JP3402697B2 - 大型シュレッダー用自動給紙装置 - Google Patents

大型シュレッダー用自動給紙装置

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JP3402697B2
JP3402697B2 JP28584693A JP28584693A JP3402697B2 JP 3402697 B2 JP3402697 B2 JP 3402697B2 JP 28584693 A JP28584693 A JP 28584693A JP 28584693 A JP28584693 A JP 28584693A JP 3402697 B2 JP3402697 B2 JP 3402697B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】シュレッダーへ自動的に給紙する
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来OA機器の発達により、企業に於け
る紙の使用量が増加するにつれ、不要となる文書の量も
増大する。これら不要文書は企業秘密保持のため廃棄す
る際シュレッダーで細断する訳であるが、各部署ごとに
処理したのでは効率が悪いために、大型のシュレッダー
を設置して一ヵ所にまとめて処理した方が効率的であ
る。しかし大型シュレッダーでも構造上その処理能力に
限界があり、一度に細断できる枚数は上質紙で40〜45枚
程度で、それ以上一時に投入すると紙詰りを起こし作業
は中断する。それを防ぎ作業を効率的に行うためには常
に上質紙40〜45枚程度の分量で紙を間断なく投入する必
要がある。
【0003】このために、大型シュレッダーへ投入用ベ
ルトコンベヤを介して投入する文書類は、一時に処理可
能な分量にしてやる作業が必要となる。この大量の文書
類を処理可能な分量に整理してベルトコンベヤ上に載置
して投入するためには多くの手間と時間を要するだけで
なく、企業秘密漏洩防止の点からも問題があった。また
手作業に頼るために、書類の供給に間断が生じ、回転刃
の空回転状態が多くなり、無駄が多いという欠点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するために、シュレッダーに投入する廃棄文書類の
量を適正量に自動調節して間断なく効率的細断作業が遂
行できるための自動給紙装置を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】台板(1)上に設置する
ダストボックス(2)の排出口に連設する搬送用ベルト
コンベヤ(3)は台板上に傾斜して設けた枠体(4)の
上下両側の回転軸(5)(6)に張架し、該搬送用ベル
トコンベヤは表面横方向に適当間隙を置いて搬送用突起
(7)を多数列設すると共に、前記搬送用ベルトコンベ
ヤ(3)の全長にわたって長手方向に一定間隔を置いて
前記搬送用突起(7)を配設し、前記枠体(4)の先端
の上段に設けた原動モーター(8)で回動させる。枠体
(4)の先端下面には前方へ傾斜したシュート(9)を
設ける。上記搬送用ベルトコンベヤの上端位置の両側板
(10)に巻き取り軸(11)を、下端位置の両側板に
は取り付け軸(12)をそれぞれ架設し、両軸間に取り
付ける搬送紙量調整シート(13)は、厚手の軟質合成
樹脂製で横幅をほぼ上記搬送用ベルトコンベヤの横幅と
同一としてベルトコンベヤの上面に垂れ下がるように
して取り付ける。搬送する紙の資質や量によって搬送紙
量調整シートの長さは巻き取り軸で調整する。尚、本実
施例図では透明樹脂を用いたが、これに限定するもので
はない。
【0006】上記ダストボックス(2)は連設する搬送
用ベルトコンベヤ(3)に面する側面を排出口とし他の
3側面は側板で囲む構成とし、このダストボックス
(2)の排出口を水平面より若干上方にしてダストボッ
クス(2)を傾斜させ、底部に送り出し用のベルトコン
ベヤ(14)を設け、台板(1)上に設置する正逆転可
能なモーター(15)で該送り出し用ベルトコンベヤが
前進後退を繰り返すようにする。前記搬送用ベルトコン
ベヤ(3)の表面横方向に適当間隙を置いて列設された
