JP3403347B2 - キースイッチ回路 - Google Patents

キースイッチ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キースイッチ回路
に関し、特に、キースイッチ群のうちのいずれのキース
イッチが操作されたかを電圧値変化に対応付けて出力す
るキースイッチ回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のキースイッチ回路は、電子機器
に対して少ない接続本数でもって多くのキー情報を伝達
することができるのでCDプレーヤやカセットテーププ
レーヤ等の電子機器における動作指令用のリモコン等々
に広く用いられていてる。その一例を第1従来例として
図5を用いて説明する。
【0003】図5において、電子機器1に内蔵されたC
PU(図示せず)には入力ポートVinと電源出力Vddと
接地端Gが設けられ、これらの3本のラインにキー回路
2とホールド用スイッチ3で構成されるキースイッチ回
路が着脱自在に接続し得るような、例えば、「停止,再
生,早送り,早戻し」の4つの動作指令を与えるための
リモコン装置として構成されている。
【0004】即ち、キー回路2は、電源出力Vddの端と
入力ポートVinの端に抵抗R0が接続され、入力ポート
Vinに4つの抵抗R1〜抵抗R4が直列接続されてい
る。この抵抗R1,R2の接続点と、抵抗R2,R3の
接続点と、抵抗R3,R4の接続点と、抵抗R4の端部
のそれぞれに、4つのキースイッチS1〜S4のそれぞ
れの片端が接続され、それぞれの他端が共通接続されて
ホールド用スイッチ3を介して接地されている。
【0005】ホールド用スイッチ3は、キーの誤操作を
防止するために設けられ、平生時には図示のようにオン
されて接地端に接続され、ホールド時には下方に移動さ
れてオフされキー回路2が接地端から浮かされた状態に
される。
【0006】従って、ホールド用スイッチ3が図示の位
置(オン状態)にされている平生時には、入力ポートV
inへの入力電圧が、キースイッチS1〜S4のいずれが
操作されたかに応じて4種に変化し、この変化を電子機
器1に設けられたROMデータ(後述説明する図7)に
基づいて識別することによって求められる。
【0007】図6に示すフローチャートのように処理開
始されると、先ず、ステップS1で電子機器1に取り込
まれた入力ポートVinへの電圧(A)がメモリ(図示せ
ず)に格納され、次のステップS2で、前回データと比
較されてデータの差が大きいか否か、換言すればキー入
力変化があったか否かが判定され、NOの場合には、ス
テップS3として電圧(A)がメモリ格納される。
【0008】ステップS2でYESの場合には、次のス
テップS4に進みステップS1で既に取り込まれた電圧
(A)のデータを電圧(B)としてメモリ格納し、前述
ステップS2と同様のステップS5で前回データと比較
されてデータの差が大きいか否か、換言すればキー入力
変化があったか否かが判定され、NOの場合には、ステ
ップS6して電圧(B)がメモリ格納される。
【0009】ステップS5でYESの場合には、次のス
テップS6に進み、電子機器1に内蔵されたROMデー
タに基づきどのような機能を実行すべきかを選択し、選
択された機能を実行した後にステップS1に戻され、以
後のステップS2〜S7が繰り返し実行される。
【0010】ステップS7で行われる機能選択は、電子
機器1に内蔵されたROMデータを概念的に示す図7の
ようになっている。
【0011】図7に示すROMデータ1aで明らかなよ
うに、ホールド用スイッチ3がオンされた状態では、キ
ー入力が有効とされ、キースイッチS1〜S4のいずれ
が操作されたということに対応して入力ポートVinへの
入力電圧がV1〜V4の4つに変化する。このときの入
力ポートVinへの入力電圧に応じて機能1〜4のいずれ
であるかを判定すれば、どの機能を実行させるという指
令が出たかを認識することができる。
【0012】一方、ホールド用スイッチ3がオフされた
状態では、入力ポートVinへの入力電圧が電源出力Vdd
の電圧に固定されてしまうので、実行機能は、機能0、
即ち、現在状態がそのまま保持されることになる。
【0013】この場合、時間経過とキースイッチS1〜
S4の操作との間には次のようなことがいえる。
【0014】キースイッチS1〜S4のいずれも押され
ていないときには、入力ポートVinへの入力電圧がVdd
であり、キースイッチS1〜S4のいずれかが押される
と、Vddから「V1〜V4のいずれか」に変化し、離さ
れると「V1〜V4のいずれか」からVddに復旧する。
【0015】したがって、キースイッチS1〜S4の操
作によって、これに対応付けられた機能が実行されるの
