JP3406708B2 - 感光材料の位置決め方法 - Google Patents

感光材料の位置決め方法

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JP3406708B2 JP27889494A JP27889494A JP3406708B2 JP 3406708 B2 JP3406708 B2 JP 3406708B2 JP 27889494 A JP27889494 A JP 27889494A JP 27889494 A JP27889494 A JP 27889494A JP 3406708 B2 JP3406708 B2 JP 3406708B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料の位置決め方
法に係り、特に、プリントサイズに応じたサイズに感光
材料を切断した後にプリントサイズに応じた量感光材料
を搬送し、感光材料の搬送量の検出値に基づいて搬送量
を補正し、当該感光材料の中心が露光光軸に一致するよ
うに露光位置に位置決めする感光材料の位置決め方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真のプリントサイズは多様化し
てきており、例えば、一般の35mmネガフィルムでは、
従来からのLサイズ(アスペクト比で5:3.5)の他
に、パノラマサイズ(アスペクト比で10:3.5)、
迫力ワイドサイズ(アスペクト比で16:9)等が広範
に普及してきている。また、これらの各種のプリントサ
イズでプリントすべき画像を、1本のネガフィルムに混
在するように記録できるカメラも普及してきている。
【0003】これに伴い、上記のようなプリントサイズ
の異なる画像が混在しているフィルムを円滑に処理でき
るプリンタが求められており、ネガフィルムに記録され
た各画像のプリントサイズを自動的に判断し、長尺状の
印画紙を前記判断したプリントサイズに応じた搬送量だ
け搬送することにより印画紙の未露光部分を順次露光位
置に位置決めし、位置決めした未露光部分に前記判断し
たプリントサイズで画像を焼き付けるプリンタが実用化
されてきている。
【0004】ところで、この種のプリンタでは印画紙に
所定間隔を空けて画像を焼付露光すると共に、当該間隔
にカットマークを付与し現像処理した後に前記カットマ
ークを検出し前記間隔に対応する部分が除去されるよう
に印画紙を切断することで、印画紙をプリントサイズに
応じた長さに切断していた。従って、前記間隔の部分の
印画紙が無駄となっていた。
【0005】また、印画紙に画像を焼き付けるプリンタ
と現像等の処理を行うプロセッサとが設けられたプリン
タプロセッサにおいては、プリンタ側では画像を焼付露
光する毎に長尺状の印画紙を間欠的に搬送するのに対
し、プロセッサ側では印画紙を定速度で搬送するので、
プリンタとプロセッサとの間に緩衝域としてのリザーバ
ー部を設ける必要が有り、プリンタプロセッサを小型化
するにあたっての障害となっていた。
【0006】このため本願出願人は、印画紙の節約や装
置の小型化等を目的として、プリントサイズに応じた長
さに印画紙を切断し、切断した印画紙を搬送して露光位
置に位置決めし、位置決めした印画紙に画像を焼付露光
する構成のプリンタを提案している。このプリンタを含
んで構成されたプリンタプロセッサではリザーバー部を
設ける必要がないので小型化が容易であり、画像を焼き
付ける前に予め印画紙をプリントサイズに応じた長さに
切断するので、印画紙に無駄に破棄される部分が生ずる
こともない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
プリンタにおいても、プリントサイズに応じた長さに切
断した印画紙を露光位置に位置決めするための印画紙の
搬送量はプリントサイズ毎に異なっている。このため、
予めプリントサイズ毎に印画紙の搬送量を求めて記憶し
ておき、パルスモータ等を含んで構成される搬送手段に
より前記記憶している搬送量だけ感光材料を搬送させる
ことにより、印画紙を露光位置に位置決めしていた。
【0008】しかしながら、実際には印画紙の切断位置
と露光位置との間の距離は製造時の誤差(機差)のため
プリンタ毎にばらつきがある。また、感光材料を所定量
搬送させるには、搬送手段のパルスモータに前記所定量
に対応するパルス数のパルス信号を供給することにより
行っているが、1パルスに対応する搬送量(パルスモー
タの回転軸の回転量)についてもプリンタ毎にばらつき
がある。
【0009】これらのばらつきにより、パルスモータに
一定のパルス数のパルス信号を供給して感光材料を搬送
しても感光材料を露光位置に正確に位置決めさせること
ができず、且つ感光材料の停止位置がプリンタ毎にばら
つくという問題があった。
【0010】特に上述した構成のプリンタでは、印画紙
の中心が露光光軸に高い精度で一致するように位置決め
