波電圧に基づき前記コンバータ部を停止さ
せるべきかを判定し、停止させるべきと判定したとき
に、前記コンバータ部を停止させる信号を出力する停止
判定部とを備え、該停止判定部は、偏差増幅器が出力し
た矩形波電圧を計数するカウンタと、該カウンタの計数
値の、コンバータ部を停止させるべき判定値を設定する
停止判定値設定器と、該停止判定値設定器が設定した判
定値と前記カウンタの計数値とを比較し、該計数値が前
記判定値に達したときに、前記コンバータ部を停止させ
る信号を出力する第6比較器と、前記偏差増幅器が出力
した矩形波電圧が所定時間入力されないときに、前記カ
ウンタをリセットするリセット回路とを有し、前記第6
比較器が出力した信号により、前記コンバータ部を停止
させるべくなしてあることを特徴とする。
【0019】第発明に係るコンバータ装置は、コンデ
ンサを有する負荷に、交流電力から変換した直流電力を
供給するコンバータ部と、該コンバータ部が出力する直
流電圧を検出する直流電圧検出回路と、該直流電圧検出
回路が検出した電圧が振動したときに、その振動を判定
する為の電圧を設定する振動判定電圧設定器と、前記直
流電圧検出回路が検出した電圧と前記振動判定電圧設定
器が設定した電圧とを比較し、前記検出した電圧が前記
設定した電圧を超えたときに、両電圧の偏差を増幅し矩
形波電圧として出力する偏差増幅器と、該偏差増幅器が
出力した矩形波電圧に基づき前記コンバータ部を停止さ
せるべきかを判定し、停止させるべきと判定したとき
に、前記コンバータ部を停止させる信号を出力する停止
判定部とを備え、該停止判定部は、偏差増幅器が出力し
た矩形波電圧を計数し、また、クロック発生器を有し、
該クロック発生器が発生させたクロックをカウントダウ
ンするアップダウンカウンタと、該アップダウンカウン
タの計数値の、コンバータ部を停止させるべき判定値を
設定する停止判定値設定器と、該停止判定値設定器が設
定した判定値と前記アップダウンカウンタの計数値とを
比較し、該計数値が前記判定値に達したときに、前記コ
ンバータ部を停止させる信号を出力する第7比較器と、
前記偏差増幅器が出力した矩形波電圧が所定時間入力さ
れないときに、前記アップダウンカウンタに前記クロッ
クのカウントダウンを開始させるリセット回路とを
し、前記第7比較器が出力した信号により、前記コンバ
ータ部を停止させるべくなしてあることを特徴とする。
【0020】
【0021】第発明に係るコンバータ装置は、コンデ
ンサを有する負荷に、交流電力から変換した直流電力を
供給するコンバータ部と、該コンバータ部が出力する直
流電圧を検出する直流電圧検出回路と、該直流電圧検出
回路が検出した電圧が振動したときに、その振動を判定
する為の電圧を設定する振動判定電圧設定器と、前記直
流電圧検出回路が検出した電圧と前記振動判定電圧設定
器が設定した電圧とを比較し、前記検出した電圧が前記
設定した電圧を超えているときにオン信号を出力する第
8比較器と、第8比較器が出力したオン信号によりオン
するリレーと、該リレーがオンしているときに、所定の
電圧信号を発生させる信号発生器と、該信号発生器が発
生させた電圧信号に基づき前記コンバータ部を停止させ
るべきかを判定し、停止させるべきと判定したときに、
前記コンバータ部を停止させる信号を出力する停止判定
部とを備え、該停止判定部は、信号発生器が出力した電
圧信号を積分する積分器と、該積分器が出力した電圧
の、コンバータ部を停止させるべきレベルを設定する停
止レベル設定器と、該停止レベル設定器が設定したレベ
ルと前記積分器が出力した電圧とを比較し、該電圧が前
記レベルに達したときに、前記コンバータ部を停止させ
る信号を出力する第9比較器とを有し、第9比較器が出
力した信号により、前記コンバータ部を停止させるべく
なしてあることを特徴とする。
【0022】第発明に係るコンバータ装置は、コンデ
ンサを有する負荷に、交流電力から変換した直流電力を
供給するコンバータ部と、該コンバータ部が出力する直
流電圧を検出する直流電圧検出回路と、該直流電圧検出
回路が検出した電圧が振動したときに、その振動を判定
する為の電圧を設定する振動判定電圧設定器と、前記直
流電圧検出回路が検出した電圧と前記振動判定電圧設定
器が設定した電圧とを比較し、前記検出した電圧が前記
設定した電圧を超えているときにオン信号を出力する第
8比較器と、第8比較器が出力したオン信号によりオン
するリレーと、該リレーがオンしているときに、所定の
電圧信号を発生させる信号発生器と、該信号発生器が発
生させた電圧信号に基づき前記コンバータ部を停止させ
るべきかを判定し、停止させるべきと判定したときに、
前記コンバータ部を停止させる信号を出力する停止判定
部とを備え、該停止判定部は、信号発生器が出力した電
圧信号を計数するカウンタと、該カウンタの計数値の、
コンバータ部を停止させるべき判定値を設定する停止判
定値設定器と、該停止判定値設定器が設定した判定値と
前記カウンタの計数値とを比較し、該計数値が前記判定
値に達したときに、前記コンバータ部を停止させる信号
を出力する第10比較器とを有し、第10比較器が出力
した信号により、前記コンバータ部を停止させるべくな
してあることを特徴とする。
【0023】第10発明に係るコンバータ装置は、コン
デンサを有する負荷に、交流電力から変換した直流電力
を供給するコンバータ部と、該コンバータ部が出力する
直流電圧を検出する直流電圧検出回路と、該直流電圧検
出回路が検出した電圧が振動したときに、その振動を判
定する為の電圧を設定する振動判定電圧設定器と、前記
直流電圧検出回路が検出した電圧と前記振動判定電圧設
定器が設定した電圧とを比較し、前記検出した電圧が前
記設定した電圧を超えているときにオン信号を出力する
第8比較器と、第8比較器が出力したオン信号によりオ
ンするリレーと、該リレーがオンしているときに、所定
の電圧信号を発生させる信号発生器と、該信号発生器が
発生させた電圧信号に基づき前記コンバータ部を停止さ
せるべきかを判定し、停止させるべきと判定したとき
に、前記コンバータ部を停止させる信号を出力する停止
判定部とを備え、該停止判定部は、信号発生器が出力し
た電圧信号を計数し、また、クロック発生器を有し、該
クロック発生器が発生させたクロックをカウントダウン
するアップダウンカウンタと、該アップダウンカウンタ
の計数値の、コンバータ部を停止させるべき判定値を設
定する停止判定値設定器と、該停止判定値設定器が設定
した判定値と前記アップダウンカウンタの計数値とを比
較し、該計数値が前記判定値に達したときに、前記コン
バータ部を停止させる信号を出力する第11比較器と、
前記信号発生器が出力した電圧信号が所定時間入力され
ないときに、前記アップダウンカウンタに前記クロック
のカウントダウンを開始させるリセット回路とを有し、
前記第11比較機が出力した信号により、前記コンバー
タ部を停止させるべくなしてあることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、その実施の形
態を示す図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は、本発明に係るコンバータ装置の
実施の形態1の構成を示すブロック図である。このコン
バータ装置26は、商用交流電源1から与えられた3相
交流電力を直流電力に整流して出力する、半導体からな
る主回路ブリッジ9を備え、主回路ブリッジ9が出力し
た直流電力は、平滑コンデンサ18をそれぞれ有するイ
ンバータ3,4,5に与えられる。主回路ブリッジ9の
3相の入力線の内、2相の入力線には交流電流を検出す
る為のCT6(Current Transformer )がそれぞれ取り
付けられ、この2つのCT6の出力は電流検出器7に与
えられ、主回路ブリッジ9への入力電流が検出される。
【0025】コンバータ装置26は、また、主回路ブリ
ッジ9の出力線間に接続され、コンバータ装置26が出
力する直流電圧を検出する直流電圧検出回路8を備え、
主回路ブリッジ9、CT6及び直流電圧検出回路8は、
コンバータ主回路10を構成している。
【0026】コンバータ装置26は、また、直流電圧検
出回路8が検出した直流電圧値が与えられ、この直流電
圧値とコンバータ装置26が出力する直流電圧の基準値
を与える基準回路11からの基準直流電圧値との偏差を
増幅して出力する電圧コントローラ12と、電流検出器
7が検出した電流値が与えられ、この電流値と電圧コン
トローラ12の出力との偏差を増幅し、電流制御信号と
して主回路ブリッジ9に与える電流コントローラ14
と、主回路ブリッジ9(コンバータ主回路10)を停止
させるインターロック回路24と、電流検出器7が検出
