JP3400890B2 - スクリ−ン - Google Patents

スクリ−ン

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JP3400890B2
JP3400890B2 JP11935295A JP11935295A JP3400890B2 JP 3400890 B2 JP3400890 B2 JP 3400890B2 JP 11935295 A JP11935295 A JP 11935295A JP 11935295 A JP11935295 A JP 11935295A JP 3400890 B2 JP3400890 B2 JP 3400890B2
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勝紀 坂和
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合資会社サカワ黒板製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、学校、各種教室、オフ
ィスの会議室等において用いられるOHPやビデオプロ
ジェクタ−等による映像を映し出すためのスクリ−ンで
あって、天井取付タイプ、壁面取付タイプ、あるいは、
携帯タイプの表裏回転させ得るスクリ−ンに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】上記タイプのスクリ−ンは従来から広く
用いられており、それぞれのタイプにも種々のものがあ
る。図5及び図6はその内の天井取付タイプの回転傾斜
式スクリ−ンの構成例を示すもので、それは天井20に
垂設された吊下パイプ21(壁面取付タイプにあって
は、壁に水平に固定されたア−ム)に、ブラケット22
を介して巻込筒23が水平方向に回転可能に取り付けら
れ、ブラケット22とスクリ−ン下端のスクリ−ンを緊
張させるためのパイプ24の後側中心部との間に、テン
ションフレ−ム25が配備されたものである。
【0003】テンションフレ−ム25は4本のテンショ
ン棒を菱形に連結したもので、各テンション棒は互いに
回動可能に連結され、以て4つの角の角度を任意に変更
し得るようになっている。図5はスクリ−ン26を最も
引出した状態を示すもので、そこにおけるテンションフ
レ−ム25は最も縦に伸びている。
【0004】テンションフレ−ム25の上端は軸27に
枢支されているが、吊下パイプ21の下端部とブラケッ
ト22との間に皮革等の摩擦力の大きい部材が挾入され
ていて、弱い力(例えば、スクリ−ン26とテンション
フレ−ム25の合計重量相当の力)ではテンションフレ
−ム25は回動しないようになっている。そのため、テ
ンションフレ−ム25を少し後方に回動させると、テン
ションフレ−ム25はその傾斜角度を維持する。このテ
ンションフレ−ム25の機能により、スクリ−ン26は
少し後方に回動した看者にとって見やすい傾斜状態に支
持される。
【0005】また、従来の上記スクリ−ンにおいては、
ブラケット22にフック28が取り付けられる。このフ
ック28は、スクリ−ン不使用時において地図、音楽記
号、人体図等を掛けておくためのものである。
【0006】上記の外、折畳み可能な三脚スタンド式ス
クリ−ンや、単にフックに引掛けるだけの掛図式スクリ
−ンのような携帯可能なものがあり、数としてはこれら
携帯可能なものが大勢を占めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回転傾斜式
スクリ−ンの場合は、裏面側にテンションフレ−ム25
があり、それが邪魔になるためスクリ−ンの裏面を利用
することは全く考えられていない。
【0008】そこで本発明は、スクリ−ンの裏面に地
図、音楽記号、五十音図、アルファベットその他適宜の
図や文字等を印刷しておき、スクリ−ン側とその裏面側
とを回転させるだけで選択的に利用可能であって、裏面
利用時においても邪魔になるものがないスクリ−ンを提
供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、天井に設置された吊下パイプ又は壁面に
設置された吊下ア−ムにブラケットを、水平方向には随
時、上下方向には所定荷重以上の荷重がかかった場合に
回動するように取り付け、前記ブラケットをスクリ−ン
巻込筒の中央部に固定し、前記巻込筒の各端部とスクリ
−ン下端の緊張用重錘材の各端部間に、それぞれ中央部
から内方に折曲する支持フレ−ムを、最伸展時において
スクリーンから外れるようにして枢着し、前記スクリ
−ンの裏面に適宜図、絵、文字、記号等を表現して成る
回転傾斜式スクリ−ンを提唱するものである。この場
合、支持フレ−ムは伸縮可能にすることもある。
【0010】この回転傾斜式のスクリーンにおいては、
スクリ−ン巻込時に折曲している支持フレ−ムは、スク
リ−ン引出しに伴って次第に伸び、全部引出した際に縦
方向に直線状に伸びてスクリ−ン面から外れ、スクリ−
ン表面側だけでなく、図、文字等が表現された裏面側を
見るときにも支持フレ−ムが邪魔にならない。
【0011】
【実施例】本発明の実施例として、回転傾斜式スクリ−
ンの好ましい構成例を添付図面に依拠して説明する。図
1はスクリ−ンを最も引き出した際の正面図、図2はス
クリ−ンを約半分巻込んだ状態の正面図、図3はスクリ
−ン全部を巻込んだ状態の正面図、そして図4は図1の
状態の側面図である。図中1は天井に垂設された吊下パ
イプで、これにブラケット2を介して巻込筒3が取り付
けられる。吊下パイプ1は天井に固定される外パイプ1
aと、外パイプ内にあって回転自在の内パイプ1bの二
重パイプ構造であって、内パイプ1bの下端にブラケッ
ト2が支軸1cを軸に回動可能に取り付けられる。
【0012】巻込筒3は従来のものと同じくスチ−ル等
製で、スプリング等による自動巻込手段を有する。巻込
筒3の上面から背面にかけてアングル材4が設置され、
このアングル材4の背面にブラケット2が固定される。
この場合も従来同様、ブラケット2と吊下パイプ1の下
端との間に皮革を挾み込む等の方法により、スクリ−ン
5及び後述する支持フレ−ム6の重量相当の荷重がかか
った程度では、ブラケット2は回動しないように設定さ
れる。
【0013】スクリ−ン5は、基布の表面にポリ塩化ビ
ニ−ル樹脂等の通例白色の反射面5aを配し、基布の裏
面7に黒地等のバックコ−ティングを施し、あるいは、
黒地等の布地を貼付して成るが、本発明においては裏面
7に日本地図、世界地図、五十音図、アルファベット、
キ−ボ−ド、音楽記号、人体図、交通標識その他学校、
各種教室、オフィス等の用途に合った図、文字、記号等
が印刷される。
【0014】支持フレ−ム6は4本のテンション棒8〜
11から成っていて、テンション棒8、9の上端はそれ
ぞれアングル材4の背面に枢着され、テンション棒1
0、11の下端はそれぞれスクリ−ン5の下端に固定さ
れた、スクリ−ン5を緊張させるためのスチ−ルパイプ
(緊張用重錘材)12に枢着される。テンション棒1
0、11は必要に応じ伸縮可能に構成し(内外二重のパ
イプ構造とすればよい。)、スクリ−ン5の最大引出し
時における長さの誤差の調整を可能にする。
【0015】テンション棒8、9の下端とテンション棒
10、11の上端とが、内側に屈曲可能に接合される。
図示した例では、上側のテンション棒8、9の下端に固
定された前後2枚の接合板13、14に、下側のテンシ
ョン棒10、11の上端がそれぞれ枢着されている。1
5は、スクリ−ン5を引出す際にフック棒(図示してな
い)を引掛けるための引掛部である。
【0016】本発明に係るスクリ−ンは、その表面側の
使用法については従来のものと変わらないが、従来のも
のと違って裏面の利用が可能である。即ち、白色反射面
5aを利用しないときは、外パイプ1aを軸に内パイプ
1bから下を180度回転させて裏面7を看者側に向け
る。裏面7には上述したように地図、文字、記号、絵等
が表現されているが、予め用途に合わせて選定する。即
ち、学校の一般教室用には日本地図又は世界地図、音楽
室には音楽記号、幼稚園には五十音図、自動車教習所に
は交通標識といった具合である。
【0017】本発明に係るスクリ−ンにおいては、スク
リ−ン5を引出すにつれて内方に折曲している支持フレ
−ム6が次第に伸び、スクリ−ン5を最も引出した際に
は大体縦方向に直線状となってスクリ−ン5から外れる
ため(図1参照)、白色反射面5aを見るときだけでな
く、裏面を見るときにも邪魔になることはない。また、
表裏いずれの側を見るときにも、支持フレ−ム6に支持
されて見やすい傾斜状態を維持させ得る。表裏共利用し
ないときは、スクリ−ン5全部を巻込筒3内に巻込んで
おくこともできる(図3参照)。
【0018】図示した例はスクリ−ンを天井から吊下す
る構成のものであるが、壁面に水平に設置されたア−ム
に吊下する構成も採用し得ること言うまでもない。ま
た、三脚スタンド式や掛図式のスクリ−ンについても、
必要に応じ裏返すことにより、裏面に表現された地図、
文字、記号等をそれぞれの用途に応じて利用することが
できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、本発明
に係るスクリ−ンの裏面側には種々の図、文字、絵等が
表現されるため、利用者は用途に合わせて所望の図等が
表現されたスクリ−ンを選択することができ、表面は固
より裏面も有効に利用することができる効果がある。回
転傾斜式の場合においては、スクリ−ン引出し時に支持
フレ−ムがスクリ−ンから外れて邪魔にならないので、
裏面側も有効に利用することができ、表裏いずれの側を
見るときにも見やすい角度に傾斜させることができる効
果がある。支持フレ−ムを伸縮可能にしたときは、スク
リ−ンの最大引出し時における長さの誤差の調整をする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のスクリ−ンを最も引出した
状態を示す正面図である。
【図2】 本発明の実施例のスクリ−ンを中途まで引出
した状態を示す正面図である。
【図3】 本発明の実施例のスクリ−ン全体を巻込んだ
状態を示す正面図である。
【図4】 図1に示す状態の側面図である。
【図5】 従来の回転傾斜式スクリ−ンの正面図であ
る。
【図6】 従来の回転傾斜式スクリ−ンの要部側面図で
ある。
【符号の説明】
1 吊下パイプ 2 ブラケット 3 巻込筒 5 スクリ−ン 6 支持フレ−ム 12 スチ−ルパイプ(緊張用重錘材)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に設置された吊下パイプ又は壁面に
    設置された吊下ア−ムにブラケットを、水平方向には随
    時、上下方向には所定荷重以上の荷重がかかった場合に
    回動するように取り付け、前記ブラケットをスクリ−ン
    巻込筒の中央部に固定し、前記巻込筒の各端部とスクリ
    ーン下端の緊張用重錘材の各端部間に、それぞれ中央部
    から内方に折曲する支持フレームを、最伸展時において
    スクリーンから外れるようにして枢着し、前記スクリ
    ーンの裏面に適宜図、絵、文字、記号等を表現して成る
    回転傾斜式スクリーン。
  2. 【請求項2】 前記支持フレームを伸縮可能にした請求
    項1に記載の回転傾斜式スクリーン。
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