JP3413136B2 - 廃タイヤの再生処理方法および廃タイヤ再生処理装置 - Google Patents

廃タイヤの再生処理方法および廃タイヤ再生処理装置

Info

Publication number
JP3413136B2
JP3413136B2 JP30192899A JP30192899A JP3413136B2 JP 3413136 B2 JP3413136 B2 JP 3413136B2 JP 30192899 A JP30192899 A JP 30192899A JP 30192899 A JP30192899 A JP 30192899A JP 3413136 B2 JP3413136 B2 JP 3413136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
heating
cooling
furnace
heating means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30192899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001124317A (ja
Inventor
光彦 稲岡
Original Assignee
汎洋興業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 汎洋興業株式会社 filed Critical 汎洋興業株式会社
Priority to JP30192899A priority Critical patent/JP3413136B2/ja
Priority to CA002324150A priority patent/CA2324150A1/en
Priority to EP00123138A priority patent/EP1101811A3/en
Publication of JP2001124317A publication Critical patent/JP2001124317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3413136B2 publication Critical patent/JP3413136B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G5/00Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
    • F23G5/08Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor having supplementary heating
    • F23G5/14Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor having supplementary heating including secondary combustion
    • F23G5/16Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor having supplementary heating including secondary combustion in a separate combustion chamber
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B53/00Destructive distillation, specially adapted for particular solid raw materials or solid raw materials in special form
    • C10B53/07Destructive distillation, specially adapted for particular solid raw materials or solid raw materials in special form of solid raw materials consisting of synthetic polymeric materials, e.g. tyres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G1/00Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal
    • C10G1/10Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal from rubber or rubber waste
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G5/00Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
    • F23G5/02Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor with pretreatment