した電流値が与えられ、この電流値が、予め設定されて
いる電流値に達したときに、停止の為の信号をインター
ロック回路24に与える過電流検出回路15とを備えて
いる。
【0027】コンバータ装置26は、また、直流電圧検
出回路8が検出した電圧値が振動(ハンチング)したと
きに、その振動を判定する為の電圧値を設定する振動
(ハンチング)判定電圧設定器19と、直流電圧検出回
路8が検出した電圧値とハンチング判定電圧設定器19
が設定した電圧値とを比較し、検出した電圧値が設定し
た電圧値を超えた分に応じた電圧を出力する比較器20
(第1比較器)とを備えている。
【0028】コンバータ装置26は、また、比較器20
が出力した電圧を積分する積分器21と、積分器21が
出力した電圧の、主回路ブリッジ9を停止させるべきレ
ベルを設定する停止レベル設定器22と、停止レベル設
定器22が設定したレベルと積分器21が出力した電圧
とを比較し、その電圧が前記レベルに達したときに、主
回路ブリッジ9を停止させる信号をインターロック回路
24に出力する比較器23(第2比較器)とを備えてい
る。
【0029】以下に、このような構成のコンバータ装置
26の動作を説明する。コンバータ装置26は、コンデ
ンサ負荷18を含む電圧形インバータ3〜5に直流電力
を供給し、その負荷変動に対しては、直流電圧を一定に
保つように制御している。即ち、出力電圧が、基準回路
11が出力する基準直流電圧値となるように、電圧コン
トローラ12により制御する。
【0030】負荷にコンデンサ18が含まれる場合、例
えば、インバータ3の負荷が増加し、電流が多く流れた
とすると、コンデンサ18の電荷が減少し、直流電圧が
瞬間的に低下する。電圧コントローラ12は、直流電圧
検出回路8の検出値と基準直流電圧値との偏差を増幅し
て電流指示信号とするので、インバータ3の負荷が急増
した場合は、直流電圧検出回路8の検出値と基準直流電
圧値との偏差が増大して、電流コントローラ14に出力
する基準電流値が増加する。その為、電流コントローラ
14が主回路ブリッジ9に与える電流指示値は増加し、
主回路ブリッジ9は、コンデンサ18に電流を多く供給
して、直流電圧検出回路8が検出する直流電圧の変動を
小さくするように作動する。
【0031】過電流検出回路15は、電流検出器7から
の電流値が、予め設定されている過電流値に達したとき
に、停止の為の信号をインターロック回路24に与え、
インターロック回路24は、主回路ブリッジ9を停止さ
せ、コンバータ主回路10を停止させて、構成機器の保
護を行う。
【0032】電圧コントローラ12の増幅率は、負荷と
なるコンデンサ18等の容量に基づいて算出され、直流
電圧の制御系が安定するように設定されている。ここ
で、コンデンサ18の容量が変化した場合、特に減少し
た場合、増幅率がコンデンサ18の容量に対して相対的
に高くなり、オーバーシュートとアンダーシュートとの
ハンチングを繰り返す。
【0033】この場合、直流電圧検出回路8が検出した
電圧値が、ハンチングを継続している場合は、比較器2
0が、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハンチン
グ判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較し、検
出した電圧値が設定した電圧値を超えた分に応じた電圧
を出力する。比較器20が出力した電圧は、積分器21
により積分され出力される。積分器21が積分し出力し
た電圧は、比較器23により、停止レベル設定器22が
設定したレベルと比較され、そのレベルに達したとき
は、比較器23が、主回路ブリッジ9を停止させる信号
をインターロック回路24に出力する。インターロック
回路24は、主回路ブリッジ9(コンバータ主回路1
0)を停止させて、負荷のコンデンサ18が、リップル
電流により温度が上昇し破損するのを防止する。
【0034】ハンチング動作の検出時間は、ハンチング
判定電圧設定器19が設定した電圧値を超えた電圧の量
とその周波数により変動する。これは、積分器21を用
いてその積分値が、停止レベル設定器22が設定したレ
ベルを超えたときに作動するようにしている為であり、
リップルが大であれば、検出時間は短くなり、リップル
が小であれば、検出時間は長くなる。また、ハンチング
動作の周波数の高低によっても同様に検出時間は変動す
る。しかし、コンデンサ18の特性に合わせて、停止レ
ベル設定器22の設定レベルを適正に設定することによ
り、コンデンサ18の保護は可能である。以上の結果、
コンバータ装置26は、直流電圧検出回路8が検出した
電圧値が、ハンチングを継続したとき、コンバータ主回
路10を停止させて、構成機器を保護することができ
る。
【0035】実施の形態2.図2は、本発明に係るコン
バータ装置の実施の形態2の構成を示すブロック図であ
る。このコンバータ装置33は、比較器20が、直流電
圧検出回路8が検出した電圧値とハンチング判定電圧設
定器19が設定した電圧値とを比較し、検出した電圧値
が設定した電圧値を超えた分に応じて出力した電圧を、
矩形波に成形する波形成形回路27と、波形成形回路2
7が出力した矩形波を計数するカウンタ28とを備えて
いる。
【0036】コンバータ装置33は、また、カウンタ2
8の計数値の、主回路ブリッジ9を停止させるべき判定
値を設定する停止判定値設定器29と、停止判定値設定
器29が設定した判定値とカウンタ28の計数値とを比
較し、計数値が判定値に達したときに、主回路ブリッジ
9を停止させる信号をインターロック回路24に出力す
る比較器30(第3比較器)とを備えている。その他の
構成は、実施の形態1において説明したコンバータ装置
26の構成と同様であるので、説明を省略する。
【0037】以下に、このような構成のコンバータ装置
33の動作を説明する。コンバータ装置33は、比較器
20が、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハンチ
ング判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較し、
検出した電圧値が設定した電圧値を超えた分に応じた電
圧を出力する。波形成形回路27は、比較器20が出力
したこの電圧を矩形波に成形し出力する。カウンタ28
は、波形成形回路27が出力した矩形波を計数する。
【0038】比較器30は、カウンタ28の計数値と停
止判定値設定器29が設定した判定値とを比較し、計数
値が判定値に達したときに、主回路ブリッジ9を停止さ
せる信号をインターロック回路24に出力する。インタ
ーロック回路24は、主回路ブリッジ9(コンバータ主
回路10)を停止させて、負荷のコンデンサ18が、リ
ップル電流により温度が上昇し破損するのを防止する。
その他の動作は、実施の形態1において説明したコンバ
ータ装置26の動作と同様であるので、説明を省略す
る。
【0039】以上の結果、コンバータ装置33は、直流
電圧検出回路8が検出した電圧値が、ハンチングを継続
したとき、コンバータ主回路10を停止させて、構成機
器を保護することができる。また、比較器20の出力電
圧の波形を波形成形回路27により矩形波に成形し、カ
ウンタ28により計数するので、ハンチングの周波数が
同一であれば、ハンチング動作の検出時間は、直流電圧
検出回路8が検出した電圧値に関係なく略同一となる。
【0040】実施の形態3.図3は、本発明に係るコン
バータ装置の実施の形態3の構成を示すブロック図であ
る。このコンバータ装置41は、比較器20が、直流電
圧検出回路8が検出した電圧値とハンチング判定電圧設
定器19が設定した電圧値とを比較し、検出した電圧値
が設定した電圧値を超えた分に応じて出力した電圧を、
矩形波に成形する波形成形回路34と、波形成形回路3
4が出力した矩形波を計数するカウンタ36と、波形成
形回路34が出力した矩形波が所定時間入力されないと
きに、カウンタ36をリセットするリセット回路35と
を備えている。
【0041】コンバータ装置41は、また、カウンタ3
6の計数値の、主回路ブリッジ9を停止させるべき判定
値を設定する停止判定値設定器37と、停止判定値設定
器37が設定した判定値とカウンタ36の計数値とを比
較し、計数値が判定値に達したときに、主回路ブリッジ
9を停止させる信号をインターロック回路24に出力す
る比較器38(第3比較器)とを備えている。その他の
構成は、実施の形態1において説明したコンバータ装置
26の構成と同様であるので、説明を省略する。
【0042】以下に、このような構成のコンバータ装置
41の動作を説明する。コンバータ装置41は、比較器