搬送用突起(7)間の間隙に、ダストボックス(2)
の排出口からシュレッダー(18)の紙ごみ投入用ベル
トコンベヤ(19)の上方に達する長さの多数のガイド
板(16)を嵌入設置する。台板(1)にローラー(1
7)を取り付けると移動に便利である。
【0007】
【作用】先ず図5について作用を説明すると、処理する
紙ごみ(20)をダストボックス(2)に入れ作業開始
のスイッチ(図示省略)を入れると、送り出し用ベルト
コンベヤ(14)と搬送用ベルトコンベヤ(3)が作動
し、ダストボックス内の紙ごみは送り出し用ベルトコン
ベヤの前進後退により徐々にごみの山を崩されながら排
出口から送り出される()。送り出された紙ごみは、
垂れ下がった搬送 紙量調整シート(13)の最下線
(A)に当たり、その一部が搬送紙量調整シート(1
3)と搬送用ベルトコンベヤ(3)に挟持される。
(A)の部分は搬送紙量調整シートの重さの大部分がか
かるため紙ごみへの圧力が最も強い。このため紙ごみの
大部分は後方へ押しやられる。更に送り出し用ベルトコ
ンベヤ(14)が後退するため紙ごみは一部のみが搬送
用ベルトコンベヤ(3)に載って運ばれ始める()。
搬送紙量調整シートは紙ごみの山に押されて変形する
が、同時に搬送紙量調整シートの重さによる圧力で逆方
向に紙ごみを押し返している。このため搬送中の紙ごみ
の山も搬送用突起(7)からはみ出した上の方の部分は
搬送紙量調整シートに当たり後方へ残される()。最
終的には紙ごみは突起の高さ以下の厚味即ち効率の良い
細断作業に最適な分量に減量されて搬送用ベルトコンベ
(3)の上端に運ばれ、ガイド板(16)によって搬
送用ベルトコンベヤから引き剥がされた紙ごみはシュー
ト(9)を介して大型シュレッダー(18)の投入用ベ
ルトコンベヤ(19)上に落とされる()。
【0008】次にダストボックス(2)の排出口を水平
面より若干上方に傾斜させ、底部に設けた送り出し用ベ
ルトコンベヤ(14)を前進後退させる理由及び作用に
ついて述べると、ダストボックス(2)の排出口を搬送
用ベルトコンベヤに向けて下方に傾斜させると大量の紙
ごみが搬送紙量調整シートと搬送用ベルトコンベヤとの
間に挟み込まれることになり、搬送紙量調整シートの抵
抗と紙ごみの重量とで搬送用ベルトコンベヤに負荷がか
かり過ぎる欠点がある。また紙自体軽量のため単に傾
斜させただけではダストボックスに紙ごみが残留する。
そこでダストボックスの排出口をやや上方にした傾斜と
すると共に、底部に送り出し用ベルトコンベヤを設け、
且つこのコンベヤが前進後退を繰り返すことにより紙ご
みの山を崩し、適量の紙ごみが搬送用ベルトコンベヤ上
へ送り出されることになる。
【0009】また搬送用ベルトコンベヤの表面には給紙
作業を進めるうちに静電気が溜まり、付着した紙ごみが
離脱せず搬送用ベルトコンベヤの裏側へ回り込んでトラ
ブルの原因となったり、紙ごみを付近に散乱させるなど
の弊害が生ずるが、ガイド板(16)を設けているため
に、紙ごみは、該搬送用ベルトコンベヤで運ばれながら
ガイド板上を滑走することになり、搬送用ベルトコンベ
ヤ上端で遊離しているガイド板にそって搬送用ベルトコ
ンベヤから引き離されてシュレッダー(18)の投入用
ベルトコンベヤ(19)上に落下する。
【0010】
【実施例】図面について実施例を述べると、台板(1)
の一側にダストボックス(2)を設置し、その排出口に
連設する搬送用ベルトコンベヤ(3)は、台板上に前側
上方へ傾斜して設けた枠体(4)の上下両側の回転軸
(5)(6)間に張架し、該搬送用ベルトコンベヤは表
面横方向に適当間隙を置いて搬送用突起(7)を多数列
設すると共に、前記搬送用ベルトコンベヤ(3)の全長
にわたり長手方向に一定間隔を置いて前記搬送用突起
(7)を配設し、枠体の上段に設けた原動モーター
(8)で上段回転軸(5)を回転する。枠体の先端下面
には前方へ傾斜したシュート(9)を設ける。上記ベル
トコンベヤの上端位置の両側板(10)上段に巻き取り
軸(11)を架設し、下端位置の両側板上段には取り付
け軸(12)を架設し、この両軸間に取り付ける搬送紙
量調整シート(13)は、厚手の軟性合成樹脂で成型
し、横幅をほぼ上記搬送用ベルトコンベヤの横幅と一致
させて該搬送用ベルトコンベヤの上面に垂れ下がるよう
にして取り付ける。
【0011】上記ダストボックス(2)は連設する搬送
用ベルトコンベヤ(3)に面する側面を排出口とし他の
3側面は側板で囲む構成とし、このダストボックス
(2)の排出口を水平面より若干上方にしてダストボッ
クス(2)を傾斜させ、底部に送り出し用ベルトコンベ
ヤ(14)を設け、該送り出し用ベルトコンベヤを前進
後退させるための正逆転可能なモーター(15)を台板
上に設置する。上記搬送用ベルトコンベヤ(3)の表面
横方向に適当間隙をおいて列設された搬送用突起(7)
間隙に、ダストボックスの排出口からシュレッダー
(18)の紙ごみ投入用ベルトコンベヤ(19)の上方
に達する長さのガイド板(16)の多数を嵌入設置
る。
【0012】
【発明の効果】搬送用ベルトコンベヤ上面には紙量調整
用シートが設けてあり、ダストボックスに投入された紙
ごみの山は送り出し用ベルトコンベヤの前進後退の繰り
返しにより適正量に減量されて搬送される。この様にシ
ュレッダーの処理能力に応じて紙ごみが定量づつ供給さ
れるので非常に効率的処理作業ができる。人手による作
業監視や紙ごみの定量供給作業など不要であるため、従
来のように処理作業に人員を必要としない。従って企業
秘密保持の上からも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部切欠斜視図である。
【図2】本発明の電気制御盤を省力し一尾切欠した側面
図である。
【図3】紙ごみ投入の説明図である。
【図4】搬送用ベルトコンベヤとガイドの斜視図であ
る。
【図5】作用説明図である。
【符号の説明】1 台板 2 ダストボックス 3 搬送用ベルトコンベヤ4 枠体 5、6 回転軸 7 搬送用突起8 原動モーター 9 シュート10 両側板 11 巻き取り軸 12 取り付け軸 13 搬送紙量調整シート 14 送り出し用ベルトコンベヤ15 モーター 16 ガイド板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板(1)上に設置するダストボックス
    (2)の排出口に上方へ傾斜して連設する搬送用ベルト
    コンベヤ(3)は表面横方向に適当間隙を置いて搬送用
    突起(7)を多数列設すると共に、前記搬送用ベルトコ
    ンベヤ(3)の全長にわたり長手方向に一定間隔を置い
    前記搬送用突起(7)を配設し、該搬送用ベルトコン
    ベヤを取り付けた枠体(4)の先端下面にシュート
    (9)を設け、前記枠体(4)の先端の上段には上記搬
    送用ベルトコンベヤを回動させる原動モーター(8)を
    設置し、上記搬送用ベルトコンベヤの上端位置の両側板
    (10)の上段に巻き取り軸(11)を架設し、下端位
    置の両側板上段には取り付け軸(12)を架設し、両軸
    間に張架する厚手の軟性合成樹脂製の搬送紙量調整シー
    ト(13)は横幅を上記搬送用ベルトコンベヤの横幅と
    ほぼ一致させて該ベルトコンベヤの上面に垂れ下がるよ
    うにして取り付けたことを特徴とする大型シュレッダー
    用自動給紙装置。
  2. 【請求項2】 上記ダストボックス(2)は連設する搬
    送用ベルトコンベヤ(3)に面する側面を排出口とし他
    の3側面は側板で囲む構成とし、このダストボックス
    (2)の排出口を水平面より若干上方にしてダストボッ
    クス(2)を傾斜させ、底部に送り出し用ベルトコンベ
    ヤ(14)を設け、該送り出し用ベルトコンベヤ(1
    4)前進後退させるためのモーター(15)を設置し
    た請求項1記載の大型シュレッダー用自動給紙装置。
  3. 【請求項3】 上記搬送用ベルトコンベヤ(3)の表面
    横方向に適当間隙を置いて列設された搬送用突起(7)
    間隙にダストボックス(2)の排出口からシュレッ
    ダー(18)の紙ごみ投入用ベルトコンベヤ(19)の
    上方に達する長さのガイド板(16)を嵌入設置した請
    求項1または請求項2記載の大型シュレッダー用自動給
    紙装置。
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