JP2540829Y2 - ガス発生装置およびガス発生装置用除じん装置 - Google Patents

ガス発生装置およびガス発生装置用除じん装置

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JP2540829Y2
JP2540829Y2 JP1993022062U JP2206293U JP2540829Y2 JP 2540829 Y2 JP2540829 Y2 JP 2540829Y2 JP 1993022062 U JP1993022062 U JP 1993022062U JP 2206293 U JP2206293 U JP 2206293U JP 2540829 Y2 JP2540829 Y2 JP 2540829Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はガス発生装置およびガ
ス発生装置用の除じん装置に関し、さらに詳しくはおが
くず、チツプ、ペレツトなどの細片状乃至粒状燃料を原
料として用いるガス発生装置およびこのガス発生装置に
接続して用いる除じん装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に製材所において多量に発生するお
がくず(のこ屑)は、ほとんど利用されることなく廃棄
されていたが、考案者はこのおがくずをガス発生炉によ
り熱分解して一酸化炭素および水素を主可燃成分とする
可燃性ガスを得て、自家発電機駆動用内燃機関の燃料ガ
スとして使用する研究を重ね、そのための好適なガス発
生装置として、実公平3−3762号公報に開示した装
置を提案している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記公報開示
の装置を実際に連続運転すると、炉殻内で発生する可燃
性ガスにおがくずの微粉およびその炭化した炭塵等(以
下ダストと総称する。)が多量に混合して炉殻から流出
するため、炉蓋に設けたガス取出口から一次除じん装置
の流入口に至る配管内や、一次除じん装置の流出口から
二次除じん装置に至る配管内にダストが蓄積され、これ
ら配管の目づまりを生じやすく、配管内を数日おきに清
掃する必要があり保守に手間がかかるという問題があつ
た。また一次除じん装置により回収されるダストも多
く、特に一般的な水シヤワ−式の一次除じん装置の場合
は、水中に混入排出された回収ダストは再利用が困難で
廃棄する他なく、不経済であつた。
【0004】この考案は上記の点にかんがみてなされた
もので、生成ガス中の混入ダスト量を低減化でき、保守
の手間が少なくてすむガス発生装置およびガス発生装置
用除じん装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案のガス発生装置
は、下部にロストルをそなえた筒状の炉殻の頂部に、筒
壁内部に冷却水流通路をそなえた冷却筒を連設し、この
冷却筒の頂部に被着した炉蓋を貫通して前記炉殻内に開
口する投入筒をそなえた燃料供給装置を、前記冷却筒の
上方に配設し、前記ロストルの下方に給気口を、前記冷
却筒の上部にガス取出口を、それぞれ設けたことを特徴
とする。
【0006】この考案のガス発生装置においては、冷却
筒の生成ガス流通部に連通する圧力放出管を水封して成
る圧力放出装置を設けると、系内の生成ガスが空気の侵
入などにより急激に燃焼したり爆発した場合に、発生燃
焼ガスが圧力放出管を経て水封部から放出され、装置各
部の破損やおがくずの燃料貯槽内への吹上による火災を
防止できるので、特に好ましい。
【0007】また上記圧力放出装置としては、圧力放出
管より太径の外筒の下部を環状の底板を介して該圧力放
出管に固着して成る二重筒状の水封容器と、前記外筒の
側部に付設され該外筒内に連通する貯水槽と、前記水封
容器内の水中に下部が浸漬され頂部を頂板で閉鎖した昇
降自在な可動筒とから成る圧力放出装置を用いるとよ
い。
【0008】またこの考案のガス発生装置用除じん装置
は、連結槽上に、塔壁内部に冷却水流通路を有し下部が
前記連結槽内に連通する冷却塔と、ろ材充填層と該ろ材
充填層上に散水するシヤワーとを内蔵し下部が前記連結