20が、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハンチ
ング判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較し、
検出した電圧値が設定した電圧値を超えた分に応じた電
圧を出力する。波形成形回路34は、比較器20が出力
したこの電圧を矩形波に成形し出力する。カウンタ36
は、波形成形回路34が出力した矩形波を計数する。一
方、リセット回路35は、波形成形回路34が出力した
矩形波が所定時間入力されないときは、カウンタ36を
リセットする。
【0043】比較器38は、カウンタ36の計数値と停
止判定値設定器37が設定した判定値とを比較し、計数
値が判定値に達したときに、主回路ブリッジ9を停止さ
せる信号をインターロック回路24に出力する。インタ
ーロック回路24は、主回路ブリッジ9(コンバータ主
回路10)を停止させて、負荷のコンデンサ18が、リ
ップル電流により温度が上昇し破損するのを防止する。
その他の動作は、実施の形態1において説明したコンバ
ータ装置26の動作と同様であるので、説明を省略す
る。
【0044】以上の結果、コンバータ装置41は、直流
電圧検出回路8が検出した電圧値が、ハンチングを継続
したとき、コンバータ主回路10を停止させて、構成機
器を保護することができる。また、比較器20の出力電
圧の波形を波形成形回路34により矩形波に成形し、カ
ウンタ36により計数するので、ハンチングの周波数が
同一であれば、ハンチング動作の検出時間は、直流電圧
検出回路8が検出した電圧値に関係なく略同一となると
共に、一定時間ハンチングが継続しないときは、カウン
タ36がリセットされるので、インバータ3〜5の負荷
の挙動によりハンチングが一時的に発生しても、コンデ
ンサ18の容量変動によるハンチングと区別することが
できる。
【0045】実施の形態4.図4は、本発明に係るコン
バータ装置の実施の形態4の構成を示すブロック図であ
る。このコンバータ装置47は、比較器20が、直流電
圧検出回路8が検出した電圧値とハンチング判定電圧設
定器19が設定した電圧値とを比較し、検出した電圧値
が設定した電圧値を超えた分に応じて出力した電圧を、
矩形波に成形する波形成形回路34と、クロック発生器
(図示せず)を有し、波形成形回路34が出力した矩形
波を計数し、クロック発生器が発生させたクロックをカ
ウントダウンするアップダウンカウンタ42と、波形成
形回路34が出力した矩形波が所定時間入力されないと
きに、アップダウンカウンタ42にクロックのカウント
ダウンを開始させるリセット回路35とを備えている。
【0046】コンバータ装置47は、また、アップダウ
ンカウンタ42の計数値の、主回路ブリッジ9を停止さ
せるべき判定値を設定する停止判定値設定器43と、停
止判定値設定器43が設定した判定値とアップダウンカ
ウンタ42の計数値とを比較し、計数値が判定値に達し
たときに、主回路ブリッジ9を停止させる信号をインタ
ーロック回路24に出力する比較器44(第4比較器)
とを備えている。その他の構成は、実施の形態1におい
て説明したコンバータ装置26の構成と同様であるの
で、説明を省略する。
【0047】以下に、このような構成のコンバータ装置
47の動作を説明する。コンバータ装置47は、比較器
20が、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハンチ
ング判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較し、
検出した電圧値が設定した電圧値を超えた分に応じた電
圧を出力する。波形成形回路34は、比較器20が出力
したこの電圧を矩形波に成形し出力し、アップダウンカ
ウンタ42は、波形成形回路34が出力した矩形波を計
数する。
【0048】一方、リセット回路35は、波形成形回路
34が出力した矩形波が所定時間入力されないときは、
アップダウンカウンタ42にクロックのカウントダウン
を開始させる。アップダウンカウンタ42は、0迄カウ
ントダウンしたときは、カウントダウンを終了し、カウ
ントダウンしているときに、波形成形回路34から矩形
波が入力されたときは、カウントダウンを中止して、そ
のときの計数値から計数を開始する。
【0049】比較器44は、アップダウンカウンタ42
の計数値と停止判定値設定器43が設定した判定値とを
比較し、計数値が判定値に達したときに、主回路ブリッ
ジ9を停止させる信号をインターロック回路24に出力
する。インターロック回路24は、主回路ブリッジ9
(コンバータ主回路10)を停止させて、負荷のコンデ
ンサ18が、リップル電流により温度が上昇し破損する
のを防止する。その他の動作は、実施の形態1において
説明したコンバータ装置26の動作と同様であるので、
説明を省略する。
【0050】以上の結果、コンバータ装置47は、直流
電圧検出回路8が検出した電圧値が、ハンチングを継続
したとき、コンバータ主回路10を停止させて、構成機
器を保護することができる。また、比較器20の出力電
圧の波形を波形成形回路34により矩形波に成形し、ア
ップダウンカウンタ42により計数するので、ハンチン
グの周波数が同一であれば、ハンチング動作の検出時間
は、直流電圧検出回路8が検出した電圧値に関係なく略
同一となる。
【0051】また、一定時間ハンチングが継続しないと
きは、アップダウンカウンタ42にクロックのカウント
ダウンを開始させるので、インバータ3〜5の負荷の挙
動によりハンチングが一時的に発生しても、コンデンサ
18の容量変動によるハンチングと区別することができ
ると共に、カウントダウンが終了する前に、矩形波が入
力されたときは、カウントダウンを中止して、そのとき
の計数値から計数を開始するので、インバータ3〜5の
負荷の挙動によりハンチングが短時間に繰り返し発生し
ても、コンデンサ18の容量変動によるハンチングと区
別することができる。
【0052】実施の形態5.図5は、本発明に係るコン
バータ装置の実施の形態5の構成を示すブロック図であ
る。このコンバータ装置54は、直流電圧検出回路8が
検出した直流電圧値がハンチングしたときに、そのハン
チングを判定する為の電圧値を設定するハンチング判定
電圧設定器19と、直流電圧検出回路8が検出した電圧
値とハンチング判定電圧設定器19が設定した電圧値と
を比較し、検出した電圧値が設定した電圧値を超えたと
きに、両電圧値の偏差を増幅し矩形波電圧として出力す
る偏差増幅器48とを備えている。
【0053】コンバータ装置54は、また、偏差増幅器
48が出力した矩形波電圧を積分する積分器49と、積
分器49が出力した電圧の、主回路ブリッジ9を停止さ
せるべきレベルを設定する停止レベル設定器50と、停
止レベル設定器50が設定したレベルと積分器49が出
力した電圧とを比較し、その電圧が前記レベルに達した
ときに、主回路ブリッジ9を停止させる信号を出力する
比較器51(第5比較器)とを備えている。その他の構
成は、実施の形態1において説明したコンバータ装置2
6の構成と同様であるので、説明を省略する。
【0054】以下に、このような構成のコンバータ装置
54の動作を説明する。直流電圧検出回路8が検出した
電圧値が、ハンチングを継続している場合、偏差増幅器
48が、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハンチ
ング判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較し、
検出した電圧値が設定した電圧値を超えたときは、その
両電圧値の偏差を増幅し、矩形波として出力する。
【0055】偏差増幅器48が出力した矩形波電圧は、
積分器49により積分され出力される。積分器49が積
分し出力した電圧は、比較器51により、停止レベル設
定器50が設定したレベルと比較され、そのレベルに達
したときは、比較器51が、主回路ブリッジ9を停止さ
せる信号をインターロック回路24に出力する。インタ
ーロック回路24は、主回路ブリッジ9(コンバータ主
回路10)を停止させて、負荷のコンデンサ18が、リ
ップル電流により温度が上昇し破損するのを防止する。
その他の動作は、実施の形態1において説明したコンバ
ータ装置26の動作と同様であるので、説明を省略す
る。以上の結果、コンバータ装置54は、直流電圧検出
回路8が検出した電圧値が、ハンチングを継続したと
き、コンバータ主回路10を停止させて、構成機器を保
護することができる。
【0056】実施の形態6.図6は、本発明に係るコン
バータ装置の実施の形態6の構成を示すブロック図であ
る。このコンバータ装置62は、偏差増幅器55が出力
