JP3401013B2 - スプレーボトル充填希釈装置及びスプレーボトル充填のための希釈方法 - Google Patents

スプレーボトル充填希釈装置及びスプレーボトル充填のための希釈方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は、希薄に用いる溶液を生成するため、希釈剤
を使用する濃縮溶液希釈装置に関するものである。本発
明はまた、前記装置を一つ又はそれ以上備え、装置各々
が単一濃縮溶液及び単一希薄使用溶液専用であるステー
ションに関するものである。前記装置に関連して前記濃
縮溶液は、前記装置での使用に適した容器に入れられ
る。前記容器は密封手段を備え、前記装置の貯蔵器に挿
入される際、前記密封手段は前記装置の開口手段により
開けられる。本発明は更に、空になった際、希薄使用溶
液容器として使用できる、前記濃縮液容器に関するもの
である。
前記濃縮液容器は、保管中及び運搬中等に、前記容器
からの濃縮液漏れを防ぐ密封手段を備え得る。前記密封
手段は、弾性密封ウェブ又は堅い密封フィットメントか
ら成り得る。希薄使用溶液容器は各々、固有の合わせ面
を備え、前記容器の合わせ面に適合した合わせ面を有す
る貯蔵器とのみ、前記容器は使用可能である。当希釈装
置は、一般業務又は工業用途において、一般に水道水を
用いて有用な希薄使用溶液に希釈可能な、水溶液、分散
水、希釈性濃縮液又は水性アルコール濃縮液の使用に適
している。本発明はまた、前記装置の使用方法に関する
ものである。
従来の技術 使用溶液を生成するため、希釈溶液を用い濃縮溶液を
希釈する、アスピレータを使用する希釈装置は、長年に
渡って使用されている。当初そのような装置は、特別な
ものであり、管、接続部、アスピレータ等のルーズな組
立品であった。代表的な先行技術による希釈ステーショ
ンは、大きな濃縮液貯蔵器、希釈液源、一般に水道水、
及び希薄使用溶液用の比較的小さい受け容器を備えてい
る。一般の用途において、濃縮液容器は、使用溶液容器
と比較した際、概して容量が大きい。希薄使用溶液用容
器は、概して比較的小さく、一般に容量は500ミリリッ
トルから約3リットルであるのに対して、濃縮液容器は
一般に濃縮液5リットル以上を含有する。濃縮液容器と
しては、5〜10リットルのプラスチック運搬容器、55ガ
ロンドラム缶又は類似の大量容器がある。一般的使用溶
液容器は、モップバケット、ペール、スプレーボトル等
である。
そのような希釈装置は、ベンチュリを有するアスピレ
ータを通して、水道水又はその他の水流を流す事によっ
て作動する。前記ベンチュリは、バルクから濃縮溶液を
水性希釈液流と混ざるよう引き上げ、使用溶液を生成す
る希釈液と濃縮液を混合し、その後使用溶液は使用溶液
容器に移される。そのような希釈装置の構造には、様々
な実施例がある。濃縮液容器、運搬装置、アスピレータ
制御手段、使用溶液容器及びこれら部品の様々な組み合
わせの、多くの実施例が過去に試みられている。
そのような先行技術による希釈ステーションの一つと
して、デマ(DEMA)混合センタ希釈装置があり、一般に
5ガロンペール容器からモップバケットへの濃縮液が釣
り合うように設計されている。本願において、前記モッ
プバケットは、前記濃縮液容器とは実質的に異なった容
器である。米国特許第3,443,726号明細書においてミュ
ラーらは、混合及び調合容器を開示しており、その中で
比較的小さい第一濃縮液容器を、希釈液容器と組み合わ
せた後、液体用濃縮物を使用溶液容器に開ける。前記濃
縮液は、前記容器にある希釈剤と調合される。希薄使用
溶液を混ぜるため、その組み合わされた容器を揺り動か
す。米国特許第4,741,368号明細書においてクランビー
は、濃縮液源のドラム缶、中間容器及びスプレーアプリ
ケータへの運搬手段を有する液状化学品用通い容器を開
示している。米国特許第4,950,083号明細書においてバ
バベアスは、濃縮液から生成された使用溶液に適したパ
ッケージを教示している。前記パッケージは、希釈用容
器へ流入する濃縮液を測定する手段を有する。米国特許
第4,874,113号明細書においてシュミットは、二つ又は
それ以上の化粧用ディスペンサー用のディスペンサース
テーションを開示している。ディスペンサーは各々、化
粧用液体物質の挿入用に取り外し可能なキャップを備え
た容器を有する。これらのディスペンサーは、濃縮液を
希釈することはなく、前もって生成されたローション又
はゲルを供給する。米国特許第5,037,003号明細書にお
いてバリーは、希釈バルブの不要な作動を防ぐ装置を有
するフレームにおいて、希釈手段及び大きな濃縮液容器
を備えた希釈装置を教示している。米国特許第5,351,89
2号明細書においてコンテは、単一多目的希釈液及び選
択された濃縮液を運搬容器からスプレーヘッドに導くデ
ィスペンサーを開示している。前記装置においては、調
合用の多くの特有の濃縮液から一つを選択することがで
きる。米国特許第5,259,557号明細書においてスプリッ
グスらは、濃縮溶液容器から、別の比較的小さい貯蔵器
又はモップペール或いはその他のバケットに製品を希釈
できる調合装置及び溶液比を開示している。手動で操作
するアスピレータは、単一の希釈比を有し得る。中間容
器に貯蔵される希釈された物質は、スプレーヘッドの取
り付けられた使用ボトルに分配され得る。
多くの場合、希薄使用溶液容器と比較して、先行技術
による希釈装置は比較的大きな濃縮液容器を有し、濃縮
液用及び希薄使用溶液用に異なったサイズの容器を必要
としている。先行技術は、使用溶液容器とは異なる濃縮
液容器を有する装置を開示している。そのような装置に
おいては、異なった容器の多くの在庫が必要となる。更
に、先行技術による装置では、希釈ステーションにおい
て多数の濃縮液容器が使用される場合、濃縮液容器に確
実に適切な濃縮液を入れることができない。
従って、新しい多用途希釈装置及び、一つ又はそれ以
上の希釈装置を有する希釈ステーションに対する実質的
必要性が生じている。そのようなステーションとして
は、濃縮液容器を希薄使用溶液容器として再利用でき、
容器の在庫を減らし、濃縮液の偶発的混合を減らし、適
切な希釈と使用溶液容器の充填を確実にし、更に整備員
が簡単に操作できるものが理想である。
本発明の簡単な説明 本発明は、希釈装置及びオプションとして他の有益な
特性と組み合わされた、一つ又はそれ以上の希釈装置を
有する、希釈ステーションに関するものである。
すなわち本発明は、濃縮溶液(2)用容器(11A)と
実質上類似の希薄使用溶液容器(11B)を用い、希薄使
用溶液(5)を生成するため、希釈溶液を使用し濃縮溶
液(2)を希釈する装置であって、 希釈溶液用注入口と、 濃縮溶液(2)用注入口(4)と、 希薄使用溶液(5)用排出口に連結するアスピレータ
(16)と、 濃縮溶液容器(11A)と、 濃縮溶液容器(11A)と同量又はそれより多い濃縮溶
液(2)を含有できる貯蔵容器(12)と、 濃縮溶液(2)用アスピレータ注入口と液体が連通す
る濃縮溶液排出口(4)を備えた貯蔵器(10)と、 濃縮溶液容器(11A)から排出された濃縮溶液(2)
を約1000〜5000ミリリットルを含有するのに適した貯蔵
容器(12)、または、濃縮溶液容器(11A)と同量又は
それより多い濃縮溶液(2)を含有できる貯蔵容器(1
2)と、 濃縮溶液(2)用アスピレータ注入口と液体コミュニ
ケーションの状態にある濃縮溶液排出口(4)と、 希釈溶液用アスピレータ注入口(18)と液体コミュニ
