JP3403712B2 - 製品の不具合データ分析システム及び方法並びにプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

製品の不具合データ分析システム及び方法並びにプログラムを格納した記録媒体

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JP3403712B2
JP3403712B2 JP2000377653A JP2000377653A JP3403712B2 JP 3403712 B2 JP3403712 B2 JP 3403712B2 JP 2000377653 A JP2000377653 A JP 2000377653A JP 2000377653 A JP2000377653 A JP 2000377653A JP 3403712 B2 JP3403712 B2 JP 3403712B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製品の保証に関わる
情報を利用して、自動車、建築物、家電製品等の製品の
不具合発生状況を統計的に把握するためのシステム及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】製品は、その使用において不調、故障、
破損等の不具合が生じることがあり、それに対して調
整、修理、交換といった整備を施し、当該製品の本来の
機能を回復させてその使用を継続している。そして、そ
のような各不具合の発生とその対処に対する情報は、製
造者にフィードバックされ、製品の品質の弛まない向上
が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不具合
の発生の都度、断片的に各不具合の発生とその対処に対
する情報をフィードバックして対処していたのでは、総
合的な対策に結びつきにくく、非効率かつ非効果的であ
る。また製品の製造者や販売会社において、不具合情報
を統計的に処理して、どの製品のどの部分にどのような
不具合が発生する傾向があるかを把握することは有用で
あるが、一般にその種の情報の収集は、当該製品の製造
者や販売会社の販売した範囲内又は同系列のチェーン内
に留まる傾向がある。
【0004】昨今では、製品の不具合については、一定
期間内であれば、製造者や販売会社が保証し、製品の購
入者の経済的負担無しで整備することが広く行われてい
る。そして、製造者や販売会社が負担した整備費用に関
して瑕疵保証保険が利用されることも増えてきている。
【0005】瑕疵保証保険を利用した場合には、製造者
や販売会社の系列を超えて、保険会社に大量の不具合情
報が集積される。従って、この情報を製造者や販売会社
に提供して有効に活用できれば、製品の品質改善に大き
く寄与できる。
【0006】しかし、保険会社に収集された不具合情報
は、製造者や販売会社において作成・収集されている不
具合情報とは、情報の区分や内容が異なっており、製造
者や販売会社において利用するのが困難であった。
【0007】同様の問題は、住宅・ビル等の建築物や家
電製品のように瑕疵保証が行われている様々な製品に関
して発生していた。
【0008】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、異なった体系で収集された不具合情報を有効に利用
可能とすることを目的とする。また、本発明は、保険会
社に蓄積される瑕疵保証保険を利用した修理等の整備情
報から種々の不具合発生状況を評価しやすい形式に分類
し、かつ再構築することにより統計的に把握し、品質向
上に役立てることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる製品の不具合データ
分析システムは、製品に生じる不具合を統計的に分析す
るシステムであって、保証の対象とする製品の属性情報
および保証の内容に関する保証データを記憶する保証デ
ータ記憶手段と、前記保証データを統計に使用するため
の保証対象製品データに変換するための保証データ変換
テーブルを記憶する保証データ変換テーブル記憶手段
と、前記保証データ変換テーブルを参照しつつ前記保証
データを統計用の製造者区分、製品種別区分、製品名称
区分を含む階層構造の区分表現で表す統計用の区分表現
による保証対象製品データに変換する第1のデータ変換
手段と、前記第1のデータ変換手段により生成された前
記保証対象製品データを記憶する保証対象製品データ記
憶手段と、前記保証の対象とする製品のうち、不具合の
発生した製品に対する整備の内容に関する整備データを