した矩形波電圧を計数するカウンタ57と、カウンタ5
7の計数値の、主回路ブリッジ9を停止させるべき判定
値を設定する停止判定値設定器58と、停止判定値設定
器58が設定した判定値とカウンタ57の計数値とを比
較し、計数値が判定値に達したときに、主回路ブリッジ
9を停止させる信号を出力する比較器59(第6比較
器)と、偏差増幅器55が出力した矩形波電圧が所定時
間入力されないときに、カウンタ57をリセットするリ
セット回路56とを備えている。その他の構成は、実施
の形態5において説明したコンバータ装置54の構成と
同様であるので、説明を省略する。
【0057】以下に、このような構成のコンバータ装置
62の動作を説明する。コンバータ装置62は、偏差増
幅器55が、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハ
ンチング判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較
し、検出した電圧値が設定した電圧値を超えたときは、
その両電圧値の偏差を増幅し、矩形波として出力する。
カウンタ57は、偏差増幅器55が出力した矩形波電圧
を計数する。一方、リセット回路56は、偏差増幅器5
5が出力した矩形波が所定時間入力されないときは、カ
ウンタ57をリセットする。
【0058】比較器59は、カウンタ57の計数値と停
止判定値設定器58が設定した判定値とを比較し、計数
値が判定値に達したときに、主回路ブリッジ9を停止さ
せる信号をインターロック回路24に出力する。インタ
ーロック回路24は、主回路ブリッジ9(コンバータ主
回路10)を停止させて、負荷のコンデンサ18が、リ
ップル電流により温度が上昇し破損するのを防止する。
その他の動作は、実施の形態5において説明したコンバ
ータ装置54の動作と同様であるので、説明を省略す
る。
【0059】以上の結果、コンバータ装置62は、直流
電圧検出回路8が検出した電圧値が、ハンチングを継続
したとき、コンバータ主回路10を停止させて、構成機
器を保護することができる。また、偏差増幅器55が出
力電圧を矩形波に成形し、カウンタ57により計数する
ので、ハンチングの周波数が同一であれば、ハンチング
動作の検出時間は、直流電圧検出回路8が検出した電圧
値に関係なく略同一となると共に、一定時間ハンチング
が継続しないときは、カウンタ57がリセットされるの
で、インバータ3〜5の負荷の挙動によりハンチングが
一時的に発生しても、コンデンサ18の容量変動による
ハンチングと区別することができる。
【0060】実施の形態7.図7は、本発明に係るコン
バータ装置の実施の形態7の構成を示すブロック図であ
る。このコンバータ装置69はアップダウンカウンタ6
4を備えている。アップダウンカウンタ64は、偏差増
幅器55が出力した矩形波電圧を計数し、また、クロッ
ク発生器(図示せず)を有し、クロック発生器が発生さ
せたクロックをカウントダウンする。
【0061】コンバータ装置69は、また、アップダウ
ンカウンタ64の計数値の、主回路ブリッジ9を停止さ
せるべき判定値を設定する停止判定値設定器65と、停
止判定値設定器65が設定した判定値とアップダウンカ
ウンタ64の計数値とを比較し、計数値が判定値に達し
たときに、主回路ブリッジ9を停止させる信号を出力す
る比較器66(第7比較器)と、偏差増幅器55が出力
した矩形波電圧が所定時間入力されないときに、アップ
ダウンカウンタ64にクロックのカウントダウンを開始
させるリセット回路63とを備えている。その他の構成
は、実施の形態5において説明したコンバータ装置54
の構成と同様であるので、説明を省略する。
【0062】以下に、このような構成のコンバータ装置
69の動作を説明する。コンバータ装置69は、偏差増
幅器55が、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハ
ンチング判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較
し、検出した電圧値が設定した電圧値を超えたときは、
その両電圧値の偏差を増幅し、矩形波として出力する。
アップダウンカウンタ64は、偏差増幅器55が出力し
た矩形波を計数する。
【0063】一方、リセット回路63は、偏差増幅器5
5が出力した矩形波が所定時間入力されないときは、ア
ップダウンカウンタ64にクロックのカウントダウンを
開始させる。アップダウンカウンタ64は、0迄カウン
トダウンしたときは、カウントダウンを終了し、カウン
トダウンしているときに、偏差増幅器55から矩形波が
入力されたときは、カウントダウンを中止して、そのと
きの計数値から計数を開始する。
【0064】比較器66は、アップダウンカウンタ64
の計数値と停止判定値設定器65が設定した判定値とを
比較し、計数値が判定値に達したときに、主回路ブリッ
ジ9を停止させる信号をインターロック回路24に出力
する。インターロック回路24は、主回路ブリッジ9
(コンバータ主回路10)を停止させて、負荷のコンデ
ンサ18が、リップル電流により温度が上昇し破損する
のを防止する。その他の動作は、実施の形態5において
説明したコンバータ装置54の動作と同様であるので、
説明を省略する。
【0065】以上の結果、コンバータ装置69は、直流
電圧検出回路8が検出した電圧値が、ハンチングを継続
したとき、コンバータ主回路10を停止させて、構成機
器を保護することができる。また、偏差増幅器55が出
力電圧を矩形波に成形し、アップダウンカウンタ64に
より計数するので、ハンチングの周波数が同一であれ
ば、ハンチング動作の検出時間は、直流電圧検出回路8
が検出した電圧値に関係なく略同一となる。
【0066】また、一定時間ハンチングが継続しないと
きは、アップダウンカウンタ64にクロックのカウント
ダウンを開始させるので、インバータ3〜5の負荷の挙
動によりハンチングが一時的に発生しても、コンデンサ
18の容量変動によるハンチングと区別することができ
ると共に、カウントダウンが終了する前に、矩形波が入
力されたときは、カウントダウンを中止して、そのとき
の計数値から計数を開始するので、インバータ3〜5の
負荷の挙動によりハンチングが短時間に繰り返し発生し
ても、コンデンサ18の容量変動によるハンチングと区
別することができる。
【0067】実施の形態8.図8は、本発明に係るコン
バータ装置の実施の形態8の構成を示すブロック図であ
る。このコンバータ装置80は、直流電圧検出回路8が
検出した電圧値がハンチングしたときに、そのハンチン
グを判定する為の電圧を設定するハンチング判定電圧設
定器19と、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハ
ンチング判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較
し、検出した電圧値が設定した電圧値を超えているとき
にオン信号を出力する比較器70(第8比較器)と、比
較器70が出力したオン信号によりオンするリレー72
(リレー接点73)と、リレー72がオンしているとき
に、所定の電圧信号を発生させる信号発生器71とを備
えている。
【0068】コンバータ装置80は、また、信号発生器
71が出力した電圧信号を積分する積分器75と、積分
器75が出力した電圧の、主回路ブリッジ9を停止させ
るべきレベルを設定する停止レベル設定器76と、停止
レベル設定器76が設定したレベルと積分器75が出力
した電圧とを比較し、その電圧が前記レベルに達したと
きに、主回路ブリッジ9を停止させる信号をインターロ
ック回路24に出力する比較器77(第9比較器)とを
備えている。比較器70、信号発生器71及びリレー7
2(リレー接点73)は絶縁比較器74を構成してい
る。その他の構成は、実施の形態1において説明したコ
ンバータ装置26の構成と同様であるので、説明を省略
する。
【0069】以下に、このような構成のコンバータ装置
80の動作を説明する。直流電圧検出回路8が検出した
電圧値が、ハンチングを継続している場合、比較器70
が、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハンチング
判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較し、検出
した電圧値が設定した電圧値を超えたときは、オン信号
を出力する。リレー72は、比較器70が出力したオン
信号によりオンし、信号発生器71は、リレー72がオ
ンしているときに、所定の電圧信号を出力する。