ケーションの状態にある希釈溶液源と、 希釈溶液源からアスピレータ注入口への希釈溶液の流
れを制御する手段を有する制御装置(14)を備えてお
り、さらに、 濃縮溶液容器(11A)を支持する形状及び構造になっ
ている貯蔵器の合わせ面(26,31)及び貯蔵器(10)へ
の導入時の濃縮溶液容器(11A)の濃縮溶液容器フィッ
トメント(20)の開口手段(13)を含み、 前記装置において、濃縮溶液容器(11A)が空になっ
た場合、希薄使用溶液容器(11B)として使用できるス
プレーボトル充填希釈装置である。
前記制御装置(14)は、所定時間アスピレータ(16)
により濃縮溶液を希釈でき、所定量の濃縮溶液(2)を
生成する電気タイマーを備えたことが好ましい。
前記制御装置(14)は、油圧式タイマー及びスイッチ
を含むグループから選択されることが好ましい。
前記制御装置(14)は、アスピレーター(16)により
前記希薄使用溶液容器(11B)を所定量充填可能にする
ことが好ましい。
前記装置においては、容量が約750〜2000ミリリット
ルである濃縮溶液容器(11A)又は希薄使用溶液容器(1
1B)の形状に適合する充填ステーションを備えたことが
好ましい。
貯蔵容器(12)は、濃縮溶液容器(11A)から排出さ
れる約750〜4000ミリリットルの濃縮溶液(12)を含有
するのに適応しており、濃縮溶液排出口(4)が、アス
ピレータ注入口と液体コミュニケーションの状態で濃縮
液(12)の流れを制御するために、計量チップ又は絞り
弁を含むグループから選択された流量制御装置と連通し
ており、希釈溶液源はアスピレータ注入口と液体コミュ
ニケーションの状態にある水性希釈液源を含有し、制御
装置(14)が、使用溶液容器(11B)に、所定量の使用
溶液を導くため、希釈液源からアスピレータ(16)への
希釈液の流れを制御するスイッチ手段を備えることが好
ましい。
次に本発明のスプレーボトル充填のための希釈方法
は、貯蔵容器(12)と流体コミュニケーションの状態に
あるアスピレータ(16)を通して、希釈溶液の流れを促
進することにより希薄使用溶液を生成するために、水性
希釈溶液を使用し、水性濃縮溶液(2)を希釈すること
により、使用溶液(5)を生成するため希釈溶液を使用
して濃縮溶液(2)を希釈する方法であって、 (a)濃縮溶液容器(11A)を貯蔵器(10)に挿入する
際、濃縮溶液容器開口手段(13)を有する、水性濃縮溶
液(2)用貯蔵器を備えた調合装置への水性濃縮液用容
器(11A)を挿入し、 (b)濃縮溶液容器(11A)から貯蔵器(10)への水性
濃縮溶液(2)を移送し、及び (c)充填後は使用溶液(5)用容器(11B)となる、
濃縮溶液(2)用の空の濃縮液容器(11A)への使用溶
液(5)流を導入する工程を含む。
前記希釈装置は、使用溶液を生成する、水道水、脱イオ
ン水、軟水、加熱水又はその他の水流のような希釈溶液
で、濃縮溶液、一般的には水性濃縮溶液を希釈するため
の構造になっている。希釈液は、濃縮溶液用注入口及び
別の希釈溶液用注入口を有するアスピレータを通って流
れる。前記アスピレータは、希釈液及び濃縮液と連結し
ているアスピレータベンチュリの作用により生成される
使用溶液用排出口も備えている。効率的に作動するよ
う、濃縮液は十分な容量をもつ貯蔵器の中で蓄えられ
る。貯蔵器は、濃縮溶液排出口を備えており、前記排出
口は流体コミュニケーションの状態にある濃縮溶液用ア
スピレータ注入口に導かれている。貯蔵器は、濃縮溶液
容器の開口手段も備えている。貯蔵器は、濃縮液容器が
挿入できる形状及び構造になっている。貯蔵器は、前記
貯蔵器の開口手段により、頻繁に濃縮液容器を開けるこ
とができるような方法で、他の容器が挿入できないよう
に、濃縮液容器に合う形状及び構造になっていることが
望ましい。
濃縮溶液容器は、密封手段により密封される。前記密
封手段は、弾性密封ウェブ又は堅い円筒形密封フィット
メントから成り得る。前記フィットメント及び前記弾性
ウェブは、前記ウェブに容易に穴を開けることができ、
濃縮物質を貯蔵器へ排出又は移すことができるように設
計されている。
前記密封フィットメントは、容易に開けられる特性を
持つ。濃縮溶液容器は、開けられた後、濃縮液が貯蔵器
に流れ込むように、貯蔵器に挿入されるのが好ましい。
前記容器を挿入する際に起る機械的作用により、容器の
開口手段に対して容器が押し込まれ、フィットメントが
開けられる。濃縮溶液は、開けられたフィットメントを
通って、開けられた容器から貯蔵器に移される。一定量
の希薄使用溶液が必要とされる場合、機械的、電気的又
は油圧式制御装置は、希釈液及び貯蔵器からの濃縮溶液
を適量流し又は引き上げ、濃縮液と希釈液を混ぜ、アス
ピレータベンチュリを通って測定された量の希釈液が流
れるよう作動する。生成された使用溶液は、コンテナポ
ートに配置された使用溶液容器に集められる。希釈装置
で使用された使用溶液容器及び濃縮液容器は、実質的に
同一のものである。前記フィットメントは、濃縮液容器
が空になった場合、前記容器の物理的改良無くして又は
希釈ステーションにおいて妨げられること無く、希釈装
置にある充填ステーションに挿入できるような構造にな
っていることが好ましい。必要であれば、前記フィット
メントを使用前に濃縮液容器から除去することもでき
る。希薄使用溶液用容器を、濃縮液源に戻し、濃縮液を
再充填し、新しいフィットメントを取り付けることによ
り、新しい濃縮液容器を作ることもできる。
本発明の希釈装置の運転形態において、希釈装置が、
装置において限定されたスペースを有する、コンテナポ
ート又は使用溶液容器充填ステーションを備えているこ
とが好ましい。その限定された、好ましくは窪んだスペ
ースは、使用溶液容器を挿入できる構造になっている。
前記スペースは、使用溶液容器を支え、充填中その位置
に保つような構造になっている。そのように、前記スペ
ースは、使用溶液容器を含有し包囲するように形造られ
ている、土台部と壁部からなる。実質的に、使用溶液容
器のサイズが大きくなれば、充填ステーションへの容器
挿入は不可能となる。そのような充填ステーションは、
使用溶液容器の上部先端近くに位置するアスピレータ排
出口を備え得る。アスピレータ排出口は、充填ステーシ
ョンに容器を設置する前に、前記容器に充填管を挿入で
きるような柔軟性のある充填管を備え得る。
図面の簡単な説明 図1は、濃縮溶液容器を開け、アスピレータを使用し
て濃縮容器を希釈し、希釈された濃縮溶液である希薄使
用溶液を、使用溶液容器に導くために使用され得る装置
の一般的な側面図である。図1は濃縮溶液容器と使用溶
液容器が、実質的に同一であることを示している。
図2は、濃縮溶液用容器を密封するために使用され
る、フィットメントの上から見た図面である。濃縮溶液
容器を開けるためのヒンジ部及び分裂部により限定され
ている開口部が示されている。前記フィットメントを開
口するための手段により穴が開けられる場合、その分裂
部は、貯蔵装置において、濃縮液が前記容器から貯蔵器
に流れ込むことができるように開口部となる。
図3は、ボトル又は容器に挿入された図2のフィット
メントの断面図である。
図4は、ボトル又は容器に挿入された図2のフィット
メントの第二実施例の断面図である。
図5は、前記フィットメントを開口する手段を有す
る、貯蔵器の合わせ面の断面図である。前記合わせ面
は、適切な濃縮液容器の形状に適合し、濃縮液が濃縮液
容器から貯蔵器に確実に移されるために、前記フィット
メントを開口する穴開け装置を備えている。
図6は、好ましい二重機能を持つ濃縮液容器及び希薄
使用溶液容器の図面である。
図7は、アスピレータ15を作動させる油圧式電磁スイ
ッチを使用している点を除いては、図1と実質的には同
一の希釈装置の一般的な側面図である。
図8は、本発明の濃縮液容器及び希薄使用溶液容器に
適合するキャップ、ボトル及びフィットメントの実施例
の断面図である。フィットメントは、穴を有する通気孔
及び疎水性の弾性ウェブを備えている。ボトル及びフィ
ットメントは、不要な圧力を発生させることなく、閉じ
込められた蒸気又はガスを容器から逃がす通気孔を有す
る、穴のあいたキャップで密封される。
本発明の詳細な説明 濃縮溶液を希薄使用溶液に希釈するための本発明の装
置は、アスピレータを備えている。アスピレータは、濃
縮液を引き上げるため、水圧によって駆動されるベンチ
ュリ装置を有する。前記ベンチュリ装置は、濃縮液の量
に関連するノズル開口部を備えている。前記ノズルを通
る希釈液の速度によって圧力が低下し、アスピレータに
濃縮液を汲み上げ、圧力、管のサイズ及び長さによって
通常定められた比率で一般に濃縮液と希釈液を混ぜる。
希薄使用溶液は、いったん希釈され混ぜられると、希薄
使用溶液用排出口を通ってアスピレータから出る。前記
排出口は、使用溶液容器と流体コミュニケーションの状
態にある。前記アスピレータは、概して約69〜約414KPa
ゲージ(10〜約60ポンド−力/平方インチゲージ(psi
g))の範囲の希釈液圧力に適応するサイズになってい
る。殆どの自治体において約138〜276KPaゲージ(20〜4
0ポンド−力/平方インチゲージ(psig))の圧力で、
水道水が利用できることが望ましい。本発明の装置は、
そのような圧力において最高に機能する。しかしなが
ら、当装置は様々な水圧に適応することができる。当装
置は、毎分約3〜20リットル(1〜40ガロン)の希釈液
が、前記装置内を流れるようにできる部品を使用して組
み立てられるのが好ましい。一般に、希釈装置の通常の
運転により、毎分約3〜20リットル(1〜4ガロン)以
上の希薄使用溶液が生成される。本発明の濃縮物質は、
汎用洗剤及び消毒物質、被覆成分及びその他の有用な営
業用又は工業用濃縮溶液を含む。そのような物質とは、
窓洗剤、手洗い石鹸、硬質表面洗剤、床洗剤、シンク洗
剤、タイル洗剤、排水管洗剤、排水管詰まり解消剤、ガ
ラス洗剤、調理器具洗剤、殺菌剤、消毒剤、水性被覆成
分、減水濃縮液、減水床仕上げ剤、水性ワックス分散
物、空気浄化剤、消臭剤、及び水溶液、水性アルコール
溶液、水性分散液、減水溶液、又は減水分散液等として
生成され得るその他類似の濃縮液を含む。
希薄使用溶液への希釈に有益な濃縮溶液物質は一般
に、洗浄又は消毒化学薬品である水性溶液、水性懸濁
液、減水濃縮液、水性アルコール濃縮液等である。
濃縮液は、約20〜90重量%の活性洗浄物質を含有し得
る。濃縮溶液の一般的粘度は、通常1〜400センチポイ
ズ(cP)の範囲となっている。その化学的組成は、界面
活性基洗剤、抗菌剤、床仕上げ剤等を含有し得る。前記
洗剤は、一般的中性系、相溶性界面活性剤、共同溶媒及
びその他の添加物を含む酸塩基系、又はアルカリ性源、
相溶性界面活性剤、共同溶媒等を含むアルカリ系で有り
得る。
一般に、中性界面活性剤基系は、通常水性又は水性・
アルコール溶剤系を基礎とし、本発明の組成物を生成す
るために様々な界面活性剤、シックナー、石鹸混和剤、
染料、香料等を使用することができる。有用な溶剤系と
しては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソ
プロパノールのような低アルカノール;エチレングリコ
ール、セロソルブ、カルビトール、プロピレングリコー
ル、ヘキシレングリコールのようなジオール、ポリオー
ル及びエーテルジオール;ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール;モノエタノールアミン、ジエ
タノールアミン、トリエタノールアミン等の有機塩基及
びその他物質がある。
典型的な酸性系は、一般に酸性洗浄物質の有効量を含
有する水性又は水性溶剤基系である。有機酸及び無機酸
両方を使用することができる。有用な酸の代表例として
は、塩酸、リン酸、酢酸、ヒドロキシ酢酸、クエン酸、
安息香酸、ヒドロキシ安息香酸、グリコール酸(ヒドロ
キシ酢酸)、乳酸、コハク酸、アジピン酸、アルキル酸
及びアリールスルホン酸、及びその他周知の酸性系物質
がある。これらの物質は、完全な機能的物質を生成する
ために、周知の相溶性界面活性剤系、シックナー、石鹸
混和剤、染料、共同溶媒等と組み合わせて使用すること
ができる。
アルカリ系は一般に、アルカリ性源物質と組み合わさ
れた水性又は水性溶剤系である。高度アルカリ性源及び
適度アルカリ性源物質を使用することができる。有用な
アルカリ性源物質には、金属アルカリ、有機塩基、アン
モニウム水和物、アミン、炭酸塩、塩、揮発性アミン等
がある。高度アルカリ性源物質には、水溶液中に高濃度
の水酸化物(OH-)を供給する水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等がある。
本発明の中性、酸性又は塩基性は、一般に界面活性剤
も含む。その界面活性剤は、生成された組生物における
表面張力を変えることができ、汚れ除去及び汚れを乳化
することによる懸濁状態を促進し、その後水洗洗浄又は
すすぎ流しにより除去できる化合物、ポリマー及び反応
生成物を含有するあらゆる単一成分又は複数成分を含有
してもよい。アニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、非イオン界面活性剤、両性の及びそれらの混合物の
ような有機界面活性剤を含むあらゆる界面活性剤が使用
され得る。
数ある中で、硫酸アルキルとスルホン酸塩、アルキル
エーテル硫酸塩とスルホン酸塩、アルキルアリール硫酸
塩とスルホン酸塩、アリール硫酸塩とスルホン酸塩のよ
うなアニオン界面活性剤、及び硫酸化脂肪酸エステル
が、本発明の濃縮液に使用できる。
本発明の、ある選択自由な配合において、一般に有益
であると見られている非イオン界面活性剤は、エチレン
オキサイド成分、ポリピレンオキサイド成分及びそれら
の混合物を含むものである。これらの非イオン性物質
は、酸性環境、中性環境及びアルカリ性環境においてpH
値が安定していることが分かっており、必要な洗浄力及
び汚れの懸濁効力も供給する。
これらの系における使用に特に有益な界面活性剤とし
ては、アミンオキシド界面活性剤がある。有益なアミン
オキシド界面活性剤の化学式は: であり、上記においてR1は、C8〜C20−アルキル又はC8
〜C20−アルキルアミド−C2〜C5−アルキル基、そしてR
2及びR3は個別にC1〜C4−低級アルキル又はヒドロキシ
−C1〜C4−低級アルキルである。
前記組成は、ビルダーを含むこともできる。ビルダー
は、洗浄液の洗浄効果を促進する物質であり、成分にお
いては有機又は無機のどちらかである。ビルダーは、水
分調整の特性も発揮し、ある場合にはキレータ及び金属
イオン封止剤としても作用する。本発明において有益な
ビルダーとしては、それらのみに限定されはしないが、
炭酸塩、ケイ酸塩、リン酸塩及びホウ酸塩のアルカリ金
属塩又はアンモニア塩或いは置換のアンモニア塩、水溶
性アルカノールアミン、置換アルカノールアミン、同様
に短鎖カルボン酸及びそれらの塩がある。複合リン酸塩
は、一般的な金属イオン封止ビルダーであり、炭酸ナト
リウムは、沈殿ビルダーである。アルミノケイ酸ナトリ
ウムは、イオン交換ビルダーである。ビルダーのその他
の作用としては、(特に酸性の汚れ)洗浄を促進するた
めのアルカリ度供給、有効レベルにアルカリ度を維持す
るため、汚れ再堆積を防ぐため及び油や油脂性の汚れを
乳化するための緩衝容量の供給があげられる。一般に利
用可能な有機又は無機ビルダー物質を使用することがで
きる。そのようなビルダーとしては、トリポリリン酸ナ
トリウム又はトリポリリン酸カリウム、ピロリン酸ナト
リウム又はピロリン酸カリウム、オルトリン酸ナトリウ
ム又はオルトリン酸カリウム、炭酸ナトリウム、ニトリ
ロ三酢酸、ナトリウム塩、クエン酸ナトリウム、カルボ
キシメチルマロン酸塩、酒石酸塩、モノコハク酸塩及び
ジコハク酸塩、オキシジコハク酸塩、結晶性又は無定形
アルミノケイ酸塩及びそれらの混合物がある。ポリアク
リル酸物質のようなポリカルボンホモポリマー並びにコ
ポリマーは、ロームアンドハース社(Rohm and Haas Co
mpany)からアクリソル(Acrysol(登録商標))として
販売されており、アクリル無水マレイン酸コポリマー
は、ビーエーエフエフ社(BASF Corporation)からソカ
ラン(Sokalan(登録商標))として販売されている。
これらのビルダー物質は、例えば1〜80重量%、好まし
くは約5〜60重量%のレベルで含有され得る。
本発明の洗剤は、希釈可能な濃縮液において殺菌剤、
殺真菌剤、抗ウイルス剤又はそれらのあらゆる組み合わ
せ等からなる抗菌剤を含み得る。最終用途に応じてそれ
らは選択される。有用な抗菌剤の例としては、Cl2,Br2
のようなハロゲン又はNaOcl或いはNaOBrのようなそれら
の源、脂肪酸、過脂肪酸、脂肪族スルホン酸又は芳香族
スルホン酸、過酸化水素及びその他の過酸化物、グルタ
ールアルデヒド、パラクロロ−メタ−キシレノール(PC
MX)、クロルヘキシジングルコン酸塩(CHG)、5−ク
ロロ−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノール、
アルコール、ヨードフォア(iodophores)、ポビドンヨ
ウ素(povidone iodine)、エトキシルアルキルフェノ
ール、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、フ
ェノール化合物、塩素処理されたフェノール、グルター
ルアルデヒド、第四級化合物等がある。第四級アンモニ
ウム化合物は、本発明において抗菌剤としても有益であ
り、シュテパンケミカル社(Stepan Chemical Compan
y)のような製造業者により商業化されているN−アル
キル(C12-18)ジメチルベンジルアンモニウム塩化物、
N−テトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロラ
イド一価酸塩、N−アルキル(C12-14)ジメチル1−ナ
フチルメチルアンモニウムクロライドのような第四級ア
ンモニウム界面活性剤を含むカチオン界面活性剤があ
る。
前記組成は、グルコン酸、クエン酸、酒石酸、乳酸及
びガンマヒドロキシ酪酸等のようなヒドロキシカルボン
酸、アミノポリカルボン酸及びその塩、ポリカルボン酸
及びその誘導体並びにその塩、メタリン酸塩、ポリリン
酸塩、アルカリ金属リン酸塩を含む金属イオン封止剤又
はキレート化剤も含有し得る。
有益な配合として、少なくとも一つの最良の配合によ
る下記の一般的製剤及び特定の濃縮液があげられる。
濃縮溶液用貯蔵器は、アスピレータの濃縮液注入口と
流体コミュニケーションの状態にある。前記貯蔵器は、
装置が効率的に作動するように、十分な量の濃縮液を支
える手段を有する。一般に、貯蔵器の最大支持容量は約
750ミリリットル〜4リットルである。貯蔵器は、熱可
塑性物質、補強熱可塑性物質、熱硬化性物質、構造物
質、ガラス、ガラス繊維等を含む様々な便利な物質から
作られる。貯蔵器は、濃縮溶液容器の形状又は構造に適
合した合わせ面を有することが好ましい。更に貯蔵器
は、容器を密封している開口可能なフィットメントを備
えた濃縮溶液容器を開ける手段を有する。
貯蔵器に使用されている濃縮液容器に対する合わせ面
は、(1)容器から貯蔵器内に濃縮液が移る、排出され
る又は流れる位置に、又は貯蔵器に移るような位置に濃
縮液容器を支え、(2)適切な容器と濃縮液がその希釈
用装置に確実に挿入され、(3)及び容器から貯蔵器へ
の、濃縮液の迅速な移送を促進するのに十分なだけ密閉
フィットメントを効率的に開けるような形状及び構造に
なっている。
前記装置は一般に、様々な濃縮溶液を有益な希薄使用
溶液に希釈する構造になっており、適用されている。適
切な濃縮液内の各貯蔵装置における相互汚染を防がなけ
ればならない。酸性洗剤は基本洗剤の効力をなくし得
る。更に、酸に塩素源を添加すると、不適当な毒性ガス
を放出する可能性がある。その他種々の不適当な相互作
用が起る可能性があり、意図した目的に適当でない使用
溶液が最終的に生じる。不適当な濃縮液による、使用溶
液のいかなる相互汚染をも防ぐため、各濃縮液容器は、
適切な容器にのみ合う表面を有する、適切な貯蔵器にの
み容器が挿入できる形状及び構造になっている。前記合
わせ面は、濃縮液容器表面に窪みを有し、相補的な貯蔵
器形状を有するのが好ましい。前記窪みは、非対称の濃
縮液容器上に作られる。濃縮液容器は、単一構造を持ち
単一貯蔵器に挿入され得る。貯蔵器の合わせ面は、容器
の全体形状に一致するように形作られている。ボトルの
合わせ面と窪み及びその相補的な貯蔵器形状の相互作用
により、ある特定の濃縮液容器のみが確実に貯蔵器に挿
入され得る。濃縮液容器を貯蔵器に挿入した後、容器の
内容物が貯蔵器に迅速に移されるような位置に濃縮液容
器があるように、前記合わせ面は位置づけられている。
本発明の実施例として、貯蔵器は、濃縮液容器の弾性
密封ウェブ又は堅い密封フィットメントのような密封部
を開ける手段も備えていることが好ましい。濃縮液容器
が、貯蔵器へ効果的に挿入できるように形作られ適応さ
れているのであれば、濃縮液容器の密封フィットメント
は開口手段と接触することになる。開口手段は、濃縮液
容器の密封フィットメントに穴を開ける。
密封部は、弾性ウェブ又は堅い円筒形のフィットメン
トから成り得る。弾性ウェブは、弾性熱可塑性膜、金属
箔又は紙片から成り得る。ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリテレフタル酸エチレン又はその他周知の有効な
膜を含む様々な熱可塑性物質が密封部として使用され得
る。使用することのできる金属箔としては、アルミ箔、
金属化ポリエステル等がある。使用することのできる紙
ウェブとしては、一般的セルロースシート及びシリコー
ンのような疎水性物質で処理したセルロースシート、熱
可塑性被膜物質、膜又は箔ラミネート等がある。
前記密封フィットメントは、円状又は円筒状の差込部
からなることが好ましい。前記差込部は、濃縮液容器の
開口部に密着するように適合する。前記フィットメント
は、一般に熱可塑性ウェブ密封部を有する。熱可塑性ウ
ェブ密封部は、ヒンジ部及び窪んだ薄い線によって限定
されている分裂線により、前記ウェブから分離される開
口部を有する。
穴開け手段は、あらゆる弾性ウェブ密封部に容易に穴
を開ける。貯蔵器の穴開け手段は、フィットメントの開
口部に接触し、分裂線でフィットメントの開口部がウェ
ブから分離され、その後ヒンジ部上へ開口部がぶら下が
った形で取り除かれる。ウェブは、一般に約0.2〜5ミ
リメートルの厚さを持つ熱可塑性ウェブである。分裂線
は、概してヒンジ部と共に実質的により薄い部分(即
ち、0.1〜0.5ミリメートル)であり、ウェブにおいて輪
郭を示している線である。分裂線は、フィットメント内
のウェブの周りに形作られ、貯蔵器の内容物を効果的且
つ迅速に移せるよう、十分な開口部を囲んでいることが
好ましい。開口部は、熱可塑性ウェブの約50%又はそれ
以上の面積を占める。開口部は更に、分裂線で限定され
たヒンジ部により更に限定されており、開口の際に開口
部から除去される物質が、分裂線上で熱可塑性ウェブを
開口するように移動する。分裂線が実質上0.1ミリメー
トル以下である場合、分裂線から不適切な液体漏れの生
じる可能性がある。分裂線が約0.5ミリメートル以上又
は熱可塑性ウェブの厚さの約50%より厚い場合、開口の
際に開口部に穴を開け、フィットメントから開口部を除
去する事が困難に成り得る。フィットメントの直径は、
約10〜50ミリメートルであることが好ましい。熱可塑性
ウェブは、約10〜60ミリメートル高さの円筒状差込部内
に形作られ得る。フィットメント内の堅い熱可塑性ウェ
ブは、フィットメント内の都合の良い場所であれば、ど
こにでも位置付けることができる。ウェブは、ボトルに
挿入される際、フィットメントのボトルの内側に近い、
フィットメントの最も外側の限界である位置に設けるこ
とができ、又はフィットメントの一番外側の部分に位置
づけることができる。一般に熱可塑性ウェブは、フィッ
トメントの両端の中間部に設けられる。貯蔵器の開口手
段を使用して、開口しやすくするため、そのような位置
が一般に使用される。
開口手段が開口部に接し、熱可塑性ウェブを分裂線で
分裂させ、密閉部から開口部にある物質を除去するよう
な位置に、濃縮液容器を開ける手段が貯蔵器に設けられ
ていることが好ましい。
開口部にある物質除去とは、物質が分裂線で完全に除
去され、フィットメントから切り離されることを意味す
る。そのような開口プロトコルは、濃縮液が通過する開
口部を残して、フィットメントから完全に除去される分
裂部により限定される密封ウェブの円形部を作る。尚、
物質の除去という用語は、ヒンジ部によりフィットメン
トに固定されたまま、開口部から物質の位置が変わるこ
とをも意味できる。濃縮液が流れる路を作る開口部から
物質がヒンジ部にぶら下がった状態で取り払われ、ヒン
ジ部を残して実質的に分裂部の270゜以上、好ましくは3
00゜以上の円弧を有する分裂線上で、開口手段により分
裂が起る。
希薄使用溶液は、アスピレータ排出口から使用溶液容
器へと移される。前記アスピレータ排出口は、使用溶液
容器の開口部に位置付けることができる。そのような構
造において使用溶液は、ボトルの頚状部に最も近い開口
部から流入し、容器の底に接する。使用溶液の発泡に問
題がある場合は、容器の底又は溶液輸送管を、乱流や発
泡を最小限にするような構造にすることができる。選択
肢として、アスピレータ排出口を、使用溶液容器の底ま
で使用溶液を運ぶ排出管を設けた構造にすることができ
る。そのような輸送管を備えた構造は、充填中の発泡の
可能性を実質上削減する。
一旦開口すると、容器の内容物は容器に効率良く迅速
に移される。濃縮液容器を開ける手段の構造は、フィッ
トメントまで届く鋭い刃の部分を備えた細長い部材であ
ることが好ましい。開口手段は、円形、三角形、長方形
等を含む様々な断面形状であり得る。好ましい傾斜のつ
いた二表面形状を図5に示している。開口部から除去さ
れた物質が、確実にヒンジ部で回転し、貯蔵器への濃縮
液の流れから離れた所に確実に位置するようにさせる部
分を開口手段が備えていることが好ましい。ある構造に
おいては、開口部から除去された物質は、濃縮液の流れ
に影響されながら、流れを部分的に又は完全に妨害する
フィットメントに戻る事も有り得る。開口手段は、開け
られた容器から貯蔵器へ、確実に濃縮液を迅速且つ完全
に移すことができるような構造になっていることが好ま
しい。
濃縮液貯蔵器内に蓄えられる濃縮溶液は、アスピレー
タの濃縮液注入口と液体コミュニケーションの状態にあ
る。『液体コミュニケーションの状態に』という用語
は、圧力が殆ど降下せず且つ多量の漏れが生じなけれ
ば、液体が部品間(例えば、貯蔵器からアスピレータ
へ)を流れるように、希釈装置の部品が接続されている
ことを示している。液体コミュニケーション手段として
は、弾性熱可塑性管、TYGON管、PVC、CPVC硬質プラスチ
ック管又はその他の適切な液体導管を含むことが好まし
い。管の直径は、適切な流れを確保する上で重要であ
り、一般に内径が5ミリメートル以上である。液体コミ
ュニケーション手段は、圧力降下を確実に最小に留める
最も短いものが選択される。希釈液にするための濃縮溶
液の希釈比は、一般に希釈液100部に対して濃縮液約0.1
〜40部の割合、好ましくは希釈液100部に対して濃縮液
0.25〜30部の割合、理想としては希釈液100部に対し濃
縮液約0.5〜25部の割合であるのがよい。希釈比は、濃
縮液溶液とアスピレータ間の管、アスピレータの適切な
選択により選べる。希釈比は、濃縮液溶液とアスピレー
タ濃縮液注入口との間に、流量制限装置を装備すること
により制御することもできる。計量チップ又は絞り弁と
しても知られているそのような流量制限装置は、貯蔵器
排出口、又はアスピレータ注入口或いは輸送管でつなが
れた貯蔵器とアスピレータの間の任意の場所に挿入でき
る。貯蔵器からアスピレータへの流れを制限するため
に、計量チップの直径は、約0.010から0.187インチ又は
約0.25から4.75ミリメートルがよく、計量チップのサイ
ズは、利用できる最小の直径から最大の直径まで様々で
あり、希釈比を測定することにより容易に選択すること
ができる。
希釈溶液は、使用溶液を生成するため、一般にアスピ
レータで濃縮溶液と混ぜられる。希釈溶液は、概して水
性液体である。実用的な水性液体としては、一般の水道
水(地域の自治体により敷設された水道設備)、軟水、
加熱水、脱イオン水、蒸留水又は営業地域或いは工業地
域でのその他一般に利用可能な水流がある。代表的な希
釈溶液としては、水道水又は加熱水道水を含む水性希釈
溶液がある。アメリカ合衆国における配管は、ある環境
においては、供給管における水圧の変化により、水道管
に濃縮液又は希薄使用溶液が流入する可能性がある場
合、水道水の流れが、真空制動により遮断されるように
することを勧める。場合によっては、それを必要とす
る。本発明の装置が、本発明の一つ又はそれ以上の装置
を備える希釈ステーションで使用される場合、水性希釈
液源は、共通の連結管又は共通の希釈物質液体源で有り
得る。
アスピレータを通過する水性希釈液の流れにより、希
釈液の流れに濃縮液を引き上げる圧力が低下し、希薄使
用溶液を生成する。アスピレータを通過する希釈液の流
れは、アスピレータの作用により、適量の希薄使用溶液
が確実に生成されるよう制御される。希釈液の流れは、
多くの方法で制御することができる。希釈液の流れは、
簡単な油圧又は電気により駆動されるオン・オフスイッ
チで、適切な充填量を視覚的にチェックするオペレータ
ーが電圧を印加することにより、制御できる。希薄使用
溶液で適切に使用溶液容器を満たすのに十分な時間、前
記スイッチで電圧を印加する。制御装置は、容器を満た
すのに十分な時間、適切に希釈液が流れるよう入力しプ
ログラムされたタイマー装置も備え得る。更に、制御装
置は、容器の容量を示す容器から出る信号を制御装置に
伝える入力手段を備えることができる。前記入力信号
は、重さ、量、充填量又は必要とされる接触に関連した
容器のその他の状態を検知できる、多くの様々なセンサ
装置から出され得る。容器が満たされると、センサは流
れを止めるよう制御装置に信号を出す。制御装置は、油
圧により印加される制御機械でもよい。そのような機械
は、一旦始動すると指定された時間の間作動する。油圧
式タイマーは一般に、粘度や流れを通して、油圧式制御
装置が開口した状態にある時間を制御する水路を有す
る。
本発明の装置は一般に、希釈装置の作動中に、希薄使
用溶液を受け取る場所に位置する、使用溶液容器用ステ
ーションを備えている。そのようなステーションは、ア
スピレータ排出口と流体コミュニケーションの状態にあ
る。本発明の希釈装置の運転形態において、希釈装置
は、装置において限定されたスペースを有する、コンテ
ナポート又は使用溶液容器充填ステーションを備えてい
ることが好ましい。その限定された、好ましくは窪んだ
スペースは、使用溶液容器を挿入できる構造になってい
る。前記スペースは、使用溶液容器を支え、充填中その
位置に保つような構造になっている。そのように、前記
スペースは、使用溶液容器を含有し包囲するように形造
られている、土台部と壁部からなる。実質的に、使用溶
液容器のサイズが大きくなれば、充填ステーションへの
容器挿入は不可能となる。そのような充填ステーション
は、使用溶液容器の上部先端近くに位置するアスピレー
タ排出口を備え得る。アスピレータ排出口は、充填ステ
ーションに容器を設置する前に、前記容器に充填管を挿
入できるような柔軟性のある充填管を備え得る。
一つ又はそれ以上の希釈装置を有する希釈ステーショ
ンにおいて使用される場合、すくなくとも一つの装置
が、使用溶液容器用ステーションを備え持つ。その他の
希釈装置は、使用溶液容器以外の容器に希薄使用溶液の
流れを導くことができる。希薄使用溶液は、モップバケ
ット又はあらゆる任意の容器に液体コミュニケーション
手段、一般的には管又は他の導管を通して導かれ得る。
濃縮溶液用及び希薄使用溶液用容器は、実質的に類似
している。実質的な類似とは、容器の形状により、二重
使用(すなわち、濃縮液容器として及び希薄使用溶液容
器として)ができる事を意味している。容器は、濃縮液
貯蔵器及び充填ステーションの双方に合う又は適合する
ような構造になっている。
密封手段を使用しての運搬中又は在庫中に、濃縮液が
容器から漏れないように、容器を密封することができ
る。密封手段は、容器開口部に適合した弾性ウェブ密封
部又は堅いフィットメントから成り得る。弾性ウェブ
は、熱可塑性膜、金属箔及び紙ウェブであることが好ま
しい。フィットメントは、堅い熱可塑性ウェブを有する
円筒状フィットメントから成ることが好ましく、前記ウ
ェブは容易に穴を開けることのできる分裂部により限定
される開口部を有し、前記分裂部が円形状開口部を限定
していることが好ましい。ヒンジ付き分裂部は、開口部
から除去される。フィットメント(図3、4及び8参
照)は、ボトル頚状部に挿入され、円筒状フィットメン
トの外面とボトル頚状部の内面が密着するようにはめ込
まれる。フィットメントは、穴を開けられる様式になっ
ていることが好ましい。フィットメントは、フィットメ
ント熱可塑性ウェブに、好ましくは分裂部にガス抜き穴
を設け得る。ガス抜き穴は、液体が容器から流出せず、
容器内からガスや蒸気が抜けるような密封手段で覆うこ
とができる。一般に、機械式バルブ装置を使用すること
ができる。または、ガス抜き穴を密封するために、疎水
性膜を使用することができる。弾性ウェブ又はフィット
メントによって密封された容器は、容器を更に密封する
ために取り付けられるキャップを備え得る。あらゆる液
体漏れ又はガス漏れを防ぎ、更に密封するために従来の
キャップを使用することができる。代わりとして、ガス
抜きキャップを使用することもできる。ガス抜きキャッ
プは、ガス抜き手段を備え、一般的なキャップ構造を有
する。実用的なガス抜き手段としては、キャップの穴又
はキャップの内面に取り付けられた透過性ライナがあ
る。キャップがあらゆる液体を保持する一方で、蒸気又
はガスが容器から抜けることができるように作用する疎
水性膜で前記キャップ穴を覆うことができる。その代わ
りとして、ガス又は蒸気が抜けることのできる多孔性ラ
イナを使用することが好ましい。そのような種々のライ
ナは、市場にて入手可能である。そのようなライナとし
ては、多孔性発泡熱可塑性物質、熱可塑性物質表面にワ
ッフル状の窪みを有する熱可塑性物質、ガス抜き穴又は
その他周知のガス抜き手段がある。そのようなキャップ
は一般に、ガス抜きフィットメント代替物と共に使用さ
れる。
濃縮液容器を貯蔵器に挿入できることが好ましい。濃
縮液容器表面は、貯蔵器内表面の独自の形状又は構造と
適合し、挿入されると、容器内の内容物が貯蔵器に流出
又は移るように、貯蔵器に備えられた開口手段により開
口され得る。濃縮液容器は、空になると、使用溶液容器
用充填ステーションに配置され、貯蔵器を満たした後直
ちに又はその後いつでも前記容器に希薄使用溶液を充填
することができる。使用溶液容器及び濃縮液容器の形状
並びに構造は類似しており、できれば同一であることが
好ましい。濃縮溶液が貯蔵器に移された後、前記容器は
元の場所に残っているフィットメントと共に使用でき
る。選択的に、開口フィットメントは、容器の頚状部か
ら除去できる。スプレーヘッド又はその他のスプレー接
続装置は、使用溶液容器に挿入することができ、容器か
ら希薄使用溶液が流出するよう、フィットメントを開口
した位置に保持することができる。容器は、約750〜200
0ミリリットル、好ましくは850〜1000ミリリットルの液
体容量を有し得る。容器は、洗浄場所に使用溶液を提供
するため、制動機の手動圧縮により操作されるスプレー
ヘッドの挿入にも適応し得る。濃縮溶液用及び使用溶液
用共通容器のこの装置は、容器の洗浄、再充填及び再分
配により蓄積された容器の再利用を可能にする。それら
容器はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、
PVC、PET等を含む一般的な熱可塑性物質からできている
ことが好ましい。
図の詳細な説明 図1は、本発明の希釈装置・充填装置の一般的な側面
図である。希釈装置は、アスピレータ16を有し、アスピ
レータを通る希釈液の作用及び流れによってアスピレー
タは作動する。一般に希釈液は、希釈液を引き上げるア
スピレータ16にあるベンチュリ(図には示されていな
い)を通る、水入口連結管17からの水道水又は脱イオン
水からなる。アスピレータ16にあるベンチュリ(図には
示されていない)の作用により、アスピレータ16は濃縮
溶液2も引き上げる。アスピレータ16の内部で、濃縮液
2と希釈溶液が混ざり、容器11Bに導かれる希薄使用溶
液5を生成する。容器11Bは、一般的には1において、
希薄使用溶液5を含有する容器に適応した装置の充填ス
テーションに取り付けられる。装置は、容器12に多量の
濃縮溶液2を含有する装置からなる濃縮溶液貯蔵器10も
有する。濃縮液貯蔵器10は、濃縮溶液2で満たされた濃
縮溶液ボトル11Aを支持し開口する手段13も備えてい
る。前記ボトル開口手段13は、一般的に貯蔵器のボトル
支持手段と関連した穴開け手段からなる。濃縮溶液2
は、管のような液体コミュニケーション手段4を通って
アスピレータ16に運ばれる。濃縮溶液2の流量を制御す
るために、選択的装置18は、濃縮液容器11Aとアスピレ
ータ16の間の、管内のある場所に取り付けられる。流量
制御装置は、流量を制御する内径の選択された管又は濃
縮液貯蔵器排出口18に取り付けることのできる計量チッ
プであることが好ましい。
前記装置は、アスピレータ16と有効に接続されている
液体コミュニケーション手段3及び水入口連結管17を備
えており、水性希釈液となる液体源を付加的に有する。
水性希釈液の流れは、制御装置14によって操作されるバ
ルブ15により制御される。制御装置14は、制御された量
の希薄使用溶液5が、容器11Bへ導かれるようプログラ
ムされた手動操作オン・オフスイッチ、油圧式スイッ
チ、電気タイマー又は油圧式タイマーのいずれかからな
る。
有用な希薄使用溶液を生成する希釈装置が、確実に、
適切に作動するように、装置が希釈液を含有しているこ
とを検知するため、センサ6は制御バルブ15に最も近い
場所に位置している。
水道水又は脱イオン水の源である連結管17への希薄使
用溶液5の逆流汚染を防ぐ真空制動19が、連結管17とア
スピレータ16の間の水性希釈液の流路に付加的に設けら
れている。
ボトル充填装置は、濃縮液容器11Aを貯蔵器10に挿入
し、開口手段13の機能により容器11Aの内容物である濃
縮液2を貯蔵容器12に移すことにより作動する。希薄使
用溶液5が、制御装置14により必要であるとされる場
合、濃縮液2が、水性希釈液と混合されるようアスピレ
ータ16に引き上げられ、希釈液が圧力によりアスピレー
タ16を通過できるようソレノイドバルブ15は作動する。
混合された濃縮液2と水性希釈液は、希薄使用溶液容器
11B内に希薄使用溶液5を生成する。濃縮液容器11Aが空
になると、濃縮液容器11Aは貯蔵器10から取り除かれ、
アスピレータ16により希薄使用溶液5を充填するため、
使用溶液容器11Bとして充填ステーション7に設置され
得る。
図2は、濃縮溶液用容器に挿入できるフィットメント
20の上から見た図であり、濃縮液貯蔵器に設けられたボ
トル開口手段により、そのフィットメントは容易に開け
られる。フィットメントは、円筒状部材21の内面を塞ぐ
円形ウェブ密閉部22を取り囲む実質上円筒体21からな
る。前記円形密閉部22は、密閉ウェブ22に分裂線23を有
する。前記ウェブ22は、開口部25、分裂線23及びウェブ
縁部27を有する。分裂線23は、ウェブの窪んだ部分であ
り、貯蔵器に設けられた開口手段と接触することにより
分裂するようになっている。分裂線23は、実質上円形線
から成る。分裂線の円周部には、ヒンジ部24がある。ヒ
ンジ部24も、ウェブ22の窪んだ部分である。しかしなが
ら、ヒンジの窪んだ部分は、分裂線23より厚い。開口さ
れる際、ヒンジ部24は、プラッギング(逆相制動)を防
ぐため、フィットメントに付属した密閉部22を保持す
る。フィットメントは、濃縮液容器開口部を密封する縁
26も有する。
図3は、濃縮液容器30の頚状部に挿入された図2のフ
ィットメントの断面図である。円筒体フィットメント20
の外表面21は、容器30の内壁表面33に密着する。フィッ
トメントは、縁26及び突出部31によりボトル30の内部と
接する場所に保たれる。ボトル30にフィットメントを保
つ突出部32により、フィットメントは付加的に固定され
る。フィットメントは、分裂線23及び開口部であるウェ
ブ25とウェブ縁27を有する密封ウェブ22を備えている。
運転中、容器を空にする間、ヒンジ部24(図2参照)が
フィットメント内部で開口部25を固定する。
図4は、濃縮液容器40の頚状部に挿入されたフィット
メント41の第二実施例の断面図である。円筒体フィット
メントの外表面43bは、容器40の内壁表面43aに密着す
る。フィットメントは、縁46及び突出部42によりボトル
40の内部と接する場所に保たれる。ボトル40にフィット
メントを保つ突出部44により、フィットメントは付加的
に固定され密封される。フィットメントは、分裂線48、
開口部47a、ウェブ縁47b及び疎水性膜49で密封されてい
るガス抜き穴45からなる密閉ウェブ47を有する。
密封ウェブ47は、分裂部48に穴を開けることにより開
口される場合、開口部からヒンジ部材上に又は完全に除
去される開口部47a及びウェブ縁47bとなる。密封ウェブ
47は、容器からガス又は蒸気が抜けるような大きさの穴
45も有する。穴45は、膜49により密封される。膜49は、
実質的に液体は漏れないがガス又は蒸気は通ることがで
きる疎水性膜である。
図5は、貯蔵器(図1参照)の開口手段装置部及び合
わせ面の断面図である。図5は、濃縮液容器(図6参
照)の形状又は構造に適合した合わせ面50を一般的に示
す。合わせ面は、ハンドル部に適合する部分57、ボトル
の頚状部に適合する51及びボトルの本体部に適合する本
体部52を有する。貯蔵器の合わせ面50は、排出部53をも
有し、排出部53を通って濃縮液容器の内容物が貯蔵容器
に移される。孔抜き端部55及びタブ56からなる開口手段
54は、排出部53と機能的に接続されている。濃縮液容器
は、合わせ面50に挿入され、フィットメントは、穴開け
手段孔抜き端部55と接し、フィットメントが開けられ、
濃縮液が排出部53を通ってボトルから濃縮液貯蔵容器
(図には示されていない)に排出される。タブ部56は、
貯蔵容器に濃縮液が移される間、濃縮液の流れが、実質
的に削減されたり妨げられたりしないような傾斜で位置
するフィットメント開口部(図には示されていない)を
保持する。しばしば濃縮液を濃縮液貯蔵容器に完全に移
すことができない原因となる、種々の孔開け装置又は開
口手段構造がある。傾斜した又はV形状の開口手段54、
タブ装置56と共に孔抜き端部55は、フィットメントに効
果的に穴を開け、分裂部を開口し濃縮液が効率的に移さ
れる位置に開口部を保持する。
図6は、濃縮液用及び希薄使用溶液用両用の代表的な
非対称容器である。ボトル60は、一般に容器本体61と頚
状部62からなる。頚上部62は、ネジ山のある開口部63と
非対称頚状部ハンドル64を有する。頚状部62は、ボトル
60が確実に単一構造に挿入され得るように、合わせ面50
(図5参照)に合うようになっている。ボトル60のハン
ドル部64は、合わせ面50の表面57(図5参照)の単一構
造に適合する。更に頚状部62は、合わせ面(図5参照)
の内部表面58に適合する。単一合わせ構造において、ボ
トルの窪み66は、容器60の肩65上のあらゆる場所に位置
付けることができる。各濃縮物質は、独自の場所に窪み
66を有することができ、貯蔵器合わせ面50(図5参照)
に呼応する相補的面を有し得る。フィットメント(図2
〜4参照)は、ボトル60の開口部67に挿入される。濃縮
液が容器60から除去された後、フィットメントは、頚状
部に留まるか又は開口部67から除去され、使用できるよ
うスプレーヘッド又はその他分配手段をボトルの開口部
67に挿入できる。
図7は、本発明の装置を操作する制御装置に関する点
を除いては、図1と同一の図である。当実施例において
は、水は一般の連結管17から供給ライン3を通って、油
圧式オン・オフスイッチにより制御されるバルブ15に流
れる。スイッチを押すことにより、適切な希釈のため濃
縮液2を引き上げるアスピレータ16を通る希釈液の流れ
が起こる。希釈により、使用溶液5が生成され、使用溶
液容器11Bを満たす。充填工程が終了した後、スイッチ7
4は、作動位置からもとに戻る。または、スイッチは、
ばねで正常位置に戻される。スイッチから圧力が除かれ
ると、ばねを備えた装置(図には示されていない)は希
釈液の流れを妨げる位置にスイッチを戻す。
図8は、容器60(図6参照)の頚状部84に挿入された
密閉フィットメント80の断面図である。容器は、キャッ
プ90により密封されている。この構造は、ガス抜きフィ
ットメント及びガス抜きキャップからなる。図8におい
て、容器60は、密閉フィットメント80で密閉されてお
り、キャップ90でふたをしている。密閉フィットメント
80は、容器60からガス又は蒸気が抜けるように穴81を有
する密閉ウェブ83を備えている。穴81は、弾性膜82を使
用して密封されている。疎水性膜82は、ガス又は蒸気は
抜けるが、実質上いかなる液体物質も通さない。膜の疎
水性質は、水性液体の通過を防ぐ上で特に便利である。
容器60は、キャップ90でふたをしている。キャップ90
は、容器60の相補的ネジ山81にぴったりと合う内部ネジ
山91を有する。キャップは、在庫中又は輸送中に、ボト
ルの内容物のガス抜きができるように蒸気又はガス抜き
手段を形成するワッフル型の窪み93を有するライナ92を
備えている。
本発明は、図面、明細書及び上記表に記載されてい
る。しかしながら、本発明は、本発明の意図及び範囲か
ら出ることなく、多くの実施例により製造できることに
より、本発明はここに添付されているクレームに帰す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マッコール、ジョン イー ジュニア アメリカ合衆国、55118 ミネソタ州、 ウエストセントポール、ネイチャー ビ ュー レーン 1936 (72)発明者 バルツ、エリック アール アメリカ合衆国、55123 ミネソタ州、 イーガン、ハミルトン ドライブ 4368 (72)発明者 グラッドフェルター、エリザベス ジェ イ アメリカ合衆国、55113 ミネソタ州、 ローズビレ、ジョセフィン ロード 1180 (72)発明者 ピーダーソン、ダニエル イー アメリカ合衆国、55016 ミネソタ州、 コテイジグローブ、インディアン ブー ルバード サウス 8798 (56)参考文献 特開 昭55−107666(JP,A) 特表 平8−508659(JP,A) 特表 平5−505373(JP,A) 特表 平3−502677(JP,A) 特表 平11−500983(JP,A) 特表 平6−507118(JP,A) 米国特許1691171(US,A) 米国特許4624395(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濃縮溶液(2)用容器(11A)と実質上類
    似の希薄用溶液容器(11B)を用い、希薄使用溶液
    (5)を生成するため、希釈溶液を使用し濃縮溶液
    (2)を希釈する装置であって、 希釈溶液用注入口と、 濃縮溶液(2)用注入口(4)と、 希薄使用溶液(5)用排出口に連結するアスピレータ
    (16)と、 濃縮溶液容器(11A)と、 濃縮溶液容器(11A)と同量又はそれより多い濃縮溶液
    (2)を含有できる貯蔵容器(12)と、 濃縮溶液(2)用アスピレータ注入口と液体が連通する
    濃縮溶液排出口(4)を備えた貯蔵器(10)と、 濃縮溶液容器(11A)から排出された濃縮溶液(2)を
    約1000〜5000ミリリットルを含有するのに適した貯蔵容
    器(12)、または、濃縮溶液容器(11A)と同量又はそ
    れより多い濃縮溶液(2)を含有できる貯蔵容器(12)
    と、 濃縮溶液(2)用アスピレータ注入口と液体コミュニケ
    ーションの状態にある濃縮溶液排出口(4)と、 希釈溶液用アスピレータ注入口(18)と液体コミュニケ
    ーションの状態にある希釈溶液源と、 希釈溶液源からアスピレータ注入口への希釈溶液の流れ
    を制御する手段を有する制御装置(14)を備えており、
    さらに、 濃縮溶液容器(11A)を支持する形状及び構造になって
    いる貯蔵器の合わせ面(26,31)及び貯蔵器(10)への
    導入時の濃縮溶液容器(11A)の濃縮溶液容器フィット
    メント(20)の開口手段(13)を含み、 前記装置において、濃縮溶液容器(11A)が空になった
    場合、希薄使用溶液容器(11B)として使用できるスプ
    レーボトル充填希釈装置。
  2. 【請求項2】前記制御装置(14)が、所定時間アスピレ
    ータ(16)により濃縮溶液を希釈でき、所定量の濃縮溶
    液(2)を生成する電気タイマーを備えた請求項1に記
    載のスプレーボトル充填希釈装置。
  3. 【請求項3】前記制御装置(14)が、油圧式タイマー及
    びスイッチを含むグループから選択される請求項2に記
    載のスプレーボトル充填希釈装置。
  4. 【請求項4】前記制御装置(14)が、アスピレーター
    (16)により前記希薄使用溶液容器(11B)を所定量充
    填可能にする請求項1に記載のスプレーボトル充填希釈
    装置。
  5. 【請求項5】容量が約750〜2000ミリリットルである濃
    縮溶液容器(11A)又は希薄使用溶液容器(11B)の形状
    に適合する充填ステーションを備えた請求項1に記載の
    スプレーボトル充填希釈装置。
  6. 【請求項6】貯蔵容器(12)が、濃縮溶液容器(11A)
    から排出される約750〜4000ミリリットルの濃縮溶液(1
    2)を含有するのに適応しており、濃縮溶液排出口
    (4)が、アスピレータ注入口と液体コミュニケーショ
    ンの状態で濃縮液(12)の流れを制御するために、計量
    チップ又は絞り弁を含むグループから選択された流量制
    御装置と連通しており、希釈溶液源はアスピレータ注入
    口と液体コミュニケーションの状態にある水性希釈液源
    を含有し、制御装置(14)が、使用溶液容器(11B)
    に、所定量の使用溶液を導くため、希釈液源からアスピ
    レータ(16)への希釈液の流れを制御するスイッチ手段
    を備える請求項1に記載のスプレーボトル充填希釈装
    置。
  7. 【請求項7】貯蔵容器(12)と流体コミュニケーション
    の状態にあるアスピレータ(16)を通して、希釈溶液の
    流れを促進することにより希薄使用溶液を生成するため
    に、水性希釈溶液を使用し、水性濃縮溶液(2)を希釈
    することにより、使用溶液(5)を生成するため希釈溶
    液を使用して濃縮溶液(2)を希釈する方法であって、 (a)濃縮溶液容器(11A)を貯蔵器(10)に挿入する
    際、濃縮溶液容器開口手段(13)を有する、水性濃縮溶
    液(2)用貯蔵器を備えた調合装置への水性濃縮液用容
    器(11A)を挿入し、 (b)濃縮溶液容器(11A)から貯蔵器(10)への水性
    濃縮溶液(2)を移送し、及び (c)充填後は使用溶液(5)用容器(11B)となる、
    濃縮溶液(2)用の空の濃縮液容器(11A)への使用溶
    液(5)流を導入する工程、 を含むスプレーボトル充填のための希釈方法。
JP52932296A 1995-03-30 1995-12-18 スプレーボトル充填希釈装置及びスプレーボトル充填のための希釈方法 Expired - Lifetime JP3401013B2 (ja)

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