槽内に連通する除じん塔とを立設するとともに、前記連
結槽内の前記冷却塔の直下位置にダスト集積部を設け、
前記冷却塔上部にガス発生装置のガス取出口に接続され
るガス流入口を、前記除じん塔上部にガス流出口を、そ
れぞれ設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】この考案のガス発生装置においては、炉殻内で
発生した生成ガスは、冷却筒内を低流速で上昇中に冷却
されてガス温度が低下し、この温度低下によりガスの湿
度が上昇して、ガス中のダストが吸湿して重くなり、比
較的大粒度のダストはガス流中を炉殻内へ沈降して燃料
層上へ落下し、ダスト含有量の少ない生成ガスがガス取
出口から流出する。
【0010】またこの考案のガス発生装置用除じん装置
においては、ガス発生装置のガス取出口から生成ガスと
共に流出した残留ダストは、冷却塔内を低流速で降下す
るガスが冷却されて温度低下し湿度が上昇するので、吸
湿して重くなり、ガス流から分離して冷却塔の底部に落
下しダスト集積部に蓄積される。さらに生成ガス中に残
留する小粒度のダストは、除じん塔内を上昇する際に水
シヤワーにより除じんされ、ダスト含有量が一層低減化
された生成ガスがガス流出口から流出する。
【0011】
【実施例】以下図1乃至図4によりこの考案の一実施例
を説明する。図中、1はガス発生炉で、2は円筒状の炉
殻であり、耐火レンガを積層して成り、その内壁面2a
は下方に向つて拡径するテ−パ円筒面状を呈している。
炉殻2は、基礎3上に立設され、コンクリ−ト製の外壁
4aと砂の充填層4bとから成る外殻4により包囲され
ている。5は炉殻の下部に設けたロストル、6はこのロ
ストルの下方に開口する給気口、7はこの給気口への給
気量調節用の弁である。なお炉殻2の下部にはこの他に
灰取出口や燃料点火用の点火口などを設けるが、図示を
省略した。
【0012】10は炉殻2の頂部に連設した二重円筒型
の熱交換器である冷却筒で、ステンレス鋼板製であり、
その筒壁11の内部には冷却水流通路12が形成されて
いる。13は冷却水入口で、図示しない冷却水供給源に
接続されている。また14は冷却水出口で、後述の除じ
ん装置40の冷却塔43に接続されている。15は冷却
筒10の頂部に被着した炉蓋である。16は炉蓋15に
設けたガス取出口で、ダクト17により除じん装置40
の冷却塔43に接続されている。
【0013】また20は燃料供給装置で、基礎3に固設
した建屋の階床21上に短円筒状の燃料貯槽22を設置
し、この燃料貯槽22に固設したフレ−ム23に軸受2
4を介して軸25を鉛直軸線のまわりに回転自在に取付
け、炉蓋15を貫通する投入筒26の上端部を燃料貯槽
22の底面22aに開口させ、前記軸25に固着した旋
回翼27を底面22aに沿つて(少量の距離をへだて
て)旋回させるようにしたものである。旋回翼27は、
投入筒26の上端の開口部26a上を通過するように配
設されている。28は軸25をチエ−ン駆動するモ−タ
で、フレ−ム23に取付けてある。また29はおがくず
搬入用のコンベヤである。なお投入筒26の炉蓋15貫
通部には、投入筒26の伸縮を吸収する気密シ−ル用の
ウオ−タ−シ−ル装置30が設けてある。
【0014】一方40は除じん装置で、基礎3に固設し
た建屋の中間階床41上に設置され、箱状の連結槽42
上に冷却塔43と除じん塔44とを立設して成る。図2
に示すように、冷却塔43はステンレス鋼板製の二重円
筒型の熱交換器を形成し、塔壁45の内部に冷却水流通
路46を有し、47は冷却水入口、48は冷却水出口で
ある。冷却塔43の下部は連結槽42内に連通し、塔壁
頂部の頂板49に設けたガス流入口50は、ガス発生炉
1からのダクト17に接続されている。
【0015】また除じん塔44の円筒状の塔体51の下
部は連結槽42内に連通しており、多孔板52上にろ材
(この実施例では木炭片)を充填して成るろ材充填層5
3の上方に、水シヤワ−54を設けてある。この水シヤ
ワ−54の入口部は、冷却塔43の冷却水出口48に接
続されている。また除じん塔44の頂板55に設けたガ
ス流出口56には、水シヤワ−式の洗浄(二次除じん)
装置、除湿装置等(いずれも図示しない)を経てガス使