【0070】信号発生器71が出力した電圧信号は、積
分器75により積分され出力される。積分器75が積分
し出力した電圧は、比較器77により、停止レベル設定
器76が設定したレベルと比較され、そのレベルに達し
たときは、比較器77が、主回路ブリッジ9を停止させ
る信号をインターロック回路24に出力する。インター
ロック回路24は、主回路ブリッジ9(コンバータ主回
路10)を停止させて、負荷のコンデンサ18が、リッ
プル電流により温度が上昇し破損するのを防止する。そ
の他の動作は、実施の形態1において説明したコンバー
タ装置26の動作と同様であるので、説明を省略する。
【0071】以上の結果、コンバータ装置80は、直流
電圧検出回路8が検出した電圧値が、ハンチングを継続
したとき、コンバータ主回路10を停止させて、構成機
器を保護することができる。また、比較器70、リレー
72及び信号発生器71により、積分器75以降の保護
回路と直流電圧検出回路8とが絶縁でき、リレー72に
より信号発生器71の出力電圧を矩形波に成形し、積分
器75により積分するので、ハンチングの周波数が同一
であれば、ハンチング動作の検出時間は、直流電圧検出
回路8が検出した電圧値に関係なく略同一となる。
【0072】実施の形態9.図9は、本発明に係るコン
バータ装置の実施の形態9の構成を示すブロック図であ
る。このコンバータ装置86は、信号発生器71が出力
した電圧信号を計数するカウンタ81と、カウンタ81
の計数値の、主回路ブリッジ9を停止させるべき判定値
を設定する停止判定値設定器82と、停止判定値設定器
82が設定した判定値とカウンタ81の計数値とを比較
し、計数値が判定値に達したときに、主回路ブリッジ9
を停止させる信号を出力する比較器84(第10比較
器)とを備えている。その他の構成は、実施の形態8に
おいて説明したコンバータ装置80の構成と同様である
ので、説明を省略する。
【0073】以下に、このような構成のコンバータ装置
86の動作を説明する。直流電圧検出回路8が検出した
電圧値が、ハンチングを継続している場合、比較器70
が、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハンチング
判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較し、検出
した電圧値が設定した電圧値を超えたときは、オン信号
を出力する。リレー72は、比較器70が出力したオン
信号によりオンし、信号発生器71は、リレー72がオ
ンしているときに、所定の電圧信号を出力する。カウン
タ81は、信号発生器71が出力した矩形波である電圧
信号を計数する。
【0074】比較器84は、カウンタ81の計数値と停
止判定値設定器82が設定した判定値とを比較し、計数
値が判定値に達したときに、主回路ブリッジ9を停止さ
せる信号をインターロック回路24に出力する。インタ
ーロック回路24は、主回路ブリッジ9(コンバータ主
回路10)を停止させて、負荷のコンデンサ18が、リ
ップル電流により温度が上昇し破損するのを防止する。
その他の動作は、実施の形態8において説明したコンバ
ータ装置80の動作と同様であるので、説明を省略す
る。
【0075】以上の結果、コンバータ装置86は、直流
電圧検出回路8が検出した電圧値が、ハンチングを継続
したとき、コンバータ主回路10を停止させて、構成機
器を保護することができる。また、比較器70、リレー
72及び信号発生器71により、カウンタ81以降の保
護回路と直流電圧検出回路8とが絶縁でき、リレー72
により信号発生器71の出力電圧を矩形波に成形し、カ
ウンタ81により計数するので、ハンチングの周波数が
同一であれば、ハンチング動作の検出時間は、直流電圧
検出回路8が検出した電圧値に関係なく略同一となる。
【0076】実施の形態10.図10は、本発明に係る
コンバータ装置の実施の形態10の構成を示すブロック
図である。このコンバータ装置93はアップダウンカウ
ンタ87を備えている。アップダウンカウンタ87は、
信号発生器71が出力した電圧信号を計数し、また、ク
ロック発生器(図示せず)を有し、クロック発生器が発
生させたクロックをカウントダウンする。
【0077】コンバータ装置93は、また、アップダウ
ンカウンタ87の計数値の、主回路ブリッジ9を停止さ
せるべき判定値を設定する停止判定値設定器89と、停
止判定値設定器89が設定した判定値とアップダウンカ
ウンタ87の計数値とを比較し、計数値が判定値に達し
たときに、主回路ブリッジ9を停止させる信号を出力す
る比較器90(第11比較器)と、信号発生器71が出
力した電圧信号が所定時間入力されないときに、アップ
ダウンカウンタ87にクロックのカウントダウンを開始
させるリセット回路88とを備えている。その他の構成
は、実施の形態8において説明したコンバータ装置80
の構成と同様であるので、説明を省略する。
【0078】以下に、このような構成のコンバータ装置
93の動作を説明する。直流電圧検出回路8が検出した
電圧値が、ハンチングを継続している場合、比較器70
が、直流電圧検出回路8が検出した電圧値とハンチング
判定電圧設定器19が設定した電圧値とを比較し、検出
した電圧値が設定した電圧値を超えたときは、オン信号
を出力する。リレー72は、比較器70が出力したオン
信号によりオンし、信号発生器71は、リレー72がオ
ンしているときに、所定の電圧信号を出力する。アップ
ダウンカウンタ87は、信号発生器71が出力した矩形
波である電圧信号を計数する。
【0079】一方、リセット回路88は、信号発生器7
1が出力した矩形波が所定時間入力されないときは、ア
ップダウンカウンタ87にクロックのカウントダウンを
開始させる。アップダウンカウンタ87は、0迄カウン
トダウンしたときは、カウントダウンを終了し、カウン
トダウンしているときに、信号発生器71から矩形波が
入力されたときは、カウントダウンを中止して、そのと
きの計数値から計数を開始する。
【0080】比較器90は、アップダウンカウンタ87
の計数値と停止判定値設定器89が設定した判定値とを
比較し、計数値が判定値に達したときに、主回路ブリッ
ジ9を停止させる信号をインターロック回路24に出力
する。インターロック回路24は、主回路ブリッジ9
(コンバータ主回路10)を停止させて、負荷のコンデ
ンサ18が、リップル電流により温度が上昇し破損する
のを防止する。その他の動作は、実施の形態8において
説明したコンバータ装置80の動作と同様であるので、
説明を省略する。
【0081】以上の結果、コンバータ装置93は、直流
電圧検出回路8が検出した電圧値が、ハンチングを継続
したとき、コンバータ主回路10を停止させて、構成機
器を保護することができる。また、コンバータ装置93
は、比較器70、リレー72及び信号発生器71によ
り、アップダウンカウンタ87以降の保護回路と直流電
圧検出回路8とが絶縁でき、リレー72により信号発生
器71の出力電圧を矩形波に成形し、アップダウンカウ
ンタ87により計数するので、ハンチングの周波数が同
一であれば、ハンチング動作の検出時間は、直流電圧検
出回路8が検出した電圧値に関係なく略同一となる。
【0082】また、コンバータ装置93は、一定時間ハ
ンチングが継続しないときは、アップダウンカウンタ8
7にクロックのカウントダウンを開始させるので、イン
バータ3〜5の負荷の挙動によりハンチングが一時的に
発生しても、コンデンサ18の容量変動によるハンチン
グと区別することができると共に、カウントダウンが終
了する前に、矩形波が入力されたときは、カウントダウ
ンを中止して、そのときの計数値から計数を開始するの
で、インバータ3〜5の負荷の挙動によりハンチングが
短時間に繰り返し発生しても、コンデンサ18の容量変
動によるハンチングと区別することができる。
【0083】
【発明の効果】第1発明に係るコンバータ装置によれ
ば、停止判定部は、積分器が、第1比較器が出力した電
圧を積分し、停止レベル設定器が、積分器が出力した電
圧の、コンバータ部を停止させるべきレベルを設定す
る。第2比較器は、そのレベルと積分器が出力した電圧
とを比較し、積分器が出力した電圧がそのレベルに達し
たときに、コンバータ部を停止させる信号を出力する。
これにより、出力した電圧が低レベルでハンチングを継
続したとき、停止して構成機器を保護することができ
る。
【0084】
【0085】第発明に係るコンバータ装置によれば、
停止判定部は、波形成形回路が、第1比較器が出力した
電圧を矩形波に成形し、カウンタが、その矩形波を計数
する。停止判定値設定器は、その計数値の、コンバータ
部を停止させるべき判定値を設定し、第3比較器は、そ
