JP3402385B2 - 気体の清浄方法及び装置 - Google Patents

気体の清浄方法及び装置

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JP3402385B2
JP3402385B2 JP21685993A JP21685993A JP3402385B2 JP 3402385 B2 JP3402385 B2 JP 3402385B2 JP 21685993 A JP21685993 A JP 21685993A JP 21685993 A JP21685993 A JP 21685993A JP 3402385 B2 JP3402385 B2 JP 3402385B2
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  • Treating Waste Gases (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体の清浄方法及び装
置に関する。本発明の清浄方法及び装置は、事務所、家
庭、病院、ホテルなどにおける空気清浄、下排水、廃棄
物処理場などの各種工業における排ガスや工場内雰囲気
の清浄化、地下駐車場やトンネル換気排ガスの清浄化、
あるいは電子工業、薬品工業、食品工業、農林産業、医
療、精密機械工業などにおけるクリーンルーム、クリー
ンブース、クリーントンネル、クリーンベンチ、安全キ
ャビネット、バイオクリーンボックス、無菌室、パスボ
ックス、貴重品の保管庫(ストッカ)、搬送空間、エア
カーテン、エアナイフ、乾燥工程、生産ラインへの供給
気体の製造装置などにおける空気、窒素、酸素などの気
体の清浄化に利用できる。
【0002】
【従来の技術】事務所等における有害ガスによる悪臭汚
染には、酸性ガス(例、アルデヒド、硫化水素、酢酸、
脂肪酸、メルカプタン類)、アルカリ性ガス(例、アン
モニア、トリメチルアミン)、中性ガス(例、サルファ
イド類)が混合して悪臭を放つような複合臭があり、具
体的にはタバコ臭、トイレ臭、腐敗臭、料理臭がある。
【0003】タバコ臭を例に説明すると、タバコ臭は、
有害ガス、粒子状物質等著しく多種の成分(1,000
種以上と言われている)からなる典型的な複合臭汚染で
あり、それらの主要成分であるアルデヒド、ニコチンな
どには発ガン性、あるいは毒性があることから、タール
分、微粒子(煙)とともに、その捕集・除去の要求は強
い。このようなタバコ臭の除去は、活性炭、植物精油類
など種々の捕集・除去材料を用いた方法やマスキング効
果を狙った芳香剤が提案されているが、いずれも効果が
十分ではなく、タバコ臭除去の要求を満たすものとはな
っていない。このため、効果のある脱臭方法や装置が要
望されている。
【0004】次に、半導体工業のクリーンルームにおけ
る有害ガスによる汚染について説明する。従来のクリー
ンルームの空気清浄方法あるいはその装置を大別する
と、 (1)機械的ろ過方法(例えばHEPAフィルター) (2)静電的に微粒子の捕集を行う高電圧による荷電及
び導電性フィルターによるろ過方式(例えばHESAフ
ィルター) があるが、これらの方式は、いずれも微粒子(粒子状物
質)除去を目的としており、炭化水素(H.C)、NO
x、NH3 のようなガス状の汚染物(有害ガス成分)の
除去には効果がない欠点があった。
【0005】ガス状の汚染物(有害ガス成分)である
H.Cの除去法としては、燃焼分解法、触媒分解法、O
3 分解法などが知られている。しかし、これらの方法は
クリーンルームへの導入空気に含有する極低濃度H.C
除去には効果がない。クリーンルームにおいては、自動
車排ガスに起因するような導入空気中の低濃度のH.C
も汚染質として問題となる。特に、H.C内でC10以上
の分子量の大きい物質がウェハや半導体製品、半製品、
原材料への悪影響が大きく、除去する必要がある。ま
た、クリーンルームにおける作業で生じた各種の溶剤
(例えば、アルコール、ケトン類等)も汚染質として問
題となる。
【0006】また、H.C以外の有害成分としては、N
Ox、NH3 などがあり、これらの除去法としては適宜
のアルカリ性物質や酸性物質を用いた中和反応や酸化反
応に基づく方法などが知られている。しかし、これらの
方法も、成分濃度がクリーンルームへの導入空気に含有
するような極低濃度の場合には効果が少ない。また、利
用分野によっては、上記有害ガス除去機能に微粒子除去
機能を加えたものが好ましいが、これらの両機能を備え
た効果的な気体の清浄方法や装置はなく、これに対する
要望も分野によっては高い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記したよ
うな各種要望を満足できる単成分あるいは複合成分から
なる有害ガスによる汚染に対しても有効で、かつ微粒子
除去機能も備えることのできる効果的な気体の清浄方法
及び装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、クリーンルームにおける有害成分を含
む気体の清浄方法において、該気体を紫外線照射して発
生するオゾンと接触させた後、オゾン分解能及び有害物
質吸着能をもつ複合酸化物系触媒と有害ガス捕集材とに
接触させると共に、前記紫外線が真空紫外域(100〜
200nm)と遠紫外域(200〜300nm)の波長
の両方の紫外線を有することとしたものである。前記方
法において、紫外線照射を光電子発生材の存在下に行
い、発生する光電子による気体中の微粒子の除去を同時
に行うこともできる。また、本発明では、クリーンルー
ムにおける有害成分を含む気体の清浄装置において、気
体通路を有し、該気体通路に紫外線照射装置と複合酸化
物触媒層及び有害ガス捕集材層とを順次設けると共に、
前記紫外線照射装置が真空紫外域(100〜200n
m)と遠紫外域(200〜300nm)の波長の両方の
紫外線を照射するものであることとしたものである。
【0009】前記装置において、紫外線照射装置に、光
電子放出材、電極材、及び荷電微粒子捕集材を備え、光
電子による微粒子の除去装置とすることができる。更
に、本発明では、クリーンルームにおける有害成分を含
む気体の清浄方法において、該気体を紫外線照射下での
スクリーン状光電子放出材から発生する光電子及びオゾ
ンと接触させた後、オゾン分解能及び有害物質吸着能を
もつ複合酸化物系触媒と有害ガス捕集材とに接触させる
と共に、前記紫外線が真空紫外域(100〜200n
m)と遠紫外域(200〜300nm)の波長の両方の
紫外線を有することとしたものであり、また有害成分を
含む気体の清浄装置において、気体通路を有し、該気体
通路にオゾンと光電子を放出する紫外線照射装置とスク
リーン状光電子放出材からなる発生装置と複合酸化物触
媒層とを順次設けることとしたものである。
【0010】前記本発明の方法及び装置において、電場
設定用電極材を備え電場下で光電子の放出を行うことが
できる。上記のスクリーン状光電子放出材は、気体が通
過できればよく、目びらきは十分細かく、例えば、5mm
以下とするのがよい。更にアーチ状又はコーン状に設置
することにより、広い光電子放出面積を得ることができ
る。
【0011】次に、本発明の各構成について詳しく説明
する。本発明において、紫外線照射する紫外線源は、紫
外線照射によりオゾンを発生するものであれば、何れも
使用できる。通常水銀灯が好適に利用できる。好ましく
は、紫外線源は真空紫外域(100〜200nm)と遠紫
外域(200〜300nm)の波長の両方の紫外線を有す
るものがよく、これらの両方の領域の波長の紫外線を同
一ランプ(光源)で発生し得るものが好ましい。この様
な光源として低圧水銀がある。
【0012】すなわち、真空紫外域の紫外線(例えば1
84nmの短波長紫外線)は、紫外線エネルギーが強いた
め、紫外線による光化学反応と空気からオゾンを生じさ
せる。例えば、0.7WのUVランプ(三共電気製GL
K−8)1本により、空気流速1.0〜4.5リットル
/min において作用させたところ、約15〜45ppmの
3 を発生させることができた。O3 発生量はUVラン
プの本数やランプの出力を増すことで増加させることが
できる。ここで空気から発生したオゾンは、遠紫外線
(例えば254nm)により効果的に分解され、オゾンよ
りも活性な酸素活性種(活性な酸素原子や励起状態にあ
る酸素分子などで、例えば・OH、O2 - ・、HO2
・)を生成する。生成した酸素活性種は、共存する有害
ガス成分(例えば、NH3 、H2 S、NOx、CH3
HOのようなタバコ臭成分)を触媒に吸着されやすい状
態に活性化、変質あるいは分解する。
【0013】次に、本発明で使用する複合酸化物系触媒
としては、オゾン分解性能及び有害成分と酸素活性種を
含む気体を通すことにより、該表面で吸着、分解できる
ものであれば何れでもよい。このような複合酸化物系触
媒の例として、二酸化マンガン系触媒例えばMnO2
TiO2 −C、MnO2 /ZrO−Cがある。二酸化マ
ンガン系触媒は、その粉末をペレット状に焼結したも
の、あるいはペレット状、ハニカム状成形物、ハニカム
状の基材や繊維状の基材に担持させたものとすることが
できる。また劣化の抑制、低温域での性能低下の防止や
活性の向上のために適宜の金属や金属化合物を付加した
二酸化マンガンを用いることができる。
【0014】また、上記の複合酸化物系触媒に、装置の
適用先、装置種類、形状、対象成分の種類や濃度、効
果、経済性などにより周知の有害ガス捕集材、例えば、
活性炭、活性炭素繊維、ゼオライト、モレキュラシー
ブ、シリカゲル、イオン交換繊維やフィルター及び/又
は除湿材を適宜予備試験を行って併用することができ
る。次に、本発明に併用できる紫外線照射による光電子
の放出下に行う微粒子の除去について述べる。光電子に
よる微粒子の除去については、本発明者らが既に提案し
た発明、例えば、特公平3−5859号、特開昭63−
100955号、特開平1−262953号、特開平2
−10034号各公報、特開平4−171061号公報
等を適宜の条件で用いることができる。特に、光電子放
出材として、気体通気性のスクリーン状光電子放出材を
用い、これに気体を通すと通り抜ける気体により、発生
光電子からの負イオンの生成が起こりやすく、また電場
を設定する場合にも電圧は微弱でよい効果を生ずる。
【0015】以下、光電子を用いる微粒子除去につい
て、夫々の構成を詳細に説明する。光電子放出材は、紫
外線照射により光電子をその表面及びその近傍に放出す
るものであれば何れでも良く、光電的な仕事関数が小さ
なもの程好ましい。効果や経済性の面から、Ba、S
r、Ca、Y、Gd、La、Ce、Nd、Th、Pr、
Be、Zr、Fe、Ni、Zn、Cu、Ag、Pt、C
d、Pb、Al、C、Mg、Au、In、Bi、Nb、
Si、Ti、Ta、U、B、Eu、Sn、P、Wのいず
れか又はこれらの化合物又は合金又は混合物が好まし
く、これらは単独で又は二種以上を複合して用いられ
る。複合材としては、アマルガムの如く物理的な複合材
も用いうる。
【0016】例えば、化合物としては酸化物、ほう化
物、炭化物があり、酸化物にはBaO、SrO、Ca
O、Y25 、Gd23 、Nd23 、ThO2 、Z
rO2 、Fe23 、ZnO、CuO、Ag2 O、La
23 、PtO、PbO、Al23 、MgO、In2
3 、BiO、NbO、BeOなどがあり、またほう化
物にはYB6 、GdB6 、LaB5 、NdB6 、CeB
6 、BuB6 、PrB6 、ZrB2 などがあり、さらに
炭化物としてはUC、ZrC、TaC、TiC、Nb
C、WCなどがある。
【0017】また、合金としては黄銅、青銅、リン青
銅、AgとMgとの合金(Mgが2〜20wt%)、Cu
とBeとの合金(Beが1〜10wt%)及びBaとAl
との合金を用いることができ、上記AgとMgとの合
金、CuとBeとの合金及びBaAlとの合金が好まし
い。酸化物は金属表面のみを空気中で加熱したり、或い
は薬品で酸化することによっても得ることができる。さ
らに他の方法としては使用前に加熱し、表面に酸化層を
形成して長期にわたって安定な酸化層を得ることもでき
る。この例としてはMgとAgとの合金を水蒸気中で3
00〜400℃の温度の条件下でその表面に酸化膜を形
成させることができ、この酸化薄膜は長時間にわたって
安定なものである。
【0018】また、本発明者が、すでに提案したように
光電子放出材を多層構造としたものも好適に使用できる
特開平3−108698号公報)。また、適宜の母材
上に薄膜状に光電子を放出し得る物質を付加し、使用す
ることもできる。この例として、紫外線透過性物質(母
材)、例えば、石英ガラス上に光電子を放出し得る物質
としてAuを薄膜状に付加して用いることもできる(
開平4−171062号公報)。これらの材料の使用形
状は、板状、プリーツ状、曲面状、網状等何れの形状で
もよいが、紫外線の照射面積及び処理空間との接触面積
の大きな形状のものが好ましい。
【0019】特に、光電子放出材として、スクリーン状
の光電子放出材を用いる場合は、気体通気性でかつ紫外
線の照射面積が広いものであればいずれでもよく、使用
形状は、通常金網状、ハニカム状、線状、格子状、繊維
状のものが圧損が少なく、加工性がよいことから好まし
い。光電子放出材からの光電子の放出は、本発明者がす
でに提案したように、反射面、曲面状の反射面等を適宜
用いることで効果的に実施することが出来る(特開昭6
3−100955号公報)。光電子放出材や反射面の形
状は、装置の形状、構造あるいは希望する効率等により
異なり、適宜決めることができる。光電子放出材は、電
場下で紫外線照射することにより光電子の放出が効果的
となる。
【0020】電場における荷電については、本発明者等
がすでに提案している(例、特開昭61−178050
号、特開昭62−244459号各公報、特開平2−2
99279号公報)。該電場電圧は0.1V/cm〜2kV
/cmである。光電子放出材として、スクリーン状光電子
放出材を用いた場合は、電場電圧は微弱でよく、100
V/cm以下、通常20V/cm以下で効果的である。好適
な電場の強さは、利用分野、条件、装置形状、規模、効
果、経済性等で適宜予備試験や検討を行い決めることが
出来る。
【0021】荷電微粒子の捕集材(集じん材)は、荷電
微粒子が捕集できるものであればいずれでも使用でき
る。通常の荷電装置における集じん板、集じん電極各種
電極材や静電フィルター方式が一般的であるが、スチー
ルウール電極、タングステンウール電極のような捕集部
自体が電極を構成するウール状構造のものも有効であ
る。エレクトレット材も好適に使用できる。また、本発
明者がすでに提案したイオン交換フィルター(又は繊
維)を用いて捕集する方法も有効である(特開昭63−
54959号、同63−77557号、同63−846
56号各公報)。捕集は、これらの捕集方法を単独で、
又はこれらの方法を2種類以上組合せて適宜用いること
が出来る。
【0022】電場用電極材は、通常の荷電装置に使用さ
れているものが好適に使用できる。すなわち、周知のも
のが使用できる。電場用電極材は、荷電微粒子捕集材
(集じん材)と兼ねてあるいは一体化し、用いることが
できる。例えば、上述荷電微粒子捕集材の内、集じん板
や集じん電極あるいはスチールウール電極、タングステ
ンウール電極のようなウール状電極材等の各種電極材
は、電場用電極材と、荷電微粒子の捕集を兼ねてできる
ので好ましい。
【0023】また、上述適宜の電場用電極材にエレクト
レット材あるいはイオン交換フィルタなど電極材以外の
材料(微粒子の捕集に特徴がある材料)を一体化し用い
ることができる。空気中(空間中)の微粒子への荷電方
式として、荷電部に電場を形成して荷電する方式につい
て説明したが、電場を形成しないで光電子放出材に紫外
線を照射することにより、光電子を放出せしめ、気体中
の微粒子を荷電せしめることができる。
【0024】
【作用】本発明において、紫外線照射と複合酸化物系触
媒とを併用してガス状有害成分を除去して気体を清浄化
する機構は十分に解明されていないが、ガス状有害成分
の紫外線による光化学反応と、オゾンから生成した酸素
活性種による反応、及びガス状有害成分と該酸素活性種
を含む気体を複合酸化物系触媒に通すことによる該複合
酸化物系触媒表面における吸着・分解作用により、気体
中の有害成分が効果的に分解除去され、清浄化される。
【0025】なお、紫外線照射により、発生したオゾン
は上述のように、活性な物質に変換されるが、極く一部
の残存オゾンは複合酸化物系触媒により完全に分解・除
去され、出口気体にはオゾンは含まれない。また、ある
種のオゾナイザでは、O3 発生だけでなく、NOxも同
時に発生するが、本発明のUVランプによるものではN
Oxの生成は認められない。また、NOxが生じたとし
ても複合酸化物系触媒により除去される。
【0026】すなわち、本発明の清浄方法におけるガス
状有害成分の除去では、紫外線による光化学反応、オゾ
ン発生、酸素活性種発生と、オゾン分解性能、有害成分
に対する吸着・分解性能を併せ持つ複合酸化物系触媒を
組合せたことにより、有害成分が効果的に除去できるも
のである。この触媒の作用は、詳しくは触媒表面上に、
まず被処理物質が吸着し、次いでこれらが触媒作用によ
り分解が行われる。したがって、単なる吸着・分解を越
えた作用がある。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されない。参考 例1 医院の待合室にタバコ臭を脱臭するガス状有害成分除去
装置を設置した概略構成図を図1に示す。図1におい
て、待合室1には、喫煙2によりタバコ煙3が発生して
おり、空気清浄装置4が設置されてタバコ臭が脱臭され
る。該装置4は、主に前処理フィルタ部5、タバコ臭成
分の捕集分解部6及びファン部7より構成されており、
タバコ臭3を含む被処理空気8は装置4内を矢印9の方
向に流れ、脱臭処理された清浄空気が矢印10の方向に
吐出される。
【0028】夫々の構成部について説明する。前処理フ
ィルタ部5では、主にタバコ煙中のタール分や粒子状物
質の捕集・除去を行う。該フィルタ部5の構成材として
は、ガラス繊維や天然繊維、合成繊維を適宜の形状で充
填したり、あるいはそれらを紙状に抄いたもの、またそ
れらの織布や紙を用いることができる。この例では、紙
状に抄いたガラス繊維を波形に成形して用いている。タ
ールや粒子状物質の後方への流出は、後方の捕集分解部
6の構成材を劣化させるので、極力少なくすることが好
ましい。
【0029】捕集分解部6は、紫外線源11及び複合酸
化物系触媒12により構成され、タバコ臭成分がここで
除去される。この例では紫外線源11は低圧水銀灯を用
い、また複合酸化物系触媒はハニカム状二酸化マンガン
系触媒(MnO2 /TiO2−C)を用いている。ファ
ン部7には、ファンが設置されており、被処理空気8を
吸引し、処理された清浄化空気を吐出するものである。
【0030】参考例2 ガス状有害成分と粒子状物質の除去を同一の空気清浄装
置で行う概略構成図を図2に示す。図2において、待合
室1には、喫煙2により、タバコ臭3が発生(臭気と粒
子状物質が発生)しており、空気清浄装置4が設置さ
れ、タバコ臭及び微粒子の除去が行われている。本装置
4は、主に前処理フィルタ部5、有害ガスと微粒子の捕
集分解部6及びファン7により構成されており、タバコ
煙と微粒子を含む被処理空気8は、装置4内を矢印9の
方向に流れ、脱臭及び除塵処理された清浄空気は矢印1
0の方向に吐出される。
【0031】上記の捕集分解部6は、紫外線ランプ1
1、光電子放出材13、電極及び荷電微粒子捕集材1
4、複合酸化物系触媒12により構成されており、前記
の紫外線ランプ11、光電子放出材13、電極及び荷電
微粒子捕集材14により、空気中の微粒子が放出された
光電子により荷電され、荷電微粒子捕集材に捕集・除去
され、また、紫外線ランプ11と複合酸化物系触媒12
により、前記実施例1と同様に主にタバコ臭成分が吸着
・分解により除去される。上記において、光電子放出材
13は、Cu−Zn材にAuメッキしたものを用いてお
り、電極14により電場電圧は100V/cmで荷電され
ている。
【0032】また、電極材14は網状で用い、電場用電
極と荷電微粒子捕集材とを兼ねている。このような構成
により、空気中の微粒子は光電子により荷電されて荷電
微粒子となり、荷電微粒子が電極材に捕集されて清浄化
される。また、紫外線源として短波長紫外線(例184
nm)の照射により、空気中のガス状有害成分の一部が粒
子状物質に変換されるので、該物質も同様に捕集・除去
される。この短波長紫外線による有害ガスの捕集・除去
については、本発明がすでに提案(特開平4−2435
17号特開平5−96125号各公報)により、適宜
の条件で利用することができる。
【0033】上記のように、この実施例では、タバコ臭
成分は紫外線と複合酸化物系触媒の作用と、紫外線と光
電子による荷電捕集作用により除去されるので、より効
果的に捕集・除去することができる。なお、この例でも
紫外線ランプは低圧水銀灯であり、複合酸化物系触媒は
二酸化マンガン系触媒(MnO2 /ZrO−C)であ
る。
【0034】参考例3 ガス状有害成分と粒子状物質の除去を同一の空気清浄装
置で行う他の概略構成図を図3に示す。図3において
は、図2における捕集分解部6が相違するのみで、前処
理フィルタ部5等の他の同一符号は同じ意味、作用を有
する。上記の捕集分解部6は、紫外線ランプ11、網状
の光電子放出材13、荷電微粒子捕集材15、複合酸化
物系触媒12により構成されており、前記の紫外線ラン
プ11、光電子放出材13、荷電微粒子捕集材15によ
り、空気中の微粒子が紫外線照射により放出された光電
子から生じた負イオンにより荷電され、荷電微粒子捕集
材に捕集・除去され、また、紫外線ランプ11と複合酸
化物系触媒12により、タバコ臭や有害ガス成分が吸着
・分解により除去される。
【0035】捕集分解部6では、網状の光電子放出材1
3に紫外線ランプ11からの紫外線が照射されている。
該照射の作用及び網状光電子放出材13を通り抜ける空
気の流れ9−1の作用により光電子が効果的に放出され
る。該光電子は非常に活性であるので共存する水や酸素
に電荷を与え負イオンが生成する。該負イオンによりタ
バコ臭成分や微粒子は負に荷電され、荷電微粒子は後方
の荷電微粒子捕集材15に捕集される。ここでの光電子
放出材は金網状金属母材にITOとZn、Sn、Pbを
被覆したものである。
【0036】捕集分解部6で有害ガスは、主に紫外線ラ
ンプによる紫外線エネルギーと生成オゾン及び複合酸化
物系触媒12による分解作用により分解され、タバコ臭
成分がここで除去される。この例では紫外線源11は低
圧水銀灯を用い、また複合酸化物系触媒はハニカム状二
酸化マンガン系触媒(MnO2 /TiO2 −C)を用い
ている。図4に、図3における捕集分解部6に電場形成
用の電極(Cu−Zn)14を設けた概略構成図を示
す。電極14を設けた以外はすべて図3と同一である。
ここで電場の強さは5V/cmである。
【0037】実施例 クリーンルーム内に空気清浄装置を設置し、有害ガスと
微粒子を同一装置で捕集・除去する概略構成図を図5に
示す。図5において、クラス10000(>0.1μ
m)のクリーンルーム21には、作業22によりNO
x、NH3 、H2 S等の有害ガスと微粒子23が発生し
ており、空気清浄装置4が設置され、該有害ガスと微粒
子の捕集・除去が行われている。該装置4は、主に前処
理フィルタ部5、有害成分23(有害ガス及び微粒子)
の捕集分解部6及びファン部7により構成されており、
有害成分23を含む被処理空気8はファン部7のファン
により、装置4内を矢印9の方向に流れ、処理された清
浄空気は矢印10の方向に吐出される。
【0038】夫々の構成部について説明する。前処理フ
ィルタ部5は、粗フィルタが充填されており、吸引空気
8中の荒い粒子が除去される。ここでは空気抵抗の少な
いガラス繊維を主体としたフィルタが用いられている。
有害成分の捕集分解部6は、紫外線ランプ11、光電子
放出材13、電場用電極14、荷電微粒子捕集材として
の集塵板15及び複合酸化物系触媒12により構成され
ている。
【0039】夫々の構成部の作用は、上述実施例のごと
くであり、微粒子は電場下で紫外線照射された光電子放
出材からの光電子により荷電され、荷電微粒子は集塵板
15により捕集除去される。一方作業22より発生した
有害ガスであるNOx、NH3 、H2 Sは主として紫外
線ランプと複合酸化物系触媒の作用により除去される。
一方、クリーンルームの空気中に含まれる炭化水素
(H.C)(外気より混入したH.C)は、主として紫
外線により微粒子化され、光電子により荷電され、集塵
板15で捕集・除去される。
【0040】このようにして、清浄化された空気10
は、微粒子が除去されクラス10以下となり、NOx、
NH3 、H2 S、HCのような有害ガスは通常の大気濃
度レベルの1/10以下まで除去されている。この空気
は上述のごとく有害成分が除去されているので、ウェハ
や液晶基板に暴露してもよい。本例は、半導体のクリー
ンルームにおける空気清浄に利用したものである。参考
例1〜3における各構成部の位置は何ら限定されるもの
でなく、利用分野、装置規模、構成部の使用条件、形状
などにより、適宜の位置に設置できるが、参考例3のご
とく、半導体のような先端産業における空間の清浄化に
用いる場合のファン部の位置は少なくとも除塵部の前方
が好ましい。すなわち、先端産業ではファンの作動によ
り発生する微粒子も除去対象となるためである。
【0041】実施例 図6は、実施例の図5に示した空気清浄装置におい
て、捕集・分解部に、更に有害ガス吸着材として活性炭
充填層16を設けた概略構成図を示す。すなわち、クラ
ス10,000のクリーンルーム21には、作業22に
よりNOx、NH3 、H2 S、サルファイト(有害ガ
ス)と微粒子23が発生しており、空気清浄装置4によ
り該有害ガス及び微粒子の捕集・除去が行われている。
【0042】本装置4は主に前処理フィルタ部5、有害
成分(有害ガス及び微粒子)の捕集分解部6及びファン
部7により構成されており、有害成分23を含む被処理
空気8は、ファン部7のファンにより本装置4内を矢印
9の方向に流れ、処理された清浄空気は矢印の方向10
に吐出される。主な構成部の作用は参考例3と同様であ
り、半導体のクリーンルームにおける空気清浄に利用で
きる。ここで、11:紫外線ランプ、13:光電子放出
材、14:電極、12:二酸化マンガン系触媒、15:
集塵板である。
【0043】実施例 図7に、クリーンルーム内に、別の空気清浄装置を設置
した概略構成図を示す。図7において、符号21、2
2、23、4、5、7、8、10、11、12はすべ
て、前記実施例の図5と同じ意味を持つ。そして、1
7はHFPAフィルタである。
【0044】有害ガス23を含む被処理空気8は、上記
記号で説明した空気清浄装置4を通すことにより、粗い
粒子が粗フィルタ5で除去され、有害ガス成分が紫外線
ランプ11と二酸化マンガン系触媒12で除去され、微
粒子がHEPAフィルタ17で除去され、出口10は清
浄化空気となる。得られた空気はウェハや液晶基板に暴
露しても品質に影響がない位の高清浄となる。図8は、
図7において、二酸化マンガン系触媒の後方に、更に活
性炭16を設置した場合の概略構成図を示す。発生有害
ガスに中性ガスを含む場合など活性炭層を設けると効果
的である。
【0045】実施例 図9は、実施例の図5における捕集分解部6におい
て、光電子放出材として金網状の光電子放出材を用いた
もので、同じ符号は同一の意味を持つ。有害成分の捕集
分解部6は、紫外線ランプ11、金網状の光電子放出材
13荷電微粒子捕集材としての集塵板15及び複合酸化
物系触媒12により構成されている。上記光電子放出材
13は、金網状Cu−ZnにZn、Pb、Snを主成分
とする化合物を被覆したものであり、複合酸化物系触媒
12はハニカム状二酸化マンガン系触媒(MnO2 /T
iO2 −C)を用いている。
【0046】夫々の構成部の作用は、前記した実施例と
同様であり、微粒子は網状光電子放出材13の紫外線ラ
ンプ11による照射と気流9−1の作用により生成され
た光電子から生ずる負イオンにより効果的に荷電され、
荷電微粒子は集塵板15により捕集除去される。一方作
業22より発生した有害ガスであるNOx、NH3 、H
2 Sは主として紫外線ランプと複合酸化物系触媒の作用
により除去される。一方、クリーンルームの空気中に含
まれる炭化水素(H.C)(外気より混入したH.C)
は、紫外線により微粒子化され、光電子により荷電さ
れ、集塵板13で捕集・除去される。また一部のH.C
は紫外線と複合酸化物系触媒の作用により、低分子量に
切断され、クリーンルーム内のウェハや液晶に悪影響を
及ぼさないH.Cとなる。図10は、図9における捕集
分解部6に電場形成用の電極(Cu−Zn)14を設け
た概略構成図を示す。電極14を設けた以外はすべて図
9と同一である。ここでは電場の強さは、10V/cmで
ある。
【0047】実施例 クリーンルーム内に空気清浄装置(クリーン空気供給装
置)を設置し、有害ガスと微粒子を同一の装置で捕集・
除去する概略構成図を図11に示す。すなわち、クラス
10,000のクリーンルーム21には、作業22によ
りNOx、NH3 、H2 S、サルファイト(有害ガス)
と微粒子23が発生しており、空気清浄装置4により該
有害ガス及び微粒子の捕集・除去が行われている。本装
置4は主に前処理フィルタ5−1、有害成分(有害ガス
及び微粒子)の捕集分解部6、ファン7−1及びその側
面に紫外線ランプ11、金網状光電子放出材13、前処
理フィルタ5−2、ファン部7−2より成る負イオン発
生部Aにより構成されており、有害成分23を含む被処
理空気8は、ファン7−1により本装置4内を矢印9−
1の方向に流れ、処理された清浄空気10が得られる。
【0048】微粒子の荷電・捕集は、空気清浄装置4の
側面に設置された主に粗フィルタ5−2、ファン7−
2、紫外線ランプ11、光電子放出材13より成る負イ
オン供給部Aからの負イオンが空気清浄装置の本流に供
給されることにより実施される。クリーンルーム内の微
粒子と有害ガスを含む空気8はファン7−1により粗フ
ィルタ5−1を介して有害成分(有害ガス及び微粒子)
の捕集分解部6における微粒子の荷電部Bに送られる。
【0049】一方、負イオン供給部Aでは、網状の光電
子放出材13により紫外線11から紫外線が照射され、
光電子放出材の表面に光電子が放出される。該光電子
は、非常に活性なため網状の光電子放出材の裏面より導
入される空気中の微量の水分や酸素に接触し、該空気の
流れ9−2により、該光電子放出材の表面方向に空気負
イオンが効果的に生成する。この様にして生成した負イ
オンは、有害成分の捕集分解部6における荷電部Bに供
給され、ここで微粒子が荷電される。帯電微粒子は、後
流の荷電微粒子捕集材(集塵板)15にて捕集される。
【0050】また、有害ガス(NOx、NH3 、H2
S、サルファイド等)の除去は、負イオン発生部Aにお
いて紫外線ランプ11の照射により生じたオゾン及び該
オゾンと光電子や負イオンにより生じた酸素活性種が空
気清浄装置の本流に供給されることにより実施され、該
オゾン及び/又は該酸素活性種と後方の複合酸化物系触
媒12により、上記の実施例のように分解処理され、清
浄空気10が得られる。上記の金網状光電子放出材は、
金網状Cu−ZnにITOとZn、Sn、Pbを被覆し
たものであり、複合酸化物系触媒はハニカム状二酸化マ
ンガン(MnO2 /ZrO−C)である。
【0051】このように清浄化された空気10は、微粒
子が除去されクラス1以下となり、NOx、NH3 、H
2 S、サルファイトは通常の大気濃度レベルの1/10
以下まで除去されている。上記のように、光電子放出材
と紫外線ランプを空気清浄装置の本流内部に直接設置し
ないで側面に設置するのは、本発明で用いる紫外線ラン
プには、オゾンを発生させるため、少なくとも一部に低
波長紫外線(例184nm)を有している。このため、本
流のガス成分に水分やSO2 など活性な成分が高濃度含
まれると、該紫外線照射によりガス成分から数nmないし
それ以下の極く微細な超微粒子が発生してしまうことが
ある。
【0052】すなわち、入口処理気体が、この様なガス
組成で該成分を高濃度含み、上記のように発生した微細
な超微粒子が利用分野で障害となる場合は、適宜この例
のように負イオン供給部(及びオゾン発生部)を装置本
体の側面に付設して、微粒子の荷電のための負イオンの
発生と有害ガス処理のためのオゾン発生を行うことがで
きる。低波長紫外線照射による該超微粒子の発生は、紫
外線の波長、照射時間、ガス成分、濃度など照射条件に
よるので、該超微粒子が障害となる場合は適宜予備試験
を行い、本構成の実施について適宜決めることができ
る。図12は、図11における負イオン供給部Aに電場
形成用の電極(Cu−Zn)14を設けた概略構成図を
示す。電極14を設けた以外は図1と同一である。ここ
での電場の強さは5V/cmである。
【0053】参考 図1の有害成分除去装置を用いた脱臭効果を以下に示
す。用いた紫外線源は低圧水銀灯、複合酸化物系触媒は
二酸化マンガン系触媒(MnO2 /TiO2 −C)であ
る。空気清浄装置4を設置した待合室1の体積は約24
3 であり、該装置内の空気流量は0.5m3 /分とし
た。前処理フィルタ5の直下約1mの位置で10本タバ
コを喫煙したとき、該フィルタ直前の位置8で採取した
サンプル空気の臭気濃度は官能試験(3点比較臭袋法)
で500であった。また、NH3 とNOxを測定したと
ころ夫々5ppm 、2ppm であった。
【0054】この空気を空気清浄装置を運転して清浄化
すると装置出口直後の位置10における空気の臭気濃度
は官能試験で最大でも10以下であった。また、ここで
の吐出空気には目視ではタバコ煙は認められなかった。
またNH3 とNOx濃度は、夫々<0.1ppm 、<0.
05ppm であった。上述の如き臭気濃度500のタバコ
臭が空気清浄装置により最大でも10以下になるという
ことは、無臭空気により50倍以上に希釈したものと同
等と言え、本装置がタバコ臭及びタバコ煙の除去に有効
であることが分かる。
【0055】参考 図2に示した空気清浄装置を用いて、下記のタバコ煙を
吸込口より5リットル/min で導入し、出口における各
成分及び臭気濃度を測定した。 タバコ煙(臭) ; 発生法 : タバコ煙発生器で発生 臭気濃度 : 300 微粒子濃度 : 12億個/ft3 アンモニア : 5ppm NOx : 2ppm
【0056】 空気清浄装置の大きさ ; 30×30×40cm 紫外線源 ; 低圧水銀灯 10W 電 極 ; Cu−Zn材にAuメッキ 光電子放出材 ; Cu−Zn材にAuメッキ 電場の強さ ; 100V/cm 複合酸化物系触媒 ; 二酸化マンガン系触媒
【0057】 測定法 ; 臭気濃度 : 官能試験 微粒子濃度 : パーティクルカウンタ アンモニア濃度 : 化学分析 NOx : ケミルミ式NOx計結 果 ; 出口における測定値 臭気濃度 : <10 微粒子濃度 : 4,000個/ft3 アンモニア : <0.5ppm NOx : <0.01ppm
【0058】参考 図3に示した空気清浄装置を用いて、下記のタバコ煙を
吸込口より5リットル/min で導入し、出口における各
成分及び臭気濃度を測定した。 タバコ煙(臭) ; 発生法 : タバコ煙発生器で発生 臭気濃度 : 500 微粒子濃度 : 13億個/ft3 アンモニア : 5ppm NOx : 3ppm
【0059】 空気清浄装置の大きさ ; 30×30×40cm 紫外線源 ; 低圧水銀灯 10W 光電子放出材 ; 金網状Cu−ZnにITOとZn、Pb、Snを蒸着。 複合酸化物系触媒 ; 二酸化マンガン系触媒(MnO2 /TiO2 −C) 荷電微粒子の捕集材 ; Cu−Zn電極 測定法 ; 臭気濃度 : 官能試験 微粒子濃度 : パーティクルカウンタ アンモニア濃度 : 化学分析 NOx : ケミルミ式NOx計
【0060】結 果 ; 出口における測定値 臭気濃度 : <10 微粒子濃度 : 4,000個/ft3 アンモニア : <0.5ppm NOx : <0.01ppm
【0061】実施例 参考における光電子放出材からの光電子の放出を図
4のように電場下で行った。他は参考と同様に行
い、測定した。 電場用電極 ; 金網状Cu−Zn材にAuメッキ 電場の強さ ; 5V/cm結 果 ; 出口における測定値 臭気濃度 : <10 微粒子濃度 : 1,000個/ft3 アンモニア : <0.5ppm NOx : <0.01ppm
【0062】実施例 図5に示した空気清浄装置を液晶工場における乾燥用の
供給空気の清浄化に適用した例を示す。空気清浄装置
は、クラス10,000の室に設置され、近傍では、酸
及びアルカリ洗浄によりNH3 、NOxが発生してい
る。この様なクリーンルーム内空気を、液晶製造プロセ
スの乾燥工程への供給空気用に精製(清浄化)するため
に図5の空気清浄装置が設置されており、微粒子や有害
ガスによる汚染の程度をガラス基板への接触角の増加で
調べた。
【0063】接触角とは、表面の汚染の程度を示すもの
であり、表面のぬれ性を表わす角度で表現され、接触角
が高いと汚染されており、逆に接触角が低いと汚染され
ていない。 クリーンルーム ; クラス10,000(>0.1μm) 粗フィルタ ; ガラス繊維製前処理用フィルタ 紫外線源 ; 低圧ランプ 10W 光電子放出材 ; Cu−Zn材にAuメッキ 電 極 ; Cu−Zn材にAuメッキ
【0064】 荷電微粒子捕集材 ; 静電フィルタ 複合酸化物系触媒 ; 二酸化マンガン系触媒 空気清浄装置大きさ ; 30×30×40cm 室内のNH3 とNOx濃度(発生源より3m) NH3 ; 10ppm NOx; 5ppm 効果の判定は、空気清浄装置出口の空気をガラス基板に
暴露し、接触角計を用いて、基板上の接触角増加につい
て調べることで行った。
【0065】結 果 本発明により処理した空気を200時間ガラス基板に暴
露したときの接触角(○印)を図13に示す。図13に
は、比較としてクリーンルームの空気をそのまま暴露し
たもの(●印)、図5から光電子放出材と電極材、静電
フィルタを外したもの(△印)、又は図5から二酸化マ
ンガン系触媒のみを外したもの(▲印)を併せて示す。
なお、図13中↓は検出限界4度以下を示す。
【0066】実施例 図9に示した空気清浄装置をクラス1,000のクリー
ンルームの液晶工場における保管庫(ストッカ)用の供
給空気の清浄化に適用した例を示す。空気清浄装置は、
クラス1,000の室に設置され、近傍では、酸及びア
ルカリ洗浄によりNH3 、NOxが発生している。この
様なクリーンルーム内空気を、液晶製造プロセスの乾燥
工程への供給空気用に精製(清浄化)するために図9の
空気清浄装置が設置されており、微粒子や有害ガスによ
る汚染の程度をガラス基板への接触角の増加で調べた。
【0067】接触角とは、表面の汚染の程度を示すもの
であり、表面のぬれ性を表わす角度で表現され、接触角
が高いと汚染されており、逆に接触角が低いと汚染され
ていない。 クリーンルーム ; クラス1,000(>0.1μm) 粗フィルタ ; ガラス繊維製前処理用フィルタ 紫外線源 ; 低圧ランプ 10W 光電子放出材 ; 金網状Cu−ZnにITOとZn、Pb、Snを蒸着被覆
【0068】 荷電微粒子捕集材 ; 静電フィルタ 複合酸化物系触媒 ; 二酸化マンガン系触媒(MnO2 /TiO2 −C) 空気清浄装置大きさ ; 30×30×40cm 室内のNH3 とNOx濃度(発生源より3m) NH3 ; 10ppm NOx; 5ppm 効果の判定は、空気清浄装置出口の空気1リットル/mi
n をガラス基板に暴露し、接触角計を用いて、基板上の
接触角増加について調べることで行った。結 果 実施例の結果とほぼ同一の結果が得られた。
【0069】実施例 実施例における光電子放出材からの光電子放出を図1
0のごとく、電場下で行い、実施例と同様に調べた。 電場用電極材 ; 金網状Cu−ZnにAuメッキ 電場の強さ ; 1V/cm
【0070】結 果 本発明により処理した空気を200時間ガラス基板に暴
露したときの接触角(○印)を図14に示す。図14に
は、同様に比較としてクリーンルームの空気そのまま暴
露(●印)、図9から光電子放出材と電極、静電フィル
タを外したもの(△印)、又は図9から二酸化マンガン
系触媒のみを外したもの(▲印)を併せて示す。
【0071】実施例1 図11に示した空気清浄装置を半導体工場における乾燥
用装置の供給空気の清浄化に適用した例を示す。空気清
浄装置は、クラス10,000の室に設置され、近傍で
は、酸及びアルカリ洗浄によりNH3 、NOxが発生し
ている。この様なクリーンルーム内空気を、液晶製造プ
ロセスの乾燥工程への供給空気用に精製(清浄化)する
ために図11の空気清浄装置が設置されており、微粒子
や有害ガスによる汚染の程度をウェハ基板への接触角の
増加で調べた。
【0072】接触角とは、表面の汚染の程度を示すもの
であり、表面のぬれ性を表わす角度で表現され、接触角
が高いと汚染されており、逆に接触角が低いと汚染され
ていない。ppm 濃度レベルのNH3 やNOx及び室内濃
度レベルのH.Cは、接触角増加をもたらす。 クリーンルーム ; クラス10,000(>0.1μm) 粗フィルタ ; ガラス繊維製前処理用フィルタ 紫外線源 ; 低圧ランプ 10W
【0073】 光電子放出材 ; 金網状Cu−ZnにITOとZn、Pb、Snを蒸着被覆 荷電微粒子捕集材 ; 電極(Cu−Zn材) 複合酸化物系触媒 ; 二酸化マンガン系触媒(MnO2 /TiO2 −C) 空気清浄装置大きさ ; 30×30×40cm 室内のNH3 とNOx濃度(発生源より3m) NH3 ; 10ppm NOx; 5ppm 室内のH.C濃度 ; ノンメタンとして0.5〜0.
8ppm効果の判定は、空気清浄装置出口の空気1リッ
トル/min をウェハ基板に暴露し、接触角計を用いて、
基板上の接触角増加について調べることで行った。
【0074】結 果 本発明により処理した空気を200時間ガラス基板に暴
露したときの接触角(○印)を図15に示す。図15に
は、同様に比較としてクリーンルームの空気そのまま暴
露(●印)、図11から光電子放出材と電極を外したも
の(△印)、又は図11から二酸化マンガン系触媒のみ
を外したもの(▲印)を併せて示す。なお、図15中↓
は検出限界4度以下を示す。
【0075】実施例1 実施例1における光電子放出材からの光電子の放出を
図12のごとく、電場下で行い、実施例1と同様に調
べた。 電場用電極材 ; 金網状Cu−ZnにAuメッキ 電場の強さ ; 5V/cm結 果 本発明により処理した空気を200時間ウェハ基板に暴
露したときの接触角(○印)と、クリーンルームの空気
そのまま暴露(●印)したときの接触角を図16に示
す。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1)気体を清浄化するに当り、該気体を紫外線照射
後、複合酸化物系触媒に通すことにより、 (a)気体中の有害成分が紫外線による光化学反応、
オゾン及びオゾンからの酸素活性種による該活性物質
との反応、複合酸化物系触媒との吸着・分解反応、
複合酸化物系触媒上での酸素活性種との分解反応などに
より効果的に極く低温度まで処理(除去)された。 (b)上記より、オゾンや酸素活性種を含むので殺菌さ
れた気体となる。 (c)紫外線源に殺菌線(254nm)を有する紫外線を
用いると処理気体は一層確実に殺菌される。 (d)超高清浄な気体が得られた。
【0077】(2)(1)において、紫外線源の近傍に
光電子放出材及び電極材を設置することにより、 (a)別に装置を設置することなく、微粒子の除去が同
時にできた。 (b)光電子放出材による放出光電子で発生オゾンから
の酸素活性種の生成が効果的になった。 (3)(1)、(2)より、 (a)有害ガスと有害な粒子状物質(微粒子)が1つの
装置で除去できた。 (b)実用性が向上し適用範囲が広がった。
【0078】(4)光電子放出材の形状を気体通気性と
し、裏面より表面に向けて気体を通すことにより、 (a)光電子放出材表面に生じた光電子を効率よく負イ
オンとなし、表面方向に効果的に放出させることができ
た。 (b)(a)により気体処理装置の側面に個別に負イオ
ン発生部を設けることができたので、処理気体の性状に
かかわらず、適宜に負イオン、オゾン及び/又は酸素活
性種を処理気体に供給できた。すなわち、低波長紫外線
の照射により極く微細な超微粒子の発生をもたらす水分
やSO2 など活性な成分が高濃度含有する場合であって
も該発生をなくして実施できるので、利用分野によって
は実用上有効な処理となった。 (c)実用性が向上し、適用範囲が広がった。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1に用いた清浄化装置を示す概略構成
図。
【図2】参考例2に用いた清浄化装置を示す概略構成
図。
【図3】参考例3に用いた清浄化装置の一例を示す概略
構成図。
【図4】参考例3に用いた清浄化装置の他の例を示す概
略構成図。
【図5】本発明の清浄化装置の一例を示す概略構成図。
【図6】本発明の清浄化装置の一例を示す概略構成図。
【図7】本発明の清浄化装置の一例を示す概略構成図。
【図8】本発明の清浄化装置の一例を示す概略構成図。
【図9】本発明の清浄化装置の一例を示す概略構成図。
【図10】本発明の清浄化装置の一例を示す概略構成
図。
【図11】本発明の清浄化装置の一例を示す概略構成
図。
【図12】本発明の清浄化装置の一例を示す概略構成
図。
【図13】実施例の結果の暴露時間と接触角の関係を
示すグラフ。
【図14】実施例の結果の暴露時間と接触角の関係を
示すグラフ。
【図15】実施例1の結果の暴露時間と接触角の関係
を示すグラフ。
【図16】実施例1の結果の暴露時間と接触角の関係
を示すグラフ。
【符号の説明】
1:待合室、2:タバコ、3:タバコ煙、4:空気清浄
装置、5:前処理フィルタ部、6:捕集分解部、7:フ
ァン部、8:被処理空気、9:空気流れ、10:清浄空
気、11:紫外線源、12:複合酸化物系触媒、13:
光電子放出材、14:電極兼荷電微粒子捕集材、15:
集塵板、16:活性炭層、17:HFPAフィルタ、2
1:クリーンルーム、22:作業、23:有害ガスと微
粒子、A:負イオン発生部、B:微粒子の荷電部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B01D 53/38 B01D 53/34 116F 53/74 53/36 ZABF 53/86 ZAB (56)参考文献 特開 昭63−77557(JP,A) 特開 平5−328897(JP,A) 特開 平2−10034(JP,A) 特開 平4−243517(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/34 - 53/96 B01D 53/32 A61L 9/20 B03C 3/38 F24F 3/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンルームにおける有害成分を含む
    気体の清浄方法において、該気体を紫外線照射して発生
    するオゾンと接触させた後、オゾン分解能及び有害物質
    吸着能をもつ複合酸化物系触媒と有害ガス捕集材とに接
    触させると共に、前記紫外線が真空紫外域(100〜2
    00nm)と遠紫外域(200〜300nm)の波長の
    両方の紫外線を有することを特徴とする気体の清浄方
    法。
  2. 【請求項2】 前記紫外線照射を光電子放出材の存在下
    に行い、発生する光電子による気体中の微粒子の除去を
    同時に行うことを特徴とする請求項1記載の気体の清浄
    方法。
  3. 【請求項3】 クリーンルームにおける有害成分を含む
    気体の清浄方法において、該気体を紫外線照射下でのス
    クリーン状光電子放出材から発生する光電子及びオゾン
    と接触させた後、オゾン分解能及び有害物質吸着能をも
    つ複合酸化物系触媒と有害ガス捕集材とに接触させると
    共に、前記紫外線が真空紫外域(100〜200nm)
    と遠紫外域(200〜300nm)の波長の両方の紫外
    線を有することを特徴とする気体の清浄方法。
  4. 【請求項4】 クリーンルームにおける有害成分を含む
    気体の清浄装置において、気体通路を有し、該気体通路
    に紫外線照射装置と複合酸化物触媒層及び有害ガス捕集
    材層とを順次設けると共に、前記紫外線照射装置が真空
    紫外域(100〜200nm)と遠紫外域(200〜3
    00nm)の波長の両方の紫外線を照射するものである
    ことを特徴とする気体の清浄装置。
  5. 【請求項5】 前記紫外線照射装置を設けた気体通路
    に、光電子放出材、電極材、及び荷電微粒子捕集材を備
    えたことを特徴とする請求項4記載の気体の清
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