JP3397088B2 - 映像信号サンプリング装置 - Google Patents

映像信号サンプリング装置

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JP3397088B2
JP3397088B2 JP16083597A JP16083597A JP3397088B2 JP 3397088 B2 JP3397088 B2 JP 3397088B2 JP 16083597 A JP16083597 A JP 16083597A JP 16083597 A JP16083597 A JP 16083597A JP 3397088 B2 JP3397088 B2 JP 3397088B2
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恵三 松本
秀樹 野崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はRGB3chの入力
映像信号を3chAD変換もしくは2chAD変換を併
用するシステムの映像信号サンプリング回路に関し、特
に2chAD変換時においては入力信号の特性に応じて
偽色の削減もしくは解像度向上に対応し、3chAD変
換時においては解像度向上のための処理を行い良好な画
像を得ることができる映像信号サンプリング装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号処理用のAD変換器につ
いては動作速度はかなり高速に動作するものが開発され
てきているが、システムの大規模化に伴い多数のAD変
換が必要なシステムにおいてはAD変換器の使用個数の
合理化が課題となってきている。
【0003】以下に、従来のRGB3chの入力信号を
サンプリングする回路について説明する。
【0004】従来技術では、RGB3chの入力信号を
サンプリングする回路は3つのAD変換器を用いてAD
変換を行い、解像度を向上する目的においてはAD変換
を行う前段において、RGB信号を意図的にずらしてお
いてサンプリングすることにより実現されていた。これ
は、3板式撮像装置等においては空間画素ずらしという
技術において一般的である。
【0005】また、システムの合理化等の目的により、
AD変換器数を削減してサンプリングする場合において
は、RGB3ch入力をマルチプレックス処理して、R
GBRGBRGB・・・・・・の点順次信号としてお
き、一つのAD変換器のみでサンプリングする1chA
D変換方式が一般的に行われている。
【0006】また、AD変換器を2つ使用してサンプリ
ングする2chAD変換方式についてはあまり一般的で
はないが、従来技術により構成すれば、RGB信号のう
ちのいずれか2信号をマルチプレックスした信号と、残
りの1信号とを各々1つのAD変換器でADするサンプ
リング方法が行われている。
【0007】前述の2chAD変換方式の例を図11に
示す。図11において、4はG信号入力とB信号入力を
マルチプレックスするためのアナログSWであり、ここ
でマルチプレックスされたGB信号はAD変換器6でA
D変換され、GBGBGBGB・・・・の点順次信号と
して出力される。ここで1chでAD変換を行うAD変
換器5はシステムクロックでAD変換を行い、マルチプ
レックスAD変換のAD変換器6はシステムクロックの
2倍の周波数でAD変換が行われる。
【0008】そして、R信号と、GB点順次信号と、G
B点順次信号をデータラッチ7により1T遅延させた信
号との3信号が、それぞれシステムクロック(図11に
おいて1/2ADclkと表記)でデータラッチされ、
システムクロックレートのRGBディジタル信号が生成
される。
【0009】以上の説明のマルチプレックスAD変換を
行う場合には、マルチプレックスにより1chAD変換
方式ではRGB3chが、2chAD変換方式ではRG
Bのうち1chがサンプリングポイントがずれることに
なるが、このずれにより映像信号のエッジ部において偽
色が発生しないようするためには、AD変換の前段に実
際のサンプリング周波数の1/2以下の遮断周波数を持
つ帯域制限フィルター1、2、3を挿入して、サンプリ
ング周波数に対して十分帯域を落としておくことが一般
的に行われている。しかし、この帯域制限フィルターは
折り返し歪みを低減する目的が主目的であり、偽色の発
生に対する根本的対策とはなっていない。折り返し歪み
の低減に対する帯域制限フィルターについては、例えば
特開平6−141330号公報等に1つのAD変換器を
用いてサンプリングする例が示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】複数系統のRGB入力
信号を信号処理してマルチ画面として表示手段に表示す
る映像信号処理システムの場合等においては、AD変換
器が多数必要となるためシステムを合理化する目的で、
1系統のRGB3ch入力信号に対し1つもしくは2つ