の判定値とカウンタの計数値とを比較し、計数値がその
判定値に達したときに、コンバータ部を停止させる信号
を出力する。これにより、出力した電圧が低レベルでハ
ンチングを継続したとき、停止して構成機器を保護する
ことができる。また、ハンチングの周波数が同一であれ
ば、ハンチング動作の検出時間は、その電圧値に関係な
く略同一となる。
【0086】第発明に係るコンバータ装置によれば、
リセット回路は、波形成形回路が出力した矩形波が所定
時間入力されないときに、カウンタをリセットするの
で、インバータの負荷の挙動によりハンチングが一時的
に発生しても、コンデンサの容量変動によるハンチング
と区別することができる。
【0087】第発明に係るコンバータ装置によれば、
停止判定部は、波形成形回路が、第1比較器が出力した
電圧を矩形波に成形し、アップダウンカウンタは、その
矩形波を計数し、クロック発生器が発生させたクロック
をカウントダウンする。停止判定値設定器は、アップダ
ウンカウンタの計数値の、コンバータ部を停止させるべ
き判定値を設定し、第4比較器は、その判定値とアップ
ダウンカウンタの計数値とを比較し、計数値が判定値に
達したときに、コンバータ部を停止させる信号を出力す
る。リセット回路は、波形成形回路が出力した矩形波が
所定時間入力されないときに、アップダウンカウンタに
クロックのカウントダウンを開始させる。
【0088】これにより、出力した電圧が低レベルでハ
ンチングを継続したとき、停止して構成機器を保護する
ことができる。また、ハンチングの周波数が同一であれ
ば、ハンチング動作の検出時間は、その電圧値に関係な
く略同一となる。また、インバータの負荷の挙動により
ハンチングが一時的に発生しても、コンデンサの容量変
動によるハンチングと区別することができると共に、イ
ンバータの負荷の挙動によりハンチングが短時間に繰り
返し発生しても、コンデンサの容量変動によるハンチン
グと区別することができる。
【0089】
【0090】第発明に係るコンバータ装置によれば、
停止判定部は、積分器が、偏差増幅器が出力した矩形波
電圧を積分し、停止レベル設定器が、積分器が出力した
電圧の、コンバータ部を停止させるべきレベルを設定す
る。第5比較器は、そのレベルと積分器が出力した電圧
とを比較し、積分器が出力した電圧がそのレベルに達し
たときに、コンバータ部を停止させる信号を出力する。
これにより、出力した電圧が低レベルでハンチングを継
続したとき、停止して構成機器を保護することができ
る。
【0091】第発明に係るコンバータ装置によれば、
停止判定部は、カウンタが、偏差増幅器が出力した矩形
波電圧を計数し、停止判定値設定器が、カウンタの計数
値の、コンバータ部を停止させるべき判定値を設定す
る。第6比較器は、その判定値とカウンタの計数値とを
比較し、計数値がその判定値に達したときに、コンバー
タ部を停止させる信号を出力する。リセット回路は、偏
差増幅器が出力した矩形波電圧が所定時間入力されない
ときに、カウンタをリセットする。これにより、出力し
た電圧が低レベルでハンチングを継続したとき、停止し
て構成機器を保護することができる。また、ハンチング
の周波数が同一であれば、ハンチング動作の検出時間
は、その電圧値に関係なく略同一となると共に、インバ
ータの負荷の挙動によりハンチングが一時的に発生して
も、コンデンサの容量変動によるハンチングと区別する
ことができる。
【0092】第発明に係るコンバータ装置によれば、
停止判定部は、アップダウンカウンタが、偏差増幅器が
出力した矩形波電圧を計数し、また、クロック発生器が
発生させたクロックをカウントダウンする。停止判定値
設定器は、アップダウンカウンタの計数値の、コンバー
タ部を停止させるべき判定値を設定し、第7比較器は、
その判定値とアップダウンカウンタの計数値とを比較
し、計数値がその判定値に達したときに、コンバータ部
を停止させる信号を出力する。リセット回路は、偏差増
幅器が出力した矩形波電圧が所定時間入力されないとき
に、アップダウンカウンタにクロックのカウントダウン
を開始させる。
【0093】これにより、出力した電圧が低レベルでハ
ンチングを継続したとき、停止して構成機器を保護する
ことができる。また、ハンチングの周波数が同一であれ
ば、ハンチング動作の検出時間は、その電圧値に関係な
く略同一となる。また、インバータの負荷の挙動により
ハンチングが一時的に発生しても、コンデンサの容量変
動によるハンチングと区別することができると共に、イ
ンバータの負荷の挙動によりハンチングが短時間に繰り
返し発生しても、コンデンサの容量変動によるハンチン
グと区別することができる。
【0094】
【0095】
【0096】第発明に係るコンバータ装置によれば、
停止判定部は、積分器が、信号発生器が出力した電圧信
号を積分し、停止レベル設定器が、積分器が出力した電
圧の、コンバータ部を停止させるべきレベルを設定す
る。第9比較器は、そのレベルと積分器が出力した電圧
とを比較し、積分器が出力した電圧がそのレベルに達し
たときに、コンバータ部を停止させる信号を出力する。
これにより、出力した電圧が低レベルでハンチングを継
続したとき、停止して構成機器を保護することができ
る。また、保護回路と直流電圧検出回路とを絶縁でき、
ハンチングの周波数が同一であれば、ハンチング動作の
検出時間は、その電圧値に関係なく略同一となる。
【0097】第発明に係るコンバータ装置によれば、
停止判定部は、カウンタが、信号発生器が出力した電圧
信号を計数し、停止判定値設定器が、カウンタの計数値
の、コンバータ部を停止させるべき判定値を設定する。
第10比較器器は、その判定値とカウンタの計数値とを
比較し、計数値がその判定値に達したときに、コンバー
タ部を停止させる信号を出力する。これにより、出力し
た電圧が低レベルでハンチングが継続したとき、停止し
て構成機器を保護することができる。また、保護回路と
直流電圧検出回路とを絶縁でき、ハンチングの周波数が
同一であれば、ハンチング動作の検出時間は、その電圧
値に関係なく略同一となる。
【0098】第10発明に係るコンバータ装置によれ
ば、停止判定部は、アップダウンカウンタが、信号発生
器が出力した電圧信号を計数し、また、クロック発生器
が発生させたクロックをカウントダウンする。停止判定
値設定器は、アップダウンカウンタの計数値の、コンバ
ータ部を停止させるべき判定値を設定し、第11比較器
は、その判定値とアップダウンカウンタの計数値とを比
較し、計数値がその判定値に達したときに、コンバータ
部を停止させる信号を出力する。リセット回路は、信号
発生器が出力した電圧信号が所定時間入力されないとき
に、アップダウンカウンタにクロックのカウントダウン
を開始させる。
【0099】これにより、出力した電圧が低レベルでハ
ンチングを継続したとき、停止して構成機器を保護する
ことができる。また、保護回路と直流電圧検出回路とを
絶縁でき、ハンチングの周波数が同一であれば、ハンチ
ング動作の検出時間は、その電圧値に関係なく略同一と
なる。また、インバータの負荷の挙動によりハンチング
が一時的に発生しても、コンデンサの容量変動によるハ
ンチングと区別することができると共に、インバータの
負荷の挙動によりハンチングが短時間に繰り返し発生し
ても、コンデンサの容量変動によるハンチングと区別す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンバータ装置の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係るコンバータ装置の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明に係るコンバータ装置の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明に係るコンバータ装置の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明に係るコンバータ装置の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明に係るコンバータ装置の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明に係るコンバータ装置の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明に係るコンバータ装置の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明に係るコンバータ装置の実施の形態の
