JP3397573B2 - 移動通信方法 - Google Patents

移動通信方法

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JP3397573B2
JP3397573B2 JP08833196A JP8833196A JP3397573B2 JP 3397573 B2 JP3397573 B2 JP 3397573B2 JP 08833196 A JP08833196 A JP 08833196A JP 8833196 A JP8833196 A JP 8833196A JP 3397573 B2 JP3397573 B2 JP 3397573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、隣接ゾーンを示
す情報を保持するテーブルに基づいてハンドオーバを行
う移動通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル移動通信方式においては、移
動局が無線ゾーン(以下、単にゾーンという)間を移行
する場合、移動局が測定する幾つかの周辺ゾーン(すな
わち、移動局が在圏しているゾーンとこれに隣接するゾ
ーン)の下り受信レベルを比較してハンドオーバ(すな
わち基地局の切替)先のゾーンを決定している。
【0003】ところで、移動局が周辺ゾーンの下り受信
レベルを測定するには、現在その移動局が通信している
ゾーン(以下、在圏ゾーンという)を管理する基地局か
ら移動局に対し測定対象となる周辺ゾーンを通知してお
く必要がある。あるゾーンに隣接している隣接ゾーン、
あるいは、あるゾーンからハンドオーバが可能なゾーン
は基地局の配置によって決まるが、このようなゾーンに
関する情報は基地局を制御する基地局制御装置が保持す
るテーブルに予め設定される。したがって、新しいゾー
ンを管理する基地局を増設して既設ゾーンから当該新設
ゾーンへのハンドオーバを可能とするためには、既設ゾ
ーンのテーブルに新設ゾーンを示す情報を追加登録し、
この情報を基地局から移動局へ通知して下り受信レベル
の測定対象に追加する必要がある。従来より、このよう
な情報を保持するテーブルは、設計者が基地局の配置を
考慮して自ら作成、変更している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基地局
の増設によって新設されるゾーンの影響を受ける隣接ゾ
ーンは通常多数存在するため、従来のように基地局を増
設する度に設計者が自らテーブルを作成、変更する方法
を採ったのでは、隣接ゾーンのテーブルをすべて変更す
る作業が必要となり、極めて煩雑となる問題があった。
また、テーブルの内容を変更する際には基地局制御装置
を通常停止させる必要があるため、その間呼接続を行う
ことができず、サービス性が低下するという問題もあっ
た。
【0005】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、基地局の増設に伴う作業負担を軽減するとと
もに、該増設時にサービスの停止を伴わない移動通信方
法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、複数の無線ゾーンを隣
接配置し、これら各ゾーンを管理する基地局が各々に隣
接するゾーンを示す情報を保持するテーブルに基づき、
移動局によるゾーン間の移行に伴うハンドオーバを行う
移動通信方法において、移動局が隣接するゾーンへ移行
した場合、移行元ゾーンの基地局が、自ゾーンを示す情
報を移行先ゾーンの基地局に渡して移動局が移行先ゾー
ンに在圏したことを通知するとともに、移行後の通信チ
ャネルを移行先ゾーンの基地局に指定するステップと、
前記移行先ゾーンの基地局が、在圏してきた移動局の通
信チャネルを前記移行元ゾーンの基地局によって指定さ
れた通信チャネルに切り替えるとともに、移行元ゾーン
を示す情報を自局のテーブルに登録するステップとから
なるハンドオーバステップを具備し、これによって、新
たに基地局を増設した場合、当該基地局が管理する新設
ゾーンから隣接する既設ゾーンへ移動局が移行するとき
に前記ハンドオーバステップを実行し、前記既設ゾーン
を管理する基地局のテーブルを更新することを特徴とし
ている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、複数の無線
ゾーンを隣接配置し、これら各ゾーンを管理する基地局
