JP3402706B2 - 樹脂成形品の再生方法 - Google Patents

樹脂成形品の再生方法

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    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/83Chemically modified polymers
    • C08G18/831Chemically modified polymers by oxygen-containing compounds inclusive of carbonic acid halogenides, carboxylic acid halogenides and epoxy halides
    • C08G18/832Chemically modified polymers by oxygen-containing compounds inclusive of carbonic acid halogenides, carboxylic acid halogenides and epoxy halides by water acting as hydrolizing agent

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ウレタン塗膜が形成さ
れた熱可塑性合成樹脂からなる樹脂成形品の再生方法に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、産業廃棄物の処理を容易化すると
ともに、資源の有効利用を図るため、樹脂成形品の廃棄
物を再生処理して樹脂成形品の原料として使用する研究
が進められている。そして、上記樹脂成形品に塗装が施
されている場合には、この塗膜が再生材料中に混入して
再生品の耐衝撃性等が低下するとともに、再生品の外観
が悪化するため、例えば特開平2−273207号公報
に示されるように、樹脂成形品の塗装面を研磨材を用
いてショットブラスト加工することにより、上記塗装面
の顔料を剥離させた後に樹脂成形品を粉砕処理して再利
用することが行われている。 【0003】また、樹脂成形品に形成された塗膜の除去
方法としては、上記ショットブラスト加工法以外にも、
塗膜をアルカリ性水溶液中において加熱することにより
分解、劣化させて剥離する化学処理法や、上記樹脂成形
品の粉砕物を圧延することにより、塗膜の大部分を除去
した後に上記粉砕物を押出機によって可塑化しつつ、こ
の押出機に設けられたスクリーンメッシュによって塗膜
の残留成分を除去する押出濾過法等が知られている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記ブラスト加工法に
よって塗膜を除去する場合には、樹脂成形品の平坦部に
形成された塗膜を効果的に除去できるという利点を有す
る反面、凹部等に形成された塗膜の除去が困難であると
ともに、塗膜の除去に使用される砂等の研磨材の処理作
業が煩雑であるという問題がある。 【0005】また、上記化学処理法によって塗膜を除去
する場合には、塗膜の除去に使用された溶剤の後処理作
業が煩雑である。しかも、上記溶剤が外部に漏出しない
ようにするクローズドシステムを採用する必要があるの
で、装置の構造が複雑化するという問題がある。 【0006】また、上記押出濾過法では、スクリーンメ
ッシュによって塗膜成分を完全に除去することが困難で
あるとともに、上記スクリーンメッシュに目詰まりが生
じ易いという問題がある。また、上記目詰まりに起因し
て押出機の背圧が上昇するのを防止するため、スクリー
ンメッシュに付着した塗膜成分を除去するメインテナン
ス作業を頻繁に行う必要があり、ランニングコストが高
くなることが避けられない。 【0007】なお、塗膜の物性が低く、比較的容易に除
去することができる1液型のウレタン塗料からなる塗膜
