JP3410446B2 - 言語入力システム、その処理方法および記録媒体 - Google Patents

言語入力システム、その処理方法および記録媒体

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JP3410446B2
JP3410446B2 JP2000309546A JP2000309546A JP3410446B2 JP 3410446 B2 JP3410446 B2 JP 3410446B2 JP 2000309546 A JP2000309546 A JP 2000309546A JP 2000309546 A JP2000309546 A JP 2000309546A JP 3410446 B2 JP3410446 B2 JP 3410446B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された読みに
対する1以上の変換候補を候補リストへ表示し、表示さ
れた変換候補から1つの変換候補を選択し確定すること
ができる言語入力システム、その処理方法および記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置に入力された言語、
たとえば日本語の読みを所望の日本語表記(ひらがな、
カタカナ、漢字、記号その他)に変換する日本語入力シス
テムがある。日本語入力システムのプログラムとして例
えば、マイクロソフト社のMS-IME(商標)、ジャストシ
ステム社のATOK(商標)、バックス社のVJE(商標)お
よびその他がある。
【0003】以下、Windows98(マイクロソフト社の商
標)等のOS(operating system)環境で動作するパー
ソナルコンピュータにおける、マイクロソフト社のMS-I
ME2000(商標)の動作について説明する。MS-IME2000
は、MS-IME2000が予め有している辞書データ(以下、シ
ステム辞書と呼ぶ)を参照し、入力された読みに対する
1以上の変換候補(以下、単に候補と呼ぶ)をシステム
辞書から取得する。MS-IME2000はパーソナルコンピュー
タの表示画面に候補リストとして表示し、読みをユーザ
が選択し確定した1候補に変換する。
【0004】図1〜図3、図6および図7はMS-IME2000
の動作条件の属性(以下、プロパティと呼ぶ)の設定画
面である。ユーザは図1の(B)のように、初期変換モ
ードのリスト102から設定したい初期変換モードを選
択する。たとえば初期変換モードとして人名/地名変換
モード103を選択すると、入力された読みの候補は人
名/地名変換モード時にオープンされるシステム辞書か
ら取得され、表示される。
【0005】図1の(A)は、初期変換モードとして一
般変換モード101が選択された場合を示す。さらに図
1の(A)の候補一覧104の設定のようにひらがなお
よび全角カタカナのチェックボックスをチェックしてお
くことにより、表示される候補として、システム辞書か
ら取得した候補に加えてひらがなや全角カタカナの候補
も表示される。
【0006】図2は、初期変換モードの設定に依存せず
に、常にMS-IME2000が動作時にオープンし参照するシス
テム辞書の設定を示す。図2の(A)は、ユーザが各シ
ステム辞書のチェックボックスをチェックして全システ
ム辞書をオープンする場合を示す。図2の(B)は、MS
-IME2000標準辞書のチェックボックス201をチェック
してその辞書のみをオープンする場合を示す。
【0007】また図2において、読みに対してユーザが
選択し確定した候補の記録(いわゆる学習結果)をユー
ザ辞書に書き込む設定を行う場合は、ユーザはチェック
ボックス202をチェックする。この場合、MS-IME2000
は学習機能を有し、以前と同じ読みの1以上の候補表示
時に、学習結果からその読みの候補を取得し、その取得
した候補を最上位で画面表示する。
【0008】図3は、MS-IME2000の初期変換モードの設
定に依存し、MS-IME2000が、各システム辞書をそれに対
してデフォルトで決められた変換モードの場合にオープ
ンするようにした設定を示す。たとえば、ユーザがMS-I
ME2000人名地名辞書のチェックボックス301をダブル
クリックし、グレーにチェックする。この場合、MS-IME2
000人名地名辞書のプロパティ画面302中のデフォル
トの変換モード303に表示されている人名/地名変換
モードの場合のみに、MS-IME2000人名地名辞書がオープ
ンされる。
【0009】(1)全システム辞書オープン時の変換 図4は、読み「はな」を人名/地名の「羽名」へ変換す
る場合の例を示す。この場合のMS-IME2000のプロパティ
は図1の(A)の設定であり、システム辞書は図2の
(A)に示すように全システム辞書がオープンされてい
る。
【0010】この場合ユーザは、図4の(A)の候補リ
スト401中に所望の「羽名」が見つからないため、フ
ォーカスを移動し候補リスト401をスクロールして図
4の(B)の更新された候補リスト402中に「羽名」
を見つける。フォーカスを候補羽名403に移動した時
に候補リスト402中に表示される符号404の分数
「11/18」は、候補羽名403が候補18個中の1
1番目の候補であることを示す。
【0011】(2)特定システム辞書オープン時の変換 図5は、読み「はな」を人名/地名の「羽名」へ変換し
