JP3409386B2 - ホークステムの軸受装置 - Google Patents

ホークステムの軸受装置

Info

Publication number
JP3409386B2
JP3409386B2 JP22790293A JP22790293A JP3409386B2 JP 3409386 B2 JP3409386 B2 JP 3409386B2 JP 22790293 A JP22790293 A JP 22790293A JP 22790293 A JP22790293 A JP 22790293A JP 3409386 B2 JP3409386 B2 JP 3409386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head lug
collar
stem
hawk stem
hawk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22790293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0754839A (ja
Inventor
憲司 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oiles Corp
Original Assignee
Oiles Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oiles Corp filed Critical Oiles Corp
Priority to JP22790293A priority Critical patent/JP3409386B2/ja
Publication of JPH0754839A publication Critical patent/JPH0754839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3409386B2 publication Critical patent/JP3409386B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自転車、オー
トバイ等の二輪車又は三輪車のホークステムの軸受装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば従来の自転車のホークステムの軸
受装置は、ホークステムの段部に嵌着された下玉押し
と、ヘッドラグに嵌着された下わんと、この下わんと下
玉押しとの間に配された多数の鋼球とからなり、鋼球の
転がり移動によりホークステムを軸支している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のホ
ークステムの軸受装置では、ヘッドラグからの荷重を鋼
球及び下玉押しを介してホークステムの段部で支持して
いるため、当該荷重により鋼球の圧痕が下玉押しに生
じ、長期の使用でこの圧痕の程度が大きくなると、ホー
クステムの上端に取り付けられたハンドルの操作がスム
ーズに行えなくなり、場合によりハンドルを回転するこ
とが困難になることがある。また、鋼球を使用するが故
に、錆の問題を必然的に具有し、錆が鋼球に発生する
と、上記と同様にハンドルの操作に支障をきたすことと
なる。更に従来の自転車のホークステムの軸受装置は殆
ど剛体と見做すことができるので、ホークステムのヘッ
ドラグに対する軸方向の移動は許容されず、車輪からホ
ーク足に加わる振動、衝撃がそのままヘッドラグを介し
てサドルに伝達され、乗り心地を劣化させている。これ
らの問題は自転車に限らず、その他オートバイ等の二輪
車又は三輪車のホークステムの軸受装置においても生じ
うる。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、スムーズなハンドル
の操作を長期に亘って得ることができ、車輪からの振
動、衝撃を吸収することができ、良好なハンドルの操作
感覚及び乗り心地を得ることのできるホークステムの軸
受装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、ヘッドラグ内に回転自在に挿着されており、ヘッド
ラグの軸方向移動を規制する段部がヘッドラグの環状端
面に対向する位置に形成されたホークステムの軸受装置
であって、ヘッドラグの環状端面とホークステムの段部
との間では、ホークステムのヘッドラグに対する回転を
許容すると共に、ホークステムのヘッドラグに対する軸
方向の移動を弾性的に許容し、ヘッドラグの内周面とホ
ークステムの外周面との間では、ホークステムのヘッド
ラグに対する回転を許容するように、それぞれの間に配
されたブッシュ装置を具備しており、ブッシュ装置は、
ホークステムの段部とヘッドラグの環状端面との間に配
された環状弾性体と、ホークステムの段部とヘッドラグ
