JP3406366B2 - 固体表面の凹凸の検出方法 - Google Patents
固体表面の凹凸の検出方法Info
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Description
スや圧延加工後の金属板材表面のきず、盛り上がりまた
は異物付着などの凹凸を検出する方法に関する。 【0002】 【従来の技術】圧延された金属板材やリードフレーム等
の電子部品の表面に発生する表面きず、盛り上がりなど
は、これらの材料がプレス、圧延等により加工されたと
きダイス、パンチのチッピングや摩耗による欠陥や異物
が材料上に付着し処理されて生じる場合が多い。 【0003】上記のようなきず、盛り上がりあるいは異
物付着による材料表面の凹部あるいは凸部の検出に当っ
ては従来、以下のような方法が用いられている。 (1)固体表面に検出針を接触させて凹凸を拾う方法。 (2)固体表面にレーザー光を照射して反射光の位相の
ズレを利用する方法。この方法では、レーザーで固体表
面を縦、横にスキャンニングして深さ方向の距離の相違
により干渉縞を作って判定する。 (3)固体表面に垂直または斜めの方向から光を照射し
て反射光を検出する方法。この方法では、板材上の凹凸
部に垂直方向から均一な光をあて深さ方向に対しての照
度の分布を濃淡として処理するか、斜めからの光をあて
て凹凸部からの乱反射を捉える。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検出針
を接触させる方法では、凹凸を検出できる深さや高さが
数百μm以上と比較的大きいことや、接触によって固体
表面に損傷を与える可能性がある等の欠点があり、レー
ザー光を照射してその反射光の位相ズレを利用する方法
では、検出できる凹凸の深さや高さが数μm以下と比較
的小さいことや、固体表面の位置のズレや振動などに検
出結果が大きく影響される等の欠点がある。また、固体
表面に垂直または斜めの方向から光を照射する方法で
は、固体表面の凹凸から反射する光が、周辺の平滑な部
分から反射する光と区別し難いこと、照射する光の強さ
の変動やムラ、固体表面の位置のズレや振動などに検出
結果が大きく影響される等の問題点がある。 【0005】以上のように、従来の方法は検出できる深
さや高さが上記のように限定されるため、実際に存在す
る頻度が高い数十μm以上の凹凸の検出に対して十分有
効ではなく、特に銅材が対象の場合、銅光沢の中にある
きずなどの凹凸を検出する有効な手法とはなり得なかっ
た。 【0006】したがって本発明の目的は、固体表面に検
出針を接触させることなく、固体表面の位置のズレや振
動などに検出結果が影響を受けにくく、かつ実際に存在
する頻度が高い数十μm以上の深さの凹凸を容易簡便検
出できる固体表面の凹凸の検出方法および装置を提供す
ることにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明者は上記目的を達
成すべく研究した結果、被検出領域の周辺から均一に、
好ましくは固体表面と平行な方向から照射された光を用
いれば、凹凸部において乱反射した光が周辺の平滑な部
分から乱反射する光よりも強調されて得られること、ま
た固体が銅または銅合金であるときに、凹凸部からの乱
反射光が周辺の平滑な部分からの乱反射光と比べて、青
色や紫色などの短波長域の成分を多く含むことに着目
し、上記光源を用いて固体表面の凹凸部を照射し、乱反
射する光の特定波長域部分を選択するフィルターと組み
合わせるとともに、反射光をカメラを含む画像処理部で
画像化するようにすれば従来の課題を解決できることを
見いだし本発明に到達した。 【0008】 すなわち本発明は、きず、盛り上がりあ
るいは異物付着などにより銅または銅合金の平滑な固体
表面に存する凹部(1)または凸部(2)を検出する方
法であって、固体表面の被検出領域にその周囲360°
の位置から固体表面と平行な方向に均一な光(5)を照
射し、それにより生じる凹凸部からの乱反射光(3)を
含む固体表面からの反射光を青色と紫色を含む短波長域
の光のみを選択透過するフィルター(6)に通した後、
透過光をカメラ(7)を含む画像処理部に誘導し画像処
理して画像化することを特徴とする固体表面の凹凸の検
出方法を提供するものである。 【0009】 【作用】本発明の方法および装置では、検出針を固体表
面に接触させることがないため、固体表面への損傷を招
く恐れがなく、固体表面に均一な光、好ましくは固体表
面と平行な方向からの均一な光を照射し、かつ反射光を
短波長域のフィルターに通すことにより、凹凸からの乱
反射光が周辺の平滑な部分からの乱反射光よりも強調さ
れるため、光の強さの変動やムラおよび固体表面の位置
のズレや振動などに検出結果が影響を受けにくい。 【0010】以上のように凹凸からの乱反射光を利用し
ているため、カメラで撮影された入力画像において、背
景とのコントラストが明らかであるので、実際に存在す
る頻度が高い数十μm以上の深さや高さの凹凸を容易に
検出することができる。 【0011】 【実施例1】図1は、本実施例で用いられる凹凸の検出
方法を説明するための模式側面図、図2は本実施例で用
いられる凹凸検出装置が組み込まれたリードフレームの
検査装置の構成を示す模式図、図3は本実施例におい
て、搬送されるリードフレームと、光源、フィルターお
よびカメラを示す斜視図であって、これらの図を参照し
て以下説明する。 (1)図2に示されるように、原料リール8から供給さ
れる幅34mm、厚み0.25mmの銅合金製板材9を8m
/分の速度で搬送する。 (2)プレス10でプレスされたリードフレームを一点
鎖線で囲んだ凹凸検出装置11に供給する。 (3)次いで該検出装置において、図3に見られるよう
に白抜き矢印の方向に搬送されるリードフレーム15に
対し、光源4から白色光を照射し、モニター13(図2
参照)で観察するとともに、フィルタ6によって反射光
の短波長域のみを選択してカメラ7により撮影された画
像が実線矢印で示されているように画像処理部12(図
2参照)に送られる。 【0012】図3では説明上、光源4の位置はリードフ
レーム15から離れて示されているが、実際には図1に
見られるように、凹部1または凸部2が存在する被検出
領域の周辺から板材9と略平行な方向からの均一な光5
として照射され、その乱反射光3がフィルター6を通し
て画像処理される。 (4)その後、リードフレーム15(または板材9)は
製品リール14に巻き取られる。 【0013】上記検出装置により、長さ、幅とも10μ
m以上、深さ20μm以上の凹凸が検出できた。 【0014】 【実施例2】図4は搬送される圧延板材と光源、フィル
ターおよびカメラを示す斜視図であって、この図および
前記図1を参照して以下説明する。 【0015】幅10〜70mm、厚み0.15〜0.25
mmの圧延板材16を実施例1の要領に従って凹凸検査を
行なった。 【0016】図4における光源4の位置は、実際には板
材16に近接して設けられ、具体的には実施例1で述べ
た通りである。 【0017】上記検出装置により、長さ、幅とも10μ
m、深さ20μm以上の凹凸が検出できた。 【0018】 【比較例1】実施例1と同様に、幅34mm、厚み0.2
5mmの銅合金製板材を8m/分の速度で供給し、フィル
ター6を設けなかった以外は実施例1の要領で検査した
ところ、長さ、幅および深さとも80μm以下の凹凸を
検出することはできなかった。 【0019】 【比較例2】実施例1と同様に、幅34mm、厚み0.2
5mmの銅合金製板材を8m/分の速度で供給し、光源4
からの光を板材と平行方向から照射せずに垂直方向から
照射し、あるいは均一に照射せずに白色ランプなどの一
点から照射したところ、比較例1と同様に長さ、幅およ
び深さとも80μm以下の凹凸を検出することはできな
かった。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように本発明の方法によれ
ば、固体表面への損傷を招く恐れがなく、光の強さの変
動やムラおよび固体表面の位置のズレや振動などに検出
結果が影響を受けにくく、実際に存在する頻度が高い数
mmから数十μmの深さや高さの凹凸を検出することがで
きる。
説明するための模式側面図である。 【図2】本発明の実施例1で用いられる凹凸検出装置が
組み込まれたリードフレームの検査装置の構成を示す模
式図である。 【図3】本発明の実施例1において、搬送されるリード
フレームと、光源、フィルターおよびカメラを示す斜視
図である。 【図4】本発明の実施例2において、搬送される圧延板
材と、光源、フィルターおよびカメラを示す斜視図であ
る。 【符号の説明】 1 固体表面の凹部 2 固体表面の凸部 3 凹凸部からの乱反射光 4 光源 5 均一な光 6 フィルター 7 カメラ 8 原料リール 9 板材 10 プレス 11 凹凸検出装置 12 画像処理部 13 モニター 14 製品リール 15 リードフレーム 16 圧延板材 17 搬送ロール
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 きず、盛り上がりあるいは異物付着など
により銅または銅合金の平滑な固体表面に存する凹部
(1)または凸部(2)を検出する方法であって、固体
表面の被検出領域にその周囲360°の位置から固体表
面と平行な方向に均一な光(5)を照射し、それにより
生じる凹凸部からの乱反射光(3)を含む固体表面から
の反射光を青色と紫色を含む短波長域の光のみを選択透
過するフィルター(6)に通した後、透過光をカメラ
(7)を含む画像処理部に誘導し画像処理して画像化す
ることを特徴とする固体表面の凹凸の検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02376494A JP3406366B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 固体表面の凹凸の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02376494A JP3406366B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 固体表面の凹凸の検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07208958A JPH07208958A (ja) | 1995-08-11 |
| JP3406366B2 true JP3406366B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=12119415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02376494A Expired - Fee Related JP3406366B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 固体表面の凹凸の検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3406366B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116222442B (zh) * | 2023-04-11 | 2026-02-06 | 天津大学 | 一种高精度相位偏折术测量系统及方法 |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP02376494A patent/JP3406366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07208958A (ja) | 1995-08-11 |
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