である。
【0016】今までの例は、ホールド動作をハード的に
行う例であるが、ソフト的に行う例もある。この例を第
2従来例として図8を用いて説明する。
【0017】図8に示すように電子機器4の入力ポート
を2系統、即ち、第1入力ポートVin-aと第2入力ポー
トVin-bとして構成し、前述同様のキー回路2のキース
イッチS1〜S4のそれぞれの共通接続点を接地し、抵
抗R0と抵抗R1の接続点を第1入力ポートVin-aに接
続する。
【0018】電源出力Vddにプルアップ抵抗5を介して
第2入力ポートVin-bに接続し、第2入力ポートVin-b
と接地端Gにホールド用スイッチ6を接続する。
【0019】ホールド用スイッチ6は、キーの誤操作を
防止するために設けられたもので、ホールド時にはオン
されて図示のように接地端に接続され第2入力ポートV
in-b入力が強制的にLレベル(接地電位)とされ、平生
時には下方に移動されてキー回路2されて電源出力Vdd
のHレベルとされる。
【0020】そして、キースイッチS1〜S4のいずれ
が押されたかとそれに対応する機能は、図9に概念的に
示すようにされたROMデータ4aのようになってい
る。
【0021】図9に示すROMデータ4aで明らかなよ
うに、ホールド用スイッチ6がオフされた状態では、第
2入力ポートVin-bへの入力電圧がVddに固定されるの
で、キー入力が有効とされ、キースイッチS1〜S4の
いずれが操作されたということに対応して第1入力ポー
トVin-aへの入力電圧がV1〜V4の4つに変化する。
【0022】このときの第1入力ポートVin-aへの入力
電圧に応じて機能1〜4のいずれであるかを判定すれ
ば、どの機能を実行させるという指令が出たかを認識す
ることができる。
【0023】一方、ホールド用スイッチ6がオンされた
状態では、第2入力ポートVin-bへの入力電圧が接地電
位に固定されてしまうので、第1入力ポートVin-aにい
かなる信号(V1〜V4)が供給されてもこれが無視さ
れ、実行機能は機能0、即ち、現在状態がそのまま保持
されることになる。
【0024】以上のような第1の従来例では、単にキー
を効かなくするだけであるので他の機能を割り付けるよ
うな使い方はできず、ホールド中にキーを押されたのか
ホールドされていないのかをマイクロコンピュータ上で
判断するには第2従来例が一般的であった。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】第1従来例では、ホー
ルド時に、電子機器の入力ポートにキー回路の出力信号
が伝達されない状態であるために、「いずれのキーも操
作されていない状態」と「ホールド状態」と「キースイ
ッチ回路そのものが接続されていない状態」のいずれで
あるかの識別を行うことができないという問題がある。
【0026】第2従来例では、ホールド時には、そのホ
ールド信号が電子機器の入力ポートに伝達されるので
「キースイッチ回路そのものが接続されていない状態」
の識別が行えるものの、第2入力ポートが増設されてい
るので、リモコン装置等にこの回路を使用した場合に
は、信号線が1本増えることになり、コストアップにな
ると共に、信号線の断線事故の確率が高くなってしまう
という問題がある。
【0027】そこで、本発明の目的は、キースイッチ回
路が接続されているかどうかの識別を、電子機器におけ
るCPU等の入力ポートを増加したり、電子機器1への
接続線の本数を増加させたりすることなく行えるキース
イッチ回路を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるキースイッチ回路は、次のような特徴
的構成を採用している。
【0029】(1)電子機器の電源出力端子と入力ポー
ト間にキースイッチを有するキー回路と、前記キースイ
ッチによる操作指令をホールドするホールド回路が接続
されたキースイッチ回路において、 前記キー回路は、
端が、前記入力ポートに接続されるとともに、第1の抵
抗を介して前記電源出力端子に直列接続されたN(Nは
複数)個の抵抗と、前記N個の抵抗の隣り合う抵抗間の
接続点と、前記N個の抵抗の前記入力ポートとは反対側
端と接地間に接続された複数のキースイッチを備え、
記ホールド回路は、 前記直列接続されたN個の抵抗のう
ち、前記入力ポートとは最遠端の抵抗に第2の抵抗を介
して接地されたホールドスイッチを備え、て成るキース
イッチ回路。
【0030】(2)電子機器の電源出力端子と入力ポー
ト間にキースイッチを有するキー回路と、前記キースイ
ッチによる操作指令をホールドするホールド回路が接続
されたキースイッチ回路において、 前記キー回路は、
端が、前記入力ポートに接続されるとともに、第1の抵
抗を介して前記電源出力端子に直列接続されたN(Nは
