JP2002516381A - 非半径方向羽口を有するガス化装置 - Google Patents

非半径方向羽口を有するガス化装置

Info

Publication number
JP2002516381A
JP2002516381A JP2000550950A JP2000550950A JP2002516381A JP 2002516381 A JP2002516381 A JP 2002516381A JP 2000550950 A JP2000550950 A JP 2000550950A JP 2000550950 A JP2000550950 A JP 2000550950A JP 2002516381 A JP2002516381 A JP 2002516381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
gasifier
air
tuyere
tuyeres
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000550950A
Other languages
English (en)
Inventor
リン,マイケル,ジョン,アーチャー
Original Assignee
デダール リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=10832807&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2002516381(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by デダール リミテッド filed Critical デダール リミテッド
Publication of JP2002516381A publication Critical patent/JP2002516381A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10JPRODUCTION OF PRODUCER GAS, WATER-GAS, SYNTHESIS GAS FROM SOLID CARBONACEOUS MATERIAL, OR MIXTURES CONTAINING THESE GASES; CARBURETTING AIR OR OTHER GASES
    • C10J3/00Production of combustible gases containing carbon monoxide from solid carbonaceous fuels
    • C10J3/02Fixed-bed gasification of lump fuel
    • C10J3/20Apparatus; Plants
    • C10J3/22Arrangements or dispositions of valves or flues
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10JPRODUCTION OF PRODUCER GAS, WATER-GAS, SYNTHESIS GAS FROM SOLID CARBONACEOUS MATERIAL, OR MIXTURES CONTAINING THESE GASES; CARBURETTING AIR OR OTHER GASES
    • C10J3/00Production of combustible gases containing carbon monoxide from solid carbonaceous fuels
    • C10J3/02Fixed-bed gasification of lump fuel
    • C10J3/20Apparatus; Plants
    • C10J3/22Arrangements or dispositions of valves or flues
    • C10J3/24Arrangements or dispositions of valves or flues to permit flow of gases or vapours other than upwardly through the fuel bed
    • C10J3/26Arrangements or dispositions of valves or flues to permit flow of gases or vapours other than upwardly through the fuel bed downwardly
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10JPRODUCTION OF PRODUCER GAS, WATER-GAS, SYNTHESIS GAS FROM SOLID CARBONACEOUS MATERIAL, OR MIXTURES CONTAINING THESE GASES; CARBURETTING AIR OR OTHER GASES
    • C10J3/00Production of combustible gases containing carbon monoxide from solid carbonaceous fuels
    • C10J3/02Fixed-bed gasification of lump fuel
    • C10J3/20Apparatus; Plants