が各々に隣接するゾーンを示す情報を保持するテーブル
に基づき、移動局によるゾーン間の移行に伴うハンドオ
ーバを行う移動通信方法において、移動局が隣接するゾ
ーンへ移行した場合、当該移動局が、移行元ゾーンを示
す情報を移行先ゾーンの基地局に渡して自らが在圏して
きたことを通知するステップと、前記移行先ゾーンの基
地局が、在圏してきた移動局の通信チャネルを決定して
チャネル切り替えを行うとともに、移行元ゾーンを示す
情報を自局のテーブルに登録するステップとからなる再
接続ハンドオーバステップを具備し、これによって、新
たに基地局を増設した場合、当該基地局が管理する新設
ゾーンとこれに隣接する既設ゾーンとの間を移動局が移
行するときに前記再接続ハンドオーバステップを実行
し、新設ゾーンと既設ゾーン双方の基地局のテーブルを
々更新することを特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明は、複数の無線
ゾーンを隣接配置し、これら各ゾーンを管理する基地局
が各々に隣接するゾーンを示す情報を保持するテーブル
に基づき、移動局によるゾーン間の移行に伴うハンドオ
ーバを行う移動通信方法において、請求項1に記載のハ
ンドオーバステップと、請求項2に記載の再接続ハンド
オーバステップと、移行元ゾーンの基地局のテーブルに
移行先ゾーンを示す情報が登録されている場合、前記ハ
ンドオーバステップを実行する一方、移行元ゾーンの基
地局のテーブルに移行先ゾーンを示す情報が登録されて
いない場合、前記再接続ハンドオーバステップを実行す
る切替ステップとを具備し、これによって、新たに基地
局を増設した場合、当該基地局が管理する新設ゾーンと
これに隣接する既設ゾーンとの間を移動局が移行すると
きに前記ハンドオーバステップと前記再接続ハンドオー
バステップのいずれかを選択的に実行し、新設ゾーンと
既設ゾーン双方の基地局のテーブルを各々更新すること
を特徴としている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3のいずれかに記載の発明において、各基地局は、
自ゾーンに隣接する隣接ゾーンごとにハンドオーバの履
歴を記録し、この履歴に基づいてテーブルに登録され
いるいずれかの隣接ゾーンの情報を削除して新たな隣接
ゾーンの情報を登録することを特徴としている。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項4に
記載の発明において、各基地局は、自ゾーンに隣接する
隣接ゾーンごとにハンドオーバの実行回数を計数し、最
も計数値の少ない隣接ゾーンの情報を削除して新たな隣
接ゾーンの情報を登録することを特徴としている。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項4に
記載の発明において、各基地局は、自ゾーンに隣接する
隣接ゾーンごとにハンドオーバの実行時刻を記録し、最
も古くハンドオーバが実行された隣接ゾーンの情報を削
除して新たな隣接ゾーンの情報を登録することを特徴と
している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。 A:実施形態の構成 図1はこの発明の一実施形態を示すブロック図である。
この図において、1は、新しく増設された基地局1sが
管理する新設ゾーンであり、2,3は、それぞれ既設の
基地局2s,3sが管理する既設ゾーンである。また、
Mはゾーン間を移動する移動局Mであり、在圏している
ゾーンを管理する基地局と交信して、図示しない他の移
動局あるいは固定局と通話する。移動局Mは、この通話
を行う他、周辺ゾーン(在圏ゾーンおよび隣接ゾーン)
の基地局からの下り受信レベルを随時測定し、この測定
結果を在圏ゾーンの基地局へ通知する。
【0013】各基地局1s,2s,3sは、それぞれ基
地局制御装置1c,2c,3cによって制御される。こ
れら基地局制御装置1c,2c,3cは、各々が管理す
る自ゾーンに隣接する隣接ゾーンを示す情報を図示しな
い記憶手段にテーブルとして保持している。例えば、図
2は、新設されたゾーン1のテーブル11に該ゾーン1
に隣接する既設ゾーン2,3が登録されており、既設ゾ
ーン2に該ゾーン2に隣接する新設ゾーン1が追加登録
される状態を示している。各基地局制御装置1c,2
c,3cは、このようなテーブルの内容に基づき移動局
Mによるゾーン間の移行に応じた基地局間のハンドオー
