JP3397528B2 - ネットワークシステムでのノード装置数計数方法 - Google Patents

ネットワークシステムでのノード装置数計数方法

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JP3397528B2 JP18978595A JP18978595A JP3397528B2 JP 3397528 B2 JP3397528 B2 JP 3397528B2 JP 18978595 A JP18978595 A JP 18978595A JP 18978595 A JP18978595 A JP 18978595A JP 3397528 B2 JP3397528 B2 JP 3397528B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークシステムで
のノード装置数計数方法関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークシステムにおいて、
ネットワークの形態を端末が調べる方法については明ら
かではなかった。
【0003】一方、近年、端末の高速化に伴い、端末を
接続するネットワークの高速化を目的として、複数の波
長を用いた光波長多重伝送路を使用したネットワークシ
ステムについて、多種多様なものが検討されて来てい
る。これらの中の一つに、伝送するデータを、送信元端
末と受信宛て先端末の途中に位置するノード装置によっ
て中継伝送するマルチホップ型のものがある。この方式
は、本発明が適用される例として、後で説明する本発明
による実施例が採用するものである。この方式について
は、Biswanath Mukherjee(ビスワ
ナス ムクヘルジー)によって、“WDM−Based
Local Lightwave Networks
PartII: Multihop System
s” IEEE Network July(199
2)P20〜P32に解説されている。
【0004】図10は、リング型の波長多重伝送路とハ
ブ型のノード装置を用いて構成されるマルチホップ型の
ネットワークシステムの構成例であり、4つのノード装
置を光ファイバによって接続した例を示している。符号
13から符号16は、図11に示したノード装置であ
り、夫々8個のサブ伝送路を介して8個の端末が接続さ
れている。符号17から符号20は、光波長多重伝送路
であるところの光ファイバである。図11は、上述マル
チホップ型のシステム例のノード装置の構成例である。
図11において、符号21はバッファの読み出しの制御
及び可変波長送信部の送信波長の制御を行なう制御部で
ある。符号22はバッファ制御部であり、波長制御部に
よって設定された可変波長送信部の送信波長で送信する
べきパケットをバッファから読み出す制御をする。符号
23は波長制御部であり、所定の送信波長制御パターン
に従って可変波長送信手段の送信波長を制御する。符号
24は、光波長多重伝送路であるところの光ファイバで
ある。符号25は分岐器であり、光ファイバ24を伝送
してきた光信号を分岐し8個の固定波長受信部に出力す
る。符号26から33は、固定波長受信部Iから固定波
長受信部VIIIである。固定波長受信部I26から固
定波長受信部VIII33は、夫々、波長λ1からλ8
に対応した1つの波長の光信号で伝送されるパケットの
みを受信する。符号34から41は、分離挿入部Iから
分離挿入部VIIIであり、固定波長受信部26〜33
から出力されるパケット流の中から、サブ伝送路を介し
て端末に伝送するべきパケットを分離し端末に送出する
と共に、サブ伝送路を介して端末から伝送されてくるパ
ケットを固定波長受信部26〜33から出力されるパケ
ット流に挿入する機能を有している。符号42から49
は、バッファIからバッファVIIIであり、分離挿入
部34〜41から出力されるパケットを一時記憶する機
能を有している。符号50から57は、可変波長送信部
Iから可変波長送信部VIIIであり、バッファ42〜
49から出力されるパケットを、制御部21の制御によ
って、波長λ1から波長λ8の内の所定の波長の光信号
に変換して合波器58を介して光ファイバ24に送出す
る。符号58は合波器であり、8個の可変波長送信部5
0〜57から送出される波長λ1から波長λ8の光信号
を合波し、光ファイバ24に出射する。符号59から6
6は、サブ伝送路Iからサブ伝送路VIIIであり、分
離挿入部34〜41と端末との間のパケットの伝送路と
しての機能を果たす。符号67から74は、夫々、サブ
伝送路Iからサブ伝送路VIIIを介してノード装置に
接続された端末Iから端末VIIIであり、分離挿入部
34〜41から出力されるパケットを受信すると共に、
他の端末へ送信するパケットを作成し、サブ伝送路59
〜66を介して分離挿入部34〜41に送信する。
【0005】図12は、端末の構成例である。図12に
おいて、符号75はI/F(Interface)部で
あり、パケット処理部から出力されるパケットをサブ伝
送路59〜66に送出すると共に、サブ伝送路から入力
されるパケットをパケット処理部に出力する。符号76
はパケット処理部であり、端末接続テーブルを参照し、
受信宛て先端末に対応した中継回数表示欄の値と使用波
長指定欄の値を求め、これらをヘッダの所定の欄に書き
込み、送信するべきデータに付加してパケットを組み立
てると共に、I/F部75を介して入力される受信パケ
ットのヘッダ部を除去し、所定の受信処理を行なう。符
号77は端末接続テーブルであり、本ネットワークシス
テムに接続された端末に関して、どの端末がどのノード
装置に接続されているか、更にその端末がサブ伝送路5
9〜66を介して接続された分離挿入部34〜41にパ
ケットを出力する固定波長受信部26〜33が受信する