記憶する整備データ記憶手段と、前記整備データを統計
に使用するための不具合データに変換するための整備デ
ータ変換テーブルを記憶する整備データ変換テーブル記
憶手段と、前記整備データ変換テーブルを参照しつつ前
記整備データを統計用の部位区分、装置区分、部品区
分、原因区分を含む階層構造の区分表現で表す統計用区
分表現による不具合データに変換する第2のデータ変換
手段と、入力された不具合製品特定データから、対象と
なる製品を特定する製品特定手段と、特定された製品の
保証対象製品データを前記保証対象製品データ記憶手段
から抽出し、該特定された製品の不具合データに付加す
ることにより、不具合製品データを生成するデータ合成
手段と、前記不具合製品データと保証対象製品データと
を用いて、前記統計用区分表現に従い製品の不具合発生
頻度を算出する製品不具合発生頻度算出手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0010】このような構成とすることにより、異なっ
た体系で収集された保証データと整備データとを用い
て、製品の不具合発生頻度を効率的に求めることができ
る。
【0011】前記製品不具合発生頻度算出手段は、例え
ば、製品製造者を特定するための情報を受け付け、前記
特定した製品製造者に該当する不具合製品データと保証
対象製品データのみを用いて前記統計用区分表現に従い
製品の不具合発生頻度を算出する。
【0012】前記製品不具合発生頻度算出手段は、例え
ば、製品種別を特定するための情報を受け付け、前記特
定した製品種別に該当する不具合製品データと保証対象
製品データのみを用いて前記統計用区分表現に従い製品
の不具合発生頻度を算出する。
【0013】前記製品不具合発生頻度算出手段は、例え
ば、製品名称を特定するための情報を受け付け、前記特
定した製品名称に該当する不具合製品データと保証対象
製品データのみを用いて前記統計用区分表現に従い製品
の不具合発生頻度を算出する。
【0014】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点にかかる製品の不具合データ分析方法は、保証の
対象とする製品の属性情報および保証の内容に関する保
証データを保証データ記憶手段に記憶するステップと、
前記保証データを統計に使用するための保証対象製品デ
ータに変換するために予め設定されている保証データ変
換テーブルを参照して、前記保証データ記憶手段に記憶
されている前記保証データを統計用の製造者区分、製品
種別区分、製品名称区分を含む階層構造の区分表現で表
す統計用区分表現による保証対象製品データに第1のデ
ータ変換手段により変換するステップと、前記第1の変
換手段により変換された前記保証対象製品データを保証
対象製品データ記憶手段に記憶するステップと、前記保
証の対象とする製品のうち、不具合の発生した製品に対
する整備処置に関する整備データを整備データ記憶手段
記憶するステップと、前記整備データを統計に使用す
るための不具合データに変換するために予め設定されて
いる整備データ変換テーブルを参照して、前記整備デー
タ記憶手段に記憶されている前記整備データを統計用の
部位区分、装置区分、部品区分、原因区分を含む階層構
造の区分表現で表す統計用区分表現による不具合データ
第2の変換手段により変換するステップと、入力され
た不具合製品特定データから、対象となる製品を特定
し、該特定された製品の保証対象製品データを前記保証
対象製品データ記憶手段から読み出して、該特定された
製品の不具合データに階層的に付加することにより、
具合製品データをデータ生成手段により生成するステッ
プと、前記不具合製品データと保証対象製品データを用
いて前記統計用区分表現に従い製品の不具合発生頻度を
演算手段により算出するステップと、から構成される。
【0015】このような構成とすることにより、異なっ
た体系で収集された保証データと整備データとを用い
て、製品の不具合発生頻度を効率的に求めることができ
る。
【0016】前記製品の不具合発生頻度を算出するステ
ップにおいて、製品製造者を特定するための情報を受け
付け、前記特定した製品製造者に該当する不具合製品デ
ータと保証対象製品データのみを用いて前記統計用区分
表現に従い製品の不具合発生頻度を算出するようにして
もよい。
【0017】前記製品の不具合発生頻度を算出するステ
ップにおいて、製品種別を特定するための情報を受け付
け、前記特定した製品種別に該当する不具合製品データ
と保証対象製品データのみを用いて前記統計用区分表現
に従い製品の不具合発生頻度を算出するようにしてもよ
い。
【0018】前記製品の不具合発生頻度を算出するステ