のAD変換器を用いるシステムとすることが考えられ
る。
【0011】例えばRGB3ch信号をマルチプレック
スして2つのAD変換器を用いてサンプリングする場合
においては、マルチプレックス入力を行う2信号のうち
の一方が、他の2信号に対してサンプリングポイントが
ずれることにより、その後の信号処理において色ずれを
おこし、信号のエッジ部において偽色を発生してしまう
という問題があった。
【0012】しかしながら、上記従来の構成では、AD
変換前段で帯域制限フィルターを挿入すると偽色の発生
については軽減されるものの、解像度の劣化を招き、偽
色の発生と解像度はトレードオフの関係となってしま
う。
【0013】また、前述のようなマルチ信号入力マルチ
画面システム等で、1画面表示時には3chAD変換方
式とし、複数画面表示時には2chAD変換方式とする
などして併用するような場合においては、偽色の発生し
ない3chAD方式であっても帯域制限フィルターによ
り解像度が劣化してしまう。
【0014】つまり、マルチ画面用信号処理回路におい
て3つ以上のAD変換器を有しているシステムで、1系
統の入力信号での使用のモード時等においては3chA
D変換方式に対しても最適な回路構成が必要となる。
【0015】また、様々な入力信号の種類により映像的
特性を考慮して、偽色低減か解像度向上かを選択的に切
り換えられることが望まれる。
【0016】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、RGB入力の2chAD変換方式の場
合であっても簡単な回路構成で、入力信号の特性に応じ
て、偽色を低減することができるとともに、解像度を向
上させることにも対応でき、かつ3chAD変換方式で
使用する場合には、更なる高解像度化にも対応すること
のできる映像信号サンプリング回路を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の映像信号サンプリング装置は、輝度成分に占
める割合の最も多いG信号に1つのAD変換器を用いて
倍速でAD変換をした後、遅延調整回路を通しておき、
RおよびB信号については、マルチプレックスして倍速
でAD変換をし、輝度成分に占める割合の最も少ないB
信号に相当する信号を偽色削減回路に通し、R信号に相
当する信号を遅延調整回路に通しておき、RGBそれぞ
れの信号をADクロックの1/2に相当するシステムク
ロックでR信号とG信号が同一タイミングとなるように
ラッチして、サブサンプリングすることによりRGBの
ディジタル信号を得るように構成したものである。
【0018】また、2chAD変換方式での入力信号の
解像度の向上については、G信号、R信号の遅延調整回
路で遅延量をずらすことによりG信号とR信号もしくは
B信号の間で画素ずらし処理を行い、解像度向上にも対
応するよう構成したものである。
【0019】3chAD変換方式に対しては、Bch用
のサブサンプリングラッチの入力を偽色削減回路の出力
からB信号のAD変換器出力側に切り換え、同様にG信
号、R信号の遅延調整回路で遅延量をずらすことにより
画素ずらし処理を行い解像度を向上するものである。
【0020】これにより、RGB信号をマルチプレック
スで2chAD変換する場合でも偽色を低減することが
でき、解像度向上に対しても対応可能な映像信号サンプ
リング装置が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、RGB入力信号を2つのAD変換器を用いてサンプ
リングする場合の映像信号サンプリング回路であって、
G信号をAD変換する第1のAD変換器と、RBの2信
号入力を切り換える第1の切換器と、前記切換器の出力
をAD変換する第2のAD変換器と、前記第1のAD変
換器出力を遅延調整する第1の遅延調整回路と、前記第
2のAD変換器の出力を遅延する第1の遅延回路と、偽
色削減手段と、入力信号のADクロックの1/2のクロ
ックで動作することもできる第1、第2、第3のラッチ
回路とを備え、前記第2のAD変換器の出力が偽色削減
手段に接続され、前記第1の遅延調整回路の出力および
前記第1の遅延回路の出力および前記偽色削減手段の出
力がそれぞれ前記第1、第2、第3のラッチ回路に接続
され、前記第1、第2、第3のラッチ回路のラッチタイ
ミングをG信号とR信号が同時サンプリングとなるタイ
ミングとし、B信号に対して偽色削減手段を施すことを
特徴とする映像信号サンプリング装置としたものであ
り、輝度成分に占める割合の最も多いG信号を1chで
AD変換し、マルチプレックスAD変換する2信号のう
ち輝度成分に占める割合の多いR信号をG信号と同一の
タイミングとなるようにサンプリングし、輝度成分に占
める割合の最も少ないB信号が他の2chに対しサンプ
リングポイントがずれるタイミングとなるようにするこ
とにより、輝度信号のエッジ部での偽色の発生を最も軽
減することができ、B信号に対して偽色削減手段により
