JP3398711B2 - 携帯電子機器における内装部品水濡れ検知構造 - Google Patents

携帯電子機器における内装部品水濡れ検知構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電子機器にお
いて、筐体内部へ水等の液体(以下、単に水と表記)が
侵入し内装部品に水濡れが生じた場合の経歴の有無を判
定する内装部品水濡れ検知構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電子機器は、水中に没したり機器表
面が水に覆われたりした場合に、筐体の構造上の隙間か
ら内部に水が侵入し、筐体内部の回路基板等が水に濡れ
ることで、機器に故障が生じることがある。
【0003】この水濡れによる故障の場合、水濡れ経緯
の確認が必要とされ、その判別手段として、従来技術で
は主に水没判定シールが用いられている(特開2000
ー105230号公報、特開2000ー106596号
公報等を参照)。
【0004】図8は従来の水没判定シール19を用いた
携帯電子機器を示す。この携帯電子機器では、筐体の一
部に開口部20が設けられ、この開口部20と相対する
内装部品21または筐体内壁に、水没判定シール19が
貼付されている。水没判定シール19は、上質紙などを
材料とするシール表面に水溶性のインクにより帯状や格
子模様の印刷を施したものである。22は外装バッテリ
ー、23はその装着面である。
【0005】このような構成において、筐体内部に水が
侵入すると、その水によって水没判定シール19に印刷
されたインクが滲む。従って、筐体を分離・分解せず
に、開口部20を介してこの水没判定シール19のイン
クの状態を見ることにより、携帯電子機器の筐体内部に
水が侵入したかどうかを判定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水没判定シー
ル19は特定箇所に貼り付けているだけであるから、そ
の部分に水が侵入した場合には水濡れ判定ができるが、
水没判定シール19以外の部分にだけ水が侵入した場合
には水濡れ判定ができないことがあり得る。
【0007】携帯電子機器の回路基板は、その全範囲で
水との接触から故障する可能性があり、水侵入の主要因
である筐体嵌合の隙間は機器の全周にわたって存在する
ものであるから、前記のように水没判定シール19のな
い部分にだけ水が侵入して回路基板が故障するというよ
うな事態が起こった場合、実際には水濡れが原因で故障
が起こっていても、その原因が水濡れであったと判定で
きないことになる。
【0008】そこで、水没判定シール19をたくさん貼
り付けるという考えが出てくる。しかし、水没判定シー
ル19をたくさん貼り付けた場合は、次のような不都合
が出てくる。
【0009】即ち、水没判定シール19を目視検査する
ための筐体開口部20は、筐体表面の何処にでも設けら
れるものではなく、通常、外装バッテリー22の装着面
23に限定されれる。このバッテリー装着面23上の複
数箇所に開口部20を設け、水没判定シール19を複数
貼付することはできるが、これも携帯電子機器の全体で
はなく、機器の限定された範囲での水没判定となる。
【0010】水没判定作業での筐体分離、分解作業を厭
わなければ、内装部品の全体に水没判定シール19を貼
付することも考えられるが、しかし、これは水没判定作
業を大掛かりなものにし、水没判定シール19の貼付作
業も煩雑なものにする。以上が水没判定シール19を用
いた従来一般技術での問題点である。
【0011】本発明は、上記事情を考慮し、回路基板等
の内装部品が水に濡れると故障が発生しやすい携帯電子
機器において、メーカー出荷以降のユーザーによる携帯
機器の使用時に、筐体内部へ水が侵入し回路基板等が水
に濡れる経歴が有ったか否かを判定する作業の精度向上
を図れるようにした濡れ検知構造を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、耐水
性の基材に水溶性インクによる印刷を施した水没判定用
の紐状体を、筐体内部の内装部品の全周を取り囲むよう
設置し、前記筐体に、前記水没判定用の紐状体の一部
を外から摘んで全体を外に引き出すことの可能な開口部
を設けたことを特徴とする。
【0013】
【0014】請求項2の発明は、請求項1において、前
記水没判定用の紐状体の長さ方向の位置と内装部品の全
周を取り囲む経路上の位置とを一対一に対応させた状態
で、前記水没判定用の紐状体を内装部品の全周を取り囲
む前記経路上に設置したことを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、請求項2において、前
記水没判定用の紐状体の両端を前記筐体の開口部に対応
