JP3402654B2 - 顕微鏡用自動焦点検出装置 - Google Patents

顕微鏡用自動焦点検出装置

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JP3402654B2 JP08466493A JP8466493A JP3402654B2 JP 3402654 B2 JP3402654 B2 JP 3402654B2 JP 08466493 A JP08466493 A JP 08466493A JP 8466493 A JP8466493 A JP 8466493A JP 3402654 B2 JP3402654 B2 JP 3402654B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顕微鏡用の自動焦点検
出装置に係り、特に光電変換素子における蓄積時間の制
御方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等の焦点検出装置では、撮
影レンズを通過した光束を蓄積型のセンサ、例えばCC
Dセンサ等で受光し、その光電変換信号に対して所定の
処理を施すことにより撮影レンズの合焦状態を検出して
いた。
【0003】蓄積型のセンサを用いる場合、光電変換信
号のダイナミックレンジと信号処理系のレンジとを適合
させる必要がある。そこで従来はセンサにおける蓄積時
間の制御をすることによって相互のレンジを適合させて
いた。
【0004】例えば、特開平2−96106号に記載の
焦点検出装置では、焦点検出用のセンサの平均出力及び
ピーク出力と、そのセンサの近傍に配置した被写体輝度
モニタの出力とから蓄積時間を制御して、光電変換信号
のダイナミックレンジを信号処理系のレンジに適合させ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに従来の自動焦点検出装置では、被写体の輝度のみに
基づいて光電変換素子での蓄積時間を制御している。し
かしながら、光電変換素子上に投影される光量が、被写
体の輝度以外の要因、例えば対物レンズの交換,光源の
強度変化等によって変化する顕微鏡では、上述した蓄積
時間の制御方式をそのまま適用すると、合焦時間に無駄
な時間が生じ、複雑な制御が必要になるなどの問題があ
った。
【0006】例えば、光路上に挿入する対物レンズを、
倍率Aの対物レンズOBa から倍率Bの対物レンズOBb に
変更する際に、被写体からセンサ又は輝度モニタへの入
射光量は、以下の(1)〜(3)のように変化する。 (1)変更前は、倍率Aの対物レンズOBa からの被写体
光がセンサまたは輝度モニタへ入射する。 (2)変更期間中は、対物レンズOBa から対物レンズOB
b への変更が完了するまでの間、被写体光のセンサまた
は輝度モニタへの入射はほとんど0となる。 (3)変更完了後は、倍率Bの対物レンズOBb からの被
写体光がセンサまたは輝度モニタへ入射する。
【0007】上記(1)〜(3)の各場合に対応する従
来方式での制御蓄積時間(Tint )は、次のようにな
る。 (1)センサ又は輝度モニタでの蓄積時間Tint は最適
蓄積時間Taとなっている。 (2)入射光量がない状態でセンサの出力を信号処理系
のダイナミックレンジに適合させるように制御するた
め、蓄積時間Tint が相当に長くなる。 (3)センサまたは輝度モニタに入射された光量に適合
させるため、再び被写体光が入射してきた時点から蓄積
時間Tint を短縮するための制御を開始する。
【0008】すなわち、上記(2)の状態では極めて長
い蓄積時間が設定されるため大きな無駄な時間が生じ合
焦時間が長くなる欠点がある。また(3)の状態では被
写体光が再び入射してきた時点から蓄積時間Tint を短
縮する制御を開始するため、合焦時間の短縮化を損なう
要因となっていたり、または制御を複雑化していた。
【0009】本発明は以上のような実情に鑑みてなされ
たもので、光電変換素子での蓄積時間を顕微鏡の光学系