の環状端面との間に配された鍔部及びこの鍔部に一体形
成されて、ヘッドラグの内周面とホークステムの外周面
との間に配された筒部を有した鍔付円筒ブッシュとを具
するホークステムの軸受装置によって達成される。
【0006】また本発明のホークステムの軸受装置で
は、環状弾性体の外周面及び鍔付円筒ブッシュの鍔部の
外周面を覆う大径筒部と、ヘッドラグの内周面と鍔付円
筒ブッシュの筒部の外周面との間に配された小径筒部
と、大径筒部と小径筒部との間を連結してこれらに一体
的に形成されており、ヘッドラグの環状端面と鍔付円筒
ブッシュの鍔部との間に配された環状壁部とを具備した
ハウジングを更に有していてもよく、更には、鍔付円筒
ブッシュの鍔部と環状弾性体との間に、ワッシャが配さ
れていてもよく、一方、鍔付円筒ブッシュの鍔部に一体
的に突起を設け、この突起を環状弾性体に形成された凹
所に嵌入させてもよい。
【0007】本発明によれば前記目的はまた、ヘッドラ
グ内に回転自在に挿着されており、ヘッドラグの軸方向
移動を規制する段部がヘッドラグの環状端面に対向する
位置に形成されたホークステムの軸受装置であって、ヘ
ッドラグの環状端面とホークステムの段部との間では、
ホークステムのヘッドラグに対する回転を許容すると共
に、ホークステムのヘッドラグに対する軸方向の移動を
弾性的に許容し、ヘッドラグの内周面とホークステムの
外周面との間では、ホークステムのヘッドラグに対する
回転を許容するように、それぞれの間に配されたブッシ
ュ装置を具備しており、ブッシュ装置は、ホークステム
の段部とヘッドラグの環状端面との間に配された鍔部
と、この鍔部に一体形成されて、ヘッドラグの内周面と
ホークステムの外周面との間に配された筒部と、鍔部及
び筒部の外面を覆って当該鍔部及び筒部に一体形成され
た弾性外被とを有した鍔付円筒ブッシュを具備してお
り、鍔部及び筒部は、網目付きメタルシートと、このメ
タルシートの表面及び網目に被覆、充填されてなる低摩
擦性の樹脂材とからなり、弾性外被は、鍔部及び筒部の
外面に加硫接着されたゴム材からなるホークステムの軸
受装置によっても達成される。
【0008】ここで、ヘッドラグの端部、鍔部の環状端
面及び弾性外被の環状端面をそれぞれ覆う筒部と、この
筒部に一体的に形成されており、ヘッドラグの環状端面
と鍔付円筒ブッシュの鍔部との間に配された環状壁部と
を具備したハウジングを更に具備させてホークステムの
軸受装置を形成してもよい。
【0009】更に本発明によれば前記目的は、ヘッドラ
グ内に回転自在に挿着されており、ヘッドラグの軸方向
移動を規制する段部がヘッドラグの環状端面に対向する
位置に形成されたホークステムの軸受装置であって、ヘ
ッドラグの環状端面とホークステムの段部との間では、
ホークステムのヘッドラグに対する回転を許容すると共
に、ホークステムのヘッドラグに対する軸方向の移動を
弾性的に許容し、ヘッドラグの内周面とホークステムの
外周面との間では、ホークステムのヘッドラグに対する
回転を許容するように、それぞれの間に配されたブッシ
ュ装置と、ハウジングとを具備しており、ブッシュ装置
は、ホークステムの段部とヘッドラグの環状端面との間
に配された鍔部と、この鍔部に一体形成されて、ヘッド
ラグの内周面とホークステムの外周面との間に配された
筒部と、鍔部及び筒部の外面を覆って当該鍔部及び筒部
に一体形成された弾性外被とを有した鍔付円筒ブッシュ
を具備しており、ハウジングは、ヘッドラグの端部、鍔
部の環状端面及び弾性外被の環状端面をそれぞれ覆う筒
部と、この筒部に一体的に形成されており、ヘッドラグ
の環状端面と鍔付円筒ブッシュの鍔部との間に配された
環状壁部とを具備するホークステムの軸受装置によって
も達成される。
【0010】なお、ブッシュ装置とホークステムの段部
との間に、更に、ワッシャを配してもよい。
【0011】
【作用】本発明のホークステムの軸受装置によれば、ヘ
ッドラグ内に回転自在に挿着されたホークステムはブッ
シュ装置により軸支される。したがって、ブッシュ装置
がホークステムのヘッドラグに対する軸方向の移動を弾
性的に許容する結果、車輪からの振動、衝撃を吸収する
ことができ、良好な乗り心地を得ることのできる。ま
た、ブッシュ装置による滑り軸受作用を利用するため、
ヘッドラグからの荷重による圧痕の発生の虞もなく、ス
ムーズなハンドル操作を長期に亘って得ることができ
る。
【0012】次に本発明を、図に示す好ましい具体例に
基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら具
体例に何等限定されないのである。
【0013】
【具体例】図1及び図2において、中空のヘッドラグ1
内に回転自在に挿着されており、ヘッドラグ1の軸方向
移動、すなわちA方向移動を規制する環状の段部2がヘ
ッドラグ1の下方の環状端面3に対向する位置に形成さ
れた中空のホークステム4に対する本例の軸受装置5