    • F23G5/027Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor with pretreatment pyrolising or gasifying stage
    • F23G5/0273Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor with pretreatment pyrolising or gasifying stage using indirect heating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock
    • Y02P20/143Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は廃タイヤの再生処
理方法および廃タイヤ再生装置に関し、特にたとえば、
ダイオキシン等の環境汚染物質を周辺環境に排出するこ
となく廃タイヤを再生処理することができる廃タイヤ
再生処理方法および廃タイヤ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃タイヤや廃プラスチック製品等
の高分子化合物系廃棄物(以下単に廃棄物と称す)を再
生処理する方法としては、廃棄物を熱分解することによ
り油脂類や炭化物を回収する方法が知られている。通
常、廃棄物を熱分解するには、廃棄物を熱分解炉に収容
して、廃棄物の一部が燃焼し続けるのに必要な空気(酸
素)を供給した状態で廃棄物の一部を燃焼させ、その燃
焼熱により熱分解炉内の温度を上昇させて廃棄物を熱分
解させていた。また、熱分解炉内の廃ガスは廃棄物から
生じた油脂類が気化された状態で含まれているため、燃
焼炉に導入されて酸素が充分に供給された状態で再度燃
焼された後、大気中に排出されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、熱分解炉内で廃棄物が酸素が不足している状
態で燃焼させるために大量の黒煙が発生し、燃焼炉で再
度燃焼された後においても大気中に排出する廃ガスには
黒煙が含まれていた。また、燃焼炉から排出される廃ガ
スが冷却されていない状態で大気中に排出されるため、
廃ガスが大気中で冷却される過程において、廃ガスに含
まれる成分より環境汚染物質であるダイオキシンが生成
され、結果周辺環境にダイオキシンが撒き散らすことと
なっていた。
【0004】さらに、熱分解炉から燃焼炉へ廃ガスを導
入する工程において、気化された油脂類を含む廃ガスが
温度の高い状態で空気と接触するため、廃ガスを燃焼炉
で燃焼する前に爆発を起こす大事故を引き起こす原因と
なっていた。
【0005】それゆえ、この発明の目的は、ダイオキシ
ンに代表される環境汚染物質を周辺環境に排出すること
なく、且つ廃ガスの爆発事故が生ずる危険性の低い廃タ
イヤの再生処理方法および廃タイヤ再生処理装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、廃タイヤを密閉構造の加熱手段に収容する工程と、
加熱手段内の空気を加熱前に窒素ガスに置換する工程
と、加熱手段内の加熱管内に燃焼ガスを流通させて加熱
手段内を廃タイヤが熱分解する350°C以上390°
C以下の温度に加熱する工程と、加熱中に熱分解した廃
タイヤより滴下した可燃性物質を加熱手段から取出す工
程と、加熱手段内のガスを加熱手段上部より外部に導入
してガスを冷却媒体を内部に流 通させたパイプとパイ
プに取付けたメッシュ材とに接触させて冷却し廃タイヤ
から発生した可燃性物質を分離する行程と、加熱手段下
部から加熱手段内に窒素ガスを注入しつつ加熱手段内の
上部に残留する水素および酸素を外部に排出する工程
と、冷却したガスを800°C以上の温度で燃焼する工
程と、燃焼したガスを環境汚染物質を除去しつつ200
°C以下の温度に冷却する工程とを含むことを特徴とし
廃タイヤの再生処理方法である。この場合には、加熱
手段より導入したガスが効率良く冷却されるので、ガス
に含まれる廃タイヤから発生した可燃性物質が多量に分
離され、燃焼する工程以外に自己発火等により燃焼する
ことがない。また、燃焼過程においてダイオキシンを生
成する物質が多量に燃焼されることがない。さらに燃焼
過程においてダイオキシンが生成される温度域でダイオ
キシンを生成する物質が燃焼されることがない。またさ
らに、ダイオキシンが生成される温度域でダイオキシン
を生成する物質がガス内に含まれることがない。またさ
らに、加熱手段内の上部に水素および酸素が残留するこ
とがなく、加熱手段で水素等が爆発することがない。
【0007】 請求項2 に記載の発明は、排出した水素と
排出した酸素とが冷却したガスと共に燃焼される工程を
含む、請求項1に記載の廃タイヤの再生処理方法であ
る。この場合には、水素と酸素とを支燃材として用いる
ことができ、効率よくガスを燃焼させることができる。
【0008】 請求項3 に記載の発明は、加熱管内に燃焼
ガスを流通させて、廃タイヤ廃タイヤが熱分解する
50°C以上390°C以下の温度に加熱する熱分解炉
と、熱分解炉内の空気を加熱前に窒素ガスに置換する窒