波長(以下受信波長)は何かといった端末の接続情報
を、表2に示すような端末接続テーブルとして有してい
る。符号78は入出力部であり、本ネットワークシステ
ムに新規に端末を追加接続する場合や、端末の接続関係
を変更した場合等に、端末接続テーブル77の内容をネ
ットワークシステムを介さずに書き換える為のキーボー
ド、表示装置等のインタフェース機能を有している。
【0006】図13は、上述マルチホップ型のシステム
例に用いられるパケットの構成例である。図13におい
て、符号79は、送信元のノード装置から受信宛て先の
ノード装置まで伝送するのに必要な中継回数を示す中継
回数表示欄である。各中継ノード装置13〜16は、こ
の中継回数表示欄の値を減算する事によって、伝送方向
下流に隣接するノード装置が受信宛て先のノード装置で
あるか否かを知る事ができる。更に又、この値が0であ
るか否かによって、自ノード装置が受信宛て先であるか
否かを知る事ができる。符号80は、使用波長指定欄で
あり、中継伝送時に使用する波長を指定する。中継回数
表示欄79と使用波長指定欄80がヘッダ部である。こ
のヘッダ部の使用波長指定欄80で使用する値は、表1
に示す如く、各送信波長λ1からλ8に対して、使用波
長指定欄値として、夫々1から8を割り当てている。符
号81はこのパケットによって運ばれるデータ部であ
る。
【0007】
【表1】 図14は、上述マルチホップ型のシステム例に用いられ
るノード装置の分離挿入部Iから分離挿入部VIIIの
内部構成図である。分離挿入部I34〜分離挿入部VI
II41の内部構成は全て同一の構成である。図14に
おいて、符号82はコンパレータであり、ラッチ83か
ら出力されるパケットの中継回数表示欄79の値が0で
あるか否か比較し、0である場合は分離指示を、0でな
い場合は中継指示をデマルチプレクサ85に出力する。
符号83はラッチであり、固定波長受信部26〜33か
ら出力されるパケットの中継回数表示欄79を記憶し、
その値をコンパレータ82に出力する。符号84はI/
F部であり、デマルチプレクサ85から出力されるパケ
ットをサブ伝送路59〜66に送出すると共に、サブ伝
送路から入力されるパケットをFIFOIに出力する。
符号85はデマルチプレクサであり、入力されたパケッ
トを、コンパレータ82の比較結果の出力が分離指示で
ある場合は、I/F部84に出力し、中継指示である場
合は、FIFOIIに出力する。符号86は挿入制御部
であり、FIFOI及びFIFOIIの読み出しの制御
をすると共に、セレクタ89に選択するべきFIFOを
指示する事によって、サブ伝送路59〜66から伝送さ
れてくるパケットを、固定波長受信部26〜33から出
力されるパケット流に挿入する制御を行なう。符号87
と符号88はFIFOI及びFIFOIIであり、入力
されたパケットを一時記憶し、挿入制御部86からの制
御によって、入力された順番にセレクタ89に出力す
る。符号89はセレクタであり、挿入制御部86からの
指示により、出力するべきパケット信号を記憶している
FIFOを選択する。
【0008】図15は、上述マルチホップ型のシステム
例に用いられるバッファIからバッファVIIIの内部
構成図である。バッファIからバッファVIIIの内部
構成は全て同一の構成である。図15において、符号9
0はデマルチプレクサであり、分離挿入部34〜41か
ら出力されるパケットのヘッダ部の使用波長指定欄80
をラッチI91に、中継回数表示欄79をラッチII9
2に、データ部81をシフトレジスタ94に夫々出力す
る。符号91はラッチIであり、パケットのヘッダ部の
使用波長指定欄80を記憶し、その値を書き込みアドレ
スカウンタ95とセレクタ96に出力する。符号92は
ラッチIIであり、パケットのヘッダ部の中継回数表示
欄79を記憶し、その値をダウンカウンタ93に出力す
る。符号93はダウンカウンタであり、ラッチII92
から出力されるパケットのヘッダ部の中継回数表示欄7
9を減算し、セレクタ96に出力する。符号94はシフ
トレジスタであり、デマルチプレクサ90から出力され
るパケットのデータ部81に所望の遅延を与え、セレク
タ96に出力する。符号95は書き込みアドレスカウン
タであり、ラッチI91から出力されるパケットのヘッ
ダ部の使用波長指定欄80の値に応じてパケットを書き
込むべきデュアルポートメモリ98の書き込みアドレス
を発生し、順次パケットを書き込むべきアドレス信号を
デュアルポートメモリ98に出力する。符号96はセレ
クタであり、ラッチI91から出力されるパケットのヘ
ッダ部の使用波長指定欄80と、ダウンカウンタ93に
よって減算された中継回数表示欄79の値と、シフトレ
ジスタ94から出力される所望の遅延を与えられたパケ
ットのデータ部81とを順次選択する事により、中継回
数表示欄79の値を減算したパケットを再構成し、デュ
アルポートメモリ94に出力する。符号93は読み出し
アドレスカウンタであり、制御部17内のバッファ制御
部22から出力されるオフセット値を読み出し開始アド
レスとして、順次パケットを読み出すべきアドレス信号
をデュアルポートメモリ98に出力する。符号98は、
パケットデータの書き込みと読み出しを独立に行なう為
のデュアルポートメモリである。デュアルポートメモリ
98の記憶領域は、パケットを送出するべき波長に応じ
て、8つの領域に分割されている。記憶領域Iから記憶
領域VIIIは、夫々、送信波長λ1からλ8に対応し
ている。夫々の領域の先頭アドレスは、A1、A2、A
3、A4、A5、A6、A7及びA8である。
【0009】上述マルチホップ型のシステム例において
は、データを送信する端末のパケット処理部76は、端
末接続テーブル77を参照し、受信宛て先端末に対応し
た中継回数表示欄79の値と使用波長指定欄80の値を
求め、これらをヘッダの所定の欄に書き込み、送信する
