JP3409980B2 - 半導体圧力センサ - Google Patents

半導体圧力センサ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧力を静電容量の変
化として検出する半導体形センサに係わり、特には、シ
リコンチップの同一平面に形成した表面デバイス形の複
合センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複合センサは特願昭63−82961 号
に見られるように、差圧,静圧、及び温度のセンサが一
つの基板上に構成され、裏面から基板を加工してダイア
フラムを形成したいわゆるバルク形のピエゾ抵抗式複合
センサである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のバルク形の複合
センサでは、シリコン基板の裏面から加工してダイアフ
ラムを形成するため表面に形成した検出素子との位置が
僅かにずれると感度が大きく低下するのでこの問題を防
ぐためダイアフラムをある程度大きく設計する必要があ
った。シリコンウェハの両面の位置合わせ精度は片側の
位置合わせ精度に比べて悪いためである。
【0004】また両面を鏡面研磨したシリコンウェハを
使用するためコストが高い問題があった。またピエゾ抵
抗式のセンサは、周囲温度の変化によって特性が大きく
変化し非線形なので特性補正が複雑となりコスト高とい
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、小形で低コストの複合セ
ンサを提供するものである。また、構造と製造方法が簡
単で量産的かつ経済的な複合センサを提供することにあ
る。そして他の目的は、1つのチップに複数のセンサと
信号処理回路を形成した多機能圧力センサを提供するも
のである。
【0006】他の目的は、高感度で温度影響の小さいI
C圧力センサを提供するにある。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、静電容量を
利用する半導体圧力センサにおいて、シリコンチップの
同一平面に第1の圧力検知用静電容量と第2の圧力検知
用静電容量と参照静電容量とが形成され、前記第1の圧
力検知用静電容量の変化から絶対圧力を、前記第2の圧
力検知用静電容量の変化から大気圧を、前記参照静電容
量の変化から温度を検知することによって達成される。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】まず、作用について説明する。
【0013】シリコンチップの片面に形成したダイアフ
ラムは可動電極として作用する導電性の膜であり、負荷
される圧力に応動する。絶縁膜(犠牲層)を除去して形
成した空間は、ダイアフラムとシリコンウェハの基板側
に形成した固定電極との間で圧力検知用静電容量を形成
する。この空間は、真空封止されており、基準圧室とし
て機能する。いわゆる絶対圧基準の静電容量式圧力セン
サを構成する。したがって、ダイアフラムが大気圧に曝
されたときは下方に変位し凹状の形をしており、負荷圧
力が真空に近づくにつれダイアフラムはもとの平らな形
状に戻る。負荷圧力が大気圧より正圧の場合はダイアフ
ラムがさらに下方に変位し可動電極との空間の隙間が小
さくなる。このように負荷圧力により固定電極との間で
形成する静電容量が変化する。この静電容量変化を信号
処理回路で1−5Vなどの規格化出力信号に変換し、こ
の出力値から負荷された圧力を検知する。
【0014】1チップ上に上記絶対圧基準の構造を持つ
2つの圧力検知用静電容量を複合形成し、1つの検知容
量上に被測定圧力を導き絶対圧基準のセンサとして使用
し、他のセンサ上に大気圧力を導き大気圧の変化を検知
するセンサとする。さらに信号処理回路で両者の差をと
り、相対圧センサとしての信号を出力する。2つの圧力
検知容量と参照容量との差をとり、絶対圧測定及び大気
圧測定用センサとしての信号を出力する。
【0015】ダイアフラムの上から、表面層の下に数ミ
クロンの空隙を形成し、過負荷圧力が加えられたときに
はダイアフラムが変位してシリコンウェハの基板面に当
接してダイアフラムの過剰な変位を制限し、破損を防止
するので測定レンジの数10倍の耐圧を得ることができ
る。
【0016】次に本発明の実施例について説明する。本
発明のブロック構成の一実施例を図1に示す。複合形成
した2つの圧力検知用容量11,12は、被測定圧力を
静電容量変化として検出し信号処理して絶対圧基準の信
号として端子142から出力する。また、端子143か
らは相対圧センサの信号として出力する。まず圧力検知
用容量12と参照容量13との差から絶対圧基準の出力
を演算する。また圧力検知用容量11を大気圧センサと
し、スイッチ手段155を用いて切り替え、圧力検知用
容量12との差をとり、端子143から相対圧センサと