素ガス供給手段と、加熱中に熱分解した廃タイヤより滴
下した可燃性物質を熱分解炉から取出す手段と、熱分解
炉内の加熱されたガスを冷却してガス内に含まれる廃タ
イヤから発生した可燃性物質を分離するために内部にら
せん状に形成した冷却管と冷却管のらせんの各巻き部分
を構成する冷却管の両面に取付けられたメッシュ材とを
有する冷却器と、熱分解炉下部から熱分解炉内に窒素ガ
スを注入しつつその上部に残留する水素および酸素を外
部に排出する水素・酸素排出手段と、冷却したガスを8
00°C以上の温度で燃焼させる燃焼炉と、燃焼したガ
スを環境汚染物質を除去しつつ200°C以下に冷却す
る浄化冷却手段とを有することを特徴とした廃タイヤ
生処理装置。である。この場合には、加熱手段より導入
したガスが効率良く冷却されるので、ガスに含まれる廃
タイヤから発生した可燃性物質が多量に分離され、燃焼
する工程以外に自己発火等により燃焼することがない。
また、燃焼過程においてダイオキシンを生成する物質が
多量に燃焼されることがない。さらに燃焼過程において
ダイオキシンが生成される温度域でダイオキシンを生成
する物質が燃焼されることがなく、またさらに、ダイオ
キシンが生成される温度域でダイオキシンを生成する物
質がガス内に含まれることがない。熱分解炉内の上部に
水素および酸素が残留す ることがなく、熱分解炉で水素
等が爆発することがない。
【0009】 請求項4 に記載の発明は、水素・酸素排出
手段が燃焼炉と接続される、請求項3に記載の廃タイヤ
再生処理装置である。この場合には、水素と酸素とを支
燃材として用いることができ、効率よくガスを燃焼炉内
で燃焼させることができる。
【0010】 この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる廃タイヤ
再生処理装置を示す一実施形態を示すシステム概略図で
ある。なお、この実施形態の廃タイヤ再生処理装置は、
廃タイヤであるタイヤチップの再生処理に最適化されて
いる。廃タイヤ再生処理装置10は、略円筒形の熱分解
炉12を含む。熱分解炉12は、その上部に上蓋14を
有する。上蓋14は、図2に点線で示すように、上下動
可能に取付けてあり、熱分解炉12の主要部分である炉
胴16の上部開口部を密閉したり、反対に炉胴16の上
部開口部を開口してタイヤチップを熱分解炉12に収容
可能に構成されている。また、熱分解炉12は、その下
部に底蓋18を有する。底蓋18は、台車20上に複数
固定されたジャッキ20aに固定されており、ジャッキ
20aを上下動させることにより熱分解炉12の底部開
口部を密閉したり開放できるように構成されている。
【0012】 底蓋18は、メッシュ部18aと底板部1
8bから構成されている。メッシュ部18aは、その上
面にタイヤチップを配置するためのものであり、タイヤ
チップを熱分解して得られる油脂類が速やかにその下方
に位置する底板部18bに滴下するように鋳物等のメッ
シュ材から形成されている。メッシュ部18aは、滴下
した油脂類とメッシュ部18b上のチャーが混ざらない
ようにするために、桁材18cにより底板部18b上面
との間に空間を設けて固定されている。底板部18b
は、その上面が略すり鉢状に形成されている。これによ
り、メッシュ部18aより滴下た油脂類は底板部18b
の中央に集められるように構成されている。また、底板
部18bの内部には、上面中央部から側面の一部にわた
って廃油路18dが形成されている。さらに、廃油路1
8dは、開閉弁22を介して油脂類タンク24に接続さ
れている。これにより、底板部18bの上面に集められ
た油脂類は、開閉弁22を適宜開放することにより油脂
類タンク24に送出することが可能である。
【0013】 炉胴16の内部には、らせん状の加熱管2
6が上下方向にわたって配置されている。加熱管26の
下端は、炉胴16の下方側面より突出されてバーナ28
に接続されている。加熱管26は、バーナ28に点火さ
れその内部に燃焼ガスが流通することにより加熱炉12
の内部を加熱する。加熱管26の上端は、炉胴16の上
部側面より突出されて、後述する燃焼炉70に接続され
ている。
【0014】 炉胴16の内部には、取付ける高さを違え
て複数の窒素濃度計30が取付けられている。また、炉
胴12の上部には酸素濃度計32と水素濃度計34と取
付けられるほか、図示しないSO2 濃度計,CO2 濃度
計,NO2 濃度計,圧力計および温度計とが取付けられ
ている。これらの計器類は、タイヤチップを熱分解して
いるときの加熱炉12内の状態を測定するためのもので
あるが、これらの働きについては、後述する本実施形態
の動作状況の説明のときに詳述する。
【0015】 さらに、炉胴16の下部側面には、窒素ガ
ス注入管38が取付けられている。窒素ガス注入管38
は、自動弁40を介して窒素ボンベ等の窒素供給源(図
示せず)と接続されており、自動弁40を開放すること
により、加熱炉12内の空気を窒素ガスに置換すること
が可能である。
【0016】 またさらに、炉胴16の下部側面には、チ
ャー排出管42が取付けられている。チャー排出管42
は、自動弁44を介してチャータンク46と接続されて
おり、チャータンク46には、真空吸入機48が取付け
られている。これにより、真空吸入機48を駆動させた
