JP3407550B2 - Pwmコンバータ装置の起動回路 - Google Patents

Pwmコンバータ装置の起動回路

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JP3407550B2 JP18964396A JP18964396A JP3407550B2 JP 3407550 B2 JP3407550 B2 JP 3407550B2 JP 18964396 A JP18964396 A JP 18964396A JP 18964396 A JP18964396 A JP 18964396A JP 3407550 B2 JP3407550 B2 JP 3407550B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PWMコンバー
タ装置に係わり、特に起動時に電流が過大とならぬよう
にスムーズな起動を行なうことができるPWMコンバー
タ装置の起動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば特公平5ー70385号
公報に記載された、従来のPWMコンバータ装置および
そのPWMコンバータ装置の起動回路の回路構成を表す
ブロック回路を示す図である。図において、PSは交流
電源、TRは変圧器、CONVはPWMコンバータであ
り、交流電源PSは変圧器TRを介してPWMコンバー
タCONVに入力され、直流に変換される。PWMコン
バータCONVはゲートターンオフサイリスタ(以下、
GTOサイリスタと記す)T1〜T4およびダイオード
D1〜D4により構成されている。
【0003】Lは交流リアクトル、COはフィルタコン
デンサ、VD1はPWMコンバータCONVの交流入力
側に設置された第1の電圧検出器、VD2はPWMコン
バータCONVの直流出力側に設置された第2の電圧検
出器、CT1は電流検出器である。PWMコンバータC
ONVは直流出力電圧VDが直流出力電圧指令値VRに等
しくなるようにGTOサイリスタT1〜T4のゲート信
号が制御される。
【0004】ここで、第2の電圧検出器VD2の出力で
ある直流出力電圧VDはホールド回路14に入力され、
さらに直流出力電圧VDは直流出力電圧指令値VRとつき
合せ、第1の補償回路9に入力している。この直流出力
電圧指令値VRは、直流出力電圧VDを保持するホールド
回路14の出力段の直流出力電圧の指令値が時間の関数
として滑らかに漸増し一定値で飽和するような値にな
る。
【0005】第1の補償回路9の出力および第1の電圧
検出器VD1の交流電圧出力VSは掛算回路10に入力
され、掛算回路10の出力および電流検出器CT1の出
力をつき合せ、第2の補償回路11に入力し、第2の補
償回路11および高周波の三角波である変調波を出力す
る変調波発生回路12とつき合せ、その出力をゲート増
幅回路13を介しPWMコンバータCONVのGTOサ
イリスタT1〜T4の各ゲートに接続している。
【0006】次に動作について説明する。まず、PWM
コンバータ装置の基本動作を説明する。交流電源PSか
ら変圧器TRおよび交流リアクトルLを介して交流電力
を受け入れるPWMコンバータCONVは、その出力段
の直流出力電圧が一定に保たれるように制御されるとと
もに、交流入力電流の波形が交流入力電圧と同相あるい
は逆相として、しかも正弦波に近づくように制御され
る。
【0007】第2の電圧検出器VD2により検出された
PWMコンバータCONVの直流出力電圧VDと直流出
力電圧指令値VRとが比較され、その差分が第1の補償
回路9に入力される。第1の補償回路9において適宜の
時間遅れが演算増幅された出力と、第1の電圧検出回路
VD1により検出されたPWMコンバータ装置の交流入
力電圧VSとが掛算回路10において掛算され、電流指
令値IRが出力される。この電流指令値IRと電流検出器
CT1により検出されたPWMコンバータCONVのG
TOサイリスタT1〜T4の各ゲートに点弧信号が送ら