用側に至るガス供給管57が接続され、また61は連結
槽42の底部を仕切板62により区画して形成した貯水
部、63はダスト集積部で、64は排水口、65はダス
ト取出口である。
【0016】70は圧力放出装置で、図3および図4に
詳細を示すように、圧力放出管71とこれより太径の外
筒72の各下端部を、環状の底板73で閉鎖して二重筒
状の水封容器74を形成し、上端部が頂板75により閉
鎖された下向きの円筒容器状の可動筒76を、下部が水
封容器74内の水77中に浸漬されるように、圧力放出
管71に被せてある。水封容器74は、炉蓋15に設け
た圧力放出口78に圧力放出管71の下部を接続した状
態で、炉蓋15上に固定取付けしてある。
【0017】80は上向きに開口する箱状の貯水槽で、
外筒72の側部に固着され、その基部は外筒72に設け
た連通口79を介して、外筒72内に連通している。8
1は貯水槽80内に所定レベルまで水を供給する給水装
置で、フロ−ト82aをそなえた自動給水弁82を、図
示しない水道などの水供給源に至る給水管83に接続し
て成る。84は仕切板で、貯水槽80を、水封部80a
と給水部80bとに区画するもので、これら水封部80
aと給水部80bは、仕切板84の下方において互いに
連通している。
【0018】また85は、可動筒76の頂部にワイヤロ
−プ86を介して連結したおもりで、圧力放出管71の
上端に載る可動筒76の重量を軽減化して、圧力放出管
71内の圧力上昇時に、早期に可動筒76を上昇駆動さ
せるためのものであるが、可動筒76がアルミ製などの
軽量のものである場合は、省略してもよい。ワイヤロ−
プ86は、外筒72に固設したフレ−ム87に軸支した
滑車88a,88bに巻掛けられており、また89はお
もり85昇降時における安全のためにおもり85を包囲
する筒状のガ−ドで、外筒72に固設されている。
【0019】上記構成のガス発生装置90においておが
くずを熱分解して可燃性ガスを得るには、コンベヤ29
により燃料貯槽22内におがくず91を供給し、旋回翼
27を旋回させて投入筒26を経て炉殻2内におがくず
91を充填し、このおがくず層の最下部に点火して、使
用側におけるガス吸引または給気口6からの吹込等によ
り炉殻2内に空気(必要に応じて水蒸気を混合)を上方
に向つて流通させれば、炉殻2内のおがくず91には下
方から燃焼(酸化)層La、還元層Lb、乾留(予熱)
層Lcが形成され、一酸化炭素および水素を主可燃成分
とする生成ガスが得られる。
【0020】この生成ガスは、炉殻2の頂部から冷却筒
10内を低速上昇流として通過する際に冷却され、たと
えばガス温度が約90℃から約50℃まで温度低下す
る。この温度低下により生成ガスの湿度が上昇し、生成
ガス中の比較的粒度の大きいダストは加湿されてガス流
中を沈降し、おがくず91層上へ落下しガス生成用に利
用される。
【0021】上記除じん後の生成ガスは、ガス取出口1
6からダクト17を経て除じん装置40の冷却塔43内
へ流入し、拡流により低速流となつて冷却塔43内を下
降する際に、さらにたとえば35℃程度まで冷却され、
前記冷却筒10通過時と同様に加湿されたダストは、生
成ガス流から分離して連結槽42のダスト集積部63に
溜る。ダスト分の減少した生成ガスは、除じん塔44の
ろ材充填層53中を上昇し、水シヤワ−54からの水と
接触して残留ダスト分が水と共に貯水部61へ落下し、
ダスト分が充分取除かれた状態で、ガス流出口56から
流出する。
【0022】そしてガス供給管57から後続のタ−ル分
除去用の洗浄装置や除湿装置を経て、使用側であるたと
えば内燃機関(エンジン)に供給され、発電機駆動用の
動力として使用されるのである。連結槽42のダスト集
積部63に溜つたダストは、燃料供給装置20の燃料貯
槽22内へ投入して、おがくず91に混合してガス生成
原料として無駄なく使用することができる。
【0023】また何らかの原因により、炉殻2内、冷却
筒10内、除じん装置40の冷却塔43内等に空気が侵
入して、生成ガスの急激な燃焼あるいは爆発が生じた場
合、圧力放出装置70はこの燃焼あるいは爆発によつて
生じた高温高圧の燃焼ガスを次のようにして放出し、該
燃焼ガスにより装置各部が破損したり、該燃焼ガスが未