の除去方法として、高圧、高温下において水を添加して
上記塗膜中のメラミン樹脂成分を加水分解することによ
り、塗膜の3次元メラミン架橋の分子を切断し、これを
微粉化することも行われている。 【0008】すなわち、上記1液型のウレタン塗膜を構
成する下記の化学式(化1)に示すポリオール側のメラ
ミンを水添処理するこにより、化学式(化2)に示す
アンメリン構造に変換した後、これを化学式(化3)に
示すアンメリッド構造に変化し、さらに化学式(化4)
に示すシアヌール酸に変換することが行われている。 【0009】 【化1】 【0010】 【化2】 【0011】 【化3】【0012】 【化4】 【0013】しかし、上記加水分解法では、塗膜の物性
が高く微粉化することが困難な2液型のウレタン塗料か
らなる塗膜が形成されている場合に、この塗膜を容易に
微粉化することができず、塗膜成分が数十μm単位の大
きさで成形樹脂材中に混入されることになるため、再生
品の耐衝撃性および外観が低下することが避けられない
という問題があった。 【0014】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、樹脂成形品に形成されたウレタン塗
料の影響を受けることなく、上記樹脂成形品を再生でき
るようにすることを目的としている。 【0015】 【課題を解決するための手段】請求項に係る発明は、
熱可塑性合成樹脂からなる基材にウレタン塗膜が形成さ
れてなる樹脂成形品の再生方法であって、ウレタン結合
を分解する触媒の存在下でウレタン塗膜を加熱しつつ水
添処理することにより、このウレタン塗膜中のウレタン
結合を分解して尿素結合に変換した後、上記ウレタン塗
膜を粉砕することにより微粉化して基材樹脂中に混入、
分散させるようにしたものである。 【0016】 【作用】上記請求項記載の発明によれば、2液型のウ
レタン塗料等によって構成されたウレタン塗膜中のウレ
タン結合が、触媒の存在下で加熱されつつ、水添処理さ
れることにより、比較的容易に粉砕することができる尿
素結合に効果的に変換された後に、上記ウレタン塗膜が
粉砕されることにより、再生品の外観および物性が悪化
する等の問題を生じることのない程度に上記ウレタン塗
膜が微分化された状態で、基材樹脂中に混入、分散され
ことになる。 【0017】 【実施例】本発明に係る樹脂成形品の再生方法は、ポリ
プロピレンおよびABS等の熱可塑性合成樹脂によって
形成されたバンパー等からなる基材の表面に、ポリイソ
シアネートとポリオール化合物とによって構成された2
液型または1液型のウレタン塗料からなる塗膜が形成さ
れた樹脂成形品を再生する際に、このウレタン塗膜のウ
レタン結合を分解する触媒の存在下で樹脂成形品を加熱
しつつ水添処理することにより、上記ウレタン結合を分
解して尿素結合に変換するようにしている。 【0018】すなわち、上記ウレタン塗膜は、下記の化
学反応式(化5)の〔I〕に示すウレタン結合を有して
いる。このウレタン結合をDMTDC(ジメチルチンジ
クラロイド)またはDBTDL(ジブチルチンジラウレ
ート)等のスズ系触媒の存在下で加熱することにより、
上記ウレタン結合が化学反応式(化5)の〔II〕に示す
イソシアン酸エステルと水酸基とに分解する。 【0019】そして、上記イソシアン酸エステルに水蒸
気を吹き付けて水添処理することにより、下記の化学反
応式(化6)に示すように、イソシアン酸エステル〔I
I〕と水とが反応してカルバミン酸〔III〕が一時的に生
成される。このカルバミン酸〔III〕は不安定のため、
化学反応式(化7)に示すように、二酸化炭素が遊離し
てアミン〔IV〕が生成されることになる。その後、下記
の化学反応式(化8)示すように、上記アミン〔IV〕
と、ウレタン結合が分解して形成された上記イソシアン
酸エステル〔II〕とが反応することにより、結合力が弱
く比較的容易に微粉化することができる尿素結合〔V〕