バを制御する。
【0014】すなわち、移動局M在圏するゾーンの基
地局が上記テーブルの内容に基づき、下り受信レベルを
測定すべき隣接ゾーンを移動局Mに指定し、移動局Mは
基地局から指定された隣接ゾーンおよび在圏ゾーンの下
り受信レベルを測定しこの測定結果を基地局へ返す。そ
して、以下のハンドオーバH1が行われる。また、この
他にハンドオーバには、後述する再接続ハンドオーバH
がある。
【0015】ハンドオーバH1 ハンドオーバH1は、移行元ゾーンの基地局が各ゾーン
の下り受信レベルを比較することによって移行先ゾーン
を特定し、移行先の基地局に対し自ゾーンを示す情報を
渡して移動局Mが移行先ゾーンに在圏したことを通知す
るとともに、移行後の通信チャネルを移行先ゾーンの基
地局に指定する方法である。
【0016】再接続ハンドオーバH2 一方、再接続ハンドオーバH2は、移動局Mが移行先ゾ
ーンの基地局に対し移行元ゾーンを示す情報を渡して在
圏してきたことを通知し、この通知を受けた移行先ゾー
ンの基地局が移行後の通信チャネルを決定する方法であ
る。
【0017】B:実施形態の動作 次に、上記構成からなる実施形態の動作を説明する。以
下では、移動局Mが新設ゾーン1と既設ゾーン2の間を
移行する場合を例として動作を説明する。ただし、初期
状態においては新設ゾーン1の基地局制御装置1cが保
持するテーブル11には隣接ゾーン(既設ゾーン2を含
む)を示す情報がまったく登録されておらず、また、既
設ゾーン2の基地局制御装置2cが保持するテーブル2
1には新設ゾーン1を示す情報が登録されていないもの
とする。
【0018】まず、移動局Mが新設ゾーン1から既設ゾ
ーン2へ移行した場合、新設ゾーン1の基地局制御装置
1cは、隣接ゾーンについての情報を保持していないの
で、ハンドオーバH1を実行することができない。そこ
で、移行先のゾーン2において再接続ハンドオーバH2
が実行される。すなわち、移動局Mからゾーン2を管理
する基地局2sに対して移行元のゾーン1を示す情報が
通知される。これにより、基地局管理装置2cは、移動
局Mが在圏し、かつその移行元ゾーンがゾーン1である
ことを認識し、ゾーン1を示す情報を新たな隣接ゾーン
としてテーブル21に登録するとともに、移動局Mの通
信チャンネルを切り替える。
【0019】そして、移動局Mが既設ゾーン2から新設
ゾーン1へ移行すると、テーブル21には移行先のゾー
ン1を示す情報が保持されているので、ハンドオーバH
1が行われる。すなわち、基地局制御装置2cから基地
局制御装置1cに対し移行元のゾーン2を示す情報が通
知され、移動局Mが移行したことが知らされるととも
に、移行後の通信チャンネルが指定される。これによ
り、基地局管理装置1cは、移動局Mが在圏し、かつそ
の移行元ゾーンがゾーン2であることを認識し、ゾーン
2を示す情報を隣接ゾーンとしてテーブル11に登録す
るとともに、移動局Mの通信チャンネルを指定されたチ
ャンネルに切り替える。
【0020】こうして、基地局制御装置1cと基地局制
御装置2cの双方のテーブル11,21に、互いが隣接
ゾーンであることを示す情報が登録されると、以後のゾ
ーン間の移行に伴うハンドオーバはハンドオーバH1に
よって実行される。これは、再接続ハンドオーバH2で
は、チャネル切替時に回線の切断を伴うため切り替えに
一定の時間がかかるのに対し、ハンドオーバH1では、
回線の切断を伴わないため切り替えが速いことからハン
ドオーバH1を優先して実行することが望ましいからで
ある。
【0021】その後、移動局Mがゾーン間を移行するの
に伴い、テーブル11,21に登録した隣接ゾーンごと
にハンドオーバの実行回数が計数され、この計数結果が
テーブル11,21に保持される。そして、隣接ゾーン
の登録数がテーブル11,21における登録可能数を越
える場合には、上記計数結果からハンドオーバの実行回
数の少ない順に登録が抹消され、新しいゾーンが登録さ
れる。
【0022】このように、本実施形態によれば、基地局
を増設する際に設計者等が予め基地局配置を考慮してテ
ーブルに隣接ゾーンを示す情報を登録、変更しておかな
くても、ハンドオーバの実行に応じて自動的にテーブル
が作成、更新される。
【0023】B:変形例 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、例え
ば以下のような種々の変形が可能である。 (1)実施形態では、ハンドオーバH1と再接続ハンド