れる。
【0008】以上の動作において、PWMコンバータ装
置が起動する際、その直流出力電圧検出値VDと直流出
力電圧指令値VRとの差分が大きい場合、掛算回路10
によって計算されたPWMコンバータ装置の電流指令値
IRが大きくなり、PWMコンバータ装置を起動したと
き、過大な交流電流が流れる可能性がある。そこで、P
WMコンバータ装置の起動時は、起動指令が出されたと
同時に第2の電圧検出器VD2により検出された直流出
力電圧値VDをホールド回路14でホールドし、その値
を直流出力電圧指令値発生回路15へ出力する。また、
それと同時に該ホールド回路14によりホールドされた
直流出力電圧値VDを初期値V0とし、その後時間経過と
ともに徐々に電圧を上げ、最終的にPWMコンバータ装
置の直流出力電圧指令値まで変化させる。
【0009】このように起動時にPWMコンバータ装置
の直流出力電圧値VDをホールドした値V0を初期値と
し、徐々にその値を上昇させることにより、起動時は第
2の電圧検出器で検出された値VDと、直流電圧指令値
発生回路の出力VRが等しくなり、第1の補償回路9の
出力がゼロとなり、掛算回路10の出力もゼロとなる。
【0010】従って、PWMコンバータ装置の起動の際
には電流指令値IRがゼロから始まり、その後直流出力
電圧発生回路15の出力が徐々に上昇し、それとともに
第1の補償回路9および掛算回路10の出力も徐々に上
昇し、PWMコンバータ装置の交流入力電流ゼロの状態
からスムーズに増加する。
【0011】図4は、交流電源PSと直流出力電圧VD
とホールドされた初期値V0と直流出力電圧指令値VRの
関係を示すタイミングチャート図で、PWMコンバータ
装置に電源を投入した時点からのタイミングチャートを
示す図である。
【0012】図4(a)は交流電源PSの波形であり、
交流電源電圧値をVACとする。図4(b)は直流出力電
圧VDの波形であり、電源投入してからフィルタコンデ
ンサCOに電荷が蓄積され電圧が徐々に上昇し、交流電
源電圧を全波整流した値、通常は交流電源電圧値VACを
√2倍した直流出力電圧値に落ち着くようになる。図4
(c)は直流出力電圧指令値VRの波形を示し、PWM
コンバータ装置の起動時に、(b)で示した直流出力電
圧VDを初期値V0としてホールドし、その後直流出力電
圧指令値VRは直流出力電圧指令値発生回路15により
時間関数的に上昇していく。
【0013】このとき、図4(b)に示す直流出力電圧
VDもその直流出力電圧指令値VRに追従して時間関数的
に上昇していく。図4(c)に示すように直流出力電圧
指令値VRが時間関数的に漸増するためにPWMコンバ
ータ装置の起動時に過大な交流入力電流が流れることな
く制御されている。
【0014】上述のように、PWMコンバータ装置の起
動時に直流出力電圧をホールドした値を直流出力電圧指
令値とし、その後直流出力電圧指令値を時間関数的に上
昇させるパターンとすることにより、過大な交流入力電
流が流れることを防ぎ、トランジスタおよびダイオード
の破壊および過電流検出回路の誤動作を防ぐことができ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、起動時
に直流出力電圧値を初期値としてホールドして直流出力
電圧指令値を作成しているので、運転中電源オフし、直
流出力電圧が低下した後、再度電源を投入した場合な
ど、ホールドする初期値を誤認識することがあるという
問題点、ホールドした初期値のため直流出力電圧指令値
が固定されてしまうので、運転中の電源変動により電源
電圧が高くなって、実際の直流出力電圧が固定された直
流出力電圧指令値よりも高くなると、高調波抑制効果が
低下してしまうといった問題点があった。
【0016】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、起動時に高調波抑制効果を低下
させることなく、過大な交流入力電流が流れることを防
ぐことができるPWMコンバータ装置の起動回路を得る