状態で自動弁44を開放することで、熱分解後にメッシ
ュ部18aにあるチャーをチャータンク46に吸入する
ことが可能である。なお、真空吸入機48により吸入で
きなかったチャーは、底蓋18を下降させた後、適宜図
示しない吸入機等を用いて収集される。
【0017】 炉胴16の上部側面には、ガス排出路50
aおよびガス排出路50bが略左右対称に形成されてい
る。ガス排出路50aおよびガス排出路50bは、それ
ぞれ自動弁52aおよび自動弁52bを介して冷却塔5
4aと冷却塔54bに接続されており、自動弁52aお
よび自動弁52bを適宜開放することにより、加熱炉1
2内のガスが冷却塔54aおよび冷却塔54bに導入さ
れる。なお、冷却塔54aと冷却塔54bは、同一の構
造により構成されている。よって、以下に冷却塔54a
を例にとって冷却塔54aと冷却塔54bとの説明を行
う。
【0018】 冷却塔54aは、傾斜姿勢を違えて上下2
段に配置した冷却器56を接続路58により接続するこ
とにより構成されている。冷却器56は、外部に略円筒
形のケース56aを有する。ケース56aの内部には、
図3に示すように、パイプをらせん状の屈曲させて形成
した冷却管60がケース56aの軸方向にわたって配置
されている。冷却管60の上下端は、それぞれケース5
6aの側面より取出されて冷却水循環ポンプ(図示せ
ず)の吐出口および吸入口に接続されその内部に冷却媒
体である冷却水が循環されるように構成されている。さ
らに、冷却管60のらせんの各一巻きを構成するパイプ
の両面には、図3に示すように、メッシュ材62が取付
けられている。これにより、冷却管60のみで加熱炉1
2より導入されたガスを冷却する場合よりも、ガスが接
触する冷却面積が増加しガスを効率良く冷却しタイヤチ
ップから発生した可燃物質である油脂類と、水分とを効
率よく分離することができる。なお、分離して得られた
油脂類および水分は、冷却器56の内壁面をつたって落
ち、ケース56a下部側面より取出され分離層タンク6
4に集められたのち適宜油タンク66および水タンク6
8に分離・貯蔵される。
【0019】 冷却塔54aおよび冷却塔54bの上端
は、燃焼炉70に接続される。燃焼炉70は、冷却塔5
4aおよび冷却塔54bにより除去されなかったガスに
含まれる油脂類等をその側面に設けたバーナ72により
完全燃焼させるものである。また、燃焼炉70の側面に
は、加熱炉12の上部と連通するように水素・酸素排出
管74が接続されている。水素・酸素排排出74は、窒
素より比重が軽いために加熱炉12上部に残留した水素
および酸素を燃焼炉70における支燃材として供給する
ために使用するためのものである。水素・酸素排気管7
4には、自動弁76が取付けられており、これを適宜開
放することにより、加熱炉12内上部の水素および酸素
が燃焼炉70に排出される。これにより水素および酸素
が加熱炉12内で爆発することが防止することができ
る。
【0020】 燃焼炉70の内面には、蒸気発生管78が
内面に接してらせん状に取付けられている。蒸気発生管
78は、燃焼炉70の熱を利用して管内に蒸気を発生さ
せるためのものである。蒸気発生管78は、自動弁80
を介してガス浄化ガス浄化冷却塔82に接続されてお
り、蒸気発生管78の管内に発生した蒸気は、適宜自動
弁80開放することによりガス浄化ガス浄化冷却塔82
に送られる。なお、ガス浄化冷却塔82に送られた蒸気
は、ガス浄化冷却塔82に内臓されている湿式活性炭フ
ィルタ(図示せず)の機能を動作させるために使用され
る。
【0021】 燃焼炉70の上部は、上述したガス浄化冷
却塔82に接続されている。ガス浄化冷却塔82は、燃
焼炉70において発生した燃焼ガスを適宜減圧して温度
を降下させ、さらに、燃焼ガスに含まれる亜硫酸ガスや
亜鉛、粉塵等の環境汚染物質を湿式活性炭フィルタ、乾
式活性炭フィルタや集塵布等の適宜な排ガス浄化装置を
用いて排ガスを浄化する機能を有するものである。ガス
浄化冷却塔82の終端は、大気中に開放されており、略
大気圧に減圧された燃焼ガスが排出される。
【0022】 以下本実施形態の熱分解時の動作状況につ
いて説明する。まず、上蓋14が開放されて、加熱炉1
2内部にコンベア(図示せず)を用いて定量のタイヤチ
ップが収容される。収容後は、上蓋14が閉ざされて密
閉状態とされる。
【0023】 次に、自動弁40が開放されて加熱炉12
内に窒素ガスが注入される。窒素ガスが注入されるとき
には、自動弁52aおよび自動弁52bが開放されて加
熱炉12内の空気は、ガス排出路50aおよびガス排出
路50bから排出される。
【0024】 加熱炉12の空気が、すべての高さの窒素
濃度計30によ、窒素ガスに置換されたことが計測さ
れた後は、自動弁40が閉ざされて窒素ガスの注入が停
止され、自動弁52aおよび自動弁52bが閉ざされて
加熱炉12が密閉状態とされる。
【0025】 そして、バーナ28が点火され、加熱炉1
2内が設定した温度まで加熱されタイヤチップの熱分解
が行われる。この実施形態においては、熱分解する廃棄
物が廃タイヤを細断したタイヤチップであることより、
合成ゴムが熱分解を起こす350°Cから390°Cま
での温度域に加熱炉12内が加熱される。
【0026】 加熱炉12内の温度調整は、加熱炉12内