が生成されることになる。 【0020】 【化5】 【0021】 【化6】 【0022】 【化7】 【0023】 【化8】 【0024】上記スズ系触媒の存在下でウレタン塗膜を
加熱する温度は、180〜210°Cの範囲内が適当で
あり、加熱時間は10〜25分程度が適当である。上記
加熱温度が180°C未満では、上記ウレタン結合を尿
素結合に変換する反応が不十分であり、210°Cを超
えると上記変換反応が低下する傾向があるからである。
また、反応時間が10分未満では、上記変換反応が不十
分となり、25分を超えると、変換反応が低下する傾向
があるからである。 【0025】なお、上記ウレタン結合を分解する触媒と
して、上記スズ系触媒以外の触媒、例えばトリエチレン
ジアミン等を使用してもよく、あるいはこのトリエチレ
ンジアミンと、上記スズ系触媒とを混合してなるものを
使用してもよい。 【0026】上記のようにウレタン塗膜中のウレタン結
合を尿素結合に変換した後、これを粉砕することによ
り、再生品の外観および物性に悪影響を与えない程度、
例えば5μm以下の大きさに上記ウレタン塗膜を微粉化
した後、このウレタン塗膜の微粉砕物を基材樹脂中に混
入して分散させた状態で、樹脂ペレット等からなる樹脂
成形品の再生物を生成する。 【0027】このようにして生成された樹脂成形品の再
生物は、ウレタン塗膜が微粉化されて基材樹脂中に混入
されているため、分解しにくい2液型のウレタン塗料か
らなる塗膜が形成された樹脂成形品を原料として使用し
た場合においても、大きな塗膜成分が再生品の表面に露
出して外観が悪化したり、塗膜成分の存在によって再生
品の耐衝撃性等が低下したりすることがなく、優れた外
観および物性を有する再生品を成形することができる。 【0028】また、上記ウレタン塗膜中のウレタン結合
を尿素結合に変換した後、これを図1に示す押出機1に
よる粉砕処理工程で微粉化するように構成してもよい。
すなわち、上記押出機1のホッパ2内に所定の大きさに
粉砕されるとともに、上記変換反応が行われた樹脂成形
品の粉砕物3を投入し、この樹脂成形品の粉砕物3をシ
リンダ4の外周部に設けられたヒータ5によって加熱し
た状態で、スクリュー6により混練しつつ、溶融させ
る。 【0029】そして上記ウレタン結合が尿素結合に変換
されたウレタン塗膜を、シリンダ4内における混練溶融
工程において粉砕して微粉化した後に、棒状の再生品7
を押出成形し、これを所定の大きさに切断することによ
り、樹脂ペレットを形成する。このように構成した場合
には、上記ウレタン塗膜の微粉化と、このウレタン塗膜
の樹脂成形品の基材樹脂中への混入、分散とを容易かつ
効果的に行うことができる。 【0030】(実験例) 本発明に係る樹脂成形品の再生方法の効果を確認するた
めに行った実験例について以下に説明する。この実験
は、射出成形によって形成されたポリプロピレン製のバ
ンパーからなる基材の表面に、塩素化ポリオレフィンお
よびウレタンを主成分とする厚さ10μmの1液型ラッ
カータイプのポリプロピレン用プライマー(品番RB1
23)と、アクリルポリエステルウレタンを主成分とす
る2液低温硬化型のポリプロピレン用ウレタン塗料から
なる厚さ30μmの上塗り(品番R271)とが塗布さ
れたものと、無塗装のバンパーとを用いて行った。 【0031】そして上記バンパーを粉砕機で1〜15m
m程度の大きさに粉砕した材料を下記の条件下で処理し
た後、押出機により約220°Cの温度で加熱しつつ混
練溶融させた後、押出成形して樹脂ペレットを形成し、
この樹脂ペレット中の塗膜の大きさを測定するととも
に、樹脂ペレットの外観を目視によって観察し、さらに
上記樹脂ペレットの引張破断伸び率を計測することによ
り、下記の表1に示すようなデータが得られた。なお、
上記引張破断伸び率は、JIS K7113の1号試験
片を50mm/分の速度で引張試験することによって計
測した。 【0032】 【表1】 【0033】上記材料中に触媒としてDMTDCを0.
5%添加したものを200°Cの温度で30分間加熱し
つつ、水蒸気を20分間吹き付けた後に、押出機によっ
て押出成形した本発明例1においては、塗膜の大きさが
5μm以下となって塗膜が十分微粉化されていることが
わかる。また、上記本発明例1は、表面に凹陥部が形成
されず、かつ引張破断伸び率が150〜200%であ
り、無塗装のバンパを使用した参考例と同等の物性を
有していることが確認された。 【0034】また、上記材料中に触媒としてDBTDL
を0.5%添加したものを200°Cの温度で30分間
加熱しつつ、水蒸気を20分間吹き付けた後に、押出成
形してなる本発明例2、および触媒として0.5%のD
BTDLと、0.5%のトリエチレンジアミンとを添加
したものを200°Cの温度で30分間加熱しつつ、水
蒸気を20分間吹き付けた後に、押出成形してなる本発
明例3においても、上記本発明例1と略同等の結果が得
られた。 【0035】これに対して上記材料に何らの処理も施す
ことなく、押出機によって押出成形した比較例1におい
ては、塗膜の大きさが500μm程度と極めて大きいこ
とが確認された。また上記比較例1においては、塗膜片
の存在に起因した多数の凹陥部が再生品の表面に形成さ
れるとともに、引張破壊伸び率が上記参考例および本発
明例1〜3に比べて著しく低いため、外観および耐衝撃
性等の面で劣っていることがわかる。 【0036】また、上記触媒を使用することなく、20
0°Cの温度で30分間加熱しつつ、水蒸気を20分間
吹き付けた後に、押出成形してなる比較例2において
は、塗膜の大きさが20〜30μmであり、ある程度の
微粉化が行われていることが確認された。また、上記比
較例2においては、外観および引張破断伸び率が、上記
参考例および本発明例1〜3と比べて多少劣っている
が、何らの処理も施されていない上記比較例1に比べて
改善されていることが確認された。 【0037】また、触媒の種類および添加料と、加熱温
度と、加熱時間を種々変化させて上記実験を行ったとこ
ろ、図2および図3に示すようなデータが得られた。上
記図2において、各データは下記の成分および含有料の
触媒を使用し、加熱時間を20分に設定している。 【0038】 データD1…DMTDC 1.0% データD2…DBTDL 0.8% データD3…DMTDC 0.8% データD4…DMTDC 0.5% データD5…DBTDL 0.5% データD6…DBTDL 0.2% データD7…DMTDC 0.2% データD8…触媒なし。 【0039】上記図2のデータから、材料の加熱温度が
180〜210°Cの範囲内にある場合に、再生品の引
張破断伸び率が大きくなって物性が向上することが確認
された。さらに、上記データから触媒の添加量が多い
程、再生品の引張破断伸び率が大きくなることがわか
る。 【0040】また、上記図3において、各データは下記
の成分および含有量の触媒を使用し、加熱温度を190
°Cに設定している。 【0041】データD9…DMTDC 0.5%、トリ
エタノールジアミン 1.0% データD10…DBTDL 0.5%、トリエタノール
ジアミン 0.5% データD11…DMTDC 0.5%、トリエタノール
ジアミン 0.2% データD12…DMTDC 0.5% データD13…DMTDC 0.5%、トリエタノール
ジアミン0.5% データD14…DBTDL 0.5%、 データD15…トリエタノールジアミン 0.5% データD16…触媒なし。 【0042】上記図3に示すデータから、材料の加熱時
間は、10〜25分程度が適当であることが確認され
た。また、上記DMTDCおよびDBTDLからなるス
ズ系触媒と、トリエタノールジアミンとを混合してなる
触媒を使用した場合に、再生品の引張破断伸び率が大き
くなって物性が向上することが確認された。 【0043】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、熱可塑性合成樹脂からなる基材にウレタン塗膜が
形成されてなる樹脂成形品の再生方法であって、ウレタ
ン結合 を分解する触媒の存在下でウレタン塗膜を加熱し
つつ水添処理することにより、このウレタン塗膜中のウ
レタン結合を分解して尿素結合に変換した後、上記ウレ
タン塗膜を粉砕することにより微粉化して基材樹脂中に
混入、分散させるようにしたため、効果的に上記変換反
応を行い、ウレタン塗膜を簡単かつ効果的に微粉化して
基材樹脂中に混入分散させることができ、これによって
再生品の外観および物性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例に係る樹脂成形品の再生方法に
使用する押出機の具体例を示す説明図である。 【図2】引張破断伸び率の第1試験データを示すグラフ
である。 【図3】引張破断伸び率の第2試験データを示すグラフ
である。 【符号の説明】 1 押出機 3 樹脂成形品の粉砕物

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 熱可塑性合成樹脂からなる基材にウレタ
    ン塗膜が形成されてなる樹脂成形品の再生方法であっ
    て、ウレタン結合を分解する触媒の存在下でウレタン塗
    膜を加熱しつつ水添処理することにより、このウレタン
    塗膜中のウレタン結合を分解して尿素結合に変換した
    後、上記ウレタン塗膜を粉砕することにより微粉化して
    基材樹脂中に混入、分散させるようにしたことを特徴と
    する樹脂成形品の再生方法。
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CN105664794A (zh) * 2016-02-27 2016-06-15 光泽县绿也炭业有限公司 一种用于制备炭粉挤压制炭棒的设备

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