JP3412499B2 - 電子部品の熱圧着装置および熱圧着方法 - Google Patents

電子部品の熱圧着装置および熱圧着方法

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JP3412499B2 JP06659698A JP6659698A JP3412499B2 JP 3412499 B2 JP3412499 B2 JP 3412499B2 JP 06659698 A JP06659698 A JP 06659698A JP 6659698 A JP6659698 A JP 6659698A JP 3412499 B2 JP3412499 B2 JP 3412499B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を熱圧着
する電子部品の熱圧着装置および熱圧着方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子部品を基板にボンディングする方法
として、熱圧着による方法が知られている。この方法は
圧着ヘッドにより電子部品を加熱して基板に半田付けや
樹脂接着剤などにより接着するものである。ここで良好
な熱圧着品質を得るためには、熱圧着過程での圧着荷重
を所定の制御目標値に従って制御する必要がある。この
ため熱圧着装置には圧着ヘッドが電子部品を押圧する荷
重値を制御する機構が設けられている。
【0003】この荷重制御は、電子部品を基板に押圧す
る圧着ヘッドが装着される昇降部の昇降動作を、荷重検
出手段によって検出された荷重値に基づいて制御するこ
とにより行われる。したがって、圧着荷重の制御精度は
荷重検出手段の荷重分解能に依存することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子部品の
種類が多様化するに伴って、電子部品の熱圧着時の適正
な圧着荷重もそれぞれ異ったものとなり、小さいもので
は10g程度から大きなものでは数10Kgのオーダー
まで非常に広い範囲にわたっている。このため従来の電
子部品の熱圧着装置を用いてこのような多種類の電子部
品の熱圧着を行う場合には、以下に述べる理由により、
対象とする圧着荷重範囲に応じて複数の種類の熱圧着装
置を備える必要があった。
【0005】まず第1に、一般に用いられる荷重検出手
段では、単一の荷重検出手段で前述のような広い範囲の
圧着荷重を精度よくカバーすることが困難だからであ
る。また高圧着荷重に対応するためには、昇降部の上下
動を支持する摺動ガイドに高剛性のものを使用する必要
があるが、高剛性の摺動ガイドは摺動抵抗値が大きい。
このような高剛性の摺動ガイドを備えた熱圧着装置を低
荷重の電子部品の熱圧着用に使用する場合には、摺動抵
抗値が検出対象の圧着荷重値より大きくなる場合が生
じ、荷重制御そのものが困難だからである。
【0006】このように、従来の電子部品の熱圧着装置
は一台で広い範囲の圧着荷重に対応することが困難で、
複数台の装置を必要とし高い設備費用を要するという問
題点があった。
【0007】そこで本発明は、一台で広い範囲の圧着荷
重に対応することができる電子部品の熱圧着装置および
熱圧着方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子部品
の熱圧着装置は、電子部品を押圧する圧着ヘッドと、こ
の圧着ヘッドが着脱自在に装着される昇降部と、この昇
降部を昇降させる昇降手段と、前記圧着ヘッドに作用す
る圧着荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重検出手
段の荷重検出結果に基づいて前記昇降手段を制御する制
御部とを備え、前記圧着ヘッドとして少なくとも第1の
圧着ヘッドと荷重検出手段を内蔵した第2の圧着ヘッド
の2つを電子部品の圧着荷重に応じて選択的に使用し、
第1の圧着ヘッドを使用する際には前記荷重検出手段と
して前記昇降部と前記昇降手段との間に介在するように
配置された第1の荷重検出手段を用い、第2の圧着ヘッ
ドを用いる場合には前記検出手段として第2の圧着ヘッ
ドに内蔵された第2の荷重検出手段を用いるようにし
た。
【0009】請求項2記載の電子部品の熱圧着装置は、
前記第1の荷重検出手段と前記第2の荷重検出手段を切
り換える切り換えスイッチがあり、前記制御部からの指
令でこの切り換えスイッチを切り換えることにより、前