する位置に設置したことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は、請求項3において、前
記水没判定用の紐状体の両端以外の部分を内装部品に対
して非固定状態で係止し、当該紐状体の両端を前記筐体
の開口部に対応する位置で内装部品上に貼り付け固定し
たことを特徴とする。
【0017】請求項5の発明は、請求項4において、前
記紐状体の両端以外の部分を、内装部品に形成した係止
部に係止させながら設置したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は実施形態の携帯電子機器の全
体構成を示す分解図、図2は同電子機器の内装部品の斜
視図、図3および図4は特徴となる箇所の断面図であ
る。
【0019】この携帯電子機器の筐体は、前ケース1と
後ケース2に分割され、筐体内部には電子回路基板3や
フレーム4等から構成される内装部品5が内蔵され、後
ケース2には分離可能にバッテリーが6装着されてい
る。後ケース2のバッテリー装着面15には小さな開口
部7が設けられている。開口部7の周囲のケース外表面
は段差16になっており、この段差16に封止シール8
を貼付することで、開口部7は通常封止されている。な
お、段差16に封止シール8を貼付けるので、シール8
によってバッテリー6の装着に支障を来すことは無い。
また、前後ケース1、2の嵌合状態に関係なく、封止シ
ール8の貼付や剥離が可能である。
【0020】防水機能を有しない携帯電子機器の場合、
前後ケース1、2の嵌合部にパッキンやOリング等は装
着されないため、嵌合部の隙間からの水の侵入を完全に
防ぐことはできない。そのため、水侵入を検知するため
の水没判定手段が装着されている。この実施形態の水没
判定手段は水没判定糸(水没判定用の紐状体)9であ
る。なお、水没判定用と記しているが、携帯電子機器が
水中に没する状況のみを想定するものではなく、機器表
面を水が覆い、筐体隙間から筐体内部へ水が侵入する程
度の状況も当然想定するものである。
【0021】水没判定糸9は、水との接触により強度が
低下することのない耐水性を有する柔軟な一本の糸を基
材とし、その表面に水溶性のインクによる縞17を印刷
したものである。水没判定糸9は、表面が水に濡れる
と、水溶性のインクの縞17が滲み出し、一度滲みだし
た後は、元に戻ることはなく、それにより、水没判定糸
9と水との接触履歴が記録として残るように構成された
ものである。即ち、水と接触することにより、視覚的な
判定が可能な表面印刷の滲みや変色を起こし、事後も滲
みや変色の状態を維持する機能を持つものである。
【0022】この水没判定糸9を固定するために、内装
部品5の筐体開口部7と相対する箇所には、固定両面テ
ープ10が貼付されている。水没判定糸9は、図3に示
すように、表面印刷の相違から始端11と終端12とが
便宜的に決められており、本実施形態では、印刷の有る
端部が始端11、印刷の無い端部が終端12とされてい
る。そして、水没判定糸9は、始端11を固定両面テー
プ10に貼付固定し、そこを起点として内装部品5の外
周を一周した後、終端12を固定両面テープ10へ貼付
固定することにより、筐体内部の特定の箇所のみではな
く、内装部品5の外周を取り囲む全域にわたり設置され
ている。
【0023】図2は、内装部品5の外周全域に水没判定
糸10を巻き付けた状態を示している。水没判定糸9と
内装部品5とは、固定両面テープ10のみで結合され、
他の箇所では、判定糸9自体の張力、または、回路基板
3に設けられたスリット(係止部)13、フレーム4に
設けられたフック(係止部)14からの拘束により、内
装部品5と判定糸9との位置関係が維持されている。
【0024】巻き付け方としては、固定両面テープ10
に貼付した始端11を起点とし、判定糸9に張力を掛け
ながら内装部品5の外周に沿い、回路基板3のスリット
13やフレーム4のフック14へ判定糸9を通しなが
ら、内装部品5上の所定位置へ判定糸9を巻き付けてい
き、再び終端12を固定両面テープ10に貼付する。図
5は、回路基板3に設けられたスリット13を水没判定
糸9が通過する部分、図6は、フレーム4のフック14
を水没判定糸9が通過する部分を拡大して示している。
このように水没判定糸9を設置することにより、判定糸
9の長さ方向の位置と、内装部品5の全周を取り囲む経
路上の位置とが一対一に対応する。
【0025】なお、水没判定糸9の内装部品5への巻き
付けは、判定糸9へ張力を掛けながら、内装部品5の外
周の全周へ巻き付ける作業となるが、判定糸9自体は柔
軟性を有しており、回路基板4のスリット13、フレー
ム4のフック14等をガイドとして行えばよいので、困
難なものではない。
【0026】このように水没判定糸9を両端でのみ固定
し、両端以外の部分は非固定状態に係止しているだけで
あるから、判定糸9の両端を固定両面テープ10から剥
離させるだけで、判定糸9を内装部品5から容易に分離
させることができる。また、水没判定糸9は確実に内装
部品5に保持されことになるので、ケース1、2への内
装部品5の組み込み作業の際に、判定糸9の引っかかり
や挟み込みが起こる心配もない。
【0027】外周の全域に水没判定糸9が巻き付けられ
た内装部品5を前後ケース1,2に組み込んだら、前後
ケース1、2を嵌合し、バッテリー6を装着して、携帯
電子機器が出来上がる。
【0028】この完成状態において、筐体外表面に貼付
された封止シール8を剥がすと、内装部品5の一部がそ
の開口部7から視認できる。内装部品5の筐体開口部7
から視認できる箇所には、判定糸9の始端11および終
端12が、固定両面テープ10に貼付された状態で存在
しているので、筐体開口部7からピンセット等で判定糸
9の始端11および終端12をつまんで、それらを固定
両面テープ10から引き剥がし、始端11および終端1
2の一方を筐体外部へ引き出して、そのまま判定糸9を
たぐり寄せれば、水没判定糸9の全てを筐体の外へ抜き
出すことができる。
【0029】次に作用を説明する。上記の携帯電子機器
では、内装部品5(主に回路基板)の外周と筐体嵌合線
とが近接しており、内装部品5の外周の全周に水没判定
糸9が設置されている。このような構成では、筐体嵌合
隙間から筐体内部へ浸透してきた水が、判定糸9と接触
せずに内装部品5へ到達する可能性は低く、嵌合隙間か
ら侵入した水は、ほぼ確実に水没判定糸9へその経歴を
残すことになる。つまり、筐体のどの位置で水の侵入が
あっても、確実に水没判定糸9にその経歴が残る。
【0030】そこで、水濡れの判定を行う場合には、ま
ず、携帯電子機器のバッテリー6を外し、後ケース2の
外表面に貼付されている封止シール8を剥がす。そし
て、封止シール8を剥がした開口部7からピンセット等
で水没判定糸9の始端11および終端12を固定両面テ
ープ10から剥がす。内装部品5と分離した始端11ま
たは終端12のどちらか一方をピンセット等でつかみ、
開口部7を通して、後ケース2から引き出す。後ケース
2から引き出した判定糸9の一端を引っ張り、水没判定
糸9の全てを筐体内部から抜き出す。図4は水没判定糸
9の筐体外部への抜き出しの様子を示す。そして、筐体
内部から抜き出された判定糸9上の水溶性インク縞17
の滲みの目視検査により、判定糸9が水と接触した否
か、つまり、携帯電子機器の筐体内部に水が侵入した経
歴の判定が可能となる。
【0031】この場合、水没判定糸9は、始端11と終
端12が決められており、内装部品5の外周の所定の経
路に沿って巻き付けられていることから、判定糸9上の
任意の位置が、内装部品5のどの箇所に相当するのかを
特定することができる。つまり、始端11と終端12を
基準とする水没判定糸9上のインク滲みの位置から、内
装部品5のどの箇所に水濡れが生じたかを知ることがで
きる。因みに、侵入箇所の特定作業は、始端11または
終端12からのインク滲み位置と、あらかじめ作成して
おいた携帯電子機器固有の対応表とを照らし合わせれば
よい。
【0032】このように、筐体内部へ水の侵入があった
かどうかの判定作業を、封止シール8の剥離、開口部7
からの水没判定糸9の抜き出し、判定糸9上のインク滲
みの目視検査だけですませることができ、筐体の分離・
分解は行わないですむので、水没判定作業を特別な技術
を使わずに簡単に行うことができる。
【0033】また、判定糸9にインク滲みがあった場
合、単に「筐体内部への水の侵入があった」ことの判定
のみではなく、筐体嵌合部のどの箇所で水の侵入があっ
たかを特定できる。
【0034】また、判定糸9の筐体外部への抜き出しは
容易であるが、筐体を分離、分解せずに筐体内部へ水没
判定糸9を組入れることは困難である。即ち、水没判定
時に筐体開口部7の封止シール8を剥がし筐体内部から
抜き出した水没判定糸9は、携帯電子機器メーカが機器
製作時に組み込んだものであり、メーカー出荷から水没
判定時まで常時筐体内部に存在していたものと認定でき
る。従って、水没判定糸9を用いた判定は何ら不正な行
為を含まないものになる。
【0035】なお、上記実施形態では、水没判定用の紐
状体が糸である場合を示したが、耐水性・柔軟性を持つ
薄いテープ基材に水溶性インクで縞模様等の印刷を施し
た水没判定テープを用いてもよい。
【0036】また、上記実施形態では、筐体内部への水
の侵入経路は筐体嵌合隙間であると想定して、水没判定
糸9を内装部品5の外周に設置したが、図7に示すよう
に、操作キーシート(これも内装部品の一つ)18と筐
体との隙間からの水の侵入も考えられる場合には、操作
キーシート18の外周近傍に水没判定糸9を設置するよ