ことを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPWMコ
ンバータ装置の起動回路は、第1の電圧検出器で検出し
た電源電圧を直流出力電圧に換算する電源電圧計算手段
と、電源電圧計算手段で換算した直流出力電圧に所定値
を加算して直流出力電圧指令値を作成する直流出力電圧
指令値作成手段と、直流出力電圧指令値作成手段の出力
した直流出力電圧指令値と直流出力電圧を検出する第2
の電圧検出器で検出した直流出力電圧検出値との誤差電
圧をPI制御する第1の補償回路と、第1の電圧検出器
で検出した電源電圧から位相を検出し、電流指令の振幅
の異なる正弦波波形を作成する正弦波波形作成手段と、
この正弦波波形を格納する少なくとも二つ以上の正弦波
テーブルに格納されている正弦波波形と第1の補償回路
の出力とを基に電流指令を作成する掛算手段と、を備
、前記PWMコンバータの起動時に振幅の小さな正弦
波波形を使用し、所定時間経過後振幅の大きな正弦波波
形を使用するようにしたものである。
【0018】
【0019】さらに、直流出力電圧指令値作成手段の後
段に一次遅れフィルタを備え、前記直流出力電圧指令値
作成手段の出力に一次遅れフィルタを介した値を直流出
力電圧指令値とするようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態によるP
WMコンバータ装置の起動回路の回路構成を表すブロッ
ク回路を示す図である。図において、上述の従来例と同
一構成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符
号を付してその説明を省略する。1は交流電源電圧VAC
を全波整流して直流出力電圧VSとする電源電圧計算手
段、2は第1の電圧検出器VD1から検出された電圧を
基に位相を検出し、電流指令の正弦波波形を作成する正
弦波波形作成手段、3は電源電圧計算手段1の出力する
直流出力電圧VSに所定値を加えて直流出力電圧指令値
とする直流出力電圧指令値作成手段、4は1次遅れフィ
ルタ、5は第1の正弦波テーブル(振幅が大きい、例え
ば振幅=1のもの)、6は第2の正弦波テーブル(振幅
が小さい、例えば振幅<1のもの)、7および8は起動
指令時に第1の正弦波テーブル5および第2の正弦波テ
ーブル6を切り換えるスイッチである。
【0021】次に動作について説明する。PWMコンバ
ータ装置の基本動作は、上述の従来例と同様であり、そ
の説明を省略する。PWMコンバータCONVの直流出
力電圧指令値VRを次のように決定する。電源電圧計算
手段1は、第1の電圧検出器VD1で検出された値を基
に、通常交流電源電圧VACを√2倍した値に等しくなる
VSを出力する。直流出力電圧指令値作成手段3は、電
源電圧計算手段1により出力されるVSからステップ的
に所定値を加え、PWMコンバータ装置の制御電圧すな
わち直流出力電圧指令値を作る。この値は電源電圧によ
り変動する値であり、電源電圧変動によって直流出力電
圧指令値が常に変動するのを防ぐために、1次遅れフィ
ルタ4を設け、この1次遅れフィルタを介した出力をV
Rとする。このように決定された直流出力電圧指令値V
Rは、第2の電圧検出器VD2から検出された実際の直
流出力電圧VDとつき合せ、第1の補償回路9に入力し
ている。
【0022】一方、実際の交流入力電流を取り込み、電
流の指令値を制御している電流ループの動作について説
明する。正弦波波形作成手段2で第1の電圧検出器VD
1により検出した値VACを基に位相を検出し、電流指令
の正弦波波形を作成して、正弦波テーブルに格納する。
掛算回路10は、電流指令の基となる正弦波テーブルの
正弦波波形と、第1の補償回路9の出力とを掛け合わ
し、その値を電流指令IRとする。ここで、第1の正弦
波テーブル5および第2の正弦波テーブル6からなる正
弦波テーブルは、PWMコンバータ装置の起動指令によ
り、まずスイッチ8がオンし(スイッチ7はオフにな
る)、第2の正弦波テーブル6の出力が掛算回路10へ