しての信号を出力する。必要な場合は、図1(C)のよ
うに構成して圧力検知用容量11と参照容量13′との
差を演算し、端子144から大気圧を出力する。さらに
必要なら、参照容量13の温度による変化を信号処理し
て端子141から温度信号として出力する。このとき、
2つの圧力検知用容量11,12と参照容量13は同一
基盤上に隣接して同じプロセスで同じに形成するため殆
ど同じ温度特性を持つ。故に、周囲温度が変化しても信
号処理回路で演算し両者の差をとれば温度による誤差を
打ち消すことができる。本発明の容量式圧力センサは従
来のピエゾ抵抗式の圧力センサに比べて温度係数は小さ
いが、さらにこのような演算処理で温度影響をさらに小
さくすることができる。図1(C)は2個の圧力検知用
容量11,12と2個の参照容量13,13′を用いた
例である。参照容量13から温度センサ,圧力検知用容
量12と参照容量13の差から絶対圧力信号を、また圧
力検知用容量11と圧力検知用容量12の差から相対圧
信号を、そして圧力検知用容量11と参照容量13′の
差から大気圧信号を得る。この実施例の特徴は1チップ
に形成した4つの静電容量と信号処理回路15により温
度信号と周囲の温度変化の影響を受けない絶対圧,相対
圧,大気圧の信号を正確に得られることである。
【0017】スタンドアローン形センサの組立断面図を
示す図2(A)、センサ部の拡大断面図の図2(B)及
びブロック回路図図1を用いてさらに詳細に説明する。
センサ基板1はシリコン、ケーシング2はプラスチック
などの材料からなる、3は信号引出用コネクタ、4はセ
ンサ基板1をケーシング2に気密に接着する有機接着
材、21はケーシング2の一部に形成され大気を導くた
めの穴、5は被測定圧力を導く導圧管、7はセンサとコ
ネクタ31の結線である。6はセンサ基板1と結線7を
保護するためのシリコーンゲルである。
【0018】導圧管5から導かれた被測定圧力は、ケー
シング2に気密に接着したセンサ基板1に導びかれる。
センサ基板1はこの圧力に応動し、これに比例した電気
信号をコネクタ3を経由して外部に出力する。またセン
サ基板1はケーシング2に形成した穴21から導かれる
大気圧を粘弾性をもつシリコーンゲル6を介して受け大
気の圧力を検知する。センサ基板1は図2(B)に示す
ように1チップ上に絶対圧基準の構造を持つ2つの圧力
検知用容量11,12を複合形成し、1つの圧力検知用
容量12上に被測定圧力を導き絶対圧基準のセンサとし
て使用し、他の圧力検知用容量11上に大気圧力を導き
大気圧の変化を検知するセンサとする。さらに図1に示
すように信号処理回路15で両者の差をとり、相対圧セ
ンサとしての出力を出す。図2(B)を用いてセンサ部
の構造を詳細に説明する。1はセンサ基板で、この上に
絶対圧基準の構造を持つ2つの圧力検知用容量11,1
2と参照容量13及び信号処理回路15が複合形成され
ている。2つの圧力検知用容量は全く同じ構造を持ち、
後述する表面デバイスプロセスで同時に形成される。1
21はダイアフラム、122は空間部、123は空間の
隙間を限定するためのエッチングストッパ膜、124は
固定電極、125は絶縁膜、126は空間部122の封
止である。圧力検知用容量11も同じ構造寸法を持つ。
これらセンサからの電極は隣接の信号処理回路15に最
短距離で接続し、浮遊容量を極力小さくしている。信号
処理回路15で1−5Vなどの標準信号に変換され、外
部のボンディングパッド14に引き出される。信号処理
回路15は周辺部127でガラス板20と気密に接合さ
れ、形成される空間155は真空または窒素などの乾燥
ガスで封止され外部からの水分や汚染から保護される。
20はシリコンに熱膨張が近似した硼珪酸ガラスの板、
21は圧力検知用容量11に大気を導く穴、22は同じ
く圧力検知用容量12に被測定圧力を導く穴である。参
照容量13の上は真空中でガラス板20で気密にシ−ル
されている。参照容量13の空間132も同じく真空中
で気密シ−ルされるので被測定圧力と大気圧いずれも検
知しない。即ち周囲の温度が変化したことによる容量の
変化だけを検知する。一種の温度センサとして機能す
る。温度による容量変化は、材料の誘電率変化,熱歪に
よる隙間の変化などによってもたらされる。50は補強
板、51は導圧穴21に通じ圧力検知用容量11に大気
を導く穴、52は導圧穴22に通じ外部から被測定圧力
を導く穴である。
【0019】センサ基板1と補強板50の材料はシリコ
ンで、ガラス板20はシリコンに熱膨張が近似した硼珪
酸ガラスで構成し、接着剤を用いずに静電接合法により
互いが接合される。
【0020】また補強板50は図2(A)に示したよう
に、プラスチック材料のケーシング2に接着固定するの
で、両者の熱膨張の違いによる不可逆な熱歪の発生を回
避するため、ガラス板20に比べシリコン補強板50を
厚くし剛性高く設計されている。