うにする。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、水没判定用の紐状体を内装部品の全周を取り囲
むように設置しているから、筐体のどの位置で水等の液
体が侵入してきても、濡れの経歴を確実に判定すること
ができる。
【0038】また、筐体に、水没判定用の紐状体の一部
を外から摘んで全体を外に引き出すことの可能な開口部
を設けたので、内装部品の水濡れ経歴の判定の際に、筐
体を分離、分解することなく、筐体表面に設けられた開
口部から水没判定用の紐状体を外部へ抜き出すことで、
濡れの経歴を確実に判定することができる。従って、判
定作業の効率向上が図れる。また、いったん紐状体を開
口部から外に引き出したら、筐体を分解しないと中に入
れることができないので、不正を防止できる。
【0039】請求項2の発明によれば、水没判定用の紐
状体の長さ方向の位置と内装部品の全周を取り囲む経路
上の位置とを一対一に対応させた状態で、水没判定用の
紐状体を設置したので、どの位置で水濡れが発生したか
を特定できる。
【0040】請求項3の発明によれば、水没判定用の紐
状体の両端を筐体の開口部に対応する位置に設置したの
で、開口部から紐状体の一端を摘んで引き出すことで、
全体を順次筐体外に取り出すことができ、判定作業が簡
単にできる。
【0041】請求項4の発明によれば、水没判定用の紐
状体の両端以外の部分は内装部品に対して非固定状態で
係止するだけであるから、開口部から紐状体の一端を摘
んで引き出す際に簡単に引き出せる。
【0042】請求項5の発明によれば、水没判定用の紐
状体の両端以外の部分を、内装部品に形成した係止部に
係止させながら設置したので、紐状体の組み込み作業が
簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の携帯電子機器の全体構成
を示す分解斜視図である。
【図2】 同携帯電子機器の内装部品の斜視図である。
【図3】 同携帯電子機器の部分拡大図である。
【図4】 同携帯電子機器の部分拡大図である。
【図5】 同携帯電子機器の部分拡大図である。
【図6】 同携帯電子機器の部分拡大図である。
【図7】 本発明の他の実施形態の携帯電子機器の全体
構成を示す分解斜視図である。
【図8】 従来の携帯電子機器の全体構成を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
1…前ケース(筐体)、2…後ケース(筐体)、5…内
装部品、7…開口部、9 水没判定糸(水没判定用の紐
状体)、11…始端、12…終端、13…スリット(係
止部)、14…フック(係止部)、17…縞状(縞状印
刷)、18…操作キーシート(内装部品)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/04 G01N 21/78 G01N 31/00 G01N 31/22 121 H05K 5/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐水性の基材に水溶性インクによる印刷
    を施した水没判定用の紐状体を、筐体内部の内装部品の
    全周を取り囲むように設置してなり、前記筐体に、前記
    水没判定用の紐状体の一部を外から摘んで全体を外に引
    き出すことの可能な開口部を設けたことを特徴とする
    帯電子機器における内装部品水濡れ検知構造。
  2. 【請求項2】 前記水没判定用の紐状体の長さ方向の位
    置と内装部品の全周を取り囲む経路上の位置とを一対一
    に対応させた状態で、前記水没判定用の紐状体を内装部
    品の全周を取り囲む前記経路上に設置したことを特徴と
    する請求項1記載の携帯電子機器における内装部品水濡
    れ検知構造。
  3. 【請求項3】 前記水没判定用の紐状体の両端を前記筐
    体の開口部に対応する位置に設置したことを特徴とする
    請求項2記載の携帯電子機器における内装部品水濡れ検
    知構造。
  4. 【請求項4】 前記水没判定用の紐状体の両端以外の部
    分を内装部品に対して非固定状態で係止し、当該紐状体
    の両端を前記筐体の開口部に対応する位置で内装部品上
    に貼り付け固定したことを特徴とする請求項3記載の携
    帯電子機器における内装部品水濡れ検知構造。
  5. 【請求項5】 前記紐状体の両端以外の部分を、内装部
    品に形成した係止部に係止させながら設置したことを特
    徴とする請求項4記載の携帯電子機器における内装部品
    水濡れ検知構造。
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