複数)個の抵抗と、前記N個の抵抗の隣り合う抵抗間の
接続点と、前記N個の抵抗の前記入力ポートとは反対側
端と接地間に接続された複数のキースイッチを備え、
記ホールド回路は、 一端が前記N個の直列抵抗のうち前
記入力ポートに対する最遠端の抵抗に、M個(Mは複
数)の抵抗が直列接続され、前記M個の抵抗のうち隣り
合う抵抗の接続点及び前記キースイッチ回路から最遠端
の抵抗の他端が接続された複数個のモード端子と、前記
複数のモード端子のいずれかを接地させるモード切替ス
イッチとを備え、て成るキースイッチ回路。
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の
第1の実施の形態によるキースイッチ回路の回路構成を
示す回路ブロック図であり、前述の図5の構成と同様ま
たは類似の部分が多々あり、説明の重複を避けるため
に、同一部分もしくは類似部分には、図5に示す部材符
号と同一の符号を付してその説明を省略し、本発明に関
わる部分を重点的に説明する。
【0035】この形態によるキースイッチ回路の処理動
作は、図6に示すフローチャートにおけると同様でステ
ップS7の項目が異なるのみであるので、本発明に関わ
る部分を重点的に動作説明する。
【0036】図1の電子機器7に内蔵されたCPU(図
示せず)には入力ポートVinと電源出力Vddと接地端G
が設けられ、これらの3本のラインにキー回路2と抵抗
8とホールド用スイッチ9で構成されるキースイッチ回
路が着脱自在に接続し得るようなリモコン装置として構
成されている。
【0037】「キー回路2」と「抵抗8とホールド用ス
イッチ9でなるホールド回路」は、直列接続抵抗群の始
端を抵抗を介して特定電圧源に接続し、該直列接続抵抗
群の各接続点のそれぞれを、複数のキースイッチを介し
て接地し、前記直列接続抵抗群の終端を、抵抗とホール
ドスイッチを介して接地されるように構成されている。
【0038】即ち、キー回路2は、電源出力Vddの端と
入力ポートVinの端に抵抗R0が接続され、入力ポート
Vinに4つの抵抗R1〜抵抗R4が直列接続されてい
る。この抵抗R1,R2の接続点と、抵抗R2,R3の
接続点と、抵抗R3,R4の接続点と、抵抗R4の端部
のそれぞれに、4つのキースイッチS1〜S4のそれぞ
れの片端が接続され、それぞれの他端が共通接続されて
接地されている。
【0039】抵抗R4とキースイッチS4の接続点は、
抵抗8とホールド用スイッチ9を順次に介して接地され
ている。
【0040】このホールド用スイッチ9は、キーの誤操
作を防止するために設けられたもので、平生時には図示
のようにオフされて接地端から浮かされた状態とされ、
ホールド時には上方に移動されてオンされ、キー回路2
の抵抗R4SキースイッチS4の接続点が抵抗8を介し
て接地されるものである。
【0041】従って、ホールド用スイッチ9が図示の位
置(オフ状態)にされている平生時には、入力ポートV
inへの入力電圧が、キースイッチS1〜S4のいずれが
操作されたかに応じて4種に変化し、この変化を図2に
示すROMデータ7aに基づいて識別することによって
求められる。
【0042】図2に示すROMデータ7aで明らかなよ
うに、ホールド用スイッチ9がオフされた状態では、キ
ースイッチS1〜S4のいずれが操作されたということ
に対応して入力ポートVinへの入力電圧がVddから「V
1〜V4」の4つに変化する。このときの入力ポートV
inへの入力電圧に応じて機能1〜4のいずれであるかを
判定すれば、どの機能を実行させるという指令が出たか
を認識することができる。
【0043】一方、ホールド用スイッチ9がオンされた
ホールド状態では、いずれのキーも押されないときに入
力ポートVinへの入力電圧が、Va=Vdd・(r1+r2+r3+r4+r
8)/(r0+r1+r2+r3+r4+r8) とされ、キースイッチS1〜
S4のいずれかが押されたときにはVaから「V1〜V
4」の4つに変化する。このときの入力ポートVinへの
入力電圧に応じて機能5〜8のいずれであるかを判定す
れば、どの機能を実行させるという指令が出たかを認識
することができる。
【0044】従って、ホールド用スイッチ9がオフされ
たときには、機能1〜4の4通りの識別が行えホールド
用スイッチ9がオンされたときには、機能5〜8の4通
りである合計8つの識別が行えることになる。
【0045】なお、ホールド用スイッチ9がオフされた
ときには機能1〜4は全てホールド状態としているが、
ホールド用スイッチ9をモードスイッチとして用いれ
ば、ホールド用スイッチ9がオフされたときを第1モー
ドとし、オンされたときを第2モードとする8つの機能
を識別させることができる。
【0046】また、キースイッチ回路が電子機器7に接