【0021】導圧管5から導かれた被測定圧力は、ケー
シング2に気密に接着したセンサ基板1上の圧力検知用
容量12上に導びかれる。圧力検知用容量12のダイア
フラム121はこの圧力に応動し、空間の隙間が変化し
て静電容量が変化する。これを信号処理回路15で処理
し周囲温度の変動による特性変化を参照容量13を用い
て補正し静電容量の変化を1−5Vなどの標準電気信号
に変換して被測定圧力に比例した信号をコネクタ3を経
由して外部に出力する。
【0022】また圧力センサ容量11はケーシング2に
形成した穴21′から導かれる大気圧を補強板50の穴
51、ガラス板20の穴21を経てダイアフラム121
上に受け同様に検知する。この間、大気圧を導びく通路
には粘弾性をもつシリコーンゲル6が介在しているが、
圧力が伝達する十分な柔らかさをもつので圧力センサ容
量11は絶対圧を基準として大気圧を測定することがで
きる。
【0023】以上の説明は静電容量の段階で演算を行う
場合を例にして説明したが、図1(B)に示すように信
号増幅器151で容量変化を電圧信号に変換した後に差
をとる演算を行うことができる。選択は信号変化の大き
さSN比などセンサの設計によって決められる。
【0024】図3は別の実装構造の実施例である。以下
説明する。センサ基板1はこれまでに説明してきた構造
と同じである。それを実装するケーシング2と信号の取
り出し構造が異なり、取付け基板9上の配線パターンに
半田で接続するいわゆる表面実装に対応するため鍍金に
よる配線31をもつコネクタ3の内部にセンサ基板1が
接着剤4で固定され、結線7で配線31とセンサ基板1
のパッドが接続される。被測定圧力はケーシング2に固
定された導圧管50に導かれセンサ基板1上の絶対圧基
準の圧力検知用容量12に加えられ、大気圧導入部21
を経て圧力検知用容量12に加えられる。信号処理回路
15では図1で説明した演算を行い、必要に応じて絶対
圧基準の信号や相対圧に比例したセンサ信号を出力す
る。
【0025】図4は大気圧センサの実施例である。この
実施例では、参照容量13が大気圧で変化しないように
ダイアフラム中央部にピラー139が形成されている。
大気圧を検知する圧力検知用容量12と参照容量13の
差を演算して、大気圧に比例した信号を出力する。被測
定圧力は直接センサ1上に加わるので、ケーシング2と
これに固定した導圧管50が不必要となり極めて簡単な
構造である。
【0026】図5を用いて、センサ部の製造プロセスを
説明する。
【0027】(A)は信号処理回路を形成するプロセ
ス、例えば標準的なCMOS回路形成プロセスを用い信
号処理回路15が形成される。
【0028】(B)は後で除去される犠牲層122を形
成するプロセスで例えばSiO2 などがセンサの静電容
量値として設計された必要な厚さに成膜される。
【0029】(C)はダイアフアラムとなるポリシリコ
ン膜121をセンサの測定圧力レンジに応じて成膜す
る。隣接するダイアフラム周辺部のポリシリコン膜の一
部を除去し絶縁溝129が形成されている。またこのダ
イアフラム周辺部と信号処理回路15の周辺部に形成し
たポリシリコン膜127は後で接合するガラス基板の接
着材の役割を果たす。
【0030】(D)は犠牲層をエッチング除去するプロ
セスで、ポリシリコン膜の一部に開けた穴を通じてフッ
酸を導きSiO2 を除去し空間122′を形成する。固
定電極124の上にはプロセス1の段階でSi34膜が
形成されているので電極124はエッチングされず犠牲層
としての酸化膜122の厚みに等しい空間122′がが
正確に形成される。
【0031】周辺部に形成した厚い酸化膜125と犠牲
層としての酸化膜122でダイアフラムの直径と空間の
隙間が決まり、静電容量つまり感度を決められる。
【0032】(E)はポリシリコン膜122の一部に開
けた穴を封止するプロセスで、同じポリシリコンやSi
2 などを成膜し不必要部を除去し蓋126を形成す
る。
【0033】(F)は回路13とボンディングパッドの
ALの端子14を形成するプロセスである。
【0034】図6は従来の複合センサの例である。ピエ
ゾ抵抗を複数個拡散形成して差圧,圧力センサと温度セ
ンサなどを構成したセンサ基板1、各センサの出力を切
り替えるマルチプレクサ156,各センサに応じてゲイ
ンを変えることができるプログラマブルゲインアンプ1
57,AD変換器158でディジタル信号に変換しマイ
クロプロセッサ160で演算処理を行いDA変換器15
9で再度アナログ信号に変換後、端子14から標準信号
を出力する。161は各センサの特性を記憶するメモリ
である。マイクロプロセッサ160で演算処理を行うの
で高精度なセンサシステムを実現出来るため工業用の差
圧伝送器に用いられる。しかし、構成が複雑となるため
コスト高であるという問題がある。
【0035】
【発明の効果】1チップに絶対圧基準と相対圧基準の圧