入力される。
【0023】通常起動時には直流出力電圧VDとの差が
発生しているために、過大な交流電流が流れるが、この
とき電流指令IRの基である正弦波テーブルは振幅が小
さい第2の正弦波テーブル6が選択されているために、
電流指令IR自体が小さくなり、起動時の過大な交流電
流は流れなくなる。その後、PWMコンバータ装置が制
御し始め、制御系が安定するまでのある時間を経過した
後、第1の正弦波テーブル5が、スイッチ7をオンする
(スイッチ8をオフする)ことによって選択され、PW
Mコンバータ装置として駆動される。
【0024】図2は、この発明の一実施の形態によるP
WMコンバータ装置の起動回路における交流電源PSと
直流出力電圧VDと直流出力電圧指令値VRと正弦波テー
ブルの関係を示すタイミングチャート図である。図はP
WMコンバータ装置に電源を投入した時点からのタイミ
ングチャートである。
【0025】図2(a)は交流電源PSの波形で、VAC
は交流電源電圧値である。図2(b)は直流出力電圧V
Dの波形で、電源投入してからフィルタコンデンサCO
に電荷が蓄積され電圧が徐々に上昇し、交流電源電圧を
全波整流した値、通常は交流電源電圧値VACを√2倍
した直流出力電圧値、に落ち着くようになる。図2
(c)は直流出力電圧指令値VRの波形で、交流電源P
Sを投入してからPWMコンバータ装置内部のマイコン
などのシステムが立ち上がると、直流出力電圧VDから
ステップ的に直流出力電圧指令値VRが出力されてい
る。
【0026】図2(d)は第1の正弦波テーブルを選択
するスイッチ7、第2の正弦波テーブルを選択するスイ
ッチ8および正弦波テーブルの波形を示す。PWMコン
バータ装置が起動すると同時にスイッチ8がオンし、第
2の正弦波テーブルが選択される。ある時間が経過する
とスイッチ7がオンし、第1の正弦波テーブルが選択さ
れる。
【0027】ところで、上記説明では、第1の正弦波テ
ーブル(振幅が大きい、例えば振幅=1のもの)と第2
の正弦波テーブル(振幅が小さい、例えば振幅<1のも
の)とを有し、起動指令時に第2の正弦波テーブルが選
択され、ある時間が経過すると第1の正弦波テーブルが
選択される例を示したが、重負荷の場合には、電流指令
の振幅をマイコン(図示せず)のテーブルに複数登録
し、段階的に切り換えるようにすることにより、スムー
スな起動ができる。
【0028】また、上記説明では、第1の正弦波テーブ
ル(振幅が大きい、例えば振幅=1のもの)と第2の正
弦波テーブル(振幅が小さい、例えば振幅<1のもの)
とを有し、切り換えるようにした例を示したが、正弦波
テーブルは一つとし、順次書き換える様にしてもよい。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0030】この発明に係るPWMコンバータ装置の起
動回路は、第1の電圧検出器で検出した電源電圧を直流
出力電圧に換算する電源電圧計算手段と、電源電圧計算
手段で換算した直流出力電圧に所定値を加算して直流出
力電圧指令値を作成する直流出力電圧指令値作成手段
と、直流出力電圧指令値作成手段の出力した直流出力電
圧指令値と直流出力電圧を検出する第2の電圧検出器で
検出した直流出力電圧検出値との誤差電圧をPI制御す
る第1の補償回路と、第1の電圧検出器で検出した電源
電圧から位相を検出し、電流指令の振幅の異なる正弦波
波形を作成する正弦波波形作成手段と、この正弦波波形
を格納する少なくとも二つ以上の正弦波テーブルに格納
されている正弦波波形と第1の補償回路の出力とを基に
電流指令を作成する掛算手段と、を備え前記PWMコ
ンバータの起動時に振幅の小さな正弦波波形を使用し、
所定時間経過後振幅の大きな正弦波波形を使用するよう
にしたので、起動時に交流電流の過電流となることを防
止することができる。また、正弦波テーブルは振幅の異
なる正弦波波形を有し、PWMコンバータの起動時に振
幅の小さな正弦波波形を使用し、所定時間経過後振幅の