しないと、画像範囲が印画紙よりはみ出して画像が部分
的に欠ける虞れがあるため、印画紙を露光位置に正確に
位置決めすることが求められる。
【0011】これを解決するためには、プリンタの設置
時に印画紙が露光位置に位置決めされるか否かをテスト
して搬送量を調整すればよいが、露光位置に位置決めす
るための印画紙の搬送量は各プリントサイズ毎に異なっ
ており、各プリントサイズ毎に上記調整を行うことは非
常に煩雑な作業であった。
【0012】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、各種サイズの感光材料を各々露光位置に正確に位置
決めさせるための調整作業を容易に行うことのできる感
光材料の位置決め方法を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、切断手段によりプリント
サイズに応じたサイズに感光材料を切断し、切断した感
光材料をサイズに応じた量搬送することにより、当該感
光材料を露光位置に位置決めする感光材料の位置決め方
法であって、所定サイズに切断した感光材料をサイズに
応じて予め定められた量搬送して前記感光材料を露光位
置に位置決めし、当該感光材料に露光光軸の位置を表す
画像を露光して、プリントを作成することを、サイズが
異なる2種類の感光材料の各々に対して行い、各プリン
トについて前記露光した画像が表す露光光軸の位置とプ
リントの中心との間隔を測定し、前記測定した間隔、前
記サイズに応じて予め定められた搬送量、及び作成され
たプリントのサイズに基づいて、プリントサイズと切断
した感光材料の中心を露光光軸に一致させるための搬送
量との関係を求め、前記求めた関係に基づいて、焼付け
するプリントのサイズに応じた量切断した感光材料を搬
送させて感光材料を位置決めする、ことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記露光光軸の位置を表
す画像は、十字に交差する2本の線で構成されたマーク
の前記十字の交点が前記画像の中心に位置するように配
置された画像であることを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、まず、切断手段
によりプリントサイズに応じたサイズに切断した感光材
料をサイズに応じて予め定められた量搬送して感光材料
を露光位置に位置決めし、当該感光材料に露光光軸の位
置を表す画像を露光して、プリントを作成することを、
サイズが異なる2種類の感光材料の各々に対して行う。
【0015】上記のサイズに応じて予め定められた切断
した感光材料の搬送量(例えば、搬送駆動するパルスモ
ータに供給するパルス信号のパルス数)は、以下に説明
するプリントサイズとプリントサイズに応じた感光材料
の搬送量との関係を予め記憶しておき、記憶した関係に
基づいて求めることができる。
【0016】プリントサイズと感光材料を露光位置に位
置決めするための搬送量との関係を説明するにあたり、
まず、図8を例にしてプリントサイズLと感光材料の中
心を露光光軸に一致させるために搬送する距離(以下、
搬送距離と称す)fとの関係を説明する。
【0017】プリントサイズLに切断された感光材料を
露光位置に位置決めする際に搬送距離fだけ矢印Tで示
す搬送方向に搬送させると、感光材料の先端部は位置1
42に到達する。この位置142と切断手段による切断
位置Rとの距離は、プリントサイズLと搬送距離fとの
和に等しく、更にプリントサイズLの半分と切断位置R
と露光光軸Sとの間の距離L0 との和にも等しい。これ
により、搬送距離fは、下記(1)式に示すプリントサ
イズLの一次式で表される。 f=−L/2+L0 −−−−−(1) 従って、切断位置Rと露光光軸Sとの間の距離L0 が設
計値通りの値であり、かつ誤差無く搬送できれば搬送距
離fだけ搬送すれば正確に位置決めすることができる。
しかし、誤差等が存在するため正確に位置決めすること
ができないので、本発明では次のように補正する。
【0018】即ち、作成された2種類のプリントサイズ
のプリントの各々について露光した画像が表す露光光軸
の位置とプリントの中心との間隔を測定する。そして、
測定した間隔、サイズに応じて予め定められた搬送量、
及び作成されたプリントのサイズから以下の手順に従っ
て、プリントサイズと切断した感光材料の中心を露光光
軸に一致させるための搬送量と、の関係を求める。
【0019】まず前提として、感光材料の搬送における
搬送距離の誤差は、例えばパルスモータ等の搬送手段の
搬送誤差に起因し搬送量に比例して増加する誤差と、切
断手段による切断位置と露光光軸の位置との距離の誤差
等の搬送量に因らない一定の誤差と、から成る。従っ
て、感光材料の搬送における搬送距離の誤差は当該搬送
を行った際の搬送量の一次式で表すことができる。従っ
て、搬送距離の誤差を補正するための距離(以下、補正