    • C10J3/34Grates; Mechanical ash-removing devices
    • C10J3/40Movable grates
    • C10J3/42Rotary grates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10JPRODUCTION OF PRODUCER GAS, WATER-GAS, SYNTHESIS GAS FROM SOLID CARBONACEOUS MATERIAL, OR MIXTURES CONTAINING THESE GASES; CARBURETTING AIR OR OTHER GASES
    • C10J2200/00Details of gasification apparatus
    • C10J2200/15Details of feeding means
    • C10J2200/152Nozzles or lances for introducing gas, liquids or suspensions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10JPRODUCTION OF PRODUCER GAS, WATER-GAS, SYNTHESIS GAS FROM SOLID CARBONACEOUS MATERIAL, OR MIXTURES CONTAINING THESE GASES; CARBURETTING AIR OR OTHER GASES
    • C10J2300/00Details of gasification processes
    • C10J2300/09Details of the feed, e.g. feeding of spent catalyst, inert gas or halogens
    • C10J2300/0953Gasifying agents
    • C10J2300/0956Air or oxygen enriched air

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Blast Furnaces (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Gas Burners (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 発生炉ガスを製造するガス化装置が、材料の燃焼のための室(10)を有し、室(10)に、該室に燃焼用空気を導入するための複数の羽口(30)が備えてある。羽口(30)は、空気が前記室内をめぐって上方に進むように、室(10)の壁に対して鋭角に配置されている。各羽口(30)は、空気が流れの長さ方向に沿って回転するジェット噴流を生じるように配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ガス化装置に関する。より詳しくは、ガス化装置内での燃焼を改良
しうる、ガス化装置における改良またはガス化装置に関する改良に関する。さら
に、本発明はガス化装置を運転する方法に関する。
【0002】 発生炉ガス(約30%の一酸化炭素と約70%の窒素との混合物であるが、他
のガスも存在しうる)の製造は、通常、熱分解が起るいわゆるガス化装置で実施
される。ガス化装置は、空気入口を備えた室を有し、制御された条件のもとで、
この室内での燃料の燃焼が起るようにしてある。元来、ガス化装置は燃料源とし
て石炭またはコークスを使用するものであるが、最近、ガス化装置をいろいろな
種類の廃棄有機固形物の処分に使用する一方、発生炉ガスを製造して、このガス
を併設された熱および発電装置の駆動に使用して、熱および電気を発生させるこ
とができるため、カス化装置に対する関心が高まっている。たとえば、一般に、
固形燃料は、少しあげただけでも、木材または木材から作り出されたもの、わら
、家禽ごみ、乾燥した下水ヘドロ、および廃物から作りだされた可燃性材料から
成るものとすることができる。
【0003】 ガス化装置の室の内部では、固形燃料が1000℃よりも高い温度で還元され
て炭素の層になり、この層を、空気流が、該空気中の酸素が前記炭素と化合して
一酸化炭素を生成するように設定された燃焼条件下で通過する。使用燃料の化学
組成によっては、その他のガスたとえばメタンおよび水素も、生成させることが
できる。
【0004】 ガス化装置の燃焼生成物は灰であるが、これは、ガス化装置に供給された固形
燃料に比して、割合に低密度、小体積である。したがって、割合簡単に廃棄する
ことができ、また特にこれは完全に無菌であるからなおさらである。一方、発生
炉ガスはいろいろな用途に使用することができるが、このガスは一酸化炭素含有
率の点から見て有毒であるため、慎重に取り扱わなければならない。たとえば、
集められた発生炉ガスは、長期間保存するとかその他の取扱いをするとかせず、
電気の発生のためにすぐに内燃機関で使用することができる。
【0005】 ガス化装置がよりどころとする動作原理は、周知であり、十分に理解されてい
るが、重要なのは、燃焼条件を十分良く制御して、一酸化炭素の生成を最適化し
、かつ発生炉ガスの二酸化炭素含有率を最小限に抑えることである。ここでは、
ガス化装置酸化帯域への現行の空気導入を制御することにより、ガス化装置の性
能を向上させ、したがってこの装置を使用するプラントの全体効率を高めること
ができる、ということを明らかにした。
【0006】 本発明の一つの側面によれば、 可燃性材料から発生炉ガスを製造するガス化装置であって、 前記材料が投入される室、および該室の下端またはその近くに配置された複数
