JP3402076B2 - デジタル放送受信機用オンスクリーン合成回路 - Google Patents
デジタル放送受信機用オンスクリーン合成回路Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送受信
機に関するものである。
機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年発達してきた画像のデジタル圧縮符
号化技術を用いて、デジタル放送，ＤＳＭ（Ｄｉｇｉｔ
ａｌ Ｓｔｏｒａｇｅ Ｍｅｄｉａ）においてデジタル
圧縮画像復元装置を用いた各種機器が実用化され始めて
いる。
号化技術を用いて、デジタル放送，ＤＳＭ（Ｄｉｇｉｔ
ａｌ Ｓｔｏｒａｇｅ Ｍｅｄｉａ）においてデジタル
圧縮画像復元装置を用いた各種機器が実用化され始めて
いる。
【０００３】デジタル放送では、米国でのデジタル衛星
放送開始に続き、欧州や、日本を含むアジアなどでも、
デジタル衛星放送計画が進んでいる。
放送開始に続き、欧州や、日本を含むアジアなどでも、
デジタル衛星放送計画が進んでいる。
【０００４】従来、デジタル放送受信機は一般的に、図
３の様に構成される。図３は、デジタル放送受信機の一
例である標準的なデジタル衛星放送受信機の構成を示す
ブロック図である。
３の様に構成される。図３は、デジタル放送受信機の一
例である標準的なデジタル衛星放送受信機の構成を示す
ブロック図である。
【０００５】図３において、１００は、チューナ部で、
ＢＳ，ＣＳ等のＬＮＢからの中間周波から所望の物理チ
ャンネルを選択する。
ＢＳ，ＣＳ等のＬＮＢからの中間周波から所望の物理チ
ャンネルを選択する。
【０００６】１１０は復調装置、１２０は誤り訂正装置
で、選択された物理チャンネルからデジタル信号を再現
する。１３０は番組抽出分離装置で、多重されている複
数の番組から、所望の番組や番組情報を抽出するととも
に、圧縮信号デコードのためのシステムクロックの再生
を行う。１４０は圧縮画像復元装置（以下Ｖデコーダと
称す）で、符号化され圧縮された映像信号を復元する。
で、選択された物理チャンネルからデジタル信号を再現
する。１３０は番組抽出分離装置で、多重されている複
数の番組から、所望の番組や番組情報を抽出するととも
に、圧縮信号デコードのためのシステムクロックの再生
を行う。１４０は圧縮画像復元装置（以下Ｖデコーダと
称す）で、符号化され圧縮された映像信号を復元する。
【０００７】１５０はオンスクリーン合成装置で番組の
映像信号に、所望のオンスクリーン情報を多重する。
映像信号に、所望のオンスクリーン情報を多重する。
【０００８】１７０は圧縮音声信号復元装置（以下Ａデ
コーダと称す）で、符号化され圧縮された音声信号を復
元する。１６０は、映像信号エンコード装置で、映像信
号を所望の信号形式ＮＴＳＣ／ＰＡＬ等形式のベースバ
ンド信号にエンコードし、２１０のテレビモニタ，２１
５のＶＴＲ等に接続できるようにする。１８０は、マイ
コンで全体各部のシステム制御を行う。１９０はオンス
クリーン情報発生装置で、マイコン１８０からの制御に
より電子番組ガイド等、オンスクリーン情報を出力す
る。
コーダと称す）で、符号化され圧縮された音声信号を復
元する。１６０は、映像信号エンコード装置で、映像信
号を所望の信号形式ＮＴＳＣ／ＰＡＬ等形式のベースバ
ンド信号にエンコードし、２１０のテレビモニタ，２１
５のＶＴＲ等に接続できるようにする。１８０は、マイ
コンで全体各部のシステム制御を行う。１９０はオンス
クリーン情報発生装置で、マイコン１８０からの制御に
より電子番組ガイド等、オンスクリーン情報を出力す
る。
【０００９】２００は、ＩＣカードで、番組のスクラン
ブルを解くための暗号鍵複合や、視聴料金の管理等を行
う。以上のような構成により、番組は、テレビモニタ２
１０とＶＴＲ２１５に再現出力されることとなる。
ブルを解くための暗号鍵複合や、視聴料金の管理等を行
う。以上のような構成により、番組は、テレビモニタ２
１０とＶＴＲ２１５に再現出力されることとなる。
【００１０】さらに従来のデジタル放送受信機のオンス
クリーン合成部について、図４，図５を用いて説明す
る。図４は従来のデジタル放送受信機のオンスクリーン