ップにおいて、製品名称を特定するための情報を受け付
け、前記特定した製品名称に該当する不具合製品データ
と保証対象製品データのみを用いて前記統計用区分表現
に従い製品の不具合発生頻度を算出するようにしてもよ
い。
【0019】前記製品は例えば自動車である。この場
合、前記製品種別は例えば車種であり、前記製品名称は
車名である。
【0020】また、この発明の第3の観点にかかる発明
は、情報処理装置に、上述の不具合データ分析装置を構
成する各手段として機能させるためのプログラムを格納
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態に係
る不具合データ分析システムを、自動車の不具合の発生
とその整備に関する情報の分析システムを例に説明す
る。なお、以下の説明において、文脈上矛盾がない限り
において、不具合という語は自動車の不調、故障、破損
等を広く含んで意味し、それら不具合に対処する調整、
修理、部品交換等の処置を広い意味で整備という語で表
現する。
【0022】なお、自動車の瑕疵保証保険について簡単
に説明すると、自動車を購入する際に、自動車の不具合
に関して購入者と販売店の間で保証契約を締結すると、
図3に示すような保証書が発行される。購入した自動車
に何らかの不具合が存在する場合には、購入者は、その
自動車を販売店で整備する。整備に要した費用は、保証
契約の範囲内で販売店が負担し、購入者は整備に要する
費用の支払いを求められない。そして販売店が負担した
整備に要する費用について、販売店と保険会社との間で
瑕疵保証保険契約を締結している場合には、当該整備に
要した費用は瑕疵保証保険で賄われ、保険会社より販売
店に保険金が支払われる。なお、保証契約及び瑕疵保証
保険契約の締結当事者は販売店に限られず、自動車メー
カーであってもよい。
【0023】この不具合データ分析システム全体の構成
を図1に示す。図示するように、このシステムは、ネッ
トワークNWを介して相互に接続された分析サーバ11
と、販売部門端末21(21〜21)と、整備部門
端末31(31〜31)から構成される。なお、販
売部門端末21と整備部門端末31は別の端末であるこ
とを要せず、同一の端末であっても構わない。
【0024】分析サーバ11は、保険会社等に設置さ
れ、販売部門端末群21と整備部門端末群31とから情
報を収集し、自動車の不具合データを分析し、様々な観
点からの不具合発生率を求めて、自社の保険商品の開発
・改善に利用すると共に、製品の品質改善のために自動
車メーカー、販売店等に分析結果を提供する。
【0025】販売部門端末群21(21〜21
は、自動車販売店の販売部門等に設置され、自動車の販
売時等に締結された自動車の保証契約に関する情報(保
証データ)は、分析サーバ11に送信される。なお、保
証データ(保証書)の例を図3に示す。
【0026】整備部門端末群31(31〜31
は、自動車販売店の整備部門等に設置され、不具合の整
備の内容及び整備の際に保証契約を利用した場合には、
その保証番号等を入力する。なお、整備部門端末群31
に入力された整備データは分析サーバ11に送信され
る。
【0027】分析サーバ11は、図2に示すように、通
信部13と、表示部14と、入力部15と、制御部16
とを備える。通信部13は、ネットワークNW上の他の
装置と通信を行う。特に、販売部門端末群21と整備部
門端末群31から入力データを収集する。表示部14は
様々な情報を表示する。入力部15は、様々なデータや
指示を入力する。
【0028】制御部16は、記憶部とプロセッサ等から
構成され、販売部門端末群21と整備部門端末群31か
らのデータの収集及び、収集したデータに基づく、分析
処理を行う。なお分析処理の詳細ついては、図7を参照
して後述する。
【0029】制御部16は、分析処理のため、複数の記
憶部を備える。まず、保証データ記憶部113は、販売
部門端末群21から収集した、保証データ(図3に示す
保証書に掲載された情報のうちの、保証番号、自動車の
製造会社(メーカー)名、車種(型式)、車名、登録年
月日等のデータ)を蓄積する。
【0030】整備データ記憶部123は、整備部門端末
群31から収集した、図4に示すような整備データを記
憶する。整備データは、メーカー或いは販売店が定めた
固有の整備コードを含む。この整備コードは、メーカー
や販売店にとっては、不具合箇所やその原因を特定する
情報である。なお、保証契約が利用された整備について
は、利用された保証契約を特定する保証番号を蓄積す
る。
【0031】保証対象自動車データ記憶部119は、保
証契約の適用対象の全自動車について、メーカー名、車
種、車名、保証番号等の統計用のデータを蓄積する。不
具合自動車データ記憶部133は、不具合が発生した自
動車について、メーカー名、車種、車名、不具合箇所、
装置、部品、原因等を示す統計用のデータを蓄積する。
【0032】保証データ変換テーブル記憶部115は、
保証契約を締結している自動車について、保証データ上
の型式指定番号を、統計用のメーカー区分、車種区分、
車名区分等の統計用の階層構造の区分データに変換する
ための保証データ変換テーブルを格納する。 保証デー
タ変換テーブルの例を図5に示す。
【0033】整備データ変換テーブル記憶部125は、
整備データに含まれている整備コードを、保険会社の統
計上意味のある不具合の箇所、装置、部品、原因を表す
階層構造の区分データに変換するための整備データ変換
テーブルを記憶する。整備データ変換テーブルの例を図
6に示す。
【0034】次に、分析サーバ11が実現する不具合デ
ータ分析システムの機能構成を図7に示す。図示するよ
うに、本システムは、機能的には、保証データ記憶部1
13、保証データ変換テーブル記憶部115、保証デー
タ変換部117、保証対象自動車データ記憶部119、
整備データ記憶部123、整備データ変換テーブル記憶
部125、整備データ変換部127、自動車特定部12
9、データ合成部131、不具合自動車データ記憶部1
33、自動車不具合発生頻度算出部135、表示部13
7を備えている。
【0035】次に、上記構成の不具合データ分析システ
ムの動作を説明する。 (ステップ1)まず、自動車を購入する際に当該自動車
に保証契約を締結する場合には、当該自動車の購入者は
自動車販売店で保証契約の申込みを行う。
【0036】この時販売店から保証書が発行され、この
保証書には、図3に示すように、購入者を特定するため
の情報として氏名、住所、連絡先(電話番号)、自動車
を特定するための情報としてメーカー名、車名、型式、
型式指定番号、類別区分番号、車台番号、排気量、登録
番号、納車時走行距離、登録年月日、納車年月日、初度
登録年月、車検満了日、登録区分、車種区分、さらに保
証に関する情報として保証番号、保証の種類、保証期
間、保証料が記載されている。以下、これら自動車を特
定するための情報と保証に関する情報を併せて保証デー
タ201という。
【0037】(ステップ2)これらの情報は、保証書発
行の後に販売部門端末21に入力される。販売部門端末
21は、入力された情報を分析サーバ11に送信する。
分析サーバ11の制御部16は、通信部13を介してこ
れらの情報を受信し、保証データ記憶部113に格納す
る。なお、通信によらず、保証書の写しを保険会社に提
出したり、保証データをフロッピー(登録商標)・ディ
スクやマグネティック・テープに格納して、これらを保
険会社に提出しても良い。この場合には、保証データは
入力部15を介して分析サーバ11に入力される。保証
データの保険会社に対する提出は任意のタイミングで行
うことができる。
【0038】(ステップ3)分析サーバ11の制御部1
6は、保証データを統計に使用するために、保証データ
に含まれる型式指定番号を用いてメーカー名、車種、車
名等からなる階層構造の保証対象自動車データに変換す
るための処理を保証データ変換部117において行う。
【0039】前述のように、自動車の型式指定番号に対
応するメーカー区分情報、車種区分情報、車名区分情報
が登録された保証データ変換テーブル203(図5)が
保証データ変換テーブル記憶部115に記憶されている
ので、保証データ変換部117は、型式指定番号を、保
証データ変換テーブル203により、メーカー区分情
報、車種区分情報、車名区分情報に変換する。
【0040】例えば、図3の例によれば、型式指定番号
S987は、{メーカーTMNH社、乗用車、車名B}
という情報に変換される。型式指定番号を用いることに
より、保証に関するデータを入力する際に、メ一カー名
や車名といったデータを入力する必要がないために、誤
入力を防止し、かつデータ長を短くすることができる。
【0041】(ステップ4)さらに、保証データ変換部
117は、保証データに含まれる保証番号を前記変換後
のデータに付加することにより(保証番号、メーカー区
分情報、車種区分情報、車名区分情報)という階層構造
の保証対象自動車データ205を作成し、保証対象自動
車データ記憶部119に記憶する。例えば、保証番号が
0001で、型式指定番号がS987の場合には、{0
001、メーカーTMNH社、乗用車、車名B}と表さ
れる保証対象自動車データ205が作成され、保証対象
自動車データ記憶部119に格納される。
【0042】(ステップ5)保証の対象となる自動車に
不調、故障、破損等の不具合が発生した場合には、当該
自動車の購入者は、当該自動車を販売店に持ち込んで調
整、修理、部品交換等の整備を行って貰う。その際に保
証書を提示すれば、当該自動車の購入者は整備に要する
費用を負担する必要がない。
【0043】ここで、瑕疵保証保険を利用している場合
には、当該自動車を整備した販売店は、整備部門端末3
1より、当該自動車の整備に要した費用を保険金として
保険会社に請求する。その際には、当該自動車が保証の
対象であること、当該自動車の走行距離がどの程度であ
ったのか、どのような不具合が生じたのか、どのような
原因であったのか、どのような整備を行ったのか、整備
に要した費用がいくらであったのか、といった情報を保
険金請求書類に記載する必要がある。以下、これらの情
報を保険金請求情報という。また、どのような不具合が
生じたのか、どのような原因であったのか、どのような
整備を行ったのかについての情報を整備データ207と
いう。
【0044】(ステップ6)整備部門端末31に入力さ
れた整備データ207は、分析サーバ11に送信され、
分析サーバ11は、この情報を受信して整備データ記憶
部123に格納する。なお、通信によらず、保険金請求
書類を保険会社に提出したり、保険金請求情報を、フロ
ッピー・ディスクやマグネテイック・テープに格納し
て、これらを保険会社に提出しても良い。この場合に
は、保険金請求情報は入力部15を介して分析サーバ1
1に入力される。保険会社に対する請求は任意のタイミ
ングで行うことができる。
【0045】(ステップ7)分析サーバ11は、整備デ
ータ207を統計に使用するために、不具合の生じた部
位、装置、部品、原因からなる階層構造状のデータに変
換するための処理を行う。
【0046】整備データ207は、不具合が生じたのが
自動車のどの装置のどの部品ユニットであって、そこを
どのように整備したかが、具体的に把握できるよう自動
車メーカーの細かい分類に従ったコードで定められてい
る。
【0047】例えば、エンジンコンパートメントサイド
レールRH取替、ABSモータキット取替、フードリヤ
アウタシール修理・サイドドアオープニングフレームR
H塗装……、等々1〜2万に及ぶ数に分類されている。
したがって、不具合部分のデータ自体は実に詳細である
が、統計的に全体の不具合の状況を把握するには、詳細
に過ぎ適当とは言えない。
【0048】ここで、不具合の発生箇所については、大
分類として部位、中分類として装置、小分類として部品
と捉えることが可能である。例えば部位としては、エン
ジン関係、クラッチ関係、駆動伝達関係、車輪駆動操舵
関係、ブレーキ関係、ボディ関係等々10程度に区分し
た範囲に括ることができる。
【0049】また装置としては、エンジン本体、冷却装
置、燃料装置、給排気装置、操舵装置、ブレーキ装置等
々20程度に区分した範囲に括ることができる。部品に
ついてはシリンダヘッド、ピストン、クランクシャフ
ト、フューエルポンプ、フットブレーキ…等々数百に及
ぶ。
【0050】そこで、この実施の形態においては、図6
に示すような、整備コードと、該整備コードに対応する
部位区分情報、装置区分情報、部品区分情報、原因区分
情報が登録された整備データ変換テーブル209が整備
データ変換テーブル記憶部125に記憶されている。す
なわち、整備データ変換部127が、整備データ変換テ
ーブル記憶部125に記憶されている整備データ変換テ
ーブル209を用いて、整備データ207を階層構造の
区分情報(部位区分情報、装置区分情報、部品区分情
報、原因区分情報)に変換する。
【0051】例えば、図6の例では、整備コード「E0
00001」は、不具合部位が「エンジン」、不具合装
置が「エンジン本体」で、不具合部品が「シリンダヘッ
ド」、不具合原因が「摩耗」であるという情報に変換さ
れ、不具合箇所や不具合原因を特定できる。
【0052】(ステップ8)整備データ変換部127
は、さらに、階層構造状の区分データ(部位区分情報、
装置区分情報、部品区分情報、原因区分情報)に不具合
の発生した自動車が保証対象自動車であることを示す保
証番号を付加して不具合データ(保証番号、部位区分情
報、装置区分情報、部品区分情報、原因区分情報)21
1を生成する。 (ステップ9)一方、整備データ207のうち、保証番
号は、不具合自動車特定データ213として、自動車特
定部129に通知される。
【0053】自動車特定部129は、保証対象自動車デ
ータ記憶部119に記憶されているデータのうちから、
通知された保証番号に関連する保証対象自動車データ2
05を抽出し、特定保証対象自動車データ215として
データ合成部131に供給する。
【0054】(ステップ10)データ合成部131は、
不具合データ211と特定保証対象自動車データ215
とを取得し、保証番号をキーとして不具合データ211
と特定保証対象自動車データ215とを合成する。これ
により、保証番号、メーカー名、車種、車名、不具合部
位、不具合装置、不具合部品、不具合原因という階層化
された不具合自動車データ217が生成され、不具合自
動車データ記憶部133に記憶される。
【0055】(ステップ11)次に自動車の不具合の発
生状況の分析方法について述べる。基本的な分析方法
は、保証対象自動車の全数を分母とし、不具合の発生し
た自動車数を分子とする計算式により求められる。さら
に詳細な分析を行う場合には、計算式をメーカー単位で
特定したり、車種単位で限定したりした上で、計算式を
適用しても良い。さらに、不具合の発生した部位に関し
て、該部位に含まれる装置の不具合発生件数の内訳を算
出するようにしてもよい。
【0056】例えば、特定メーカーの特定車名で特定の
不具合が発生する割合を求める場合には、特定メーカー
の特定車名に対する保証対象自動車の全数を分母とし、
特定メーカーの特定車名に対する保証対象自動車のうち
特定の不具合が発生した自動車の数を分子として、割合
を求め、表示部137に表示する。分析結果の表示にあ
たっては、統計表として表示しても良いし、また数値デ
ータを視覚的に把握できるようグラフを用いて表示して
も良い。
【0057】以上のようにして、全く異なった体系であ
る保証データと整備データを統合して、自動車の不具合
の発生頻度を求めることができる。
【0058】なお、この自動車の不具合データ分析シス
テムは上記各部を備えていれば足り、物理的には自動車
の不具合データ分析用に専用化したシステム、あるいは
汎用の情報処理装置のいずれでもよい。例えば、処理装
置と入力手段と記憶手段と出力手段とを備えた一般的な
構成の情報処理装置において各手段の動作を規定したソ
フトウェアを起動することにより、本発明の自動車の不
具合データ分析システムを実現することができる。
【0059】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されず、種々の変形及び応用が可能である。
【0060】例えば、上記実施の形態においては、自動
車の瑕疵保証保険と整備で得られたデータを不具合発生
頻度の算出に使用したが、他の任意の製品、例えば、家
屋、ビル等の不動産や家電製品についても、瑕疵保証保
険と修繕で得られたデータを用いて不具合発生頻度を算
出してもよい。製品が住宅である場合の整備データ変換
テーブルの一例を図8に示す。
【0061】なお、上記実施の形態では、分析サーバと
販売部門端末と整備部門端末とがネットワークで接続さ
れている例を示したが、これらはネットワークで接続さ
れている必要はない。例えば、販売店で得られたデータ
を、フロッピーディスクやMO等の記録媒体に記録して
分析サーバで読み込んでもよく、或いは、文書で与えら
れたこれらの情報を分析サーバの入力部からデータを直
接入力するようにしてもよい。
【0062】なお、この発明のシステムは、専用のシス
テムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実
現可能である。例えば、コンピュータに上述の動作を実
行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピーデ
ィスク、CD−ROM等)から該プログラムをインスト
ールすることにより、上述の処理を実行するサーバ等を
構成することができる。なお、上述の機能を、OSが分
担又はOSとアプリケーションの共同により実現する場
合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納してもよ
い。
【0063】なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信
ネットワークを介して配信することも可能である。例え
ば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラ
ムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよ
い。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下
で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行させ
ることにより、上述の処理を実行することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