への窒素ガスの注入とバーナ28の火力調整により行わ
れる。なお、窒素ガスの注入および加熱炉12内の温度
上昇に伴い、加熱炉12内の圧力が上昇がした場合に
は、加熱炉の破損を防止するために加熱炉12内のガス
を冷却塔54aおよび冷却塔54bに排出することによ
り減圧が行われる。
【0027】 また、タイヤチップの熱分解により発生し
た油脂類が加熱され一定量以上に加熱炉12に気化され
て充満している場合には、加熱炉12内のガスがガス排
出路50aおよびガス排出路50bから冷却塔54aお
よび冷却塔54bに排出される。なお、加熱炉12内に
気化している油脂類の量の測定は、油脂類が気化したと
きに多量に発生する酸素,SO2 を酸素濃度計やSO2
濃度計により測定することにより行われる。また、加熱
炉12内のガスが排出されたときには、加熱炉12内の
圧力が低下するが、これを防ぐために自動弁40が開放
され加熱炉12内へ窒素ガスの注入行われる。これは、
加熱炉12内の圧力が低下することにより大気が加熱炉
12内に流入しタイヤチップが発火するのを予防するた
めである。
【0028】 タイヤチップより発生した酸素および水素
については、注入された窒素より比重が軽いため、加熱
炉12内のガスがガス排出路50aおよびガス排出路5
0bから冷却塔54aおよび冷却塔54bに排出した場
合にも排出しきれずに、加熱炉12の最頂部分に残留す
る傾向にある。この酸素および水素をこのまま加熱炉1
2内に残留させていた場合には、加熱炉12内で爆発を
引き起こす可能性がある。よって、この実施形態におい
ては、加熱炉12の上部に取付けた酸素濃度計32と水
素濃度計34により加熱炉12内の酸素および水素の濃
度を計測し、一定量以上の濃度になった場合には、水素
・酸素排気管74より酸素と水素とが燃焼炉70に排出
する。排出された酸素と水素とは燃焼炉70での支燃材
として燃焼される。なお、酸素と水素とが燃焼炉70に
排出され場合にも、加熱炉12内の圧力が減圧するが、
上述した同様の理由により、加熱炉12内に窒素ガスが
注入され加熱炉12の圧力が保持される。
【0029】 上述した工程で冷却塔54aおよび冷却塔
54bに排出されたガスは、適宜冷却器56により冷却
され、気化した油脂類および水分が分離された後、燃焼
炉70に送出される。
【0030】 燃焼炉70に送出されたガスは、バーナ7
2により800°Cから850°cまでの温度域で燃焼
される。このとき冷却塔54aおよび冷却塔54bで分
離することができなかった油脂類が燃焼される。なお、
ガスの燃焼温度は、燃焼炉70内に設けられた図示しな
い温度計により常に800°Cから850°cの温度が
保たれるように調整されており、ダイオキシンが燃焼過
程において発生しないように構成されている。
【0031】 燃焼炉70において燃焼されたガスは、ガ
ス浄化冷却塔82に送出された後、亜硫酸ガス,亜鉛,
粉塵等の環境汚染物質が除去されつつ200°C以下の
温度に冷却され大気中に排出される。この実施形態にお
いては、このように、ダイオキシンが生成され得る温度
域において、ダイオキシンの発生源となる物質を除去し
ているので冷却過程においてダイオキシンを発生するこ
とがない。その結果周辺環境にダイオキシンを撒き散ら
すこともなく、またその他の環境汚染物質も周辺環境に
排出することがない。
【0032】 なお、最後にタイヤチップが熱分解される
ことにより生じたチャーは、上述したように、真空吸入
機48等により吸引され加熱炉12内より取出される。
【0033】 なお、タイヤチップの熱分解を連続的に行
う場合には、再度加熱炉12内にタイヤチップが収容さ
れ同様の熱分解処理が行われる。
【0034】
【発明の効果】本発明にかかる廃タイヤの再生処理方法
および廃タイヤ再生処理装置によれば、ダイオキシンや
亜硫酸ガス等の環境汚染物質を周辺環境に排出すること
なく廃タイヤを再生処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる廃タイヤ再生処理装置の一実施
形態を示すシステム概略図である。
【図2】廃タイヤ再生処理装置の要部を示す一部を破断
した図解図である。
【図3】冷却器内部の一部を示す断面図解図である。
【符号の説明】
10 廃タイヤ再生処理装置 12 熱分解炉 26 加熱管 28,72 バーナ 54a,54b 冷却塔 56 冷却器 60 冷却管 62 メッシュ材 70 燃焼炉 74 酸素・水素排出管 82 ガス浄化冷却塔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−88457(JP,A) 特開 平9−250722(JP,A) 特開 平11−14021(JP,A) 特開 平10−267237(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/027 F23G 5/16 F23G 7/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃タイヤを密閉構造の加熱手段に収容す
    る工程と、 前記加熱手段内の空気を加熱前に窒素ガスに置換する工
    程と、前記加熱手段内の加熱管内に燃焼ガスを流通させて 前記
    加熱手段内を前記廃タイヤが熱分解する350°C以上
