JP3406576B2 - 家具等の接地アジャスタ - Google Patents

家具等の接地アジャスタ

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JP3406576B2 JP2000193195A JP2000193195A JP3406576B2 JP 3406576 B2 JP3406576 B2 JP 3406576B2 JP 2000193195 A JP2000193195 A JP 2000193195A JP 2000193195 A JP2000193195 A JP 2000193195A JP 3406576 B2 JP3406576 B2 JP 3406576B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に家具の脚部や
袖部の底部に取付けられる家具等の接地アジャスタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、図17、18に示すような家具用
アジャスタ50は、床面と接触する樹脂材(床面の傷防
止・滑り止めのため)によるベース部51と、高さを調
整するための鋼材によるネジ部52を、インサート成形
しているものが一般的であった。
【0003】ところで、アジャスタ付の家具等の商品が
不要になり、何らかの処理が必要となったとき、その処
理の中で材質別の分別を検討しても、従来の鋼材と樹脂
材の異種材料によるインサート成形品では簡単に分離で
きず、産業廃棄物として埋立て処理をすることになりや
すい欠点があった。これは、ゴミ処理環境に配慮して
も、また資源の有効利用の点でも、好ましいことではな
く、見過ごすことのできない問題である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な欠点をなくすためになされたものである。即ち、本発
明が解決しようとする課題は、構成材料の異種材料部品
を各々単独に作成、組立てる構造とすることにより、本
品の処分時に、各部品に容易に分解でき、材質別の分別
ができるような家具等のアジャスタを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、家具等の支
持対象を支持するために床面等の支持面に接地するアジ
ャスタベース部と、そのベース部に合体するとともに前
記支持対象側に形成されたねじ部に螺合されてそのねじ
込み量の調節により前記支持対象に対するアジャスタベ
ース部の位置を調節するアジャスタねじ部とを備えたア
ジャスタを前提とする。そして、アジャスタベース部
とアジャスタねじ部とは互いに異なる材質によって構成
される。かつ、筒形態に形成されたアジャスタベース
部に対し軸状に形成されたアジャスタねじ部が同芯的に
挿入されてそのアジャスタねじ部の上部がアジャスタベ
ース部から前記支持対象のねじ部側に突出するようにさ
れる。また、アジャスタベース部とアジャスねじ部
との相対的な回転を阻止する一方で、両者間の軸方向の
移動は阻止せずにアジャスタねじ部がアジャスタベース
部に挿入されること及び軸方向に離脱することは許容す
る回り止め手段がアジャスタねじ部の下部と筒形態のア
ジャスタベースの下部内部間に設けられる。また、ア
ジャスタベース部とアジャスタねじ部とはその下部にお
いて一方の側に弾性変形可能な係止部が、他方の側にそ
の係止部を着脱可能に係合させる受け部が形成される。
また、アジャスタねじ部には筒形態をなすスペーサが
挿入され、このスペーサの上部はアジャスタベース部の
上部の内面に当接している。その結果、 アジャスタね
じ部のアジャスタベース部に対する挿入により両者間の
相対回転が前記回り止め手段によって阻止され、かつア
ジャスタねじ部の前記挿入の終端で前記係止部と受け部
とが係合することによって、アジャスタねじ部とアジャ
スタベース部とが相対的な回転及び軸方向の離脱を阻止
された状態で合体し、更にスペーサによってアジャスタ
ベース部に対して傾き移動を防止ないし抑制するように
アジャスタねじ部が保持されている。 それら係止部と