ようとする場合の例を示す。この場合のMS-IME2000のプ
ロパティは図1の(A)の設定であり、システム辞書は
図2の(B)に示すようにMS-IME2000標準辞書のみをオ
ープンする場合を示す。
【0012】この場合ユーザは、図5の候補リスト50
1中に所望の「羽名」が見つからない。この時に候補リ
スト501中に表示される符号502の分数「2/8」
は、フォーカスされている候補鼻503が候補8個中の
2番目の候補であることを示す。
【0013】図5において、ユーザは所望の「羽名」を
見つけられないため、あらためてシステム辞書を図2の
(A)に示すように全システム辞書をオープンとする
か、MS-IME2000人名地名辞書のみをオープンに設定しな
おす。
【0014】あるいは、図3のように、各システム辞書
をそれに対してデフォルトで決められた変換モードの場
合にオープンするようにした設定し、図1の(B)のよ
うに、初期変換モードを人名/地名変換モード103に
設定して、人名/地名変換モード時にオープンされるMS-
IME2000人名地名辞書がオープンされるように設定しな
おす。
【0015】(3)システム辞書のデフォルトで決めら
れた変換モードがない場合の変換 図6は、MS-IME2000が、各システム辞書をそれに対して
デフォルトで決められた変換モードの場合にオープンす
るようにした設定を示す。ここでは、ユーザがMS-IME20
00カタカナ語英語辞書のチェックボックス601をダブ
ルクリックし、グレーにチェックする。この場合、MS-IM
E2000カタカナ語英語辞書のプロパティ画面602中の
デフォルトの変換モード603には何も表示されない
(デフォルトで決められた変換モードがない)。すなわ
ち、デフォルトではどの変換モードでもMS-IME2000カタ
カナ語英語辞書はオープンされない。
【0016】この場合ユーザは、たとえば読み「まいく
ろそふと」を英語の「Microsoft」へ変換しようとして
も候補リスト中に「Microsoft」を見つけられないた
め、あらためて図7に示すように、MS-IME2000カタカナ
語英語辞書のチェックボックス701をクリックしてチ
ェックし、MS-IME2000カタカナ英語辞書をオープンに設
定しなおす。
【0017】(4)図1の(A)の候補一覧におけるチ
ェック/非チェック文字種の変換 図1の(A)の候補一覧104の設定では、表示される
候補としてひらがなや全角カタカナの候補も永久に表示
される。一方、候補一覧104にある半角カタカナおよ
びローマ字等の候補は表示されない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述の(1)のように
全システム辞書をオープンして変換するユーザも少なく
ない。この場合、候補が多すぎて所望の候補を見つけ辛
く、候補リストの表示および変換時の速度、変換精度に
支障をきたす恐れがある。
【0019】逆に上述の(2)のように候補が少ないた
めに所望の候補が見つからない場合に、あらためてプロ
パティを設定しなおすことを要することに気づいてもプ
ロパティ設定が煩雑である。このため、必要なプロパテ
ィ設定画面までたどりことが容易でない。また、所望の
候補がどのシステム辞書にあるのかを調べることにも労
力を要する。変換モードを変更するのもわずらわしさを
与えるため、特定の変換モードのままで操作をしたい、
というユーザの要望もある。
【0020】さらに上述の(3)のように、デフォルト
ではどの変換モードでもオープンされないシステム辞書
に対しては、結局ユーザ自身がそのシステム辞書をオー
プンしておかなければならない。また、上述の(4)の
ように、設定により永久に表示される候補と、逆に設定
しないと表示されない候補がある。このため、使い勝手
良くないという解決すべき課題が従来技術にはあった。
【0021】そこで本発明の目的は、設定の変更が少な
くて使い易い言語入力システム、その処理方法および記
録媒体を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、読みに対する変換候補を
記載し、変換候補が分野毎に集められた複数の辞書を予
め記憶した記憶手段を有し、前記複数の辞書の中の選択
された辞書から、入力された読みに対する1以上の変換
候補を取得して表示し、当該表示された変換候補の中か
ら、変換後の文字列として使用する1つの変換候補を選
択するための言語入力システムにおいて、前記複数の辞
書の中の選択された辞書以外の辞書に前記入力された読
みに対する変換候補が存在する場合には、当該選択され
た辞書以外で、前記入力された読みに対する変換候補を
有する辞書を案内表示する案内手段を備えたことを特徴
とする。
【0023】請求項2の発明は、請求項1に記載の言語
入力システムにおいて、前記案内手段によりコマンド文
字列で案内表示が行われ、該コマンド文字列が指定操作
された場合に、案内表示されている辞書上の、入力され
た読みに対応する変換候補を選択のために表示すること
を特徴とする。
【0024】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載の言語入力システムにおいて、前記言語は日本
語であることを特徴とする。
【0025】請求項4の発明は、読みに対する変換候補
を記載し、変換候補が分野毎に集められた複数の辞書を
予め記憶した記憶手段を有し、前記複数の辞書の中の選