保証データを用いて製品の不具合の発生の割合を分析で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る不具合データ分析シス
テムの構成を示す図である。
【図2】図1に示す分析サーバの構成を示す図である。
【図3】保証書の例を示す図である。
【図4】整備データの例を示す図である。
【図5】保証データ変換テーブルの一例を示す図であ
る。
【図6】整備データ変換テーブルの一例を示す図であ
る。
【図7】不具合分析処理の流れを示す図である。
【図8】対象が家屋である場合の整備データ変換テーブ
ルの一例を示す図である。
【符号の説明】
11 分析サーバ 13 通信部 14 表示部 15 入力部 16 制御部 113 保証データ記憶部 115 保証データ変換テーブル記憶部 117 保証データ変換部 119 保証対象自動車データ記憶部 123 整備データ記憶部 125 整備データ変換テーブル記憶部 127 整備データ変換部 129 自動車特定部 131 データ合成部 133 不具合自動車データ記憶部 135 自動車不具合発生頻度算出部 137 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−110689(JP,A) 特開 平10−24784(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 150 G06F 17/60 138 G06F 17/60 234 G06F 17/30 170 G06F 17/30 220

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品に生じる不具合を統計的に分析するシ
    ステムであって、 保証の対象とする製品の属性情報および保証の内容に関
    する保証データを記憶する保証データ記憶手段と、 前記保証データを統計に使用するための保証対象製品デ
    ータに変換するための保証データ変換テーブルを記憶す
    る保証データ変換テーブル記憶手段と、 前記保証データ変換テーブルを参照しつつ前記保証デー
    タを統計用の製造者区分、製品種別区分、製品名称区分
    を含む階層構造の区分表現で表す統計用の区分表現によ
    る保証対象製品データに変換する第1のデータ変換手段
    と、 前記第1のデータ変換手段により生成された前記保証対
    象製品データを記憶する保証対象製品データ記憶手段
    と、 前記保証の対象とする製品のうち、不具合の発生した製
    品に対する整備の内容に関する整備データを記憶する整
    備データ記憶手段と、 前記整備データを統計に使用するための不具合データに
    変換するための整備データ変換テーブルを記憶する整備
    データ変換テーブル記憶手段と、 前記整備データ変換テーブルを参照しつつ前記整備デー
    タを統計用の部位区分、装置区分、部品区分、原因区分
    を含む階層構造の区分表現で表す統計用区分表現による
    不具合データに変換する第2のデータ変換手段と、 入力された不具合製品特定データから、対象となる製品
    を特定する製品特定手段と、 特定された製品の保証対象製品データを前記保証対象製
    品データ記憶手段から抽出し、該特定された製品の不具
    合データに付加することにより、不具合製品データを生
    成するデータ合成手段と、 前記不具合製品データと保証対象製品データとを用い
    て、前記統計用区分表現に従い製品の不具合発生頻度を
    算出する製品不具合発生頻度算出手段と、 を備えることを特徴とする製品の不具合データ分析シス
    テム。
  2. 【請求項2】前記製品不具合発生頻度算出手段は、製品
    製造者を特定するための情報を受け付け、前記特定した
    製品製造者に該当する不具合製品データと保証対象製品
    データのみを用いて前記統計用区分表現に従い製品の不
    具合発生頻度を算出することを特徴とする、請求項1に
    記載の製品の不具合データ分析システム。
  3. 【請求項3】前記製品不具合発生頻度算出手段は、製品
    種別を特定するための情報を受け付け、前記特定した製
    品種別に該当する不具合製品データと保証対象製品デー
    タのみを用いて前記統計用区分表現に従い製品の不具合
    発生頻度を算出することを特徴とする、請求項1又は2
    に記載の製品の不具合データ分析システム。
  4. 【請求項4】前記製品不具合発生頻度算出手段は、製品
    名称を特定するための情報を受け付け、前記特定した製
