JP3409811B2 - ファインダ視度調整装置 - Google Patents

ファインダ視度調整装置

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JP3409811B2
JP3409811B2 JP25432293A JP25432293A JP3409811B2 JP 3409811 B2 JP3409811 B2 JP 3409811B2 JP 25432293 A JP25432293 A JP 25432293A JP 25432293 A JP25432293 A JP 25432293A JP 3409811 B2 JP3409811 B2 JP 3409811B2
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英一 林
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ファインダ視度調整装
置に係り、特にコンパクトカメラや簡易型のカメラ一体
型VTR等に適用されるズームレンズ装置のファインダ
視度調整装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のズームレンズ装置には、
ケース内に収納された複数の移動レンズ群の側方にカム
筒(以下、「サイドカム筒」と称する)を配置した外カ
ム方式のものがある。このようなズームレンズ装置は、
前記サイドカム筒に形成された複数のカム溝に前記移動
レンズ群のレンズ枠に設けられた従動子を嵌合し、サイ
ドカム筒を回動させることにより各移動レンズ群を所定
の関係をもって光軸方向に前後移動させて、ケースの後
端に配置された焦点面上で被写体像を結像する。 【0003】またズームレンズ装置には、図10に示す
ファインダ50が設けられていて、ファインダ50はフ
ァインダ接眼部52、接眼レンズ54、第1、第2のプ
リズム(図示せず)を備えている。ファインダ50はフ
ァインダ開口部に入射された被写体光を第1、第2のプ
リズムを介して接眼レンズ54に導き、接眼レンズ54
は入射した被写体光をファインダ接眼部52に結像す
る。 【0004】ところで、被写体光がファインダ接眼部5
2に結像するためにファインダ50は視度調整が行われ
る。すなわち、接眼レンズ54の両側に突起54A、5
4Aが形成されていて、接眼枠60の両壁部に溝が対向
して形成されている。これらの溝に突起54A、54A
が嵌入されていて接眼レンズ54が接眼枠60に固定さ
れる。接眼レンズ54が固定された接眼枠60はファイ
ンダ本体62に前後方向(矢印A−B方向)に移動自在
に嵌入されている。 【0005】接眼枠60の長穴60A、60Aとファイ
ンダ本体62の穴62A、62Aにはビス64、64が
取り付けられている。そして、ファインダ本体62内に
嵌入された接眼枠60を長穴60Aの範囲で移動させ
て、ファインダ50の視度調整を行う。そして、視度調
整完了後、ビス64、64を締めつけてファインダ本体
62に接眼枠60を固定する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
接眼レンズを固定するために接眼枠が不可欠であり、ま
た、接眼枠をファインダ本体に固定するためのボルトが
必要である。このため、部品点数が多くなり、コスト低
減や軽量化を図ることが困難であるという問題がある。 【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、コスト低減や軽量化を図ることができるファイ
ンダ視度調整装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、対向して配設された一対の壁部に同ピッ
チで複数の溝が形成されると共に前記一方の壁部に形成
された複数の溝と他方の壁部に形成された複数の溝とが
互いに半ピッチずれて配置されたファインダ本体と、前
記一方の壁部に形成された複数の溝のいずれかの溝と他
方の壁部に形成された複数の溝のいずれかの溝に嵌入可
能に形成された一対の突起が両側部に半ピッチずれて形
成され、前記一対の突起が前記一方の壁部の溝と他方の
壁部の溝に嵌入されて前記ファインダ本体に固定される
接眼レンズと、を備え、前記接眼レンズの一対の突起を
前記一方の壁部の選択された溝と他方の壁部の選択され
た溝に嵌入して視度調整することを特徴としている。 【0009】 【作用】本発明によれば、ファインダ本体の一対の壁部
に同ピッチで複数の溝を形成し、さらに、一方の壁部に
形成された複数の溝と他方の壁部に形成された複数の溝
とを半ピッチずらして配置した。接眼レンズは両側部に
一対の突起を有していて、この一対の突起は一方の壁部
に形成された複数の溝及び他方の壁部に形成された複数
の溝に嵌入可能に形成され、さらに、一対の突起は半ピ
ッチずれて配置されている。そして、一対の突起が一方
