JP3411532B2 - 弾性部材取付装置 - Google Patents

弾性部材取付装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、弾性部材取付装置に関
する。特に、使い捨て紙おむつにおいてレッグホール部
分に弾性部材を取り付ける弾性部材取付装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、使い捨て紙おむつの製造過程にお
いて、レッグホール部分に複数本の弾性糸からなる弾性
部材を取り付ける方法及び装置としては、例えば、特開
昭57−117602号公報及び特許第2532824
号公報等に見られるような種々のものが提案されてい
る。 【0003】特開昭57−117602号公報に開示さ
れたものにおいては、ゴムひもを揺動させる一対の移動
体を一軸の支承装置上に移動可能に設け、これら移動体
を支承装置上で揺動させることで、ゴムひもをシート材
上に所定の湾曲した軌跡を描かせつつ接着させるように
している。このように一対の移動体を一軸上で移動させ
てゴムひもを揺動させる構成のものでは、移動体同士が
相互にすれ違うことが不可能なことから、シート材上に
おいてゴムひも同士を互いに交差させることができない
という問題があった。 【0004】このような問題点を解決するものとして特
許第2532824号公報に記載された発明がある。こ
の発明においては、ゴムひも同士を互いに交差させるこ
とができるよう、ゴムひもを変位湾曲させるトラバース
手段を2つ用意しこれらトラバース手段をシート材(ウ
ェブ)の移動方向に沿って離間並列させている。すなわ
ち、複数の第1糸案内保持部を有し、移動する連続ウェ
ブのほぼ中央域の幅方向のほぼ半分域上で前記移動方向
と交差するように進退動作し、前記第1糸案内保持部の
各々に保持した各弾性糸からなる第1弾性部材を連続ウ
ェブ上において移動方向と交差する方向へサインカーブ
状曲線を描くように一定周期で変位湾曲させる第1トラ
バース手段と、前記連続ウェブの移動方向に前記第1ト
ラバース手段と離間並列して配置してあって、複数の第
2糸案内保持部を有し、前記ほぼ中央域の残りのほぼ半
分域上で前記移動方向と交差するように進退動作し、前
記第2糸案内保持部の各々に保持した各弾性糸からなる
第2弾性部材を連続ウェブ上において移動方向と交差す
る方向へ前記第1弾性部材のサインカーブ状曲線の変位
湾曲と連続ウェブの幅方向に互いに対向するサインカー
ブ状曲線を描くように一定周期で変位湾曲させる第2ト
ラバース手段とから構成されたものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、一
軸上に2つの移動体を配すると移動体同士が相互に進路
を塞ぎ合うため、2つの弾性部材を相互に交差するよう
に変位湾曲させることができず、また2つの弾性部材を
相互に交差し得るように変位湾曲させようとすると前記
の如く2つのトラバース手段をシート材の移動方向に離
間並列させざるを得ないことから、この離間並列させる
分スペースが余分に必要になるばかりか、一軸タイプの
ものに比べてトラバース手段に高い取付精度が要求さ
れ、延いては装置の組立及び保守が煩瑣になるといった
問題があった。 【0006】また、弾性部材をより高速でシート材上に
正確に変位湾曲させるためには、弾性部材の撓みの影響
を避けるうえから、弾性部材がシート材に接する接触点
から移動体における弾性部材の導出点までの距離を極力
短くすることが望ましい。ところが、弾性部材は、通
常、表裏2枚のシート材がプレスロールにて重合される
箇所に導出されるため、後者の装置にあっては、前記接
触点にトラバース手段を近づけようとすると、各トラバ
ース手段がシート材の移動方向に沿って離間並列されて
いることから、該トラバース手段が上記プレスロールと
干渉してしまい、結局のところトラバース手段を前記接
触点により一層近づけることができず、このため、高速
化に限度があるといった問題があった。 【0007】本発明はこうした問題点を解決するために
なされたもので、一軸タイプでありながら2つの弾性部
材を相互に交差し得るように波形線状に変位湾曲させる
ことができ、且つ、弾性部材を高速でシート材上に正確
に変位湾曲させることができる弾性部材取付装置を提供
することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の弾性部材取付装置は、長手方向に搬送され
る帯状のシート材上に、2組の弾性部材を該シート材の
送り方向に沿ってそれぞれ山と谷とが交互に現れるよう
且つ互いの山と谷とがシート材上において交差又は対向
するように波形線状に取り付けるための装置であって、
前記シート材の搬送経路上に、該搬送経路と交差して設
けられた1軸のガイドシャフトと、このガイドシャフト
に、該ガイドシャフトに沿って揺動可能に設けられた第
1スライダ及び第2スライダと、この第1スライダに設
けられ、前記弾性部材を構成する複数本の弾性糸を相互
に絡ませることなく前記シート材上に導出する第1糸導
出部と、この第1糸導出部と同方向に向けて前記第2ス
ライダに設けられ、前記弾性部材を構成する複数本の弾
性糸を相互に絡ませることなく前記シート材上に導出す
る第2糸導出部と、前記第1スライダ及び第2スライダ
を、前記弾性部材が前記波形線状の曲線を描きうるよう
に前記ガイドシャフトに沿って揺動させるスライダ揺動
手段と、を備え、前記第1糸導出部は前記第2スライダ
側に、第2糸導出部は前記第1スライダ側に、前記第1
スライダと第2スライダとが最接近した際に交差しうる
ように、それぞれ延出されてなり、前記スライダ揺動手
段は、前記ガイドシャフトに沿って設けられるととも
に、前記第1スライダ及び第2スライダにそれぞれ取り
付けられた第1駆動軸及び第2駆動軸を備え、これら第
1駆動軸と第2駆動軸とは、その一方が筒体であって他
方が該筒体内にその軸心方向に沿って摺動可能に挿通さ
れた杆体であることを特徴とするものである。 【0009】この発明によれば、第1スライダ及び第2
スライダは一軸上を揺動し、これら第1及び第2スライ
ダには第1糸導出部及び第2糸導出部が第1スライダと
第2スライダとが最接近した際に交差しうるように延出
されて設けられているので、一軸タイプでありながら
も、2組の弾性部材を相互に交差させることも可能とな
り、シート材上に2組の弾性部材を所望の波形線状に取
り付けることができる。 【0010】またそれと同時に、2つのトラバース手段
を有する前記従来の装置に比べて極めてコンパクトにな
るため、弾性部材がシート材上に接する接触点に第1及
び第2スライダをより一層近接させることができる。 【0011】 【0012】さらに、第1駆動軸と第2駆動軸の一方を
筒体、他方を該筒体内にその軸心方向に沿って摺動可能
に挿通された杆体としているので、ガイドシャフト周り
に現れる駆動系は実質第1及び第2駆動軸だけとなるた
めよりコンパクトなものとなる。 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1は、本発明に係る弾性部
材取付装置1の一部を破断して示す底面図、図2は本発
明に係る弾性部材取付装置1の正面図、図3は本発明に
係る弾性部材取付装置1の配設位置を示す概略図であ
る。 【0018】本発明に係る弾性部材取付装置1は、長手
方向に搬送される帯状のシート材A上に2組の弾性部材
Xを該シート材Aの送り方向に沿って、それぞれ山と谷
とが交互に現れるよう且つ互いの山と谷とがシート材A
の幅方向中央部領域において交差又は対向するように波
形線状に取り付けるための装置であって、シート材Aと
このシート材Aと重合するカバーシートDとを挟んでプ
レスするプレスロールEの近傍に配されるものである。
この弾性部材取付装置1は、ガイドシャフト2と、この
ガイドシャフト2に設けられた第1スライダ3及び第2
スライダ4と、この第1スライダ3に設けられた第1糸
導出部5と、前記第2スライダ4に設けられた第2糸導
出部6と、前記第1スライダ3及び第2スライダ4を揺
動させるスライダ揺動手段9とからその主要部が構成さ
れる。以下、順次上記の各構成部分について説明する。 【0019】ガイドシャフト2は、第1スライダ3及び
第2スライダ4を揺動可能に支持するものである。この
ガイドシャフト2は、シート材Aの搬送経路上に、該搬
送経路と交差して設けられた一軸のシャフトであって、
本実施の形態では、一対の平行なレール2a,2bから
構成されている。ただし、ガイドシャフト2の形態は上
記したものに限られず、例えば1本のレールにガイド溝
を設けたものであっても良い。 【0020】第1スライダ3及び第2スライダ4は、ガ
イドシャフト2上を揺動し前記弾性部材Xを前記した波
形線状に振らせるためのものである。この第1スライダ
3及び第2スライダ4は、ガイドシャフト2の中央部で
あって、レール2a,2bと同一平面上に設けられてい
る。本実施の形態では、この第1スライダ3及び第2ス
ライダ4は、その両端がガイドシャフト2のレール2
a,2bに掛け渡されている。 【0021】第1糸導出部5及び第2糸導出部6は、前
記弾性部材Xが前記波形線状に変位湾曲される際に弾性
部材Xを構成する複数本の弾性糸が相互に絡まないよう
にシート材A上に導出するためのものである(図4参
照)。第1糸導出部5は、第1スライダ3の上部にその
基端部が設けられ、その先端部5aが第2スライダ4側
に延出されており、この先端部5aから複数本の弾性糸
が導出されるようになされている。また、第2糸導出部
6は、第2スライダ4の上部にその基端部が設けられ、
その先端部6aは第1スライダ3側に延出されており、
この先端部6aから複数本の弾性糸が導出されるように
なされている。この第1糸導出部5の先端部5aは第1
スライダ3上に設けられた基端部から斜め上方に向かっ
て第2スライダ4側に延出されており、第2糸導出部6
の先端部6aは第2スライダ4上に設けられた基端部か
ら斜め上方に向かって第1スライダ3側に延出されてい
る。したがって、第1糸導出部5と第2糸導出部6の先
端部5aと6aとは、第1スライダ3と第2スライダ4
とが最接近した際に互いに交差することができる。ま
た、これら第1及び第2糸導出部5、6から導出された
弾性部材Xが相互に絡まないように第1及び第2糸導出
部5、6の先端部5aと6aとの延出長さに差が設けら
れている。さらに、これら第1糸導出部5と第2糸導出
部6の先端部5a,6aには複数個の糸通し孔(図示省
略)が一定間隔をおいて設けられており、この糸通し孔
1個につき1本の弾性糸が貫通するようになされてい
る。 【0022】 【0023】また、弾性部材Xがシート材A上に導出さ
れる際において、弾性部材Xがシート材A上に接する接
触点から、第1及び第2糸導出部5,6の先端5a,6
aが通過する軌道までの距離は、高速化の上で30mm以
内になるように設定されるのが好ましい。この距離を3
0mm以内とすることにより弾性部材Xの撓みの影響を排
除することができ、弾性部材Xをより高速でシート材A
上に正確に変位湾曲させつつ取り付けることができる。 【0024】スライダ揺動手段9は、弾性部材Xが波形
線状の曲線を描きうるようにガイドシャフト2に沿って
第1スライダ3及び第2スライダ4を揺動させるためも
のである。このスライダ揺動手段9は、本実施の形態で
は、第1駆動軸7と、第2駆動軸8と、カム機構90と
からなり、このカム機構90は、円筒カム91と、第1
スライダブロック93と、第2スライダブロック94
と、ガイドレール95とから構成されている。 【0025】第1駆動軸7は、スライダ揺動手段9の駆
動力を第1スライダ3に伝達するためのものである。こ
の第1駆動軸7は、筒体からなるものであって、第1駆
動軸7の一端7aは第1スライダ3に取り付けられ、他
端7bは第1スライダブロック93に取り付けられてい
る。また第2駆動軸8は、スライダ揺動手段9の駆動力
を第2スライダ4に伝達するためのものである。この第
2駆動軸8は、杆体からなるものであって、第1駆動軸
7内の軸芯方向に沿って摺動可能に挿通されている。第
2駆動軸8の一端8aは第2スライダ4に取り付けら
れ、他端8bは第2スライダブロック94に取り付けら
れている。これらの第1駆動軸7及び第2駆動軸8は、
ガイドシャフト2を構成する一対のレール2a,2bの
間に設けられている。 【0026】円筒カム91は、第1スライダブロック9
3及び第2スライダブロック94を摺動させるためのも
のである。この円筒カム91は、その周壁面がガイドレ
ール95と若干の間隙をおいて平行に位置するように設
けられており、図示しないモータによって図外ベルト及
びプーリー92を介して回転されるようになされてい
る。円筒カム91の周壁には、前記第1及び第2スライ
ダ3、4の揺動パターンに対応するよう変位湾曲された
一対の凸条91a,91bが形成されている。 【0027】第1スライダブロック93は、円筒カム9
1の凸条91a,91bの変動に追随してガイドレール
95上を摺動することにより前記モータの駆動力を第1
駆動軸7に伝達するためのものである。また、第2スラ
イダブロック94は、円筒カム91の凸条91a,91
bの変動に追随してガイドレール95上を摺動すること
により前記モータの駆動力を第2駆動軸8に伝達するた
めのものである。これら、第1スライダブロック93及
び第2スライダブロック94には、円筒カム91の周壁
に形成された凸条91a,91bと合致するカムフォロ
ア930,940が形成されている。 【0028】ガイドレール95は、前記したように第1
スライダブロック93及び第2スライダブロック94を
摺動可能に支持するためのものである。このガイドレー
ル95は、ガイドシャフト2の延長線上に設けられてい
る。 【0029】次に上記構成の弾性部材取付装置1の動作
について、図5を参照しながら説明する。なお、図5で
は、シート材上における弾性部材X,Xの変位湾曲を説
明する便宜上、一方のシート材Aのみを図示し、これと
重合されるカバーシートD、及びこれら両シートを重合
するプレスロールEは図示していない。 【0030】ここでは、シート材A上に弾性部材X,X
を相互に最も離れた位置で接着し、この位置から弾性部
材X,Xをシート材Aの中央領域に向けて変位湾曲させ
つつ近接させていき、その後弾性部材X,Xをシート材
Aの中央領域で交差させた後再び相互に離間する方向に
変位湾曲させていく場合について説明する。 【0031】まず、第1スライダ3と第2スライダ4と
は、図5(a) に示すように、ガイドシャフト2上におい
て最も離間した位置にあり、このとき第1及び第2スラ
イダブロック93,94は最も近接した位置にある。し
たがって、円筒カム91は、その凸条91a,91bの
間隔が最も狭い箇所が、第1及び第2スライダブロック
93,94に対応する位置に来ている。 【0032】ここで、図外モータが起動し、円筒カム9
1が回転し始めると、図5(b)に示すように、それに
伴って円筒カム91上の凸条91a,91bの間隔が広
がっていく。これに追従して第1スライダブロック93
及び第2スライダブロック94がガイドレール95に沿
い離間していく。この第1及び第2スライダブロック9
3,94の動作が第1及び第2駆動軸7,8を介して第
1及び第2スライダ3,4に伝達され、第1及び第2ス
ライダ3,4が相互に近接していく。この動きに伴って
弾性部材X,Xはシート材Aの中央領域に向けて変位湾
曲されつつ近接していく。 【0033】さらに、円筒カム91が回転すると、図5
(c)に示すように、円筒カム91上の凸条91a,9
1bの間隔がやがて最大となり、これに伴って第1及び
第2スライダ3,4が最接近する。このとき、第1糸導
出部5と第2糸導出部6とが交差することとなり、これ
に追従して弾性部材X,Xもシート材A上で交差する。 【0034】引き続き円筒カム91が回転すると、第1
及び第2スライダブロック93,94及び第1及び第2
スライダ3,4が上記とは逆方向に動作、つまり図5
(b)、同図(a)の順に示す動作を行うこととなり、
これに伴って弾性部材X,Xはそれぞれシート材Aの両
側縁に向かって変位湾曲されていく。 【0035】以下、上記した動作が反復され、これによ
ってシート材A上に弾性部材X,Xが所定の波形線状に
導出されていく。 【0036】なお、円筒カム91の凸条の変位パターン
を変えることにより、第1スライダ3及び第2スライダ
4の揺動パターンを自由に変更することができる。した
がって、弾性部材X,Xは、全てが曲線で構成された波
形線状に限らず、例えば方形線状、或いは、直線と曲線
とが混在する線状であっても、好適に導出される。 【0037】また、スライダ揺動手段9は、上記した円
筒カム91による手段に限られるものではない。 【0038】 【0039】 【0040】 【0041】 【0042】 【0043】 【0044】 【0045】 【0046】 【発明の効果】上述したように本発明は構成されるか
ら、次のような効果が発揮される。 【0047】即ち、本発明に係る弾性部材取付装置は、
第1スライダ及び第2スライダは同一のガイドシャフト
上、つまり一軸上を揺動し、これら第1及び第2スライ
ダには第1糸導出部及び第2糸導出部が第1スライダと
第2スライダとが最接近した際に交差しうるように延出
されて設けられているので、一軸タイプでありながら
も、2組の弾性部材を相互に交差させることも可能とな
り、シート材上に2組の弾性部材を所望の波形線状に取
り付けることができる。したがって、特許第25328
24号公報に記載された発明と異なり設置スペースを余
分に必要とすることがない。また、本発明は、特許第2
532824号公報に記載された発明におけるトラバー
ス手段に要求される高い取付精度は不要であって、装置
の組立及び保守が容易である。 【0048】また、スライダ揺動手段における第1駆動
軸と第2駆動軸の一方を筒体、他方を該筒体内にその軸
芯方向に沿って摺動可能に挿通された杆体としているた
、ガイドシャフト周りに現れる駆動系は実質第1及び
第2駆動軸だけとなりコンパクトにまとめることが可能
となる。 【0049】また、スライダ揺動手段を、正逆回転可能
な一対のモータと、これら各モータの駆動力を前記第1
スライダ及び第2スライダにそれぞれ伝達する第1駆動
ベルト及び第2駆動ベルトとを備えたものとした場合
は、2組の弾性部材を高速に揺動させることが可能とな
り、紙おむつの量産化を促進し得る。 【0050】また、スライダ揺動手段をリニアモータと
し、ここで該リニアモータのアウターレールを前記ガイ
ドシャフトとし、前記リニアモータの可動子をそれぞれ
前記第1スライダ及び第2スライダに取り付けた構成と
した場合は、ガイドシャフト周りに駆動系が一切現出し
ないためより一層コンパクトにまとめることができると
ともに、2組の弾性部材を高速に揺動させることが可能
となり、紙おむつの量産化を促進し得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の弾性部材取付装置の一部を破断して示
す底面図である。 【図2】図1における本発明の弾性部材取付装置の側面
図である。 【図3】本発明の弾性部材取付装置の配設位置を示す概
略図である。 【図4】本発明の一実施の形態における糸導出部を示す
斜視図である。 【図5】本発明の弾性部材取付装置の動作を説明するた
めの図である。 【符号の説明】 1 弾性部材取付装置 2 ガイドシャフト 3 第1スライダ 4 第2スライダ 5 第1糸導出部 6 第2糸導出部 7 第1駆動軸 8 第2駆動軸 9 スライダ揺動手段 90 カム機構 91 円筒カム 93 第1スライダブロック 94 第2スライダブロック 95 ガイドレール X 弾性部材 A シート材 D カバーシート E プレスロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−280740(JP,A) 特開 平9−70412(JP,A) 特開 平11−332913(JP,A) 特開 平8−132576(JP,A) 特開 平10−80444(JP,A) 特開 平11−244328(JP,A) 特開 平10−323008(JP,A) 特許2532824(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 5/44

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 長手方向に搬送される帯状のシート材上
    に、2組の弾性部材を該シート材の送り方向に沿ってそ
    れぞれ山と谷とが交互に現れるよう且つ互いの山と谷と
    がシート材上において交差又は対向するように波形線状
    に取り付けるための装置であって、 前記シート材の搬送経路上に、該搬送経路と交差して設
    けられた1軸のガイドシャフトと、 このガイドシャフトに、該ガイドシャフトに沿って揺動
    可能に設けられた第1スライダ及び第2スライダと、 この第1スライダに設けられ、前記弾性部材を構成する
    複数本の弾性糸を相互に絡ませることなく前記シート材
    上に導出する第1糸導出部と、 この第1糸導出部と同方向に向けて前記第2スライダに
    設けられ、前記弾性部材を構成する複数本の弾性糸を相
    互に絡ませることなく前記シート材上に導出する第2糸
    導出部と、 前記第1スライダ及び第2スライダを、前記弾性部材が
    前記波形線状の曲線を描きうるように前記ガイドシャフ
    トに沿って揺動させるスライダ揺動手段と、を備え、 前記第1糸導出部は前記第2スライダ側に、第2糸導出
    部は前記第1スライダ側に、前記第1スライダと第2ス
    ライダとが最接近した際に交差しうるように、それぞれ
    延出されてなり、 前記スライダ揺動手段は、前記ガイドシャフトに沿って
    設けられるとともに、前記第1スライダ及び第2スライ
    ダにそれぞれ取り付けられた第1駆動軸及び第2駆動軸
    を備え、これら第1駆動軸と第2駆動軸とは、その一方
    が筒体であって他方が該筒体内にその軸心方向に沿って
    摺動可能に挿通された杆体である ことを特徴とする弾性
    部材取付装置。
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