    品名称に該当する不具合製品データと保証対象製品デー
    タのみを用いて前記統計用区分表現に従い製品の不具合
    発生頻度を算出することを特徴とする、請求項1乃至3
    のいずれかに記載の製品の不具合データ分析システム。
  5. 【請求項5】前記製品は自動車であり、 前記製品種別は車種であり、 前記製品名称は車名であることを特徴とする、請求項1
    乃至4のいずれかに記載の製品の不具合データ分析シス
    テム。
  6. 【請求項6】保証の対象とする製品の属性情報および保
    証の内容に関する保証データを保証データ記憶手段に
    憶するステップと、 前記保証データを統計に使用するための保証対象製品デ
    ータに変換するために予め設定されている保証データ変
    換テーブルを参照して、前記保証データ記憶手段に記憶
    されている前記保証データを統計用の製造者区分、製品
    種別区分、製品名称区分を含む階層構造の区分表現で表
    す統計用区分表現による保証対象製品データに第1のデ
    ータ変換手段により変換するステップと、前記第1の変換手段により変換された 前記保証対象製品
    データを保証対象製品データ記憶手段に記憶するステッ
    プと、 前記保証の対象とする製品のうち、不具合の発生した製
    品に対する整備処置に関する整備データを整備データ記
    憶手段に記憶するステップと、 前記整備データを統計に使用するための不具合データ
    変換するために予め設定されている整備データ変換テー
    ブルを参照して、前記整備データ記憶手段に記憶されて
    いる前記整備データを統計用の部位区分、装置区分、部
    品区分、原因区分を含む階層構造の区分表現で表す統計
    用区分表現による不具合データに第2の変換手段により
    変換するステップと、 入力された不具合製品特定データから、対象となる製品
    を特定し、該特定された製品の保証対象製品データを
    記保証対象製品データ記憶手段から読み出して、該特定
    された製品の不具合データに階層的に付加することによ
    り、不具合製品データをデータ生成手段により生成する
    ステップと、 前記不具合製品データと保証対象製品データを用いて前
    記統計用区分表現に従い製品の不具合発生頻度を演算手
    段により算出するステップと、 から構成される製品の不具合データ分析方法。
  7. 【請求項7】コンピュータを、製品に生じる不具合を統
    計的に分析するシステムであって、 保証の対象とする製品の属性情報および保証の内容に関
    する保証データを記憶する保証データ記憶手段、 前記保証データを統計に使用するための保証対象製品デ
    ータに変換するための保証データ変換テーブルを記憶す
    る保証データ変換テーブル記憶手段、 前記保証データ変換テーブルを参照しつつ前記保証デー
    タを統計用の製造者区分、製品種別区分、製品名称区分
    を含む階層構造の区分表現で表す統計用の区分表現によ
    る保証対象製品データに変換する第1のデータ変換手
    段、 前記第1のデータ変換手段により生成された前記保証対
    象製品データを記憶する保証対象製品データ記憶手段、 前記保証の対象とする製品のうち、不具合の発生した製
    品に対する整備の内容に関する整備データを記憶する整
    備データ記憶手段、 前記整備データを統計に使用するための不具合データに
    変換するための整備デ ータ変換テーブルを記憶する整備
    データ変換テーブル記憶手段、 前記整備データ変換テーブルを参照しつつ前記整備デー
    タを統計用の部位区分、装置区分、部品区分、原因区分
    を含む階層構造の区分表現で表す統計用区分表現による
    不具合データに変換する第2のデータ変換手段、 入力された不具合製品特定データから、対象となる製品
    を特定する製品特定手段、 特定された製品の保証対象製品データを前記保証対象製
    品データ記憶手段から抽出し、該特定された製品の不具
    合データに付加することにより、不具合製品データを生
    成するデータ合成手段、 前記不具合製品データと保証対象製品データとを用い
    て、前記統計用区分表現に従い製品の不具合発生頻度を
    算出する製品不具合発生頻度算出手段、 として機能させるための プログラムを格納したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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