の壁部の溝及び他方の壁部の溝に嵌入されると接眼レン
ズがファインダ本体に固定される。 【0010】従って、接眼レンズを反転した状態と反転
しない状態で、接眼レンズの一対の突起を一方の壁部と
他方の壁部の任意の溝に嵌入することができ、接眼レン
ズを半ピッチの小さい間隔でファインダ本体に固定する
ことができる。これにより、接眼レンズの焦点をファイ
ンダ接眼部に合わせるための接眼レンズの位置調整が可
能になる。 【0011】 【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るファイン
ダ視度調整装置の好ましい実施例を詳述する。図1は本
発明に係るファインダ視度調整装置が使用されたズーム
レンズ装置の斜視図である。ズームレンズ装置10はケ
ース12を備えていて、ケース12内にはサイドカム筒
14が収納されている。サイドカム筒14の左側には第
1、第2撮影レンズ群が配置されていて、第1、第2撮
影レンズ群の撮影光軸16はサイドカム筒14と平行に
配置される。第1、第2撮影レンズ群は夫々第1、第2
移動枠を介してサイドカム筒14のカム溝14A、14
Bに移動自在に連結されている。サイドカム筒14には
ギア18が固定され、ギア18はモータ20のギア22
に噛合されている。 【0012】従って、モータ20からの駆動力がギア2
2、18を介して伝達されるとサイドカム筒14が回動
する。この場合、第1、第2撮影レンズ群は第1、第2
移動枠を介してカム14A、14Bに沿って撮影光軸1
6上で互いに近づく方向(テレ側方向)、及び互いに離
れる方向(ワイド側方向)に前後移動する。これによ
り、被写体像の撮影倍率が変化する。 【0013】図1に示すファインダ視度調整装置30は
ファインダ本体32、接眼レンズ34等を備えている。
ファインダ本体32はケース12の後端部に設けられて
いて、断面コ字型に形成されている。図2に示すように
ファインダ本体32の左側壁部32Aには複数の左溝3
6A1 、36A2 、36A3 が形成されていて、左溝3
6A1 、36A2 、36A3 は夫々1.0mmピッチの
間隔で、0.5mmの幅に形成されている。また、ファ
インダ本体32の右側壁部32Bには複数の右溝36B
1 、36B2 、36B3 が形成されていて、右溝36B
1 、36B2 、36B3 は夫々1.0mmピッチの間隔
で、0.5mmの幅に形成されている。そして、左側壁
部32Aの複数の左溝36A1 、36A2 、36A3
右側壁部32Bの複数の右溝36B1 、36B2 、36
3 とは半ピッチ(0.5mm)分ずれている。 【0014】図3に示すように接眼レンズ34は矩形状
に形成されていて、左側部34Aと右側部38Bとには
夫々突起38A、38Bが形成されている(図4参
照)。突起38A、38Bは夫々0.5mmの幅に形成
されていて、突起38A、38Bは0.5mmづれてい
る。このように、ファインダ本体32の左溝36A1
36A2 、36A3 と右溝36B1 、36B2 、36B
3 を半ピッチ(0.5mm)ずらし、さらに、接眼レン
ズ34の突起38A、38Bを0.5mmずらした。 【0015】従って、接眼レンズ34の突起38A及び
突起38Bは夫々、ファインダ本体32の左溝36A1
及び右溝36B1 、左溝36A2 及び右溝36B2 、左
溝36A3 及び右溝36B3 に嵌入され、さらに、接眼
レンズ34を反転(180°回転)して使用すると、接
眼レンズ34の突起38B及び突起38Aは夫々、ファ
インダ本体32の左溝36A1 及び右溝36B2 、左溝
36A2 及び右溝36B3 に嵌入される。これにより、
接眼レンズ34の位置を5段階に調整することができ
る。 【0016】尚、図1上で42はファインダ開口部、4
4、46は夫々第1、第2のプリズム、48はファイン
ダ接眼部であり、ファインダ開口部42から入射され
て、第1、第2のプリズム44、46を介して接眼レン
ズ34に導かれた被写体光がファインダ接眼部48に合
焦する。次に、前記の如く構成されたファインダ視度調
整装置の作用について説明する。先ず、図5に示すよう
に、接眼レンズ34の突起38A、34Bをファインダ
本体32の左溝36A1 及び36B1 に嵌入すると接眼
レンズ34の後端面が位置L1 に位置決めされる。尚、
位置L1 はファインダ接眼部48から最も離れた位置で
ある。 【0017】また、図6に示すように、接眼レンズ34
の突起38A、34Bをファインダ本体32の左溝36
3 及び36B3 に嵌入すると接眼レンズ34の後端面
が位置L5 の位置に位置決めされる。尚、位置L5 はフ
ァインダ接眼部48に最も近接した位置であり、位置L
1 から2mm離れた位置である。さらに、図7に示すよ
うに、接眼レンズ34の突起38A、34Bをファイン
ダ本体32の左溝36A2 及び36B2 に嵌入すると接
眼レンズ34の後端面が位置L3 の位置に位置決めされ