構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明に係るコンバータ装置の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図11】 従来のコンバータ装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 商用交流電源、3〜5 インバータ、6 CT、7
電流検出器、8直流電圧検出回路、10 コンバータ
主回路、11 基準回路、18 (平滑)コンデンサ、
19 ハンチング判定電圧設定器(振動判定電圧設定
器)、20,23,30,38,44,51,59,6
6,70,77,84,90 比較器、21,49,7
5 積分器、22,50,76 停止レベル設定器、2
4 インターロック回路、26,33,41,47,5
4,62,69,80,86,93 コンバータ装置、
27,34 波形成形回路、28,36,57,81
カウンタ、29,37,43,58,65,82,89
停止判定値設定器、35,56,63,88 リセッ
ト回路、42,64,87 アップダウンカウンタ、4
8,55 偏差増幅器、71 信号発生器、72 リレ
ー、73 リレー接点、75 絶縁比較器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/155 H02H 3/093 H02H 3/10 H02H 3/20

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサを有する負荷に、交流電力か
    ら変換した直流電力を供給するコンバータ部と、該コン
    バータ部が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出回
    路と、該直流電圧検出回路が検出した電圧が振動したと
    きに、その振動を判定する為の電圧を設定する振動判定
    電圧設定器と、前記直流電圧検出回路が検出した電圧と
    前記振動判定電圧設定器が設定した電圧とを比較し、前
    記検出した電圧が前記設定した電圧を超えた分に応じた
    電圧を出力する第1比較器と、第1比較器が出力した電
    圧に基づき前記コンバータ部を停止させるべきかを判定
    し、停止させるべきと判定したときに、前記コンバータ
    部を停止させる信号を出力する停止判定部とを備え、該
    停止判定部は、前記第1比較器が出力した電圧を積分す
    る積分器と、該積分器が出力した電圧の、コンバータ部
    を停止させるべきレベルを設定する停止レベル設定器
    と、該停止レベル設定器が設定したレベルと前記積分器
    が出力した電圧とを比較し、該電圧が前記レベルに達し
    たときに、前記コンバータ部を停止させる信号を出力す
    る第2比較器とを有し、第2比較器が出力した信号によ
    り、前記コンバータ部を停止させるべくなしてあること
    を特徴とするコンバータ装置。
  2. 【請求項2】 コンデンサを有する負荷に、交流電力か
    ら変換した直流電力を供給するコンバータ部と、該コン
    バータ部が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出回
    路と、該直流電圧検出回路が検出した電圧が振動したと
    きに、その振動を判定する為の電圧を設定する振動判定
    電圧設定器と、前記直流電圧検出回路が検出した電圧と
    前記振動判定電圧設定器が設定した電圧とを比較し、前
    記検出した電圧が前記設定した電圧を超えた分に応じた
    電圧を出力する第1比較器と、第1比較器が出力した電
    圧に基づき前記コンバータ部を停止させるべきかを判定
    し、停止させるべきと判定したときに、前記コンバータ
    部を停止させる信号を出力する停止判定部とを備え、該
    停止判定部は、前記第1比較器が出力した電圧を矩形波
    に成形する波形成形回路と、該波形成形回路が出力した
    矩形波を計数するカウンタと、該カウンタの計数値の、
    コンバータ部を停止させるべき判定値を設定する停止判
    定値設定器と、該停止判定値設定器が設定した判定値と
    前記カウンタの計数値とを比較し、該計数値が前記判定
    値に達したときに、前記コンバータ 部を停止させる信号
    を出力する第3比較器とを有し、第3比較器が出力した
    信号により、前記コンバータ部を停止させるべくなして
    あることを特徴とするコンバータ装置。
  3. 【請求項3】 波形成形回路が出力した矩形波が所定時
    間入力されないときに、カウンタをリセットするリセッ
    ト回路を備える請求項2記載のコンバータ装置。
  4. 【請求項4】 コンデンサを有する負荷に、交流電力か
    ら変換した直流電力を供給するコンバータ部と、該コン
    バータ部が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出回
    路と、該直流電圧検出回路が検出した電圧が振動したと
    きに、その振動を判定する為の電圧を設定する振動判定
    電圧設定器と、前記直流電圧検出回路が検出した電圧と
    前記振動判定電圧設定器が設定した電圧とを比較し、前
    記検出した電圧が前記設定した電圧を超えた分に応じた
    電圧を出力する第1比較器と、第1比較器が出力した電
    圧に基づき前記コンバータ部を停止させるべきかを判定
    し、停止させるべきと判定したときに、前記コンバータ
    部を停止させる信号を出力する停止判定部とを備え、該
    停止判定部は、前記第1比較器が出力した電圧を矩形波
    に成形する波形成形回路と、クロック発生器を有し、該
    波形成形回路が出力した矩形波を計数し、クロック発生
    器が発生させたクロックをカウントダウンするアップダ
    ウンカウンタと、該アップダウンカウンタの計数値の、
    コンバータ部を停止させるべき判定値を設定する停止判
    定値設定器と、該停止判定値設定器が設定した判定値と
    前記アップダウンカウンタの計数値とを比較し、該計数
    値が前記判定値に達したときに、前記コンバータ部を停
    止させる信号を出力する第4比較器と、前記波形成形回
    路が出力した矩形波が所定時間入力されないときに、前
    記アップダウンカウンタに前記クロックのカウントダウ
    ンを開始させるリセット回路とを有し、前記第4比較器
    が出力した信号により、前記コンバータ部を停止させる
    べくなしてあることを特徴とするコンバータ装置。
  5. 【請求項5】 コンデンサを有する負荷に、交流電力か
    ら変換した直流電力を供給するコンバータ部と、該コン
    バータ部が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出回
    路と、該直流電圧検出回路が検出した電圧が振動したと
    きに、その振動を判定する為の電圧を設定する振動判定
    電圧設定器と、前記直流電圧検出回路 が検出した電圧と
    前記振動判定電圧設定器が設定した電圧とを比較し、前
    記検出した電圧が前記設定した電圧を超えたときに、両
    電圧の偏差を増幅し矩形波電圧として出力する偏差増幅
    器と、該偏差増幅器が出力した矩形波電圧に基づき前記
    コンバータ部を停止させるべきかを判定し、停止させる
    べきと判定したときに、前記コンバータ部を停止させる
    信号を出力する停止判定部とを備え、該停止判定部は、
    偏差増幅器が出力した矩形波電圧を積分する積分器と、
    該積分器が出力した電圧の、コンバータ部を停止させる
    べきレベルを設定する停止レベル設定器と、該停止レベ
    ル設定器が設定したレベルと前記積分器が出力した電圧
    とを比較し、該電圧が前記レベルに達したときに、前記
    コンバータ部を停止させる信号を出力する第5比較器と
    を有し、第5比較器が出力した信号により、前記コンバ
    ータ部を停止させるべくなしてあることを特徴とする
    ンバータ装置。
  6. 【請求項6】 コンデンサを有する負荷に、交流電力か
    ら変換した直流電力を供給するコンバータ部と、該コン
    バータ部が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出回
    路と、該直流電圧検出回路が検出した電圧が振動したと
    きに、その振動を判定する為の電圧を設定する振動判定