受け部との係合を外すことにより、アジャスタベース部
とアジャスタねじ部とが分離可能となり、アジャスタベ
ース部とアジャスタねじ部とスペーサとの少なくとも3
者に分離される。
【0006】ここで、支持対象としては家具類が代表的
であるが、家具に限らず、何らかの装置類の接地アジャ
スタにも適用可能である。また、支持対象のねじ部が雌
ねじ孔であれば、アジャスタねじ部はアジャスタボルト
となるが、支持対象のねじ部が雄ねじ部(ねじ軸)あれ
ば、アジャスタねじ部は雌ねじ部材(ナット状のもの
等)となる。回り止め手段としては、アジャスタねじ部
とアジャスタベース部との一方にリブ等の突条を、他方
に溝を設けて両者を係合させることができるが、両者の
一方に突条と溝を共に形成し、他方にはこれと係合する
溝と突条を形成することも可能である。
【0007】本発明の具体的は実施の形態では、床面と
接触する樹脂材によるベース部(アジャスタベース部:
以下ではアジャスタベースともいう)と、高さを調整す
るための鋼材によるねじ部(アジャスタボルト)とを備
えた接地アジャスタとされる。そしてアジャスタベース
の内面下部に、弾力性のある段付ツメを、また同ベース
の内面縦方向にリブを配し、さらには、前記アジャスタ
ボルトの頭部側面に、リブの位置に対応した溝を設ける
ことにより、同ボルトのセット後の脱落防止と自由回転
を防ぎ、分解に際しては、前記ツメを押し拡げるだけ
で、同ボルトを容易に取り外せる構造とすることができ
る。
【0008】このように、アジャスタベースはその内面
下部(円周3箇所)に、弾力性のある段付ツメを配して
おり、アジャスタボルト頭部の通過時は拡がり、通過後
は復元力で戻る。そのため、そのツメの段付部でアジャ
スタボルトの頭部が固定されることになり、同ボルトの
脱落を防止できる。また、同ベースの内面(円周3箇
所)縦方向に配したリブに、アジャスタボルトが、その
頭部の側面(円周3箇所)に設けられた溝を合わせてセ
ットされるので、同ボルトの自由回転の防止がはかられ
るとともに、アジャスタベースの回転力の伝達手段とも
なる。そして、ツメをアジャスタ軸心から外側に押し拡
げるだけで、同ボルトを取外せ、個々の部品に分解でき
る構造となっているため、廃却処理に際し材質別の分別
が可能になり、リサイクルも可能になる。
【0009】更に、筒形態のアジャスタベース部内に軸
状に形成されたアジャスタねじ部を合体した状態で、ス
ペーサを軸状のアジャスタボルト部に外挿すると、この
スペーサの上部はアジャスタベースの上部内面に当接し
ており、これは、アジャスタボルトのガタ付き防止やア
ジャスタベースの強度保持など、製品の品質安定性維持
に効果がある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例を示した図面を参照しながら説明する。図1
の一点鎖線の円で囲まれた部分の符号aで示すように、
本発明は主として床面c上に置かれる家具b等の脚部や
袖部の底部に取り付けられ、家具上面の高さ調整をする
ために使用されるものである。このアジャスタaの組立
は、図2のようにスペーサ3をアジャスタボルト2に通
し、それらをアジャスタベース1に、溝21とリブ11
の位置を合わせて差し込み、同ボルト頭部の面23に、
同ベース1内面下部のツメ12の段付き面13が掛かる
まで押し込めば完成する。組立状態を図3,4に示す。
これらの図において、1は床面と接触する樹脂材による
アジャスタベース、2は高さを調整するための鋼材によ
るアジャスタボルト、3は強度保持・ガタ付き防止のた
めの樹脂材によるスペーサである。また、分解時にはア
ジャスタベース1の底面側から前記ツメ12を外側に押
し拡げるだけで、各部品に分解できる構造となってい
る。以下、各部品を具体的に述べる。
【0011】図5〜図9は、アジャスタベース1の外
観、断面等を示したものである。アジャスタベース1の
内面下部(円周3箇所)には、アジャスタボルト2の抜
け落ち防止用に、弾力性のある段付ツメ12を配してい
る。また、同ベース1の内面(円周3箇所)縦方向に
は、軸心に向かって突起したリブ11を配し、後述する
アジャスタボルト2の頭部側面の溝21に対応させてい
る。これらのリブ11とツメ12の位置関係は、円周6
等分の交互配置としている。そのほか、アジャスタベー
ス1外表面下部の手指で回す部分は、滑り止めのための
浅い溝加工部14を全周縦方向に施している。また、底
の中央に開けてある穴15は、アジャスタボルト2のね
じ込み工具(ドライバー)用の穴である。
【0012】次にアジャスタボルト2は、図10,11
に示すようにアジャスタボルト2の頭部側面22の円周
3箇所には、アジャスタベース1のリブ11に対応した
溝21を設けてある。これらの溝21と、アジャスタベ
ース1内のリブ11の組合せで、アジャスタボルト2の
自由回転を防止するとともに、アジャスタベース1を回
す力をアジャスタボルト2に伝える役目も兼ねている。
また同ボルト2の頭部端面中央には、相手部材に工具を
利用して取付ける場合の十字穴25を設けてある。
【0013】図12,13は、スペーサ3の平面図、正
面断面図である。スペーサ3を、図10のアジャスタボ
ルト2の軸24に外挿してアジャスタベース1に取付け
ることで、アジャスタベース1とアジャスタボルト2の
図14(a)に示すようなガタ付きを防止できる。つま
り、スペーサ3の内面31がアジャスタボルト2の軸2
4に、上部外面32がアジャスタベース1のリブ11
に、最小限の間隙で接触支持されることによる。また、
アジャスタボルト2を無理に締め込むと(図14
(b))、アジャスタベース1のツメ12が拡がったり
(図14(c))、アジャスタベース1のリブ11が、
アジャスタボルト2頭部の溝21で破壊されたりする恐
れがあるが、これを防ぐためのストッパーの役目も果た
している。というのは、アジャスタaの組立後、アジャ
スタベース1上端面とスペーサ3上端面は、同一レベル
面(高さ)になるようにしているからである。図14
は、以上のようなスペーサ3の必要性の理由を、模式的
に示したものである。
【0014】本発明は、以上のような構成を特徴とする
アジャスタaで、家具の脚部や袖部の底部等にに取付け
られ、主に家具上面の高さ調整や、床面の凹凸状態に応
じた水平度調整のため等に使用される。このアジャスタ
aのねじによる調整方法は、一例を図15に示したよう
に、相手部材脚部d下面と床面間の寸法Lの大小を変え
ることにより達成される。即ち、アジャスタaを締め込
むと、L寸法は小さくなり家具の基準面は下降し、緩め
るとL寸法は大になり家具の基準面は上昇するので、こ
のような操作をして調整するのである。
【0015】また、アジャスタaが不要になった時の処
分の際は、アジャスタベース1のツメ12を押し拡げる
だけで、各部品に容易に分解できるので、材質別の分別
処理が可能である。分解の様子を図16(a)〜(c)
に示したが、各々、分解前の状態、ツメ12の押し拡
げ、アジャスタボルト2およびスペーサ3の取外しの各
状態を示したものである。なお、ツメを押し拡げるの
は、文字通り手指の爪でも充分できるし、必要に応じ適
当な治具を準備するのもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】アジャスタの適用場所を示す図。
【図2】本発明の分解斜視図。
【図3】本発明の組立平面図。
【図4】本発明の組立正面図。
【図5】アジャスタベースの平面図。
【図6】同正面図。
【図7】同底面図。
【図8】図7のB−B断面図。
【図9】同A−A断面図。
【図10】アジャスタボルトの正面図。
【図11】同底面図。
【図12】スペーサの平面図。
【図13】同正面断面図。
【図14】スペーサが無い場合の不適合状態を示す模式
図。
【図15】アジャスタの調整方法を示した図。
【図16】本発明の分解方法を示した図。
【図17】従来のアジャスタの例を示す平面図。
【図18】同正面図。
【符号の説明】
a アジャスタ b 家具等 c 床面 d 家具等の相手部材脚部 1 アジャスタベース 11 同内部のリブ 12 同内部の段付きツメ 13 同内部のツメの段付き面 14 同外表面部の溝加工部(滑り止め) 15 同底部の中央の穴 2 アジャスタボルト 21 同頭部に設けられた溝 22 同頭部側面 23 同頭部の軸側端面 24 同軸部 25 十字穴 3 スペーサ 31 同内面 32 同上部外面 50 従来型アジャスタ 51 ベース部 52 ねじ部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具等の支持対象を支持するために床面
