JP3411016B2 - フィルタ回路 - Google Patents
フィルタ回路Info
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- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J5/00—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
- H03J5/24—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection
- H03J5/242—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection used exclusively for band selection
- H03J5/244—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection used exclusively for band selection using electronic means
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- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルタ回路に関
し、特に、平衡伝送回路間に並列に挿入された２系統の
フィルタ回路に関する。
し、特に、平衡伝送回路間に並列に挿入された２系統の
フィルタ回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は、従来のフィルタ回路の具体的構
成の一例として、移動体通信端末に適用される無線受信
機ＩＦ回路の構成を示している。ＩＦ周波数、またはそ
の占有周波数帯域幅が異なる２つの移動体通信システム
に共用可能な無線受信機ＩＦ回路を実現しようとする場
合、それぞれのシステムに適した特性の２系統のフィル
タを並列配置する構成が考えられる。図６はミキサ１を
介してＩＦ周波数に周波数変換された所望のＩＦ信号
を、２つのシステムそれぞれについて最適設計された第
１系平衡型ＩＦフィルタ２，第２系平衡型ＩＦフィルタ
１２のいずれかで濾波する構成であり、どちらのフィル
タを通過させるかはフィルタ系入力２接点型スイッチ
７、７’および８、８’で切り替える。図６において、
５、５’、５”、５’’’は平衡型フィルタマッチング
回路である。また、４はＩＦゲインコントロールアンプ
である。
成の一例として、移動体通信端末に適用される無線受信
機ＩＦ回路の構成を示している。ＩＦ周波数、またはそ
の占有周波数帯域幅が異なる２つの移動体通信システム
に共用可能な無線受信機ＩＦ回路を実現しようとする場
合、それぞれのシステムに適した特性の２系統のフィル
タを並列配置する構成が考えられる。図６はミキサ１を
介してＩＦ周波数に周波数変換された所望のＩＦ信号
を、２つのシステムそれぞれについて最適設計された第
１系平衡型ＩＦフィルタ２，第２系平衡型ＩＦフィルタ
１２のいずれかで濾波する構成であり、どちらのフィル
タを通過させるかはフィルタ系入力２接点型スイッチ
７、７’および８、８’で切り替える。図６において、
５、５’、５”、５’’’は平衡型フィルタマッチング
回路である。また、４はＩＦゲインコントロールアンプ
である。
【０００３】ところで、図６に示す構成では、分岐線路
の本数が多く配線が煩雑になるため、それを解決する手
段として図７に示すように、２系統のフィルタのうち１
系統を不平衡型フィルタ系（不平衡型フィルタマッチン
グ回路６、６’、第２系不平衡型ＩＦフィルタ３）で構
成する例が考えられる。このような構成を採用すること
により、ミキサ１〜第２系平衡型ＩＦフィルタ１２〜Ｉ
Ｆゲインコントロールアンプ４間の配線を２本削減する
ことが出来る。しかしながら、ミキサ１、ＩＦゲインコ
ントロールアンプ４の適正動作を実現するためにはそれ
ぞれの差動対の片側を第１系平衡型ＩＦフィルタ２に接
