JP3397230B2 - デバッグシステム - Google Patents

デバッグシステム

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JP3397230B2
JP3397230B2 JP13813997A JP13813997A JP3397230B2 JP 3397230 B2 JP3397230 B2 JP 3397230B2 JP 13813997 A JP13813997 A JP 13813997A JP 13813997 A JP13813997 A JP 13813997A JP 3397230 B2 JP3397230 B2 JP 3397230B2
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  • Microcomputers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムデバッ
グ用のブレークポイント設定機能を有するデバッグシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラムのデバッグにおいて、メモリ
アクセスのアドレス・データ、実行アドレスなどあらか
じめ設定しておいた条件が成立した時に、デバッグ対象
のプログラムを実行中断(ブレーク)し、モニタプログ
ラムを動作させて、制御レジスタやメモリの値を確認し
てプログラムを解析するデバッグ手法が広くとられてい
る。
【0003】プログラムの実行を設定条件に従ってブレ
ークさせる手法として、従来、下記のような3つの方式
がとられてきた。 (1)ブレーク信号入力方式 デバッグ対象のプログラムのブレーク制御を外部ブレー
ク判定回路で行う方式の一つである。この方式のマイク
ロプロセッサの構成を図7に示す。外部ブレーク判定回
路a740がマイクロプロセッサ700の外部バス71
3、714、内部バス710、711、パイプライン状
態712などの信号をもとに、ブレーク条件の判定を行
ない、あらかじめ設定したブレーク条件になったとき
に、ブレーク信号727をマイクロプロセッサに出力す
る。ブレーク信号727によりマイクロプロセッサは実
行中のプログラムを一時中断し、モニタプログラムを動
作させて実行プログラムを解析する。この方式ではブレ
ーク条件の設定などが柔軟かつ容易に行える利点がある
が、後述するように、実際のプログラムの実行停止に遅
延が生じるという問題がある。
【0004】(2)ブレークヒット信号出力/ブレーク信
号入力方式 この方式もデバッグ対象のプログラムのブレーク(実行
中断)制御を外部ブレーク判定回路で行う方式の一つで
ある。ブレーク条件の一致信号をマイクロプロセッサか
ら出力し、外部のブレーク制御回路により、複雑に条件
付けを行なって、マイクロプロセッサのブレーク入力端
子に入力する方式であり、特開平04−130930号
に記載されたものが知られている。この方式のマイクロ
プロセッサを図9に示す。
【0005】マイクロプロセッサ900の内蔵メモリ
(キャッシュメモリ)903の一単位毎にブレーク情報
ビットを保持する付加ビットメモリ954を用意し、内
蔵メモリ903への外部メモリ930からのデータもし
くは命令のロード時に外部ブレーク判定回路cからブレ
ーク要求信号921によってブレーク情報を付加ビット
メモリ954に設定する。一方、内蔵メモリのアクセス
のたびにブレーク条件一致信号923を外部に出力し、
そのブレーク条件一致信号923をもとに外部ブレーク
判定回路c940により、条件一致回数、並びに他の条
件と組み合わせた結果を算出し、マイクロプロセッサの
ブレーク入力端子997に入力する構成になっている。
この方式はブレーク条件をプログラム実行回数やその他
の条件に柔軟に組み合わせて設定できるようになってい
るが、後述するように上記ブレーク信号入力方式同様に
実際のプログラムの実行中断に遅延が生じるという問題
がある。
【0006】(3)ブレーク制御回路内蔵方式 ブレーク条件を判定する回路をチップに内蔵し、ブレー
ク信号を生成する方式であり、日経エレクトロニクスN
o.623「ICEの全機能内蔵した32ビット1チップマイコ
ン」に記載されたものが知られている。この方式のマイ
クロプロセッサの構成を図8に示す。
【0007】ブレーク判定回路804が内蔵されてお
り、ブレーク判定回路804は内部バス810、811
のバスサイクルや、実行アドレス819からのデータを
モニタすることによりプログラムの実行状態を把握し、
あらかじめ設定されているブレーク条件の判定を行な
い、ブレーク条件が成立したときにはブレーク信号82
7を中央処理ユニット801に入力する構成をとってい
る。この方式は条件判断および実行中断割り込みを内蔵
回路で行うために処理遅延は生じない利点があるが、後
述するように複雑な条件設定を行うためには回路規模が
大きくなるという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】マイクロプロセッサの
プログラム開発においては、ブレークしようとする条件
で直ちに実行を中断し、その時のメモリやレジスタの状
態を確認/検証することがデバッグを行なう上での重要
なポイントであり、ブレーク条件検出からプログラム停
止までの遅延を最小化する、あるいは正確に条件が成立
した時点で中断することが要求されている。
【0009】また、特定の実行状態の時のみデバッグを
行なうためには、ブレーク条件は一回の条件成立により
プログラムの実行中断となるだけでは十分でなく、 ・条件1が成立した後に条件2が成立した時に実行中断
するなど、複数の条件が順番に生成した時に実行中断す
る、シーケンシャルブレーク条件。
【0010】・条件1がn回発生した時に実行中断す
る、回数ブレーク条件。 ・回数条件とシーケンシャル条件との組み合わせブレー
ク条件。 など、複雑なシーケンスにおけるブレーク条件の設定が
必要である。
【0011】しかしながら、マイクロプロセッサの動作
クロック周波数は、年々上昇しており、相対的にチップ
外部との入出力に関わる遅延の比重が大きくなってきて
いる。
【0012】そのため、従来例(1)であげた「ブレーク
信号入力方式」、及びその拡張である従来例(2)「ブレ
ークヒット信号出力/ブレーク信号入力方式」では、ブ
レーク信号が外部ブレーク判定回路からチップに入力さ
れてから実際にマイクロプロセッサが割り込みを受理す
るまで、数クロックの遅延が生じ、設定したブレーク条
件の時点から遅れてしまうという不都合が生じるように
なった。図10に、外部からブレーク信号を入力する場
合の、ブレーク条件検出からプログラム実行中断までの
タイミングを示す。チップ外部に実行状態の信号が出る
ための遅延と、外部ブレーク判定回路からブレーク信号
がチップ内部に入力されてから実際に停止するまでの遅
延のために、停止したい実行アドレスEで停止せず、G
になってから停止していることが分かる。
【0013】一方、従来例(3)においては、ブレーク判
定回路がチップ内部にあるため、ブレーク条件検出から
プログラム停止までの遅延時間を最小化することができ
るが、複雑なシーケンスにおけるブレーク条件を実現し
ようとすれば、回路規模が大きくなるためチップ面積の
増大を招くという問題があり、実装できる回路面積に制
限がある場合には、単純なブレーク条件しか設定できな
い。
【0014】本発明は、マイクロプロセッサの動作周波
数が上昇しても、複雑なシーケンスのブレーク条件にお
けるブレークイベント検出からプログラム中断までの遅
延を最小化するとともに、チップ内に必要な内部ブレー
ク判定回路を最小化したデバッグ機能を有するデバッグ
システムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るデバッグシステムは、外部ブレーク判定
回路とマイクロプロセッサを有するデバッグシステムで
あって、外部ブレーク判定回路は、ある条件が複数回成
立した場合及び/又は複数の条件が順番に成立した場合
に満たされるブレーク条件前段を保持する手段と、CP
Uの実行状況をモニタする手段と、CPUの実行状況が
ブレーク条件前段を満たしたときにブレークイネーブル
信号を出力する手段とを備え、マイクロプロセッサは、
CPUと、単一の条件からなるブレーク条件後段を保持
する手段、CPUの実行状況をモニタする手段、および
CPUの実行状況がブレーク条件後段を満たしたときに
ブレーク条件一致信号を出力する手段を備えた内部ブレ
ーク判定回路と、ブレークイネーブル信号およびブレー
ク条件一致信号を入力としてCPUに対してブレーク信
号を出力するAND回路とを備えたことを特徴とする。
【0016】かかる構成により、シーケンシャルブレー
クの前段のブレーク条件検出をチップ外部のブレーク判
定回路で行なうため、複雑な条件を判定する回路をチッ
プ内部に持つ必要がなくなり、チップ内部のブレーク判
定回路の規模を最小化できるとともに、ブレーク条件検
出からプログラム中断にかかる遅延を、チップ内部の遅
延程度にまで最小化できる。
【0017】本発明に係るデバッグシステムにおいて、
マイクロプロセッサはさらにプルアップ抵抗を備え、前
記AND回路のブレークイネーブル信号の入力を固定保
持できることが好ましい。かかる構成により、プログラ
ムデバッグのブレーク条件が簡単なときには外部ブレー
ク判定回路を介した処理を行うことなく、AND回路の
マスクを固定することにより、内部ブレーク判定回路の
最終段のブレーク条件のみによる条件設定が可能とな
り、簡便で確実なデバッグ環境を提供することができ
る。
【0018】本発明に係るデバッグシステムにおいて、
前記ブレーク条件後段を保持する手段がブレーク条件を
格納するブレーク条件レジスタであり、前記ブレーク条
件一致信号を出力する手段が前記ブレーク条件レジスタ
の出力値とモニタした前記CPUの実行状況とを入力と
した比較器であることが好ましい。
【0019】かかる構成により、予め設定された実行ア
ドレス値、内部アドレス値、内部データバス値のいずれ
かに一致した場合にブレーク条件一致信号を出力し、プ
ログラムの実行を中断できるという作用を有する。
【0020】本発明に係るデバッグシステムにおいて
前記外部ブレーク判定回路がさらに前記内部ブレーク判
定回路に対してブレーク条件を入力する手段を備えるこ
とが好ましい。
【0021】かかる構成により、ブレーク条件の最終段
階を内部ブレーク判定回路に対して書き込みすることが
でき、デバッグ中においてブレーク条件の設定、書き換
えが容易かつ簡便に行うことができる。ブレーク条件の
検出状態に応じて、ブレーク条件の設定を変更すること
により、前記比較器の数以上のブレーク条件数を処理
し、条件一致検出を可能にするという作用を有する。
【0022】
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図6を用いて説明する。 (実施の形態1) 図1は本発明の実施形態1に係るデバッグシステムの回
路図を示している。図1において、内部ブレーク判定回
路104は、中央処理ユニット(CPU)101からの
実行アドレス119や内部アドレスバス110、内部デ
ータバス111からデータを入力し、ブレークすべき条
件に一致しているか否かの判定を行ない、ブレーク条件
に一致した場合、ブレーク条件一致信号118を出力す
る作用を行うものである。また、AND回路105は、
前記ブレーク条件一致信号118と外部ブレーク判定回
路a140からのブレークイネーブル信号120とのA
ND出力をCPU101に入力する構成になっている。
ブレークイネーブル信号120とAND回路105によ
り、ブレーク条件一致信号118のCPU入力をマスク
する作用を行なう。れている。
【0025】本実施形態に係るマイクロプロセッサで
は、外部ブレーク判定回路a140がブレーク条件が成
立するための1つ手前の状態までを検出したときにAN
D回路105に対してブレークイネーブル信号を送り、
CPUへのブレーク信号入力をイネーブルにする。ブレ
ーク条件成立の最後のイベントを内蔵のブレーク判定回
路104で検出し、遅延なく直ちにCPUにブレークを
実行させる。プルアップ抵抗106は、弱くイネーブル
状態にドライブするのみであり、この実施例においては
ブレークイネーブル信号120の作用を阻害しない。本
実施形態に係るマイクロプロセッサの動作例として、実
行アドレス条件がA→B→Eと遷移した時にブレークす
るシーケンシャルブレークの条件を設定した場合の動作
タイミングを図6に示す。CPU101がフェッチした
コードが内部バス出力端子192、193から、またフ
ェッチされたコードのパイプライン遷移状態がパイプラ
イン状態出力端子194から外部ブレーク判定回路a1
40に入力されCPU101の実行アドレスイベントが
検出される。図6に示すようにCPUではA→B→C→
D→Eとコードが実行されて行く。外部ブレーク判定回
路a140はA→Bまでのイベントを検出した場合、ブ
レークイネーブル信号120をAND回路105に入力
し、ブレーク信号入力をイネーブルにする。内蔵のブレ
ーク判定回路104はEのイベントを検出すると直ちに
ブレーク条件一致信号118を出力し、AND回路10
5を介してCPU101にブレーク信号127が入力さ
れ、CPU101のフラグを変化させる実行ステージ前
のデコードステージにおいてプログラムの実行中断が成
立する。
【0026】図3は本発明に係る内蔵のブレーク判定回
路のブロック図を示している。本ブレーク判定回路はプ
ログラムの実行中断の条件を一つ設定するものであり、
デバックの複雑な条件設定の最終段階の条件を格納す
る。図3において、実行アドレスレジスタ371、内部
アドレスバスレジスタ372、内部データバスレジスタ
373に対して、ブレーク条件とするアドレス、データ
を格納する。プログラムデバック中においてブレーク判
定回路は内部アドレスバス、内部データバスおよびCP
Uの実行アドレスをそれぞれ比較器381〜383に取
り込み、前記格納したブレーク条件と比較する。AND
回路384は、内部バスのアドレス条件とデータ条件の
論理積を作るもので特定のバス状態の一致信号を生成す
る。さらにOR回路385は、実行アドレスの比較出力
と内部バスアドレス/データの比較出力の論理和を作る
もので、どちらかの条件が一致した時に、ブレーク条件
一致信号を出力する作用を行なうものである。
【0027】かかる構成により、複雑なブレーク条件で
あっても外部ブレーク判定回路および内蔵のブレーク判
定回路により柔軟に条件を設定することができ、さらに
設定したブレーク条件が成立したとき遅延なくプログラ
ムの実行を中断することができる。それによりプログラ
ムデバックのより柔軟かつ効率的な環境を提供すること
ができる。
【0028】図2は本発明の実施形態2に係るデバッグ
システムの回路図を示している。本実施形態2は実施形
態1に挙げた回路を改良したものである。プログラムの
デバッグでは設定するブレーク条件が比較的簡単なもの
もあり、内部ブレーク判定回路のみで条件設定が可能な
場合がある。本実施形態2はかかる場合に簡便且つ確実
な回路構成を提供する。図2においてプルアップ抵抗
206は、AND回路205の一方の入力220をハイ
レベルに固定する働きをする。ブレーク条件が比較的簡
単なものであり、実施形態1で説明した外部ブレーク判
定回路aを必要としないときに、CPU201は設定す
る条件である実行アドレス219を内部ブレーク判定回
路204に設定する。プルアップ抵抗206が接続され
ているのでAND回路205のブレークイネーブル信
号220がハイレベルに固定され、内部ブレーク判定回
路204が条件一致を検出して出力すると、AND回路
205を介してプログラムのブレーク信号がCPU20
に入力され、直ちにプログラムの実行中断が行われ
る。
【0029】なお、ブレークイネーブルの論理が負論理
である場合には、プルダウン抵抗を用いることにより、
ブレークイネーブル信号220をアクティブ状態に固定
することができる。
【0030】かかる構成により、プログラムデバックの
ブレーク条件が簡単なときには外部ブレーク判定回路を
介した処理を行うことなく、より簡便で確実なデバック
環境を提供することができる。
【0031】図4は本発明の実施形態3に係るデバッグ
システムの回路図を示している。本実施形態3は実施形
態1に説明したマイクロプロセッサを改良したものであ
り、図4において、外部ブレーク判定回路440、
ブレーク判定回路404、AND回路405のそれぞ
れの基本的構成、基本動作は実施形態1で説明した外部
ブレーク判定回路140、内部ブレーク判定回路10
4、AND回路105と大部分において同様である。ブ
レーク条件レジスタ470は、ロード可能なフリップフ
ロップで構成されており、外部ブレーク判定回路44
0から、ブレーク条件設定入力端子496を介してブレ
ーク条件設定信号421を入力することができる構成に
なっている。
【0032】かかる構成により、外部ブレーク判定回路
に対して複雑なブレーク条件を設定し、ブレーク条件の
最終段階を内部ブレーク判定回路404に対して書き込
みすることができ、デバック中においてブレーク条件の
設定、書き換えが容易かつ簡便に行うことができる。
【0033】(実施の形態4)図5は本発明の実施形態
4に係るマイクロプロセッサの回路図を示している。図
5においてブレーク情報メモリ554は内蔵メモリ単位
に対応するブレーク情報の記憶と2回目以降の同じ内蔵
メモリ単位へのアクセスがあった場合に格納されている
ブレーク情報をAND回路505に対して出力する働き
を行うものである。まず、内蔵メモリアドレスバス51
5によってアドレス指定され、メモリまたはキャッシュ
503に命令またはデータをロードする際に、平行して
外部ブレーク判定回路b540からブレーク条件設定信
号入力端子596を経由してブレーク条件設定信号によ
り、ブレーク情報メモリ554にブレーク条件の最終段
の条件であるブレーク情報が設定される。プログラムの
実行が進み、外部ブレーク判定回路b540が前段のブ
レーク条件が成立したと判定したときAND回路505
にブレークイネーブル信号520を出力する。次に2回
目以降の内蔵メモリ503に対するアクセスがされた場
合、ブレーク情報メモリ554から格納されている対応
するブレーク情報がAND回路505に対して出力され
る。また、OR回路552は、外部ブレーク条件回路b
のブレーク条件設定信号と、ブレーク情報メモリ554
の出力の論理和からブレーク条件一致信号518を生成
する作用を有する。
【0034】なお、以上の説明において、AND回路と
OR回路を用いて論理回路を構成した部分に関しては同
様の論理が実現できれば、他の論理回路により構成して
も良い。また、比較器に用いて構成した部分に関しても
同様の比較が実現できれば、大小比較器による領域指定
や、特定のビットをマスクする比較器であっても良い。
また、ブレーク条件レジスタをロード可能なフリップフ
ロップで構成したが、ラッチや、シフトレジスタによっ
て構成しても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るデバッグシステムによれ
ば、複雑なブレーク条件でのプログラム中断において
も、チップに内蔵する内部ブレーク判定回路を最小限に
し、回路面積を抑えることができ、かつブレーク条件検
出からプログラム中断までの遅延時間をチップ内部の遅
延にまで最小化できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るデバッグシステム
回路図
【図2】本発明の実施形態2に係るデバッグシステム
回路図
【図3】本発明における内部ブレーク判定回路のブロッ
ク図
【図4】本発明の実施形態3に係るデバッグシステム
回路図
【図5】本発明の実施形態4に係るデバッグシステム
回路図
【図6】本発明のデバッグシステムによるブレーク条件
検出から実行中断までのタイミング図
【図7】従来のブレーク信号入力方式によるデバッグシ
ステムの回路図
【図8】従来のブレーク制御回路内蔵方式によるデバッ
グシステムの回路図
【図9】従来のブレークヒット信号出力/ブレーク信号
入力方式によるデバッグシステムの回路図
【図10】従来のデバッグシステムによるブレーク条件
検出から実行中断までのタイミング図
【符号の説明】
100、200、400、500、700、800、9
00 マイクロプロセッサ 102、202、402、502、702、802、9
02 バス制御回路 503、903 メモリまたはキャッシュ 106、206 プルアップ抵抗 110、210、410、510、710、810、9
10 内部アドレスバス 911 内部データバス 112、212、412、512、712、812、9
12 パイプライン状態 113、213、413、513、713、813、9
13 外部アドレスバス 114、214、414、514、714、814、9
14 外部データバス 115、215、415、515、715、815、9
15 内部メモリアドレスバス 116、216、416、516、716、816、9
16 内部メモリデータバス 118、218、418、518 ブレーク条件一致信
号 119、219、419、819 実行アドレス 120、220、420、520 ブレークイネーブル
信号 190、290、490、590、790、890、9
90 外部アドレスバス出力端子 191、291、491、591、791、891、9
91 外部データバス出力端子 192、292、492、592、792、892、9
92 内部アドレスバス出力端子 193、293、493、593、793、893、9
93 内部データバス出力端子 194、294、494、594、794、894、9
94 パイプライン状態出力端子 195、295、495、595 ブレークイネーブル
信号入力端子 371、372、373 ブレーク条件レジスタ 421、521、921 ブレーク条件設定信号 496、596、996 ブレーク条件設定信号入力端
子 554、954 ブレーク情報メモリ 127、227、427、527、727、827、9
27 ブレーク信号 797、997 ブレーク信号入力端子104、204、404、504 内部ブレーク判定回
140、440 外部ブレーク判定回路a 540 外部ブレーク判定回路b 470 ブレーク条件レジスタ 480 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/28 G06F 15/78 510

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部ブレーク判定回路とマイクロプロセ
    ッサを有するデバッグシステムであって、 前記外部ブレーク判定回路は、ある条件が複数回成立した場合及び/又は複数の条件が
    順番に成立した場合に満たされる ブレーク条件前段を保
    持する手段と、CPU の実行状況をモニタする手段と、CPU の実行状況が前記ブレーク条件前段を満たしたと
    きにブレークイネーブル信号を出力する手段とを備え、 前記マイクロプロセッサは、 CPUと、単一の条件からなる ブレーク条件後段を保持する手段、
    前記CPUの実行状況をモニタする手段、および前記C
    PUの実行状況が前記ブレーク条件後段を満たしたとき
    にブレーク条件一致信号を出力する手段を備えた内部ブ
    レーク判定回路と、 前記ブレークイネーブル信号および前記ブレーク条件一
    致信号を入力として前記CPUに対してブレーク信号を
    出力するAND回路とを備えたことを特徴とするデバッ
    グシステム。
  2. 【請求項2】 前記マイクロプロセッサはさらに、前記
    AND回路のブレークイネーブル信号の入力ラインにプ
    ルアップ抵抗を備えた請求項1に記載のデバッグシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ブレーク条件後段を保持する手段が
    ブレーク条件を格納するブレーク条件レジスタであり、
    前記ブレーク条件一致信号を出力する手段が前記ブレー
    ク条件レジスタの出力値とモニタした前記CPUの実行
    状況とを入力とした比較器である請求項1に記載のデバ
    ッグシステム。
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