記制御部は前記第1の荷重検出手段又は前記第2の荷重
検出手段の何れかにより荷重検出結果を得るようにした
ものである。請求項記載の電子部品の熱圧着方法は、
昇降手段によって昇降自在の昇降部に着脱自在に装着さ
れる圧着ヘッドにより電子部品を押圧し、前記圧着ヘッ
ドに作用する押圧荷重を荷重検出手段によって検出して
荷重検出結果に基づいて前記昇降手段を制御部によって
制御しながら電子部品を熱圧着する電子部品の熱圧着方
法であって、前記圧着ヘッドとして少なくとも第1の圧
着ヘッドと第2の圧着ヘッドの2つを電子部品の圧着荷
重に応じて選択的に使用し、第1の圧着ヘッドを使用す
る際には前記荷重検出手段として前記昇降部と前記昇降
手段との間に介在するように配置された第1の荷重検出
手段を用い、第2の圧着ヘッドを用いる場合には第2の
圧着ヘッドに内蔵された第2の荷重検出手段を用いるよ
うにした。
【0010】各請求項記載の発明によれば、圧着対象と
する電子部品の圧着荷重に応じた加重検出手段を備えた
圧着ヘッドを用いることにより、圧着荷重を精度よく検
出することができ、1台の熱圧着装置で広い範囲の電子
部品を熱圧着することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1(a)は本発明の一実施の形態
の電子部品の熱圧着装置の側面図、図1(b)は同電子
部品の熱圧着装置の第1の圧着ヘッドおよび第2の圧着
ヘッドの側面図、図2は同電子部品の熱圧着装置の第1
の圧着ヘッドの側面図、図3は同電子部品の熱圧着装置
の第2の圧着ヘッドの側面図、図4は同電子部品の熱圧
着装置の第2の圧着ヘッドの正面図、図5は同電子部品
の熱圧着装置の第2の圧着ヘッドの部分断面図、図6
(a),(b)は同電子部品の熱圧着装置の部分側面図
である。
【0012】まず図1を参照して電子部品の熱圧着装置
の構造を説明する。図1において、可動テーブル1の移
動プレート1a上には基板ホルダ2が設けられている。
基板ホルダ2上には基板3が載置されており、基板3の
側方の移動プレート1a上には、電子部品5の供給部4
が配設されている。可動テーブル1を駆動することによ
り、基板3、供給部4は水平面内で移動する。可動テー
ブル1の上方には電子部品5が熱圧着ツール6に保持さ
れている。熱圧着ツール6は圧着ヘッド7に装着されて
おり、圧着ヘッド7は更に昇降部としての第1の昇降ブ
ロック10に着脱自在に装着されている。
【0013】第1の昇降ブロック10の背面にはスライ
ダ11が固着されており、スライダ11は第1のフレー
ム13の前面に配設された垂直なガイドレール12に上
下方向にスライド自在に嵌合している。また第1の昇降
ブロック10の上部には逆L字状の張り出し部14が設
けられている。張り出し部14の下面には後述する荷重
検出手段であるロードセルが当接する。
【0014】第1の昇降ブロック10の上方には第2の
昇降ブロック20が設けられている。第2の昇降ブロッ
ク20の背面にはスライダ21が設けられており、スラ
イダ21は第2のフレーム23の前面に配設された垂直
なガイドレール22に上下方向にスライド自在に嵌合し
ている。第2の昇降ブロック20の下部には逆L字状の
張り出し部24が設けられている。張り出し部24の上
面には第1の荷重検出手段であるロードセル26が配設
されており、ロードセル26は張り出し部14の下面に
当接している。また第2の昇降ブロック20の下面には
シリンダ25が下向きに装着されており、シリンダ25
のロッド25aは張り出し部24の上面に当接してい
る。
【0015】第2のフレーム23の上部には断面がコ字
型のブラケット30が固着されている。ブラケット30
上にはモータ31が配設されており、モータ31の回転
軸は垂直な送りネジ27と接続されている。送りネジ2
7は第2の昇降ブロック20に内蔵されたナット28に
螺入している。したがってモータ31が正逆回転すると
ナット28が送りネジ27に沿って昇降することにより
第2の昇降ブロック20が昇降する。そして第2の昇降
ブロック20が昇降することにより、ロードセル26を
介して第2の昇降ブロック20に懸架された第1の昇降
ブロック10は昇降する。
【0016】すなわちモータ31、送りネジ27、ナッ
ト28および第2の昇降ブロック20は、昇降部である
第1の昇降ブロック10を昇降させる昇降手段となって
おり、ロードセル26は、昇降部である第1の昇降ブロ
ック10と、昇降手段である第2の昇降ブロック20と
の間に介在するように配置されている。
【0017】図1(b)に示すように、本熱圧着装置に
は重圧着荷重用の第1の圧着ヘッド7A、軽圧着荷重用
の第2の圧着ヘッド7Bが備えられ、対象の電子部品に
応じて選択的に使用するようになっている。第2の圧着
ヘッド7Bには第2の荷重検出手段であるロードセル、
およびシリンダが内蔵されており、ロードセルはケーブ
ルコネクタ42と、シリンダはチューブコネクタ41と
それぞれ接続されている。
【0018】図1(a)において、モータ31は制御部
32と接続されている。制御部32は、第1の荷重検出
手段であるロードセル26と切り換えスイッチ33を介
して接続されている。第2の圧着ヘッド7Bを使用する
際には、ケーブルコネクタ40,42が相互に連結さ
れ、第2の圧着ヘッド7Bの第2の荷電検出手段が切り
換えスイッチ33と接続される。したがって、切り換え
スイッチ33を制御部32からの指令で切り換えること
により、制御部32は第1の荷重検出手段および第2の
荷重検出手段の何れかにより荷重検出結果を得ることが
でき、この荷重値に基づいて昇降手段であるモータ31
を制御する。
【0019】図1(a)において、エアーの圧力源34
からシリンダ25に至る管路には、圧力制御弁35およ
びON−OFF弁37が設けられ、同様にチューブコネ
クタ39に至る管路にも圧力制御弁36およびON−O
FF弁38が設けられている。ON−OFF弁37,3
8を制御部32によって操作することにより、シリンダ
25および第2の圧着ヘッド7Bに内蔵されたシリンダ
に対し選択的にエアーを供給することができる。このと
き、圧力制御弁35,36を制御することにより、それ
ぞれのシリンダに供給するエアーの圧力を圧着対象の電
子部品に応じて調整することができる。
【0020】次に図2を参照して第1の圧着ヘッド7A
について説明する。図2に示すように、第1の圧着ヘッ
ド7Aはテーパシャンク9が設けられた上部7AUと、
電子部品5を保持して熱圧着する下部7ALに、プレー
ト52,53によって分割されている。プレート52,
53を連結するボルト及びナットを調整することによ
り、上部7AUと下部7ALの平行度を調整することが
できる。下部7ALには電子部品5を保持する熱圧着ツ
ール6が装着され、熱圧着ツール6の上方にはヒータ5
0、断熱材51が備えられている。第1の圧着ヘッド7
Aを使用する時には、テーパシャンク9により第1の昇
降ブロック10に着脱自在に装着される。
【0021】次に図3,4,5を参照して軽荷重の電子
部品5に使用される第2の圧着ヘッド7Bについて説明
する。なお図4は図3に示すB矢視を、図5は同A矢視
を示すものである。図3において、プレート56以下に
ついては、第1の圧着ヘッド7Aの構成と略同様であ
り、軽荷重の電子部品5’を保持する熱圧着ツール6’
の上方にヒータ54、断熱材55を配設したものとなっ
ている。プレート56,57を連結するボルト及びナッ
トを調整することにより、平行度を調整する点も同様で
ある。
【0022】プレート57には、ブロック58が一体的
に結合されている。ブロック58は、テーパシャンク
9’と一体に結合された連結部材60に対してスライド
ユニット59を介して相対的に上下動する(図4も参
照)。スライドユニット59のスライド時の摺動抵抗
は、対象とする電子部品が軽荷重であり高剛性のものを
用いる必要がないため、小さなものとなっている。図4
に示すように、連結部材60が水平方向に張り出した張
り出し部60aの下側には予圧用のシリンダ61が下向
きに装着されている。シリンダ61のロッドはブロック
58に設けられた張り出し部58aの上面を下向きに押
圧する。
【0023】また連結部材60には、図4に示すように
突出部60bが設けられており、突出部60bにはロー
ドセル62が固定されている(図5)。このロードセル
62は単位変位量あたりの荷重値が小さい軽荷重検出用
のものである。スライドユニット59の摺動抵抗が小さ
いため、ロードセル62は分解能に優れた高精度の荷重
検出を行うことができる。そして張り出し部58aはブ
ロック62aを介してロードセル62を押圧する。すな
わち、ロードセル62はテーパシャンク9’に間接的に
連結されており、ロードセル62に荷重を負荷する張り
出し部58aは間接的に熱圧着ツール6’に連結されて
いる。プレート56にはロードセル62への輻射熱の伝
達を防止する遮熱板63が取り付けられている。
【0024】ここで、シリンダ25、ロードセル26の
機能について図6(a),(b)を参照して説明する。
図6(a)は第2の昇降ブロック20が上昇した状態で
の、また図6(b)は第2の昇降ブロック20が下降し
て電子部品5を基板3に熱圧着している状態での各部の
力のつり合いを示している。シリンダ25には圧力源3
4により圧力制御弁35を介して所定圧力のエアーが供
給されており、したがってシリンダ25は第1の昇降ブ
ロック10を所定の押圧力F0にて下方に押圧する。図
6(a)に示す状態ではこの押圧力F0と圧着ヘッド7
などの自重に相当する荷重Wの和F0+Wがロードセル
26に負荷される荷重fとつり合っている。すなわち第
2の昇降ブロック20が上昇位置にある状態では、ロー
ドセル26の検出荷重値f0はシリンダ25の押圧力F
0と圧着ヘッド7の自重の和Wに等しい。
【0025】これに対して図6(b)に示す状態では、
圧着ヘッド7は電子部品5より圧着荷重に等しい反力F
を受けており、前述の和F0+Wは、圧着荷重の反力F
とロードセル26に負荷される荷重fの和F+fとつり
合っている。すなわち圧着ヘッド7に作用する圧着荷重
の反力Fはロードセル26によって検出することがで
き、F0+W−fで表される。したがって、圧着荷重F
を制御するには、F0+Wが一定値であることから、ロ
ードセル26の検出荷重値fを制御部32によって監視
しながらモータ31の駆動を制御して第2の昇降ブロッ
ク20の昇降動作を制御すればよい。
【0026】上述の説明は第1の圧着ツール7Aを装着
し、第1の荷重検出手段であるロードセル26の荷重値
を検出する場合についてのものであるが、第2の圧着ヘ
ッド7Bを用いる場合にも同様の圧着荷重の制御が行わ
れる。この場合には、シリンダ25をシリンダ61に、
またロードセル26をロードセル62に置き換えて考え
ればよい。この場合の荷重の伝達経路として、第1の圧
着ヘッド7Aを用いる場合の第1の昇降ブロック10に
は第2の圧着ヘッド7Bのブロック58が、同じく第2
の昇降ブロック20には第2の圧着ヘッド7Bの連結部
材60が対応している。
【0027】この電子部品の熱圧着装置は上記のように
構成され、次に動作を説明する。まず第1の圧着ヘッド
7Aを用いて通常の圧着荷重の電子部品5を圧着する場
合について説明する。図1において、可動テーブル1を
駆動して電子部品5の供給部4を第1の圧着ヘッド7A
の下方に位置させる。次いでモータ31を駆動して第2
の昇汞ブロック20を下降させることにより、第1の圧
着ヘッド7Aに装着された圧着ツール6に電子部品5を
真空吸着して保持させる。次に再び可動テーブル1を駆
動して基板3を圧着ツール6の下方に位置決めした後、
圧着ツール6を下降させて電子部品5を基板3に押圧す
る。そしてヒータ50により圧着ツール6を介して電子
部品5を加熱しながら所定時間押圧を継続することによ
り、電子部品5は基板3に熱圧着される。
【0028】対象とする基板3の品種が変わり、軽圧着
荷重の電子部品5’を熱圧着する場合には、第1の熱圧
着ヘッド7Aを取外し、替わりに第2の熱圧着ヘッド7
Bを装着する。そしてチューブコネクタ39、ケーブル
コネクタ40に第2の熱圧着ヘッド7Bのチューブコネ
クタ41,ケーブルコネクタ42をそれぞれ接続する。
熱圧着装置起動に際し、制御部32により、切り換えス
イッチ33を操作して荷重検出値の取り込みを第2の圧
着ヘッド7Bのロードセル62に切り換えるとともに、
ON−OFF弁37,38の開閉を逆に設定してシリン
ダ62にエアを供給する。これにより、第2の圧着ヘッ
ド7Bを用いた軽圧着荷重の電子部品5’の熱圧着動作
の準備が完了する。
【0029】なお、本実施の形態では第1および第2の
圧着ヘッド7A、7Bの2種類を用いる例を示している
が、対象とする電子部品の圧着荷重に対応して更に多数
の種類の圧着ヘッドを準備すれば、より精細な荷重制御
を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、荷重検出手段を内蔵し
た圧着ヘッドを用いることにより、対象とする電子部品
の圧着荷重に応じた荷重検出手段によって圧着荷重を精
度よく検出して高精度の荷重制御を行い、高品質の熱圧
着を行うことができる。また従来必要とされた複数台の
熱圧着装置を設備する必要がなく、1台の熱圧着装置で
多品種の電子部品に対応することができるので、設備費
を節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施の形態の電子部品の熱圧
着装置の側面図 (b)本発明の一実施の形態の電子部品の熱圧着装置の
第1の圧着ヘッドおよび第2の圧着ヘッドの側面図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品の熱圧着装置
の第1の圧着ヘッドの側面図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品の熱圧着装置
の第2の圧着ヘッドの側面図
【図4】本発明の一実施の形態の電子部品の熱圧着装置
の第2の圧着ヘッドの正面図
【図5】本発明の一実施の形態の電子部品の熱圧着装置
の第2の圧着ヘッドの部分断面図
【図6】(a)本発明の一実施の形態の電子部品の熱圧
着装置の部分側面図 (b)本発明の一実施の形態の電子部品の熱圧着装置の
部分側面図
【符号の説明】
1 可動テーブル 3 基板 5 電子部品 6 圧着ツール 7A 第1の圧着ヘッド 7B 第2の圧着ヘッド 10 第1の昇降ブロック 20 第2の昇降ブロック 26、62 ロードセル 31 モータ 32 制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−216198(JP,A) 特開 平3−215953(JP,A) 特開 平8−97246(JP,A) 特開 平1−241889(JP,A) 特開 平3−246953(JP,A) 特開 平10−64931(JP,A) 特開 平10−199940(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 H05K 3/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を押圧する圧着ヘッドと、この圧
    着ヘッドが着脱自在に装着される昇降部と、この昇降部
    を昇降させる昇降手段と、前記圧着ヘッドに作用する圧
    着荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重検出手段の
    荷重検出結果に基づいて前記昇降手段を制御する制御部
    とを備え、前記圧着ヘッドとして少なくとも第1の圧着
    ヘッドと荷重検出手段を内蔵した第2の圧着ヘッドの2
    つを電子部品の圧着荷重に応じて選択的に使用し、第1
    の圧着ヘッドを使用する際には前記荷重検出手段として
    前記昇降部と前記昇降手段との間に介在するように配置
    された第1の荷重検出手段を用い、第2の圧着ヘッドを
    用いる場合には前記検出手段として第2の圧着ヘッドに
    内蔵された第2の荷重検出手段を用いることを特徴とす
    る電子部品の熱圧着装置。
  2. 【請求項2】前記第1の荷重検出手段と前記第2の荷重
    検出手段を切り換える切り換えスイッチがあり、前記制
    御部からの指令でこの切り換えスイッチを切り換えるこ
    とにより、前記制御部は前記第1の荷重検出手段又は前
    記第2の荷重検出手段の何れかにより荷重検出結果を得
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子部品
    の熱圧着装置。
  3. 【請求項3】昇降手段によって昇降自在の昇降部に着脱
    自在に装着される圧着ヘッドにより電子部品を押圧し、
    前記圧着ヘッドに作用する押圧荷重を荷重検出手段によ
    って検出して荷重検出結果に基づいて前記昇降手段を制
    御部によって制御しながら電子部品を熱圧着する電子部
    品の熱圧着方法であって、前記圧着ヘッドとして少なく
    とも第1の圧着ヘッドと第2の圧着ヘッドの2つを電子
    部品の圧着荷重に応じて選択的に使用し、第1の圧着ヘ
    ッドを使用する際には前記荷重検出手段として前記昇降
    部と前記昇降手段との間に介在するように配置された第
    1の荷重検出手段を用い、第2の圧着ヘッドを用いる場
    合には第2の圧着ヘッドに内蔵された第2の荷重検出手
    段を用いることを特徴とする電子部品の熱圧着方法。
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