続したままにしておくことは好ましくないため、スイッ
チ７’、８’は継続して使用しなければならない。した
がって、このような構成では入出力にそれぞれ２個、計
４個の２接点型スイッチが必要となる。
の本数が多く配線が煩雑になるため、それを解決する手
段として図７に示すように、２系統のフィルタのうち１
系統を不平衡型フィルタ系（不平衡型フィルタマッチン
グ回路６、６’、第２系不平衡型ＩＦフィルタ３）で構
成する例が考えられる。このような構成を採用すること
により、ミキサ１〜第２系平衡型ＩＦフィルタ１２〜Ｉ
Ｆゲインコントロールアンプ４間の配線を２本削減する
ことが出来る。しかしながら、ミキサ１、ＩＦゲインコ
ントロールアンプ４の適正動作を実現するためにはそれ
ぞれの差動対の片側を第１系平衡型ＩＦフィルタ２に接
続したままにしておくことは好ましくないため、スイッ
チ７’、８’は継続して使用しなければならない。した
がって、このような構成では入出力にそれぞれ２個、計
４個の２接点型スイッチが必要となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
構成では２接点型スイッチが４個必要となり、回路構成
が複雑となるばかりでなく、部品点数が多いため小型化
への弊害となっていた。
構成では２接点型スイッチが４個必要となり、回路構成
が複雑となるばかりでなく、部品点数が多いため小型化
への弊害となっていた。
【０００５】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、構成が簡単で
部品点数が少ない小型化に適したフィルタ回路を提供す
ることにある。
たものであり、その目的とするところは、構成が簡単で
部品点数が少ない小型化に適したフィルタ回路を提供す
ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第１の発明は、フィルタ回路であって、パラレル
素子で構成される平衡型フィルタマッチング回路を含む
平衡型フィルタ系と、上記平衡型フィルタマッチング回
路のパラレル素子を直列に２等分割して得られる電圧中
性点に接続された不平衡型フィルタ系とからなる２系統
のフィルタ系と、上記２系統のフィルタ系の入出力に設
けられて当該入出力の平衡状態と不平衡状態を切り替え
る切り替え手段とを具備する。
めに、第１の発明は、フィルタ回路であって、パラレル
素子で構成される平衡型フィルタマッチング回路を含む
平衡型フィルタ系と、上記平衡型フィルタマッチング回
路のパラレル素子を直列に２等分割して得られる電圧中
性点に接続された不平衡型フィルタ系とからなる２系統
のフィルタ系と、上記２系統のフィルタ系の入出力に設
けられて当該入出力の平衡状態と不平衡状態を切り替え
る切り替え手段とを具備する。
【０００７】また、第２の発明は、第１の発明に係るフ
ィルタ回路において、上記切り替え手段は、上記２系統
のフィルタ系の入出力に各々設けられた２接点型スイッ
チを含み、この２接点型スイッチの一方の接点を上記平
衡型フィルタ系の入出力端差動対の片側に接続し、他方
の接点を接地する。
ィルタ回路において、上記切り替え手段は、上記２系統
のフィルタ系の入出力に各々設けられた２接点型スイッ
チを含み、この２接点型スイッチの一方の接点を上記平
衡型フィルタ系の入出力端差動対の片側に接続し、他方
の接点を接地する。
【０００８】また、第３の発明は、第１の発明に係るフ
ィルタ回路において、上記切り替え手段は、上記２系統
のフィルタ系の入出力に各々設けられた１接点型スイッ
チを含み、上記平衡型フィルタ系の入出力端差動対の片
側との接続の開閉を行なう。
ィルタ回路において、上記切り替え手段は、上記２系統
のフィルタ系の入出力に各々設けられた１接点型スイッ
チを含み、上記平衡型フィルタ系の入出力端差動対の片
側との接続の開閉を行なう。
【０００９】また、第４の発明は、第１の発明に係るフ
ィルタ回路において、上記切り替え手段は、上記２系統
のフィルタ系の入出力に各々設けられた２接点型スイッ
チを含み、この２接点型スイッチの一方の接点を上記平
衡型フィルタ系の入出力端差動対の片側に接続し、他方
の接点と接地との間にはリアクタンス素子を接続する。
ィルタ回路において、上記切り替え手段は、上記２系統
のフィルタ系の入出力に各々設けられた２接点型スイッ
チを含み、この２接点型スイッチの一方の接点を上記平
衡型フィルタ系の入出力端差動対の片側に接続し、他方
の接点と接地との間にはリアクタンス素子を接続する。
【００１０】また、第５の発明は、第１の発明に係るフ
ィルタ回路において、上記切り替え手段は、上記２系統
のフィルタ系の入力に設けられ、上記平衡型フィルタ系
の入出力端差動対の片側との接続の開閉を行なう１接点
型スイッチと、上記２系統のフィルタ系の出力に設けら
れ、一方の接点を上記平衡型フィルタ系の出力端差動対
の片側に接続し、他方の接点と接地との間にはリアクタ
ンス素子を接続した２接点型スイッチとを含む。
ィルタ回路において、上記切り替え手段は、上記２系統
のフィルタ系の入力に設けられ、上記平衡型フィルタ系
の入出力端差動対の片側との接続の開閉を行なう１接点
型スイッチと、上記２系統のフィルタ系の出力に設けら
れ、一方の接点を上記平衡型フィルタ系の出力端差動対
の片側に接続し、他方の接点と接地との間にはリアクタ
ンス素子を接続した２接点型スイッチとを含む。
【００１１】また、第６の発明は、第１の発明に係るフ
ィルタ回路において、上記切り替え手段は、上記２系統
のフィルタ系の入力に設けられ、一方の接点を上記平衡
型フィルタ系の出力端差動対の片側に接続し、他方の接
点と接地との間にはリアクタンス素子を接続した２接点
型スイッチと、上記２系統のフィルタ系の出力に設けら
れ、上記平衡型フィルタ系の入出力端差動対の片側との
接続の開閉を行なう１接点型スイッチとを含む。
ィルタ回路において、上記切り替え手段は、上記２系統
のフィルタ系の入力に設けられ、一方の接点を上記平衡
型フィルタ系の出力端差動対の片側に接続し、他方の接
点と接地との間にはリアクタンス素子を接続した２接点
型スイッチと、上記２系統のフィルタ系の出力に設けら
れ、上記平衡型フィルタ系の入出力端差動対の片側との
接続の開閉を行なう１接点型スイッチとを含む。
【００１２】
【発明の実施の形態】まず本実施形態の概略を説明す
る。本実施形態では、平衡型フィルタ（以下１系とす
る。）マッチング回路のパラレル素子を直列に２等分割
して得られる電圧中性点に、不平衡型フィルタ（以下２
系とする。）の入出力を接続することによって従来の構
成からスイッチを２個削減するものである。１系動作時
に２系は平衡伝送中性点に接続されているため、２系の
動作特性が１系の動作特性に与える影響は非常に小さ
い。この状態にてフィルタ系入出力のスイッチによって
平衡状態が崩されて不平衡状態になると、１系入力側中
性点は２系駆動点に、１系出力側中性点は２系負荷点に
切り替わる。すなわち１系から２系への切り替えは平衡
状態を崩壊するスイッチのみでよく、入出力で２個あれ
ばよいことになる。これによって、スイッチが４個必要
であった従来の構成に対しスイッチ２個で構成可能であ
ることになり、構成が簡単で部品点数が少ない回路を実
現することができる。
る。本実施形態では、平衡型フィルタ（以下１系とす
る。）マッチング回路のパラレル素子を直列に２等分割
して得られる電圧中性点に、不平衡型フィルタ（以下２
系とする。）の入出力を接続することによって従来の構
成からスイッチを２個削減するものである。１系動作時
に２系は平衡伝送中性点に接続されているため、２系の
動作特性が１系の動作特性に与える影響は非常に小さ
い。この状態にてフィルタ系入出力のスイッチによって
平衡状態が崩されて不平衡状態になると、１系入力側中
性点は２系駆動点に、１系出力側中性点は２系負荷点に
切り替わる。すなわち１系から２系への切り替えは平衡
状態を崩壊するスイッチのみでよく、入出力で２個あれ
ばよいことになる。これによって、スイッチが４個必要
であった従来の構成に対しスイッチ２個で構成可能であ
ることになり、構成が簡単で部品点数が少ない回路を実
現することができる。
【００１３】このように、平衡型ＩＦフィルタマッチン
グ回路のパラレル素子を直列に２等分割して得られる電
圧中性点に、不平衡型ＩＦフィルタの入出力を接続する
ようにしたので、従来の構成からスイッチを削減するこ
とができ、これによって構成が簡単で部品点数が少ない
小型化に適した受信機ＩＦ回路が実現可能となる。
グ回路のパラレル素子を直列に２等分割して得られる電
圧中性点に、不平衡型ＩＦフィルタの入出力を接続する
ようにしたので、従来の構成からスイッチを削減するこ
とができ、これによって構成が簡単で部品点数が少ない
小型化に適した受信機ＩＦ回路が実現可能となる。
【００１４】以下に、図面を参照して本発明の実施形態
を詳細に説明する。図１は本発明の第１実施形態の構成
を示す図である。１はミキサ、２は第１系平衡型ＩＦフ
ィルタ、３は第２系不平衡型ＩＦフィルタ、４はＩＦゲ
インコントロールアンプ、５、５’は平衡型フィルタマ
ッチング回路、６、６’は不平衡型フィルタマッチング
回路、７はフィルタ系入力２接点型スイッチ、８はフィ
ルタ系出力２接点型スイッチである。平衡型フィルタマ
ッチング回路５、５’と第１系平衡型ＩＦフィルタ２）
とは平衡型フィルタ系を構成する。また、不平衡型フィ
ルタマッチング回路６、６’及び第２系不平衡型ＩＦフ
ィルタ３とは不平衡型フィルタ系を構成する。
を詳細に説明する。図１は本発明の第１実施形態の構成
を示す図である。１はミキサ、２は第１系平衡型ＩＦフ
ィルタ、３は第２系不平衡型ＩＦフィルタ、４はＩＦゲ
インコントロールアンプ、５、５’は平衡型フィルタマ
ッチング回路、６、６’は不平衡型フィルタマッチング
回路、７はフィルタ系入力２接点型スイッチ、８はフィ
ルタ系出力２接点型スイッチである。平衡型フィルタマ
ッチング回路５、５’と第１系平衡型ＩＦフィルタ２）
とは平衡型フィルタ系を構成する。また、不平衡型フィ
ルタマッチング回路６、６’及び第２系不平衡型ＩＦフ
ィルタ３とは不平衡型フィルタ系を構成する。
【００１５】図１に示す構成において、１系動作時には
２接点型スイッチ７、８は側に接続される。第２系Ｉ
Ｆフィルタ入出力は平衡伝送電圧中性点Ａに接続されて
いるため、２系の動作特性が１系の動作特性に与える影
響は非常に小さい。次に、２系動作時には２接点型スイ
ッチ７、８は側に接続される。これによって１系入力
の平衡状態は崩れて不平衡状態となり、１系入力側中性
点Ａは２系駆動点に、１系出力側中性点Ａは２系負荷点
に切り替わる。
２接点型スイッチ７、８は側に接続される。第２系Ｉ
Ｆフィルタ入出力は平衡伝送電圧中性点Ａに接続されて
いるため、２系の動作特性が１系の動作特性に与える影
響は非常に小さい。次に、２系動作時には２接点型スイ
ッチ７、８は側に接続される。これによって１系入力
の平衡状態は崩れて不平衡状態となり、１系入力側中性
点Ａは２系駆動点に、１系出力側中性点Ａは２系負荷点
に切り替わる。
【００１６】不平衡型フィルタマッチング回路６、６’
はこの状態に同調させてあるので、２系の特性が支配的
となる。また１系入力の平衡状態が崩れると同時に、平
衡型フィルタマッチング回路５、５’が離調するので１
系の動作特性が２系の動作特性に与える影響は非常に小
さい。
はこの状態に同調させてあるので、２系の特性が支配的
となる。また１系入力の平衡状態が崩れると同時に、平
衡型フィルタマッチング回路５、５’が離調するので１
系の動作特性が２系の動作特性に与える影響は非常に小
さい。
【００１７】図２は、本発明の第２実施形態の構成を示
す図である。第２実施形態の構成は、第１実施形態のフ
ィルタ系入力２接点型スイッチ７、フィルタ系出力２接
点型スイッチ８の接点側をオープンとしたもので、実
質入出力それぞれのスイッチを１接点型スイッチ１０、
１１に置き換えたものと考えることができる。１接点型
スイッチは２接点型スイッチよりも構造が簡単であり、
この実施形態はより小型化に適しているといえる。
す図である。第２実施形態の構成は、第１実施形態のフ
ィルタ系入力２接点型スイッチ７、フィルタ系出力２接
点型スイッチ８の接点側をオープンとしたもので、実
質入出力それぞれのスイッチを１接点型スイッチ１０、
１１に置き換えたものと考えることができる。１接点型
スイッチは２接点型スイッチよりも構造が簡単であり、
この実施形態はより小型化に適しているといえる。
【００１８】図３は、本発明の第３実施形態の構成を示
す図である。第３実施形態は、第１実施形態のフィルタ
系入力２接点型スイッチ７及びフィルタ系出力２接点型
スイッチ８の接点とＧＮＤとの間にそれぞれ任意のリ
アクタンス素子９、９’を接続したものである。これは
第１実施形態、第２実施形態における２系動作状態にお
ける構成を一般化したものであり、リアクタンス素子
９、９’は２系動作が最適になるように決定することが
できる。
す図である。第３実施形態は、第１実施形態のフィルタ
系入力２接点型スイッチ７及びフィルタ系出力２接点型
スイッチ８の接点とＧＮＤとの間にそれぞれ任意のリ
アクタンス素子９、９’を接続したものである。これは
第１実施形態、第２実施形態における２系動作状態にお
ける構成を一般化したものであり、リアクタンス素子
９、９’は２系動作が最適になるように決定することが
できる。
【００１９】ここで、接点側の終端条件を２系動作が
最適になるように決定するという観点から、接点の終
端条件としては様々なものが考えられる。図４に示す第
４実施形態はその１例である。この例では第１実施形態
のフィルタ系入力２接点型スイッチ７の接点側をオー
プン、すなわち２接点型スイッチ７を１接点型スイッチ
１０に置き換え、フィルタ系出力２接点型スイッチ８の
接点とＧＮＤとの間に任意のリアクタンス素子９を接
続したものである。またこれとは逆に、第１実施形態の
フィルタ系入力２接点型スイッチ７の接点とＧＮＤと
の間に任意のリアクタンス素子９を接続し、フィルタ系
出力２接点型スイッチ８をフィルタ系出力１接点型スイ
ッチ１１に置き換える図５に示すような第５実施形態の
構成も考えられる。
最適になるように決定するという観点から、接点の終
端条件としては様々なものが考えられる。図４に示す第
４実施形態はその１例である。この例では第１実施形態
のフィルタ系入力２接点型スイッチ７の接点側をオー
プン、すなわち２接点型スイッチ７を１接点型スイッチ
１０に置き換え、フィルタ系出力２接点型スイッチ８の
接点とＧＮＤとの間に任意のリアクタンス素子９を接
続したものである。またこれとは逆に、第１実施形態の
フィルタ系入力２接点型スイッチ７の接点とＧＮＤと
の間に任意のリアクタンス素子９を接続し、フィルタ系
出力２接点型スイッチ８をフィルタ系出力１接点型スイ
ッチ１１に置き換える図５に示すような第５実施形態の
構成も考えられる。
【００２０】上記した実施形態によれば、従来のデュア
ルモードシステム受信機ＩＦ回路に要するスイッチの数
を削減することが可能となり、これによって構成が簡単
で部品点数が少ない小型化に適した受信機ＩＦ回路の実
現が可能となる。
ルモードシステム受信機ＩＦ回路に要するスイッチの数
を削減することが可能となり、これによって構成が簡単
で部品点数が少ない小型化に適した受信機ＩＦ回路の実
現が可能となる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、構成が簡単で部品点数
が少ない小型化に適したフィルタ回路を提供することが
できる。
が少ない小型化に適したフィルタ回路を提供することが
できる。
【図１】本発明の第１実施形態の構成を示す図である。
【図２】本発明の第２実施形態の構成を示す図である。
【図３】本発明の第３実施形態の構成を示す図である。
【図４】本発明の第４実施形態の構成を示す図である。
【図５】本発明の第５実施形態の構成を示す図である。
【図６】従来のフィルタ回路の具体的構成の一例を示す
図である。
図である。
【図７】従来のフィルタ回路の具体的構成の他の例を示
す図である。
す図である。
１ ミキサ
２ 第１系平衡型ＩＦフィルタ
３ 第２系不平衡型ＩＦフィルタ
４ ＩＦゲインコントロールアンプ
５、５’、５”、５’’’…平衡型フィルタマッチング
回路 ６、６’…不平衡型フィルタマッチング回路 ７、７’…フィルタ系入力２接点型スイッチ ８、８’…フィルタ系出力２接点型スイッチ ９、９’…終端用リアクタンス素子 １０…フィルタ系入力１接点型スイッチ １１…フィルタ系出力１接点型スイッチ １２…第２系平衡型ＩＦフィルタ
回路 ６、６’…不平衡型フィルタマッチング回路 ７、７’…フィルタ系入力２接点型スイッチ ８、８’…フィルタ系出力２接点型スイッチ ９、９’…終端用リアクタンス素子 １０…フィルタ系入力１接点型スイッチ １１…フィルタ系出力１接点型スイッチ １２…第２系平衡型ＩＦフィルタ
Claims (6)
- 【請求項１】 パラレル素子で構成される平衡型フィル
タマッチング回路を含む平衡型フィルタ系と、上記平衡
型フィルタマッチング回路のパラレル素子を直列に２等
分割して得られる電圧中性点に接続された不平衡型フィ
ルタ系とからなる２系統のフィルタ系と、 上記２系統のフィルタ系の入出力に設けられて当該入出
力の平衡状態と不平衡状態を切り替える切り替え手段と
を具備することを特徴とするフィルタ回路。 - 【請求項２】 上記切り替え手段は、上記２系統のフィ
ルタ系の入出力に各々設けられた２接点型スイッチを含
み、この２接点型スイッチの一方の接点を上記平衡型フ
ィルタ系の入出力端差動対の片側に接続し、他方の接点
を接地することを特徴とする請求項１記載のフィルタ回
路。 - 【請求項３】 上記切り替え手段は、上記２系統のフィ
ルタ系の入出力に各々設けられた１接点型スイッチを含
み、上記平衡型フィルタ系の入出力端差動対の片側との
接続の開閉を行なうことを特徴とする請求項１記載のフ
ィルタ回路。 - 【請求項４】 上記切り替え手段は、上記２系統のフィ
ルタ系の入出力に各々設けられた２接点型スイッチを含
み、この２接点型スイッチの一方の接点を上記平衡型フ
ィルタ系の入出力端差動対の片側に接続し、他方の接点
と接地との間にはリアクタンス素子を接続することを特
徴とする請求項１記載のフィルタ回路。 - 【請求項５】 上記切り替え手段は、上記２系統のフィ
ルタ系の入力に設けられ、上記平衡型フィルタ系の入出
力端差動対の片側との接続の開閉を行なう１接点型スイ
ッチと、上記２系統のフィルタ系の出力に設けられ、一
方の接点を上記平衡型フィルタ系の出力端差動対の片側
に接続し、他方の接点と接地との間にはリアクタンス素
子を接続した２接点型スイッチとを含むことを特徴とす
る請求項１記載のフィルタ回路。 - 【請求項６】 上記切り替え手段は、上記２系統のフィ
ルタ系の入力に設けられ、一方の接点を上記平衡型フィ
ルタ系の出力端差動対の片側に接続し、他方の接点と接
地との間にはリアクタンス素子を接続した２接点型スイ
ッチと、上記２系統のフィルタ系の出力に設けられ、上
記平衡型フィルタ系の入出力端差動対の片側との接続の
開閉を行なう１接点型スイッチとを含むことを特徴とす
る請求項１記載のフィルタ回路。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000367354A JP3411016B2 (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | フィルタ回路 |
| US09/982,275 US20020067226A1 (en) | 2000-12-01 | 2001-10-19 | Filter Circuit |
| EP01124328A EP1213835A1 (en) | 2000-12-01 | 2001-10-19 | Filter circuit |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002171187A JP2002171187A (ja) | 2002-06-14 |
| JP3411016B2 true JP3411016B2 (ja) | 2003-05-26 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020067226A1 (ja) |
| EP (1) | EP1213835A1 (ja) |
| JP (1) | JP3411016B2 (ja) |
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