べきデータに付加してパケットを組み立て、サブ伝送路
59〜66を介してノード装置の分離挿入部34〜41
に伝送する。
【0010】送信元の端末から送出されたパケットは、
分離挿入部34〜41で、固定波長受信部26〜33か
ら出力されるパケット流に挿入され、バッファ部42〜
49で中継回数表示欄79の値が減算され、使用波長指
定欄に指定された波長に対応した記憶領域に一時記憶さ
れ、その後、可変波長送信部50〜57から所定の波長
の光信号として送出され、下流に位置するノード装置の
前記波長に対応した固定波長受信部26〜33で受信さ
れる。そして、分離挿入部34〜41において、中継回
数表示欄79の値が“0”であるか否か検出され、
“0”でない場合はバッファ38〜45に出力され中継
回数表示欄75の値が減算された後、再び下流のノード
装へ送信される。この中継動作を繰り返し、中継回数表
示欄79の値が“0”となると、サブ伝送路59〜66
に分離され伝送された後、端末のパケット処理部76で
受信処理される。
【0011】この中継動作においては、パケットは、使
用波長指定欄80の値に基づいて、受信宛て先端末がサ
ブ伝送路59〜66を介して接続された分離挿入部34
〜41にパケットを出力する固定波長受信部26〜33
が受信する波長の光信号に変換されて伝送される。
【0012】上述マルチホップ型のシステム例において
は、送信元の端末で端末接続テーブルを検索し、受信宛
て先の端末に対応した使用波長指定欄と中継回数表示欄
を設定する事によって、これら2つの値を元にノード装
置での中継処理がなされ所望の端末にパケットが伝送さ
れる。その為、受信宛て先の端末の識別番号を受信宛て
先アドレスとして指定して伝送する場合に比較して、指
定された使用波長で中継するノード以外は宛て先のノー
ドを示す欄である中継回数指定欄のみを見ればよいの
で、高速な中継処理が可能であるが、パケットの送信を
行なう端末は、端末接続テーブルを有する必要がある
為、以下の様な事があった。
【0013】すなわち、ネットワークシステムを新規に
構成した場合や、構成を変更した場合には、いずれの端
末も端末接続テーブルを有していない為、端末接続テー
ブルを参照してネットワークシステムで通信を行って必
要な端末接続情報を入手する事が不可能であった。従っ
て、ネットワークシステム上の全端末の端末接続テーブ
ルの新規作成や更新を、端末の入出力部を用いて手動で
行なう必要がある為、各端末で操作が煩雑で、操作量が
多く、誤りが頻発するといった問題点があった。更に
又、ネットワークシステムの規模が大きく、広範囲の地
域に亙って多数の端末が接続されている場合において
は、ネットワークシステムに接続された全端末の端末接
続テーブルについて、入出力部を用いて手動で新規作成
や更新を行なう事は困難であった。
【0014】
【発明が解決しようとしている課題】よって、本発明の
目的は、ノード装置が受信したパケットに含まれるノー
ド装置間の残りの中継回数を示す情報に基づいてパケッ
ト伝送を行うネットワークシステムにおいて、端末がネ
ットワーク内のノード装置数を調べる方法を提供するこ
とにある。
【0015】
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、端末が接続される複数のノード装置を有
し、前記ノード装置が受信したパケットに含まれるノー
ド装置間の残りの中継回数を示す情報に基づいてパケッ
ト伝送を行うネットワークシステムにおいて、端末がネ
ットワークシステム内のノード装置数を計数する方法で
あって、ノード装置数を計数する所定端末が、前記中継
回数を指定したノード装置数計数パケットを、該中継回
数を順次増やしながら順次送信し、前記ノード装置は、
受信した前記ノード装置数計数パケットの前記中継回数
に応じて他のノード装置への中継を中止し、もしくは、
中継を行い、前記所定端末は、自分の送信したノード装
置数計数パケットを受信すると、該受信したノード装置
数計数パケットを送信した際に指定した中継数を基にネ
ットワークシステム内のノード装置数を計数することを
特徴とするノード装置数計数方法を提供する。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明の第一の実施例であり、前
述図10から図15に示したマルチホップ型のシステム
例での端末接続テーブル作成方法において好適に用いら
れるノード数計数パケットの構成例である。ノード数計
数パケットは、ネットワークシステムを新規に構成した
場合や、構成を変更した場合において、端末接続テーブ
ル作成を行なう端末(以下サーバ)から送信され、ネッ
トワークシステム上に接続されたノード装置の数を求め
る為に使用される。これにより求められたノード装置の
数は、後述する様に端末接続テーブルの中継回数欄の値
を求める為に利用される。
【0027】図1において、符号1は、送信元のノード
装置から受信宛て先のノード装置まで伝送するのに必要
な中継回数を示す中継回数表示欄である。各ノード装置
は、中継時に、この中継回数表示欄の値を減算すること
によって、伝送方向下流に隣接するノード装置が受信宛
て先のノード装置であるか否かを知ることができる。更
に又、この値が0であるか否かによって、自ノード装置
に接続された端末が受信宛て先であるか否かを知ること
ができる。符号2は、使用波長指定欄であり、中継伝送
時に使用する波長を指定する。このヘッダ部の使用波長
指定欄2で使用する値は、表1に示す如く、送信波長λ
1からλ8に対して、使用波長指定欄値として、夫々1
から8を割り当てている。符号3はパケット種別識別欄
であり、このパケットの種別を示す欄であり、パケット
の種別として、ノード数計数パケットを示す値が設定さ
れる。符号4は、その他のヘッダ部である。中継回数表