の変更などに影響されることなく常に最適な蓄積時間に
制御でき、合焦時間の短縮化を図ることができる顕微鏡
用自動焦点検出装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明は、蓄積型の光電変換素子からなり複数の光
学要素からなる顕微鏡の光学系から取出された光を電気
信号に変換する光電変換手段と、この光電変換手段より
出力される光電変換信号から前記光学系の焦点位置を検
出する焦点検出手段と、前記光電変換素子の蓄積時間を
制御する蓄積制御手段と、前記光学要素を変更する光学
要素変更手段と、前記光学要素変更手段による前記光学
要素の変更時、前記蓄積制御手段における蓄積時間を前
記光学要素の変更前の時間に固定する制御を行い、前記
光学要素変更手段による前記光学要素の変更前又は変更
後、前記蓄積制御手段における蓄積時間を前記光学要素
に応じて算出された最適な蓄積時間に設定する制御を行
う蓄積制御変更手段を備えた顕微鏡用自動焦点検出装置
である。
【0011】また本発明は、蓄積型の光電変換素子から
なり,複数の光学要素からなる顕微鏡の光学系から取出
された光を電気信号に変換する光電変換手段と、この光
電変換手段より出力される光電変換信号から前記光学系
の焦点位置を検出する焦点検出手段と、前記光電変換素
子の蓄積時間を制御する蓄積制御手段と、前記光学要素
を変更する光学要素変更手段と、前記光学要素変更手段
による前記光学要素の変更後の最適蓄積時間を、変更前
の蓄積時間と変更後の前記光学要素を含んだ光学系のN
Aと総合倍率とに基づいて変更する蓄積制御変更手段を
備えた顕微鏡用自動焦点検出装置である。
【0012】
【作用】本発明の顕微鏡用自動焦点検出装置では、光電
変換素子上に被写体像を投影している顕微鏡光学系の光
学要素を変更するとき、蓄積制御手段の制御内容は、蓄
積制御変更手段によって通常の観察時と異なるものに変
更される。なお、光学要素の変更とは、光学要素の交換
の他に光学要素による光量調節等も含まれる。
【0013】蓄積制御変更手段による蓄積制御手段の制
御内容態様として、光電変換素子における蓄積時間
、変更開始から変更完了までの間は、その間の入射光
量に応じて蓄積時間を追従せずに変更前の蓄積時間で
固定される。
【0014】従って、光学系の光学要素を変更するとき
に光電変換素子に光が入射しなくなって長い蓄積時間が
自動的に設定されて無駄時間が生じたり、変更完了後に
蓄積時間を短くするためのステップが入るといったこと
がなくなる。
【0015】また蓄積制御変更手段による蓄積制御手段
の制御内容態様として、変更後の光学要素を含んだ光
学系での前記蓄積時間を、変更前の蓄積時間と変更後の
光学要素を含んだ光学系のNAと総合倍率とに基づいて
予測し、その予測値から蓄積時間がプリセットされる。
そして光学要素の変更完了と共にプリセットされた蓄積
時間で光電変換信号が読込まれるものとなる。
【0016】また本発明において光学要素の状熊を検出
する状態検出手段を更に有し、前記蓄積制御変更手段は
前記状態検出手段からの検出結果に基づいて制御内容の
変更を行なうようにしてもよい。さらに、光学要素変更
情報が外部コントローラから与えられるようにしてもよ
い。また、光学要素の切り換え状態を直接検出しても良
い。また光学要素を位置決めするクリックやモータのト
ルクから切り換え状態を検出するようにしても良い。さ
らに、状態検出手段を対物レンズの倍率検出装置として
構成し、蓄積制御変更手段は検出倍率の変化を検出して
蓄積時間の固定期間を判断するようにしてもよい。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1には本発明の第1実施例に係る顕微鏡自
動焦点検出装置の機能ブロックが示されている。
【0018】先ず、焦点検出装置が適用された顕微鏡の
光学系は、観察標本である被写体Sを少なくとも上下方
向へ移動させるステージ1を備えている。この光学系
は、ステージ1上に配置された被写体Sの光像を、レボ
ルバ2によって観察光軸上に配置された対物レンズ3を
通過させてから、鏡筒内に配置されたプリズム4に入射
して接眼レンズ5へ導くように構成されている。
【0019】一方、焦点検出装置側の構成は、プリズム
4を透過した光を反射部材6を介して結像レンズ7に入
射し、その結像レンズ7でCCD等からなる蓄積型セン
サ8上に光像を結像させるようになっている。この蓄積
型センサ8は入射光量と蓄積時間に応じた電圧値を持っ
た光電変換信号を出力する。
【0020】上記蓄積型センサ8からの光電変換信号は
アナログ処理部9へ入力され、増幅等の処理を施され
る。そしてアナログ処理部9で処理された光電変換信号
をA/D変換器10でデジタルデータに変換してからC
PU16に入力している。
【0021】上記CPU16は、タイミングジェネレー
タ12に指令を与えてタイミングジェネレータ12を介
して蓄積型センサ8に読出しタイミング信号を与えてい
る。すなわち、タイミングジェネレータ12から蓄積型
センサ8へ出力される読出しタイミング信号の期間を蓄
積型センサ8での蓄積時間としている。
【0022】CPU16は、蓄積型センサ8の出力がア
ナログ処理部9のレンジに適合していない場合には、レ
ンジに適合する様な蓄積時間とする命令をタイミングジ
ェネレータ12へ出力する蓄積制御手段としての機能を
備えている。またCPU16はセンサ8の出力から光学
系の焦点位置を検出し、その焦点位置へ前記ステージ1
を移動させるための合焦点からのズレ量を示す信号を生
成する焦点検出手段としての機能を備えている。CPU
16はモータ13に駆動信号を与えてステージ1を上下
移動させて合焦調節を行っている。
【0023】またレボルバ2は、CPU16によって制
御されるモータ20で回転制御される。本実施例は、レ
ボルバ2の回転状態を直接検出するレボルバ回転状態検
出装置15が状態検出手段として備えられている。この
レボルバ回転状態検出装置15は、ホール素子,ホトイ
ンタプラタ等のレボルバ穴位置検出器から構成され、レ
ボルバ2の回転状態、すなわち対物レンズが光軸上に正
しく配置されている状態か、あるいは回転中なのかを検
出することができるものである。
【0024】さらにCPU16は、レボルバ回転状態検
出装置15からのレボルバ回転状態検出信号より対物レ
ンズ交換時に、その交換の際に生じる急激な光量変化に
応じた蓄積時間の追従を禁止する手段を備えている。
なわち、CPU16は、光学要素としての対物レンズの
変更時に前記蓄積制御手段における制御内容を変更する
蓄積制御変更手段としての機能を備えている。
【0025】以上のように構成された本実施例の動作に
ついて図2を参照して説明する。焦点検出動作が開始さ
れると、蓄積型センサ8からの光電変換信号を読込み
(ステップS1)、レボルバ回転状態検出装置15の回
転状態検出信号から対物レンズの交換があったか否か判
断する(ステップS2)。対物レンズの交換がなけれ
ば、さらに光電変換信号の電圧値がアナログ処理部9の
レンジに合っているか否か判断する(ステップS3)。
レンジが適合していれば、ステップS1で取込んだ光電
変換信号から光学系の焦点位置を検出し(ステップS
4)、その検出した焦点位置へステージ1上の被写体S
が位置するように、モータ13を駆動する(ステップS
5)。
【0026】一方、上記ステップS3の処理において、
現在設定されている蓄積時間では光電変換信号がアナロ
グ処理部9のレンジに適合しないと判断された場合に
は、ステップS6へ移行して、被写体Sの輝度に応じて
現在の光学系で最適な蓄積時間Taを算出する(ステッ
プS6)。次に、その最適な蓄積時間taで蓄積型セン
サ8から光電変換信号を読込んだならば(ステップS
7)、上記ステップS4へ移行して焦点検出を行う。こ
れによりアナログ処理部9のレンジに適合した光電変換
信号から焦点検出が行われ高精度な焦点検出が行われる
ものとなる。
【0027】また、検鏡者がレボルバ2を回転させて対
物レンズ3の倍率を交換すると、レボルバ回転状態検出
装置15からレボルバ2が回転状態に入ったことを知ら
せる信号がCPU16へ出力される。
【0028】CPU16では、レボルバ回転状態検出装
置15から入力するレボルバ回転状態検出信号が、レボ
ルバ2が回転状態に入ったことを示すと、上記ステップ
S2からステップS8へ処理を移行する。そのステップ
S8では、対物レンズ3の交換を検出すると、タイミン
グジェネレータ12を制御して、蓄積型センサ8での蓄
積時間を倍率交換前の時間に固定する。従って、この期
間は蓄積型センサ8への入射光はほぼ0となっているに
も拘らず、前回の蓄積時間に保持され、入射光量に応じ
た蓄積時間の制御が停止されている。
【0029】次に、レボルバ回転状態検出装置15から
入力するレボルバ回転状態検出信号が、レボルバ2が回
転停止し対物レンズの交換が終了したことを示すと(ス
テップS9)、上記ステップS1へ移行して変更した対
物レンズを含んだ光学系での最適蓄積時間が求められて
設定される。
【0030】この様に本実施例は、レボルバ回転状態検
出装置15を設けてレボルバ回転の開始と終了を検出
し、その変更開始から終了までの期間は蓄積時間を前回
の蓄積時間に保持するようにした。したがって、レボル
バ2回転中に入射光量がほぼ0となったときに長い蓄積
時間が設定されなくなる。この結果、蓄積時間の最適化
に要する時間を短縮でき、合焦時間を短縮することがで
きる。
【0031】なお、上記実施例ではレボルバ2の回転状
態の検出を、レボルバ2の回転状態を直接検出すること
によって実現しているが、レボルバ2を位置決めするク
リックやモータ13のトルクから検出しても同じ効果を
得ることができる。また対物レンズ倍率検出装置を設
け、検出倍率の変化を検出して蓄積時間の固定期間を判
断するようにしても良い。
【0032】さらに、レボルバ2をCPU16によって
制御するように構成しても良く、そのような場合には、
それらの検出装置を設けなくてもレボルバの回転状態を
検出することができる。
【0033】次に、図3,図4を参照して本発明の第2
実施例について説明する。なお、前記第1実施例の説明
に用いた図1及び図2に示す部分と同一機能を有する部
分には同一符号を付し詳しい説明は省略する。
【0034】本実施例は、対物レンズ3の倍率を検出す
る倍率検出装置14を備えている。この倍率検出装置1
4は、対物レンズ3に設けた情報コードを読取る方法
や、レボルバ2の各対物レンズ取付孔に対応して設けた
情報コードを読取る方法などにより実現される。前記第
1実施例のCPU16の機能に加えて最適蓄積時間予測
機能を備えたCPU11へ入力するようにしている。
【0035】ここで、蓄積時間Tint は、被写体Sの輝
度により決定され、合焦時にはTint =最適蓄積時間T
aとなる。検鏡者が対物レンズ3を変更する場合、蓄積
型センサ8に投影される光量と対物レンズ3との関係
は、対物レンズのNAをx、総合倍率をz、光量をYと
すると、光量Yは、 Y=k・x2 /z2 (1) で与えられる。
【0036】蓄積型センサ8の出力がアナログ処理部9
のダイナミックレンジに入るように蓄積時間Tint を変
化させ、対物レンズ3が変更になっても蓄積型センサ8
の出力が一定となるような光量Yと蓄積時間Tint の関
係は、 Tint =c/Y (2) となる。なお、cは定数である。上記(1),(2)式
より対物レンズと蓄積時間Tint の関係は、 Tint =K・z2 /x2 (3) となる。なお、Kは定数である。
【0037】以上のように、対物レンズを変更する場
合、変更前の蓄積時間Taが既知であれば、変更後の最
適蓄積時間を予測することができる。本実施例では、倍
率検出装置14がレボルバ2の倍率を検出してCPU1
1へ送出する。その倍率検出信号を受信したCPU11
では、対物レンズ3の変更を検出すると、変更後の対物
レンズの倍率及びNAに関する情報から上記原理に基づ
いて最適蓄積時間を予測する(ステップQ1)。そして
倍率検出信号から変更の完了を検出すると(ステップS
8)、上記ステップQ1で求めた蓄積時間でセンサ出力
を読出し(ステップQ2)、その蓄積時間で読出された
光電変換信号に基づいて焦点位置の検出を行う(ステッ
プS4)。すなわち、CPU11は、光学要素としての
対物レンズの変更時に前記蓄積制御手段における制御内
容を変更する蓄積制御変更手段としての機能を備えてい
る。
【0038】この様な本実施例によれば、変更後の対物
レンズの倍率及びNAに関する情報から最適蓄積時間を
予測するようにしたので、対物レンズ交換後に蓄積時間
の調整を行うことなく、予測した蓄積時間で光電変換信
号を読み出すことができ、制御の簡素化と合焦時間の短
縮化を図ることができる。
【0039】なお、前記第1,第2実施例では、蓄積型
センサ8への入射光量に影響を及ぼす光学系の光学要素
として対物レンズ3を例に説明したが、対物レンズ以外
の光学要素として光源17、NDフィルタ18、AS
(開口絞り)19を対象とすることもできる。以下、そ
れらの光学要素を変更する場合について第3実施例とし
て説明する。
【0040】第3実施例の機能ブロックが図5に示され
ている。本実施例における顕微鏡の光学系は、透過照明
用の光源17から出た照明光がNDフィルタ18、AS
19を透過して被写体Sに入射するように構成されてい
る。
【0041】さらに本実施例では、光源17に供給する
電流を検出するための供給電流検出装置21と、NDフ
ィルタ18が光路上へ挿入されたことを検出するNDフ
ィルタ挿入検出装置22と、AS19の絞り量を検出す
るAS調節検出装置23とが設けられている。
【0042】それら各検出装置21〜23からの状態検
出信号がCPU24へ与えられるようになっている。C
PU24は、基本的には図4に示すフローチャートに従
って動作する。すなわち、CPU24は、各種光学要素
の変更時に前記蓄積制御手段における制御内容を変更す
る蓄積制御変更手段としての機能を備えている。第2実
施例と異なる点は、本実施例では各検出装置21〜23
の出力から変更後の光学系の最適蓄積時間を予測してい
る点である。
【0043】図5に示すような顕微鏡の光学系で、光源
17の明るさを調整した場合、その調整量に応じて蓄積
型センサ8に入射する光量が変化し、蓄積型センサ8の
出力が変化する。例えば、光源17の明るさを低下させ
れば蓄積型センサ8の出力も低下する。この低下に対し
て蓄積時間Tint を変化させることによって蓄積型セン
サ8の出力電圧を一定になるようにする、光源供給電流
iと蓄積時間Tint の関係は、 Tint =c/f(i) (4) となる。
【0044】一方、光源部の光路にNDフィルタ18が
挿入されると、蓄積型センサ8の出力電圧は低下する。
この低下の補正を蓄積時間Tint で行う場合、蓄積時間
Tint とNDフィルタ18挿入による照明光の低下分k
との関係は、 Tint =1/k (5) となる。
【0045】さらに、AS19により絞り量が調整され
た場合にも、蓄積型センサ8に入射する光量は増減す
る。ASが全開のとき対物レンズのNAが全て通過する
としてNA=1と仮定した場合、絞り量をb(b<1)
とすると、光量Yと絞り量bの関係は、 Y=L・b2 (6) となる。
【0046】光量Yと蓄積時間Tint の関係は、(2)
式で表されるため、蓄積時間Tintと絞り量bとの関係
は、 Y=L′・b2 (7) で示される。なお、L,L′は定数である。
【0047】光源17への光源供給電流i、NDフィル
タ18による光源光の低下分k、AS19の絞り量bを
考慮した総合的な蓄積時間Tint は、 Tint =A/f(i)・b2 ・k (8) となる。
【0048】本実施例では、CPU24が各検出装置2
1〜23から光源供給電流i、光源光の低下分k、絞り
量bの各データを取り込んで、それらパラメータのうち
少なくとも一つが変更された場合には、上記(8)式か
ら最適蓄積時間を予測している。そして変更終了後に、
その予測した最適蓄積時間でセンサ出力を取り込むよう
にしている。従って、本実施例によっても前記第2実施
例と同様に、光源17,NDフィルタ18,AS19の
いずれかを変更した後の蓄積時間調整動作が削減され処
理の簡素化及び合焦時間の短縮を図ることができる。
【0049】尚、前記第1〜第3実施例を任意に組み合
わせることもできる。また組み合わせることにより、相
乗効果を発揮することもできる。次に、本発明の第4実
施例について図6を参照して説明する。
【0050】本実施例に係る顕微鏡自動焦点検出装置の
光学系は、少なくとも上下方向へ移動可能なステージ1
上に配置された被写体Sの光像を対物レンズ3,レボル
バ2,プリズム4,反射プリズム6,結像レンズ7を介
して蓄積型イメージセンサ8に入射させる構成となって
いる。また焦点検出装置側の構成は、イメージセンサ8
からのアナログ信号をアナログ処理部9に入力し、そこ
で増幅等の処理を施してからA/D変換器10を介して
CPU24に入力している。そしてCPU24がタイミ
ングジェネレータ12を介してイメージセンサ8の蓄積
時間を制御すると共に、モータ13を制御してステージ
1を上下動させて合焦調節する。また外部コントローラ
30がレボルバ制御装置31,AS制御装置32,FS
制御装置33,光量制御装置34を制御する。
【0051】次に、本実施例の動作について説明する。
CPU24は、タイミングジェネレータ12へ送信する
指令によりイメージセンサ8の蓄積時間を制御してい
る。すなわち、CPU24は、イメージセンサ8の出力
レベルを検出し、イメージセンサ8の出力レベルがアナ
ログ処理部9及びA/D変換器10の入力範囲に入るよ
うな最適蓄積時間Tint bを算出し、イメージセンサ8
の蓄積時間Tint が最適蓄積時間Tint bとなるように
タイミングジェネレータ12へ指令を送信する。
【0052】CPU24が以上の処理を繰り返すことに
よりイメージセンサ8の蓄積時間が常に最適な時間に制
御される。以下、この様な制御をT int制御ループと呼
ぶ。またCPU24が、被写体Sの光像を光電変換して
得られたデジタルデータより被写体像のデフォーカス
量,デフォーカス方向を算出し、被写体像が合焦位置に
来るようにステージ1を移動させる駆動命令をモータ1
3へ出力することにより自動合焦調節が実行される。
【0053】外部コントローラ30にはジョグスイッチ
が設けられていて、そのジョグスイッチで検鏡者からの
入力を受け付けるようになっている。すなわち、ジョグ
スイッチを操作することにより対物レンズ3の倍率指
定,AS17,FS(視野絞り)35の絞り量,光量の
調整ができる構成となっている。具体的には、レボルバ
位置と対物レンズ3の対応が予め外部コントローラ30
に記憶されていて、検鏡者から対物レンズ3の倍率指定
が行なわれると、それに応じた信号を外部コントローラ
30からレボルバ制御装置31へ送出するようになって
いる。送信情報は現時点のレボルバ位置より右または左
へレボルバを何段階回転させるかといった内容の命令で
ある。
【0054】またAS19,FS35の絞り量,光量の
調整は、検鏡者が外部コントローラ30のジョグスイッ
チを操作することにより行われる。例えば、検鏡者によ
るAS19に関するジョグスイッチの操作に応動して外
部コントローラ30がジョグスイッチ操作量,及び操作
方向に応じた信号をAS制御装置32へ送信する。AS
制御装置32は外部コントローラ30からの信号を受信
し、その信号に見合った量だけAS19を駆動する。ま
た光量調整は、上記外部コントローラ30のジョグスイ
ッチの操作に応じた信号がFS制御装置33,光量制御
装置34に送信され、各制御装置がFS35,光源1
6,NDフィルタ等を駆動することにより行われる。
【0055】次に、イメージセンサ8の蓄積時間の制御
を説明する。前述の各実施例と同様に、CPU24は、
光学要素の変更時に前記蓄積制御手段における制御内容
を変更する蓄積制御変更手段としての機能を備えてい
る。検鏡者が対物レンズ3の倍率を変更するため、外部
コントローラ30でレボナンバーまたは倍率を指定する
スイッチを押すと、そのスイッチ操作により前述したよ
うに外部コントローラ30から対物レンズ3の変更信号
がレボルバ制御装置31へ送信される。このとき、CP
U24に対しても外部コントローラ30から変更信号が
送出される。それにより、CPU24はタイミングジェ
ネレータ12に対し、対物レンズ3の交換時に生じる急
激な光量変化に蓄積時間の制御が追従することを防ぐ
為、蓄積時間固定信号を送信する。
【0056】次に、CPU24は外部コントローラ30
から送信される検鏡者の設定した対物レンズの倍率に適
した最適蓄積時間を予測演算し、最適蓄積時間となるよ
うにタイミングジェネレータ12に指令を送信する。
【0057】さらにCPU24は外部コントローラ30
からの対物レンズ3のセット完了信号により上述したT
int制御ループを開始する。以上の構成により、対物レ
ンズ3の交換時に生じる急激な光量変化に最適蓄積時間
制御が追従しなくなり、さらに対物レンズ3の交換中に
最適蓄積時間を予測するため、常に蓄積時間が最適化さ
れ、最適蓄積時間への制御時間が短縮され、合焦時間の
短縮を図ることができる。
【0058】次に、AS19,FS35の光量調整にお
ける最適蓄積時間制御を説明する。外部コントローラ3
0に設けられたAS制御装置32に関するジョグスイッ
チが検鏡者から操作されると、前述したように外部コン
トローラ30からジョグスイッチの操作量に応じた絞り
量信号がAS制御装置32へ送信される。この時、外部
コントローラ30からCPU24に対し同様に絞り量信
号が送出される。また外部コントローラ30は、AS1
9のセットが完了した時点でCPU24に対しセット完
了信号を送出する。
【0059】CPU24では外部コントローラ30から
絞り量信号を受信すると、タイミングジェネレータ12
へAS19が絞られる事によるイメージセンサ8への入
射光量の減少を補うような最適蓄積時間を演算する。そ
の演算式は(7)式による。
【0060】その後、CPU24で外部コントローラ3
0からAS19のセット完了信号を受信すると、再び上
述したT int制御ループを実行する。FS35,光源1
6の調整(NDフィルタの調整)についてもAS19と
同様の制御が行われる。
【0061】このように本実施例では、検鏡者が外部コ
ントローラ30を使ってAS19,FS35,光源16
などの変更を行う際には、外部コントローラ30により
T int制御ループが中断され、かつ予想される光量に合
わせた最適な蓄積時間に制御される。そのため、イメー
ジセンサ8における蓄積時間を最適化するのに要する制
御時間が短縮され、合焦時間の短縮を図ることができ
る。
【0062】なお上記各実施例ではステージ上下方式の
合焦装置を例に説明したが、レボルバ上下機構を設け、
それにモータを連結したレボルバ上下方式に適用するこ
ともできる。本発明は上記各実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
可能である。
【0063】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、光
電変換素子での蓄積時間を顕微鏡の光学系の変更などに
影響されることなく常に最適な蓄積時間に制御でき合焦
時間を短縮し、かつ制御の簡素化された顕微鏡用自動焦
点検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る顕微鏡用自動焦点検
出装置の機能ブロック図。
【図2】第1実施例に係る顕微鏡用自動焦点検出装置の
動作説明図。
【図3】本発明の第2実施例に係る顕微鏡用自動焦点検
出装置の機能ブロック図。
【図4】第2実施例に係る顕微鏡用自動焦点検出装置の
動作説明図。
【図5】本発明の第3実施例に係る顕微鏡用自動焦点検
出装置の機能ブロック図。
【図6】本発明の第4実施例に係る顕微鏡用自動焦点検
出装置の機能ブロック図。
【符号の説明】
1…ステージ、2…レボルバ、3…対物レンズ、8…蓄
積型センサ、9…アナログ処理部、11,16,24…
CPU、13,20…モータ、30…外部コントロー
ラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/28 G02B 7/32 G01B 21/26 H04N 5/232 H04N 5/335

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄積型の光電変換素子からなり、複数の
    光学要素からなる顕微鏡の光学系から取出された光を電
    気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段より出力される光電変換信号から前記
    光学系の焦点位置を検出する焦点検出手段と、 前記光電変換素子の蓄積時間を制御する蓄積制御手段
    と、 前記光学要素を変更する光学要素変更手段と、 前記光学要素変更手段による前記光学要素の変更時、前
    記蓄積制御手段における蓄積時間を前記光学要素の変更
    前の時間に固定する制御を行い、前記光学要素変更手段
    による前記光学要素の変更前又は変更後、前記蓄積制御
    手段における蓄積時間を前記光学要素に応じて算出され
    た最適な蓄積時間に設定する制御を行う蓄積制御変更手
    段を備えたことを特徴とする顕微鏡用自動焦点検出装
    置。
  2. 【請求項2】 蓄積型の光電変換素子からなり,複数の
    光学要素からなる顕微鏡の光学系から取出された光を電
    気信号に変換する光電変換手段と、 この光電変換手段より出力される光電変換信号から前記
    光学系の焦点位置を検出する焦点検出手段と、 前記光電変換素子の蓄積時間を制御する蓄積制御手段
    と、 前記光学要素を変更する光学要素変更手段と、 前記光学要素変更手段による前記光学要素の変更後の最
    適蓄積時間を、変更前の蓄積時間と変更後の前記光学要
    素を含んだ光学系のNAと総合倍率とに基づいて変更す
    る蓄積制御変更手段を備えたことを特徴とする顕微鏡用
    自動焦点検出装置。
  3. 【請求項3】 前記光学要素の状態を検出する状態検出
    手段を更に有し、 前記蓄積制御変更手段は、 前記状態検出手段からの検出結果に基づいて制御内容の
    変更を行なうようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の顕微鏡用自動焦点検出装置。
  4. 【請求項4】 前記状態検出手段は、 前記光学要素の動作を制御する外部コントローラを含む
    ことを特徴とする請求項3記載の顕微鏡用自動焦点検出
    装置。
  5. 【請求項5】 前記状態検出手段は、 前記光学要素の切り換え状態を直接検出することを特徴
    とする請求項3記載の顕微鏡用自動焦点検出装置。
  6. 【請求項6】 前記状態検出手段は、 前記光学要素を位置決めするクリックやモータのトルク
    から切り換え状態を検出することを特徴とする請求項3
    記載の顕微鏡用自動焦点検出装置。
  7. 【請求項7】 前記光学要素は、対物レンズであり、 前記状態検出手段は、前記対物レンズの倍率検出装置で
    あり、 検出倍率の変化を検出して蓄積時間の固定期間を判断す
    るようにしていることを特徴とする請求項3記載の顕微
    鏡用自動焦点検出装置。
  8. 【請求項8】 前記光学要素は、 対物レンズ、キューブ、光源、開口絞り、視野絞りのい
    ずれかを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の顕
    微鏡用自動焦点検出装置。
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