B信号を補正することにより偽色の削減を行うという作
用を有する。
【0022】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1および2に記載の映像信号サンプリング装置におい
て、B信号をAD変換する第3のAD変換器と、前記第
3のAD変換器の出力を遅延する第2の遅延回路と、前
記第2の遅延回路の出力と前記偽色削減手段の出力とを
選択する第2の切換器とを備え、マルチプレックスAD
変換処理を施さないG信号の遅延調整回路である前記第
1の遅延調整回路で入力信号に応じてサンプリングポイ
ントをずらすことにより、信号の解像度向上を2chで
のAD変換、もしくは3chでのAD変換のいずれの場
合にでも行うことができることを特徴とする映像信号サ
ンプリング装置としたものであり、3chAD変換方式
では、マルチプレックスAD変換をしない信号でありか
つ輝度成分の1/2以上を占めるG信号で遅延調整する
ことにより、効率的に画素ずらし効果を得ることができ
るよう作用する。
【0023】また、2chAD変換方式では、入力する
信号の特性に応じて信号のエッジ部での偽色の発生より
も解像度を優先する場合には、偽色削減手段の選択、非
選択に依らず、R信号に対するG信号の画素ずらしを行
い解像度を向上するという作用を有する。
【0024】本発明の請求項4に記載の発明は、信号処
理後の映像信号出力を表示手段としてカラー液晶パネル
に出力する場合の、請求項3に記載の映像信号サンプリ
ング装置において、前記第1の遅延回路に代えて遅延調
整を行う第2の遅延調整回路とし、前記偽色削減手段を
内挿回路とし、カラー液晶パネルの画素配列に応じて、
前記第1、第2の遅延調整回路および前記内挿回路の内
挿係数を制御して、サンプリングデータを最適化するこ
とにより、カラー液晶パネルの表示解像度を向上するこ
とを特徴とする映像信号サンプリング装置としたもので
あり、3chAD変換方式では、入力信号を所要信号ク
ロックの2倍のADCLKでオーバーサンプリングした
信号をカラー液晶パネルのRGB画素配列順に合わせる
ように、前記第1、第2の遅延調整回路を制御してRお
よびG信号の画素ずらしを行い、画素配列に対して最適
化してカラー液晶パネルへの表示解像度を向上させる作
用を有する。
【0025】また、2chAD変換方式の場合において
はRおよびG信号の画素ずらし制御に加えて、B信号に
ついては内挿処理を行い画素配列に対して最適化して、
カラー液晶パネルへの表示解像度を向上させるという作
用を有する。
【0026】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載の映像信号サンプリング装置において、前後の
サンプリングデータから内挿してデータを作成する第
1、第2、第3の内挿回路と、前記第1、第2、第3の
内挿回路に対する内挿係数を制御する内挿係数制御回路
とを備え、カラー液晶パネルの画素配列に応じてRGB
各chで内挿係数を変えて内挿演算を行いサンプリング
データを最適化することにより、カラー液晶パネルの表
示解像度を向上することを特徴とする映像信号サンプリ
ング装置としたものであり、3chAD変換方式では、
入力信号を所要信号クロックの2倍のADCLKでオー
バーサンプリングした信号をカラー液晶パネルのRGB
画素配列順に合わせるように、前記内挿係数制御回路を
制御してRGB各信号の内挿係数を変え、画素配列に対
して最適化するよう位置補正することによりカラー液晶
パネルへの表示解像度を向上させるという作用を有す
る。
【0027】また、2chAD変換方式の場合には、R
BマルチプレックスAD変換された信号の内挿回路の内
挿係数をR信号用、B信号用を交互に切り換えることに
より同様の作用を有する。
【0028】本発明の請求項7に記載の発明は、2系統
のRGB入力映像信号を信号処理し表示手段に2画面表
示する映像信号処理システムでのサンプリング装置であ
って、1画面処理時には、マルチプレックス処理用の前
記第1の切換器をR信号に固定し、請求項3から6のい
ずれかに記載の映像信号サンプリング装置における3c
hでのAD変換を行い、2画面処理時には2系統の各々
で、請求項3から6のいずれかに記載の映像信号サンプ
リング装置における2chでのAD変換を行うことによ
り、4個のAD変換器のみを用いて2系統のRGB入力
映像信号をサンプリングすることを特徴とする映像信号
サンプリング装置としたものであり、1画面処理時には
3chAD変換で偽色の発生のない良好なAD変換を行
い、2画面処理時にはメイン画面、サブ画面ともに2c
hAD変換を行うよう切り換えて、請求項1から6に記
載の発明による2chAD変換を行うことにより、RG
B入力の2画面映像信号処理システムにおけるサンプリ
ングを4個のAD変換器のみを用いて行い、画質劣化を
最小限に抑えながらシステムの合理化を図るという作用
を有する。
【0029】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
