JP3401620B2 - カーブコンベア - Google Patents

カーブコンベア

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JP3401620B2 JP17337093A JP17337093A JP3401620B2 JP 3401620 B2 JP3401620 B2 JP 3401620B2 JP 17337093 A JP17337093 A JP 17337093A JP 17337093 A JP17337093 A JP 17337093A JP 3401620 B2 JP3401620 B2 JP 3401620B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明はカーブコンベアに関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】カーブコンベアとしては、例えば、図6
に示す形式のものがある。このコンベアは、同図に示す
ように、所定の角度間隔で配置されたテーパローラ1,
1相互間に搬送用ベルト2を張設し、その外周部に前記
搬送用ベルト2の内側への移動を阻止するために係止手
段3を具備している。 【0003】前記係止手段3は、図7に示すように、搬
送用ベルト2の外周部全域に形成したビート部30と、
前記搬送用ベルト2の外周側に設けられた固定部Fと、
この固定部Fのほぼ全域に設けられた上・下回転体3
1,32群とから成り、前記上・下回転体31,32に
よりビード部30の基端部を挟持する構成としてある。
また、この種のコンベアでは、ベルトにおける搬送域か
ら上記した上・下回転体31,32に異物が侵入するの
を阻止するため、図7に示すように、搬送用ベルト2の
搬送域と係止手段3とを区画する区画壁4を設けてい
る。尚、前記区画壁4は搬送用ベルト2の移動を妨げな
いように、同図に示すように、これの下端とベルト上面
との間に小間隙Gを設けている。 【0004】したがって、このコンベアでは、鞄や小荷
物等の被搬送物を長期間、円滑に搬送できる。しかしな
がら、このカーブコンベアにより、紐tを介してタグT
が取付けられている鞄や小荷物等の被搬送物Hを搬送し
た場合、図8に示す如く小間隙GからタグTが侵入し、
図9や図10に示す如く上回転体31と搬送用ベルト2
の上面との間に噛み込まれてしまうという事態が発生す
る場合がある。 【0005】例えば、上記カーブコンベアが空港に設置
された場合においてこのような事態が発生すると、鞄、
手荷物等がカーブコンベア上で停止して目的とする地点
まで流れず、空港全体の旅客荷物の搬送仕分けシステム
の機能がマヒ停止するという異常事態が発生する。又、
仕分け情報が記録されているタグTが切り離された場合
には、正常の目的地に到達することができないという事
態も発生する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、紐を介してタグが取付けられている被搬送物であっ
ても、円滑に搬送することができるカーブコンベアを提
供することを課題とする。 【0007】この発明のカーブコンベアは、搬送用ベル
ト2と、前記搬送用ベルト2の外周部を支持して内側へ
の移動を阻止する係止手段3と、前記係止手段3と搬送
用ベルト2の搬送域とを区画する区画壁4と、前記区画
壁4の下縁と搬送用ベルト2の上面との間に設けられた
小間隙Gとを有するカーブコンベアであって、コンベア
始端側の少なくとも小間隙G部分を覆うカバーを具備さ
せ、カバー5と搬送用ベルト面との隙間を塞ぐべく、カ
バー5に具備させた弾性シート55の下端縁を搬送用ベ
ルト面に接触させてある。 【0008】 【作用】この発明は次のように作用する。コンベア始端
側の少なくとも小間隙Gを覆うカバー5を設けているか
ら、被搬送物に取付けられているタグが係止手段3内に
侵入することは阻止され、このため、従来の技術の欄に
記載したような事態が発生することはなくなる。 【0009】 【実施例】以下、この発明を実施例として示した図面に
従って説明する。この実施例のカーブコンベアは空港に
設置され、旅行用鞄を搬送するために使用するためのも
のであり、基本的には、図1〜図3に示すように、フレ
ーム6と、前記フレーム6の前後にそれぞれ回転自在に
支持されたテーパローラ1,1と、前記テーパローラ
1,1相互間に張設された搬送用ベルト2と、前記搬送
用ベルト2の外周域に配設された係止手段3と、コンベ
ア始端部における外周側部分に設けられたカバー5と、
上記テーパローラ1を回転駆動せしめるモータMと、前
記フレーム6を支持固定する架台7とから構成されてい
る。 【0010】フレーム6は、図2に示すように、左右の
支持部材60,61と、この支持部材60,61間に架
設したベルト載置板62とを具備しており、前記ベルト
載置板62の上面位置はテーパローラ1,1の上面位置
に対応させて設定してある。そして、前記テーパローラ
1,1はこのフレーム6の前後にそれぞれ配設したベア
リングユニットBUによりそれぞれ回転自在に支持する
ようにしてある。 【0011】係止手段3は、図2に示すように、搬送用
ベルト2の外周部に設けられたビード部30と、支持部
材61に固定された固定部Fと、前記固定部Fに回転自
在に取付けられた多数の上・下回転体31,32とによ
り構成されており、上・下回転体31,32によりビー
ド部30を挟持するようにして搬送用ベルト2の内側へ
の移動を阻止している。尚、この実施例では、上・下回
転体31,32をベアリングにより構成してあり、ベア
リングのインナーレースを支持固定し、アウターレース
を回転部分としている。 【0012】また、上側の固定部Fには、図4に示すよ
うに、搬送用ベルト2の搬送域と係止手段3が位置する
部分とを区画する区画壁4をコンベア外周全域に設けて
あり、この区画壁4にはサイドガイド41がボルト止め
してある。カバー5は、図4や図5に示すように、前記
区画壁4の下端と搬送用ベルト2の上面との間にできる
ギャップGを塞ぐべく包囲するもので、具体的には、支
持部材61や固定部Fの前面側に位置する前面壁50
と、コンベア始端側のサイドガイド41部分内側に位置
する上側面壁51と、前記上側面壁51の下方に位置す
る傾斜壁52と、搬送用ベルト2の前側部分の形状に倣
う下側面壁53とから構成されている。 【0013】上記上側面壁51には、図4や図5に示す
ように、その外壁面に二本のスタッドボルト54を設け
てあり、このスタッドボルト54とサイドガイド41の
壁面に形成した長孔42を利用してカバー5全体が前後
方向に移動できるように取付けてある。また、同図に示
すように、上記傾斜壁52から下側面壁53にかけて、
その内面には弾性シート55を上下動可能に設けてあ
り、前記弾性シート55の上下位置を調節することによ
り、ギャップGが前部分から一定範囲だけほぼ完全に包
囲できるようにしている。 【0014】この実施例のカーブコンベアは上記のよう
な構成であるから、旅行用鞄に取付けられているタグT
が係止手段3内に侵入することは完全に阻止され、この
ため、タグTが上回転体31と搬送用ベルト2の上面に
より噛込まれるような事態は発生しない。 【0015】 【発明の効果】この発明は上記のような構成であるから
次の効果を有する。作用の欄から記載した内容から、紐
を介してタグが取付けられている被搬送物であっても、
円滑に搬送することができるカーブコンベアを提供でき
た。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例のカーブコンベアの平面図。 【図2】図1におけるA−A断面図。 【図3】図1におけるB−B矢視図。 【図4】図1におけるC−C断面図。 【図5】前記カーブコンベアの始端部の斜視図。 【図6】従来のカーブコンベアの平面図。 【図7】従来のカーブコンベアの搬送用ベルトと係止手
段との関係を示した断面図。 【図8】従来のカーブコンベアの小間隙にタグが侵入し
た状態を示す側面図。 【図9】従来のカーブコンベアにおいて、タグが上側回
転体とビード部との間で噛込まれた状態を示す断面図。 【図10】従来のカーブコンベアにおいて、タグが上側
回転体とビード部との間で噛込まれた状態を示す拡大
図。 【符号の説明】 G ギャップ 2 搬送用ベルト 3 係止手段 4 区画壁 5 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−175505(JP,A) 特開 平3−264413(JP,A) 実開 昭57−135505(JP,U) 実開 昭49−39187(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 15/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 搬送用ベルト2と、前記搬送用ベルト2
    の外周部を支持して内側への移動を阻止する係止手段3
    と、前記係止手段3と搬送用ベルト2の搬送域とを区画
    する区画壁4と、前記区画壁4の下縁と搬送用ベルト2
    の上面との間に設けられた小間隙Gとを有するカーブコ
    ンベアであって、コンベア始端側の少なくとも小間隙G
    部分を覆うカバーを具備させ、カバー5と搬送用ベルト
    面との隙間を塞ぐべく、カバー5に具備させた弾性シー
    ト55の下端縁を搬送用ベルト面に接触させてあること
    を特徴とするカーブコンベア。
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