距離と称す)Cも、当該搬送を行った際の搬送量の一次
式で表すことができる。
【0020】従って、搬送距離fと搬送を行った際の搬
送量とは比例関係にあることから上記(1)式より、補
正距離CはプリントサイズLの一次式で表すことができ
る。
【0021】2種類のサイズの感光材料の各々に対して
測定した露光光軸の位置と感光材料の中心との間隔は、
各々のプリントサイズLに応じたサイズに切断された感
光材料の中心を露光光軸に一致させるために補正すべき
補正距離Cに相当する。そこで、2回測定された間隔か
ら搬送量の補正距離Cを表すプリントサイズLの一次式
を求める。
【0022】また、上記の間隔を測定する前に感光材料
を露光位置に位置させる際の搬送量nに従って搬送した
搬送距離fを、上記の補正距離Cだけ補正する、即ち、
搬送距離fに補正距離Cを加えることにより、感光材料
の中心を露光光軸に一致させるために補正した搬送距離
Fを求めることができる。
【0023】そこで、前記の補正した搬送距離Fとプリ
ントサイズLとの関係として、上記の(1)式及び補正
距離Cを表すプリントサイズLの一次式から、前記の補
正した搬送距離Fを表すプリントサイズLの一次式を求
める。そして、求めた関係から、プリントサイズと、プ
リントサイズに応じて感光材料の中心を露光光軸に一致
させるための搬送量と、の関係を求める。
【0024】各種プリントサイズのプリントの際の感光
材料の露光位置への位置決めにおいて、上記のプリント
サイズとプリントサイズに応じた搬送量との関係に従っ
て位置決めする感光材料のプリントサイズに対応する搬
送量を求めて、その搬送量に従って感光材料を搬送させ
ることにより、感光材料の中心が露光光軸に一致するよ
うに感光材料を正確に位置決めすることができる。
お、請求項2に記載したように、前記露光光軸の位置を
表す画像は、十字に交差する2本の線で構成されたマー
クの前記十字の交点が前記画像の中心に位置するように
配置された画像である構成としてもよい。これにより、
十字の交点の位置が露光光軸に一致することになる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。なお、以下では本発明に支障の無い数値を
用いて説明するが、本発明は以下に記載した数値に限定
されるものではない。
【0026】図1には本発明に係る感光材料の位置決め
方法が適用可能なプリンタプロセッサ10の概略が示さ
れている。このプリンタプロセッサ10のプリンタ部を
構成する写真焼付部12には、本発明の感光材料として
の印画紙Pが収納されたペーパマガジン14が装填され
ている。
【0027】図1においてペーパマガジン14の左上側
には、印画紙Pの先端部付近が巻き掛けられた駆動ロー
ラ16が回転可能に支持されており、この駆動ローラ1
6は写真焼付部12内の図示しないモータの駆動力を受
けて回転する。また、駆動ローラ16に対向した位置に
は、印画紙Pを介して一対のニップローラ18が配置さ
れている。印画紙Pは駆動ローラ16とニップローラ1
8との間に挟持されて、写真焼付部12内へ送り出され
る。
【0028】また、写真焼付部12内には、上下一対の
刃から成り、モータ20の駆動力によって一方の刃が移
動される本発明の切断手段としてのカッタ22が設置さ
れており、写真焼付部12内に送り出された印画紙Pは
カッタ22によって切断される。
【0029】なお、写真焼付部12にペーパマガジン1
4が装填されると、印画紙Pはペーパマガジン14から
所定量引き出されカッタ22によって先端部が自動的に
切断され、印画紙Pの先端がカッタ22の配設位置に一
致している状態で待機するようになっている。
【0030】図1においてカッタ22の右側(印画紙P
の搬送方向下流側)には、上面が水平方向(図1におい
て左右方向)に沿うように形成された支持台46が配置
されている。この支持台46とカッタ22との間には、
無端ベルト44が巻き掛けられた巻掛ローラ52が水平
方向(図1において紙面に対して直交する方向)に沿っ
て配置されている。また、この巻掛ローラ52の上側に
は、巻掛ローラ52との間で無端ベルト44を挟持する
ニップローラ54が配置されている。
【0031】この支持台46に対して印画紙Pの搬送方
向下流側には、無端ベルト44が巻き掛けられた案内ロ
ーラ56が配置されている。この案内ローラ56に隣接
した位置には、下面側が巻掛ローラ52の上面側とほぼ
同一の高さとなるように押さえローラ58が配置されて
おり、無端ベルト44は押さえローラ58によって外周
が押圧されている。即ち、図1に示すように、この部分
の無端ベルト44をS字状としている。
【0032】さらに、無端ベルト44は、案内ローラ5
6の下側でテンションローラ62に巻き掛けられて、略
逆三角形の移動軌跡が形成されている。案内ローラ56
は、図示しないモータの駆動力によって駆動回転され、
無端ベルト44を図1において時計回転方向に回転させ
る。
【0033】一方、無端ベルト44にはその全域に亘っ
て多数の小孔(図示せず)が形成されており、この無端
ベルト44の一部が載置される支持台46の上面には、
無端ベルト44の小孔に対応して多数の孔部(図示せ
ず)が形成されている。支持台46は中空とされてお
り、無端ベルト44の幅方向両端に対応して形成された
一対の連通ダクト66(図1では一方のみ示す)がこの
支持台46に接続されている。これらの連通ダクト66
は、支持台46の下側を通過する無端ベルト44の部分
を迂回して無端ベルト44の下方へ延設されており、そ
の端部は吸引ファン68が設けられたファンボックス7
0に接続されている。
【0034】他方、図1に示すように、支持台46上を
移動する無端ベルト44の上部には、イーゼル装置64
が設けられており、縁有画像を印画紙P上に焼き付ける
場合に、このイーゼル装置64に設けられた図示しない
可動片(ペーパマスク)が印画紙Pの周囲を覆うように
なっている。
【0035】また、プリンタプロセッサ10の外枠を構
成するケーシング10A外であってイーゼル装置64の
直上の位置には、光を拡散する拡散ボックス28が配置
されており、その右隣に、それぞれ露光光路への挿入量
を変え得るよう移動可能なC(シアン)、M(マゼン
ダ)、Y(イエロー)の3枚のフィルタから構成される
CCフィルタ24が配置されている。CCフィルタ24
の右隣には光源26が配置されている。従って、光源2
6から射出された露光光はCCフィルタ24を通過した
後、拡散ボックス28により拡散されつつ屈曲されて、
直下に送られることになる。そして、この露光光はケー
シング10Aの上面に載置されているネガキャリア30
にセットされたネガフィルムNを透過する。
【0036】さらに、写真焼付部12内に設置されたガ
イドレール32は、支持板34を水平方向(図1におい
て紙面に対して直交する方向)に移動可能に支持してお
り、露光光軸S上にそれぞれ配置されるようにプリズム
36及びズームレンズ38がこの支持板34に取り付け
られている。従って、ネガフィルムNを透過した露光光
は、プリズム36を透過した後、さらに拡大倍率を変更
可能なズームレンズ38を透過してイーゼル装置64の
下に位置する印画紙P上に、ネガフィルムNの画像を結
像させる。
【0037】なお、ズームレンズ38とイーゼル装置6
4の間の光路には、CCフィルタ24で色と強度が調光
されネガフィルムNを透過した露光光を、所定時間焼付
露光するブラックシャッタ41が設けられている。
【0038】また、写真焼付部12内には、ネガフィル
ムNの濃度を測定するためのCCD等の光センサやカラ
ーフィルタ等を備えた濃度測定器40が配置されてお
り、プリズム36により水平方向に屈曲された光がこの
濃度測定器40に入射されるようになっている。
【0039】上記構成により、ペーパマガジン14から
送り出された印画紙Pは、カッタ22で所望長さに切断
された後に、無端ベルト44に乗せられて露光光軸S上
の露光位置へと搬送される。そして、プリズム36及び
ズームレンズ38等を透過した光源26側からの露光光
は、ブラックシャッタ41が所定時間開くことにより印
画紙Pに到達し、ネガフィルムNに記録された画像が印
画紙P上に焼き付けられ、この焼き付けられた部分が画
像部分となる。
【0040】この際、支持台46内の空気は、連通ダク
ト66を介して無端ベルト44のループ内から幅方向両
端へ抜け出し、吸引ファン68で吸引されて外部へ吹き
出されるので、支持台46内が負圧となる。この負圧は
支持台46の孔部、無端ベルト44の小孔を介して無端
ベルト44上の印画紙Pへと伝達され、印画紙Pが矢印
Aで示すように、無端ベルト44の上面に吸着される。
このように、印画紙Pは単に無端ベルト44に乗せられ
るだけでなく、無端ベルト44側に吸引されるので、無
端ベルト44によって印画紙Pが確実に搬送されると共
に、露光位置上で水平状態に配置されることになる。
【0041】さらに、画像の焼付けが終了した印画紙P
は、案内ローラ56と押さえローラ58との間に挟持さ
れて、その搬送方向が水平方向から垂直方向へと変更さ
れて垂直方向に送り出される。この後、印画紙Pの搬送
経路を表す経路Kで示されように、印画紙Pは、複数対
のローラによって構成される搬送路60を介して、現
像、漂白定着、水洗及び乾燥の各処理を行うプロセッサ
部72へ搬送される。
【0042】以上でネガフィルムNの画像1コマ分の焼
付露光処理が終了する。これを繰り返すことにより、焼
付露光処理された印画紙Pが1枚づつ順次プロセッサ部
72に搬送される。
【0043】このプロセッサ部72の内の現像槽74に
は現像液が貯留されており、印画紙Pが現像液に浸漬さ
れることにより現像処理が行われる。現像された印画紙
Pは現像槽74と隣接する漂白定着槽76へ搬送され
る。漂白定着槽76には漂白定着液が貯留されており、
