JP3412045B2 - 巻 尺 - Google Patents

巻 尺

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JP3412045B2
JP3412045B2 JP2000194239A JP2000194239A JP3412045B2 JP 3412045 B2 JP3412045 B2 JP 3412045B2 JP 2000194239 A JP2000194239 A JP 2000194239A JP 2000194239 A JP2000194239 A JP 2000194239A JP 3412045 B2 JP3412045 B2 JP 3412045B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭用、ある
いは業務用等に使用することができる巻尺に関し、特に
計測したデータを入力して表示し、更にこれを記憶し、
データの追加、消去等を行うことができるとともに、必
要に応じて計算を行いこれらを表示することができるよ
うにした巻尺に関する。
【0002】
【従来の技術】巻尺は従来より長尺を測定することがで
きると共に容易に持ち運びでき、携帯に便利なものとし
て一般家庭において、職場において、また各種業務分野
において欠くことができないものとなっている。通常広
く用いられている巻尺は、ケース内部に可撓性の目盛り
付き帯体を巻き取り収納し、ケース外に出ている口金を
所要量引き出して長さを計測し、計測終了後はケース内
に設けた戻しばねにより巻き取るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の巻
尺を用いて、例えば部屋内に机、収納棚等の家具類を配
置するとき、部屋内の縦横の長さ、及びその部屋に配置
される机や収納棚等の縦横の長さを測定し、これらの長
さを元に種々の態様を考え、その中から最も適切な配置
を選択することとなる。そのためには、これらの各部分
を計測する毎に手持ちの紙等にメモし、順に計測を行っ
ている。また、長方形部分の面積を従来の巻尺を用いて
求める場合には、縦・横の長さを各々測定し、少なくと
も先に測定した値はメモしておき、その後に面積計算を
行う必要がある。
【0004】このように、従来の巻尺においては、複数
の箇所の長さを連続して測定する際には、先に計測した
値はメモしておく必要がある。しかしながら、計測して
いるときに常にメモする紙等があるとは限らず、そのよ
うなときには先に計測した値を記憶しておくしかない
が、その能力には自ずから限界があり、誤測定を生じる
元ともなる。
【0005】したがって、本発明は特にメモ用紙等を必
要とせず、巻尺自体に長さ等の各種メモを残しておくこ
とができるようにすると共に、更に種々の機能を付加し
た巻尺を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、請求項1に係る発明は巻尺テープを収納す
る本体ケースに、データ入力部と、入力した結果を表示
する表示部と、表示機能のモードを選択するモード選択
部とを備えるとともに、入力した値を記憶するメモリと
を備え、前記モード選択部では、少なくとも、入力した
測定長さを測定部毎に表示するデータ入力モードと、表
示された項目に対応する長さを測定して入力することに
より、各項目の測定長さの表示、及び面積或いは体積を
演算して自動表示する面積或いは体積表示モードとを選
択可能とした巻尺において、巻尺テープの同一長さ部分
に大小複数の開孔を等間隔に形成したことを特徴とする
巻尺としたものである。
【0007】
【0008】また、請求項2記載の発明は、巻尺テープ
を収納する本体ケースに、データ入力部と、入力した結
果を表示する表示部と、表示機能のモードを選択するモ
ード選択部とを備えるとともに、入力した値を記憶する
メモリとを備え、前記モード選択部では、少なくとも、
入力した測定長さを測定部毎に表示するデータ入力モー
ドと、表示された項目に対応する長さを測定して入力す
ることにより、各項目の測定長さの表示、及び面積或い
は体積を演算して自動表示する面積或いは体積表示モー
ドとを選択可能とした巻尺において、巻尺テープ自体の
表面に触覚による目盛り検出用の突起を等間隔に全長に
わたり設けたことを特徴とする巻尺としたものである。
【0009】
【0010】また、請求項5記載の発明は、巻尺テープ
自体の表面に触覚による目盛り検出用の突起を等間隔に
全長にわたり設けた請求項1記載の巻尺としたものであ
る。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に沿って説
明する。図1は本発明による巻尺1の第1実施例を示
し、本体ケース2には従来のものと同様に目盛り3の付
与された金属板製の巻尺テープ4が、その内部に巻き取
り自在に収納されており、図示実施例においては巻尺テ
ープ4が15cm程繰り出されて停止している状態を示
している。この巻尺1の本体ケース2の表面には液晶表
示部5を備えており、更に図示実施例においては、その
上部に太陽電池パネル6が、またその下部には後述する
各種の入力キーが配置されている。
【0016】入力キーはこの巻尺が必要とする機能に応
じて種々のものを設けることができ、また種々の態様で
配置することができる。図示実施例においては5個のキ
ーを配置しており、左端の第1キー7はこの巻尺の各種
の機能の作動を開始し、あるいは作動停止するためのO
N/OFFキーとされ、同時にモード選択キーを兼ねて
おり、例えばこの第1キー7を3秒以上押すとON/O
FFの作動が行われ、また、ONの状態でこの第1キー
7を短時間押すとモードの切換選択が行われる。
【0017】このモードの種類は必要に応じて任意のモ
ードを設定することができ、例えば計測結果のデータを
記録するためのデータ入力モード、縦と横の長さを計測
したときに自動的に面積を計算する面積計算モード、あ
るいは高さを加えた体積計算モード、入力したデータに
基づいて加減乗除計算を行う電卓モード、時間を表示す
る時計モード、メモリした値を読み出して表示するメモ
リ表示モード等、予めこの巻尺に設定した種々の機能を
選択することができる。このように種々のモードを備え
るとき、現在がどのモードとなっているかを明示するた
めに、図示実施例では液晶表示部5にモード表示部を設
けており、この例ではデータ入力モードのうち手書き入
力モードが選択されていることを示している。
【0018】また、第2キー8はこの巻尺1で後述する
何らかの手段により長さデータ等を入力したとき、その
値を所定のメモリに記録するメモリキーとしており、ま
た、前記第1キー7をモードキーとして用いて電卓モー
ドとしたとき、この第2キー8及びこれに順に隣接する
第3キー9、第4キー10、第5キー11は順に、×、
÷、+、−の機能を行うキーとされる。また、メモリ表
示機能が選択されたときには、このキーによりキー表面
に示されている下方へのスクロールが行われ、液晶表示
部5に表示しきれないこの表示部の下方の位置に相当す
るデータを順にスクロールして表示する機能も行う。こ
の機能に対応して隣接する第3キー9は、逆方向にスク
ロールして表示する。
【0019】第3キー9は前記のように電卓モードにお
いて÷の機能を行うと共に、入力モードにおいて後述す
る文字の入力がなされたとき、この第3キー9を押すと
仮名漢字変換が行われる。また前記のようにメモリ表示
機能時においてキーに図示されている矢印方向へのスク
ロールを行う。
【0020】第4キー10は電卓モードにおいて+の機
能を行うと共に、入力モードにおいて隣接する第5キー
11と共に、これらのキーを押すことにより「あいうえ
お」から五十音が順に表示され、続いて数値が表示さ
れ、その後再び五十音に戻るるようにし、いずれかのキ
ーの選択操作によってこれらの文字のスクロールする方
向を選択し、所望の文字が表示されたとき、例えば第2
キー8によってこれを確定し、必要に応じて第3キー9
により仮名漢字変換を行い、各種変換候補の中から所望
のものが表示されたとき第2キー8によってこれを確定
する等の操作を行うことができる。
【0021】なお、これらの文字は後述するように例え
ば「第1テーブル」「縦」「横」のような、この巻尺で
測定する対象を表示するために用いられ、この測定対象
に測定値を入力したとき、第2キー8を押すとその内容
が先に入力した文字と共にメモリされるようになってい
る。また、例えば隣接する第3キーと共に押すことによ
り表示されているメモリ内容を消去するように構成する
こともできる。
【0022】また、図示実施例においては、モード表示
部に表示されているように手書き入力機能も備えてお
り、現在広く電子手帳等で用いられている手書き入力機
能により、キー操作無しで各種文字、数字等を入力する
ことができるようになっている。その際には、この表示
部全体が文字入力部として機能し、手書きされたものを
そのままの状態で保持し、またそのままメモリすること
ができるが、それ以外に例えば前記第3キー9により入
力した文字をテキスト変換する手書きワープロ機能とす
ることもできる。このとき、ひらがなを漢字に変換する
機能を用い、液晶表示部には手書き入力部分に隣接して
漢字変換候補表示部を配置し、適切な漢字が表示された
ときにはこれを選択して確定することができ、この操作
を繰り返すことにより所望の漢字表示を行うこともでき
る。
【0023】上記のような各種の入力機能、及びこれを
表示する機能を備えることにより、例えば実験室内の機
器のレイアウト、机や棚等のレイアウトに際して、そこ
で測定する多くのデータを次々とこの巻尺に入力してお
き、更に必要に応じてメモリしておくことにより、計測
後一括してこのデータに基づき所望のレイアウト設定を
行うことができる。また、その際に近くにメモ用紙、筆
記具等が無い場合においても、この巻尺にデータを入力
することにより確実にメモをとることができる。本体ケ
ースの表面に設けられる液晶表示部は、巻尺が大型にな
ればなるほどこれを大きくすることができ、表示部分を
有効に利用することができる。
【0024】巻尺テープによる長さの測定後は、従来の
巻尺と同様に巻尺の出し入れの自由を制限して読み取り
を容易にする作用を兼ねる押しボタン14を押すことに
より、巻尺テープを本体ケース2内に巻き取る。なお、
この押しボタンは本体ケース2の巻尺テープ出し入れ口
近傍に照明装置15を備える時には、その照明装置15
のスイッチを兼ねるように構成することもできる。この
照明装置15は、巻尺テープ4を引き出して使用してい
るときには目盛り部分の照明を行うことができ、また、
巻尺テープを引き出していないときには、通常の照明器
具として使用することもできる。
【0025】図1に示す実施例においては、巻尺テープ
4に1cm毎に目印付与用の円形の開孔を設けており、
図示の例においては大径孔12と小径孔13の2種類の
開孔を設けている。これにより、例えば床面等を測定
し、所定の位置に机等を配置するに際して、この巻尺で
床面を測定するときには、上記所定の位置の目盛り部分
に対応する大径孔12、あるいは小径孔13にチョー
ク、鉛筆の先端を挿入し、床面等の被測定部分に対して
目印を付与することができるようにしている。
【0026】このような目印を付与する際、前記のよう
にチョークのような比較的先太の筆記具を用いるときは
大径孔12を用い、鉛筆のような比較的先細の筆記具を
用いるときには小径孔13を用いて目印を付与すること
ができる。このような開孔を用いて目印を付与すること
ができるため、従来のように所定の目盛りの位置からず
れないように筆記具を合わせて目印を付与するような格
別の注意力無しに容易に目印を付与することができる。
また、先細の筆記具を用いる場合でも見にくい場所に目
印を付与するときには大径孔12を用いて明瞭に目印を
付与することもできる。また、全て一定の形状のマーク
を付与することができるので、見やすい目印を付与する
ことができる。なお、この開孔に画鋲を差し込む等によ
り、巻尺テープの端部固定、あるいは測定部分の両端部
固定等に用いることもできる。更に、この開孔の1つに
画鋲を差し込み他の1つに筆記具の先端を差し込むこと
により円や円弧を描くこともできる。
【0027】上記実施例においては、巻尺テープ4に目
印付与用の開孔を設けた例を示したが、そのほか例えば
図2に示すように、巻尺テープ4の中心位置に長さ方向
に沿って直線状の切抜溝20を形成し、この巻尺の端部
に形成した折曲部21を部材に引っ掛ける等により係止
した後この巻尺テープ4を強く引っ張り、張力を与えた
状態で切抜溝20内に筆記具の先端を挿入し、溝に沿っ
て筆記具を移動することにより容易に直線を描くことが
できる。
【0028】この点に関して、従来巻尺テープを用いて
直線を描くときは、巻尺テープの側縁に筆記具の先端を
当てて直線を引くこととなるが、このとき筆記具が側縁
から離れないように巻尺テープ4側に力を与えて線を引
く必要があり、その力によって巻尺テープ4が移動する
ことが多く、適切な直線を引くことができない問題点が
あった。それに対して本発明においては上記のような切
抜溝20を形成しこの溝に沿って筆記具を移動すること
により巻尺テープ4に対して格別の力を与えることなく
直線を引くことができるので、容易に適切な直線を描く
ことができる。
【0029】図2に示す実施例においては、図1に示す
ものと異なり、太陽電池を用いず、円盤状の水銀電池等
の電池22を本体ケース2の裏面側に収納している。ま
た、液晶表示部5と各種機能操作キーの間に図中10個
の数値・文字入力キーを配置しており、このキーに対し
て数値の1から0まで、また五十音の「あ」から「わ」
迄を割り当てて数字や文字を入力可能としている。な
お、五十音を入力するときには、各キーを複数回押すこ
とにより例えば「あ、い、う、え、お」の順に表示する
ことができるようにしている。
【0030】また前記と同様に変換キーを用いて仮名漢
字変換を行うことができるようにし、前記図1の実施例
における数値/文字入力キーに対しては適宜の機能を割
り当てることができる。また、図2に示す実施例におい
ては、その液晶表示部5に示しているように、面積計算
モード中では、縦と横の欄に数値を入力すると自動的に
その掛け算を行い、面積を求めることができる。同様に
して体積計算モードにおいては、更に高さを入力する部
分が表示され、これらが全て入力されると自動的に体積
が計算され表示される。なおこの実施例において、本体
ケース2の表面側から太陽電池パネルを除いたとき、そ
の太陽電池パネルを本体ケースの側壁面、あるいは裏面
等、適宜の位置に配置し、水銀電池等を用いることがな
いようにすることもできる。
【0031】更に例えば図3に示すように、図2に示す
数値・文字入力用のキーを設けることなく、液晶表示部
5を大きく形成することもできる。図示実施例において
はこの巻尺が自動計測モードになっていることを示して
おり、巻尺テープを繰り出した分だけ巻尺テープ巻取リ
ール端部の歯先を計数する等により、巻尺テープの繰り
出し長さを計測し、被測長部分の長さを自動計測する例
を示している。なお、巻尺テープの繰り出し量計測によ
る長さの自動計測は、既に種々の手段が提案されてい
る。また、図示のものは表示部に予め測定すべき項目を
文字入力しておき、その欄に計測値を入力する例を示し
ている。
【0032】また図3の実施例においては、巻尺テープ
4先端の折曲部23に磁石24を固定した例を示してお
り、測長時にはスチール家具等の壁面にこの磁石を当て
て吸着固定させ、その状態で長さの測定を行うことがで
きるようにしている。更に、例えば図4に示すように、
巻尺テープ4の目盛り対応部分に小さな突起を形成し、
視覚障害者がこれを触ることによりおおよその長さを知
ることができる。その目盛りは例えば1cm単位に対応
して小さな突起を、5cm単位に対応して中位の突起
を、10cm単位に対応して大きな突起を形成すること
により、視覚障害者でも容易におおよその長さを知るこ
とができる。
【0033】本発明はその基本形態として、巻尺の本体
ケースに測長した結果を入力し、表示させ、それを記憶
させる機能を有するものであるが、その入力手段、表示
手段等を上記のように種々の態様で実施することがで
き、それ以外に上記のような種々の機能を加えて実施す
ることができ、更に上記以外にも各種の態様を加えるこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、巻尺自体に長さの計測データ
等の各種メモを残しておくことができ、メモ用紙等を必
要としないので、いかなる場合でも正確な長さデータ等
の利用が可能となる。それにより、例えば予め研究機器
の寸法などを記憶させておくことにより、実験室の内装
の設計や機器のレイアウト、デザイン、更には搬出、移
動作業等の計画を容易に行うことができ、実際の作業も
円滑に行うことが可能となる。また、その表示部は巻尺
が大型になればなるほどその面積を大面積にすることが
できるので、巻尺の大きさに応じた適切な表示部を形成
することが可能となる。また、その機能の一部を利用す
ることにより、更に種々の機能を付加した巻尺とするこ
とができる。更に、表示機能のモードを選択するモード
選択部において、少なくとも入力した測定長さを測定部
毎に表示するデータ入力モードと、表示された項目に対
応する長さを測定して入力することにより、各項目の測
定長さの表示、及び面積或いは体積を演算して自動表示
する面積或いは体積表示モードとを選択可能としたの
で、第1のモードでは1つの表示機能部分において入力
した測定長さを表示することができると共に、特に第2
のモードでは表示部に入力項目が表示され、その項目に
沿って長さ測定を行い、測定した長さを入力すると、各
項目毎に測定した長さが表示されて、その長さを後迄記
録しておくことができると共に、各測定項目に全て測定
長さを入力すると、自動的に面積或いは体積を演算し、
特別の操作なしにこれも表示させることができる。上記
のような巻尺において、特に巻尺テープの同一長さ部分
に大小複数の開孔を等間隔に形成したので、目印を付与
する際、チョークのような比較的先太の筆記具を用いる
ときは大径孔を用い、鉛筆のような比較的先細の筆記具
を用いるときには小径孔を用いて目印を付与することが
でき、また、先細の筆記具を用いる場合でも見にくい場
所に目印を付与するときには大径孔を用いて明瞭に目印
を付与することもできる。また、上記のような巻尺にお
いて、巻尺テープ自体の表面に触覚による目盛り検出用
の突起を等間隔に全長にわたり設けたので、視覚障害者
がこれを触ること によりおおよその長さを知ることがで
きる。その目盛りは例えば1cm単位に対応して小さな
突起を、5cm単位に対応して中位の突起を、10cm
単位に対応して大きな突起を形成することにより、視覚
障害者でも容易におおよその長さを知ることができる。
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による巻尺の実施例を示し(a)は側面
図、(b)は平面図である。
【図2】本発明による巻尺の他の実施例を示し(a)は
側面図、(b)は平面図である。
【図3】本発明による巻尺の更に他の実施例の側面図で
ある。
【図4】本発明による巻尺の更に他の実施例を示し
(a)は側面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1 巻尺 2 本体ケース 3 目盛り 4 巻尺テープ 5 液晶表示部 6 太陽電池パネル 7 第1キー 8 第2キー 9 第3キー 10 第4キー 11 第5キー 12 大径孔 13 小径孔 14 押しボタン 15 照明装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−280802(JP,A) 特開 平10−176901(JP,A) 特開 平9−269201(JP,A) 特開 平10−281702(JP,A) 特開 平5−322501(JP,A) 特開 平10−104027(JP,A) 特開 昭48−49461(JP,A) 実開 昭61−119702(JP,U) 実開 昭57−110406(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 3/00 - 3/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻尺テープを収納する本体ケースに、デ
    ータ入力部と、入力した結果を表示する表示部と、表示
    機能のモードを選択するモード選択部とを備えるととも
    に、入力した値を記憶するメモリとを備え、前記モード
    選択部では、少なくとも、入力した測定長さを測定部毎
    に表示するデータ入力モードと、表示された項目に対応
    する長さを測定して入力することにより、各項目の測定
    長さの表示、及び面積或いは体積を演算して自動表示す
    る面積或いは体積表示モードとを選択可能とした巻尺に
    おいて、 巻尺テープの同一長さ部分に大小複数の開孔を等間隔に
    形成したことを特徴とする巻尺。
  2. 【請求項2】 巻尺テープを収納する本体ケースに、デ
    ータ入力部と、入力した結果を表示する表示部と、表示
    機能のモードを選択するモード選択部とを備えるととも
    に、入力した値を記憶するメモリとを備え、前記モード
    選択部では、少なくとも、入力した測定長さを測定部毎
    に表示するデータ入力モードと、表示された項目に対応
    する長さを測定して入力することにより、各項目の測定
    長さの表示、及び面積或いは体積を演算して自動表示す
    る面積或いは体積表示モードとを選択可能とした巻尺に
    おいて、 巻尺テープ自体の表面に触覚による目盛り検出用の突起
    を等間隔に全長にわたり設けたことを特徴とする巻尺。
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