択された辞書から、入力された読みに対する1以上の変
換候補を取得して表示し、当該表示された変換候補の中
から、変換後の文字列として使用する1つの変換候補を
選択するための言語入力システムの処理方法において、
前記複数の辞書の中の選択された辞書以外の辞書に前記
入力された読みに対する変換候補が存在する場合には、
当該選択された辞書以外で、前記入力された読みに対す
る変換候補を有する辞書の案内表示を行うことを特徴と
する。
【0026】請求項5の発明は、請求項1に記載の言語
入力システムの処理方法において、前記案内表示はコマ
ンド文字列の表示であり、該コマンド文字列が指定操作
された場合に、案内表示されている辞書上の、入力され
た読みに対応する変換候補を選択のために表示すること
を特徴とする。
【0027】請求項6の発明は、請求項1または請求項
2に記載の言語入力システムの処理方法において、前記
言語は日本語であることを特徴とする。
【0028】請求項7の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の言語入力システムの機能を実現するた
めのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の
箇所には同一の符号を付している。
【0030】本発明実施形態では、日本語入力システム
の日本語入力プログラム名をEasy Input(仮称)とし、
日本語入力システムを動作せせる情報処理装置は、動作
環境としてOSをたとえばWindows98(マイクロソフ
ト社の商標)としたパーソナルコンピュータとする。
【0031】Easy Inputは、Easy Inputが予め有してい
るシステム辞書を参照し、入力された読みに対する1以
上の候補をシステム辞書から取得する。次にEasy Input
はパーソナルコンピュータの表示画面に候補リストとし
て表示し、読みをユーザが選択し確定した1候補に変換
する。本発明実施形態の特徴は、使用不可となっている
辞書を一時的に使用可能とし、変換する読みに対して候
補リストには当初出てこない候補を一時的に使用可能と
した辞書から取得して、それらを一時的に候補として表
示し、ユーザがその一時的に表示された候補から所望の
候補を選択し確定することにある。
【0032】図8は、パーソナルコンピュータの表示画
面に表示されたEasy Inputのプロパティ設定画面を示
す。図8において、上述の従来の技術で説明した学習結
果はユーザ辞書801に記録され、Easy Inputは周知の
学習機能を有する。また、EasyInputが有するシステム
辞書としては、システム辞書リスト802に示すマイク
ロソフト社製のシステム辞書を想定する。
【0033】図8の(A)に示すように、本実施形態で
は標準辞書のみをEasy Inputの動作時に常時オープンす
るように、ユーザはチェックボックス803をチェック
しておく。図8の(B)は、システム辞書リスト802
を最後までスクロールした画面を示す。
【0034】図9、図10は、図8のプロパティ設定の
条件で、ユーザがパーソナルコンピュータでエディタを
起動し、読み「はな」を入力し、人名/地名の「羽名」へ
EasyInputを使用して変換する例を示す。最終的にEasy
Inputは変換結果の「羽名」をエディタへ渡し、ユーザ
は変換結果を取得することによりエディタ上で文章を編
集する。
【0035】図9において、ユーザがエディタ901の
入力ラインへ読み「はな」を入力し、読みの情報をEasy
Inputへ渡す(図9の(A))。続いてユーザが変換キ
ー(たとえばスペースキー)を押すと、最初の変換文字
列がエディタ上の読み「はな」の入力ラインに表示され
る(不図示)。最初の変換文字列は、読み「はな」に対
して、上記学習結果が有れば学習機能により学習結果か
ら取得される候補であり、学習結果がなければオープン
中の標準辞書から取得される最初の候補(花)である。
【0036】さらにユーザが変換キーを押すと、候補リ
スト902がパーソナルコンピュータの表示画面に表示
される(図9の(B))。本実施形態では候補リスト9
02は最大で9個の候補を表示する。候補リスト902
の候補は上から順に、上記最初の変換文字列である
「花」を筆頭に、オープン中の標準辞書から順に取得さ
れる候補、最後にコマンド文字列(()付き候補)であ
る。候補リスト902の表示直後は、フォーカスは2番
目の候補「鼻」に有り、フォーカスされた候補がエディ
タ上の入力ラインの変換文字列として表示される。
【0037】コマンド文字列は、たとえば符号903の
「(単漢字)」等である。”候補リスト中”のコマンド
文字列は、読みに対する候補を有し且つ”オープンされ
ていない”システム辞書に対応する。たとえば、本実施
形態では、読み「はな」に対する候補を有しオープンさ
れていないシステム辞書として、単漢字辞書、人名地名
辞書および記号辞書がある。読み「はな」とこれら3個
のシステム辞書情報(辞書名とそれに対応するコマンド
文字列)との対応は図12に示すようになっている(図
12;後述の辞書ルックアップテーブル)。
【0038】さらにユーザが変換キーまたは↓(down)
キーを押し下げ、図9の(B)の候補リスト902中の
フォーカスを「(単漢字)」903より下へ移動する
と、候補リスト902はスクロールし、更新された候補リ
スト904中に次の最大9個の候補を表示する(図9の
(C))。
【0039】候補リスト904の候補は上から順に、オ
ープン中の標準辞書から順に取得される候補、コマンド
文字列として符号903の「(単漢字)」、符号905
の「(人名地名)」および符号906の「(記号)」等
である。図9の(C)に示すコマンド文字列「(人名地
名)」905にフォーカスを移動した場合には、エディ
タ上の入力ラインの変換文字列としては、オープン中の
標準辞書から順に取得される候補中の最後の候補ハナ9
07が表示される。
【0040】図10は、ユーザが図9の(C)における
フォーカスされたコマンド文字列「(人名地名)」90
5を選択するために、その後に確定キー(たとえばエン
ターキー)を押した場合のパーソナルコンピュータの表
示画面を示す。
【0041】コマンド文字列「(人名地名)」905が
フォーカスされた状態で確定キーが押されると、Easy I
nputの内部的なコマンドが発生し、コマンド文字列
「(人名地名)」と対応する人名地名辞書(図12参
照)が一時的にオープンされる。
【0042】そして、読み「はな」に対して、一時的に
オープン中の人名地名辞書から順に取得される候補が、
図9の(C)における候補リスト904中のコマンド文
字列「(人名地名)」905と入れ替えて追加され、更
新された候補リスト1001中に次の最大9個の候補が
表示される(図10の(A))。
【0043】図10の(A)において、コマンド文字列
「(単漢字)」903とコマンド文字列「(記号)」9
06の間の候補が、人名地名辞書から取得され追加され
た候補である。この時、フォーカスは追加された候補の
最初の候補曄1002に有り、フォーカスされた候補が
エディタ上の入力ラインの変換文字列として表示され
る。
【0044】ユーザは、候補リスト1001中の追加さ
れた候補に所望の「羽名」を見つけ、変換キーまたは↓
(down)キーを押し下げてフォーカスを候補羽名100
3に移動する(図10の(B))。フォーカスされた候
補「羽名」がエディタ上の入力ラインの変換文字列とし
て表示される。
【0045】次にユーザが確定キーを押すと、候補リス
ト1001は閉じられ、エディタ上の入力ラインの変換
文字列は「羽名」に確定される(図10の(C))。さ
らに、Easy Input内部では、確定された「羽名」が学習
結果として記録され、一時的にオープン中の人名地名辞
書はクローズされる。
【0046】上記のように日本語の読みを所望の日本語
表記に変換するための、日本語入力プログラムをインス
トールした情報処理装置による日本語入力システムのシ
ステム構成の一例を図11を参照して説明する。本実施
形態では、OSとしてウィンドウズ98(マイクロソフ
ト社の商標)を搭載した汎用のパーソナルコンピュータ
について説明する。
【0047】図11において、1101はCPUであ
り、システムメモリ1102にロードされたプログラム
を実行する。システムメモリ1102はCPU1101
の実行するプログラムで必要な入力データ、プログラム
の実行結果等各種のデータを保存する。また、システム
メモリ1102はディスプレイ1107に表示するデー
タや、キーボード1106や入出力インターフェース
(I/O)1103から入力されたデータを一時記憶す
る。
【0048】1103はI/Oであり、外部機器から入
力された信号をアナログからデジタルに変換する。11
04はCDROMドライブであり、装着されたCDRO
M1105からデータを読み取る。本実施形態では、日
本語入力プログラム、それに付随したシステム辞書およ
び関連のデータをCDROM1105から読み取る。読
み取られたプログラムおよび関連のデータは後述のハー
ドディスク記憶装置(HD)1108にインストールさ
れる。
【0049】1106はキーボードであり、文字に対応
するキーを押下することで、文字を入力する。1107
はディスプレイであり、キーボード1106から入力さ
れた文字やCPU1101の演算結果を可視表示する。
1115はディスプレイ1107の表示画面上に表示さ
れたポインタ(カーソル図形)を移動させ、また、その
位置を確定のために指示することの可能なポインティン
グデバイスであり、本実施形態では、マウスを使用す
る。上記ポインタの移動はマウス1115自身をユーザ
が移動し、ポインタの位置の確定は左右のクリックボタ
ンで行われる。
【0050】1108はHDである。HD1108には
以下に述べるプログラム、データが保存目的で記憶され
ている。
【0051】1109はパーソナルコンピュータおよび
周辺機器を制御するためのOSであり、本実施形態では
上述のウィンドウズ98が使用される。1110は、設
定データであり、図8のプロパティ画面でOKボタン8
04により設定された情報がコンテキスト(データの集
合)の形態で記憶される。
【0052】1111は辞書データであり、本実施形態
の日本語入力プログラムに付随したシステム辞書、およ
び日本語入力プログラムが生成する図8に示したユーザ
辞書801等である。
【0053】1112は辞書ルックアップテーブルであ
る。このテーブルの概要は後述する。
【0054】1113はユーザが文書を作成するための
エディタである。1114は日本語入力プログラムであ
り、キーボード1106から入力された読みの文字列を
所望の日本語表記(ひらがな、カタカナ、漢字、記号その
他)に変換する。
【0055】その他、HDには各種のアプリケーション
プログラムが搭載されている。また、図8〜図10の設
定画面や候補リストを表示するためのイメージデータも
GUI(graphical user interface)関連データとして
記憶されている。
【0056】図12に辞書ルックアップテーブル111
2の概要を示す。このテーブルは読みをインデックスと
して、その読みに対する候補を有するシステム辞書の情
報(辞書名とそれに対応するコマンド文字列)を検索す
るためのテーブルである。
【0057】このようなシステム構成において、上述し
た図8のプロパティ設定の条件下で入力された読み「は
な」を人名/地名の「羽名」へ変換する図9〜図10の
場合の、日本語入力システムの動作を図13〜図14の
フローチャートを参照して説明する。
【0058】図13〜図14はCPU1101が実行す
る日本語入力プログラム1114の処理手順を示す。こ
こで、OS1109のブート後は、OS1109により
自動で日本語入力プログラム1114がシステムメモリ
1102に常駐され、起動されているものとする。ま
た、あらかじめエディタ1113も起動されているもの
とする。
【0059】図13は日本語入力プログラム処理を示
す。図13において、CPU1101は図9の(A)の
ようなユーザからの読み「はな」の入力を検知すると、
入力された読みの情報をシステムメモリ1102上のバ
ッファへ格納する(ステップS1300)。
【0060】続いてCPU1101はユーザの変換キー
の入力イベントを検知すると、辞書1111中の図8の
ユーザ辞書801を参照し、上記読みの情報「はな」に
対する学習結果の有無を判定する。学習結果が有ればそ
こから取得される候補を最初の変換文字列として表示す
る。学習結果がなければ設定データ1110中の図8の
プロパティ設定情報から標準辞書がオープン中であるこ
とを確認し、その標準辞書から取得される最初の候補
(花)を最初の変換文字列として表示する(ステップS
1305)。
【0061】最初の変換文字列の後、CPU1101は
確定キーの入力イベントを検知すると、ステップS13
10→ステップS1355→ステップS1360→ステ
ップS1365の1連の処理で最初の変換文字列を確定
文字列としてエディタへ渡し、後処理(ステップS13
55→ステップS1360→ステップS1365)を行
う。上記後処理は以下で詳述する。
【0062】最初の変換文字列の後、CPU1101は
再度変換キーの入力イベントを検知すると、図14の候
補リスト表示処理を行う(ステップS1310→ステッ
プS1315)。
【0063】図14において、CPU1101は辞書1
111中のユーザ辞書801を参照し、読みの情報「は
な」に対する学習結果が有れば、そこから取得される候
補をシステムメモリ1102上に格納する。さらに設定
データ1110中の図8のプロパティ設定情報からオー
プン中の全システム辞書を確認し、オープン中の全シス
テム辞書から取得される読みの情報「はな」に対する候
補を取得する。本実施形態では、標準辞書のみがオープ
ン中であるので、それから取得される候補をシステムメ
モリ1102上に格納する(ステップS1410→ステ
ップS1420)。
【0064】次にCPU1101は、読みの情報「は
な」をインデックスとして辞書ルックアップテーブル1
112を検索し、読みに対する候補を有するシステム辞
書の情報(辞書名とそれに対応するコマンド文字列)を
取得する。そして取得したシステム辞書名の辞書がオー
プン中か否かをOSに問い合わせる(ステップS143
0→ステップS1440)。
【0065】取得したシステム辞書名の辞書がオープン
中でない場合、CPU1101はそのシステム辞書のフ
ァイルハンドル(ファイルを識別するためのID)をO
Sから取得し、先に取得したそのシステム辞書のコマン
ド文字列と合わせてシステムメモリ1102上に格納す
る(ステップS1450)。
【0066】CPU1101は辞書ルックアップテーブ
ル1112の検索が最後まで完了するまで、上記ステッ
プS1430〜ステップS1450の処理を繰り返す
(ステップS1460)。本実施形態では、読み「は
な」に対する候補を有しオープンされていないシステム
辞書である単漢字辞書、人名地名辞書および記号辞書
の、各々のコマンド文字列である「(単漢字)」、
「(人名地名)」および「(記号)」と、各コマンド文
字列とペアの各ファイルハンドルをシステムメモリ11
02上に格納する。
【0067】コマンド文字列とファイルハンドルのペア
をシステムメモリ1102上に格納した後、CPU11
01は、上述のようにシステムメモリ1102上に格納
した学習結果から取得された候補、オープン中のシステ
ム辞書から取得された候補およびコマンド文字列を順に
図9の(B)のように候補リストとして表示する(たと
えば最大9候補表示)(ステップS1470)。
【0068】図13に戻りCPU1101は、図9の
(B)、(C)のように、変換キー、down(↓)キーま
たはup(↑)キーの入力イベントを検知することに応じ
て、上記表示した候補リスト中の候補を指示するフォー
カスを変換キーとdown(↓)キーに対しては下方へ、up
(↑)に対しては情報へ移動させる。また、フォーカス
が候補リストの上下限を超える場合には候補リストをス
クロールさせて候補リストを更新する。この処理はステ
ップS1320とステップS1325の間をループする
処理で行われる。なおCPU1101は、フォーカスで
指示された候補を常に変換文字列として表示する。
【0069】CPU1101は確定キーの入力イベント
を検知するとフォーカス(強調のためハイライトされる
こと)されている候補を判定し、コマンド文字列がフォ
ーカスされていた場合は、上述のシステムメモリ110
2上に格納してあるコマンド文字列とファイルハンドル
のペアを参照する。そして、フォーカスされていたコマ
ンド文字列に対応するファイルハンドルを使用して、そ
のファイルハンドルでハンドルされるシステム辞書を一
時的にオープン(テンポラリオープン)する(ステップ
S1330→ステップS1335)。
【0070】たとえば図9の(C)の状況において、C
PU1101は確定キーの入力イベントを検知すると、
フォーカスされていたコマンド文字列「(人名地名)」
905に対応するファイルハンドルを使用して、人名地
名辞書をテンポラリオープンする。
【0071】続いてCPU1101はテンポラリオープ
ンしたシステム辞書から、読みの情報「はな」に対応す
る追加候補を取得する。ここでCPU1101は、辞書
1111中のユーザ辞書801を参照し、読みの情報
「はな」に対する学習結果の内取得した追加候補と重複
する候補がある場合、その重複候補を追加候補から除外
する(ステップS1340→ステップS1345)。
【0072】CPU1101は確定キーの入力イベント
を検知した時にフォーカスされていたコマンド文字列を
候補リストから消去し、代わりにその位置へ上記追加候
補を一時的に表示する。この時CPU1101は、図1
0の(A)のようにフォーカスを追加候補の最初の候補
にセットする(ステップS1350)。
【0073】追加候補表示後も上記ステップS1320
とステップS1325の間のループ処理は、CPU11
01が、変換キー、down(↓)キーまたはup(↑)キー
の入力イベントを検知することに応じて適宜行われる。
【0074】この後CPU1101は確定キーの入力イ
ベントを検知すると、フォーカスされている候補を判定
し、変換候補がフォーカスされていた場合は、ステップ
S1330→ステップS1355→ステップS1360
→ステップS1365の1連の処理で変換文字列(フォ
ーカスされていた変換候補)を確定文字列としてエディ
タへ渡し、後処理(ステップS1355→ステップS1
360→ステップS1365)を行う。人名/地名の
「羽名」を確定文字列とした場合の表示画面は、たとえ
ば図10の(B)〜(C)となる。
【0075】CPU1101は後処理として、まず候補
リストを閉じ、確定文字列をエディタへ渡した後、学習
結果を辞書1111中のユーザ辞書801へ格納し、テ
ンポラリオープンしたシステム辞書をクローズして読み
の情報「はな」の変換を終了する(ステップS1355
→ステップS1360→ステップS1365)。
【0076】以上述べた実施形態の他に次の形態を実施
できる。 1)上述の実施形態では、変換する読みに対して候補リ
ストには出てこない候補を選択するために、その読みに
対する候補を有し且つオープンされていないシステム辞
書に対応したコマンド文字列(図8のプロパティ設定画
面で選択された辞書以外で、入力された読みに対する変
換候補を有する辞書を案内する文字列)を候補リストに
表示する。そして、そのコマンド文字列をユーザが選択
することによりオープンされていないシステム辞書を一
時的にオープンし、候補リストには出てこなかった候補
を一時的に追加候補として候補リストに表示させて選択
可能とした。しかしながら、コマンド文字列はシステム
辞書に対応させることに限らない。たとえば図1の
(A)の候補一覧104の表示文字種設定の場合、候補
として出てこない半角カタカナおよびローマ字等の候補
を選択するために、「(他の表示文字種)」のコマンド
文字列を候補リストに表示し、そのコマンド文字列をユ
ーザが選択することにより候補リストには出てこなかっ
た半角カタカナおよびローマ字等の候補を一時的に追加
候補として候補リストに表示させて選択可能としてもよ
い。
【0077】2)上述の実施形態では、変換する読みに
対して候補リストには出てこない候補を選択するため
に、候補リストには出てこなかった候補を一時的に追加
候補として候補リストに表示させるコマンド文字列を候
補リストに表示した。しかしながら、候補リストには出
てこなかった候補を一時的に追加候補として候補リスト
に表示させるためのGUIはコマンド文字列に限らな
い。たとえば以下のようなGUIも好適である。以下の
GUIは、Visual C++(マイクロソフト社の商標)およ
びその他のプログラミングツールを用いて、周知のGU
I作成手法で実現すればよい。 候補リスト内にツリー構造で追加候補を表示する(図
15) (例)人名地名をマウスでクリック→候補リスト内にツ
リー構造で追加候補を表示→人名地名をマウスでクリッ
ク→候補リスト内のツリー構造の追加候補を消去 メニューでオンオフを切り替える(図16) (例)メニューボタンをマウスでクリック→メニュー中
の「人名地名候補追加」をマウスでクリック(オン)→
候補リスト内に追加候補を表示 メニューからダイアログを表示してオンオフを切り替
える(図17) (例)メニューボタンをマウスでクリック→メニュー中
の「候補の追加」をマウスでクリック→ダイアログを表
示→ダイアログ中の「人名地名」をマウスでクリック
(オン)→候補リスト内に追加候補を表示 メニューから拡張メニューを表示してオンオフを切り
替える(図18) (例)メニューボタンをマウスでクリック→メニュー中
の「候補の追加」をマウスでクリック→拡張メニューを
表示→拡張メニュー中の「人名地名」をマウスでクリッ
ク(オン)→候補リスト内に追加候補を表示
【0078】3)上述の実施形態では、読みに対する候
補を有するシステム辞書の情報(辞書名とそれに対応す
るコマンド文字列)を検索するために、予めその情報を
登録した辞書ルックアップテーブル1112を用意し、
読みをインデックスとしてそのテーブルを検索するよう
にした。しかし上記テーブルを用意せずに、読みをパラ
メータとして与えるとその読みに対する候補を有するシ
ステム辞書の情報を返すインターフェース(マクロ、ラ
ッパ関数(wrapper function)等)を用意してもよい。
【0079】4)上述の実施形態では、日本語を処理す
る日本語入力システムの例を示したが、本発明は日本語
に限ることはない。英語他各種の言語のための言語入力
プログラムを使用してもよい。
【0080】5)上述の実施形態では、日本語入力シス
テムを汎用のパーソナルコンピュータで実現する例を示
したが、パーソナルコンピュータ以外の情報処理装置と
して、ワークステーション、サーバ、携帯用電子端末
(電子手帳)および各種のプログラム実行可能なその他
情報処理装置に本発明を適用可能である。
【0081】6)本発明で言う記録媒体とは、CPUが
実行するプログラムを記録しておき、デバイスにより読
み取り可能な媒体を言う。記録媒体としては、CDRO
M以外に、ICメモリ、HD,フロッピー(登録商標)
ディスク、光磁気ディスク(MO)など周知の記録媒体
を使用することができる。また、記録媒体に記録される
プログラムは、プログラムそのもの、圧縮したもの、暗
号化したもののいずれでもよく、これらのデータはすべ
て本発明のプログラムの概念の中に含まれる。さらにイ
ンターネット、LANなどのネットワークあるいは信号
線を介して、プログラムを情報処理装置に転送(ダウン
ロード)する場合には、転送元の装置の上記プログラム
を記憶する記録媒体または記憶デバイスが本発明の記録
媒体に該当する。
【0082】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、読みに対する変換候補を有する複数の辞書を記憶し
ておき、入力された読みに対する変換候補を使用可能な
辞書から取得し、入力された読みに対する変換候補を有
する使用不可状態の辞書の案内表示を取得し、取得した
変換候補および案内表示を表示した後、選択された案内
表示の使用不可状態の辞書を使用可能とし、入力された
読みに対する変換候補を使用可能とした辞書から取得し
て、取得した変換候補を候補リストへ追加し表示する。
【0083】このため、候補が多すぎて所望の候補を見
つけ辛いこともなく、候補リストの表示および変換時の
速度、変換精度に支障をきたす恐れも少ない。また、必
要なプロパティ設定画面を設定しなおしたり、所望の候
補がどのシステム辞書にあるのかを調べる必要もなく、
特定の変換モードのままで操作ができる。
【0084】したがって設定の変更が少なくて使い易い
言語入力システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(A)、(B)ともに、従来の日本語入
力システムにおけるプロパティの設定画面の説明図であ
る。
【図2】図2の(A)、(B)ともに、従来の日本語入
力システムにおけるプロパティの設定画面の説明図であ
る。
【図3】従来の日本語入力システムにおけるプロパティ
の設定画面の説明図である。
【図4】図4の(A)、(B)ともに、従来の読みの変
換の例を示す説明図である。
【図5】従来の読みの変換の例を示す説明図である。
【図6】従来の日本語入力システムにおけるプロパティ
の設定画面の説明図である。
【図7】従来の日本語入力システムにおけるプロパティ
の設定画面の説明図である。
【図8】図8の(A)、(B)ともに、本発明実施形態
の日本語入力システムにおけるプロパティの設定画面の
説明図である。
【図9】図9の(A)、(B)および(C)のいずれ
も、本発明実施形態の読みの変換の例を示す説明図であ
る。
【図10】図10の(A)、(B)および(C)のいず
れも、本発明実施形態の読みの変換の例を示す説明図で
ある。
【図11】本発明実施形態の日本語入力システムのシス
テム構成図である。
【図12】本発明実施形態の辞書ルックアップテーブル
の概要を示す説明図である。
【図13】本発明実施形態の日本語入力プログラムの処
理利手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明実施形態の日本語入力プログラムの処
理利手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明実施形態の一時的な追加候補を候補リ
ストに表示させるためのGUIの説明図である。
【図16】本発明実施形態の一時的な追加候補を候補リ
ストに表示させるためのGUIの説明図である。
【図17】本発明実施形態の一時的な追加候補を候補リ
ストに表示させるためのGUIの説明図である。
【図18】本発明実施形態の一時的な追加候補を候補リ
ストに表示させるためのGUIの説明図である。
【符号の説明】
101 一般変換モード 102 初期変換モードのリスト 103 人名/地名変換モード 104 候補一覧 201 MS-IME2000標準辞書のチェックボックス 202 ユーザ辞書チェックボックス 301 MS-IME2000人名地名辞書のチェックボックス 302 MS-IME2000人名地名辞書のプロパティ画面 303 デフォルトの変換モード 401 候補リスト 402 候補リスト 403 候補羽名 404 候補番号 501 候補リスト 502 候補番号 503 候補鼻 601 MS-IME2000カタカナ語英語辞書のチェックボッ
クス 602 MS-IME2000カタカナ語英語辞書のプロパティ画
面 603 デフォルトの変換モード 701 MS-IME2000カタカナ語英語辞書のチェックボッ
クス 801 ユーザ辞書 802 システム辞書リスト 803 標準辞書チェックボックス 804 OKボタン 901 エディタ 902 候補リスト 903 コマンド文字列 904 候補リスト 905 コマンド文字列 906 コマンド文字列 907 候補ハナ 1001 候補リスト 1002 候補曄 1003 候補羽名 1101 CPU 1102 システムメモリ 1103 入出力インターフェース(I/O) 1104 CDROMドライブ 1105 CDROM 1106 キーボード 1107 ディスプレイ 1108 ハードディスク記憶装置(HD) 1109 OS 1110 設定データ 1111 辞書データ 1112 辞書ルックアップテーブル 1113 エディタ 1114 日本語入力プログラム 1115 マウス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−259121(JP,A) 特開 平10−301922(JP,A) 特開 平11−312161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/24

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読みに対する変換候補を記載し、変換候
    補が分野毎に集められた複数の辞書を予め記憶した記憶
    手段を有し、前記複数の辞書の中の選択された辞書か
    ら、入力された読みに対する1以上の変換候補を取得し
    て表示し、当該表示された変換候補の中から、変換後の
    文字列として使用する1つの変換候補を選択するための
    言語入力システムにおいて、 前記複数の辞書の中の選択された辞書以外の辞書に前記
    入力された読みに対する変換候補が存在する場合には、
    当該選択された辞書以外で、前記入力された読みに対す
    る変換候補を有する辞書を案内表示する案内手段を備え
    たことを特徴とする言語入力システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の言語入力システムにお
    いて、前記案内手段によりコマンド文字列で案内表示が
    行われ、該コマンド文字列が指定操作された場合に、案
    内表示されている辞書上の、入力された読みに対応する
    変換候補を選択のために表示することを特徴とする言語
    入力システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の言語入
    力システムにおいて、前記言語は日本語であることを特
    徴とする言語入力システム。
  4. 【請求項4】 読みに対する変換候補を記載し、変換候
    補が分野毎に集められた複数の辞書を予め記憶した記憶
    手段を有し、前記複数の辞書の中の選択された辞書か
    ら、入力された読みに対する1以上の変換候補を取得し
    て表示し、当該表示された変換候補の中から、変換後の
    文字列として使用する1つの変換候補を選択するための
    言語入力システムの処理方法において、 前記複数の辞書の中の選択された辞書以外の辞書に前記
    入力された読みに対する変換候補が存在する場合には、
    当該選択された辞書以外で、前記入力された読みに対す
    る変換候補を有する辞書の案内表示を行うことを特徴と
    する言語入力システムの処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の言語入力システムの処
    理方法において、前記案内表示はコマンド文字列の表示
    であり、該コマンド文字列が指定操作された場合に、案
    内表示されている辞書上の、入力された読みに対応する
    変換候補を選択のために表示することを特徴とする言語
    入力システムの処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載の言語入
    力システムの処理方法において、前記言語は日本語であ
    ることを特徴とする言語入力システムの処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    言語入力システムの機能を実現するためのプログラムを
    記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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