映像信号サンプリング装置のブロック図を示し、図1に
おいて本映像信号サンプリング装置は、ディジタル信号
処理における所要信号クロック(システムクロック)の
2倍の周波数で動作するAD変換器1および2と、R信
号とB信号を交互に切り換えるアナログSW4と、G信
号を遅延調整する遅延調整回路5と、R信号に相当する
信号を遅延する遅延回路6と、B信号に相当する信号に
対して偽色削減処理を行う偽色削減手段7と、ADクロ
ックの1/2の周波数で動作するラッチ回路9、10、
11とから構成される。
【0030】以上のように構成された映像信号サンプリ
ング装置について、図1、図6、図8、図9を用いてそ
の動作を説明する。
【0031】図1において、まずRBの2入力はアナロ
グSW4によりADCLKと同一周波数の切換信号(図
9の(c))によりマルチプレックス処理され、RBR
BRBRB・・・・・・の点順次信号となりAD変換器
2で図9(d)の様にAD変換される。またG信号(図
9(a))はそのままAD変換器1へ入力され図9
(b)の様にAD変換される。ここで、本サンプリング
回路によるサンプリング周波数は、システムにおいて必
要な信号レートと同一であるが、ADCLKはそのシス
テムクロックの2倍の周波数とする。
【0032】こうしてAD変換されたG信号はADCL
Kと同一クロックの単位で調整可能な遅延調整回路5に
おいて遅延調整される。RB信号はADCLKと同一ク
ロックで動作する遅延回路とBch偽色削減手段に入力
される。
【0033】図6にこのBch偽色削減手段の一例を示
す。図6はRB点順次信号のうちの同一信号どうしを加
算平均するLPF回路であり、LPF回路をOFFする
経路をもつものである。遅延調整されたG信号と遅延処
理と偽色削減処理されたRB信号は各々ADCLKの1
/2のクロック(すなわちシステムクロック)で、ラッ
チ9、10、11にてサブサンプリングラッチされて、
RGBの各ディジタル信号として出力される。
【0034】ここで、偽色を削減する基本動作モードの
場合、G信号の遅延調整とR信号に相当する遅延回路の
遅延時間を揃えておいてR信号(図9(h))とG信号
(図9(e))が同一のタイミングでサンプリングされ
るようにラッチ回路のロードホールド信号を図9(l)
のように設定してラッチ動作を行い、サブサンプリング
処理を実現する。B信号に相当する偽色削減手段7の遅
延時間はRGに対して、図9(j)および(k)のよう
にADCLKで1T分ずらしておくこによりサブサンプ
リングによりRGB信号が図9(m)(n)(o)のタ
イミングで生成される。
【0035】以上の説明のサンプリング処理動作の模式
的説明図を図8(a)に示す。図8(a)は、入力信号
として例えばカーナビのRGB信号の場合等の様に信号
処理として解像度よりも偽色削減を優先させて偽色の発
生を低減させるモードであり、上述のようにRG信号が
同一のタイミングとなるようサンプリングされ、B信号
は偽色削減LPFがONの時はB1、B3、B5、B7
・・・・から補間演算でB2、B4、B6、B8・・・
・を作成するもので擬似的にサンプリングポイントを3
chで揃えることで偽色の発生を低減することができる
ものである。B信号をサンプリングポイントのずれるc
hとしている理由は輝度成分に対して最も影響度が小さ
い為で、偽色の発生は輝度信号のエッジ部において特に
目立ち易い為Bchで偽色削減処理を施す場合が最も効
率よく偽色を削減できる。
【0036】次に、入力信号として例えばTV信号やビ
デオ信号の場合等の様に信号処理として偽色よりも解像
度を優先させて解像度を向上させるモードについて説明
する。この場合は図8(b)に示すように、輝度成分へ
の影響度の大きいRG信号のサンプリングポイントをず
らして画素ずらし処理を行うことにより解像度を向上さ
せるものである。図9で説明すれば、G信号遅延調整回
路で遅延調整し図9(f)の様にするものであり、この
例ではBch信号は必要に応じて偽色削減LPFをON
/OFFして使用する。
【0037】尚、本実施の形態では、Bch偽色削減手
段として図6に示した様にRB点順次信号のうちの同一
信号どうしを加算平均するLPF回路としたが、サンプ
リングポイントのずれるchをBchとしている為、こ
の例の様に小規模な偽色削減手段だけで、解像度の劣化
を抑えつつ偽色の低減を行うことが可能となる。
【0038】以上の説明のように2chAD変換方式の
場合であっても、入力映像信号の特性に応じて、偽色の
削減もしくは解像度の向上をそれぞれ効率よく行うこと
ができる。
【0039】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における映像信号サンプリング装置のブロック図を
示し、図2において本映像信号サンプリング装置は、デ
ィジタル信号処理における所要信号クロック(システム
クロック)の2倍の周波数で動作するAD変換器1およ
び2および3と、R信号とB信号を切り換えるアナログ
SW4と、G信号を遅延調整する遅延調整回路5と、R
信号に相当する信号を遅延する遅延回路6と、B信号に
相当する信号に対して偽色削減処理を行う偽色削減手段
7と、B信号を遅延する遅延回路8と、2chAD変換
か3chAD変換かによりB信号を選択する切換器12
と、ADクロックの1/2の周波数で動作するラッチ回
路9、10、11とから構成される。
【0040】以上のように構成された映像信号サンプリ
ング装置について、図2、図8、図9を用いてその動作
を説明する。
【0041】図2において、2chAD変換方式の場合
は実施の形態1と同様の動作を行う。以下、3chAD
変換方式の場合について説明する。
【0042】まずアナログSW4を常にR信号側となる
ように設定し、AD変換器1、2、3はそれぞれGRB
信号のAD変換を行い、GRB3chともに図9(b)
の様にAD変換される。
【0043】G信号は遅延調整回路5で遅延調整され図
9(e)に示す信号が、R信号は遅延回路6で遅延され
た図9(g)に示す信号が、B信号は遅延回路8で遅延
されSW12を遅延回路側として図9(i)に示す信号
が、それぞれ出力されADCLKの1/2のクロック
(すなわちシステムクロック)で、ラッチ9、10、1
1にてサブサンプリングラッチされて、システムクロッ
クレートのRGBの各ディジタル信号として出力され
る。
【0044】以上の説明のサンプリング処理動作の模式
的説明図を図8(c)に示す。図8(c)は、3chA
D変換方式の場合の標準的モードである3ch同時サン
プリングのモードである。
【0045】次に、入力信号として例えばTV信号やビ
デオ信号の場合等の様に信号処理として偽色が発生して
も解像度を優先させて解像度を向上させるモードについ
て説明する。この場合は図8(d)に示すように、輝度
成分への影響度の大きいRG信号のサンプリングポイン
トをずらして画素ずらし処理を行うことにより解像度を
向上させるものである。図9で説明すれば、G信号を遅
延調整回路5で遅延調整し図9(f)とするもので、R
B信号の処理については前述の図8(c)の例と同様で
ある。
【0046】以上の説明のように、マルチ信号入力、マ
ルチ画面システム等における3chAD変換方式と2c
hAD変換方式を併用するような場合においても、入力
映像信号の特性に応じてそれぞれ最適なAD変換方式を
実現することができる。
【0047】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3における映像信号サンプリング装置のブロック図を
示し、図3において本映像信号サンプリング装置は、デ
ィジタル信号処理における所要信号クロック(システム
クロック)の2倍の周波数で動作するAD変換器1およ
び2および3と、R信号とB信号を切り換えるアナログ
SW4と、G信号およびR信号に相当する信号を各々遅
延調整する遅延調整回路5および6と、B信号に相当す
る信号に対して偽色削減処理と内挿演算を行うBch信
号内挿回路7と、B信号を遅延する遅延回路8と、2c
hAD変換か3chAD変換かによりB信号を選択する
切換器12と、ADクロックの1/2の周波数で動作す
るラッチ回路9、10、11とから構成される。
【0048】以上のように構成された映像信号サンプリ
ング装置について、図3、図10を用いてその動作を説
明する。
【0049】図3において、2chAD変換方式の場合
は実施の形態1とほぼ同様の動作を行うが、R信号に相
当する信号も遅延調整回路6により遅延調整が可能とな
るので、図10(b)に示すように表示するカラー液晶
パネルのRGB画素配列に従って、遅延調整回路5およ
び6を調整しRG信号のサンプリング位置関係を擬似的
に最適化することができる。図10(b)の例では画素
配列がGBRであるので、G信号とR信号を画素ずらし
となるように遅延調整回路5および6を設定する。
【0050】また、Bch信号については、偽色削減手
段を内挿回路7とし内挿係数を設定することにより、液
晶パネルのRGB画素配列に最も近い位置に擬似的にサ
ンプリングポイントを設定する処理を行うことができ
る。図10(b)で説明すれば、図10の場合画素配列
がGBRの例であるので、図10(b)においてB1と
B3よりB2を演算する(B1とB3の加算平均)こと
となるが、画素配列がRGBであれば、B信号はB1と
B3から2/3で内挿して、B2.33の位置とする様
に画素配列に対して最適化することができる。
【0051】3chAD変換方式の場合も実施の形態2
とほぼ同様の動作を行うが、R信号に相当する信号も遅
延調整回路6により遅延調整が可能となるので、図10
(a)に示す様な3ch同時サンプリングの基本位置に
対して図10(c)の様に、表示するカラー液晶パネル
のRGB画素配列に従って、遅延調整回路5および6を
調整しRG信号のサンプリング位置関係を最適化するこ
とができる。図10(c)の例では画素配列がGBRで
あるので、G信号とR信号を画素ずらしとなるように遅
延調整回路5および6を設定する。また、B信号につい
ては固定遅延であるので、B信号を中心にも遅延調整回
路5および6を設定してGR信号をずらすことにより、
どのような画素配列パターンにも最適化が実現できる。
【0052】このように液晶パネルの画素配列に応じ
て、サンプリングポイントを擬似的に微調整できるた
め、表示解像度について更に向上できる上に、液晶パネ
ルに表示する表示結果においては、エッジ部での偽色に
ついても結果的に低減できることとなる。
【0053】以上の説明のように、表示手段としてカラ
ー液晶パネルに表示する場合において、3chAD変換
方式もしくは2chAD変換方式のいずれの場合でも、
RGB画素配列に対して最適化し、表示を最適化するこ
とのできるAD変換方式を実現することができる。
【0054】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4における映像信号サンプリング装置のブロック図を
示し、図4において本映像信号サンプリング装置は、デ
ィジタル信号処理における所要信号クロック(システム
クロック)の2倍の周波数で動作するAD変換器1およ
び2および3と、R信号とB信号を切り換えるアナログ
SW4と、G信号およびR信号に相当する信号を各々遅
延調整する遅延調整回路5および6と、B信号を遅延す
る遅延回路8と、2chAD変換か3chAD変換かに
よりB信号を選択する切換器12と、RGB各々の前後
のデータから補間演算を行う内挿回路13、14、15
と、RGBの各内挿回路に対して最適な内挿比を選択し
て設定する内挿係数制御回路16と、ADクロックの1
/2の周波数で動作するラッチ回路9、10、11とか
ら構成される。
【0055】以上のように構成された映像信号サンプリ
ング装置について、図4、図7、図10を用いてその動
作を説明する。
【0056】図4において、3chAD変換方式の場合
は実施の形態2の3ch同時サンプリングの動作に加え
て、内挿回路13および14および15においてADC
LKで2T離れた信号の前後の信号間で内挿処理を行い
実施の形態3で説明したBch内挿演算と同様に、液晶
パネルの画素配列に対して最適化処理を行うことができ
る。内挿回路13、14、15の一例を図7に示す。
【0057】図10を用いて説明すれば、遅延調整回路
5および6で遅延調整を行い図10(a)に示す様な3
ch同時のタイミングのAD信号を内挿回路13、1
4、15を用いて液晶パネルの画素配列に応じて内挿処
理することにより図10(d)に示すように擬似的にサ
ンプリング位置の微調整を行って最適化を行うものであ
る。
【0058】図10(d)であれば、画素配列がGBR
であるので、G信号はG1とG3から1/3で内挿して
G1.66を作成し、B信号はB1とB3から1/2で
内挿してB2を作成し、R信号はR1とR3から2/3
で内挿してR2.33を作成するように動作をさせる。
ここでの内挿係数KR、KG、KBは内挿係数制御回路
16において液晶パネル画素配列に応じて設定される。
【0059】2chAD変換方式の場合は実施の形態1
で説明の動作に加えて、内挿回路13および14におい
てADCLKで2T離れた信号の前後の信号間で内挿処
理を行い上述の3chAD変換方式での内挿演算と同様
に、液晶パネルの画素配列に対して最適化することがで
きる。ここで内挿回路14では点順次信号R1、B2、
R3、B4、R5、B6、R7、B8・・・・に対して
内挿係数をKRとKBを交互に設定することにより、内
挿制御を行って最適化するものである。
【0060】図10を用いて説明すれば、2chAD変
換方式の場合にはマルチプレックス信号は図10(a)
のR1、(B2)、R3、(B4)、R5、(B6)、
R7、(B8)・・・・となるので、内挿回路14にお
いては、KR=2/3、KB=0を交互に設定するよう
に制御し図10(d)を得るものである。
【0061】このように液晶パネルの画素配列に応じ
て、RGBの各サンプリングポイントを擬似的に微調整
して実施の形態3の場合より更に最適化できるため、表
示解像度について更に向上できる上に、液晶パネルに表
示する表示結果においては、エッジ部での偽色について
も結果的に低減できることとなる。また、実施の形態3
では対応できない画素配列にも対応することができる。
【0062】以上の説明のように、表示手段としてカラ
ー液晶パネルに表示する場合において、3chAD変換
方式もしくは2chAD変換方式のいずれの場合でも、
RGB画素配列に対して最適化し、表示を最適化するこ
とのできるAD変換方式を実現することができる。
【0063】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5における映像信号サンプリング装置のブロック図を
示し、図5において本映像信号サンプリング装置は、デ
ィジタル信号処理における所要信号クロック(システム
クロック)の2倍の周波数で動作するAD変換器1およ
び2および3および4と、R信号とB信号を切り換える
アナログSW5および6と、1画面処理と2画面処理と
でAD変換器3の使用を切り換えるSW回路7および8
と、G信号を遅延調整する遅延調整回路9および10
と、R信号に相当する信号を遅延する遅延回路11およ
び12と、B信号に相当する信号に対して偽色削減処理
を行うBch偽色削減手段14および15と、メインB
信号を遅延する遅延回路13と、1画面処理か2画面処
理かによりB信号を選択する切換器16と、ADクロッ
クの1/2の周波数で動作するラッチ回路17、18、
19、20、21、22とから構成される。
【0064】以上のように構成された映像信号サンプリ
ング装置について、図5を用いてその動作を説明する。
【0065】図5において、1画面処理の場合にはメイ
ン側系統のみの処理でよい為、SW7および8をメイン
B信号側に設定し、AD変換器3をメインB信号に使用
して3chAD変換を行う。この時メインRB信号のマ
ルチプレックス処理を行うアナログSW5は常にR信号
を選択する設定としておき、B信号を選択する切換器1
6は1画面時には遅延回路13側となって、実施の形態
2の3chAD方式の説明と同様の処理を行うものであ
る。
【0066】次に2画面処理の場合には、SW7および
8をサブRB信号側に設定し、AD変換器3をサブRB
信号用に使用して、メイン側系統、サブ側系統ともに2
chAD変換を行うよう設定する。この時メインRB信
号のマルチプレックス処理を行うアナログSW5はRB
信号を交互に選択する通常設定としておき、B信号を選
択する切換器16は2画面時にはBch偽色削減手段1
4側となって、メイン側系統およびサブ側系統ともに実
施の形態1での説明と同様の処理を行うものである。
【0067】以上の説明のように、RGB入力映像信号
2系統を各々処理して2画面表示する映像信号処理シス
テムにおけるサンプリング回路にあって、AD変換器の
使用個数を削減しシステムを合理化しながらも、2画面
表示時であっても入力信号の特性に応じて偽色の削減も
しくは解像度の向上を効率よく行うことができる。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、RGB信号の2chAD変換方式の場合であっ
ても簡単な回路構成で、信号のエッジ部に発生する偽色
を低減させることができるとともに、入力映像信号の映
像的特性に応じて偽色より解像度を優先する場合には、
解像度を向上させることにも対応でき、かつ3chAD
変換方式を併用する場合においても、3chAD方式、
2chAD方式の各々で解像度を向上でき、カラー液晶
パネルに出力する場合においては、更なる高解像度化に
も対応することもでき、入力信号および信号処理および
出力する液晶表示パネル等に応じて最適なサンプリング
処理を行うことができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による映像信号サンプリ
ング装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2による映像信号サンプリ
ング装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3による映像信号サンプリ
ング装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4による映像信号サンプリ
ング装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態5による映像信号サンプリ
ング装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態1における、偽色削減手段
の一例を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態4における、内挿回路の構
成の一例を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態1および2による映像信号
サンプリング装置の動作説明図
【図9】本発明の実施の形態1および2による映像信号
サンプリング装置の動作を説明するタイミングチャート
【図10】本発明の実施の形態3および4による映像信
号サンプリング装置の動作説明図
【図11】従来例の映像信号サンプリング装置の構成を
示すブロック図
【符号の説明】
1、2 AD変換器 4 アナログSW回路 5 遅延調整回路 6 遅延回路 7 偽色削減手段 9、10、11 データラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−257440(JP,A) 特開 平6−27918(JP,A) 特開 平9−90895(JP,A) 特開 平8−190358(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 11/00 - 11/22 H04N 9/00 - 9/78

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】RGB入力信号を2つのAD変換器を用い
    てサンプリングする場合の映像信号サンプリング回路で
    あって、G信号をAD変換する第1のAD変換器と、R
    Bの2信号入力を切り換える第1の切換器と、前記切換
    器の出力をAD変換する第2のAD変換器と、前記第1
    のAD変換器出力を遅延調整する第1の遅延調整回路
    と、前記第2のAD変換器の出力を遅延する第1の遅延
    回路と、偽色削減手段と、入力信号のADクロックの1
    /2のクロックで動作する第1、第2、第3のラッチ回
    路とを備え、前記第2のAD変換器の出力が偽色削減手
    段に接続され、前記第1の遅延調整回路の出力および前
    記第1の遅延回路の出力および前記偽色削減手段の出力
    がそれぞれ前記第1、第2、第3のラッチ回路に接続さ
    れ、前記第1、第2、第3のラッチ回路のラッチタイミ
    ングをG信号とR信号が同時サンプリングとなるタイミ
    ングとし、B信号に対して偽色削減手段を施すことを特
    徴とする映像信号サンプリング装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の映像信号サンプリング装
    置において、入力信号の特性に応じてB信号に対する偽
    色削減処理を行うかどうかを選択する選択手段を有する
    ことを特徴とする映像信号サンプリング装置。
  3. 【請求項3】請求項1および2に記載の映像信号サンプ
    リング装置において、B信号をAD変換する第3のAD
    変換器と、前記第3のAD変換器の出力を遅延する第2
    の遅延回路と、前記第2の遅延回路の出力と前記偽色削
    減手段の出力とを選択する第2の切換器とを備え、マル
    チプレックスAD変換処理を施さないG信号の遅延調整
    回路である前記第1の遅延調整回路で入力信号に応じて
    サンプリングポイントをずらすことにより、信号の解像
    度向上を2chでのAD変換、もしくは3chでのAD
    変換のいずれの場合にでも行うことができることを特徴
    とする映像信号サンプリング装置。
  4. 【請求項4】信号処理後の映像信号出力を表示手段とし
    てカラー液晶パネルに出力する場合の、請求項3に記載
    の映像信号サンプリング装置において、前記第1の遅延
    回路に代えて遅延調整を行う第2の遅延調整回路とし、
    前記偽色削減手段を内挿回路とし、カラー液晶パネルの
    画素配列に応じて、前記第1、第2の遅延調整回路およ
    び前記内挿回路の内挿係数を制御して、サンプリングデ
    ータを最適化することにより、カラー液晶パネルの表示
    解像度を向上することを特徴とする映像信号サンプリン
    グ装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の映像信号サンプリング装
    置において、前後のサンプリングデータから内挿してデ
    ータを作成する第1、第2、第3の内挿回路と、前記第
    1、第2、第3の内挿回路に対する内挿係数を制御する
    内挿係数制御回路とを備え、カラー液晶パネルの画素配
    列に応じてRGB各chで内挿係数を変えて内挿演算を
    行いサンプリングデータを最適化することにより、カラ
    ー液晶パネルの表示解像度を向上することを特徴とする
    映像信号サンプリング装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の映像信号サンプリング装
    置において、前記内挿係数制御回路は、信号の各ライン
    毎に変化させることにより、カラー液晶パネルのV方向
    の画素配列にも応じ最適化できることを特徴とする映像
    信号サンプリング装置。
  7. 【請求項7】2系統のRGB入力映像信号を信号処理し
    表示手段に2画面表示する映像信号処理システムでのサ
    ンプリング装置であって、1画面処理時には、マルチプ
    レックス処理用の前記第1の切換器をR信号に固定し、
    請求項3から6のいずれかに記載の映像信号サンプリン
    グ装置における3chでのAD変換を行い、2画面処理
    時には2系統の各々で、請求項3から6のいずれかに記
    載の映像信号サンプリング装置における2chでのAD
    変換を行うことにより、4個のAD変換器のみを用いて
    2系統のRGB入力映像信号をサンプリングすることを
    特徴とする映像信号サンプリング装置。
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