オーバH2の2つのハンドオーバ方式を併用するように
したが、本発明は、ハンドオーバに多少の時間がかかる
ことを許容すれば、再接続ハンドオーバH2のみを用い
た構成にすることも可能である。
【0024】すなわち、再接続ハンドオーバH2によれ
ば、移行元の基地局制御装置が保持するテーブルに移行
先のゾーンが登録されていなくてもハンドオーバが可能
なため、新設ゾーンに隣接ゾーンが全く登録されていな
い場合(すなわち、新設ゾーンのテーブルが作成されて
いない場合)や隣接する既設ゾーンに新設ゾーンが登録
されていない場合(すなわち、既設ゾーンのテーブルに
新設ゾーンが予め追加されていない場合)であっても、
ハンドオーバの実行に伴って自動的にテーブルを作成、
変更することができる。
【0025】(2)また、本発明は、ハンドオーバH1
のみを用いた構成にすることが可能である。すなわち、
ハンドオーバH1によれば、移行元の基地局制御装置が
保持するテーブルに移行先のゾーンが登録されていない
とハンドオーバが不可能なため、新設ゾーンのテーブル
が作成されていることを前提とするが、移行先のゾーン
のテーブルに移行元のゾーンが登録されていなくてもハ
ンドオーバが可能である。
【0026】したがって、新設ゾーンのテーブルを予め
作成しておく必要はあるが、既設ゾーンのテーブルを変
更しなくても、ハンドオーバの実行に伴って自動的に既
設ゾーンのテーブルを更新することができる。また、こ
の場合、ハンドオーバH1のみを実行するので、チャネ
ル切り替えを迅速に行うことができる。
【0027】(3)また、上記実施形態では、隣接ゾー
ンの登録数がテーブルの登録可能数を越える場合、ハン
ドオーバの実行回数(頻度)を基準に登録の抹消を行う
ようにしたが、これに限らず、例えば移行元の隣接ゾー
ンごとにハンドオーバを実行した時刻を記録しておき、
最も古くハンドオーバが実行された隣接ゾーンの登録の
抹消する等、その他の追い出しアルゴリズムを採用する
ようにしてもよい。
【0028】(4)さらに、本発明は、FDMA(Frequ
ency Division Multiple Access)、TDMA(Time Divi
sion Multiple Access)、CDMA(Code Division Mult
iple Access)等、特定のアクセス方式に限られることな
く、種々の移動通信システムに適用可能である。例え
ば、FDMA、TDMA方式では、移動局がゾーンを識
別するために周波数を用い、基地局側でゾーンとそのゾ
ーンに固有の周波数の関係を管理しているが、CDMA
方式では、周波数に代えてゾーンに固有の拡張コードま
たはその位相が用いられる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、基地局の増設する際に設計者等が既設ゾー
ンの基地局のテーブルを更新する必要がなく、自動的に
更新されるので、増設時の作業負担を軽減できるととも
に、該増設時にサービスの停止を伴うことがないため、
サービス性が向上する。
【0030】また、請求項2、3に記載の発明によれ
ば、増設される基地局のテーブルに隣接ゾーンを示す情
報を作成しておく必要がなく、設計者等の作業負担をさ
らに軽減できる。
【0031】また、請求項4ないし6に記載の発明によ
れば、隣接ゾーンの登録要求数に対しテーブルの容量が
足りない場合においても、将来ハンドオーバ先となる可
能性が低い隣接ゾーンの登録を抹消することにより対処
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】 同実施形態において使用されるテーブルの内
容を例示する図である。
【符号の説明】
1〜3 無線ゾーン 1c〜3c 基地局制御装置 1s〜3s 基地局 11,21,31 テーブル M 移動局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 靖之 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−237728(JP,A) 特開 平9−116953(JP,A) 特開 平7−264658(JP,A) 特開 平2−182037(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線ゾーンを隣接配置し、これら
    各ゾーンを管理する基地局が各々に隣接するゾーンを示
    す情報を保持するテーブルに基づき、移動局によるゾー
    ン間の移行に伴うハンドオーバを行う移動通信方法にお
    いて、 移動局が隣接するゾーンへ移行した場合、移行元ゾーン
    の基地局が、自ゾーンを示す情報を移行先ゾーンの基地
    局に渡して移動局が移行先ゾーンに在圏したことを通知
    するとともに、移行後の通信チャネルを移行先ゾーンの
    基地局に指定するステップと、 前記移行先ゾーンの基地局が、在圏してきた移動局の通
    信チャネルを前記移行元ゾーンの基地局によって指定さ
    れた通信チャネルに切り替えるとともに、移行元ゾーン
    を示す情報を自局のテーブルに登録するステップとから
    なるハンドオーバステップを具備し、 これによって、新たに基地局を増設した場合、当該基地
    局が管理する新設ゾーンから隣接する既設ゾーンへ移動
    局が移行するときに前記ハンドオーバステップを実行
    し、前記既設ゾーンを管理する基地局のテーブルを更
    することを特徴とする移動通信方法。
  2. 【請求項2】 複数の無線ゾーンを隣接配置し、これら
    各ゾーンを管理する基地局が各々に隣接するゾーンを示
    す情報を保持するテーブルに基づき、移動局によるゾー
    ン間の移行に伴うハンドオーバを行う移動通信方法にお
    いて、 移動局が隣接するゾーンへ移行した場合、当該移動局
    が、移行元ゾーンを示す情報を移行先ゾーンの基地局に
    渡して自らが在圏してきたことを通知するステップと、 前記移行先ゾーンの基地局が、在圏してきた移動局の通
    信チャネルを決定してチャネル切り替えを行うととも
    に、移行元ゾーンを示す情報を自局のテーブルに登録す
    るステップとからなる再接続ハンドオーバステップを具
    備し、 これによって、新たに基地局を増設した場合、当該基地
    局が管理する新設ゾーンとこれに隣接する既設ゾーンと
    の間を移動局が移行するときに前記再接続ハンドオーバ
    ステップを実行し、新設ゾーンと既設ゾーン双方の基地
    局のテーブルを各々更新することを特徴とする移動通信
    方法。
  3. 【請求項3】 複数の無線ゾーンを隣接配置し、これら
    各ゾーンを管理する基地局が各々に隣接するゾーンを示
    す情報を保持するテーブルに基づき、移動局によるゾー
    ン間の移行に伴うハンドオーバを行う移動通信方法にお
    いて、 請求項1に記載のハンドオーバステップと、 請求項2に記載の再接続ハンドオーバステップと、 移行元ゾーンの基地局のテーブルに移行先ゾーンを示す
    情報が登録されている場合、前記ハンドオーバステップ
    を実行する一方、移行元ゾーンの基地局のテーブルに移
    行先ゾーンを示す情報が登録されていない場合、前記再
    接続ハンドオーバステップを実行する切替ステップとを
    具備し、 これによって、新たに基地局を増設した場合、当該基地
    局が管理する新設ゾーンとこれに隣接する既設ゾーンと
    の間を移動局が移行するときに前記ハンドオーバステッ
    プと前記再接続ハンドオーバステップのいずれかを選択
    的に実行し、新設ゾーンと既設ゾーン双方の基地局のテ
    ーブルを各々更新することを特徴とする移動通信方法。
  4. 【請求項4】 各基地局は、自ゾーンに隣接する隣接ゾ
    ーンごとにハンドオーバの履歴を記録し、この履歴に基
    づいてテーブルに登録されているいずれかの隣接ゾーン
    の情報を削除して新たな隣接ゾーンの情報を登録するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の移
    動通信方法。
  5. 【請求項5】 各基地局は、自ゾーンに隣接する隣接ゾ
    ーンごとにハンドオーバの実行回数を計数し、最も計数
    値の少ない隣接ゾーンの情報を削除して新たな隣接ゾー
    ンの情報を登録することを特徴とする請求項4に記載の
    移動通信方法。
  6. 【請求項6】 各基地局は、自ゾーンに隣接する隣接ゾ
    ーンごとにハンドオーバの実行時刻を記録し、最も古く
    ハンドオーバが実行された隣接ゾーンの情報を削除して
    新たな隣接ゾーンの情報を登録することを特徴とする請
    求項4に記載の移動通信方法。
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