続されている場合には、入力ポートVinへの供給電圧
が、初期状態(キースイッチS1〜S4のいずれも押さ
れていない状態)でVddまたはVaになるので、キース
イッチ回路の接続有無を識別することができる。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態によるキ
ースイッチ回路を図3と図4を用いて説明する。
【0048】図3に示す電子機器10に内蔵されたCP
U(図示せず)には入力ポートVinと電源出力Vddと接
地端Gが設けられ、これらの3本のラインにキー回路2
と抵抗11,12とモード切替用スイッチ13で構成さ
れるキースイッチ回路が着脱自在に接続し得るようなリ
モコン装置として構成されている。
【0049】「キー回路2」と「抵抗11,12とモー
ド切替用スイッチ13でなるモード回路」は、直列接続
抵抗群の始端を抵抗を介して特定電圧源に接続し、該直
列接続抵抗群の各接続点のそれぞれを、複数のキースイ
ッチを介して接地し、前記直列接続抵抗群の終端を、抵
抗とモードスイッチを介して接地されるように構成され
ている。
【0050】即ち、キー回路2は、電源出力Vddの端と
入力ポートVinの端に抵抗R0が接続され、入力ポート
Vinに4つの抵抗R1〜抵抗R4が直列接続されてい
る。この抵抗R1,R2の接続点と、抵抗R2,R3の
接続点と、抵抗R3,R4の接続点と、抵抗R4の端部
のそれぞれに、4つのキースイッチS1〜S4のそれぞ
れの片端が接続され、それぞれの他端が共通接続されて
接地されている。
【0051】抵抗R4とキースイッチS4の接続点は、
抵抗11と抵抗12とモード切替用スイッチ13を順次
に介して接地されている。
【0052】このモード切替用スイッチ13は、機能の
モードを3つに設定するためのもので、第1モード時に
は符号cで示すように抵抗11と抵抗12が接地端から
浮かされた状態にされ、第2モード時には符号bで示す
ように抵抗12の先端が接地され、第3モード時には符
号aで示すように抵抗11と抵抗12の接続点が接地さ
れるものである。
【0053】従って、モード切替用スイッチ13が第1
ないし第3のいずれのモードにされているかに応じて、
キースイッチS1〜S4のいずれが操作されたかに応じ
て入力ポートVinへの入力電圧が変化し、この変化を図
4に示すROMデータ10aに基づいて識別することに
よって指令された機能が何であるかが求められる。
【0054】モード切替用スイッチ13が符号cで示す
第1モードにされているときには、図4に示すROMデ
ータ10aで明らかなように、キースイッチS1〜S4
のいずれも押されていない場合には入力ポートVinへの
入力電圧がVddであり、キースイッチS1〜S4のいず
れが操作されたということに対応して入力ポートVinへ
の入力電圧がVddから「V1〜V4」の4つに変化す
る。
【0055】モード切替用スイッチ13が符号bで示す
第2モードにされているときには、キースイッチS1〜
S4のいずれも押されていない場合には入力ポートVin
への入力電圧がVbであり、キースイッチS1〜S4の
いずれが操作されたということに対応して入力ポートV
inへの入力電圧がVbから「V1〜V4」の4つに変化
する。このVbは、 Vb=Vdd・(r1+r2+r3+r4+r11+r12) /(r0+r1+r2+r3+r4+r1
1+r12) である。
【0056】モード切替用スイッチ13が符号aで示す
第3モードにされているときには、キースイッチS1〜
S4のいずれも押されていない場合には入力ポートVin
への入力電圧がVcであり、キースイッチS1〜S4の
いずれが操作されたということに対応して入力ポートV
inへの入力電圧がVcから「V1〜V4」の4つに変化
する。このVcは、 Vc=Vdd・(r1+r2+r3+r4+r11) /(r0+r1+r2+r3+r4+r11) である。
【0057】従って、入力ポートVinへの入力電圧の変
化、即ち初期状態で「VddとVbとVc」のいずれであ
るかを判定することによって第1〜第3モードのいずれ
であるかが識別でき、キースイッチS1〜S4のいずれ
が操作されたということに対応して入力ポートVinへの
入力電圧が「V1〜V4」の4つに変化することに応じ
て機能1〜12のいずれであるかを判定すれば、どの機
能を実行させるという指令が出たかを認識することがで
きる。
【0058】また、キースイッチ回路が電子機器10に
接続されている場合には、入力ポートVinへの供給電圧
が、初期状態(キースイッチS1〜S4のいずれも押さ
れていない状態)では「VddとVbとVc」になるの
で、キースイッチ回路の接続有無を容易に識別すること
ができる。
【0059】なお、本発明は、前述の形態に限定される
ことなく、キー回路を構成するキースイッチの数、なら
びにモード切替用スイッチにおけるモードの数は全くの
任意であって、これらの設定は電子機器の態様に基づく
全くの任意である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキースイ
ッチ回路によれば、ホールド時に、「いずれのキーも操
作されていない状態」と「ホールド状態」と「キースイ
ッチ回路そのものが接続されていない状態」のいずれで
あるかの識別を入力ポートを増設したり線路の本数を増
加させずに行うことができる。
【0061】これに伴い、コストアップになったり、信
号線の断線事故の確率が高くなってしまうことがなく、
従って、キースイッチ回路が接続されているかどうかの
識別を、電子機器におけるCPU等の入力ポートを増加
したり、電子機器1への接続線の本数を増加させたりす
ることなく行えるキースイッチ回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるキースイッチ
回路の要部構成を示す回路図図である。
【図2】図1中に示される電子機器に内蔵されたROM
データを概念的に示すデータ格納図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるキースイッチ
回路の要部構成を示す回路図図である。
【図4】図3中に示される電子機器に内蔵されたROM
データを概念的に示すデータ格納図である。
【図5】キースイッチ回路の第1従来例の要部構成を示
す回路図である。
【図6】図5に示されるキースイッチの検出動作を説明
するためのフローチャートである。
【図7】図5中に示される電子機器に内蔵されたROM
データを概念的に示すデータ格納図である。
【図8】キースイッチ回路の第2従来例の要部構成を示
す回路図である。
【図9】図8中に示される電子機器に内蔵されたROM
データを概念的に示すデータ格納図である。
【符号の説明】
R0〜R4,8,10,11,12 抵抗 S1〜S4 キースイッチ 1,4,7,10 電子機器 2 キー回路 3,6,9 ホールド用スイッチ 13 モード切替用スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 野俣 征紀 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株 式会社ケンウッド内 (56)参考文献 実開 平3−9036(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 - 3/023

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の電源出力端子と入力ポート間に
    キースイッチを有するキー回路と、前記キースイッチに
    よる操作指令をホールドするホールド回路が接続された
    キースイッチ回路において、 前記キー回路は、 一端が、前記入力ポートに接続されるとともに、第1の
    抵抗を介して前記電源出力端子に直列接続されたN(N
    は複数)個の抵抗と、前記N個の抵抗の隣り合う抵抗間
    の接続点と、前記N個の抵抗の前記入力ポートとは反対
    側端と接地間に接続された複数のキースイッチを備え、 前記ホールド回路は、 前記直列接続されたN個の抵抗のうち、前記入力ポート
    とは最遠端の抵抗に第2の抵抗を介して接地されたホー
    ルドスイッチを備え、 て成ることを特徴とするキースイッチ回路。
  2. 【請求項2】電子機器の電源出力端子と入力ポート間に
    キースイッチを有するキー回路と、前記キースイッチに
    よる操作指令をホールドするホールド回路が接続された
    キースイッチ回路において、 前記キー回路は、 一端が、前記入力ポートに接続されるとともに、第1の
    抵抗を介して前記電源出力端子に直列接続されたN(N
    は複数)個の抵抗と、前記N個の抵抗の隣り合う抵抗間
    の接続点と、前記N個の抵抗の前記入力ポートとは反対
    側端と接地間に接続された複数のキースイッチを備え、 前記ホールド回路は、 前記N個の直列抵抗のうち前記入力ポートに対する最遠
    端の抵抗に、M個(Mは複数)の抵抗が直列接続され、
    前記M個の抵抗のうち隣り合う抵抗の接続点及び前記キ
    ースイッチ回路から最遠端の抵抗の他端が接続された複
    数個のモード端子と、前記複数のモード端子のいずれか
    を接地させるモード切替スイッチとを備え、 て成ることを特徴とするキースイッチ回路。
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