示欄1と使用波長指定欄2とパケット種別識別欄3及び
その他のヘッダ部4がヘッダ部である。
【0028】符号5は、中継回数表示欄の初期設定値欄
であり、ノード数計数パケットの送信元の端末において
中継回数表示欄に設定された値が書き込まれる。符号6
は新規登録端末受信波長欄であり、ノード数計数パケッ
トの送信元の端末が、サブ伝送路を介して接続された分
離挿入部にパケットを出力する固定波長受信部が受信す
る波長(以下に単に受信波長という)を示す値が書き込
まれる。符号6はその他のデータ部である。中継回数表
示欄の初期設定値欄5とその他のデータ部6がこのパケ
ットによって運ばれるデータ部である。
【0029】図2は本発明によるノード数通知パケット
の構成例である。ノード数通知パケットは、サーバがノ
ード数計数パケットを用いてネットワークシステム上に
接続されたノード装置の数を求め終えた後、サーバから
ネットワークシステム上の全ての端末に対して、ノード
装置の数を知らせる為に送信される。図2において、符
号7は、サーバ受信波長欄であり、サーバの受信波長が
書き込まれる。符号8はサーバ識別欄であり、サーバの
識別番号が記載される。符号9は、全中継ノード装置数
欄であり、ノード数計数パケットを用いて求められた全
中継ノード装置数の値が書き込まれる。ノード数通知パ
ケットでは、パケット種別識別欄に、パケットの種別と
してノード数計数パケットを示す値が設定される。
【0030】図3は本発明による接続形態報告パケット
の構成例である。接続形態報告パケットは、サーバから
送信されたノード数計数パケットを受信した端末が、自
端末の接続情報と識別番号をサーバに知らせる為にサー
バに送信する。図3において、符号10は端末受信波長
欄であり、端末の受信波長が書き込まれる。符号11は
端末識別欄であり、端末の識別番号が記載される。接続
形態報告パケットでは、パケット種別識別欄に、パケッ
トの種別として接続形態報告パケットを示す値が設定さ
れる。
【0031】上述ノード数計数パケット、ノード数通知
パケット及び接続形態報告パケットを用いた本発明によ
る端末接続テーブル作成方法の第一の実施例について、
前述図11のノード装置構成例を用いた図10に示した
構成例のネットワークシステムを新規に構成した場合に
おいて、ノード装置I13に接続された端末I67をサ
ーバとする場合を例に、図4及び図5の動作フローチャ
ートを参照して説明する。
【0032】なお、図4は、本発明の第一の実施例にお
けるノード数計数パケットの送信元の端末であるサーバ
の動作フローチャートであり、図5は、本発明の第一の
実施例におけるノード数通知パケットの送信元の端末で
あるサーバの動作フローチャートである。以下の説明に
おいては、異なる端末の同じ構成要素に対しては、便宜
上図10、図11、図12、図13、図14及び図15
に示された同一の符号を用いる事とする。又、図10に
示したネットワークシステム構成において、ノード装置
I13に接続された端末I67から端末VIII74の
識別番号を夫々11から18とし、ノード装置II14
に接続された端末I67から端末VII74の識別番号
を夫々21から28とし、ノード装置III15に接続
された端末I67から端末VIII74の識別番号を夫
々31から38とし、更にノード装置IV16に接続さ
れた端末I67から端末VIII74の識別番号を夫々
41から48とする。
【0033】初めに、ネットワークシステム上に接続さ
れたノード装置の数を知る為のノード数計数パケットを
送信する工程において、ノード装置I13に接続された
サーバである端末I67は、ヘッダの中継回数表示欄1
の値を”1”、使用波長指定欄2の値を”1”、更に中
継回数表示欄の初期設定値欄5は”1”とし、パケット
種別識別欄3にノード数計数パケットを示す所定の値を
設定し、ノード数計数パケットを作成し、これらをサブ
伝送路I59を介して、ノード装置I13の分離挿入部
I34に伝送する。以下の説明においては、このパケッ
トをノード数計数パケットAと呼ぶ。
【0034】ノード装置I13の分離挿入部I34のI
/F部84は、サブ伝送路I59を介して伝送されてく
るノード数計数パケットAをFIFOI87に順次書き
込む。ノード数計数パケットAのFIFOI87への書
き込みが終了後、挿入制御部86は、FIFOII88
から読み出しているパケット流の切れ目を見出し、セレ
クタ89が出力するべきFIFOの入力をFIFOI8
7からの入力に設定する様に切り替え、FIFOII8
8の読み出しを停止し、FIFOI87の読み出しを開
始する。その後、FIFOI87に書き込まれたノード
数計数パケットAの読み出しの終了後、挿入制御部86
は、セレクタ89が出力するべきFIFOの入力を再び
FIFOII88からの入力に設定する様に切り替え、
FIFOI87の読み出しを停止し、FIFOII88
の読み出しを再開する。セレクタ89から出力されたノ
ード数計数パケットAは、バッファI42に入力され
る。
【0035】バッファI42のデマルチプレクサ90
は、分離挿入部34から出力されるノード数計数パケッ
トAのヘッダ部の使用波長指定欄2をラッチI91に、
中継回数表示欄1をラッチII92に、デーダ部をシフ
トレジスタ94に夫々出力する。ラッチI91は、ノー
ド数計数パケットAのヘッダ部の使用波長指定欄2を記
憶し、その値を書き込みアドレスカウンタ95とセレク
タ96に出力する。ラッチII92は、ノード数計数パ
ケットAのヘッダ部の中継回数表示欄1を記憶し、その
値をダウンカウンタ93に出力する。ラッチII92か
ら出力されるノード数計数パケットAのヘッダ部の中継
回数表示欄1の値”1”はダウンカウンタ93で減算さ
れ”0”となり、セレクタ96に出力される。シフトレ
ジスタ94は、デマルチプレクサ90から出力されるノ
ード数計数パケットAのデータ部に所望の遅延を与え、
セレクタ96に出力する。セレクタ96はラッチI91
から出力されるノード数計数パケットAのヘッダ部の使
用波長指定欄2と、ダウンカウンタ93によって減算さ
れた中継回数表示欄1の値と、シフトレジスタ94から
出力される所望の遅延を与えられたノード数計数パケッ
トAのデータ部とを順次選択することにより、中継回数
表示欄1の値を減算したノード数計数パケットAを再構
成し、デュアルポートメモリ98に出力する。一方、書
き込みアドレスカウンタ95は、ラッチI91から出力
されるノード数計数パケットAのヘッダ部の使用波長指
定欄2の値”1”に応じて、ノード数計数パケットAを
書き込むべきデュアルポートメモリ98の書き込み開始
アドレスをA1とし、順次パケットを書き込むべきアド
レス信号をデュアルポートメモリ98に出力する。デュ
アルポートメモリ98の入力ポートには、セレクタ96
を介して、再構成されたノード数計数パケットAが入力
されており、書き込みアドレスカウンタ95から出力さ
れるアドレスに従って、順次、記憶領域Iに書き込まれ
る。
【0036】この様にして、ノード数計数パケットAが
記憶領域Iに書き込まれた後、制御部21内の波長制御
部23の制御の下に、可変波長送信部I50の送信波長
がλ1に設定されると、制御部21内のバッファ制御部
22は、記憶領域Iに対応したオフセット値A1をバッ
ファI42の読み出しアドレスカウンタ97に出力す
る。このオフセット値A1を元に、読み出しアドレスカ
ウンタ97は、順次、カウンタをインクリメントする事
によって記憶領域Iに書き込まれているノード数計数パ
ケットAを読み出す為のアドレスを発生し、デュアルポ
ートメモリ98に出力する。この読み出しアドレスによ
ってデュアルポートメモリ98の出力ポートから、ノー
ド数計数パケットAが順次読み出され、可変波長送信部
I50に出力される。可変波長送信部I50の送信波長
はλ1に設定されている為、ノード数計数パケットA
は、波長λ1の光信号として、可変波長送信部I50か
ら合波器58に送出される。そして、合波器58におい
て、他の可変波長送信部II51から可変波長送信部V
III57より送出される互いに波長の異なる光信号と
合波され、光ファイバ24に出射され、下流に隣接する
ノード装置II14に伝送される。
【0037】波長λ1の光信号として、ノ−ド装置II
14に伝送されてきたノ−ド数計数パケットAは、ノ−
ド装置II14の固定波長受信部I26において受信さ
れ分離挿入部I34に出力される。分離挿入部I34の
ラッチ83では、固定波長受信部I26から出力される
ノ−ド数計数パケットAの中継回数表示欄1が記憶さ
れ、その値がコンパレ−タ82に出力される。コンパレ
−タ82は、ラッチ83から出力されるノ−ド数計数パ
ケットAの中継回数表示欄1の値が”0”である為、分
離指示をデマルチプレクサ85に出力する。デマルチプ
レクサ85は、コンパレ−タ82からの分離指示を受け
て、入力されたノ−ド数計数パケットAをI/F部84
に出力する。これにより、ノ−ド数計数パケットAはI
/F部84に出力され、サブ伝送路I59を伝送された
後、受信宛て先である端末I67で受信され、パケット
処理部76において、ヘッダのパケット種別識別欄3が
読み取られる。このパケット種別識別欄3にノード数計
数パケットを示す値が設定されている為、このパケット
は、何ら処理されず、破棄される。
【0038】ノード数計数パケットAを送信後、ノード
装置I13に接続されたサーバである端末I67は、ヘ
ッダの中継回数表示欄1と中継回数表示欄の初期設定値
欄5の値を”2”とし他の欄の値を前記ノード数計数パ
ケットAと同じに設定したノード数計数パケットを作成
し、送信する。
【0039】このノード数計数パケットは、ノード数計
数パケットAと同様にノード装置I13で処理され、中
継回数表示欄1の値が”2”から”1”に減算され、ノ
ード装置II14に出力される。ノード装置II14の
分離挿入部では、中継回数表示欄1の値が”1”である
ことから、分離はされずにバッファに出力され、中継回
数表示欄1の値が”1”から”0”に減算され、可変波
長送信部からノード装置III15に出力される。ノー
ド装置III15では、中継回数表示欄1の値が”0”
であることから分離され、端末I67に送られ、前述同
様にパケット処理部76において破棄される。
【0040】続いて、ノード装置I13に接続されたサ
ーバである端末I67は、前述同様にヘッダの中継回数
表示欄1と中継回数表示欄の初期設定値欄5の値を”
3”とし、ノード数計数パケットを作成し、送信する。
このノード数計数パケットは、上述と同様にノード装置
II14とノード装置III15で中継され、ノード装
置IV16に接続された端末I67で受信され、上述と
同様にパケット処理部76で破棄される。
【0041】更に続いて、ノード装置I13に接続され
たサーバである端末I67は前述同様にヘッダの中継回
数表示欄1と中継回数表示欄の初期設定値欄5の値を”
4”とし、ノード数計数パケットを作成し、送信する。
【0042】このノード数計数パケットは、上述と同様
にノード装置II14、ノード装置III15及びノー
ド装置IV16で中継され、ノード装置I13に接続さ
れた端末I67で受信される。ノード装置I13に接続
された端末I67はノード数計数パケットを送信したサ
ーバである。サーバのパケット処理部76では、ヘッダ
のパケット種別識別欄3が読み取られる。このパケット
種別識別欄3にノード数計数パケットを示す値が設定さ
れている為、パケット処理部76は、このパケットの中
継回数表示欄の初期設定値欄5に記載された値”4”を
読み取り、この値をネットワークシステム上に接続され
たノード装置の数として記憶する。このノード数計数パ
ケットの受信後、サーバはノード数計数パケットの送信
を終了する。
【0043】本実施例では、パケットを送信する端末が
接続されるノード装置を最初の中継ノード装置とし、パ
ケットの宛先ノード装置であり、最後にパケットを受信
し端末側に出力するノード装置は中継ノードとはみなし
ていない。しかしながら該最後のノード装置をも中継ノ
ードとみなしてパケットの中継回数や、ノードにおいて
次のノード装置に出力するのか端末側に出力するのかを
決定する値(本実施例では中継回数表示欄が“0”の時
に端末に出力している)を設定することができる。たと
えば宛先のノード装置をも中継ノード装置と考えると、
上記動作を行うとサーバは、自端末が接続されるノード
装置を2回経由した(該パケットを送信したときと受信
したとき)ノード装置数計数パケットを受信することに
なるが、そのときは、該受信したノード装置数計数パケ
ットの初期設定値欄の値から1を引いたものがネットワ
ーク内のノード装置の数ということになる。
【0044】次に、サーバから、ネットワークシステム
上の全端末に、ネットワークシステム上に接続されたノ
ード装置の数を知らせる為のノード数通知パケットを送
信する。この工程において、ノード装置I13に接続さ
れたサーバである端末I67は、パケット種別識別欄3
にノード数通知パケットを示す所定の値を設定し、ヘッ
ダの中継回数表示欄1の値を”1”とし、使用波長指定
欄の値を”1”から”8”とした8個のノード数通知パ
ケットを作成し送信する。このとき中継回数表示欄の初
期設定値欄5には中継回数表示欄1の値が書き込まれ、
サ−バ受信波長欄7は、端末I67がサブ伝送路59を
介して接続された分離挿入部I34にバケットを出力す
る固定波長受信部I26が受信する波長であるところの
λ1を表す値”1”が設定され、サ−バ識別欄8には、
端末I67の識別番号である”11”が記載される。
又、全中継ノ−ド装置数欄9には前述の工程で求められ
た”4”が用いられる。これら8個のノ−ド数通知パケ
ットは、夫々前述ノ−ド数計数パケットAと同様に処理
され、バッファI42に出力される。バッファI42に
おいては、中継回数表示欄1の値”1”が、ダウンカウ
ンタ93で減算され”0”となり、8個のノ−ド数通知
パケットのヘッダ部の使用波長指定欄2の値に応じて、
デュアルポートメモリ98の記憶領域IからVIIIに
書き込まれる。この様にして、8個のノ−ド数通知パケ
ットが記憶領域IからVIIIに書き込まれた後、制御
部21内の波長制御部23とバッファ制御部22の制御
の下に使用波長指定欄2に設定された所定の波長で可変
波長送信部I50から可変波長送信部VIII57よ
り、下流に隣接するノ−ド装置II14に伝送される。
【0045】ノード装置II14に伝送されて来た8個
のノード数通知パケットは、使用波長指定欄2に設定さ
れた波長に応じて、ノード装置II14の固定波長受信
部I26から固定波長受信部VIII33において受信
され、分離挿入部I34から分離挿入部VIII41で
ノード数計数パケットAと同様に分離され、サブ伝送路
を介して夫々端末I67から端末VIII74に出力さ
れる。
【0046】ノード装置II14に接続された端末I6
7から端末VIII74においては、ノード数通知パケ
ットの中継回数表示欄の初期設定値欄5の値”1”と、
サーバ受信波長欄7の値”1”、サーバ識別欄の値”1
1”及び全中継ノード装置数欄9の値”4”が記憶され
る。
【0047】次に、サーバである端末I67は、ヘッダ
の中継回数表示欄1と中継回数表示欄の初期設定値欄5
の値を”2”とし、前述と同様に8個のノード数通知パ
ケットを作成し送信する。これら8個のノード数通知パ
ケットは、夫々前述と同様にノード装置I13で処理さ
れ、中継回数表示欄1の値が”2”から”1”に減算さ
れ、ノード装置II14に出力される。ノード装置II
14の分離挿入部では、中継回数表示欄1の値が”1”
であることから分離はされずに、バッファに出力され、
中継回数表示欄1の値が”1”から”0”に減算され可
変波長送信部からノード装置III15に出力される。
ノード装置III15では、中継回数表示欄1の値が”
0”であることから分離され、夫々端末I67から端末
VIII74に送られ、前述同様にパケット処理部76
で、ノード数通知パケットの中継回数表示欄の初期設定
値欄5の値”1”と、サーバ受信波長欄7の値”1”、
サーバ識別欄の値”11”及び、全中継ノード装置数欄
9の値”4”が記憶される。
【0048】続いて、サーバである端末I67は、前述
同様にヘッダの中継回数表示欄1の値と中継回数表示欄
の初期設定値欄5の値を”3”とし、8個のノード数通
知パケットを作成し送信する。これら8個のノード数通
知パケットは上述と同様にノード装置II14とノード
装置III15で中継され、ノード装置IV16に接続
された8個の端末67〜74で受信され、前述同様パケ
ット処理部76で、ノード数通知パケットの中継回数表
示欄の初期設定値欄5の値”1”と、サーバ受信波長欄
7の値”1”、サーバ識別欄の値”11”及び全中継ノ
ード装置数欄9の値”4”が記憶される。
【0049】更に続いて、ノード装置I13に接続され
たサーバである端末I67は、前述同様にヘッダの中継
回数表示欄1の値と中継回数表示欄の初期設定値欄5の
値を”4”とし、8個のノード数通知パケットを作成
し、送信する。
【0050】これら8個のノード数通知パケットは上述
と同様にノード装置II14、ノード装置III15及
びノード装置IV16で中継され、ノード装置I13に
接続された8個の端末67〜74で受信される。このと
きノード装置I13に接続された端末II68から端末
VIII74においては、前述同様パケット処理部76
で、ノード数通知パケットの中継回数表示欄の初期設定
値欄5の値”1”、サーバ識別欄の値”11”及び全中
継ノード装置数欄9の値”4”が記憶される。
【0051】一方、ノード装置I13に接続された端末
I67はノード数通知パケットを送信した端末である。
このノード数通知パケットはネットワークシステム上の
全ノード装置で中継され、一周して自端末に戻って来た
ものである為、端末I67は、ノード数通知パケットを
受信すると、ノード数通知パケットの送信を終了する。
【0052】図5は上記ノード数通知パケットの送信動
作を示すフローチャートである。また、この時点ではノ
ード数通知パケットを送信する端末はネットワーク内の
全ノード数を知っているため、各ノード装置に対して、
各ノード装置が受信する各波長でノード数通知パケット
を送信したらノード数通知パケットの送信を終了する構
成も採りうる。この動作を図7に示す。
【0053】次に、ノード数通知パケットを受信した端
末は、前記端末接続テーブル作成を行なう端末に接続形
態報告パケットを返送する。この工程において、各端末
は、パケット種別識別欄3に接続形態報告パケットを示
す所定の値を設定し、ヘッダの中継回数表示欄1の値
を、前述ノード数通知パケットの受信において記憶した
全中継ノード装置数欄の値”4”から中継回数表示欄の
初期設定値欄5の値を差し引いた値を書き込む。但し、
この値が”0”である場合は”4”とする。この値は、
ノード装置II14に接続された端末においては、ノー
ド数通知パケットの中継回数表示欄の初期設定値欄5の
値は前述の如く”1”である為、”3”となる。又、ノ
ード装置III15に接続された端末においては、”
2”となり、ノード装置IV16に接続された端末にお
いては、”1”となり、ノード装置I13に接続された
端末においては、”4”となる。
【0054】又、使用波長指定欄2の値は、前述ノード
数通知パケットの受信において記憶したサーバ受信波長
欄7の値を書き込む。中継回数表示欄の初期設定値欄5
には、前述中継回数表示欄1と同一の値を書き込む。
又、端末受信波長欄10は、自端末がサブ伝送路を介し
て接続された分離挿入部にパケットを出力する固定波長
受信部が受信する波長を示す値を書き込み、端末識別欄
11には、自端末の識別番号を夫々書き込む。この様に
して作成された接続形態報告パケットは、各端末から送
信され、サーバである端末I67で受信される。
【0055】サーバである端末I67は、接続形態報告
パケットを受信すると、端末識別欄11の値である端末
識別番号と、夫々の端末にパケットを伝送する場合に中
継回数表示欄1に書き込むべき値(中継回数)と使用波
長表示欄2に書き込むべき値(受信波長)からなる端末
接続テーブルを作成する。このとき、端末識別番号は、
受信した接続形態報告パケットの端末識別欄11の値が
用いられる。又、中継回数には、全中継ノード装置数欄
の値”4”から、受信した接続形態報告パケットの中継
回数表示欄の初期設定値欄5の値を差し引いた値を書き
込む。但し、この値が”0”である場合は”4”とす
る。一方、受信波長には、受信した接続形態報告パケッ
トの端末受信波長欄10の値が書き込まれる。この様に
してサーバは、表2に示す様に端末接続テーブルを作成
する。
【0056】
【表2】 次に端末接続テーブルを作成したサーバは、自分が作成
した端末接続テーブルを、前記ノード数通知パケットと
同様に各端末に送信する。それを受信した各端末は、そ
の端末接続テーブルを基に、自端末が利用できる端末接
続テーブルを作成する。また別の方法としては、最初に
端末接続テーブルを作成した端末は、既に各端末の接続
形態を知っているので、自端末が有する端末接続テーブ
ルを各端末が利用できるように作り替えて、該各端末用
の端末接続テーブルを各端末に送信するようにしても良
い。
【0057】(他の実施例)ノード数通知パケットのデ
ータ部に使用波長指定欄の写しを記載する欄を設けるこ
とにより、端末自身が自端末の受信波長を知らない場合
においても、受信したノード数通知パケットの使用波長
指定欄の写しを記載する欄の値から、受信波長を知るこ
とができる。
【0058】(実施例2)図7は、本発明の第二の実施
例であり、前述図10から図15に示したマルチホップ
型のシステム例での端末接続テーブル作成方法において
好適に用いられるノード数計数パケットの構成例であ
る。
【0059】図7において、符号1、2、3、4及び6
は、前述第一実施例におけると同一である。符号13は
中継回数計数欄であり、ノード数計数パケットを中継伝
送するノード装置はこの欄の値に1を加えてノード数計
数パケットを作成し、中継する。
【0060】図8は、本発明の第二の実施例におけるノ
ード数計数パケットの送信元の端末の動作フローチャー
トである。
【0061】図9は、本発明の第二の実施例におけるノ
ード数計数パケットを受信する端末の動作フローチャー
トである。
【0062】本実施例においては、ノード数計数パケッ
トの送信元の端末は、中継回数表示欄の値を”1”と
し、使用波長指定欄の値を”1”として、下流に隣接す
るノード装置に接続された端末にのみノード数計数パケ
ットを送信する。
【0063】このノード数計数パケットを受信した端末
は、受信したノード数計数パケットの中継回数計数欄1
2の値に”1”を加えて再設定し、このノード数計数パ
ケットを同様に、下流に隣接するノード装置に接続され
た端末にのみ送信する。このように順次ノード数計数パ
ケットの送信元の端末と受信波長が同一の端末によっ
て、下流に隣接するノード装置に接続された端末にノー
ド数計数パケットが送信されてゆき、ノード数計数パケ
ットの送信元の端末がこのノード数計数パケットを受信
すると、ノード数計数パケットの送信を完了し、以後第
一の実施例と同様に、続く工程を実施する。
【0064】本実施例においては、ノード数計数パケッ
トの送信元の端末が送信するノード数計数パケットの数
が少なくなり、ノード数計数パケットの送信が複数の端
末に分散されるため、ノード数計数パケットの送信の為
の負荷が削減できる効果がある。
【0065】(その他の実施例)上記実施例において
は、各ノード装置にはサブ伝送路からサブ伝送路を介し
て端末が接続された。ただし、ここで言うサブ伝送路に
は端末が接続されるだけでなく、他のネットワークが接
続され、該他のネットワークに端末が接続されている形
態でも良い。また上記各実施例では、異なる波長で複数
のチャネルを構成した例を挙げたが、本願の発明はそれ
に限るものではなく、伝送チャネルとしては、上記実施
例の如き波長多重以外にも、電気信号においては、周波
数多重や、複数の伝送路を束ねる空間多重など様々なも
のが利用できる。またここで言う多重とは論理的なもの
であり、物理的に1本の伝送路中に複数のチャネルを多
重したり、伝送路を束ねて用いる必要はなく、例えば伝
送路として空間を用いて、波長多重等により複数のチャ
ネルを得るようにすることも可能である。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ノード装
置が受信したパケットに含まれるノード装置間の残りの
中継回数を示す情報に基づいてパケット伝送を行うネッ
トワークシステムのノード装置数を、ノード装置にノー
ド装置数を計数するため専用の構成を追加することなく
計数することができる。
【0067】また、無駄なく効率的にノード装置数を計
数することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一の実施例のノード数計数パケ
ットの構成を示す図。
【図2】本発明による第一の実施例のノード数通知パケ
ットの構成を示す図。
【図3】本発明による第一の実施例の接続形態報告パケ
ットの構成を示す図。
【図4】本発明による第一の実施例の第一の工程でのサ
ーバの動作を示す図。
【図5】本発明による第一の実施例の第二の工程でのサ
ーバの動作を示す図。
【図6】本発明による第一の実施例の第二の工程でのサ
ーバの動作を示す図。
【図7】本発明による第二の実施例のノード数計数パケ
ットの構成を示す図。
【図8】本発明による第二の実施例の第一の工程でのサ
ーバの動作を示す図。
【図9】本発明による第二の実施例の第一の工程での端
末の動作を示す図。
【図10】マルチホップ型のネットワークシステム例を
示す図。
【図11】マルチホップ型のネットワークシステム例に
用いられるノード装置の構成例の図。
【図12】マルチホップ型のネットワークシステム例に
用いられる端末の構成例の図。
【図13】マルチホップ型のネットワークシステム例に
用いられるパケットの構成例を示す図。
【図14】マルチホップ型のネットワークシステム例に
用いられるノード装置の分離挿入部の構成例を示す図。
【図15】マルチホップ型のネットワークシステム例に
用いられるノード装置のバッファの構成例を示す図。
【符号の説明】
1 中継回数表示欄 2 使用波長指定欄 3 パケット種別識別欄 5 中継回数表示欄の初期設定値欄 6 新規登録端末受信波長欄 7 新規登録端末識別欄 8 サーバ受信波長欄 9 全中継ノード装置数欄 10 端末受信波長欄 11 端末識別欄 12 中継回数計数欄 13〜16 ノード装置 21 制御部 22 波長制御部 23 バッファ制御部 26〜33 固定波長受信部 34〜41 分離挿入部 42〜49 バッファ 50〜57 可変波長送信部 59〜66 サブ伝送路 67〜74 端末 82 コンパレータ 83、91〜92 ラッチ 84 I/F部 85、90 デマルチプレクサ 86 挿入制御部 87−88 FIFO 89、96 セレクタ 93 ダウンカウンタ 94 シフトレジスタ 95 書き込みアドレスカウンタ 97 読み出しアドレスカウンタ 98 デュアルポートメモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−287352(JP,A) 特開 平5−300158(JP,A) 特開 平2−209041(JP,A) 特開 平2−153649(JP,A) 特開 昭57−112154(JP,A) 特開 昭52−47602(JP,A) 特開 昭62−264746(JP,A) 特公 平5−41184(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末が接続される複数のノード装置を有
    し、前記ノード装置が受信したパケットに含まれるノー
    ド装置間の残りの中継回数を示す情報に基づいてパケッ
    ト伝送を行うネットワークシステムにおいて、端末がネ
    ットワークシステム内のノード装置数を計数する方法で
    あって、 ノード装置数を計数する所定端末が、前記中継回数を指
    定したノード装置数計数パケットを、核中継回数を順次
    増やしながら順次送信し、 前記ノード装置は、受信した前記ノード装置数計数パケ
    ットの前記中継回数に応じて他のノード装置への中継を
    中止し、もしくは、中継を行い、 前記所定端末は、自分の送信したノード装置数計数パケ
    ットを受信すると、該受信したノード装置数計数パケッ
    トを送信した際に指定した中継数を基にネットワークシ
    ステム内のノード装置数を計数することを特徴とするノ
    ード装置数計数方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記所定端末は、前記
    計数したノード装置数を他の端末に通知することを特徴
    とするノード装置数計数方法。
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