大きな正弦波波形を使用するようにしたので、起動時に
高調波抑制効果を低下させることなく、過大な交流入力
電流が流れることを防ぐことができる。
【0031】
【0032】さらに、直流出力電圧指令値作成手段の後
段に一次遅れフィルタを備え、前記直流出力電圧指令値
作成手段の出力に一次遅れフィルタを介した値を直流出
力電圧指令値とするようにしたので、頻繁に発生する電
源微変動に対して指令値が不安定になることなく制御で
き、またある程度の電源急変に対しての指令値の急変が
抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるPWMコンバ
ータ装置の起動回路の回路構成を表すブロック回路を示
す図である。
【図2】 この発明の一実施の形態によるPWMコンバ
ータ装置の起動回路における交流電源PSと直流出力電
圧VDと直流出力電圧指令値VRと正弦波テーブルの関係
を示すタイミングチャート図である。
【図3】 従来のPWMコンバータ装置およびそのPW
Mコンバータ装置の起動回路の回路構成を表すブロック
回路を示す図である。
【図4】 交流電源PSと直流出力電圧VDとホールド
された初期値V0と直流出力電圧指令値VRの関係を示す
タイミングチャート図である。
【符号の説明】
PS 交流電源、 VD1 第1の電圧検出器、 VD
2 第2の電圧検出器、 L 交流リアクトル、 CT
1 電流検出器、 CONV PWMコンバータ、 C
O フィルタコンデンサ、 TR トランス、 1 電
源電圧計算手段、 2 正弦波波形作成手段、 3 直
流出力電圧指令値作成手段、 4 一次遅れフィルタ、
5 第1の正弦波テーブル、 6 第2の正弦波テー
ブル、7 第1の正弦波テーブル選択のスイッチ、 8
第2の正弦波テーブル選択のスイッチ、 9 第1の
補償回路、 10 掛算回路、 11 第2の補償回
路、 12 変調波発生回路、 13 ゲート増幅回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/219

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波パルス幅変調方式の交流可逆電力
    変換行なうPWMコンバータ装置の起動回路におい
    て、電源電圧を検出する第1の電圧検出器と、この第1
    の電圧検出器で検出した電源電圧を直流出力電圧に換算
    する電源電圧計算手段と、この電源電圧計算手段で換算
    した直流出力電圧に所定値を加算して直流出力電圧指令
    値を作成する直流出力電圧指令値作成手段と、直流出力
    電圧を検出する第2の電圧検出器と、前記直流出力電圧
    指令値作成手段の出力した直流出力電圧指令値と前記第
    2の電圧検出器で検出した直流出力電圧検出値との誤差
    電圧をPI制御する第1の補償回路と、前記第1の電圧
    検出器で検出した電源電圧から位相を検出し、電流指令
    振幅の異なる正弦波波形を作成する正弦波波形作成手
    段と、この正弦波波形を格納する少なくとも二つ以上の
    正弦波テーブルと、この正弦波テーブルに格納されてい
    る正弦波波形と前記第1の補償回路の出力とを基に電流
    指令を作成する掛算手段と、を備え 前記PWMコンバータの起動時に振幅の小さな正弦波波
    形を使用し、所定時間経過後振幅の大きな正弦波波形を
    使用するようにしたことを特徴とする PWMコンバータ
    装置の起動回路。
  2. 【請求項2】前記直流出力電圧指令値作成手段の後段に
    一次遅れフィルタを備え、前記直流出力電圧指令値作成
    手段の出力に一次遅れフィルタを介した値を直流出力電
    圧指令値とするようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のPWMコンバータ装置の起動回路。
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