合成の要部の構成を示すブロック図、図５はその動作を
説明するための信号波形図である。図４において、図３
と同様の構成部については同符号を符しておりここでは
説明を省略する。図４の１０１０は論理積装置、１０２
０はマイコンから出力されるオンスクリーン表示禁止信
号で、通常はＶＴＲ録画設定時等に有効とすることによ
り、誤って、録画中の映像信号にオンスクリーン情報が
多重されることを防止する。
クリーン合成部について、図４，図５を用いて説明す
る。図４は従来のデジタル放送受信機のオンスクリーン
合成の要部の構成を示すブロック図、図５はその動作を
説明するための信号波形図である。図４において、図３
と同様の構成部については同符号を符しておりここでは
説明を省略する。図４の１０１０は論理積装置、１０２
０はマイコンから出力されるオンスクリーン表示禁止信
号で、通常はＶＴＲ録画設定時等に有効とすることによ
り、誤って、録画中の映像信号にオンスクリーン情報が
多重されることを防止する。
【００１１】１０３０は、オンスクリーン情報選択信号
でオンスクリーン合成装置１５０では、この選択信号に
より番組へのオンスクリーン信号の多重を行う。１６５
はデジタルビデオエンコード装置１６０に内蔵されたコ
ピ−ガード装置で、垂直帰線期間あるいはバースト信号
にプロテクト信号を挿入することにより、番組によって
はＶＴＲに録画されるのを禁止する。
でオンスクリーン合成装置１５０では、この選択信号に
より番組へのオンスクリーン信号の多重を行う。１６５
はデジタルビデオエンコード装置１６０に内蔵されたコ
ピ−ガード装置で、垂直帰線期間あるいはバースト信号
にプロテクト信号を挿入することにより、番組によって
はＶＴＲに録画されるのを禁止する。
【００１２】以上のように構成されたオンスクリーン合
成部の動作について、図５を用いて説明する。まず、オ
ンスクリーン表示禁止信号１０２０が非アクティブすな
わちオンスクリーン表示期間の動作について説明する。
このとき、図に示すようにビデオデコーダ１４０からは
番組信号がＣＢi,Ｙi,ＣＲiと順次出力されている。こ
れに対し、オンスクリーン情報発生装置１９０のＹｓ出
力が図に示す様に、ＣＢi+1の位置からアクティブにな
りこのとき、オンスクリーン情報発生装置１９０では、
オンスクリーン情報ＣＢ，Ｙ，ＣＲを出力している。ま
た、このときオンスクリーン表示禁止信号１０２０は非
アクティブのため、図４の論理積装置１０１０からは、
図５のようにオンスクリーン情報発生装置１９０のＹｓ
出力がそのまま出力される。その結果オンスクリーン合
成装置１５０では、図５の様に論理積装置１０１０出力
がアクティブの期間のオンスクリーン合成を行い、デジ
タルビデオエンコード装置１６０へオンスクリーン映像
信号の合成されたデジタル映像信号を出力する。その結
果、デジタルビデオエンコード装置１６０からは図のよ
うにオンスクリーン情報の合成されたＹ，Ｃ信号が出力
されることとなる。
成部の動作について、図５を用いて説明する。まず、オ
ンスクリーン表示禁止信号１０２０が非アクティブすな
わちオンスクリーン表示期間の動作について説明する。
このとき、図に示すようにビデオデコーダ１４０からは
番組信号がＣＢi,Ｙi,ＣＲiと順次出力されている。こ
れに対し、オンスクリーン情報発生装置１９０のＹｓ出
力が図に示す様に、ＣＢi+1の位置からアクティブにな
りこのとき、オンスクリーン情報発生装置１９０では、
オンスクリーン情報ＣＢ，Ｙ，ＣＲを出力している。ま
た、このときオンスクリーン表示禁止信号１０２０は非
アクティブのため、図４の論理積装置１０１０からは、
図５のようにオンスクリーン情報発生装置１９０のＹｓ
出力がそのまま出力される。その結果オンスクリーン合
成装置１５０では、図５の様に論理積装置１０１０出力
がアクティブの期間のオンスクリーン合成を行い、デジ
タルビデオエンコード装置１６０へオンスクリーン映像
信号の合成されたデジタル映像信号を出力する。その結
果、デジタルビデオエンコード装置１６０からは図のよ
うにオンスクリーン情報の合成されたＹ，Ｃ信号が出力
されることとなる。
【００１３】次に、オンスクリーン表示禁止信号１０２
０がアクティブすなわちオンスクリーン表示禁止期間の
動作について説明する。このときもオンスクリーン情報
発生装置１９０のＹｓ出力は、アクティブになるが、こ
こでは、オンスクリーン表示禁止信号が有効であるため
論理積装置１０１０出力はアクティブとはならず、オン
スクリーン合成装置１５０ではオンスクリーン合成を行
わない。この結果、デジタルビデオエンコード装置１６
０のＹ，Ｃ出力はオンスクリーン合成されない番組映像
信号の出力を行う。
０がアクティブすなわちオンスクリーン表示禁止期間の
動作について説明する。このときもオンスクリーン情報
発生装置１９０のＹｓ出力は、アクティブになるが、こ
こでは、オンスクリーン表示禁止信号が有効であるため
論理積装置１０１０出力はアクティブとはならず、オン
スクリーン合成装置１５０ではオンスクリーン合成を行
わない。この結果、デジタルビデオエンコード装置１６
０のＹ，Ｃ出力はオンスクリーン合成されない番組映像
信号の出力を行う。
【００１４】このことにより、ＶＴＲ録画中等のオンス
クリーン表示禁止期間に、誤ってオンスクリーン合成を
行うことを防止する。
クリーン表示禁止期間に、誤ってオンスクリーン合成を
行うことを防止する。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によれば、例えばＶＴＲ録画中等オンスクリーン表示
禁止期間に番組表等をモニタにより確認することが出来
なくなる等の問題点を有していた。
成によれば、例えばＶＴＲ録画中等オンスクリーン表示
禁止期間に番組表等をモニタにより確認することが出来
なくなる等の問題点を有していた。
【００１６】
【課題を解決するための手段】上記課題に対し、本発明
のデジタル放送受信機用オンスクリーン合成回路は、オ
ンスクリーン表示禁止信号を出力する制御手段と、前記
オンスクリーン表示禁止信号に基づき復元されたデジタ
ル映像信号にオンスクリーン情報を合成あるいは非合成
をするオンスクリーン合成装置と、前記オンスクリーン
合成装置からの出力信号をアナログＹ／Ｃ信号に変換し
て記憶装置及び表示装置に出力するエンコード装置と、
前記制御手段からの信号によりオンスクリーン情報を合
成しないときには前記オンスクリーン情報の輝度信号を
アナログ信号に変換する変換手段と、オンスクリーン情
報を合成しないときには前記エンコード手段の輝度信号
出力を前記変換手段の出力信号に切り換えて前記表示装
置に出力する切り換え手段とを備え、本発明によれば、
ＶＴＲ録画中等において、録画用の番組映像信号にはオ
ンスクリーン合成画面を出すこと無く、モニタにおい
て、番組表等のオンスクリーン画面を出力することが可
能となる。
のデジタル放送受信機用オンスクリーン合成回路は、オ
ンスクリーン表示禁止信号を出力する制御手段と、前記
オンスクリーン表示禁止信号に基づき復元されたデジタ
ル映像信号にオンスクリーン情報を合成あるいは非合成
をするオンスクリーン合成装置と、前記オンスクリーン
合成装置からの出力信号をアナログＹ／Ｃ信号に変換し
て記憶装置及び表示装置に出力するエンコード装置と、
前記制御手段からの信号によりオンスクリーン情報を合
成しないときには前記オンスクリーン情報の輝度信号を
アナログ信号に変換する変換手段と、オンスクリーン情
報を合成しないときには前記エンコード手段の輝度信号
出力を前記変換手段の出力信号に切り換えて前記表示装
置に出力する切り換え手段とを備え、本発明によれば、
ＶＴＲ録画中等において、録画用の番組映像信号にはオ
ンスクリーン合成画面を出すこと無く、モニタにおい
て、番組表等のオンスクリーン画面を出力することが可
能となる。
【００１７】
【発明の実施の形態】本発明のデジタル放送受信機用オ
ンスクリーン合成回路は、輝度、色差信号形式のオンス
クリーン情報とオンスクリーン情報選択信号を発生する
オンスクリーン情報発生装置と、復元されたデジタル映
像信号に、前記御スクリーン情報発生装置の出力された
前記オンスクリーン情報を前記オンスクリーン情報選択
信号により多重するオンスクリーン合成装置と、前記オ
ンスクリーン合成装置から出力されるデジタル信号をア
ナログコンポジット映像信号あるいはアナログＹ／Ｃ信
号に変換して記憶装置及び表示装置に出力するデジタル
ビデオエンコード装置と、前記オンスクリーン情報発生
装置のデジタル輝度信号出力をアナログ信号に変換する
Ｄ／Ａ変換器と、オンスクリーン表示禁止信号を出力す
るマイコンと、前記オンスクリーン情報発生装置から出
力されるオンスクリーン情報選択信号と前記マイコンか
らのオンスクリーン表示禁止信号の論理積をとる第一の
論理積装置と、前記オンスクリーン表示禁止信号と前記
オンスクリーン情報選択信号の論理積をとる第２の論理
積装置と、前記Ｄ／Ａ変換器からのオンスクリーン情報
の輝度信号出力と前記デジタルビデオエンコード装置か
らの輝度信号出力とを前記第２の論理積装置の出力信号
に応じて切り替えて前記表示装置に出力するアナログス
イッチとを備え、ＶＴＲ非録画中等の通常の番組視聴時
には従来の通常のデジタルオンスクリーン合成を行い、
ＶＴＲ録画中等のオンスクリーン表示禁止期間において
は、オンスクリーン情報発生装置の輝度信号出力をＤ／
Ａ変換したオンスクリーン情報のアナログ輝度信号成分
をＴＶモニタへの輝度信号出力にアナログ合成すること
により、ＶＴＲへの映像信号出力にはオンスクリーン合
成を行わず、ＴＶモニタ信号にのみ、オンスクリーン合
成画面を出力するという作用を有する。
ンスクリーン合成回路は、輝度、色差信号形式のオンス
クリーン情報とオンスクリーン情報選択信号を発生する
オンスクリーン情報発生装置と、復元されたデジタル映
像信号に、前記御スクリーン情報発生装置の出力された
前記オンスクリーン情報を前記オンスクリーン情報選択
信号により多重するオンスクリーン合成装置と、前記オ
ンスクリーン合成装置から出力されるデジタル信号をア
ナログコンポジット映像信号あるいはアナログＹ／Ｃ信
号に変換して記憶装置及び表示装置に出力するデジタル
ビデオエンコード装置と、前記オンスクリーン情報発生
装置のデジタル輝度信号出力をアナログ信号に変換する
Ｄ／Ａ変換器と、オンスクリーン表示禁止信号を出力す
るマイコンと、前記オンスクリーン情報発生装置から出
力されるオンスクリーン情報選択信号と前記マイコンか
らのオンスクリーン表示禁止信号の論理積をとる第一の
論理積装置と、前記オンスクリーン表示禁止信号と前記
オンスクリーン情報選択信号の論理積をとる第２の論理
積装置と、前記Ｄ／Ａ変換器からのオンスクリーン情報
の輝度信号出力と前記デジタルビデオエンコード装置か
らの輝度信号出力とを前記第２の論理積装置の出力信号
に応じて切り替えて前記表示装置に出力するアナログス
イッチとを備え、ＶＴＲ非録画中等の通常の番組視聴時
には従来の通常のデジタルオンスクリーン合成を行い、
ＶＴＲ録画中等のオンスクリーン表示禁止期間において
は、オンスクリーン情報発生装置の輝度信号出力をＤ／
Ａ変換したオンスクリーン情報のアナログ輝度信号成分
をＴＶモニタへの輝度信号出力にアナログ合成すること
により、ＶＴＲへの映像信号出力にはオンスクリーン合
成を行わず、ＴＶモニタ信号にのみ、オンスクリーン合
成画面を出力するという作用を有する。
【００１８】（実施の形態１）以下、本発明の実施の形
態の一例を図１を参照しながら説明する。
態の一例を図１を参照しながら説明する。
【００１９】図１は本実施例におけるデジタル放送受信
機用オンスクリーン合成回路の要部の構成を示すブロッ
ク図である。前述の図３、図４に示した従来装置の構成
と共通部については同符号を符しており、ここでは説明
を省略する。
機用オンスクリーン合成回路の要部の構成を示すブロッ
ク図である。前述の図３、図４に示した従来装置の構成
と共通部については同符号を符しており、ここでは説明
を省略する。
【００２０】図１において、１０１０は従来例と同様の
第１の論理積装置、１０１１は第２の論理積装置で、オ
ンスクリーン表示禁止信号１０２０とオンスクリーン情
報発生装置１９０のＹｓ出力の論理積をとる。２０１０
はＤ／Ａ変換器でオンスクリーン情報発生装置の輝度信
号成分Ｙを示すデジタル信号をアナログ信号に変換す
る。２０２０はアナログスイッチでデジタルビデオエン
コード装置１６０の輝度信号出力Ｙと前記Ｄ／Ａ変換器
２０１０のオンスクリーン輝度信号出力Ｙの２つのアナ
ログ信号を前記論理積装置１０１１の出力信号により選
択し出力する。
第１の論理積装置、１０１１は第２の論理積装置で、オ
ンスクリーン表示禁止信号１０２０とオンスクリーン情
報発生装置１９０のＹｓ出力の論理積をとる。２０１０
はＤ／Ａ変換器でオンスクリーン情報発生装置の輝度信
号成分Ｙを示すデジタル信号をアナログ信号に変換す
る。２０２０はアナログスイッチでデジタルビデオエン
コード装置１６０の輝度信号出力Ｙと前記Ｄ／Ａ変換器
２０１０のオンスクリーン輝度信号出力Ｙの２つのアナ
ログ信号を前記論理積装置１０１１の出力信号により選
択し出力する。
【００２１】以上のように構成されたデジタル放送受信
機用オンスクリーン合成回路について、以下図２を用い
てその動作を説明する。図２は図１の動作を説明するた
めの信号波形図である。
機用オンスクリーン合成回路について、以下図２を用い
てその動作を説明する。図２は図１の動作を説明するた
めの信号波形図である。
【００２２】まず、オンスクリーン表示禁止信号１０２
０が非アクティブすなわちオンスクリーン表示非禁止の
通常の番組視聴時の際の動作を説明する。いま、オンス
クリーン情報発生装置１９０のＹｓ出力が図の様にビデ
オデコーダ１４０出力のＣＢi+2位置からアクティブす
なわちオンスクリーン合成を行うものとすると、このと
き論理積素子１０１０からはオンスクリーン表示禁止信
号が非アクティブであるため、従来例の時と同様にオン
スクリーン情報発生装置１９０のＹｓがそのまま出力さ
れる。その結果、オンスクリーン合成装置１５０ではデ
ジタルオンスクリーン合成を行い、デジタルビデオエン
コード装置１６０からはオンスクリーン合成された映像
信号が出力されることとなる。
０が非アクティブすなわちオンスクリーン表示非禁止の
通常の番組視聴時の際の動作を説明する。いま、オンス
クリーン情報発生装置１９０のＹｓ出力が図の様にビデ
オデコーダ１４０出力のＣＢi+2位置からアクティブす
なわちオンスクリーン合成を行うものとすると、このと
き論理積素子１０１０からはオンスクリーン表示禁止信
号が非アクティブであるため、従来例の時と同様にオン
スクリーン情報発生装置１９０のＹｓがそのまま出力さ
れる。その結果、オンスクリーン合成装置１５０ではデ
ジタルオンスクリーン合成を行い、デジタルビデオエン
コード装置１６０からはオンスクリーン合成された映像
信号が出力されることとなる。
【００２３】一方、この時Ｄ／Ａ変換器２０１０ではオ
ンスクリーン情報発生装置１９０の輝度信号Ｙをアナロ
グ変換し出力しているが、論理積装置１０１１ではオン
スクリーン表示禁止信号１０２０が非アクティブのため
オンスクリーン情報発生装置１９０のＹｓ出力を否定
し、アナログスイッチ２０２０を図２の実線側に制御す
る。その結果、ＴＶモニタ２１０へのＹ，Ｃ信号とも、
前記デジタルビデオエンコード装置１６０出力が選択さ
れることにより、通常のオンスクリーン合成された映像
信号を出力する。
ンスクリーン情報発生装置１９０の輝度信号Ｙをアナロ
グ変換し出力しているが、論理積装置１０１１ではオン
スクリーン表示禁止信号１０２０が非アクティブのため
オンスクリーン情報発生装置１９０のＹｓ出力を否定
し、アナログスイッチ２０２０を図２の実線側に制御す
る。その結果、ＴＶモニタ２１０へのＹ，Ｃ信号とも、
前記デジタルビデオエンコード装置１６０出力が選択さ
れることにより、通常のオンスクリーン合成された映像
信号を出力する。
【００２４】次に、オンスクリーン表示禁止信号１０２
０がアクティブすなわちＶＴＲ録画中等の動作を説明す
る。このとき、オンスクリーン情報発生装置１９０のＹ
ｓ出力が図のようにビデオデコーダ１４０出力のＣＢk
位置からアクティブすなわちオンスクリーン合成を行う
ものとすると、この時論理積素子１０１０では、オンス
クリーン表示禁止信号１０２０により前記Ｙｓ信号を否
定するためにオンスクリーン合成装置１５０へはオンス
クリーン選択信号Ｙｓが出力されず、デジタルオンスク
リーン合成は行わない。その結果、デジタルビデオエン
コード装置１６０からのＹ，Ｃ信号出力は、オンスクリ
ーン合成されない番組信号が出力されることとなる。
０がアクティブすなわちＶＴＲ録画中等の動作を説明す
る。このとき、オンスクリーン情報発生装置１９０のＹ
ｓ出力が図のようにビデオデコーダ１４０出力のＣＢk
位置からアクティブすなわちオンスクリーン合成を行う
ものとすると、この時論理積素子１０１０では、オンス
クリーン表示禁止信号１０２０により前記Ｙｓ信号を否
定するためにオンスクリーン合成装置１５０へはオンス
クリーン選択信号Ｙｓが出力されず、デジタルオンスク
リーン合成は行わない。その結果、デジタルビデオエン
コード装置１６０からのＹ，Ｃ信号出力は、オンスクリ
ーン合成されない番組信号が出力されることとなる。
【００２５】一方、このときＤ／Ａ変換器２０１０では
図のようにオンスクリーン情報発生装置１９０の輝度信
号Ｙをアナログ変換し出力している。また、論理積素子
１０１１では、このときオンスクリーン表示禁止信号１
２０がアクティブであることからオンスクリーン情報発
生装置１９０のＹｓ信号をアナログスイッチ２０２０へ
と出力し、アナログスイッチ２０２０を図１の点線側に
制御する。その結果、アナログスイッチ２０２０から
は、オンスクリーン合成された輝度信号が出力されるこ
ととなる。
図のようにオンスクリーン情報発生装置１９０の輝度信
号Ｙをアナログ変換し出力している。また、論理積素子
１０１１では、このときオンスクリーン表示禁止信号１
２０がアクティブであることからオンスクリーン情報発
生装置１９０のＹｓ信号をアナログスイッチ２０２０へ
と出力し、アナログスイッチ２０２０を図１の点線側に
制御する。その結果、アナログスイッチ２０２０から
は、オンスクリーン合成された輝度信号が出力されるこ
ととなる。
【００２６】以上の結果、ＶＴＲ録画中等のオンスクリ
ーン表示禁止期間においても、ＶＴＲ録画用の映像信号
に影響を与えること無く、ＴＶモニタにおいてオンスク
リーン表示により番組表等の確認を行うことが可能とな
る。
ーン表示禁止期間においても、ＶＴＲ録画用の映像信号
に影響を与えること無く、ＴＶモニタにおいてオンスク
リーン表示により番組表等の確認を行うことが可能とな
る。
【００２７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通常の番
組視聴時には、デジタルオンスクリーン合成を行い、Ｖ
ＴＲ録画中等オンスクリーン表示禁止期間においては、
オンスクリーン情報の輝度信号成分のみにより、ＴＶモ
ニタ出力信号にのみアナログ的にオンスクリーン合成を
行うため、ＶＴＲ録画用にも録画映像信号に影響を与え
ること無く、ＴＶモニタにより番組情報等の確認を行う
ことが、低廉な構成により可能となる。
組視聴時には、デジタルオンスクリーン合成を行い、Ｖ
ＴＲ録画中等オンスクリーン表示禁止期間においては、
オンスクリーン情報の輝度信号成分のみにより、ＴＶモ
ニタ出力信号にのみアナログ的にオンスクリーン合成を
行うため、ＶＴＲ録画用にも録画映像信号に影響を与え
ること無く、ＴＶモニタにより番組情報等の確認を行う
ことが、低廉な構成により可能となる。
【図１】本発明の実施例におけるデジタル放送受信機用
オンスクリーン合成装置の要部の構成を示すブロック図
オンスクリーン合成装置の要部の構成を示すブロック図
【図２】本発明の実施例におけるデジタル放送受信機用
オンスクリーン合成装置の動作を説明するための信号波
形図
オンスクリーン合成装置の動作を説明するための信号波
形図
【図３】従来のデジタル放送受信機の構成を示すブロッ
ク図
ク図
【図４】従来のデジタル放送受信機用オンスクリーン合
成装置の要部の構成を示すブロック図
成装置の要部の構成を示すブロック図
【図５】従来のデジタル放送受信機用オンスクリーン合
成装置の動作を説明するための信号波形図
成装置の動作を説明するための信号波形図
１４０ ビデオデコーダ
１５０ オンスクリーン合成装置
１６０ デジタルビデオエンコード装置
１８０ マイコン
１９０ オンスクリーン情報発生装置
１０１０ 第１の論理積装置
１０１１ 第２の論理積装置
２０１０ Ｄ／Ａ変換器
２０２０ アナログスイッチ
Claims (2)
- 【請求項１】 オンスクリーン表示禁止信号を出力する
制御手段と、前記オンスクリーン表示禁止信号に基づき
復元されたデジタル映像信号にオンスクリーン情報を合
成あるいは非合成をするオンスクリーン合成装置と、前
記オンスクリーン合成装置からの出力信号をアナログＹ
／Ｃ信号に変換して記憶装置及び表示装置に出力するエ
ンコード装置と、前記制御手段からの信号によりオンス
クリーン情報を合成しないときには前記オンスクリーン
情報の輝度信号をアナログ信号に変換する変換手段と、
オンスクリーン情報を合成しないときには前記エンコー
ド手段の輝度信号出力を前記変換手段の出力信号に切り
換えて前記表示装置に出力する切り換え手段とを備える
ことを特徴とするデジタル放送受信機用オンスクリーン
合成回路。 - 【請求項２】 オンスクリーン表示禁止信号を出力する
マイコンと、輝度、色差信号形式のオンスクリーン情報
とオンスクリーン情報選択信号を発生するオンスクリー
ン情報発生装置と、前記オンスクリーン表示禁止信号の
反転信号と前記オンスクリーン情報選択信号との論理積
をとる第一の論理積装置と、復元されたデジタル映像信
号に前記オンスクリーン情報を前記第一の論理積装置の
出力に対応して合成するオンスクリーン合成装置と、前
記オンスクリーン合成装置から出力されるデジタル信号
をアナログＹ／Ｃ信号に変換して記憶装置及び表示装置
に出力するデジタルビデオエンコード装置と、前記オン
スクリーン情報発生装置のデジタル輝度信号出力をアナ
ログ信号に変換するＤ／Ａ変換器と、前記オンスクリー
ン表示禁止信号と前記オンスクリーン情報選択信号の論
理積をとる第２の論理積装置と、前記Ｄ／Ａ変換器から
のオンスクリーン情報の輝度信号出力と前記デジタルビ
デオエンコード装置からの輝度信号出力とを前記第２の
論理積装置の出力信号に応じて切り替えて前記表示装置
に出力するアナログスイッチとを備えたことを特徴とす
るデジタル放送受信機用オンスクリーン合成回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17086296A JP3402076B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | デジタル放送受信機用オンスクリーン合成回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17086296A JP3402076B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | デジタル放送受信機用オンスクリーン合成回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1023345A JPH1023345A (ja) | 1998-01-23 |
| JP3402076B2 true JP3402076B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=15912697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17086296A Expired - Fee Related JP3402076B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | デジタル放送受信機用オンスクリーン合成回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3402076B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP1189456A1 (en) * | 2000-09-15 | 2002-03-20 | Thomson Licensing S.A. | Video apparatus delivering a s-video signal |
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-
1996
- 1996-07-01 JP JP17086296A patent/JP3402076B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH1023345A (ja) | 1998-01-23 |
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