は、ヘッドラグ1の環状端面3とホークステム4の段部
2との間では、ホークステム4のヘッドラグ1に対する
回転を許容すると共に、ホークステム4のヘッドラグ1
に対するA方向の移動を弾性的に許容し、ヘッドラグ1
の内周面6とホークステム4の外周面7との間では、ホ
ークステム4のヘッドラグ1に対する回転を許容するよ
うに、ヘッドラグ1の環状端面3とホークステム4の段
部2との間及びヘッドラグ1の内周面6とホークステム
4の外周面7との間に配されたブッシュ装置8を具備し
ている。
【0014】本例のブッシュ装置8は、ホークステム4
の段部2とヘッドラグ1の環状端面3との間に配された
合成ゴム製の環状弾性体11と、ホークステム4の段部
2とヘッドラグ1の環状端面3との間に配された鍔部1
2及び鍔部12に一体形成されて、ヘッドラグ1の内周
面6とホークステム4の外周面7との間に配された筒部
13を有した鍔付円筒ブッシュ14とを具備している。
鍔付円筒ブッシュ14の鍔部12の下面には一体的に環
状の突起15が設けられており、突起15は環状弾性体
11の一方の面に形成された環状の凹所16に嵌入され
ている。環状弾性体11の他方の面には、凹所16に対
向して同じく環状の凹所17が形成されている。
【0015】本例のホークステム4の軸受装置5は、更
に、環状弾性体11の外周面21及び鍔付円筒ブッシュ
14の鍔部12の環状の外周面22を覆う大径筒部23
と、ヘッドラグ1の内周面6と鍔付円筒ブッシュ14の
筒部13の外周面24との間に配された小径筒部25
と、大径筒部23と小径筒部25との間を連結してこれ
らに一体的に形成されており、ヘッドラグ1の環状端面
3と鍔付円筒ブッシュ14の鍔部12との間に配された
環状壁部26とを具備した絞りハウジング27を有して
おり、また、ブッシュ装置8とホークステム4の段部2
との間に、より詳細には、環状弾性体11とホークステ
ム4の段部2との間に、スチール製のワッシャ28が配
されている。
【0016】ホークステム4の上部にも、軸受装置5と
同様に形成された軸受装置5aが設けられている。ここ
でホークステム4に螺着された止めナット31の下面3
2が、上述の段部2として構成されている。なお、ホー
クステム4の上部内部には、ハンドル(図示せず)のパ
イプが嵌入される。
【0017】以上のように形成された軸受装置5では、
ヘッドラグ1に対するホークステム4の相対的回転にお
いては、鍔付円筒ブッシュ14とハウジング27との接
触面41で滑りが生じ、而してヘッドラグ1に対するホ
ークステム4の滑らかな相対的回転を提供し得る。ま
た、ホークステム4に加わる振動、衝撃は環状弾性体1
1の圧縮変形により吸収される。加えて軸受装置5で
は、面的接触でヘッドラグ1からのスラスト荷重を支持
しているため、圧痕の発生を効果的になくし得る結果、
スムーズなハンドルの操作を長期に亘って得ることがで
き、また、合成ゴム製の環状弾性体11であるが故に、
錆の発生の虞もなくし得る。なお、本例では突起15が
設けられているため、この突起15により止めナット3
1の締め付けセンサ機能を行わせることができる。軸受
装置5aも同様に作用する。
【0018】ところで本発明に従うホークステムの軸受
装置を図3及び図4に示すように形成してもよい。すな
わち図3及び図4において、本例のホークステム4の軸
受装置51は、ヘッドラグ1の環状端面3とホークステ
ム4の段部2との間では、ホークステム4のヘッドラグ
1に対する回転を許容すると共に、ホークステム4のヘ
ッドラグ1に対するA方向の移動を弾性的に許容し、ヘ
ッドラグ1の内周面6とホークステム4の外周面7との
間では、ホークステム4のヘッドラグ1に対する回転を
許容するように、ヘッドラグ1の環状端面3とホークス
テム4の段部2との間及びヘッドラグ1の内周面6とホ
ークステム4の外周面7との間に配されたブッシュ装置
52を具備している。
【0019】ブッシュ装置52は、ホークステム4の段
部2とヘッドラグ1の環状端面3との間に配された合成
ゴム製の環状弾性体55と、ホークステム4の段部2と
ヘッドラグ1の環状端面3との間に配された鍔部56及
び鍔部56に一体形成されて、ヘッドラグ1の内周面6
とホークステム4の外周面7との間に配された筒部57
を有した鍔付円筒ブッシュ58とを具備している。
【0020】本例の軸受装置51は、軸受装置5と同様
に、更に、環状弾性体55の外周面61及び鍔付円筒ブ
ッシュ58の鍔部56の外周面62を覆う大径筒部63
と、ヘッドラグ1の内周面6と鍔付円筒ブッシュ58の
筒部57の外周面64との間に配された小径筒部65
と、大径筒部63と小径筒部65との間を連結してこれ
らに一体的に形成されており、ヘッドラグ1の環状端面
3と鍔付円筒ブッシュ58の鍔部56との間に配された
環状壁部66とを具備した絞りハウジング67を有して
おり、また、鍔付円筒ブッシュ58の鍔部56と環状弾