    390°C以下の温度に加熱する工程と、加熱中に熱分解した前記廃タイヤより滴下した可燃性物
    質を前記加熱手段から取出す工程と、 前記加熱手段内のガスを前記加熱手段上部より外部に導
    入して前記ガスを冷却媒体を内部に流通させたパイプと
    前記パイプに取付けたメッシュ材とに接触させて冷却し
    前記廃タイヤから発生した可燃性物質を分離する行程
    と、前記加熱手段下部から前記加熱手段内に窒素ガスを注入
    しつつ前記加熱手段内の上部に残留する水素および酸素
    を外部に排出する工程と、 前記冷却したガスを800°C以上の温度で燃焼する工
    程と、 前記燃焼したガスを環境汚染物質を除去しつつ200°
    C以下の温度に冷却する工程とを含むことを特徴とした
    廃タイヤの再生処理方法。
  2. 【請求項2】 前記排出した水素と前記排出した酸素と
    が前記冷却したガスと共に燃焼される工程を含む、請求
    項1に記載の廃タイヤの再生処理方法。
  3. 【請求項3】 加熱管内に燃焼ガスを流通させて、タイ
    を前記廃タイヤが熱分解する350°C以上390°
    C以下の温度に加熱する熱分解炉と、 前記熱分解炉内の空気を加熱前に窒素ガスに置換する窒
    素ガス供給手段と、加熱中に熱分解した前記廃タイヤより滴下した可燃性物
    質を前記熱分解炉から取出す手段と、 前記熱分解炉内の加熱されたガスを冷却して前記ガス内
    に含まれる前記廃タイヤから発生した可燃性物質を分離
    するために内部にらせん状に形成した冷却管と前記冷却
    管のらせんの各巻き部分を構成する前記冷却管の両面に
    取付けられたメッシュ材とを有する冷却器と、前記熱分解炉下部から前記熱分解炉内に窒素ガスを注入
    しつつその上部に残留 する水素および酸素を外部に排出
    する水素・酸素排出手段と、 前記冷却したガスを800°C以上の温度で燃焼させる
    燃焼炉と、 前記燃焼したガスを環境汚染物質を除去しつつ200°
    C以下に冷却する浄化冷却手段とを有することを特徴と
    した廃タイヤ再生処理装置。
  4. 【請求項4】 前記水素・酸素排出手段は、前記燃焼炉
    と接続される、請求項3に記載の廃タイヤ再生処理装
    置。
JP30192899A 1999-10-25 1999-10-25 廃タイヤの再生処理方法および廃タイヤ再生処理装置 Expired - Fee Related JP3413136B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30192899A JP3413136B2 (ja) 1999-10-25 1999-10-25 廃タイヤの再生処理方法および廃タイヤ再生処理装置
CA002324150A CA2324150A1 (en) 1999-10-25 2000-10-24 Process and apparatus for regenerating waste products of high molecular compounds
EP00123138A EP1101811A3 (en) 1999-10-25 2000-10-25 Process and apparatus for regenerating waste products of high molecular compounds

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30192899A JP3413136B2 (ja) 1999-10-25 1999-10-25 廃タイヤの再生処理方法および廃タイヤ再生処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001124317A JP2001124317A (ja) 2001-05-11
JP3413136B2 true JP3413136B2 (ja) 2003-06-03

Family

ID=17902805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30192899A Expired - Fee Related JP3413136B2 (ja) 1999-10-25 1999-10-25 廃タイヤの再生処理方法および廃タイヤ再生処理装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1101811A3 (ja)
JP (1) JP3413136B2 (ja)
CA (1) CA2324150A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2217899B1 (es) * 2001-07-06 2006-01-16 Consejo Superior De Investigaciones Cientificas Proceso de aceites sinteticos y combustibles de transporte mediante reciclado de materiales de caucho de desecho.
PL194973B1 (pl) 2002-06-05 2007-07-31 Izabella Bogacka Urządzenie do pirolizy odpadowych tworzyw sztucznych
EP2085456A3 (en) * 2008-01-30 2009-12-16 Wilson, Paul Pyrolytic decomposition aparatus and use therefor and methof for pyrolytically decomposing organic substances
EP2262584B1 (en) * 2008-04-03 2014-10-01 Heritage Environmental Services, Llc. Method of processing silicone wastes
KR101026859B1 (ko) * 2008-12-01 2011-04-06 전영민 폐타이어 재활용 방법
CN104211983A (zh) * 2014-08-12 2014-12-17 山东舜合胶业有限公司 一种废旧子午轮胎高强力再生胶及制备方法
EP3858951A1 (en) 2014-12-17 2021-08-04 Pilkington Group Limited Furnace
CN115739059B (zh) * 2022-12-29 2024-03-19 安徽国孚环境科技股份有限公司 一种废硅油胶的脱附再生装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5426259A (en) * 1992-10-20 1995-06-20 Hojo Co., Ltd. Method for oil-extracting treatment of wastes
DE59504964D1 (de) * 1994-04-09 1999-03-11 Sbw Sonderabfallentsorgung Bad Verfahren zur reduzierung der emission bei der verbrennung von abfällen
DE19512785A1 (de) * 1995-04-05 1996-10-17 Siemens Ag Verfahren zur thermischen Behandlung von Abfallstoffen

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001124317A (ja) 2001-05-11
EP1101811A2 (en) 2001-05-23
CA2324150A1 (en) 2001-04-25
EP1101811A3 (en) 2003-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
IE44683B1 (en) Method of pyrolyzing refuse
JP3413136B2 (ja) 廃タイヤの再生処理方法および廃タイヤ再生処理装置
KR100620359B1 (ko) 무연식 다공질탄의 제조방법 및 그 제조장치
WO2005106328A1 (fr) Systeme et procede pour recycler thermiquement des dechets
JP4626875B2 (ja) 低公害焼却処理装置
EP0426925B1 (fr) Procédé et installation de traitement de déchets urbains et/ou industriels
EP0495710A2 (fr) Installation de génération de chaleur comportant des moyens de désulfuration utilisant des absorbants régénérables
RU2335700C2 (ru) Способ утилизации органосодержащих твердых отходов, загрязненных радиоактивными компонентами
KR20070047970A (ko) 고체연료의 연소에 따른 열원 회수장치
CN100523612C (zh) 废弃物的热分解处理装置和热分解处理装置的控制方法
JP2006231301A (ja) 廃棄物ガス化装置
KR102631046B1 (ko) 소각 발전 시스템
KR102661740B1 (ko) 소각 발전 시스템의 연료 공급 장치
KR102631049B1 (ko) 소각 발전 시스템의 연소 열분해 촉진 장치
KR102631050B1 (ko) 소각 발전 시스템의 온도 조절 방법
JPH0894042A (ja) 廃棄物の焼却方法ならびに火格子、焼却炉および焼却装置
KR950007416B1 (ko) 폐타이어 소각장치
KR20050078091A (ko) 폐기물 열분해 가스화 소각시스템 및 소각방법
FR2818281A1 (fr) Procede et reacteur pour la gazeification de la biomasse et des dechets biologiques
JP2540829Y2 (ja) ガス発生装置およびガス発生装置用除じん装置
JPH11267456A (ja) 未燃灰によるダイオキシン類の除去・分解方法及び装置
KR200347353Y1 (ko) 소각로
JP2002106816A (ja) 廃棄物焼却装置
SU1643873A1 (ru) Устройство дл сжигани отходов
JPH05272721A (ja) 廃棄物局部燃焼処理方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090328

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100328

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees