JP3404142B2 - 用紙姿勢制御装置 - Google Patents

用紙姿勢制御装置

Info

Publication number
JP3404142B2
JP3404142B2 JP21235394A JP21235394A JP3404142B2 JP 3404142 B2 JP3404142 B2 JP 3404142B2 JP 21235394 A JP21235394 A JP 21235394A JP 21235394 A JP21235394 A JP 21235394A JP 3404142 B2 JP3404142 B2 JP 3404142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
guide
timing
bending
registration roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21235394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0873070A (ja
Inventor
光由 佐藤
正浩 山崎
順一 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP21235394A priority Critical patent/JP3404142B2/ja
Publication of JPH0873070A publication Critical patent/JPH0873070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3404142B2 publication Critical patent/JP3404142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一枚ずつ給送されるカ
ット紙等のシートの姿勢を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ等で用いられるカット紙
の姿勢制御は、例えば、特開昭60−197548号公報に記載
のように、開閉ガイドと固定ガイドの狭い空間領域に通
すことにより、シートの先端をレジストレーションロー
ラ(待機ローラ)まで確実に到達させてシートを撓ませ
るものが知られている。また、実開昭63−42648 号公報
に記載のように、レジストレーションローラに用紙を当
接させ、一定量撓ませて用紙の斜行(スキュー)を矯正
するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術、例えば、
特開昭60−197548号公報に記載の方法では、開閉ガイド
はシートの撓み量の増加と共にシートの剛性で押し上げ
られる。つまり、開閉ガイドの重さをはねのけてシート
が撓むようになっている。また、開閉ガイドは駆動手段
によっても開閉できることが示されている。このため、
カット紙等のシートはレジストレーションローラに確実
に送られる。また、シートの撓みは最終的にガイドの曲
面形状に沿うような従来通りのループを描くことが示さ
れている。したがって、カールした種々の厚さのシート
を確実に撓ませることができる。しかし、薄いシートを
搬送した場合に、特に、低温低湿でシートに静電気が発
生しやすい環境では、撓んだシートがガイドの曲面形状
に沿うために静電気で密着するという現象が生じてい
た。この結果、撓みによるシートの剛性力がシートの先
端に伝わらずレジストレーションローラへのシート先端
の倣いが悪くなり斜行の矯正性能が著しく低下するとい
う問題が生じていた。また、厚いシートの場合にはシー
トが撓んだ時にシートの頂点が曲面形状のガイドに当た
るためシートの衝撃音が生じていた。また、シートがロ
ーラに挾まれて搬送ジャムを生じると、上下が曲面形状
のガイド等で遮られているため、搬送方向に移動するか
搬送方向に直角な横方向に取り出すしかなくジャム時の
シートの除去性にも不便があった。本発明の目的は、カ
ールした種々の厚さのシートを確実にレジストレーショ
ンローラに搬送,当接させると共に、シートが撓みを形
成した時は薄いシートでもその彎曲による剛性力がシー
トの先端に確実に伝わりシート先端斜行の矯正性能を確
保できる用紙姿勢制御装置を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、連続的に搬送されるシートの
先端検出信号を基準に予め設定された時間が経過したタ
イミングでガイドの位置を連続的に移動させるガイド制
御手段を具備した用紙姿勢制御装置を提供することであ
る。また、厚いシートの場合に生じていたシート撓む時
のガイドに当たる衝撃音を解消できる用紙姿勢制御装置
を提供することにある。また、搬送ジャムを生じた時に
ローラに挾まれているシートを容易に除去できる用紙姿
勢制御装置を提供することにある。さらに、本発明の他
の目的は、前記の用紙姿勢制御装置を備えたプリンタを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、少なくと
も撓みガイドをレジストレーションローラとフィードロ
ーラとの間隔の二分の一未満の範囲に限定すると共に、
前記撓みガイドをレジストレーションローラの接触線か
ら前記両ローラ間隔の三分の一の距離以内までの箇所で
少なくとも一箇所折り曲げ、前記撓みガイドの上流側が
シート搬送路からシート撓み方向に急勾配で離れるよう
に形成すると共に、互いに接触して一本の接触線を形成
する一対のレジストレーションローラが停止している時
に、シートの先端がレジストレーションローラの接触線
付近に向かって案内され搬送される第一手段と、第一手
段に継続してシートの先端がレジストレーションローラ
に接触線付近で接触し且つシートが曲がり撓みを形成す
るまでレジストレーションローラの上流側に配置したフ
ィードローラでシートを前に送り込む第二手段と、第二
手段の後に、シートの撓みを保持しつつシートの先端を
後ろに戻すように後進方向に一対のレジストレーション
ローラを回動させる第三手段と、第三手段の後に、シー
トを前進させる方向に一対のレジストレーションローラ
とフィードローラを回動させる第四手段とを有し、少な
くとも第一手段におけるシートの移動中において、シー
トの先端が一対のレジストレーションローラの接触線付
近に到達できるように移動方向を規制,案内する位置に
ガイドを移動,保持すると共に、第二手段と第三手段、
及び、第四手段のうち少なくともレジストレーションロ
ーラがシートを前進させる方向に回動してシートの先端
を挾持するまでの手段では、前記ガイドをシートが撓み
を形成する領域外の位置へ移動,保持させることにより
達成される。
【0005】上記の課題は、前記ガイドをシートの移動
方向を規制,案内する位置に移動させたり、前記ガイド
をシートが撓みを形成する領域外の位置に移動させたり
するタイミングは、前記一対のレジストレーションロー
ラの上流側に設けたセンサでシートの先端を検知した時
を基準に、設定した時間が経過したタイミングとするこ
とにより達成される。
【0006】上記の課題は、前述の技術的手段を用いた
プリンタによっても達成される。
【0007】
【作用】シートは停止している一対のレジストレーショ
ンローラの接触線付近に向けてレジストレーションロー
ラの上流側に配置したフィードローラによって搬送され
る。シートの先端がレジストレーションローラの接触線
付近で当接し所定の撓みを形成するまでフィードローラ
は回転を続ける。シートの撓みにより曲げ剛性力が生じ
るため、その先端はレジストレーションローラの接触部
に向けて押し込まれる。この状態からレジストレーショ
ンローラを搬送方向とは逆方向にシートの先端を戻す方
向に所定量回動すると、シートの先端はレジストレーシ
ョンローラへの食い込みが解除され自由になる。この結
果、シートの撓みによる曲げ剛性力により、先端が静か
にレジストレーションローラの接触線に沿うように動
く。この動きによってシートはその斜行(スキュー)が
矯正されてまっすぐになる。レジストレーションローラ
とフィードローラをシートの搬送方向に回動させること
により、シートをスキューのないまっすぐな状態で搬送
することができる。
【0008】カールがなく平らなシートを搬送する場合
は、シートの先端を停止している一対のレジストレーシ
ョンローラの接触線付近に送って撓ませるのは容易であ
る。しかし、例えば、両面印刷レーザプリンタで片面を
印刷したカット紙等のシートには、熱定着により大きな
カールが生ずる。このため、裏側に印刷するために、再
度、シートを搬送すると、フィードローラを通過したシ
ートの進行方向がカールの影響で大きく変わり、シート
がレジストレーションローラの接触線付近に到達できな
くなる。この結果、シートが正規の搬送ルートをはずれ
たり、レジストレーションローラの接触線付近に到達す
る前にシートがガイドにぶつかって折れ曲がったりし
て、下流側のセンサに到達するタイミングが遅れ、搬送
障害(搬送ジャム)となりプリンタが停止する。また、
レジストレーションローラの下流側のセンサに到達する
タイミングが許容値以内で、搬送ジャムにならない場合
でも、シートの先端に小さい折れやめくれ等が生じやす
くなり、スキューの矯正ができないという問題があっ
た。
【0009】カールした種々の厚さのシートを、その先
端にめくれや折れを生ずることなく、確実にレジストレ
ーションローラの接触線付近まで搬送して当接させるた
めには、シート先端の移動方向を一定の範囲内に規制,
案内するガイドを配置すれば良い。しかし、この場合は
ガイドが邪魔になりシートを撓ませると本来の滑らかな
曲線形状で彎曲できずにシートが押しつぶされた形にな
る。この結果、シートの撓みによる曲げ剛性力がシート
先端に伝わらず、レジストレーションローラを搬送方向
とは逆方向に所定量回動させてシートの先端をフリーに
しても、シートの先端がレジストレーションローラの接
触線に倣うことができず斜行が矯正されない。したがっ
て、この問題を解決するためには、先ず、シートを搬送
する時は、カールしたシートでも確実にレジストレーシ
ョンローラに搬送,当接させるようにし、シートを撓ま
せる時は、本来の滑らかな彎曲形状の形成を妨げないよ
うにすればよい。
【0010】上記の課題は、シートをレジストレーショ
ンローラに向けて搬送する手段では、シートの移動方向
を規制,案内する位置にガイドを保持してシートの先端
を確実にレジストレーションローラの接触線付近に到達
させると共に、シートの先端をレジストレーションロー
ラの接触線付近で当接させて撓みを形成する手段では、
シートが撓みを形成する領域外の位置にガイドを保持し
てシートを滑らかな彎曲形状に撓ませるようにすること
によって達成される。ガイドの位置の切り替えは、レジ
ストレーションローラの上流側に設けたセンサでシート
の通過を検知しその時点から予め設定した時間を経過し
たタイミングで行うことにより達成できる。つまり、ガ
イドをシートの移動方向を規制,案内する位置から撓み
の障害にならない位置に移動させるタイミングは、シー
トの先端がレジストレーションローラの上流側に設けた
センサに達してからレジストレーションローラ付近に達
するまでに要する時間を設定すれば良い。ガイドをシー
トが撓みを形成する領域外の位置から移動方向を規制,
案内する位置に移動させるタイミングは、シートの先端
がレジストレーションローラの上流側に設けたセンサに
達してから少なくともレジストレーションローラがシー
トを前進させる方向に回動しシートの先端をレジストレ
ーションローラで挾持させるまでに要する時間を設定す
れば、スキューの矯正は確実に行える。ただし、レジス
トレーションローラでの搬送開始後にシートの寸法(搬
送方向の長さ)に関係無く一定のタイミングでガイドを
移動させると、長いシートの場合にはフィードローラを
通過する前(シートが彎曲している時)に移動してシー
トの彎曲を押しつぶすことになる。したがって、ガイド
の位置を移動させるタイミングはシートの寸法に応じて
設定される。例えば、シートの後端がフィードローラの
下流側10〜20mmの位置に達するタイミングで、シー
トが撓みを形成する領域外の位置から移動方向を規制,
案内する位置にガイドを移動させれば良い。これによ
り、カールした種々の寸法のシートを確実にスキューを
修正すると共に、シートを押しつぶしたり,しわや折れ
ぐせを生じることなく搬送することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図1は、本発明が適用されたプリンタの一
実施例で、本発明に係る装置の要部を示し、原稿の取扱
い装置,原稿の読み取り装置,トナー塗布装置等の従来
周知の部分については図示を省略してある。図は装置底
部に収納されたシート1と、シート1の一方の端に近接
して配置され回転してシートを1枚ずつ繰り出す給紙ロ
ーラ2と、シート1を搬送する搬送ローラ3A,3B
と、シート1を搬送するフィードローラ4と、フィード
ローラ4のシート搬送方向下流側(以下単に下流側とい
う)に配置されたレジストレーションローラ(以下、レ
ジストローラという)5と、レジストローラ5の下流側
に配置されて無端状に回転しつつシート1を載置して搬
送する転写ベルト6と、転写ベルト6のシート搬送面に
上方から接するように配置された円柱上の感光体7と、
前記転写ベルト6の下流端に近接して配置された定着機
8と、定着機8を構成するヒートローラ8Aとバックア
ップローラ8Bと、定着機8の下流側に配置されて定着
を終えたシート1を一方向に搬送する進入搬送手段9
と、進入搬送手段9の下流側に配置されてシート1をス
イッチバックさせる可逆搬送手段10と、可逆搬送手段
10の下流側に配置されて可逆搬送手段10の順方向回
転で搬送されるシート1を装置上に排出する排出ローラ
11と、排出ローラ11の下流側に配置されてシート1
を堆積するスタッカ12と、可逆搬送手段10の逆方向
回転でスイッチバック搬送されるシート1を排出ローラ
11と逆方向に搬送する搬送ローラ13Aと、搬送ロー
ラ13Aの下流側に配置されてシート1を再度フィード
ローラ4に搬送する搬送ローラ13B,13C,13D及
び13Eを示している。
【0013】上記構成の装置において、プリントが指示
されると、収納されているシート1は給紙ローラ2によ
って搬送ローラ3Aに送られ、さらに搬送ローラ3B、
及びフィードローラ4に送られ、フィードローラ4によ
りレジストローラ5に向けて搬送される。レジストロー
ラ5に向けて搬送されたシート1は、レジストローラ5
とフィードローラ4の間で姿勢制御されたのち、レジス
トローラ5により転写ベルト6に送られ、転写ベルト6
はシート1を搬送しつつ現像機14により現像像を表面
に担持した感光体7にシート1を接触させる。シート1
は感光体7に接触した状態で図示されない転写装置によ
り感光体7表面に担持された現像像を転写される。現像
像を転写されたシート1は転写ベルト6により定着機8
に送られ、定着工程を経たのち、進入搬送手段9により
可逆搬送手段10まで送られる。指示されたプリントが
終了した場合には、シート1は可逆搬送手段10により
排出ローラ11に送られ、さらに、排出ローラ11によ
り装置上のスタッカ12に順次排出され堆積する。指示
されたプリントが未終了でもう片面のプリントが必要な
場合には、シート1は可逆搬送手段10によりスイッチ
バックされて搬送ローラ13Aに送られ、さらに、搬送
ローラ13B,13C,13D及び13Eを経たのち、
再び、フィードローラ4に搬送される。この後、前述の
一連の工程を経て、指示されたプリントが終了すると、
シート1は前述した経路で搬送されてスタッカ12に堆
積する。
【0014】次に図2ないし図6により図1に示す本実
施例に係る用紙姿勢制御装置について詳細に説明する。
図2と図3に示す用紙姿勢制御装置は、回転軸を互いに
平行にし相互に接するように、図示されていないプリン
タ側板に、上下に配置された一対のフィードローラ4
と、このフィードローラ4の一方を回転駆動するモータ
20と、上流端をフィードローラ4の出側に近接させフ
ィードローラ4それぞれの回転軸を含む平面に垂直にか
つフィードローラ4相互の接触線とほぼ同じ高さか又は
少し上方に配置された平らな上案内板21と、上案内板
21の下流端に近接してその回転軸をフィードローラ4
の回転軸に平行にして同じくプリンタ側板に上下に配置
され互いに接触する一対のレジストローラ5と、このレ
ジストローラ5の回転軸に装着され相互に噛み合う一対
の歯車22と、レジストローラ5の一方を回転駆動する
モータ23と、上案内板21の下流部分の下方で、レジ
ストローラ5とフィードローラ4との間隔の二分の一未
満の下流側の範囲に配置され、レジストローラ5の接触
線から両ローラ5と4との間隔の三分の一以下までの箇
所で折り曲げられ、その上流側がシート搬送路からシー
ト撓み方向に急勾配で離れるように形成された撓みガイ
ド24と、上案内板21の上流部分の下方に配置された
ガイド25と、ガイド25に固定されて軸26を支点に
して回転可能に配置されたリンク27と、ガイド25を
軸26周りに時計方向に回転させて上案内板21に近づ
ける(以下、ガイド25を閉じるという)ばね28と、
ばね28によるガイド25の回転を止めるストッパ29
と、ばね28の引っ張り力に対して反対方向にリンク2
7を引っ張り、ガイド25を軸26周りに反時計方向に
回転させて上案内板21から遠ざける(以下、ガイド2
5を開放するという)駆動手段(以下ソレノイドとい
う)30と、フィードローラ4の出側に設けられたシー
ト通過センサ31と、シート通過センサ31,モータ2
0,モータ23、及びソレノイド30に接続されて、モ
ータ20,23の回転、及びソレノイド30の駆動を制
御する制御装置32とを備えている。制御装置32がタ
イマ,リレー等を備えて、レジストローラ5を逆転した
りガイド25を開放する手段をなしている。ガイド2
5,軸26,リンク27,ばね28,ストッパ29,ソ
レノイド30、及び制御装置32をまとめて、ガイド制
御手段33とする。上案内板21及び撓みガイド24
は、いずれも図示されていないプリンタ側板に装着さ
れ、上案内板21の下面下流端寄りに、短冊形の撓み方
向板21Aが形成されている。
【0015】撓み方向板21Aにより、フィードローラ
4で送られるシート1の先端がレジストローラ5に接触
線付近で接触し撓みを形成する際、撓む方向が下側にな
るように予めシート1に『撓みぐせ』がつくのでシート
1の座屈衝撃が小さくなる。
【0016】用紙姿勢制御装置において、シート1は、
モータ20に回転駆動されるフィードローラ4によっ
て、図2及び図3の右側(上流側)から左側(下流側)
へ給送され、上案内板21,撓み方向板21A,撓みガ
イド24によって一対のレジストローラ5の接触部に向
かって案内される。
【0017】シートに面外変形がなくほぼ平らな場合に
はシートはレジストローラ5に確実に送られる。しか
し、例えば低温低湿度の環境に放置したシート1はカー
ルすることがある。また、例えば両面印刷レーザプリン
タでは、片面を印刷したシート1には熱定着により大き
なカールが生じる。このためもう片面に印刷するために
シートを再度搬送すると、シート1の先端がまっすぐに
進めず、フィードローラ4を通過した後に、下案内板2
4に案内されずに下側にすり抜けたり搬送ジャムを生じ
たりしてシート1がレジストローラ5に到達しない場合
がある。一方、カールしたシート1をレジストローラ5
まで確実に搬送するため、下案内板24の上流側に上案
内板21の下側に案内板を設け、上下の案内板の隙間を
シート1が搬送されるように構成すると、シート1の正
常な撓み(図3のシート1の撓みh)が妨げられる。そこ
で、本発明は、カールしたシート1に対して、且つ、シ
ート1の厚さ(例えば45K連:厚さ0.07mmのシー
トや180K連:厚さ0.23mmのシート)に関係なく
シート1をレジストローラ5の接触線付近に向かって案
内し、且つ、シート1を正常に撓ませることにより、高
精度な姿勢制御を行うことのできる用紙姿勢制御装置を
提供する。
【0018】ガイド制御手段33の動作を本発明の一実
施例を示す図4ないし図6により説明する。図4に示す
ように、シート1Aがフィードローラ4に搬送され、レ
ジストローラ5の上流側に所定の距離を隔てて取り付け
られたシート通過センサ31に達する(以下、このタイ
ミングを基準時間T0 という)と、制御装置32がシー
ト1Aの通過後の時間をカウントする。この状態ではフ
ィードローラ4とレジストローラ5は共にシート1を前
進させる方向に回転している。シート1Aを所定の周期
(シート間隔:シート1のサイズにより制御装置32で
自動的に設定される)で連続して搬送する場合は、破線
で示すように前のシート1Bがレジストローラ5を通過
しようとしている。一方、ガイド25は、制御装置31
やソレノイド30等からなるガイド制御手段33のばね
28により、上案内板21の方に閉じた状態に保持され
ている。このためシート1Aが下向きにカールしていて
も確実に下案内板24を経て一対のレジストローラ5の
接触線に向かって搬送される。基準時間T0 から所定の
時間t1 が経過すると制御装置32により先ずレジスト
ローラ5を回転駆動するモータ23が停止する。また、
基準時間T0 から所定の時間T1 が経過すると制御装置
32を含むガイド制御手段33のソレノイド30が駆動
されて、ガイド25が所定の角度だけ回転し上案内板2
1に対し開放されて保持される。その時、シート1Aの
先端は撓みガイド24の折り曲げ部24Pの下流側に達
している。その後のシート1Aの状態と、制御装置32
によるフィードローラ4とレジストローラ5の回転制
御、及び制御装置32を含むガイド制御手段33による
ガイド25の駆動制御を、図5と図6により順次説明す
る。シート1Aはフィードローラ4により送られ所定の
撓み量hが形成される。これは制御装置32により基準
時間T0タイミングからの経過時間t2(例えば、シート
1Aのサイズ,送り方向長さに無関係に設定すると、撓
み量hは一定)までフィードローラ4で送れば良い。例
えば、シート通過センサ31から一対のレジストローラ
5の接触線までの距離がL1 mm、シート1Aの搬送速度
がV1 mm/秒の時、t2 =(L1+12.5)÷V1 に設定
すれば、フィードローラ4とレジストローラ5の設置間
隔がL2 =150mmの場合は、シート1Aの撓み量hは
28mmになる。この時、ガイド25はガイド制御手段3
3によりシート1Aが撓みを形成する領域外に位置して
開放された状態に保持され続けており、且つシート1A
と撓みガイド24との接触は撓みガイド24の折り曲げ
部24Pのほぼ線接触に限られた箇所であるため、シー
ト1Aの厚さが0.09mmの標準紙(55K連紙)の場合
はもちろん、薄い0.07mm(45K連紙)のシートで
も、滑らかな曲線形状に彎曲させながらシート1Aを撓
みガイド24と密着させないようにすることができる。
【0019】シート1Aの頂点部分は撓みガイド24に
接触しないので撓みを拘束されることもなく厚いシート
1Aの場合でもシート1Aが撓む時に衝撃音を生じるこ
とはない。
【0020】また、シート1Aが両ローラ4,5に挾ま
れて搬送ジャムを生じた場合でもガイド25を手動で動
かして撓みガイド24の上流側を開放して下に抜き取る
ことができるので、シート1Aの除去が容易になる。
【0021】t2 のタイミングで制御装置32によりモ
ータ20を停止してフィードローラ4の回転を停止した
後、制御装置32によりモータ23をシート1の搬送と
逆方向に一定角度駆動する。例えば、レジストローラ5
の直径が20mmの場合は60°逆転させる(所要時間30
ms程度まで短縮可能)と、一対のレジストローラ5の
接触部に進入したシート1Aの先端が搬送方向と逆方向
に送り出されシート1Aの先端は自由になる。この時、
前述のように撓んだシート1Aと撓みガイド24とは折
り曲げ部24Pでしか接触していないので形成された撓
み量h(例えば28mm)によるシート1Aの曲げ剛性力
で一対のレジストローラ5の接触線に沿うように移動す
る。シート1Aに静電気があっても正常に移動すること
ができる。これにより、静電気が発生しやすい低温低湿
の環境で薄いシート1Aを印刷する場合であっても斜行
(スキュー)を確実に矯正し姿勢制御を終了することが
できる。シート1Aの姿勢制御が終了すると、制御装置
32によるモータ20とモータ23の回転駆動によりフ
ィードローラ4とレジストローラ5はシート搬送方向に
同時に回動をはじめ、シート1Aはレジストローラ5の
下流側(転写ベルト6)に搬送される(図5に以上の過
程を示す)。シート1Aが送られて基準時間T0 タイミ
ングからT2 時間経過し、例えばシート1Aの後端がフ
ィードローラ4を通過したら、ガイド25は、制御装置
32を含むガイド制御手段33のソレノイド30の駆動
入力が解除されて、ばね28により上案内板21の方に
閉じた状態に移動,保持される。この結果、前述したよ
うに、次のシート1をレジストローラ5に確実に搬送す
る位置にガイド25が設定される。
【0022】なお、シート1Aの先端が一対のレジスト
ローラ5の接触線に倣ってまっすぐに姿勢制御される時
のシート1Aの動きを図2の斜視図に示す。二点鎖線が
姿勢制御をする前の状態、実線はレジストローラ5の逆
転により姿勢制御が行われた状態を示す。シート1Aの
先端が自由になり、その曲げ剛性力でレジストローラ5
の接触線に倣うように移動し(動きa)、彎曲形状の撓
みの高さが少し低下し(動きb)、横方向(搬送方向に
対し90°の方向)にシフトする(動きc)。
【0023】これはシート1Aが搬送方向に向かって左
側が進んだ状態のスキューが姿勢制御された時の動きで
ある。
【0024】本発明の他の実施例は、以上述べた動作の
うち、レジストローラ5の逆方向への回転を省いても良
い。姿勢制御の精度を少し下げても、フィードローラ4
とレジストローラ5の駆動を共通のモータで行い、それ
ぞれのローラ軸回転をクラッチでの切り替え制御として
コスト低下を優先させる場合は有効である。また、この
場合にフィードローラ4の軸にワンウエイクラッチを用
いたり、シート1の撓み量hを小さくしても良い。
【0025】本発明の他の実施例は、ガイド制御手段3
3によるガイド25の動作制御のタイミングを上述と異
なる方法で行うことである。すなわち、シート1の撓み
を正常に行うためにガイド25を開放するタイミング
は、時間T1 設定によらずに、レジストローラ5の上流
側近傍に設置したシート通過センサにシート1の先端が
達したタイミングで行っても良い。また、シート1を正
常にレジストローラ5まで搬送するためにガイド25を
閉じるタイミングは、時間T2 設定によらずに、フィー
ドローラ4の下流側近傍に設置したシート通過センサを
シート1の後端が通過したタイミングで行っても良い。
【0026】また、シート1の先端位置に関係があるガ
イド25を開放するタイミングは、シート1の搬送方向
長さに無関係なため、時間T1 で一定のタイミングで行
い、どちらかといえばシート1の後端位置に関係がある
ガイド25を閉じるタイミングは、シート1の搬送方向
長さに関係して変わるため、時間T2 設定によらずに、
フィードローラ4の下流側近傍に設置したシート通過セ
ンサをシート1の後端が通過したタイミングで行っても
良い。また、時間T2 の設定がシート1のサイズにより
自動的に切り替わるようにしても良い。
【0027】なお、前のシート1Bの後端がレジストロ
ーラ5を通過後、シート1Aを撓ませるために制御装置
32によりモータ23を停止させてレジストローラ5の
搬送方向への回転を止めるタイミングも、時間t1 設定
によらずに、レジストローラ5の下流側近傍に設置した
シート通過センサをシート1Bの後端が通過したタイミ
ングで行っても良い。
【0028】また、モータ23を停止させるタイミング
は、シート1の搬送方向長さに関係して変わるため、時
間t1 の設定で行う時は、シート1のサイズにより自動
的に時間t1 が切り替わるようにして行うことができ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、レジストローラとフィ
ードローラとの間隔の二分の一未満の範囲に限定してレ
ジストローラ側に設けると共にレジストローラの接触線
から両ローラ間隔の三分の一の距離以内の箇所に折り曲
げ部を有しその折り曲げ部の上流側がシート搬送路から
シート撓み方向側に急勾配で離れるように形成した撓み
ガイドを配置し、シートの搬送方向を規制,案内するガ
イドを設けることにより、カールしたシートも確実にレ
ジストローラの接触線付近に送ることができる。また、
シートをレジストローラの接触線付近で係止させながら
フィードローラでシートを送り込んでシートを撓ませる
と、シートと撓みガイドとの接触は撓みガイドの折り曲
げ部に限られてシートの搬送抵抗が小さいので、剛性の
小さい薄いシートに対してもレジストローラの逆転によ
る用紙姿勢制御を高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すプリンタの側面図。
【図2】図1の部分の詳細を示す用紙姿勢制御装置の斜
視図。
【図3】図2に示す部分の側面図。
【図4】用紙搬送時の制御を示す用紙姿勢制御装置の説
明図。
【図5】用紙搬送時の制御を示す用紙姿勢制御装置の説
明図。
【図6】用紙搬送時の制御を示す用紙姿勢制御装置の説
明図。
【符号の説明】
1,1A…シート、1B…前のシート、4…フィードロ
ーラ、5…レジストローラ、21…上案内板、21A…
撓み方向板、24…撓みガイド、24P…撓みガイドの
折り曲げ部、25…ガイド、31…シート通過センサ。
フロントページの続き (72)発明者 松野 順一 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 平6−64792(JP,A) 実開 昭60−150560(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体表面の現像像をシートに転写する位
    置の上流側に、前記シートを挾持搬送するフィードロー
    ラの一対と、前記フィードローラにより搬送された前記
    シートの先端を当接させ前記シートが撓むのを待機する
    レジストレーションローラの一対と、前記シートを前記
    レジストレーションローラに案内しかつ前記シートの撓
    みを妨げないように前記レジストレーションローラの接
    触線近傍から上流側にかけてシート搬送路から前記シー
    トの撓み方向に離れる方向に撓みガイドを設け、前記フ
    ィードローラ及び前記レジストレーションローラの回転
    を制御する制御装置を備え、前記シートの撓みによる曲
    げ剛性力で前記シートの姿勢を矯正して前記フィードロ
    ーラと前記レジストレーションローラによりシートを送
    り出す用紙姿勢制御装置において、前記撓みガイドを前
    記レジストレーションローラと前記フィードローラとの
    間隔の二分の一未満の範囲に限定すると共に、前記撓み
    ガイドを前記レジストレーションローラの接触線から前
    記両ローラ間隔の三分の一の距離以内までの箇所で少な
    くとも一箇所折り曲げ、前記撓みガイドの上流側が前記
    シート搬送路からシート撓み方向に急勾配で離れるよう
    に形成し、互いに接触して一本の接触線を形成する一対
    の前記レジストレーションローラが停止している時に、
    前記シートの先端が前記レジストレーションローラの接
    触線付近に向かって案内され搬送される第一手段と、前
    記第一手段の後に、前記シートの先端が前記レジストレ
    ーションローラに接触線付近で接触し、シートが撓みを
    形成するまで前記レジストレーションローラの上流側に
    配置した前記フィードローラでシートを前に送り込む第
    二手段と、前記第二手段の後に、前記シートの撓みを保
    持しつつ前記シートの先端を戻すように一対の前記レジ
    ストレーションローラを後進方向に回動させる第三手段
    と、前記第三手段の後に、前記シートを前進させる方向
    に一対の前記レジストレーションローラと前記フィード
    ローラを回動させる第四手段とを有する用紙姿勢制御装
    置の、少なくとも第一手段におけるシート移動中での前
    記シートの先端が一対の前記レジストレーションローラ
    の接触線付近に到達できるように前記シートの移動方向
    を規制,案内する位置にガイドを移動,保持させ、少な
    くとも前記第二手段と前記第三手段では、または、前記
    第二手段と前記第三手段、及び第四手段のうち前記レジ
    ストレーションローラが前記シートを前進させる方向に
    回動して前記シートの先端を挾持するまでの手段では、
    前記ガイドを前記シートが撓みを形成する領域外の位置
    へ移動、保持させるようにしたガイド制御手段を具備し
    たことを特徴とする用紙姿勢制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の用紙姿勢制御装置おい
    て、前記ガイド制御手段は、前記ガイドを前記シートの
    移動方向を規制,案内する位置から前記シートが撓みを
    形成する領域外の位置へ移動させるタイミングT1 と、
    前記ガイドを前記シートが撓みを形成する領域外の位置
    から前記シートの移動方向を規制,案内する位置へ移動
    させるタイミングT2 とを、前記一対のレジストレーシ
    ョンローラの上流側に設けたセンサが連続して搬送され
    る前記シートの先端を検知した時点からの経過時間とし
    て予め設定された時間に達したタイミングで前記ガイド
    を移動させることを連続して行うものである用紙姿勢制
    御装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の用紙姿勢制御装置おい
    て、前記ガイド制御手段は、前記ガイドを前記シートの
    移動方向を規制,案内する位置から前記シートが撓みを
    形成する領域外の位置へ移動させるタイミングT1 と、
    前記ガイドを前記シートが撓みを形成する領域外の位置
    から前記シートの移動方向を規制,案内する位置へ移動
    させるタイミングT2 とを、前記一対のレジストレーシ
    ョンローラの上流側に設けたセンサが連続して搬送され
    る前記シートの先端を検知した時点からの経過時間とし
    て予め設定された時間に達したタイミングで用紙ガイド
    を移動させ、前記タイミングT1 は前記シートの寸法や
    厚さに関係無く一定に設定し、前記タイミングT2 はシ
    ートの搬送方向の寸法により自動的に切り替わるもので
    ある用紙姿勢制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の用紙姿勢制御装置おい
    て、前記ガイド制御手段は、前記ガイドを前記シートの
    移動方向を規制,案内する位置から前記シートが撓みを
    形成する領域外の位置へ移動させるタイミングT1 と、
    前記ガイドをシートが撓みを形成する領域外の位置から
    シートの移動方向を規制,案内する位置へ移動させるタ
    イミングT2 とを、前記一対のレジストレーションロー
    ラの上流側に設けた前記センサが連続して搬送される前
    記シートの先端を検知した時点からの経過時間として予
    め設定された時間に達したタイミングでガイドを移動さ
    せ、前記タイミングT1 と前記タイミングT2 は前記シ
    ートの寸法や厚さに関係無くそれぞれ一定に設定した用
    紙姿勢制御装置。
JP21235394A 1994-09-06 1994-09-06 用紙姿勢制御装置 Expired - Fee Related JP3404142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21235394A JP3404142B2 (ja) 1994-09-06 1994-09-06 用紙姿勢制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21235394A JP3404142B2 (ja) 1994-09-06 1994-09-06 用紙姿勢制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0873070A JPH0873070A (ja) 1996-03-19
JP3404142B2 true JP3404142B2 (ja) 2003-05-06

Family

ID=16621143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21235394A Expired - Fee Related JP3404142B2 (ja) 1994-09-06 1994-09-06 用紙姿勢制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3404142B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO20014256D0 (no) 2001-09-03 2001-09-03 Bjoern Kristiansen Fremstilling av immunstimulerende forbindelse
JP4575000B2 (ja) * 2004-02-26 2010-11-04 セイコーインスツル株式会社 熱活性化装置およびプリンタ装置
JP6839416B2 (ja) * 2017-03-21 2021-03-10 株式会社リコー 搬送装置及び画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150560U (ja) * 1984-03-15 1985-10-05 キヤノン株式会社 シ−ト材案内装置
JPH0664792A (ja) * 1992-06-16 1994-03-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の用紙搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0873070A (ja) 1996-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5449164A (en) Sheet inverter apparatus
JP2731963B2 (ja) 用紙姿勢制御装置及びプリンタ
JP3744728B2 (ja) シート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
US6419222B1 (en) Sheet inverting apparatus and method
JP2000355447A5 (ja)
JP4428302B2 (ja) シート材供給装置
JP4425101B2 (ja) シート処理装置
US5590872A (en) Sheet reversing apparatus for a copying machine
JP2883452B2 (ja) 画像形成装置
JP3404142B2 (ja) 用紙姿勢制御装置
JPH04289881A (ja) 電子写真装置
US20010031155A1 (en) Image forming apparatus
JPH085966Y2 (ja) 用紙搬送装置
JP2002068574A (ja) 後処理装置
JP3146621B2 (ja) 湾屈癖矯正装置
JP2926266B2 (ja) 用紙姿勢矯正装置
JPH0120358Y2 (ja)
JP2000044115A (ja) 紙折り装置
JPH0632517A (ja) シ−ト反転装置
JP2001019253A (ja) 用紙反転装置
JPH09278243A (ja) 画像記録装置
JPH10203654A (ja) 自動原稿搬送装置
JP3247522B2 (ja) カール矯正機構及びカール矯正機構を用いた画像記録装置
JPH0540378A (ja) 画像形成装置
JP3062508B2 (ja) Uターン給紙装置における用紙角折れ防止機構

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080229

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees