JP3401510B2 - ビール製造プラントにおける多目的加熱装置 - Google Patents

ビール製造プラントにおける多目的加熱装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビール製造プラン
トにおける多目的加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、一般的なビールの製造工程を示
す図である。まず、仕込槽1で麦芽51と85℃程度の
原料湯56とを混ぜ合わせる。次に、仕込釜2で麦芽の
一部と米などの副原料52を煮る。次に麦汁ろ過槽3で
透明な飴湯状の麦汁53とし、この麦汁53を麦汁予熱
4を経て煮沸釜5に送り込む。煮沸釜5では麦汁53に
ホップを加えて煮沸し不純物を排気した後、煮沸された
麦汁をワールプール12に静置して熱凝固物を除去す
る。ワールプール12から送り出された90℃を超える
熱麦汁は、麦汁冷却のための熱交換器6で6℃程度に冷
やされ、発酵タンク7に送り込まれ、発酵が行なれる。
その後、貯酒タンク8、ビールろ過9および殺菌10を
経て容器に詰められ製品とされる。
【0003】この工程の中で、仕込槽1で麦芽51と混
ぜ合わされる原料湯には、麦汁53と熱交換することに
よって麦汁の熱を回収し、原料湯タンク22に貯蔵され
た原料湯56が用いられる。また、麦汁予熱4において
は煮沸釜5から排出される排ガス54を凝縮し熱回収し
た、熱回収湯タンク23に貯蔵された熱回収湯が用いら
れる。また、殺菌10には殺菌湯タンク24に貯蔵され
た殺菌湯が用いられる。
【0004】通常、仕込作業が連続している場合、原料
湯タンク22には85℃程度の原料湯が、熱回収湯タン
ク23には95℃程度の熱回収湯が、また、殺菌湯タン
ク24には95℃程度の殺菌湯が貯蔵されているのが普
通である。しかし、休み明け等では、これらの湯は、上
記の定常運転時の湯温より5℃程度低くなる。このた
め、従来の設備においては各タンクごとに殺菌湯バック
アップ装置、原料湯バックアップ装置、および熱回収湯
バックアップ装置が備えられていた。すなわち、それぞ
れのタンクに蒸気を利用したプレート式熱交換器が組み
込まれていた。とくに、熱回収湯の配管系統は、原料湯
および殺菌湯の配管系統とは別に独立して、閉鎖的に循
環していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
バックアップ用加熱装置においては、各タンクごとに加
熱装置が組み込まれていたが、使用頻度が少ないので装
置の非効率化、熱回収率の低下等を招来し、また、敷地
の有効利用の障害にもなっていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、1台の熱交換器
と1台のポンプとによって原料湯、殺菌湯および熱回収
湯のバックアップが可能な、ビール製造プラントにおけ
る多目的加熱装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のビール製造プラ
ントにおける多目的加熱装置では、煮沸釜の排ガスを凝
縮して熱を回収した湯を貯蔵する熱回収湯タンクと、煮
沸釜からワールプールを経て送られてきた熱麦汁と熱交
換して麦汁の熱を回収した湯であって、熱回収湯タンク
における湯よりも湯温が低い原料湯を貯蔵する原料湯タ
ンクと、湯水を加熱する加熱手段と、熱回収湯タンクと
加熱手段とを連通する経路と、原料湯タンクと加熱手段
とを連通する経路とを備え、熱回収湯タンクと加熱手段
とを連通する経路、および原料湯タンクと加熱手段
連通する経路は、ともに湯を循環させることが可能なル
ープ状の経路であり、熱回収湯タンクと原料湯タンクと
をつなぎ、熱回収湯タンクおよび原料湯タンクの湯が加
熱手段により加熱され相互の間を移動可能な経路で
る。
【0008】熱回収湯タンクと原料湯タンクとを連通す
る経路を備え、その経路は経路内に経路を通る湯を加熱
する手段を備えることにより、熱回収湯タンクの熱回収
湯が不足した場合、原料湯タンクの湯を加熱して熱回収
湯を製造して熱回収湯タンクに送り込むことができる。
この結果、休み明けであっても、麦汁予熱を支障無く行
うことが可能となる。通常、原料湯は熱回収湯よりも湯
温が低いので、上記の加熱は必須であるが、原料湯を融
通して10℃程度の昇温により熱回収湯として使用でき
るフレキシビリティを備える点に大きな長所を有する。
【0009】また、熱回収湯タンクと加熱手段との循環
を可能とすることにより、熱回収湯タンクの湯温が低下
したとき、他と独立に熱回収湯タンク内の湯のみを加熱
することが可能となる。その結果、熱回収湯タンク内の
湯温が低下した場合でも迅速に昇温することができ、麦
汁予熱を支障無く行うことができる。
【0010】さらに、原料湯タンクと加熱手段との循環
を可能とすることにより、原料湯の湯温が低下した場合
でも、原料湯のみを昇温させることが可能である。この
結果、休み明けでも、仕込槽で麦芽に混ぜ合わせる所定
温度の原料湯を確保することができる。
【0011】なお、上記の経路はすべてバルブ等の開閉
手段を備えており、この開閉手段を切り換えることによ
り、原料湯タンクから殺菌湯タンクへの湯の供給を実現
する。以後の説明では、この開閉手段の切り換え等につ
いては、とくに必要な場合を除いて言及しない。
【0012】上記のビール製造プラントにおける多目的
加熱装置は、加熱手段と熱回収湯タンクとを連通する経
路から分岐した殺菌湯タンクに至る経路をさらに備える
ことが望ましい。
【0013】加熱手段から殺菌湯タンクに至る経路をさ
らに備えることにより、製造中に殺菌湯が不足した場合
に、原料湯を約10℃昇温し、殺菌湯を製造して供給す
ることが可能となる。この結果、休み明けでも通常通り
の殺菌をすることが可能となる。
【0014】上記のビール製造プラントにおける多目的
加熱装置は、原料湯タンクと加熱手段とを連通する経路
に合流する、原料水タンクからの経路をさらに備えるこ
とが望ましい。
【0015】原料湯タンクと加熱手段とを連通する経路
に合流する、原料水タンクからの経路をさらに備えるこ
とにより、原料湯が不足した場合に、適温に加熱した原
料湯を製造し供給することが可能となる。その結果、不
測の事態に備えて、支障無く、原料湯の麦芽との混ぜ合
わせ、麦汁予熱、殺菌等を行うことが可能となる。
【0016】また、上記のビール製造プラントにおける
多目的加熱装置は、上記の経路を流動する原料湯の駆動
が1台のポンプによってなされることが望ましい。
【0017】1台のポンプによって原料湯を駆動して上
記の多目的加熱装置を運転することにより、ビール製造
プラントにおける多目的加熱装置の製造コストを大幅に
低減し、同装置の保守点検を容易にすることが可能とな
る。
【0018】また、上記のビール製造プラントにおける
多目的加熱装置においては、上記の加熱手段は、経路を
通る湯と熱交換する蒸気経路を含むものが望ましい。
【0019】加熱手段を、経路を通る湯と熱交換する蒸
気経路を含むものとすることにより、ビール製造プラン
トの他の部分で発生した熱を有効に利用でき、ビールの
製造コスト低減に寄与することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に用いた多目
的加熱装置を図1に示す。図1を参照して、本装置は、
原料湯タンク22、熱回収湯タンク23、殺菌湯タンク
24、原料冷水タンク25および原料水タンク26を備
える。これら原料湯、熱回収湯および殺菌湯のバックア
ップ装置としては、1台の熱交換器21と1台のポンプ
30のみが備えられている。
【0021】図1を参照して、煮沸釜5での麦汁煮沸で
発生する排ガス54を凝縮して熱回収する熱回収装置1
1において95℃程度に加熱された原料湯は、熱回収湯
タンク23に貯蔵される。熱回収湯タンク23に送り込
まれる湯の大部分は、この経路による。熱回収湯タンク
23に貯蔵された95℃程度の湯は、麦汁予熱4に送り
出され、煮沸釜5の前の工程で、麦汁を予熱する。麦汁
予熱以外の、その他の目的に使用される場合もある。
【0022】一方、煮沸釜5で煮沸された麦汁53は、
ワールプール12で静置され熱凝固物を沈殿させた後、
麦汁冷却装置6に送られ冷却され、発酵タンク7に貯蔵
される。麦汁冷却装置6の冷却に用いられる冷却媒体
は、原料水タンク26から送り出され、冷却装置27で
ブライン58により冷却され、原料冷水タンク25に送
り込まれた原料冷水である。この原料冷水は、麦汁冷却
装置6で麦汁と熱交換して85℃程度に加熱され、原料
湯タンク22に貯蔵される。この原料湯56は、麦芽5
1と仕込槽1で混ぜ合わされる。
【0023】また、殺菌湯タンク24に貯蔵される湯
は、95℃程度に加熱された湯であり、殺菌工程10に
送り出され、ビールの瞬間殺菌に使用される。
【0024】図2は、図1における原料湯タンク22と
熱回収湯タンクとの経路をとくに取り出して示す図であ
る。図2を参照して、原料湯タンク22と熱回収湯タン
ク23の湯が、両方のタンクをつなぐ経路を、1台のポ
ンプ30によって駆動され、熱交換器21により加熱さ
れ相互の間を移動し、互いに融通しあえることが分か
る。
【0025】次に、本発明の実施の形態における上記装
置の基本的な動作について説明する。
【0026】(第1モード)第1モード運転において使
用する配管系統を図3の太線で示す。第1モードにおい
ては、原料湯タンク22において休み明け等に温度が下
がった原料湯56は、熱交換器21に送り込まれ、ここ
でボイラー等のスチームと熱交換して95℃程度に加熱
され、熱回収湯が製造されて熱回収湯タンク23に貯蔵
される。なお、熱回収湯タンク23に送り込まれる主要
な湯は、煮沸釜5から排出される排ガス54を凝集させ
ることにより熱回収した湯である。この熱回収湯タンク
からは、麦汁予熱4等に所定の温度の湯が送り込まれ、
熱の有効利用が図られる。この第1モードの運転も含め
て、全ての運転モードにおいて熱交換器21を稼動させ
るために湯を駆動するポンプは、1台のポンプ30によ
って行われる。
【0027】上記のように、休日明け等に原料湯タンク
からの湯が熱交換器21により加熱され熱回収湯が製造
されて、ビール製造プラントの立ち上げ時の麦汁予熱等
に用いられる。なお、平日の定常運転時には、原料湯タ
ンクには85℃の原料湯が、また、熱回収湯タンクには
95℃程度の熱回収湯が貯蔵されている。
【0028】ここで排ガス凝集装置11における熱回収
も原料水55を用いて行なっていることに注目する必要
がある。このように排ガス凝集装置11の熱回収にも原
料水を用いる結果、原料湯タンクと熱回収湯タンクとの
湯の水質に差が生じず、上記の本発明の実施の形態のよ
うに相互の融通性を飛躍的に高めた多目的加熱装置の提
供が可能となる。また、原料湯タンクと熱回収湯タンク
の湯の水質を原料水の水質にすることによって、万一、
熱回収湯が麦汁に混入しても、麦汁品質が大きな影響を
受けることはなくなる。
【0029】(第2モード)本発明の実施の形態の上記
装置における第2モードで使用する配管系統を図4に示
す。第2モードでは、原料湯タンク22から送られる原
料湯が、同じく熱交換器21によって95℃程度に昇温
され、殺菌湯タンク24に送り込まれる。殺菌湯が不足
しても、原料湯から90℃程度に昇温された殺菌湯は殺
菌10に送り込まれ、所定の殺菌を行なうことが可能と
なる。
【0030】(第3モード)本発明の実施の形態の上記
装置における第3モードで使用する配管系統を図5に示
す。第3モードでは、熱回収湯タンクにおける湯温が下
がった場合、熱回収湯を熱回収湯タンクと熱交換器21
との間で循環させ、熱回収湯タンクの湯温を昇温させ
る。
【0031】この多目的加熱装置により、麦汁煮沸での
排ガスを凝縮させて熱を回収することができない休み明
けのビール製造プラントの立ち上げ時でも、95℃程度
に昇温された熱回収湯により麦汁予熱することが可能と
なる。
【0032】(第4モード)図6に第4モードで使用さ
れる配管系統を示す。第4モードでは、原料湯タンク2
2の湯温が低下した場合に、原料湯を原料湯タンク22
と熱交換器21との間で循環させ、原料湯を昇温させ
る。
【0033】上記の多目的加熱装置により、休日明け時
の原料湯が低いビール製造プラント立ち上げ時にも、仕
込槽で麦芽と85℃程度に加熱された原料湯とを混ぜ合
わせることが可能となる。
【0034】(第5モード)図7に第5モードで使用さ
れる配管系統を示す。第5モードでは、原料湯が不足し
た場合に原料水タンク26から熱交換器21を経て原料
湯タンクに至る経路を使用するモードであり、この経路
を使用することにより原料湯タンクの原料湯が不足した
場合に迅速に原料湯を確保することが可能となる。
【0035】なお、原料湯タンクへの通常の原料湯の送
り込みは、原料冷水タンク25から送り出された原料冷
水が麦汁冷却器6において煮沸された麦汁と熱交換して
熱を回収して湯とされた原料湯を送り込むことによって
行なわれる。
【0036】上記のように、原料湯と熱回収湯を同じ水
質レベルにして、原料湯製造、原料湯昇温、熱回収湯製
造、熱回収湯昇温および殺菌湯製造の5つのモードの運
転を、本発明の多目的加熱装置の主要部であるポンプ1
台および熱交換器1台を運転することにより可能とし
た。この結果、上記の各種の湯タンクの設置スペースを
小さくすることができ、かつ製造コストを大幅に低減す
ることが可能となった。また、上記の5種類の操業モー
ドを1台の熱交換器と1台のポンプで行うことにより、
ビール製造プラントの製造コストを低減することができ
た。また、操業中の保守点検が容易になり、定常操業の
長期間にわたる連続化が容易になり、高品質のビールの
品質を長期間均質に維持することが可能となった。
【0037】上記において、本発明の実施の形態につい
て説明を行ったが、上記に開示された発明の実施の形態
は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明
の実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲
は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許
請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての
変更を含むことが意図される。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、殺菌湯、原料湯および
熱回収湯ごとにバックアップ用の熱交換装置を備えるこ
となく、1台の熱交換装置によりバックアップが可能と
なるので、スペースの省略および製造コストを大幅に低
減することが可能となる。また操業中の保守点検が容易
になり、定常操業の長期間にわたる連続化が容易にな
り、高品質のビールの品質を長期間均質に維持すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における装置を示す概念図
である。
【図2】原料湯タンクと熱回収湯タンクとの経路関係を
示す図である。
【図3】図1の装置の第1モードで使用する配管系統を
示す図である。
【図4】図1の装置の第2モードで使用する配管系統を
示す図である。
【図5】図1の装置の第3モードで使用する配管系統を
示す図である。
【図6】図1の装置の第4モードで使用する配管系統を
示す図である。
【図7】図1の装置の第5モードで使用する配管系統を
示す図である。
【図8】一般的なビールの製造工程を示す図である。
【符号の説明】
1 仕込槽 2 仕込釜 3 麦汁ろ過槽 4 麦汁予熱 5 麦汁煮沸釜 6 麦汁冷却器 7 発酵タンク 8 貯酒タンク 9 ビール濾過 10 殺菌 11 排ガス凝縮装置 12 ワールプール 21 熱交換器 22 原料湯タンク 23 熱回収湯タンク 24 殺菌湯タンク 25 原料冷水タンク 26 原料水タンク 27 熱交換器 30 ポンプ 51 麦芽 52 副原料 53 麦汁 54 煮沸釜からの排ガス 55 原料水 56 原料湯 57 原料冷水 58 ブライン 59 ボイラースチーム
フロントページの続き (72)発明者 草部 隆弘 大阪市北区中津1丁目6番28号 ホーコ クビル ダイキンプラント株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−47367(JP,A) 特開 平1−206985(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12C 1/00 - 13/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煮沸釜の排ガスを凝縮して熱を回収した
    湯を貯蔵する熱回収湯タンク(23)と、 前記煮沸釜からワールプール(12)を経て送られてき
    た熱麦汁と熱交換して麦汁の熱を回収した湯であって、
    前記熱回収湯タンクにおける湯よりも湯温が低い原料湯
    を貯蔵する原料湯タンク(22)と、 湯水を加熱する加熱手段(21)と、 前記熱回収湯タンク(23)と前記加熱手段(21)と
    を連通する経路と、 前記原料湯タンク(22)と前記加熱手段(21)とを
    連通する経路とを備え、 前記熱回収湯タンク(23)と前記加熱手段(21)と
    を連通する前記経路、および前記原料湯タンク(22)
    と前記加熱手段(21)を連通する前記経路は、とも
    に湯を循環させることが可能なループ状の経路であり、 前記熱回収湯タンク(23)と前記原料湯タンク(2
    2)とをつなぎ、前記熱回収湯タンク(23)および前
    記原料湯タンク(22)の湯が加熱手段(21)により
    加熱され相互の間を移動可能な経路で あるビール製造
    プラントにおける多目的加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱手段(21)と前記熱回収湯タ
    ンク(23)とを連通する経路から分岐して殺菌湯タン
    ク(24)に至る経路をさらに備える、請求項1に記載
    のビール製造プラントにおける多目的加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記原料湯タンク(22)と前記加熱手
    段(21)とを連通する経路に合流する、原料水タンク
    (26)からの経路をさらに備える、請求項1または2
    に記載のビール製造プラントにおける多目的加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記経路を流動する原料湯の駆動が1台
    のポンプ(30)によってなされる、請求項1〜3のい
    ずれかに記載のビール製造プラントにおける多目的加熱
    装置。
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