の羽口を有し、該羽口を通して燃焼用空気が前記燃焼室に導入され、 前記羽口
の少なくとも一部が、該羽口が取りつけられる前記室の壁に対して鋭角に配置さ
れ、それによって前記空気が前記室内に該室の中心からはずれた方向に向けて導
入されることを特徴とするガス化装置、が提供される。
【0007】 本発明の第二の側面によれば、 可燃性材料から発生炉ガスを製造するガス化装置であって、 前記材料が投入される室、および該室の下端またはその近くに配置された複数
の羽口を有し、該羽口を通して空気が前記燃焼室に導入され、 前記羽口の少なくとも一部が、前記空気をジェット噴流の形で導入し、このと
き、前記噴流をなす空気が該噴流の長さ方向の回りに回転するように配置されて
いることを特徴とするガス化装置、が提供される。
【0008】 本発明のガス化装置は、ガス化装置底部における、導入空気と高温炭化層との
相互作用を改善することにより、燃料のより十分な還元を実現することができる
、ということが認識されるであろう。この相互作用は、二つのやり方のいずれか
または好ましくはこれら二つのやり方の併用によって実現することができる。た
とえば、導入空気を前記室の下部領域をめぐって回転させることができ、あるい
は導入空気をジェットの形として、前記室に導入するときに前記ジェットの長さ
方向に沿って回転するようにすることができる。本発明のこれらの方策の両方を
採用することにより、ガス化装置の底部における、空気と前記層との相互作用が
ずっと強くなり、したがって燃料の燃焼のより良い制御が行われる。これは、酸
化帯域におけるより完全な燃焼をもたらし、したがって還元帯域におけるより大
きな酸素欠乏が生じ、生成される発生炉ガス中の一酸化炭素の割合が大きくなる
【0009】 もっとも好ましくは、すべての羽口が、それぞれの羽口が貫通して突き出る室
壁に対して実質的に同じ鋭角をなすようにする。たとえば、前記羽口それぞれの
突き出し角が室の軸に関して同じ向きにあるようにすれば、導入空気は室をめぐ
って回転する傾向を有することになり、割合に高温の炭素層のすべての部分と相
互作用する。この効果は、室の回りに羽口を等間隔に均等分布させることによっ
て、大きくすることができる。
【0010】 各羽口を、室の軸に対して非半径方向、かつ室の上方に向けるのが有効である
。このようにすれば、高温炭素層の全体に導入空気が浸透することが保証されう
る。
【0011】 室は、少なくとも羽口の領域では、大体円形の断面形状とすることができ、ま
た室の軸は大体垂直に延びるようにすることができる。この室は、大体円錐形の
下部壁を有することができ、該下部壁は可燃性材料の層を支持する。また、前記
羽口はこの円錐形下部壁に取りつけられる。室の他端には、可燃性材料のための
入口オリフィスを備えることができ、室の上部は該室に装填される材料のための
ホッパーとして機能する。入口オリフィスには、すべり弁を取りつけて、ガス化
装置の運転中に、ホッパーへの装填ができるようにするのが有利である。
【0012】 好ましくは、各羽口は室壁を貫通して突き出るノズルの形とし、ノズルの内腔
を、該内腔を通る空気流が該内腔の長さ方向の回りに回転するように構成する。
これは、前記ノズルのそれぞれの内部に挿入物を備えることによって、実現する
ことができる。この挿入物は、板から成り、該板の幅はノズルの内径に実質的に
等しく、またこの板はその長さ方向に沿ってねじってある。
【0013】 本発明はまた、 可燃性材料から発生炉ガスを製造するガス化装置を運転する方法であって、前
記ガス化装置が、前記材料が投入される室、および該室の下端またはその近くに
配置された複数の羽口を有する方法において、 前記羽口を通して空気が前記燃焼室に導入され、このとき、前記空気が前記可
燃性材料の高温炭化層を通って上昇するときに、前記空気が前記室の下部領域を
めぐって回転するようにされることを特徴とする方法、 を含む。あるいは、またはさらに、前記方法は、ジェット噴流の形で前記羽口の
少なくとも一部を通して導入される空気を与え、このとき前記噴流をなす空気は
該噴流の長さ方向のまわりに回転する。
【0014】 以下、本発明によって構成、製造されたガス化装置の一つの特定実施形態を、
単なる例として、添付の図面を参照しつつ、詳しく説明する。
【0015】 まず、図1を参照すると、この図には、燃料として有効な固形可燃性材料、た
とえば木材チップ、薪、石炭もしくは類似の材料、家禽ごみ、乾燥した下水ヘド
ロ、または廃物から作り出された燃料から、発生炉ガスを製造するために構成さ
れた、ガス化装置の実施形態を、模式的に示す。このガス化装置は、大体円錐形
の下部壁11を有する燃焼室10を有し、下部壁11には、その上部周縁の回り
にフランジ12が備えてある。ホッパー13は、その下部周縁に、対応するフラ
ンジ14を有し、このフランジはボルト(図示せず)によって下部壁11のフラ
ンジ12に固定してある。ホッパー13の上端はすべり弁アセンブリ15によっ
て閉じられており、該アセンブリは、ガス化装置の運転が続けられている間に、
ホッパーにさらなる固形燃料を反復投入することを可能にする。作動器15Aが
ホッパーの片側に取りつけてあり、すべり弁アセンブリの開閉に使用される。
【0016】 別の実施形態(図示せず)においては、ホッパーは簡単な蓋を有し、この蓋は
所定の位置に固定することができる。このときには、燃料供給装置を備えて、ホ
ッパー上部の内部に燃料を供給することができる。
【0017】 下部壁11は土台構造物16上に支えられており、該構造物は、空気入口18
と六つの点火口19とを備えた充気室17を定めている。点火口19は、それぞ
れ、それぞれのキャップ20によって通常は閉じてあり、また充気室17の回り
に等間隔に配置してある。下部壁11の中心領域は、開口22によって管23と
連絡しており、管23内には、ガス化装置の運転中に発生炉ガスが生成される。
管23は下部室24につながっている。発生炉ガスの出口パイプ25は下部室2
4の外壁26を貫通しており、また下部室24には、口27が備えてあり、これ
は通常はめくら蓋28によって閉じてあるが、この口により、たとえば灰除去お
よび保守のためのこの室への接近が可能である。
【0018】 管23の下方に自動灰除去システムが備えてある。このシステムは、下部室2
4の底部壁の下で回転自在に支持されている軸41に取りつけられた偏心格子ア
センブリ40を有する。軸41はかき出し棒42をも備えており、該かき出し棒
はチェーンを有し、該チェーンは集まった灰を掘り起こして下部室24の下の排
出シュート43内に送るように働く。モーター44がチェーン45によって軸4
1に該軸を駆動するように連結されており、格子アセンブリ40とかき出し棒4
2との両方を回転させる。排出オーガー46は、排出された灰を、シュート43
の底部に備えられた水封じを通過させて、シュート43から取り出す。
【0019】 空気が、入口18を通って充気室17にはいり、燃焼室10の円錐形下部壁1
1に備えられた複数の羽口30を通って燃焼室10にはいる。図2からもっとも
良くわかるように、六つの前記羽口30が、開口22の回りに、点火口19と整
列するように等間隔に備えてある。これらの羽口はすべて、燃焼室10の垂直軸
31に対して実質的に同じ角度にあり、またすべて、それぞれの羽口と交差する
室の水平半径に対して実質的に同じ角度にある。したがって、燃焼室にはいる空
気は、該室をめぐって反時計方向に回転し、同時に前記室内を上昇する傾向を有
することになる。
【0020】 各羽口30には、挿入物33が取りつけてあり、該羽口から燃焼室10に流入
する空気ジェットに回転を与えるようになっている。この挿入物は、図4に示す
ように、羽口の直径に実質的に等しい幅を有し、またその長さ方向に沿って90
度ねじってある板状のものである。このようにすれば、羽口を通過する空気は、
該羽口の軸の回りに回転させられることになる。
【0021】 運転においては、固形燃料片を、すべり弁アセンブリ15により、ホッパー1
3内に装填し、次に、発生炉ガス出口25の圧力を低下させることにより、空気
の流れを開始させる。これによって、空気が入口18を通って充気室17内に引
き込まれ、次に、空気は充気室17をめぐって回転し、ガス化装置の運転が落ち
着いたときには、下部板11の冷却を助ける。充気室17から、空気は、発生炉
ガス出口25における減圧により、羽口30を通って下部壁11上の層を通過し
、開口22、管23を下方に通って、下部室24内に引き込まれる。このガス化
装置は、少なくとも一つの口19から、たとえばガストーチにより、点火され、
燃焼室10内での燃焼が確立される。十分な運転が行われているとき、このガス
化装置の上部領域35は約500℃であり、高分子炭化水素の蒸留帯域として作
用する。その下には炭化帯域36があって、約600℃で作動しており、ここで
は固形燃料が、他の物質が燃えて除去されることにより、炭に変化している。下
部壁11上またはそのすぐ上方には、酸化帯域37が確立され、約1200℃で
作動しており、ここでは炭素が空気中で燃えてCO2が生成されている。次に、
高温炭素は開口22から管23内を通って、格子40上に落ちる。炭素が燃焼を
続けるには管23内の酸素が不足しているため、還元が起り、CO2がCOに還
元される。最終の発生炉ガス混合物は、パイプ25を通って、下部室24を出て
いく。
【0022】 このガス化装置の運転中、モーター47は、格子アセンブリ40をゆっくりと
駆動するために、断続的に運転される。このアセンブリが偏心していることによ
り、すべての大きな燃料片は粉砕され、そのあと、下部室24を通って落下し、
掘り起されて排出シュート43内に送られる。このモーターは、燃料源の灰分含
有量によっては、連続運転することもできる。
【0023】 燃料源として木材を用いて得られる代表的な発生炉ガスの組成は、次のような
ものであろう。
【表1】
【0024】 羽口の配置また羽口の内部構成に関して前述した方策を採用し、したがって羽
口による酸化帯域への空気導入を改善することにより、二酸化炭素含有率を著し
く減少させることができ、したがって発生炉ガスの一酸化炭素含有率が高められ
る、ということがわかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガス化装置の実施形態の模式垂直断面図である。
【図2】 図1に示すガス化装置の室の下部壁の、簡明なように一部を取り去った平面図
である。
【図3】 大きな縮尺で示す前記下部壁の詳細断面図である。
【図4】 図1〜3のガス化装置の羽口の端面図である。
【図5】 図4の羽口ノズルの挿入板を示す図である。
【符号の説明】
10 燃焼室 11 下部壁 30 羽口 31 軸 33 挿入物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZA,ZW,AT,BE,CH,CY,DE,DK, ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE,BF,BJ,CF,CG,CI ,CM,GA,GN,GW,ML,MR,NE,SN, TD,TG,GH,GM,KE,LS,MW,SD,S L,SZ,UG,ZW,AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃性材料から発生炉ガスを製造するガス化装置であって、 前記材料が投入される室、および該室の下端またはその近くに配置された複数