力センサや大気圧センサを複合形成し温度影響が小さい
高感度で小型低コストの圧力センサを提供することがで
きる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサのブロック回路図。
【図2】本発明の圧力センサの組立断面図。
【図3】別の実装構造の実施例の断面図。
【図4】別の実装構造の実施例の断面図。
【図5】本発明のセンサ部の製造プロセス図。
【図6】従来の複合センサを説明する図。
【符号の説明】
1…センサ基板、2…ケーシング、3…コネクタ、4…
接着剤、5…導圧管、6…シリコーンゲル、7…結線、
8…固定接着剤、9…取付け基板、11,12…圧力検
知用容量、13,13′…参照容量、15…信号処理回
路、121…ダイアフラム、124…固定電極、127
…接合用膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 昌大 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 鈴木 清光 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 仲沢 照美 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 自動車機器事業 部内 (72)発明者 宮▲崎▼ 敦史 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 自動車機器事業 部内 (72)発明者 市川 範男 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式 会社 日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 半沢 恵二 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式 会社 日立カーエンジニアリング内 (56)参考文献 特開 平8−5494(JP,A) 特開 平7−77471(JP,A) 特開 平7−27646(JP,A) 特開 平7−7162(JP,A) 特開 平7−7161(JP,A) 特開 平6−109568(JP,A) 特開 平6−66658(JP,A) 特開 平4−171986(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 9/00 305 G01L 19/04 G01L 7/00 H01L 29/84

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電容量を利用する半導体圧力センサにお
    いて、 シリコンチップの同一平面に第1の圧力検知用静電容量
    と第2の圧力検知用静電容量と参照静電容量とが形成さ
    れ、 前記第1の 圧力検知用静電容量の変化から絶対圧力を、前記第2の 圧力検知用静電容量の変化から大気圧を、 前記参照静電容量の変化から温度を検知することを特徴
    とする半導体圧力センサ。
  2. 【請求項2】請求項において、前記第1の 圧力検知用静電容量の変化と前記第2の圧力
    検知用静電容量の変化の差から大気圧基準の相対圧力
    を検知することを特徴とする半導体圧力センサ。
  3. 【請求項3】請求項1において、 圧力に応動し可動電極として作用するダイアフラム、 その下部に形成した空間に対向して形成し、前記ダイア
    フラムと絶縁した固定電極からなる静電容量対導圧用の穴を有する基板とを備え、 前記ダイアフラムの周囲と前記導圧用の穴を有する基板
    とを接合用膜を介して気密に接合することにより、前記
    第1の圧力検知用静電容量と前記第2の圧力検知用静電
    容量と参照静電容量とを形成したことを特徴とする半導
    体圧力センサ。
  4. 【請求項4】請求項において、前記 接合用膜は導電性膜材料で形成し、ガラスからなる
    膜または基板を介して導圧用の穴を有する補強シリコン
    板とを静電接合したことを特徴とする半導体圧力セン
    サ。
  5. 【請求項5】請求項において、前記 シリコンチップの同一平面に信号処理回路を集積形
    成し、その周辺部に形成した導電性接合用膜とガラス膜
    または基板とにより前記信号処理回路を覆って気密に静
    電接合したことを特徴とする半導体圧力センサ。
  6. 【請求項6】請求項において、 前記シリコンチップの同一平面に形成した2つの前記圧
    力検知用静電容量変化を一旦電圧信号に変換した後、
    その差から大気圧基準の相対圧力を検知することを特徴
    とする半導体圧力センサ。
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