    等の支持面に接地するアジャスタベース部と、そのベー
    ス部に合体するとともに前記支持対象側に形成されたね
    じ部に螺合されてそのねじ込み量の調節により前記支持
    対象に対するアジャスタベース部の位置を調節するアジ
    ャスタねじ部とを備えたアジャスタにおいて、 前記アジャスタベース部とアジャスタねじ部とは互いに
    異なる材質によって構成されており、 かつ、筒形態に形成されたアジャスタベース部に対し
    状に形成されたアジャスタねじ部が同芯的に挿入されて
    そのアジャスタねじ部の上部がアジャスタベース部から
    前記支持対象のねじ部側に突出するようにされ、 また、アジャスタベース部とアジャスタねじ部との相対
    的な回転を阻止する一方で、両者間の軸方向の移動は阻
    止せずにアジャスタねじ部がアジャスタベース部に挿入
    されること及び軸方向に離脱することは許容する回り止
    め手段がアジャスタねじ部の下部と筒形態のアジャスタ
    ベースの下部内部間に設けられ、 また、アジャスタベース部とアジャスタねじ部とはその
    下部において一方の側に弾性変形可能な係止部が、他方
    の側にその係止部を着脱可能に係合させる受け部が形成
    され、また、アジャスタねじ部には筒形態をなすスペーサが挿
    入され、このスペーサの上部はアジャスタベース部の上
    部の内面に当接しており、 前記 アジャスタねじ部のアジャスタベース部に対する挿
    入により両者間の相対回転が前記回り止め手段によって
    阻止され、かつアジャスタねじ部の前記挿入の終端で前
    記係止部と受け部とが係合することによって、アジャス
    タねじ部とアジャスタベース部とが相対的な回転及び軸
    方向の離脱を阻止された状態で合体し、更にスペーサに
    よってアジャスタベース部に対して傾き移動を防止ない
    し抑制するようにアジャスタねじ部が保持されており、
    前記係止部と受け部との係合を外すことにより、アジャ
    スタベース部とアジャスタねじ部とが分離可能となり、
    アジャスタベース部とアジャスタねじ部とスペーサとの
    少なくとも3者に分離されることを特徴とする家具等の
    接地アジャスタ。
  2. 【請求項2】 前記アジャスタベース部の上部の支持対
    象側の内面には、前記アジャスタボルトの挿入方向に延
    びる複数本の突条が形成されており、前記アジャスタね
    部の外側に着脱自在に外装された前記スペーサの上部
    にはスペーサフランジが形成され、このスペーサフラン
    ジ部の上部外面は、前記アジャスタボルトがアジャスタ
    ベース部内に挿入された状態で前記アジャスタベース部
    の上部の突条に接触支持されることにより、前記アジャ
    スタボルトのアジャスタベース部に対する傾き移動を防
    止ないし抑制することを特徴とする請求項1に記載の家
    具等の接地アジャスタ。
  3. 【請求項3】 前記アジャスタベース部は樹脂製でほぼ
    筒状の形態をなし、前記アジャスタねじ部は金属製のア
    ジャスタボルトであり、前記筒形態のアジャスタベース
    部の内側に前記アジャスタボルトの挿入方向に延びる適
    数本の突条又は溝が形成される一方、前記アジャスタボ
    ルトには前記突条又は溝と摺動可能に係合する溝又は突
    条が形成され、これらアジャスタベース部の突条又は溝
    とアジャスタボルトの溝又は突条とが前記回り止め手段
    を構成するとともに、その回り止め手段が前記アジャス
    タボルトをアジャスタベース部に挿入する際のガイド機
    構を兼ねることにより回り止め挿入ガイド機構とされ、 さらに、その回り止め挿入ガイド機構の挿入側の端部近
    傍に、弾性変形可能な係止部として前記アジャスタベー
    ス部と一体的にその内側に突出する係止爪が形成され、
    前記アジャスタボルト側に形成された回り止め挿入ガイ
    ド機構の一部が、その係止爪と係合する前記受け部とさ
    れている請求項1又は2に記載の家具等の接地アジャス
    タ。
  4. 【請求項4】 前記アジャスタベース部は樹脂製でほぼ
    筒状の形態をなし、前記アジャスタねじ部は金属製のア
    ジャスタボルトであり、前記筒形態のアジャスタベース
    部の内側に前記アジャスタボルトの挿入方向に延びる複
    数本の突条が所定の間隔で形成される一方、前記アジャ
    スタボルトには前記突条と摺動可能に係合する溝が所定
    の角度間隔で形成され、これらアジャスタベース部の突
    条とアジャスタボルトの溝とが前記回り止め手段を構成
    するとともに、その回り止め手段が前記アジャスタボル
    トをアジャスタベースに挿入する際のガイド機構を兼ね
    ることにより回り止め挿入ガイド機構とされ、 さらに前記アジャスタベース部には、前記複数の突条の
    間に位置して弾性変形可能な係止部として係止爪が形成
    され、その係止爪は前記アジャスタベース部から一体的
    に延びる弾性アーム部の先端に形成され、これら係止爪
    と前記突条とが所定の角度間隔でアジャスタベース部の
    内面の周りに交互に位置する一方、 前記アジャスタボルトの前記複数の溝の底部が前記受け
    部とされ、各溝の底部に前記複数の係止爪がそれぞれ係
    合するようになっている請求項1又は2に記載の家具等
    の接地アジャスタ。
  5. 【請求項5】 前記係止爪等の係止部は、前記アジャス
    タベース部の接地面側の端部に形成された開口から該接
    地面側に露出するようになっており、その開口から前記
    係止爪等の係止部を弾性変形させて受け部との係合を外
    し、前記アジャスタねじ部とアジャスタベース部とを軸
    方向に離脱させて分離できるようになっている請求項1
    ないし4のいずれかに記載の家具等の接地アジャスタ。
  6. 【請求項6】 前記アジャスタねじ部としてアジャスタ
    ボルトが設けられ、そのボルトは軸方向の一方の側に前
    記支持対象のねじ部に螺合される雄ねじ部が形成され、
    他方の側の端部にフランジが形成されて、そのフランジ
    に半径方向の深さをもって複数の溝が等角度間隔に形成
    される一方、前記アジャスタベース部の内面には軸方向
    に延びる複数本の突条が等角度間隔に設けられて、それ
    らの溝と突条が摺動可能に係合し、 前記アジャスタボルトの外側には筒状のスペーサが着脱
    可能に装着され、そのスペーサの一端は前記アジャスタ
    ボルトの前記フランジに当接して支持され、そのスペー
    サの外径は前記アジャスタボルトに形成された複数の溝
    を塞がないようにそれらの溝の底部を通る輪郭に対応
    し、他方、スペーサの他端側にはスペーサフランジが前
    記アジャスタボルトのフランジと軸方向で対向するよう
    に形成され、そのスペーサフランジの外径は前記アジャ
    スタベース部の複数の突条の内端を通る輪郭よりわずか
    に大きくされて、前記係止部と受け部が係合した状態で
    は該スペーサフランジが前記アジャスタベース部の複数
    の突条の内側に嵌合してアジャスタベース部に対するア
    ジャスタボルトの傾斜を防止ないし抑制し、 さらにその状態で前記スペーサフランジの外端面と前記
    アジャスタベース部の一端とがほぼ面一となり、前記ア
    ジャスタボルトが前記支持対象のねじ部に最大にねじ込
    まれたとき、それらスペーサフランジの外端面とアジャ
    スタベース部の一端とが、前記支持対象のねじ部の開口
    周辺部に押し付けられ又はごく近接する請求項1ないし
    5のいずれかに記載の家具等の接地アジャスタ。
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