印画紙Pが漂白定着液に浸漬されることにより漂白定着
処理が行われる。漂白定着された印画紙Pは、漂白定着
槽76に隣接すると共に各々水洗水が貯留された複数の
水洗槽からなる水洗部78へ搬送され、印画紙Pが水洗
槽内の水洗水に浸漬されることにより水洗処理が行われ
る。なお、これら現像槽74、漂白定着槽76及び水洗
槽78は、プロセッサ部72内に設置された複数の補充
液タンク90よりそれぞれ現像補充液、漂白定着補充液
及び水洗補充水が送られて、それぞれの槽内の液へ補充
される。
【0044】水洗処理された印画紙Pは水洗部78の上
部に位置する乾燥部80へ搬送される。乾燥部80は、
印画紙Pの搬送経路の下側に配置されたチャンバ82よ
り矢印B方向に沿って送風される熱風に印画紙Pをさら
して、印画紙Pを乾燥させる。
【0045】乾燥部80に対して印画紙Pの搬送方向下
流側には複数対のローラによって構成される搬送路84
が形成されており、乾燥処理が終了して乾燥部80から
排出された印画紙Pは、これら複数対のローラにそれぞ
れ挟持されてプリンタプロセッサ10の外部へ排出さ
れ、積み重ねられる。
【0046】尚、現像、漂白定着、水洗等の各処理がな
された印画紙Pが、現像液等の劣化を試験する為の特殊
な印画紙(コントロールストリプス)であれば、搬送路
84の上部に設置された濃度計92に送られて、濃度計
92により印画紙Pの濃度が測定されることになる。
【0047】また、焼付露光に際して、写真焼付部12
内のズームレンズ38では対応できない特殊な拡大倍率
を必要とする場合には、支持板34を水平方向(図1に
おいて紙面に対して直交する方向)に移動させて、露光
光軸S上からプリズム36及びズームレンズ38を退避
させる。そして、図示しないレンズを露光光軸S上に設
置すると共に、写真焼付部12内に設置されている測光
ミラー42を露光光軸S上に移動する。
【0048】図2に示すように、後述する制御ルーチン
も含め写真焼付部12の作動全体を制御するコントロー
ラ100は、CPU102、書込み可能で不揮発性のE
PROM103、RAM104、制御プログラム等が記
憶されたROM106、及び入出力ポート(以後、I/
Oと称す)108を含んで構成されており、これらはバ
ス109を介して互いに接続されている。またI/O1
08には、後に説明する露光位置と印画紙の中心との間
隔等の数値やコマンド等を入力するためのキーボード1
07と、キーボード107から入力した数値等の各種情
報が表示されるディスプレイ105と、が接続されてい
る。更に、I/O108には、上記のカッタ22を駆動
するパルスモータ20、駆動ローラ16を駆動するパル
スモータ17、及び案内ローラ56を駆動するパルスモ
ータ57も接続されている。また、EPROM103に
は、プリントサイズとプリントサイズに対応して印画紙
Pを搬送するためにパルスモータ57に供給するパルス
信号のパルス数との関係が予め記憶されている。このプ
リントサイズとプリントサイズに対応して印画紙Pを搬
送するためにパルスモータ57に供給するパルス信号の
パルス数との関係を以下に説明する。
【0049】図8に示すようにプリンタプロセッサが設
計値通りに製造された場合、プリントサイズLに切断さ
れた印画紙140が当該プリントサイズLに対応する搬
送距離fだけ矢印Tで示す搬送方向に搬送されると、印
画紙の先端部は位置142に到達する。この位置142
とカッタ22による切断位置Rとの距離は、プリントサ
イズLと搬送距離fとの和に等しく、更にプリントサイ
ズLの半分と、カッタ22と露光光軸Sとの距離の設計
基準値L0 との和にも等しい。これにより、プリントサ
イズLに対応する印画紙の搬送距離fは、以下の(2)
式で表される。 f=−L/2+L0 −−−−−(2) この式で表されるプリントサイズLと印画紙の搬送距離
fとの関係を、図9に示すように横軸をプリントサイ
ズ、縦軸を印画紙の搬送距離としたグラフで示すと、破
線で示される関係となる。
【0050】プリントサイズLに対応する印画紙の搬送
距離fを、1パルス当りの搬送距離ρで除算することに
より、当該プリントサイズに対応してパルスモータ57
に供給するパルス信号のパルス数nが求められる。従っ
て、プリントサイズLとプリントサイズLに対応して印
画紙Pを搬送するためにパルスモータ57に供給するパ
ルス信号のパルス数nとの関係は、以下の(3)式で表
される。
【0051】
【数1】
【0052】この式で表されるプリントサイズLとプリ
ントサイズLに対応して印画紙Pを搬送するためにパル
スモータ57に供給するパルス信号のパルス数nとの関
係を、図10に示すように横軸をプリントサイズ、縦軸
をパルスモータ57に供給するパルス信号のパルス数と
したグラフで示すと、破線で示される関係となる。
【0053】以下、本実施例の作用として、露光位置へ
の印画紙Pの位置決め位置調整処理について説明する。
【0054】本実施例に係る露光位置への印画紙Pの位
置決め位置調整処理は、大別して以下の3つの処理から
成っている。第1の処理は互いに異なる2種類のプリン
トサイズに対応して切断された印画紙Pに対する位置補
正ネガ画像の露光及び現像処理(図3参照)であり、第
2の処理は画像の中心とプリントの中心との間隔の測定
及びその測定値を入力する処理(図5参照)である。そ
して、第3の処理はプリントサイズとプリントサイズに
対応した搬送モータ57に供給されるパルス信号のパル
ス数との関係の補正処理(図7参照)である。なお、第
1の処理及び第3の処理はコントローラ100により実
行され、第2の処理はオペレータにより実行される。
【0055】まず、図3に示す第1の処理について説明
する。ステップ150では、予め定められた2種類のプ
リントサイズ(例えばLサイズとパノラマサイズ)のう
ちの1つ目のプリントサイズを選択し、次のステップ1
52では選択したプリントサイズの長さだけ印画紙Pを
搬送する。(なお、印画紙Pは、ネガフィルムの搬送方
向と直交した方向に搬送される。) そして、次のステップ154ではカッタ22によって印
画紙を切断し、ステップ156へ進む。ステップ156
では上述したプリントサイズとプリントサイズに対応し
て印画紙Pを搬送するためにパルスモータ57に供給す
るパルス信号のパルス数nとの関係をEPROM103
から読み取り、当該関係に基づいてステップ154で切
断した印画紙Pのサイズに対応して印画紙Pを搬送する
ためにパルスモータ57に供給するパルス信号のパルス
数を求める。そして、求めたパルス数だけカウントされ
るまでパルスモータ57を駆動することにより、印画紙
Pを露光位置へ搬送する。
【0056】次のステップ158で図4に示す位置補正
ネガ114の画像110を露光した後、プロセッサ部7
2へ搬送し、次のステップ159において現像処理を行
う。画像110は、十字に交差する2本の線で構成され
たマーク112十字の交点が画像110の中心に位置
するように配置された画像である。従って、画像110
を露光する際には、十字のマーク112の交点の位置は
露光光軸Sに一致することになる。なお、マーク112
を構成する2本の線のうち、位置補正ネガ114の幅方
向に沿った線112Bには、方向を示す矢印(図4にお
いて上向き矢印)が付与されており、この線112Bに
直交する線分112Aには方向を示す矢印は付与されて
いない。
【0057】次のステップ160では2種類のプリント
サイズに対して実行したか否かを判定し、判定が否定さ
れた場合にはステップ162に進み2つ目のプリントサ
イズを選択して、上記のステップ152以降を再び実行
する。また、2種類のプリントサイズに対して実行済で
あれば、第1の処理を終了する。これにより、2種類の
プリントサイズでプリントされた2枚のプリントが得ら
れる。
【0058】次に、図5を参照して第2の処理を説明す
る。なお、図5はオペレータの作業手順を便宜的にフロ
ーチャートで表したものである。ステップ170では先
に説明した第1の処理によって得られた2枚のプリント
のうちの一方を選択し、次のステップ172では図6に
示すように選択したプリントに記録されている画像12
0の十字のマーク122の交点122Aと当該プリント
の中心Yとの間隔K(=K1 、K2 )を寸法測定装置等
により測定する。上述したように、位置補正ネガ114
に記録された画像110を露光する際に、十字のマーク
112の交点は露光光軸Sに一致しているので、プリン
トに記録されている画像120の十字マーク122の交
点122Aは露光時における露光光軸Sの位置を表して
いる。なお、間隔Kは単位がmmで小数点以下2桁目を
四捨五入されて寸法測定装置等から出力される。更に、
後に説明するように十字マーク122の交点122Aと
プリントの中心Yとの相対的な位置関係に対応して、間
隔Kに正または負の符号を付す。次のステップ174で
は測定した間隔Kをプリントサイズと対応させてキーボ
ード107を介してコントローラ100に入力する。
【0059】そして、次のステップ176では上述した
処理を第1の処理で得られた2枚のプリントの各々に対
して実行したか否かを判断し、2枚のプリントの各々に
対して上述した処理を実行していない場合は、ステップ
178で2枚目のプリントを選択して、上記のステップ
172以降の処理を再び実行する。また、2枚のプリン
トに対して上述した処理を実行済であれば、第2の処理
を終了する。
【0060】次に、図7に示す第3の処理を説明する。
ステップ180では上記の第2の処理により入力された
2つの間隔Kを取込み、次のステップ182において以
下に説明する手順に従って、プリントサイズと補正した
搬送距離との関係を導出する。
【0061】まず前提として、パルスモータ57に供給
されるパルス信号の1パルス当りの印画紙Pの搬送距離
の誤差に起因する搬送誤差は、パルスモータ57に供給
されるパルス信号のパルス数Nに比例する。従って、パ
ルスモータ57に供給されるパルス信号の1パルス当り
の印画紙Pの搬送距離の誤差に起因する搬送誤差を補正
するための補正距離Bは、パルスモータ57に供給され
るパルス信号のパルス数Nに比例する。更に、上記の
(3)式に示すようにパルスモータ57に供給されるパ
ルス信号のパルス数NとプリントサイズLとは一次式で
表される関係であることから、補正距離Bはプリントサ
イズLの一次式で表される。
【0062】一方、カッタ22の切断位置と露光光軸S
との距離の誤差を補正するための補正距離Aは、プリン
トサイズLに依存しない一定値である。
【0063】従って、補正距離Aと補正距離Bとの和で
ある印画紙Pの搬送距離の補正距離Cは、プリントサイ
ズLの一次式で表される。
【0064】ところで、プリントサイズL1 の時に測定
された間隔K1 及びプリントサイズL2 の時に測定され
た間隔K2 は、それぞれのプリントサイズの時に画像の
中心を露光光軸に一致させるための補正距離に等しい。
【0065】従って、図11に示すように横軸をプリン
トサイズL、縦軸をプリントサイズLに対応する印画紙
Pの搬送距離の補正距離Cとしたグラフにおいて、プリ
ントサイズL1 に対応する点Q1 とプリントサイズL2
に対応する点Q2 とをプロットすることができる。そし
て、印画紙Pの補正距離Cは、プリントサイズLの一次
式で表されることから、補正距離CとプリントサイズL
との関係は以下の(4)式で表され、図11に示す実線
で示される関係となる。
【0066】
【数2】
【0067】ところで、プリントサイズLがカッタと露
光光軸との距離の設計基準値L0 の2倍である場合の補
正距離をC0 とすると、上記の(4)式に適用して展開
すると、以下の(5)式が得られる。
【0068】
【数3】
【0069】既に述べたように設計基準搬送距離fは、
上記(2)式に示すプリントサイズLの一次式で表され
るが、実際の搬送距離F’は上記の補正距離C0 とパル
スモータ57に供給されるパルス信号の1パルス当りの
印画紙Pの搬送距離の誤差に起因する係数kとが加わっ
て、以下の(6)式のように表される。 F’=kf−C0 =k(−L/2+L0 )−C0 −−−−(6) また、各プリントサイズに対応する設計基準搬送距離f
1 、f2 は、実際の搬送距離をF1 ’、F2 ’とすると
各々以下の(7)式、(8)式で表される。 f1 =F1 ’+K1 −−−−−(7) f2 =F2 ’+K2 −−−−−(8) ここで、上記(2)式における傾き「−1/2」は、以
下の(9)式で表される。
【0070】
【数4】
【0071】従って、f1 、f2 に各々上記(6)、
(7)、(8)式を代入し、係数kに関する次式を得る
ことができる。
【0072】
【数5】
【0073】ところで、実際の搬送距離F’を補正して
設計通りの搬送を行うために、上記の(6)式をfにつ
いて展開し、以下の(11)式を得る。 f=(F’+C0 )/k −−−−(11) ここで、実際の搬送距離F’は原理的には上記の(2)
式によって算出されたものであるため、(11)式のf
に対応する補正後の搬送距離Fは、上記(2)、
(5)、(10)、(11)式を用いて算出すると、以
下の(12)式にて表すことができる。
【0074】
【数6】
【0075】次のステップ184では上記の(12)式
で表される、プリントサイズLと印画紙の補正後の搬送
距離Fとの関係から、プリントサイズLと当該プリント
サイズに対応したパルスモータ57に供給されるパルス
信号のパルス数Nとの関係を求め、これにより予め記憶
されていたプリントサイズLとプリントサイズに対応し
たパルスモータ57に供給されるパルス信号のパルス数
nとの関係を補正する。
【0076】上記のようにして補正したプリントサイズ
Lとプリントサイズに対応したパルスモータ57に供給
されるパルス信号のパルス数nとの関係は、各種プリン
トサイズのプリントを露光するために印画紙を露光位置
へ位置決めする場合に共通して利用できる。例えば、プ
リントサイズL3 のプリントを露光するために印画紙を
露光位置へ位置決めする場合には、上記の補正した関係
に基づいてプリントサイズL3 に対応するパルスモータ
57に供給されるパルス信号のパルス数nを求め、求め
たパルス数nだけパルスモータ57にパルス信号を供給
することにより、パルスモータ57により印画紙Pは露
光位置に正確に位置決めすることができる。
【0077】以下、具体的に数値を用いた例を示す。例
えば、カッタと露光光軸との距離が設計値よりも2.0
mm短く、L1 =82.5mm、K1 =−2.0mm、
2 =305.0mm、K2 =−2.0mmであった場
合、上記の(12)式から、以下の(13)式が導出さ
れる。 F=−L/2+L0 −2.0 −−−−−(13) 即ち、2.0mmの送りすぎを上記(13)式に基づい
て補正する。
【0078】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、異なる2つのプリントサイズに対応するサイ
ズの印画紙を各々露光位置に搬送して露光光軸の位置を
表す十字マークの画像を露光し、露光した十字マークの
交点が表す露光光軸の位置と印画紙の中心との間隔を各
サイズの印画紙に対して測定することにより、各種プリ
ントサイズに対応するサイズの印画紙を各々露光位置に
正確に位置決めさせるための調整作業を容易に行うこと
ができる。
【0079】なお、本実施例においては、上記の(3)
式で示されるプリントサイズLと、当該プリントサイズ
Lに対応する搬送距離fだけ印画紙を搬送するためのパ
ルスモータ57に供給されるパルス信号のパルス数n
と、の関係を、予めEPROM103に記憶しておく例
を示したが、予めEPROM103にはプリントサイズ
として普及している各種プリントサイズに対応する搬送
距離だけ印画紙を搬送するためのパルスモータ57に供
給されるパルス信号のパルス数のみを、プリントサイズ
と対応させて記憶しておいて、記憶したパルス数に従っ
て上記のステップ156に示す印画紙の露光位置への搬
送を行っても良い。
【0080】また、本実施例においては、異なる2種類
のプリントサイズに対応して、十字のマークを配置した
画像のネガフィルムを、各プリントサイズに対応するパ
ルスモータ57に供給されるパルス信号のパルス数だけ
印画紙Pを搬送して露光し、当該印画紙Pから得られた
プリントに写った画像が表す露光光軸の位置と画像の中
心との間隔を測定したが、上記のような処理は3種類以
上のプリントサイズに対応して行っても良い。
【0081】更に、本実施例では本発明の感光材料の位
置決め方法をプリンタプロセッサに適用した例を示した
が、本発明はプリンタに適用しても良い。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各種プリントサイズに対応するサイズの感光材料を各々
露光位置に正確に位置決めさせるための調整作業を容易
に行うことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るプリンタプロセッサを示す概略
構成図である。
【図2】印画紙の位置決め方法に関連する部位の拡大図
である。
【図3】位置補正ネガの露光及び現像処理を示すフロー
チャートである。
【図4】位置補正ネガの概略図である。
【図5】露光位置と印画紙の中心との間隔の測定及び測
定値の入力処理を示すフローチャートである。
【図6】露光位置と印画紙の中心との間隔の測定処理の
概略を示す模式図である。
【図7】露光位置と印画紙の中心との間隔の測定処理の
概略を示すフローチャートである。
【図8】設計上の印画紙の搬送距離、プリントサイズ及
びカッタと露光光軸との距離の関係を示す模式図であ
る。
【図9】プリントサイズと印画紙の搬送距離との関係を
示す線図である。
【図10】プリントサイズとモータのパルス数との関係
を示す線図である。
【図11】プリントサイズと補正距離との関係を示す線
図である。
【符号の説明】
17 モータ 22 カッタ(切断手段) 100 コントローラ 107 キーボード P 印画紙(感光材料)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断手段によりプリントサイズに応じた
    サイズに感光材料を切断し、切断した感光材料をサイズ
    に応じた量搬送することにより、当該感光材料を露光位
    置に位置決めする感光材料の位置決め方法であって、 所定サイズに切断した感光材料をサイズに応じて予め定
    められた量搬送して前記感光材料を露光位置に位置決め
    し、当該感光材料に露光光軸の位置を表す画像を露光し
    て、プリントを作成することを、サイズが異なる2種類
    の感光材料の各々に対して行い、 各プリントについて前記露光した画像が表す露光光軸の
    位置とプリントの中心との間隔を測定し、 前記測定した間隔、前記サイズに応じて予め定められた
    搬送量、及び作成されたプリントのサイズに基づいて、
    プリントサイズと切断した感光材料の中心を露光光軸に
    一致させるための搬送量との関係を求め、 前記求めた関係に基づいて、焼付けするプリントのサイ
    ズに応じた量切断した感光材料を搬送させて感光材料を
    位置決めする、 感光材料の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 前記露光光軸の位置を表す画像は、十字
    に交差する2本の線で構成されたマークの前記十字の交
    点が前記画像の中心に位置するように配置された画像で
    あることを特徴とする請求項1記載の感光材料の位置決
    め方法。
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