性体55との間には、ステンレス製のワッシャ68が、
ブッシュ装置52とホークステム4の段部2との間に
は、より詳細には、環状弾性体55とホークステム4の
段部2との間には、スチール製のワッシャ69がそれぞ
れ配されている。絞りハウジング67の大径筒部63の
先端63aは、かしめられて縮径され、ワッシャ69等
を保持している。
【0021】以上のように形成された軸受装置51で
は、ヘッドラグ1に対するホークステム4の相対的回転
においては、鍔付円筒ブッシュ58とホークステム4及
びワッシャ68との接触面70及び71で主に滑りが生
じ、而して上述の軸受装置5と同様の効果を奏し得る。
【0022】また、本発明に従うホークステムの軸受装
置を図5及び図6に示すように形成してもよい。すなわ
ち図5及び図6において、本例のホークステム4の軸受
装置81は、ヘッドラグ1の環状端面3とホークステム
4の段部2との間では、ホークステム4のヘッドラグ1
に対する回転を許容すると共に、ホークステム4のヘッ
ドラグ1に対するA方向の移動を弾性的に許容し、ヘッ
ドラグ1の内周面6とホークステム4の外周面7との間
では、ホークステム4のヘッドラグ1に対する回転を許
容するように、ヘッドラグ1の環状端面3とホークステ
ム4の段部2との間及びヘッドラグ1の内周面6とホー
クステム4の外周面7との間に配されたブッシュ装置8
2を具備している。
【0023】本例のブッシュ装置82は、ホークステム
4の段部2とヘッドラグ1の環状端面3との間に配され
た鍔部85と、鍔部85に一体形成されて、ヘッドラグ
1の内周面6とホークステム4の外周面7との間に配さ
れた筒部86と、鍔部85及び筒部86の外面87及び
88を覆って当該鍔部85及び筒部86に一体形成され
た弾性外被89とを有した鍔付円筒ブッシュ90を具備
している。本例では鍔部85及び筒部86は、網目付き
メタルシートと、このメタルシートの表面及び網目に被
覆、充填されてなる低摩擦性の樹脂材とからなり、弾性
外被89は、鍔部85及び筒部86の外面87及び88
に加硫接着されたゴム材からなる。網目付きメタルシー
トとしては、ワイヤーメッシュシート又はエキスパンド
メタルシートのいずれでもよく、その厚みとしては、
0.1mmから1mm程度が好ましい。低摩擦性の樹脂
材としては、テトラフルオロエチレン樹脂を一つの好ま
しい例として挙げることができるが、その他の低摩擦性
の樹脂材であってもよい。
【0024】本例のホークステム4の軸受装置81は、
更に、ヘッドラグ1の下方の端部91、鍔部85の環状
端面92及び弾性外被89の環状端面93をそれぞれ覆
う筒部94と、筒部94に一体的に形成されており、ヘ
ッドラグ1の環状端面3と鍔部85の弾性外被89との
間に配された環状壁部95とを具備したガラス入りナイ
ロン製のハウジング96を更に有しており、また、ブッ
シュ装置82とホークステム4の段部2との間に、更に
詳細には鍔部85と段部2との間に、ステンレス製のワ
ッシャ97が配されている。ハウジング96の筒部94
の一端には、径方向内側に突出し、円周方向に複数個配
された爪100が一体的に形成されており、爪100に
よってワッシャ97は保持されている。
【0025】軸受装置81でも、ヘッドラグ1に対する
ホークステム4の相対的回転においては、鍔付円筒ブッ
シュ90とホークステム4及びワッシャ97との接触面
98及び99で滑りが生じ、而して上述の軸受装置5及
び51と同様の効果を奏し得る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スムーズ
なハンドルの操作を長期に亘って得ることができ、車輪
からの振動、衝撃を吸収することができ、良好なハンド
ルの操作感覚及び乗り心地を得ることのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う好ましい一具体例の一部詳細断面
図である。
【図2】図1に示す具体例が用いられた自転車ヘッド部
の全体説明図である。
【図3】本発明に従う好ましい他の具体例の一部詳細断
面図である。
【図4】図3に示す具体例の全体説明図である。
【図5】本発明に従う好ましい更に他の具体例の一部詳
細断面図である。
【図6】図5に示す具体例の全体説明図である。
【符号の説明】
1 ヘッドラグ 2 段部 3 環状端面 4 ホークステム 5 軸受装置 6 内周面 7 外周面 8 ブッシュ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62K 21/06 F16C 17/10 F16C 27/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドラグ内に回転自在に挿着されてお
    り、ヘッドラグの軸方向移動を規制する段部がヘッドラ
    グの環状端面に対向する位置に形成されたホークステム