る。尚、位置L3 は位置L1 とL5 の中間位置であり、
位置L1 とL5とから1.0mm離れた位置である。 【0018】次に、図8に示すように、接眼レンズ34
を反転(180°回転)した状態で、接眼レンズ34の
突起38B、34Aをファインダ本体32の左溝36A
1 及び36B2 に嵌入すると接眼レンズ34の後端面が
位置L2 の位置に位置決めされる。尚、位置L2 は位置
1 とL3 の中間位置であり、位置L1 とL3 とから
0.5mm離れた位置である。また、図9に示すよう
に、接眼レンズ34の突起38B、34Aをファインダ
本体32の左溝36A2 及び36B3 に嵌入すると接眼
レンズ34の後端面が位置L4 の位置に位置決めされ
る。尚、位置L4 は位置L3 とL5 の中間位置であり、
位置L3 とL5 とから0.5mm離れた位置である。 【0019】以上のように、ファインダ本体32の左溝
36A1 、36A2 、36A3 と右溝36B1 、36B
2 、36B3 を半ピッチ(0.5mm)ずらし、さら
に、接眼レンズ34の突起38A、34Bを0.5mm
ずらしたので、ファインダ本体32に3段階の溝を形成
するだけで、接眼レンズ34の位置を位置L1 、L2
3 、L4 、L5 の5段階に0.5mmの間隔で調整す
ることができる。従って、ファインダ30の開口部から
入射されて、第1、第2のプリズムを介して接眼レンズ
34に導かれた被写体光がファインダ接眼部に合焦する
ように接眼レンズ34の位置を選択することができる。 【0020】前記実施例では接眼レンズ34の位置を
0.5mmの間隔で5段階に調整する場合について説明
したが、これに限らず、接眼レンズ34を0.5mm以
外の間隔で調整するようにしてもよく、また、接眼レン
ズ34を5段階以外の複数段に調整するようにしてもよ
い。また、前記実施例では1個の接眼レンズを使用する
場合について説明したが、これに限らず、複数の接眼レ
ンズを使用する場合にも適用することができる。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係るファイ
ンダ視度調整装置によれば、接眼レンズを反転した状態
と反転しない状態で、接眼レンズの一対の突起を一方の
壁部と他方の壁部の任意の溝に嵌入することができ、接
眼レンズを半ピッチの小さい間隔でファインダ本体に固
定することができる。これにより、接眼レンズの焦点を
ファインダ接眼部に合わせるための接眼レンズの位置調
整が可能になる。 【0022】従って、従来必要とされていた接眼レンズ
を固定するために接眼枠や、接眼枠をファインダ本体に
固定するためのボルトが不要になるので、部品点数を少
なくしてコスト低減や軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るファインダ視度調整装置が使用さ
れたズームレンズ装置の斜視図 【図2】本発明に係るファインダ視度調整装置のファイ
ンダ本体の断面図 【図3】本発明に係るファインダ視度調整装置の接眼レ
ンズの斜視図 【図4】本発明に係るファインダ視度調整装置の接眼レ
ンズの平面図 【図5】本発明に係るファインダ視度調整装置の接眼レ
ンズの作用を説明した説明図 【図6】本発明に係るファインダ視度調整装置の接眼レ
ンズの作用を説明した説明図 【図7】本発明に係るファインダ視度調整装置の接眼レ
ンズの作用を説明した説明図 【図8】本発明に係るファインダ視度調整装置の接眼レ
ンズの作用を説明した説明図 【図9】本発明に係るファインダ視度調整装置の接眼レ
ンズの作用を説明した説明図 【図10】従来のファインダの斜視図 【符号の説明】 30…ファインダ視度調整装置 32…ファインダ本体 32A、32B…壁部 34…接眼レンズ 34A、34B…側部 36A1 、36A2 、36A3 、36B1 、36B2
36B3 …溝 38A、38B…突起

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 対向して配設された一対の壁部に同ピッ
    チで複数の溝が形成されると共に前記一方の壁部に形成
    された複数の溝と他方の壁部に形成された複数の溝とが
    互いに半ピッチずれて配置されたファインダ本体と、 前記一方の壁部に形成された複数の溝のいずれかの溝と
    他方の壁部に形成された複数の溝のいずれかの溝に嵌入
    可能に形成された一対の突起が両側部に半ピッチずれて
    形成され、前記一対の突起が前記一方の壁部の溝と他方
    の壁部の溝に嵌入されて前記ファインダ本体に固定され
    る接眼レンズと、 を備え、前記接眼レンズの一対の突起を前記一方の壁部
    の選択された溝と他方の壁部の選択された溝に嵌入して
    視度調整することを特徴とするファインダ視度調整装
    置。
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