    電圧設定器と、前記直流電圧検出回路が検出した電圧と
    前記振動判定電圧設定器が設定した電圧とを比較し、前
    記検出した電圧が前記設定した電圧を超えたときに、両
    電圧の偏差を増幅し矩形波電圧として出力する偏差増幅
    器と、該偏差増幅器が出力した矩形波電圧に基づき前記
    コンバータ部を停止させるべきかを判定し、停止させる
    べきと判定したときに、前記コンバータ部を停止させる
    信号を出力する停止判定部とを備え、該停止判定部は、
    偏差増幅器が出力した矩形波電圧を計数するカウンタ
    と、該カウンタの計数値の、コンバータ部を停止させる
    べき判定値を設定する停止判定値設定器と、該停止判定
    値設定器が設定した判定値と前記カウンタの計数値とを
    比較し、該計数値が前記判定値に達したときに、前記コ
    ンバータ部を停止させる信号を出力する第6比較器と、
    前記偏差増幅器が出力した矩形波電圧が所定時間入力さ
    れないときに、前記カウンタをリセットするリセット回
    路とを有し、前記第6比較器が出力した信号により、前
    記コンバータ部を停止させるべくなしてあることを特徴
    とするコンバータ装置。
  7. 【請求項7】 コンデンサを有する負荷に、交流電力か
    ら変換した直流電力 を供給するコンバータ部と、該コン
    バータ部が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出回
    路と、該直流電圧検出回路が検出した電圧が振動したと
    きに、その振動を判定する為の電圧を設定する振動判定
    電圧設定器と、前記直流電圧検出回路が検出した電圧と
    前記振動判定電圧設定器が設定した電圧とを比較し、前
    記検出した電圧が前記設定した電圧を超えたときに、両
    電圧の偏差を増幅し矩形波電圧として出力する偏差増幅
    器と、該偏差増幅器が出力した矩形波電圧に基づき前記
    コンバータ部を停止させるべきかを判定し、停止させる
    べきと判定したときに、前記コンバータ部を停止させる
    信号を出力する停止判定部とを備え、該停止判定部は、
    偏差増幅器が出力した矩形波電圧を計数し、また、クロ
    ック発生器を有し、該クロック発生器が発生させたクロ
    ックをカウントダウンするアップダウンカウンタと、該
    アップダウンカウンタの計数値の、コンバータ部を停止
    させるべき判定値を設定する停止判定値設定器と、該停
    止判定値設定器が設定した判定値と前記アップダウンカ
    ウンタの計数値とを比較し、該計数値が前記判定値に達
    したときに、前記コンバータ部を停止させる信号を出力
    する第7比較器と、前記偏差増幅器が出力した矩形波電
    圧が所定時間入力されないときに、前記アップダウンカ
    ウンタに前記クロックのカウントダウンを開始させるリ
    セット回路とを有し、前記第7比較器が出力した信号に
    より、前記コンバータ部を停止させるべくなしてあるこ
    とを特徴とするコンバータ装置。
  8. 【請求項8】 コンデンサを有する負荷に、交流電力か
    ら変換した直流電力を供給するコンバータ部と、該コン
    バータ部が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出回
    路と、該直流電圧検出回路が検出した電圧が振動したと
    きに、その振動を判定する為の電圧を設定する振動判定
    電圧設定器と、前記直流電圧検出回路が検出した電圧と
    前記振動判定電圧設定器が設定した電圧とを比較し、前
    記検出した電圧が前記設定した電圧を超えているときに
    オン信号を出力する第8比較器と、第8比較器が出力し
    たオン信号によりオンするリレーと、該リレーがオンし
    ているときに、所定の電圧信号を発生させる信号発生器
    と、該信号発生器が発生させた電圧信号に基づき前記コ
    ンバータ部を停止させるべきかを判定し、停止させるべ
    きと判定したときに、前記コンバータ部を停止させる信
    号を出力する停止判定部とを備え、該停止判定部は、信
    号発生器が出力した電圧信号を積分する積 分器と、該積
    分器が出力した電圧の、コンバータ部を停止させるべき
    レベルを設定する停止レベル設定器と、該停止レベル設
    定器が設定したレベルと前記積分器が出力した電圧とを
    比較し、該電圧が前記レベルに達したときに、前記コン
    バータ部を停止させる信号を出力する第9比較器とを有
    し、第9比較器が出力した信号により、前記コンバータ
    部を停止させるべくなしてあることを特徴とするコンバ
    ータ装置。
  9. 【請求項9】 コンデンサを有する負荷に、交流電力か
    ら変換した直流電力を供給するコンバータ部と、該コン
    バータ部が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出回
    路と、該直流電圧検出回路が検出した電圧が振動したと
    きに、その振動を判定する為の電圧を設定する振動判定
    電圧設定器と、前記直流電圧検出回路が検出した電圧と
    前記振動判定電圧設定器が設定した電圧とを比較し、前
    記検出した電圧が前記設定した電圧を超えているときに
    オン信号を出力する第8比較器と、第8比較器が出力し
    たオン信号によりオンするリレーと、該リレーがオンし
    ているときに、所定の電圧信号を発生させる信号発生器
    と、該信号発生器が発生させた電圧信号に基づき前記コ
    ンバータ部を停止させるべきかを判定し、停止させるべ
    きと判定したときに、前記コンバータ部を停止させる信
    号を出力する停止判定部とを備え、該停止判定部は、信
    号発生器が出力した電圧信号を計数するカウンタと、該
    カウンタの計数値の、コンバータ部を停止させるべき判
    定値を設定する停止判定値設定器と、該停止判定値設定
    器が設定した判定値と前記カウンタの計数値とを比較
    し、該計数値が前記判定値に達したときに、前記コンバ
    ータ部を停止させる信号を出力する第10比較器とを有
    し、第10比較器が出力した信号により、前記コンバー
    タ部を停止させるべくなしてあることを特徴とするコン
    バータ装置。
  10. 【請求項10】 コンデンサを有する負荷に、交流電力
    から変換した直流電力を供給するコンバータ部と、該コ
    ンバータ部が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出
    回路と、該直流電圧検出回路が検出した電圧が振動した
    ときに、その振動を判定する為の電圧を設定する振動判
    定電圧設定器と、前記直流電圧検出回路が検出した電圧
    と前記振動判定電圧設定器が設定した電圧とを比較し、
    前記検出した電圧が前記設定した電圧を超えているとき
    にオン信号を出力する第8比較器と、第8比較器が出力
    したオン信号によりオンするリレーと、該リレーがオン
    しているときに、所定の電圧信号を発生させる信号発生
    器と、該信号発生器が発生させた電圧信号に基づき前記
    コンバータ部を停止させるべきかを判定し、停止させる
    べきと判定したときに、前記コンバータ部を停止させる
    信号を出力する停止判定部とを備え、該停止判定部は、
    信号発生器が出力した電圧信号を計数し、また、クロッ
    ク発生器を有し、該クロック発生器が発生させたクロッ
    クをカウントダウンするアップダウンカウンタと、該ア
    ップダウンカウンタの計数値の、コンバータ部を停止さ
    せるべき判定値を設定する停止判定値設定器と、該停止
    判定値設定器が設定した判定値と前記アップダウンカウ
    ンタの計数値とを比較し、該計数値が前記判定値に達し
    たときに、前記コンバータ部を停止させる信号を出力す
    る第11比較器と、前記信号発生器が出力した電圧信号
    が所定時間入力されないときに、前記アップダウンカウ
    ンタに前記クロックのカウントダウンを開始させるリセ
    ット回路とを有し、前記第11比較機が出力した信号に
    より、前記コンバータ部を停止させるべくなしてあるこ
    とを特徴とするコンバータ装置。
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