燃焼のおがくず91と共に投入筒26を経て燃料貯槽2
2内に吹上げて火災をひきおこすのを防止する。
【0024】すなわち、上記燃焼あるいは爆発により炉
殻2内および除じん装置40内に連通する冷却筒10内
のガス圧が高圧になると、該高圧ガスにより先ず可動筒
76が上昇駆動されてその下端が図3において鎖線92
で示す位置まで上昇すると、該高圧ガスは鎖線矢印93
で示すように水77による水封を破つて上方へ噴出し、
このとき噴出ガスは水77内を通過しまた水滴と一緒に
噴出することにより冷却される。ガス噴出後は、貯水槽
80の給水部80b内の水が迅速に水封容器74内に供
給され、連通口79部から空気が圧力放出管71内に侵
入して新たな爆発等の原因となるのを防止する。系内の
ガス圧低下後は可動筒76が自重で初期の位置に下降す
る。
【0025】なおこの実施例では仕切板84を設けてあ
るので、高圧ガスの噴出時における給水装置81部の破
損を防止し、さらに給水部80b内における水の吹上げ
を防止してガス噴出後の迅速な水封復帰を確実にすると
いう長所を有するものであるが、給水装置81の形式や
貯水槽80の広さ(平面積)などによつては、仕切板8
4を省略することもできる。また上記圧力放出装置70
は、冷却筒10を有しないガス発生装置にも使用するこ
とができるものである。
【0026】上記構成のガス発生装置90(ただし炉殻
2の平均内径:2000mm、同高さ:3800mm、冷却
筒10の内径:1900mm、同高さ:900mm、冷却塔
43の内径:600mm、同高さ:1700mm)を用い
て、含水量45%のおがくず91を1日(8時間)当り
2.5m3 供給して炉殻2内で熱分解し、可燃成分(容
積)としてCO:18〜20%、H2 :12〜13%を
含む可燃性ガスを得て、発電機駆動用のエンジンに燃料
ガスとして毎日8時間連続供給する操業を繰返したとこ
ろ、ダクト17(内径:250mm)は1カ月に1回、ガ
ス供給管57(内径:85mm)は6カ月に1回清掃する
だけで、順調な炉操業および発電をおこなうことができ
た。
【0027】これに対して冷却筒10を有さず炉蓋15
を直接炉殻2の頂部に被着し、冷却塔43を有さずダク
ト17を除じん塔44の下部に直接接続した従来のガス
発生装置では、早期にダストによる配管詰りを生じてガ
スの供給、従つて発電が不調となり、ダクト17は2日
に1回、ガス供給管57も2日に1回と、ひんぱんなダ
スト除去作業が必要であつた。
【0028】この考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、たとえば炉殻2は直円筒状としてもよく、また
共通の外殻内に複数本の炉殻を立設した構成のガス発生
炉としてもよい。また燃料供給装置20としては、ホツ
パ状の燃料貯槽に加振器を付設したもの等、上記以外の
構成のものを用いることもできる。
【0029】また上記実施例では、圧力放出管71を水
封して成る圧力放出装置70を設けたので、冷却筒10
や除じん装置40の冷却塔43などの付設により、系内
の生成ガスの容積が大きく、空気の侵入などにより生成
ガスの急激な燃焼や爆発を生じた場合の発生燃焼ガス量
および熱量が大きいガス発生装置90においても、圧力
放出装置70による圧力放出作用および噴出ガスの冷却
作用により、装置各部の破損やおがくず91の吹上によ
る火災等を防止できるという、すぐれた長所を有するも
のであるが、他形式の安全弁を用いる場合等は、圧力放
出装置70は省略してもよい。
【0030】また特に上記実施例の圧力放出装置70に
おいては、圧力放出管71の外周部に水封部を設けて、
圧力放出管71に被せた可動筒76を水封したので、ガ
ス圧力上昇時に先ず可動筒76が上昇移動して膨張ガス
の一部を吸収して圧力上昇を緩和するというすぐれた作
用が得られるものであるが、この代りに図5に示すよう
に、圧力放出管71の先端部を貯水槽95内の水96中
に直接浸漬させる形式の、簡潔な構成の水封式の圧力放
出装置97を用いることもできる。
【0031】以上はおがくずを燃料とするガス発生装置
について説明したが、この考案はおがくずよりも粗片の
チツプや、産業廃棄物や生ごみなどを乾燥粉砕してペレ
ツト状としたものなど、各種の細片状乃至粒状燃料を原
料として用いるガス発生装置に広く適用できるものであ
る。
【0032】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案によれば、
炉殼に連設した冷却筒、および冷却塔をそなえた除じん
装置により、生成ガス中のダストが効果的に除去され、
ガス発生炉から使用側に至るガス管路の詰りが少なく、
保守の手間が少なくてすむ。またこの考案のガス発生装
置用除じん装置によれば、冷却塔内を降下するガス流か
ら分離したダストは、連結槽のダスト集積部に非水没状
態で蓄積されるので、このダストを取出してそのままガ
ス発生装置用の燃料に混合してガス生成原料として無駄
なく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すガス発生装置の縦断
面図である。
【図2】図1における除じん装置40の縦断面図であ
る。
【図3】図1における圧力放出装置70の縦断面図であ
る。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図1における圧力放出装置70の他の実施態様
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…ガス発生炉、2…炉殻、5…ロストル、6…給気
口、10…冷却筒、11…筒壁、12…冷却水流通路、
15…炉蓋、16…ガス取出口、17…ダクト、20…
燃料供給装置、26…投入筒、40…除じん装置、42
…連結槽、43…冷却塔、44…除じん塔、45…塔
壁、46…冷却水流通路、50…ガス流入口、51…塔
体、53…ろ材充填層、54…水シヤワ−、56…ガス
流出口、57…ガス供給管、61…貯水部、63…ダス
ト集積部、70…圧力放出装置、71…圧力放出管、7
2…外筒、73…底板、74…水封容器、75…頂板、
76…可動筒、77…水、78…圧力放出口、79…連
通口、80…貯水槽、81…給水装置、90…ガス発生
装置、91…おがくず、95…貯水槽、96…水、97
…圧力放出装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23G 7/02 ZAB F23G 7/02 ZAB F23J 15/04 F23J 15/00 D

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部にロストルをそなえた筒状の炉殻の
    頂部に、筒壁内部に冷却水流通路をそなえた冷却筒を連
    設し、この冷却筒の頂部に被着した炉蓋を貫通して前記
    炉殻内に開口する投入筒をそなえた燃料供給装置を、前
    記冷却筒の上方に配設し、前記ロストルの下方に給気口
    を、前記冷却筒の上部にガス取出口を、それぞれ設けた
    ことを特徴とするガス発生装置。
  2. 【請求項2】 冷却筒の生成ガス流通部に連通する圧力
    放出管を水封して成る圧力放出装置を具備した請求項1
    記載のガス発生装置。
  3. 【請求項3】 圧力放出装置が、圧力放出管より太径の
    外筒の下部を環状の底板を介して該圧力放出管に固着し
    て成る二重筒状の水封容器と、前記外筒の側部に付設さ
    れ該外筒内に連通する貯水槽と、前記水封容器内の水中
    に下部が浸漬され頂部を頂板で閉鎖した昇降自在な可動
    筒とから成る請求項2記載のガス発生装置。
  4. 【請求項4】連結槽上に、塔壁内部に冷却水流通路を有
    し下部が前記連結槽内に連通する冷却塔と、ろ材充填層
    と該ろ材充填層上に散水するシヤワーとを内蔵し下部が
    前記連結槽内に連通する除じん塔とを立設するととも
    に、前記連結槽内の前記冷却塔の直下位置にダスト集積
    部を設け、前記冷却塔上部にガス発生装置のガス取出口
    に接続されるガス流入口を、前記除じん塔上部にガス流
    出口を、それぞれ設けたことを特徴とするガス発生装置
    用除じん装置。
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