    の羽口を有し、該羽口を通して燃焼用空気が前記燃焼室に導入され、 前記羽口の少なくとも一部が、該羽口が取りつけられる前記室の壁に対して鋭
    角に配置され、それによって前記空気が前記室内に該室の中心からはずれた方向
    に向けて導入されることを特徴とするガス化装置。
  2. 【請求項2】 可燃性材料から発生炉ガスを製造するガス化装置であって、 前記材料が投入される室、および該室の下端またはその近くに配置された複数
    の羽口を有し、該羽口を通して空気が前記燃焼室に導入され、 前記羽口の少なくとも一部が、前記空気をジェット噴流の形で導入し、このと
    き、前記噴流をなす空気が該噴流の長さ方向の回りに回転するように配置されて
    いることを特徴とするガス化装置。
  3. 【請求項3】 前記羽口の前記少なくとも一部が、該羽口が取りつけられる
    前記室の壁に対して鋭角に配置され、それによって前記空気が前記室内に該室の
    中心からはずれた方向に向けて導入されることを特徴とする請求項2に記載のガ
    ス化装置。
  4. 【請求項4】 前記羽口の前記少なくとも一部が、すべて、それぞれの羽口
    が貫通して突き出ている前記室の壁に対して実質的に同じ鋭角にあることを特徴
    とする請求項1または3に記載のガス化装置。
  5. 【請求項5】 それぞれの前記羽口の突き出し角が前記室の軸に対して同じ
    向きにあり、それによって導入空気が前記室をめぐって回転する傾向を有するこ
    とを特徴とする請求項4に記載のガス化装置。
  6. 【請求項6】 各羽口が、前記室の軸に対して非半径方向の角度に向いてお
    り、かつ前記室の上方に向いていることを特徴とする請求項4または5に記載の
    ガス化装置。
  7. 【請求項7】 前記室が少なくとも前記羽口の領域において大体円形の断面
    形状を有し、また前記室の軸が大体垂直に延びていることを特徴とする請求項1
    から6のいずれか1つに記載のガス化装置。
  8. 【請求項8】 前記室が大体円錐形の下部壁を有し、該壁が可燃性材料の層
    を支え、前記羽口が前記下部壁に取りつけられていることを特徴とする請求項7
    に記載のガス化装置。
  9. 【請求項9】 前記羽口が前記室の回りに実質的に均等に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載のガス化装置。
  10. 【請求項10】それぞれの前記羽口が前記室壁を貫通して突き出ているノズ
    ルの形を有し、該ノズルの内腔が、該内腔を通る空気流を該内腔の長さ方向の回
    りに回転させるように構成されていることを特徴とする請求項2、または該請求
    項に従属する請求項のいずれか1つに記載のガス化装置。
  11. 【請求項11】前記ノズルそれぞれの内部に挿入物が備えてあり、該挿入物
    が板から成り、該板の幅が前記ノズルの直径と実質的に同じであり、前記板がそ
    の長さ方向に沿ってねじってあることを特徴とする請求項10に記載のガス化装
    置。
  12. 【請求項12】可燃性材料から発生炉ガスを製造するガス化装置を運転する
    方法であって、前記ガス化装置が、前記材料が投入される室、および該室の下端
    またはその近くに配置された複数の羽口を有する方法において、 前記羽口を通して空気が前記燃焼室に導入され、このとき、前記空気が前記可
    燃性材料の高温炭化層を通って上昇するときに、前記空気が前記室の下部領域を
    めぐって回転するようにされることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】前記羽口の少なくとも一部を通して導入される前記空気がジ
    ェット噴流の形であり、このとき、該噴流をなす前記空気が該噴流の長さ方向の
    回りに回転することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】可燃性材料から発生炉ガスを製造するガス化装置を運転する
    方法であって、前記ガス化装置が、前記材料が投入される室、および該室の下端
    またはその近くに配置された複数の羽口を有する方法において、 前記羽口を通して空気が前記燃焼室に導入され、前記羽口の少なくとも一部を
    通して導入される前記空気がジェット噴流の形であり、このとき、該噴流をなす
    前記空気が該噴流の長さ方向の回りに回転することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】前記空気が、前記ガス化装置の発生炉ガス出口の圧力を低下
    させることによって、前記羽口から引き込まれることを特徴とする請求項12か
    ら14のいずれか1つに記載の方法。
JP2000550950A 1998-05-28 1999-05-27 非半径方向羽口を有するガス化装置 Pending JP2002516381A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9811415.0 1998-05-28
GBGB9811415.0A GB9811415D0 (en) 1998-05-28 1998-05-28 Gasifiers
PCT/GB1999/001671 WO1999061561A1 (en) 1998-05-28 1999-05-27 Gasifiers with non radial tuyeres

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002516381A true JP2002516381A (ja) 2002-06-04

Family

ID=10832807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000550950A Pending JP2002516381A (ja) 1998-05-28 1999-05-27 非半径方向羽口を有するガス化装置

Country Status (18)

Country Link
US (1) US6913632B1 (ja)
EP (1) EP1082401B1 (ja)
JP (1) JP2002516381A (ja)
AT (1) ATE216421T1 (ja)
AU (1) AU753059B2 (ja)
CA (1) CA2333599A1 (ja)
DE (1) DE69901304T2 (ja)
DK (1) DK1082401T3 (ja)
ES (1) ES2175982T3 (ja)
GB (1) GB9811415D0 (ja)
HU (1) HUP0102035A3 (ja)
IL (1) IL139902A0 (ja)
NO (1) NO20005983L (ja)
NZ (1) NZ508479A (ja)
PL (1) PL344530A1 (ja)
TR (1) TR200003495T2 (ja)
WO (1) WO1999061561A1 (ja)
ZA (1) ZA200006925B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006083293A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Fuji Electric Systems Co Ltd バイオマス燃料のガス化装置
JP2007510789A (ja) * 2003-11-04 2007-04-26 アイティーアイ リミテッド ガス化
JP2008081638A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Tsukishima Kikai Co Ltd 木質バイオマスのガス化方法
JP2008081637A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Tsukishima Kikai Co Ltd 木質バイオマスのガス化方法及び装置
JP2016508526A (ja) * 2013-01-28 2016-03-22 ピーエイチジー エナジー, エルエルシー 供給原料をガス化するための方法およびデバイス
WO2019163765A1 (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 明和工業株式会社 固体燃料のガス化装置、発電装置及びガス化方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0703996D0 (en) 2007-03-01 2007-04-11 Oxitec Ltd Nucleic acid detection
US20090007488A1 (en) * 2007-07-02 2009-01-08 Schmidt Darren D Charcoal/ash removal system for a downdraft gasifier and associated methods
US8105401B2 (en) 2007-07-10 2012-01-31 Refill Energy, Inc. Parallel path, downdraft gasifier apparatus and method
US9359567B2 (en) 2007-07-10 2016-06-07 Stratean, Inc. Gasification method using feedstock comprising gaseous fuel
ITUD20110095A1 (it) * 2011-06-20 2012-12-21 Toffola Daniele Della Apparecchiatura e procedimento per la decomposizione termochimica a ciclo continuo di una biomassa
US20150075071A1 (en) * 2013-09-13 2015-03-19 Joseph T. Williams Biofuel Gasification Reactor
CN105255518B (zh) * 2015-10-30 2021-06-04 上海市政工程设计研究总院(集团)有限公司 一种污泥裂解气化方法
DE102016007013B4 (de) * 2016-06-09 2023-08-31 LES Leyendecker Energy Solutions GmbH Festbett-Brennverfahren und Anlage hierzu
WO2023102579A1 (en) 2021-12-01 2023-06-08 Cochrane William Thomas Gasifier

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH237348A (de) * 1943-08-07 1945-04-30 Porsche Kg Gaserzeuger.
US4507174A (en) * 1983-05-10 1985-03-26 Kutrieb Wolfgang A Tire pyrolizing
US4583992A (en) * 1984-12-04 1986-04-22 Buck Rogers Mfg. Co., Inc. Biomass gasifier and charcoal producer
NL8900939A (nl) * 1989-04-14 1990-11-01 Eduard Thomas Jacobus Van Der Gasgenerator.
US5823122A (en) * 1994-09-30 1998-10-20 Alternative Energy Development, Inc. System and process for production of fuel gas from solid biomass fuel and for combustion of such fuel gas

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510789A (ja) * 2003-11-04 2007-04-26 アイティーアイ リミテッド ガス化
JP2011168790A (ja) * 2003-11-04 2011-09-01 Iti Ltd ガス化システム
JP4781274B2 (ja) * 2003-11-04 2011-09-28 アイティーアイ リミテッド ガス化
JP2006083293A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Fuji Electric Systems Co Ltd バイオマス燃料のガス化装置
JP2008081638A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Tsukishima Kikai Co Ltd 木質バイオマスのガス化方法
JP2008081637A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Tsukishima Kikai Co Ltd 木質バイオマスのガス化方法及び装置
JP2016508526A (ja) * 2013-01-28 2016-03-22 ピーエイチジー エナジー, エルエルシー 供給原料をガス化するための方法およびデバイス
JP2017186565A (ja) * 2013-01-28 2017-10-12 ピーエイチジー エナジー, エルエルシー 供給原料をガス化するための方法およびデバイス
WO2019163765A1 (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 明和工業株式会社 固体燃料のガス化装置、発電装置及びガス化方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2333599A1 (en) 1999-12-02
AU4052699A (en) 1999-12-13
DE69901304T2 (de) 2002-12-05
ES2175982T3 (es) 2002-11-16
AU753059B2 (en) 2002-10-03
IL139902A0 (en) 2002-02-10
NO20005983D0 (no) 2000-11-27
ZA200006925B (en) 2001-11-19
DE69901304D1 (de) 2002-05-23
HUP0102035A3 (en) 2001-10-29
DK1082401T3 (da) 2002-08-19
HUP0102035A2 (hu) 2001-09-28
TR200003495T2 (tr) 2001-03-21
NZ508479A (en) 2002-05-31
EP1082401A1 (en) 2001-03-14
GB9811415D0 (en) 1998-07-22
NO20005983L (no) 2001-01-26
US6913632B1 (en) 2005-07-05
PL344530A1 (en) 2001-11-05
ATE216421T1 (de) 2002-05-15
EP1082401B1 (en) 2002-04-17
WO1999061561A1 (en) 1999-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6941879B2 (en) Process and gas generator for generating fuel gas
US4968325A (en) Fluidized bed gasifier
JP2002516381A (ja) 非半径方向羽口を有するガス化装置
US6647903B2 (en) Method and apparatus for generating and utilizing combustible gas
US4929254A (en) Down-draft fixed bed gasifier system
US7819070B2 (en) Method and apparatus for generating combustible synthesis gas
US5026403A (en) Three stage process for producing producer gas from combustible waste products
CN105026725B (zh) 原料气化方法及设备
US5028241A (en) Down-draft fixed bed gasifier system
AU2002220288A1 (en) Process and gas generator for generating fuel gas
JPH0631341B2 (ja) 発生炉ガス及び活性炭を製造するための方法と装置
JP2015509993A (ja) 固定床ガス化方法及び装置
CN103232859B (zh) 一种多级下吸式生物质气化炉
CN1076388C (zh) 用于制造可燃气体的方法与设备
US5318602A (en) Fuel gas generator for lean gas generation
US4162655A (en) Heat producing device
CN104479742B (zh) 生物质燃气制备系统
CN1397763A (zh) 一种垃圾处理方法及其装置
CA1311923C (en) Gasification process and apparatus
EP0051482A1 (en) Production of producer gas
EP0955350A1 (en) A device and method for the gasification of wood
CA1300884C (en) Fluidized bed gasifier
CN116875346A (zh) 一种生物质气化炉
US1064905A (en) Gas-producer.
US1129258A (en) Gas-producer.