    の軸受装置であって、ヘッドラグの環状端面とホークス
    テムの段部との間では、ホークステムのヘッドラグに対
    する回転を許容すると共に、ホークステムのヘッドラグ
    に対する軸方向の移動を弾性的に許容し、ヘッドラグの
    内周面とホークステムの外周面との間では、ホークステ
    ムのヘッドラグに対する回転を許容するように、それぞ
    れの間に配されたブッシュ装置を具備しており、ブッシ
    ュ装置は、ホークステムの段部とヘッドラグの環状端面
    との間に配された環状弾性体と、ホークステムの段部と
    ヘッドラグの環状端面との間に配された鍔部及びこの鍔
    部に一体形成されて、ヘッドラグの内周面とホークステ
    ムの外周面との間に配された筒部を有した鍔付円筒ブッ
    シュとを具備するホークステムの軸受装置
  2. 【請求項2】 環状弾性体の外周面及び鍔付円筒ブッシ
    ュの鍔部の外周面を覆う大径筒部と、ヘッドラグの内周
    面と鍔付円筒ブッシュの筒部の外周面との間に配された
    小径筒部と、大径筒部と小径筒部との間を連結してこれ
    らに一体的に形成されており、ヘッドラグの環状端面と
    鍔付円筒ブッシュの鍔部との間に配された環状壁部とを
    具備したハウジングを更に有している請求項に記載の
    ホークステムの軸受装置。
  3. 【請求項3】 鍔付円筒ブッシュの鍔部と環状弾性体と
    の間には、ワッシャが配されている請求項又はに記
    載のホークステムの軸受装置。
  4. 【請求項4】 鍔付円筒ブッシュの鍔部には一体的に突
    起が設けられており、この突起は環状弾性体に形成され
    た凹所に嵌入されている請求項又はに記載のホーク
    ステムの軸受装置。
  5. 【請求項5】 ヘッドラグ内に回転自在に挿着されてお
    り、ヘッドラグの軸方向移動を規制する段部がヘッドラ
    グの環状端面に対向する位置に形成されたホークステム
    の軸受装置であって、ヘッドラグの環状端面とホークス
    テムの段部との間では、ホークステムのヘッドラグに対
    する回転を許容すると共に、ホークステムのヘッドラグ
    に対する軸方向の移動を弾性的に許容し、ヘッドラグの
    内周面 とホークステムの外周面との間では、ホークステ
    ムのヘッドラグに対する回転を許容するように、それぞ
    れの間に配されたブッシュ装置を具備しており、ブッシ
    ュ装置は、ホークステムの段部とヘッドラグの環状端面
    との間に配された鍔部と、この鍔部に一体形成されて、
    ヘッドラグの内周面とホークステムの外周面との間に配
    された筒部と、鍔部及び筒部の外面を覆って当該鍔部及
    び筒部に一体形成された弾性外被とを有した鍔付円筒ブ
    ッシュを具備しており、鍔部及び筒部は、網目付きメタ
    ルシートと、このメタルシートの表面及び網目に被覆、
    充填されてなる低摩擦性の樹脂材とからなり、弾性外被
    は、鍔部及び筒部の外面に加硫接着されたゴム材からな
    るホークステムの軸受装置。
  6. 【請求項6】 ヘッドラグの端部、鍔部の環状端面及び
    弾性外被の環状端面をそれぞれ覆う筒部と、この筒部に
    一体的に形成されており、ヘッドラグの環状端面と鍔付
    円筒ブッシュの鍔部との間に配された環状壁部とを具備
    したハウジングを更に有している請求項に記載のホー
    クステムの軸受装置。
  7. 【請求項7】 ヘッドラグ内に回転自在に挿着されてお
    り、ヘッドラグの軸方向移動を規制する段部がヘッドラ
    グの環状端面に対向する位置に形成されたホークステム
    の軸受装置であって、ヘッドラグの環状端面とホークス
    テムの段部との間では、ホークステムのヘッドラグに対
    する回転を許容すると共に、ホークステムのヘッドラグ
    に対する軸方向の移動を弾性的に許容し、ヘッドラグの
    内周面とホークステムの外周面との間では、ホークステ
    ムのヘッドラグに対する回転を許容するように、それぞ
    れの間に配されたブッシュ装置と、ハウジングとを具備
    しており、ブッシュ装置は、ホークステムの段部とヘッ
    ドラグの環状端面との間に配された鍔部と、この鍔部に
    一体形成されて、ヘッドラグの内周面とホークステムの
    外周面との間に配された筒部と、鍔部及び筒部の外面を
    覆って当該鍔部及び筒部に一体形成された弾性外被とを
    有した鍔付円筒ブッシュを具備しており、ハウジング
    は、ヘッドラグの端部、鍔部の環状端面及び弾性外被の
    環状端面をそれぞれ覆う筒部と、この筒部に一体的に形
    成されており、ヘッドラグの環状端面と鍔付円筒ブッシ
    ュの鍔部との間に配された環状壁部とを具備するホーク
    ステムの軸受装置。
  8. 【請求項8】 ブッシュ装置とホークステムの段部との
    間に、更に、ワッシャが配されている請求項1から
    いずれか一項に記載のホークステムの軸受装置。
JP22790293A 1993-08-20 1993-08-20 ホークステムの軸受装置 Expired - Fee Related JP3409386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22790293A JP3409386B2 (ja) 1993-08-20 1993-08-20 ホークステムの軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22790293A JP3409386B2 (ja) 1993-08-20 1993-08-20 ホークステムの軸受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0754839A JPH0754839A (ja) 1995-02-28
JP3409386B2 true JP3409386B2 (ja) 2003-05-26

Family

ID=16868102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22790293A Expired - Fee Related JP3409386B2 (ja) 1993-08-20 1993-08-20 ホークステムの軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3409386B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4788803B2 (ja) * 2009-05-14 2011-10-05 オイレス工業株式会社 スラスト滑り軸受
JP6573555B2 (ja) * 2016-01-08 2019-09-11 オイレス工業株式会社 滑り軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0754839A (ja) 1995-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5975550A (en) Torsional shock absorber for bicycle
US3083038A (en) Telescopic spring suspension systems for the front wheels of bicycles, mopeds, motor scooters and motor cycles
JP2607243Y2 (ja) 車輪サスペンション型フロントフォーク
US4925198A (en) Shimmy damping system for steerable vehicles
JP2004245413A (ja) サスペンションスラスト軸受装置
EP2103513B1 (en) Motorcycle
JP3409386B2 (ja) ホークステムの軸受装置
JPH09183387A (ja) ステアリング用ボールジョイント
US4517854A (en) Low-vibration steering device
JP3989058B2 (ja) ダストカバー取付構造
EP0799761A2 (en) Structure of front fork for bicycle
KR20120117191A (ko) 충격 흡수 기능을 갖춘 자전거 손잡이
US7083035B2 (en) Motorcycle clutch lever mechanism
EP0644108B1 (en) Bicycle front wheel control mechanism
JPH06213251A (ja) 自動調心型クラッチレリーズ軸受装置
JP3706845B2 (ja) アクスルハブの支持構造
KR200440704Y1 (ko) 자전거 핸들의 충격 흡수장치
JPH01309886A (ja) 自動二輪車の操舵装置
EP0847914B1 (en) Power unit for motor-assisted bicycle
US6112841A (en) Positioning apparatus for a speedometer gear box
JP3422321B2 (ja) 2人乗りが可能なスクータ型車両
JP3821248B2 (ja) フロントフォークのホルダ固定構造
JPS5856421Y2 (ja) スラスト軸受
JPS6035795Y2 (ja) スラスト軸受
JPH09221080A (ja) 自転車用サスペンションフォーク及び自転車

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees