JP3400580B2 - 内視鏡洗浄装置 - Google Patents

内視鏡洗浄装置

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JP3400580B2 JP30821994A JP30821994A JP3400580B2 JP 3400580 B2 JP3400580 B2 JP 3400580B2 JP 30821994 A JP30821994 A JP 30821994A JP 30821994 A JP30821994 A JP 30821994A JP 3400580 B2 JP3400580 B2 JP 3400580B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡の挿入部を洗浄
するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、内視鏡は、ボデイと、ボ
デイから延びるフレキシブルな挿入部とを備えており、
挿入部を体腔内に挿入して、観察するようになってい
る。内視鏡を使用した後は、次の患者への細菌感染等を
防ぐために、体内に挿入した挿入部を洗浄および消毒し
なければならないが、この部分は細長いため十分な洗浄
を行いにくい。そこで、従来は使用の度にアルコール綿
で拭うなどの消毒法がとられていたが、アルコールで長
期にわたり拭い続けると、挿入部の被覆が変質して滑ら
かさを失うなどの問題が生じるため、短時間で効果的に
内視鏡を洗浄できる洗浄装置が望まれていた。
【0003】上記要請に応えるため、「耳鼻臨床」(8
4:11;1615〜1623,1991)では、図7
に示すような洗浄装置が提案されている。この洗浄装置
を説明する前に、内視鏡1について概略を説明してお
く。内視鏡1は、ボデイ2と、ボデイ2の他端から延び
る挿入部4と、挿入部4の先端に取り付けられた先端チ
ップ5を備えており、この場合、特に入念な洗浄が必要
なのは体内に挿入される挿入部4および先端チップ5で
ある。なお、先端チップ5には周知のように照明窓や観
察窓が形成されている。
【0004】上記文献の内視鏡洗浄装置は、上記挿入部
4の全長を収容できる長さの洗浄管100を備えてい
る。洗浄管100は、真直なパイプ101と、このパイ
プ101の上端にパイプ101と同軸に連結された接続
筒102と、パイプ101の下端に設けられたエルボ管
103とを有している。エルボ管103は、垂直部10
3aがパイプ101に固定され、水平部103bがパイ
プ101と直交して延びている。上記パイプ101と接
続筒102が、洗浄管100の真直管部として提供され
ており、上記エルボ管の水平部103bが吐出管部とし
て提供されている。上記接続筒102には、この接続筒
102と直交する導水管110の一端が接続されてい
る。この導水管110は、洗浄水供給源例えば水道の蛇
口に接続されている。
【0005】上記内視鏡洗浄装置は、上記洗浄管10
0,導水管110,内視鏡1を支持するための支持体1
20を備えている。この支持体120は、プレート12
1と、このプレート121の下部正面に取り付けられる
とともに上下に離れた一対の第1サポート122と、プ
レート121の上部正面に取り付けられるとともに左右
に離れた一対の第2サポート123とを有している。上
記第1サポート122の円弧部122aで洗浄管100
の接続筒102を支え、第1サポート122間で導水管
110を挟むことにより、洗浄管100と導水管110
が支持されている。この支持状態で、パイプ101は鉛
直方向に延びている。また、上記第2サポート123
は、下方に向かって間隔が狭くなっており、内視鏡1の
挿入部4を洗浄管100に挿入した時、内視鏡のボデイ
2がこれら第2サポート123に係止される。この係止
状態では、内視鏡1の挿入部4の先端,すなわちチップ
5がエルボ管103の角部近傍に配置されている。
【0006】上記内視鏡1および洗浄管100が支持さ
れた状態で、導水管110から洗浄管100の接続筒1
02に洗浄水例えば水道水を一定流量で流すと、洗浄水
の大半は下方に流れて挿入部4の外周面を洗いながら流
れ、エルボ管103により水平方向に流れを屈折させて
水平方向に流出する。この時、エルボ管103の内部で
は、屈折により乱流が生じるので、挿入部4の先端のチ
ップ5での洗浄効果が高まるようになっている。一方、
流入した洗浄水の一部は、洗浄管100の上端から溢出
し、挿入部4の基端部を洗浄できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記装置では、
洗浄水が洗浄管100の上端から溢出しない状況が生じ
た場合、次の不都合が生じる。すなわち、使用後の内視
鏡1の挿入部4は患者の体液等で汚れており、この挿入
部4を洗浄管100に挿入する際に挿入部4が揺れて洗
浄管100の上端開口の内周面に触れることがある。こ
の挿入部4を前述のように洗浄した後で、上方に引き上
げて洗浄管100から抜き出す際に、挿入部4が再び洗
浄管100の上端開口の内周面に触れると、この内周面
から細菌等を含む体液が挿入部4に移り、挿入部4が再
汚染される可能性がある。特に図7において、洗浄管1
00の上端と導水管110の接続箇所との間の距離が長
い場合には、上記不都合が生じる可能性がある。
【0008】また、本出願人が提案した改良型の洗浄装
置(特願平6ー35242号)においては、上記不都合
が生じる可能性が高くなる。詳述すると、この改良型の
洗浄装置は、筒部とその上下を閉塞する頂壁,底癖を有
する容器を備えており、この容器内に上記洗浄管を収容
している。容器の頂壁は上記第1サポートと同じ役割を
担い、その下面には洗浄管の上端が固定されている。ま
た、頂壁の上面には内視鏡を支持するための第2サポー
トが設けられいる。頂壁には洗浄管の上端開口と連通す
る挿入口が形成されている。この挿入口は内視鏡の挿入
部を出し入れするためのものである。容器の筒部には導
水管が貫通される。筒部の下部には、上記洗浄管の吐出
管部と同軸をなす排水口が形成されている。導水管から
の洗浄水は、下方へ流れて洗浄管の吐出管部から吐出さ
れ容器の排水口から排出される。また、洗浄管には、そ
の上端と導水管接続箇所との間に溢出口が形成されてお
り、洗浄水の一部が上昇して溢出口から溢れて容器に受
けられ、排水口から排出される。このように、改良型の
洗浄装置は、すべての洗浄水を容器で受け止めることに
より、シンクを必要とせず、シンクの無いところにも設
置できる。しかし、洗浄管の上端開口および容器の頂壁
の挿入口に洗浄水が達しないので、上記内視鏡挿入部の
再汚染の可能性が生じるのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、(イ)鉛直方向に延び内視鏡の
挿入部を収容する洗浄管と、(ロ)上記洗浄管の上端よ
り所定距離下方に一端が連結され、他端が洗浄水供給源
に接続可能とされ、洗浄管に洗浄水を供給する導水管
と、(ハ)上記洗浄管の上部を支持する第1サポート
と、この第1サポートの上方に配置され、内視鏡の挿入
部が洗浄管に収容された状態で内視鏡のボデイを支持す
る第2サポートとを有する支持体と、を備えた内視鏡洗
浄装置において、さらに、上記洗浄管の上端開口に、そ
の内周面を覆うようにして着脱可能に設置されるカバー
を備えたことを特徴とする。請求項2の発明は、請求項
1に記載の内視鏡洗浄装置において、上記支持体は、上
記洗浄管を収容する容器を有し、この容器は、洗浄管と
同方向に延びる筒部と、この筒部の上下を閉塞する頂壁
および底壁とを有し、上記容器の頂壁が上記第1サポー
トとして提供され、その下面に上記洗浄管の上端が固定
され、この頂壁には上記洗浄管の上端開口に連通する挿
入口が形成されており、上記容器の上端には上記第2サ
ポートが設けられており、上記導水管は筒部を貫通して
外部に導出されており、上記容器の下部には排水口が形
成されるとともに、この排水口には排水管が接続されて
おり、上記洗浄管には、その上端と上記導水管の接続箇
所との間において、洗浄水の一部を溢出させるための溢
出口が形成されており、上記カバーは、洗浄管の上端開
口のみならず、頂壁の挿入口の内周面をも覆うようにし
て設置されることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1,2のいずれ
かの内視鏡洗浄装置において、上記カバーは、全長にわ
たって切欠を有するとともに上記洗浄管の上端開口に収
容される筒部と、この筒部の上端に形成されカバーの落
下を防ぐ鍔部とを有することを特徴とする。請求項4の
発明は、請求項3の内視鏡洗浄装置において、上記カバ
ーは複数積み重ね状態で上記洗浄管の上端開口に設置さ
れ、カバーの筒部の径は、上方のカバーほど小さくなっ
ていることを特徴とする。請求項5の発明は、請求項
1,2のいずれかの内視鏡洗浄装置において、上記カバ
ーは一対の半割体からなり、各半割体は、半筒部とこの
半筒部の上端に設けられた鍔部とを有することを特徴と
する。請求項6の発明は、請求項1,2のいずれかの内
視鏡洗浄装置において、上記カバーは、筒部と、この筒
部の上端に設けられた一対の鍔部とを有し、筒部の上端
には、一対の鍔部間において筒部の軸方向に延びる切り
込みが形成されていることを特徴とする。請求項7の発
明は、請求項2の内視鏡洗浄装置において、上記容器の
上端部の横には、鉛直方向に延びる送り出し軸と巻き取
り軸が互いに筒部の周方向に離れて回動可能に配置され
ており、上記筒部の上端部には、この送り出し軸と巻き
取り軸との間において案内口が形成され、上記洗浄管の
上端部にも筒部の案内口に対峙する案内口が形成されて
おり、上記容器の頂壁の挿入口は筒部の案内口まで延び
てこの案内口に連なっており、上記送り出し軸と巻き取
り軸との間には上記カバーとして長尺のシートが架け渡
されており、このシートは、上記筒部の案内口,洗浄管
の案内口を経て頂壁の挿入口の内周面と洗浄管の上端開
口の内周面に沿うように配置されていることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】請求項1の内視鏡洗浄装置では、洗浄管の上端
開口の内周面がカバーに覆われるので、使用後の内視鏡
の挿入部を洗浄管に挿入する際に、挿入部が洗浄管の上
端開口の内周面に直接触れることがない。導水管から洗
浄管へと洗浄水を供給して、内視鏡の挿入部を洗浄した
後でこの挿入部を引き上げて洗浄管から抜き取るが、こ
の抜き取り前に上記カバーを取り外せば、挿入部は汚染
されていない洗浄管の上端開口を通ることになり、挿入
部の再汚染が生じるのを防止できる。請求項2の洗浄装
置によれば、前述した改良型の洗浄装置と同様に、洗浄
管に供給された洗浄水は、すべて容器に受けられるの
で、洗浄装置をシンクに固定して使用する必要がなく、
シンクから離れた診察台の近辺に設置することも可能と
なる。洗浄管の上端開口および容器の頂壁の挿入口には
洗浄水が達しないが、これら洗浄水の上端開口および挿
入口の内周面をカバーで覆うことにより、内視鏡の挿入
部を洗浄管に挿入する際に、これら内周面の汚染を防止
でき、その結果、内視鏡の挿入部の抜き取り作業に際し
てこの挿入部の再汚染を防止できる。
【0012】請求項3の洗浄装置によれば、カバーには
切欠が形成されているので、内視鏡の挿入部を洗浄管に
挿入した後で、この切欠に内視鏡を通しながらカバーを
容易に取り外すことができる。請求項4の洗浄装置で
は、カバーを積層状態で設置するので、内視鏡の挿入後
に一番上のカバーを取り外せばよく、カバーの再設置の
手間を省くことができる。請求項5の洗浄装置では、カ
バーが一対の半割体からなるので、これら半割体を別々
に取り外すことにより、カバーの取り外しが容易とな
る。請求項6の洗浄装置では、一対の鍔部をつかんで互
いに離れる方向に引っ張ることにより、筒部が切り込み
から破れて2つに分離されるので、カバーの取り外しが
容易である。請求項7の洗浄装置では、送り出し軸と巻
き取り軸の回動に伴って、挿入口に沿って配置されたシ
ートが巻き取り軸へと巻かれ、送り出し軸に巻かれたシ
ートが、新たに挿入口に沿って配置される。このように
して、挿入口および洗浄管の上端開口に対してシートの
取り換えを容易にすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る内視鏡洗浄装置の一実施
例を説明する。洗浄装置は、図1に示すように、容器1
0を備えている。この容器10は鉛直方向に延びる透明
な円筒11(筒部)と、この円筒11の上端開口を閉塞
する頂板12(頂壁,第1サポート)と円筒11の下端
開口を閉塞する底板13(底壁)とを有している。
【0014】上記容器10の円筒11の下端部近傍に
は、短管15の一端が水平をなして固定されている。こ
の短管15の内部は排水口15aとして提供されてい
る。短管15には継手16を介して、排水管17の一端
が連結されている。
【0015】上記容器10の頂板12には内視鏡1の挿
入部4を出し入れするための円形の挿入口12aが形成
されている。頂板12の上面にはこの挿入口12aの近
傍において支持ブラケット20(第2サポート)が固定
されている。この支持ブラケット20は、ほぼ垂直に起
立し、その上端には切欠20aが形成されている。この
切欠20aに内視鏡1のボデイ2に設けられた操作つま
み6の軸部6aを引っかけることにより、内視鏡1が所
定位置に支持されるようになっている。上記容器10と
支持ブラケット20により、内視鏡1と後述する洗浄管
とを支持するための支持体25が構成されている。
【0016】上記容器10には、洗浄管30が収容され
ている。この洗浄管30は、容器10の円筒11の軸と
平行に、すなわち鉛直方向に延びており、図7に示す洗
浄管100と最上部を除いて似た構成となっている。詳
述すると、洗浄管30は、真っ直ぐなパイプ31と、こ
のパイプ31の上端にパイプ31と同軸に連結された第
1接続筒32と、この第1接続筒32の上端に連結され
パイプ31と同軸をなす第2接続筒33と、パイプ31
の下端に設けられたエルボ管34とを有している。上記
頂板12の下面には、洗浄管30の第2接続筒33の上
端が上記頂板12の挿入口12aと一致するようにして
固定されている。また、第2接続筒33の途中部には、
洗浄水を溢出させるための溢出口33aが形成されてい
る。
【0017】上記洗浄管30において、パイプ31,接
続筒32,33により、真直管部35が構成されてい
る。上記エルボ管34の垂直部34aがパイプ31に固
定され、水平部34bがパイプ31と直交し、上記容器
10の排水口15aに向かって延びている。エルボ管3
4の水平部34bは洗浄管30の吐出管部として提供さ
れている。上記エルボ管34の水平部34bと排水口1
5aは間隔をおいて配置され、排水口15aの径は、水
平部34bの内径と同じかこれより大きい。
【0018】上記洗浄管30の第1接続筒32の中央に
は、筒状の継手部32aが形成されており、この継手部
32aには導水管40の一端が水平に連結されている。
導水管40は上記容器10の円筒11を貫通し、その他
端は、継手41,給水管42を介して水道の蛇口等の洗
浄水供給源に接続可能になっている。
【0019】上記容器10の挿入口12aおよび第2接
続筒33の上端開口には本発明の特徴部であるカバー5
0が着脱可能に設置されている。このカバー50は、樹
脂または紙からなり、図2(A)に示すように、筒部5
1と筒部51の上端に形成された鍔部52とを有してい
る。筒部51は、断面円弧形状をなしその全長にわたっ
て切欠51aを有しており、鍔部52も円弧形状をなし
ている。
【0020】上記構成からなる内視鏡洗浄装置を使用す
るには、まず上記容器10の頂板12の挿入口12aお
よび第2接続筒33の上端開口に、カバー50の筒部5
1を挿入しておく。これにより、容器10の挿入口12
aおよび第2接続筒33の上端開口の内周面はカバー5
0の筒部51により覆われる。なお、カバー50の鍔部
52が容器10の頂板12の上面に載るため、カバー5
0の落下が防止される。
【0021】次に、使用後の内視鏡1の挿入部4を、頂
板12の挿入口12aを通じて洗浄管30に挿入すると
ともに、この内視鏡1のボデイ2を支持ブラケット20
で支持する。これにより、挿入部4は、十分な遊びを介
して洗浄管30の真直管部35の中心軸上に配置され
る。また、挿入部4の先端のチップ5は、エルボ管34
の角部近傍に配置される。この内視鏡1の挿入部4を洗
浄管30に挿入する際に、挿入部4が揺れて、頂板12
の挿入口12aの内周面や第2接続筒33の上端開口の
内周面に当たることがある。しかし、これら内周面は、
カバー50の筒部51により覆われているので、汚れた
挿入部4に触れることがなく、細菌等の付着を防止され
る。
【0022】上記のように内視鏡1をセットした後で、
上記カバー50を取り外す。この際、カバー50の鍔部
52をつかんで上方に移動させた後、横方向(図1にお
いて左方向)に引くと、カバー50の切欠51aから内
視鏡1のボデイ2を抜くことができ、カバー50を容易
に取り外すことができる。
【0023】次に、導水管20から洗浄水を供給する
と、洗浄水は下方に流れてエルボ管34の水平部34b
から流出する。この過程で、洗浄管30内を流れる水流
により、挿入部4がその全長に亙って洗浄される上、エ
ルボ管34の角部では水流が屈折して乱流を生じるか
ら、挿入部4の先端のチップ5は乱流により揺れ動き、
このチップ5およびその近傍での洗浄効果が高められ
る。しかも洗浄水は、エルボ管34の水平部34bか
ら、ほぼ大気圧状態にある容器10内に吐出され、この
吐出方向に排水口15aが配置されているので、流通抵
抗が小さく、洗浄管10内での洗浄水の流れを高速に維
持でき、上記良好な洗浄効果を維持することができる。
また、洗浄水の一部は洗浄管30内を上昇して溢出口3
3aから流出して容器10内に落ちる。そのため、挿入
部4の基端部も洗浄することができる。
【0024】上記内視鏡洗浄装置では、洗浄管30から
流れ出す洗浄水が全て容器10で受け止められ、排水口
15a,排水管17を経て排出されるので、洗浄水が装
置の周囲に飛び散ることが無い。したがって、シンクが
無い場所にも設置することができる。
【0025】上記洗浄後に、内視鏡1を引き上げ、挿入
部4を洗浄管30および容器10の頂板12の挿入口1
2aから抜き取る。この際、汚れたカバー50は既に除
去され、洗浄管30の上端開口と頂板12の挿入口12
aの清潔な内周面が露出しているので、挿入部4が脱出
する際に揺れてこれら内周面に触れても、挿入部4に細
菌が付着することはない。
【0026】上記カバー50は樹脂製の場合、洗浄,消
毒して再使用が可能であるが、使い捨てにしてもよい。
また、カバー50が紙製の場合、使い捨てが好ましい。
【0027】図2(B)に示すように、上記カバー50
と似た形状の多数のカバー50Aを積層された状態で用
いてもよい。これらカバー50Aにおいて、カバー50
と対応する構成部には同番号を付してその詳細な説明を
省略する。筒部51の径は、上側に位置するカバー50
Aほど小さくなり、積み重ねを可能にしている。これら
カバー50Aは積み重ね状態で、上記容器10の挿入口
12aおよび洗浄管30の上端開口に設置され、内視鏡
1の挿入部4が挿入された後、洗浄済みの挿入部4を抜
き出す前に、上側の一枚のカバー50Aだけを取り外
し、他のカバー50Aを残しておく。これにより、洗浄
すべき内視鏡毎に1枚ずつカバー50Aを消費する。こ
のカバー50Aは使い捨てに適している。
【0028】図3に示すカバー60は、一対の半割体6
1により形成されている。各半割体61は、半円筒部6
2(半筒部)と、この半円筒部62の上端に形成された
鍔部63とを有している。一対の半割体61は、半円筒
部62を上記容器10の挿入口12aおよび洗浄管30
の上端開口に挿入し、鍔部63を頂板12の上面に載せ
た状態で設置される。この設置状態において、互いの半
円筒部62の両側縁が互いに接するか小さな隙間で対峙
するため実質的に一つの円筒部となり、上記容器10の
挿入口12aおよび洗浄管30の上端開口の内周面を覆
う。取り外す際には、半割体61は分離して取り出され
る。
【0029】図4に示すカバー70は紙からなり、円筒
部71(筒部)と、この円筒部71の上端に互いに周方
向に180°離れて形成された一対の鍔部72とを有し
ている。この円筒部71の上端には、上記鍔部72から
90°周方向に離れた位置において、軸方向に延びる一
対の切り込み73が形成されている。このカバー70
は、円筒部71を上記容器10の挿入口12aおよび洗
浄管30の上端開口に挿入し、鍔部72を頂板12に載
せた状態で、設置される。内視鏡1の挿入部4を挿入し
た後で、一対の鍔72を両手でもって互いに離れる方向
に引っ張ることにより、円筒部71が切り込み73から
破れてほぼ2つの半円筒部に別れるので、カバー70を
取り外すことができる。
【0030】次に、図5,図6に示す実施例を説明す
る。この実施例において、図1の実施例に対応する構成
部には同番号を付してその詳細な説明を省略する。この
実施例では、容器10の上端部の横に送り出し軸81と
巻き取り軸82が配置されている。これら軸81,82
は円筒11の軸と平行をなし、互いに離れて配置されて
おり、それぞれ上下一対の軸受83,84により回動可
能に支持されている。これら軸受83,84は、図示し
ないブラケットにより、円筒11の上端部外周面に固定
されている。最初は、送り出し軸81に樹脂製または紙
製の長尺のシート90(カバー)が巻かれている。
【0031】上記容器10の円筒11の上端部には、上
記送り出し軸81と巻き取り軸82との間において、案
内口11xが形成されている。第2接続筒33の上端部
には、この案内口11xに対峙する案内口33xが形成
されている。上記容器10の頂板12の挿入口12x
は、洗浄管30の上端開口に対応する部位と、この部位
から左方向に延びて上記案内口11xに連なる部位とを
有している。
【0032】上記構成の洗浄装置では、上記シート90
が図示のように送り出し軸81から引き出され、案内口
33x,11xを経て、U字形をなす挿入口12xの内
周面および洗浄管30の上端開口の内周面に添わせら
れ、その一端が巻き取り軸82に連結される。
【0033】シート90をセットした後、内視鏡1の挿
入部4を頂板12の挿入口12xから洗浄管12に挿入
する。この後、巻き取り軸82を図の矢印方向に回して
シート90を巻き取る。これにより、挿入口12xに配
置されて上記挿入部4により汚れされた部位は巻き取り
軸82に巻き取られ、送り出し軸81から新しく清潔な
部位が挿入口12xの内周面および洗浄管30の上端開
口の内周面に供給される。これにより、内視鏡1の挿入
部4を洗浄後に抜き取る際、挿入部4がシート90に接
しても、挿入部4に細菌が付着することがない。
【0034】送り出し軸81にシート90が無くなった
時には、巻き取り軸82に巻き取られたシート90を捨
てる。この際、上側の軸受83がブラケットから取り外
し可能になっているので、シート90を巻き取り軸82
から取り外すことができる。なお、送り出し軸81の上
側の軸受83も取り外し可能であるので、新しいシート
90のロールを送り出し軸81にセットすることができ
る。
【0035】本発明は上記実施例に制約されず種々の態
様が可能である。例えば、図7に示す洗浄管に、上述し
たカバーのいずれかを着脱可能に設置してもよい。この
場合、カバーの鍔部は洗浄管の上端に載せられる。カバ
ーの取り外しは、内視鏡の挿入部を洗浄管に挿入してこ
の挿入部を洗浄した後、挿入部の抜き取り前に、行なっ
てもよい。上記実施例において、洗浄管は下端に直角に
曲がる吐出管部を設けなくてもよい。この場合、洗浄管
の下端から洗浄水が真っすぐ下方に噴射されるが、洗浄
管の下端の底壁との間の隙間を2〜3mm程度に狭める
ことにより、洗浄管の下端近傍で乱流が生じ、内視鏡の
先端チップを効率良く洗浄する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、カバーを用いることにより、洗浄後の内視鏡挿入部
が洗浄管から抜き取られる際に再汚染されるのを防止で
きる。請求項2によれば、支持体が洗浄管を収容する容
器を有していて、洗浄水が装置の周囲に飛び散ることが
ないから、シンクが無い場所にも設置することができ、
設置場所の自由度を高められる。しかも、カバーは洗浄
管の上端開口の内周面のみならず容器頂壁の挿入口内周
面をも覆うので、挿入部の再汚染を防止できる。請求項
3によれば、カバーには切欠が形成されているので、カ
バーの取り外しが容易である。請求項4によれば、カバ
ーを積層させて設置するのでカバーの再設置の手間を省
くことができる。請求項5によれば、カバーが一対の半
割体からなるので、カバーの取り外しが容易である。請
求項6によれば、カバーを破くことができるので、カバ
ーの取り外しが容易である。請求項7によれば、カバー
としての長尺なシートを巻き取ることにより、挿入口お
よび洗浄管の上端開口に対してシートの取り換えが容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内視鏡洗浄装置の一実施例を示す
縦断面図である。
【図2】(A)は上記洗浄装置に用いられるカバーを示
す斜視図であり、(B)は積層状態をなすカバーの斜視
図である。
【図3】他の態様をなすカバーを示し、(A)は設置状
態の斜視図、(B)は分解斜視図である。
【図4】さらに他の態様をなすカバーの斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例をなす洗浄装置の上部縦断
面図である。
【図6】同洗浄装置を一部構成を省略して示す平面図で
ある。
【図7】従来の内視鏡洗浄装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 … 内視鏡 2 … ボデイ 4 … 挿入部 10 … 容器 11 … 円筒(筒部) 11x … 案内口 12 … 頂板(頂壁,第1サポート) 12a,12x … 挿入口 13 … 底板(底壁) 15a … 排水口 17 … 排水管 20 … 支持ブラケット(第2サポート) 25 … 支持体 30 … 洗浄管 33a … 溢出口 33x … 案内口 34b … エルボ管の水平部(吐出管部) 35 … 真直管部 40 … 導水管 50,50A,60,70 … カバー 51 … 筒部 51a … 切欠 52 … 鍔部 61 … 半割体 62 … 半円筒部(半筒部) 63 … 鍔部 71 … 円筒部(筒部) 72 … 鍔部 73 … 切り込み 81 … 送り出し軸 82 … 巻き取り軸 90 … シート(カバー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−7673(JP,A) 特開 平7−116116(JP,A) 特開 平7−222713(JP,A) 実開 昭60−94211(JP,U) 実開 平1−69502(JP,U) 実開 平7−34802(JP,U) 板橋隆嗣 他,流水によるファイバー スコープ洗浄器の検討,耳鼻咽喉科臨 床,耳鼻咽喉科臨床学会,1991年11月 1日,第84巻、第11号,1615−1623 板橋隆嗣 他,咽喉頭ファイバースコ ープ消毒器,耳鼻咽喉科臨床,耳鼻咽喉 科臨床学会,1993年 9月 1日,第86 巻、第9号,1321−1327 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)鉛直方向に延び内視鏡の挿入部を収
    容する洗浄管と、(ロ)上記洗浄管の上端より所定距離
    下方に一端が連結され、他端が洗浄水供給源に接続可能
    とされ、洗浄管に洗浄水を供給する導水管と、(ハ)上
    記洗浄管の上部を支持する第1サポートと、この第1サ
    ポートの上方に配置され、内視鏡の挿入部が洗浄管に収
    容された状態で内視鏡のボデイを支持する第2サポート
    とを有する支持体と、 を備えた内視鏡洗浄装置において、さらに、上記洗浄管
    の上端開口に、その内周面を覆うようにして着脱可能に
    設置されるカバーを備えたことを特徴とする内視鏡洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】 上記支持体は、上記洗浄管を収容する容
    器を有し、この容器は、洗浄管と同方向に延びる筒部
    と、この筒部の上下を閉塞する頂壁および底壁とを有
    し、 上記容器の頂壁が上記第1サポートとして提供され、そ
    の下面に上記洗浄管の上端が固定され、この頂壁には上
    記洗浄管の上端開口に連通する挿入口が形成されてお
    り、 上記容器の上端には上記第2サポートが設けられてお
    り、 上記導水管は筒部を貫通して外部に導出されており、 上記容器の下部には排水口が形成されるとともに、この
    排水口には排水管が接続されており、 上記洗浄管には、その上端と上記導水管の接続箇所との
    間において、洗浄水の一部を溢出させるための溢出口が
    形成されており、 上記カバーは、洗浄管の上端開口のみならず、頂壁の挿
    入口の内周面をも覆うようにして設置されることを特徴
    とする請求項1に記載の内視鏡洗浄装置。
  3. 【請求項3】 上記カバーは、全長にわたって切欠を有
    するとともに上記洗浄管の上端開口に収容される筒部
    と、この筒部の上端に形成されカバーの落下を防ぐ鍔部
    とを有することを特徴とする請求項1,2のいずれかに
    記載の内視鏡洗浄装置。
  4. 【請求項4】 上記カバーは複数積み重ね状態で上記洗
    浄管の上端開口に設置され、カバーの筒部の径は、上方
    のカバーほど小さくなっていることを特徴とする請求項
    3に記載の内視鏡洗浄装置。
  5. 【請求項5】 上記カバーは一対の半割体からなり、各
    半割体は、半筒部とこの半筒部の上端に設けられた鍔部
    とを有することを特徴とする請求項1,2のいずれかに
    記載の内視鏡洗浄装置。
  6. 【請求項6】 上記カバーは、筒部と、この筒部の上端
    に設けられた一対の鍔部とを有し、筒部の上端には、一
    対の鍔部間において筒部の軸方向に延びる切り込みが形
    成されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか
    に記載の内視鏡洗浄装置。
  7. 【請求項7】 上記容器の上端部の横には、鉛直方向に
    延びる送り出し軸と巻き取り軸が互いに筒部の周方向に
    離れて回動可能に配置されており、上記筒部の上端部に
    は、この送り出し軸と巻き取り軸との間において案内口
    が形成され、上記洗浄管の上端部にも筒部の案内口に対
    峙する案内口が形成されており、上記容器の頂壁の挿入
    口は筒部の案内口まで延びてこの案内口に連なってお
    り、上記送り出し軸と巻き取り軸との間には上記カバー
    として長尺のシートが架け渡されており、このシート
    は、上記筒部の案内口,洗浄管の案内口を経て頂壁の挿
    入口の内周面と洗浄管の上端開口の内周面に沿うように
    配置されていることを特徴とする請求項2に記載の内視
    鏡洗浄装置。
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