JP3396741B2 - 吊下移動用台車 - Google Patents

吊下移動用台車

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、農園での果実収穫、搬送、
魚市場での魚の運搬、あるいは工場内での部品搬送等、
各種場面で利用可能な台車に関するものであって、特
に、液状、粉状あるいは粒状等の流動物を収容した容器
や、傾斜によって比較的転倒し易い物品等を搬送する上
で都合の良い新規な構造からなる吊り下げ移動用台車を
提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】我が国の食文化は、長い間、その季節毎
に収穫される食材によって旬の味を楽しみながら四季の
変化を感じ取る独特のものであったが、最近では、温室
栽培、冷凍保存技術、輸入食品等の増加に伴い、年間を
通して豊富な食料の供給が可能となってきたことから、
次第に食卓からは季節感が失われてきていて、世界に誇
る我が国の食文化も影を薄めつつあり、そのことを憂慮
し、伝統的な食文化を懐かしむ人々の数も決して少なく
はない。しかし、その反面、多彩な食品を季節に左右さ
れずに絶え間なく享受できる豊かさは、特に若い世代の
人々を中心に大いに歓迎されていて、その需要も盛んな
ため、果菜市場は活性化され、新鮮な食品が大量且つ適
正な価格で市場に供給、消費されることとなり、高い経
済効果を上げている。
【0003】こうした傾向は、海外から低価格で供給さ
れる豊富な果菜物によってさらに拍車が掛り、国内農家
は、より高い品質の農産物の生産、およびその生産性の
向上を迫られ、限られた農地の中で高密度の栽培と高い
経済性とを確保する懸命な努力が続けられている。しか
し、最近の一般農家の場合、後継者不足から高齢化傾向
にあり、またその経済基盤を安定させるための兼業化も
進んでいることから、輸入野菜に対向した価格で良質の
果菜物を安定供給しようとすると、さらに農作業の効率
化を図っていく必要が生じてくる。
【0004】農作業効率化の対象の一つとして、各種資
材や収穫物の移動に係わる作業の改善、効率化が上げら
れる。特に、上記したとおりの厳しい環境下に置かれて
いる農家の場合、小人数によって各種作業をいかに簡便
且つ短時間の中にこなし得るようにするかが、極めて大
きな課題となってくる。例えば、ビニールハウス内で生
鮮野菜、果実を促成栽培する生産農家であれば、目的と
する野菜、果実の苗の移植、管理、収穫に至る期間中、
様々な物資を出し入れする困難な作業を迅速に消化して
いかなければならないが、作業空間は、制約されたハウ
ス内となる上、軟弱な畑地に設けられた狭い通路を使っ
ての作業となるにも拘らず、運び入れるものが液肥や水
のように液体であれ、収穫トレー等のような積み重ね状
にすると崩れ易いものであれ、とにかく従前からの台車
を使った作業に頼らざるを得ないのが実情となってい
る。
【0005】この一般に広く普及してきた台車は、荷台
前方の下部中央に一つの車輪を有し、後方左右下部の夫
々に支持脚を備えると共に、上部左右後方にはハンドル
杆部が延伸されてなり、同左右ハンドル杆部を引き上げ
て押し引きすることより、荷台上に搭載した収穫用籠や
バケツ等の荷物を運搬するようにした構造からなるもの
であって、操作ハンドルを引き上げれば、その引上げ程
度に応じた角度で、物資を支持する荷台面が前下がり傾
斜状となってしまい、したがって、作業者の不注意によ
って操作ハンドルの持ち上げ加減を誤ってしまうと、収
穫用籠やバケツに満載された果菜物を不用意に落下させ
てしまったり、あるいは、バケツに収容した粉末状、液
状の肥料や薬剤、水等の場合であれば、婦女子や老齢者
のように非力な作業者の手では操作ハンドルのコントロ
ールができず、成人男子が、それも細心の注意を払って
荷台面をできるだけ水平に保ったままの移動を心得ない
限り、それらの運び入れができないことから、通常は、
予め荷台の傾斜に備えて容器一杯にそれら物資を入れな
いよう余裕を持たせ、多少の傾斜にも溢れることのない
ように配慮した取り扱いをしているため、当然のことな
がら作業効率にかなりの影響を及ぼすこととなってい
た。
【0006】また、この一輪台車は、構造も簡潔で大量
生産され、かなり安価に提供されていることもあって、
家庭菜園の普及と共に一般家庭にも大量に出回るように
なり、様々な目的の運搬作業に幅広く使用され始めてき
たが、家庭菜園の場合、生産農家の畑とは違って専用の
灌漑設備が特別に用意されている訳ではなく、したがっ
て、散水の必要がある度毎に、離れた場所で大きなバケ
ツ等の容器に水を入れて一輪台車の荷台に載せ、極力荷
台面が水平に保持されるよう、操作ハンドルの持ち上げ
方に気を配りながら、時間を掛けて慎重に目的地まで押
していく作業を強いられてしまったり、あるいは、多少
の傾きでは零れないよう、予め、一時に運ぶ量を加減
し、何回も往復しては目的を達成するようにしなければ
ならないことから、散水に要する時間の大半を水運搬の
ために費やしてしまうことにもなり兼ねず、貴重な休祭
日を使って家庭菜園を余暇として楽しむ人々にとって、
傾けてしまうと零れたり倒れたりする物資の運搬作業
を、どのように効率的に処理するかは極めて大きな問題
となっている。
【0007】この発明は、以上のような場面での物資の
運搬、移動に際しても、特別な注意力を必要とすること
もなく、しかも、従前からの一輪台車のように、手軽に
購入、使用のできる台車の必要性に着目し、その荷台構
造につての開発、研究に逸早く着手し、長期に渡る試行
錯誤と幾多の試作実験とを繰り返してきた結果、今回、
遂に以下において詳述するとおりの新規な構造からなる
吊下移動用台車を完成し、その実用化についても凡その
目途を立てることに成功したものである。以下、図面に
示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳細
に渡って開示、説明を加えていくこととする。
【0008】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明の吊下移動用台
車は、基本的に次のような構成から成り立っている。即
ち、左右に開閉動自在とした左右一対の荷受けフレーム
部の前端下方に車輪部を配設し、同前端側上方に荷止め
枠付きの荷台枠部を組み合わせると共に、同後方寄り適
所から下方に向けて夫々支脚部を突設し、さらに同後端
には、後方側に向けて左右で対をなすハンドル杆部を延
伸状に形成する一方、同荷受けフレーム部中途夫々に
は、下端を鉤部とするか、あるいは台枠部に取着してな
る吊下用腕部が前後方向に揺動自在に軸着されてなるも
のとした構成を要旨とする吊下移動用台車である。
【0009】この基本的な構成からなるこの発明の吊下
移動用台車には、前側、後側各横枠に縦枠を取着すると
共に、前側横枠に荷止め枠を一体化して荷台枠部を形成
した上、該荷台枠部後側横枠の各端部に左右一対の荷受
けフレーム部中途を軸着すると共に、各荷受けフレーム
部前端が、荷台枠部前側横枠両端に設けたストッパーに
夫々当接状となるような組み合わせ構造で、左右一対の
荷受けフレーム部前端側上方に荷台枠部を組み合わせ、
その前端下方に車輪部を配設したものとすることによ
り、該荷台枠部を介して荷受けフレーム部の前端下方に
車輪部を配設してなる構造と、左右一対の荷受けフレー
ム部の所定閉状態までの左右開閉動自在構造とを実現す
ると共に、各荷受けフレーム部後方寄り適所から下方に
向けて夫々支脚部を突設し、さらに同後端には、後方側
に向けて左右で対をなすハンドル杆部を延伸状に形成す
る一方、左右一対の荷受けフレーム部中途夫々には、下
端を鉤部とするか、あるいは台枠部に取着してなる吊下
用腕部が前後方向に揺動自在に軸着されてなるものとし
た構成からなる吊下移動用台車が包含される。
【0010】同様に、前側、後側各横枠に縦枠を取着す
ると共に、前側横枠前方に荷止め枠付きの補助荷台枠を
一体化して荷台枠部を形成した上、該荷台枠部後側横枠
の各端部に左右一対の荷受けフレーム部中途を軸着する
と共に、各荷受けフレーム部前端が、荷台枠部前側横枠
両端に設けたストッパーに夫々当接状となるような組み
合わせ構造で、左右一対の荷受けフレーム部前端側上方
に荷台枠部を組み合わせ、その前端下方に車輪部を配設
したものとすることにより、該荷台枠部を介して荷受け
フレーム部の前端下方に車輪部を配設してなる構造と、
左右一対の荷受けフレーム部の所定閉状態までの左右開
閉動自在構造とを実現すると共に、各荷受けフレーム部
後方寄り適所から下方に向けて夫々支脚部を突設し、さ
らに同後端には、後方側に向けて左右で対をなすハンド
ル杆部を延伸状に形成する一方、左右一対の荷受けフレ
ーム部中途夫々には、下端を鉤部とするか、あるいは台
枠部に取着してなる吊下用腕部が前後方向に揺動自在に
軸着されてなる構成の吊下移動用台車が包含されてい
る。
【0011】荷受けフレーム部は、左右の吊下用腕部を
吊り下げ支持すると共に、それ自体、もしくは前後横枠
等、他の部材と適宜組み合わされ、その上に物資を載せ
る荷台的な機能を果たすものであり、左右の夫々後端側
にはハンドル杆部を延伸状に設け、前端下方に車輪部を
設けたものとされ、その上部の何れかの箇所には荷止め
枠付きの荷台枠部を組み合わせたものとしたり、左右後
方寄り適所の夫々からは、下方に向けて支脚部を突出し
たものとすることも可能である。なお、この荷受けフレ
ーム部は、適宜支点を中心とし、その後方側が、ハンド
ル杆部と共に左右開閉動自在となるように形成されたも
のとすべきであり、その左右開閉動自在構造には、開閉
操作の閉止位置を規制するストッパーを設けたものとし
たり、閉止幅を規制する間隔規制杆を設けたものとする
と極めて好都合のものとすることができる。
【0012】ハンドル杆部は、荷受けフレーム後部を上
方に引き上げ操作可能とする機能、および前後に引き押
し操作可能とする機能を兼ね備えるものであり、台車の
直進操作性や旋回操作性を確保するよう左右に適宜間隔
を隔てた位置に把持部を有するものとすることが望まし
く、荷受けフレームの左右後部側をそのまま一体的に後
方に向けて延伸して形成される外、例えば、荷受けフレ
ームとは別体のものとなし、荷受けフレームの中央後部
側側面に添設状とした上、リングや差しピン、ボルト・
ナット等の適宜連結金具で着脱自在に一体化されるよう
にしたり、あるいは要所要所で熔着、一体化したものと
することも可能であり、また、左右の荷受けフレームの
各後端側を適宜長さだけ延伸した上、夫々その端部に直
交状に操作杆部を配し、各ハンドル杆部の後端側がT字
状に形成されたものとすること等も可能である。
【0013】車輪部は、荷受けフレーム部前方側下方に
向けて突出、形成され、前記した荷受けフレーム前方を
所定高さ位置に保持した上、ハンドル杆部を作業者の手
で持ち上げ、空荷のままで移動するときは勿論のこと、
適宜物資を載置状または吊り下げ状、あるいは載置、吊
り下げ状にして移動する際、通路面に対する移動支持点
としての機能を果たすものであり、一輪または複数輪か
らなるタイヤ、ローラー、自在キャスター等の外、軟弱
地に適したものとする等、適宜必要性から無限軌道を採
用したものとしたり、あるいはまた、それらに小型エン
ジンを組み込み、自走式のものとすること等も可能であ
る。
【0014】吊下腕部は、各種物資を直接吊り下げる
か、荷台枠を介して搭載状に吊り下げるものであって、
前記したハンドル杆部の作業者の持ち上げ加減で変わる
荷受けフレーム部の傾斜状態に一切係わらず、荷受けフ
レーム部に対して前後方向に揺動自在となるようにした
吊り下げ構造とされていて、常に垂直姿勢を実現し得る
ようにしたことから、吊り下げ状とされた物資を、移動
の最中でも常に水平面上で支持した移動が可能となるよ
うにする機能を果たすものであり、対象となる物資に応
じ、その下端側には各種構造を組み合わせたものとする
ことが可能であり、例えば、収穫用籠のように、対称な
左右把持部を有するものを吊り下げるためのものとして
は、その下端側に鉤部等、引っ掛けるために便利な適宜
構造を組み込んだものとすれば極めて具合が良く、ま
た、前記のような対称な左右把持部もなく、底部を支え
るしかないような物資用であれば、左右の荷受けフレー
ム部下端間に台枠部等、物資の底部を載せるのに都合の
良い平板状、または枠付き平板状のものとしたり、ある
いは缶やバケツ等の容器の底部近傍部分を嵌合状に搭載
可能な有底状挿着穴もしくは貫通状挿着孔を形成した枠
板状のもの等を掛け渡し、一体化してなるような構造
等、その他の適宜構造を組み合わせてなるものとする。
以下、図面に示すこの発明を代表する実施例について、
その構造の詳細を説示し、この発明が包含する吊下移動
用台車の構成をより良く把握するための一助とする。
【0015】
【実施例1】図1の吊下移動用台車の斜視図は、この発
明における最も代表的な構成からなる吊下移動用台車の
一例を示すものであって、荷受けフレーム部2,3を左
右に開閉動自在に軸着すると共に、荷受けフレーム部
2,3間に互いの間隔を規制して着脱自在に連結する間
隔規制杆22を設けてなり、移送する収穫用籠10の左
右幅に対応して固定可能に構成されたものである。
【0016】荷受けフレーム部2,3は、左右一対の骨
格杆からなり、互いの先端部にはヒンジからなる左右開
閉動軸着部8が設けられ、左右に開動自在に軸着されて
おり、この内左荷受けフレーム部2の前端下部には、泥
除け部を伴う支持腕部25に車輪部5が回転自在支持さ
れ、前後方向に移動自在に構成されており、左右開閉動
軸着部8の閉状態において、先端部から後方に向かう程
左右に拡開状に折曲された上、中途部を平行状となるよ
う後方に向けて延伸した荷受けフレーム部2,3を形成
し、それらの中途には、夫々吊下用腕部6,6が取着さ
れている。
【0017】この吊下用腕部6,6は、左右荷受けフレ
ーム部2,3の夫々に摺動自在に取着されると共に、夫
々の下部構造として、何れも外向きの爪形状とした鉤部
61,61が吊り下げ状に軸着され、双方とも前後に揺
動自在とされている。さらに、左側の吊下用腕部6の上
部には、間隔規制杆22の基部が、枢軸を介して右荷受
けフレーム部3に先端側が掛け渡される如くして軸支さ
れており、同間隔規制杆22の中途部には、長手方向に
沿って摺動移動自在な嵌着部23を取着すると共に、同
嵌着部23を間隔規制杆22に対して固定する固定用ネ
ジ24を螺挿するように構成されている。
【0018】また、左右の荷受けフレーム部2,3の夫
々の後端からは、後部上方に向けて延伸させたハンドル
杆部21,31が一体的に形成されており、上記した荷
受けフレーム部2,3の後端側を上方に引き上げること
により、図示したとおりの姿勢となって、車輪部5を移
動支点とした押し引き移動が可能となるよう構成されて
いる。
【0019】
【実施例2】図2の他の吊下移動用台車の斜視図、図3
の他の吊下移動用台車の荷受けフレーム部を開いた状態
の斜視図、図4の荷物を吊り下げた吊下用腕部の斜視図
に示される事例は、この発明に包含される吊下移動用台
車の他の例を示すものであり、左右荷受けフレーム部
2,3の後部下方には、下方に向けて突出する支脚部
7,7を設けると共に、前方には、荷止め枠付きの荷台
枠部4を設けた事例を示すものである。
【0020】後方にハンドル杆部21,31が延伸され
た左右荷受けフレーム部2,3は、夫々の中途部が、左
右開閉動軸着部8,8によって荷止め枠付きの荷台枠部
4の後側横枠43の左右下部に軸着され、それら左右開
閉動軸着部8,8を軸支点として互いに左右に開閉動自
在とされている。
【0021】荷止め枠付き荷台枠部4は、後側横枠43
の中央に基端部を結合され、前方に延伸された縦枠42
を有し、同縦枠42中途部の荷受けフレーム部2,3の
先端に相当する位置には、左右に延伸された前側横枠4
1の中央部が結合されており、さらにその前方に延長さ
れた延伸部には、前側横枠41の前側面から突出されて
左右に平行配置される補助用骨格杆46,46が設けら
れ、それらの先端部に門型の荷止め枠45を有する荷受
枠44が形成されており、さらに、縦枠42の前方下側
には、下方に向けて突出させた支持腕部25を介して車
輪部5が前後方向に転動自在に軸支されている。
【0022】前側横枠41左右端部の夫々には、下側に
向けて折曲され、さらに、左右方向内側に向けて折曲さ
れた鉤状のストッパー81,81が形成されており、閉
鎖される荷受けフレーム部2,3の先端部を外側から係
合し、閉方向の開動を所定幅に規制するように構成され
ている。
【0023】また、前側横枠41の後方に位置する荷受
けフレーム部2,3の中途部には、左右一対の吊下用腕
部6,6が前後方向に揺動自在に軸支され、下部に形成
された鉤部61,61が左右内側に折曲形成されてお
り、その後方には、左右に二分割され、中央で連結ネジ
24によって着脱自在にネジ止めされる間隔規制杆2
2,22が開動自在に取着されている。さらに、間隔規
制杆22,22が取着された部位の前後には、前後に掛
け渡す如く折曲されて下方に突出状とされた略U字状の
支脚部7,7が設けられている。
【0024】
【実施例3】図6の吊下移動用台車の斜視図に示される
事例は、この発明に包含される更に他の吊下移動用台車
の一事例を示すものであって、吊下用腕部6の下部に荷
物を載置可能な台枠部62を掛け渡し状に設けてなるも
のである。
【0025】後部からハンドル杆部21,31を夫々延
伸され、左右平行に配置された一対の荷受けフレーム部
2,3の夫々の先端部間には、前側横枠41、さらに中
途部間に、後側横枠43が夫々横架、結合されることに
よって一体に結合されており、前側横枠41および後側
横枠43の中間位置に、前後に掛け渡し状となる如く縦
枠42が結合されて前方に延長され、同延長部、および
前側横枠41から前方に突出して平行状となるよう、左
右の補助用骨格杆46,46が設けられると共に、当該
縦枠42と補強用骨格枠46,46との先端部間には、
上方に突出される門型の荷止め枠45が横架、結合され
て補助荷受け枠44が形成されており、以上の骨格構造
により、後側横枠43から荷止め枠45までの間の上部
に複数の荷物9,9を搭載可能な荷台枠部4が形成さ
れ、さらに、補助荷受け枠44の範囲に相当する縦枠4
2の前方下部には、車輪部5が支持腕部25を介して前
後方向に回転自在に軸支されている。
【0026】後側横枠43後方の左右荷受けフレーム部
2,3間には、左右一対の吊下用腕部6,6が前後方向
に揺動自在に軸着されており、夫々の下端間には、前縁
および左右縁に脱落防止用の枠部を有する平板状の台枠
部62が掛け渡し状に結合され、吊下用腕部6,6と共
に前後方向に揺動自在に吊設されている。また、吊下腕
部6,6の後方に位置する左右荷受けフレーム部2,3
間には、後側横枠43と同形状の横架枠47が掛け渡し
状に結合され、左右の結合部下側には、略U字状に折曲
されて台枠部62よりも下方に突出される支脚部7,7
が結合されている。
【0027】
【作 用】以上のとおりの構成からなるこの発明の吊下
移動用台車1は、図1の吊下移動用台車の斜視図に示さ
れる如く、間隔規制杆22を上方に向けて離脱、開動
し、左右荷受けフレーム部2,3同士の連結を解除する
と、右荷受けフレーム部3は、左右開閉動軸着部8を軸
支点として水平方向左右に開閉操作自在となり、運搬す
る収穫用籠9の横幅寸法に応じて左右荷受けフレーム部
2,3の左右開度を変更した上、収穫用籠9の左右把手
部分の夫々に吊下用腕部6,6の鉤部61,61を係合
してしまう。
【0028】左右荷受けフレーム部2,3間に収穫用籠
9を係合状とした後、間隔規制杆22を下方に向けて回
動操作し、同嵌着部23を右荷受けフレーム部3に取着
された吊下腕部6に嵌着して左右荷受けフレーム部2,
3の開き角度を固定し、左右吊下腕部6,6への収穫用
籠9への係合状態が解除されてしまわないようにする
が、収穫用籠9のサイズによって左右荷受けフレーム部
2,3の開き角度に違いを生じ、嵌着部23の右荷受け
フレーム部3への嵌着位置が変わってしまうことから、
その位置に応じて嵌着部23を間隔規制杆22に沿って
進退移動して最適な位置へ調整し、その位置で固定用ネ
ジ24を締付け、嵌着部23の右荷受けフレーム部3へ
の嵌着が適切なものとなるようにする。
【0029】なお、この実施例1では、間隔規制杆22
によって左右荷受けフレーム部2,3の開き角度を最適
な角度のままに固定する構造を採用しているが、吊り下
げ対象となる物資の重さや形状その他の事情によって
は、嵌着部23の右荷受けフレーム部3への嵌着操作を
省略したり、場合によっては、最初からこの間隔規制杆
22の組み込みを省略したものに形成し、専ら作業者の
腕力で左右ハンドル杆部21,31を互いに内側方向に
挟み付けるよう操作して物資が左右吊下腕部6,6から
外れ落ちてしまわないようした使用となるようにしても
差支えはない。
【0030】荷受けフレーム部2,3に係合状とされた
収穫用籠9は、作業者が、左右ハンドル杆部21,31
を持ち上げると、車輪部5を移動支点として上方に持ち
上げられ、押し引き移動可能となり、その状態で移動を
開始すると、左右の吊下用腕部6,6が、重力の作用で
常に鉛直姿勢に保持される構造となり、荷受けフレーム
部2,3の傾斜状態に係わらず、即ち移動の際の作業者
の左右ハンドル杆部21,31の操作如何に左右される
ことなく、搬送中の収穫用籠9を常に鉛直姿勢に維持し
たままとなって、安定した搬送を可能にする。
【0031】また、左右の吊下用腕部6,6を荷受けフ
レーム部2,3に沿って前方に移動すれば、ハンドル杆
部21,31に加わる荷重が車輪部5側に移動され、後
方に移動すると、車輪部5に加わる荷重がハンドル杆部
21,31側に移動される結果、作業者の希望に応じて
吊り下げ物資からの荷重作用点を適宜変更調整するよう
にすれば、その都度、吊り下げ移動に都合の良い状態下
での台車の使用が可能となる。
【0032】図2の他の吊下移動用台車の斜視図、図3
のハンドル杆部を開いた状態の斜視図、図4の吊下用腕
部の揺動状態の斜視図、および、図5の搬送状態の側面
図に示される吊下移動用台車は、前部中央の車輪部5お
よび後部左右の支脚部7,7が荷受けフレーム部2,3
を略平行状に支持するものとなっており、連結ネジ24
を螺解されると、左右の荷受けフレーム部2,3が、後
側横枠43の両端に軸着された中途部を中心として左右
に開閉可能となり、収穫用籠9の左右把手部に吊下用腕
部6,6の鉤部61,61を係合すると共に、先端部を
前側横枠41のストッパー81,81に係合する如く閉
鎖した後、左右の間隔規制杆22,22の先端を重ね、
連結ネジ24を螺着して搬送可能状態となる。
【0033】その後、左右のハンドル杆部21,31を
上方に引き上げると、荷受けフレーム部2,3の傾斜角
度に係わらず、重力の作用で吊下用腕部6,6が自然に
前後揺動して鉛直姿勢を維持し、その結果、吊り下げら
れた収穫用籠9も常にその底面を水平な姿勢に保持し得
るため、軟弱地等の走行に伴って車輪部5が上下動した
り、作業者の姿勢の変化等によって荷受けフレーム部
2,3の傾斜角度が変化しても、収穫用籠9内に積み込
んだ物資を傾けてしまうことなく、安定した状態で移
動、運搬がなされることになる。
【0034】さらに、左右荷受けフレーム部2,3の前
側部、前後横枠部41,43、補助用骨格杆46,4
6、および縦枠42によって形成された荷台枠部4に
は、従前からの一輪台車におけると同様に、傾斜させて
も支障のない物資を収容した他の複数の収穫用籠9,9
を搭載することができ、その際、ハンドル杆部21,3
1を引き上げることにより、仮に荷受けフレーム部2,
3が前傾姿勢となったとしても、荷止め枠45が形成さ
れていて、最前の収穫用籠9前面を係止して転倒や転落
を阻止するようにしてある。
【0035】図6の吊下移動用台車の斜視図に示した更
に他の吊下移動用台車1は、左右の荷受けフレーム部
2,3間に吊り下げた吊下用腕部6,6が、その下端間
にバケツや籠等の容器を搭載する上で都合の良い台枠部
62を一体的に配した構造を採用してあり、該台枠部6
2に載せたバケツや籠は、台枠部62の左右前縁に形成
されている枠部によって外周面が固定された状態となっ
ていて、吊下用腕部6,6が、仮に大きく揺動したとし
ても横滑りすることはなく所定位置に止まり続け、荷受
けフレーム部2,3と同様の振り子状に揺動するだけで
あって、最終的に鉛直姿勢に収束してしまうようにして
あり、したがって、特定の容器で水や粉体を運搬する台
車として、最も安定した移動を可能にするものとなる。
【0036】
【効 果】以上のとおり、この発明の吊下移動用台車に
よれば、左右の荷受けフレーム部中途部の夫々に吊下用
腕部を前後方向に揺動自在に軸着されており、吊下用腕
部に実質的に吊り下げ状となる物資も、吊下用腕部と同
様の前後揺動して振り子状に揺れ動いてやがて鉛直姿勢
に収束するか、あるいは、左右荷受けフレーム部等の動
きに対しても何等追随揺動せず、常に鉛直姿勢のまま止
まることができるようにしてあることから、従前までの
台車のように、荷物を乗せた荷台を移動しようとハンド
ル杆部を引き上げることにより、荷台が前傾状態となっ
てしまって物資の姿勢までも傾斜させてしまい、荷崩れ
や転倒、脱落に至らしめたり、あるいは、物資が流動物
であれば溢れ出させてしまうといった不都合を一切解消
でき、極めて安定した状態での移動、運搬を可能にする
と共に、走行移動中の台車の揺れに対しても、物資、例
えば果菜物等へのショックを和らげ、それらへの損傷を
極力押さえた運搬も可能にすることができるという秀れ
た特徴を有する台車の実現化が可能となる。
【0037】また、左右一対の荷受けフレーム部を左右
に開閉自在にすることによって左右夫々の吊下用腕部を
左右方向に移動し、収穫用籠等の荷物幅に応じた位置に
調節可能となることから、大きさの異なる物資に対する
対応も自在であって、幅寸法の異なる各種物資の吊り下
げ作業が極めて容易になるという利点を有すると共に、
間隔規制杆を並設した台車とすれば、左右荷受けフレー
ム部の拡開角度を、吊り下げ状とした物資に応じた角度
で固定したままの移動、運搬が可能となり、移動中にハ
ンドル杆部の操作を誤る等して、不用意に物資を脱落さ
せてしまうといった不都合も確実に回避できるものとな
り、非力な女性や高齢者であっても安全な取り扱いが可
能になるという利便性に富んだ台車を提供することがで
きるものとなる。
【0038】さらに、荷受けフレーム部に沿って吊下用
腕部を移動可能とする構造の加わった台車では、荷物の
吊り下げ位置を前後方向にずらすことによってハンドル
杆部に加わる荷重を調節することが可能となることか
ら、作業者の体力に応じた最適な位置に物資を吊り下げ
状とした移動、運搬が可能となる上、吊り下げ対象とな
る物資の大きさに係わらず、左右荷受けフレーム部の拡
開角度を略同じ角度のままとなし、作業者のハンドル杆
部の操作、即ち、作業者の腕の開き具合に無理が掛から
ないようにした物資の移動、運搬をなし得るものとする
こともでき、極めて操作性の良い台車とすることができ
る。
【0039】特に、実施例1の吊下移動用台車1は、支
脚部や荷台枠部等を一切設けず、収穫用籠9を吊下保持
し、搬送する機能だけに限定したものとして形成されて
いることから、構造が簡素化されて製造もより一層容易
なものとすることができ、低価格化したものとして提供
する上で極めて有利なものとすることができる上、本体
重量の軽量化、および全体形状の小形化にも繋がり、商
品としての輸送、保管等の外、使用段階における取扱い
性やその保管性の面等においても秀れた台車としての提
供が可能となる。
【0040】また、実施例2の吊下移動用台車1のよう
に、前方に荷止め枠45を備えた荷受け枠44を設けた
ものによれば、吊下用腕部6,6の吊り下げ状の運搬の
他に、この吊り下げ状の運搬と同時にか、あるいは、吊
り下げ状の運搬に関係なく、従前からの台車のように、
左右荷受けフレーム部上にも複数の物資を安全に搭載、
移動可能とするものとなり、それだけ搬送能力のある台
車とすることができることから、最盛期を迎えた農家等
のように、小人数による効率的な移動、運搬作業に最適
な台車として提供できるものなるという特徴が得られ
る。
【0041】さらに、実施例3のように、吊下用腕部
6,6間に横架する部材を、台枠部62とした台車とす
れば、どのような形の容器であっても搭載可能となる
上、この台枠部62の底面部に円形または他形状の嵌合
孔あるいは有底状の装着穴を形成することにより、バケ
ツやポリタンク等の容器を確実に保持した状態での搭載
が可能となり、流状物をより安全に移動、搬送する台車
として極めて好都合のものとすることができる。
【0042】叙述の如く、この発明の吊下移動用台車
は、荷受けフレーム部の傾斜角度に関係なく、常に資物
の姿勢を鉛直に保持した運搬、移動を可能にするという
所期の目的を遍く達成可能とするものであって、その取
扱い使用性に極めて秀れると共に、その構造も比較的簡
潔なものとなっていて製造も容易であり、安価に提供す
ることができる上、軽量化も可能となることから、高齢
化傾向にある果菜物等の生産農家にとっても、また、家
庭菜園や花壇を楽しむ比較的非力な女性を中心とする一
般家庭にとっても、極めて利便性の高い台車として大い
に歓迎されると共に、工場等での部品搬送作業用とし
て、あるいは魚市場等での魚介類の搬送用その他等とし
ても使用可能であって、その搬送効率の向上に役立たせ
ることができる等、広範囲に渡る利用、普及が可能であ
り、搬送作業の省力化、効率化に大いに貢献するものに
なると予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の吊下移動用台車の技術的思想を具現
化した代表的な実施例を示すものである。
【図1】吊下移動用台車の一例を示す斜視図である。
【図2】他の吊下移動用台車の事例を示す斜視図であ
る。
【図3】図2の荷受けフレーム部を開動させた状態を示
す斜視図である。
【図4】図2の収穫用籠を吊り下げた吊下用腕部の揺動
状態を示す斜視図である。
【図5】図2の吊下移動用台車による収穫用籠の搬送作
業を示す斜視図である。
【図6】さらに他の吊下移動用台車を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 吊下移動用台車 2 左荷受けフレーム部 21 同 ハンドル杆部 22 同 間隔規制杆 23 同 嵌着部 24 同 固定用ネジ(連結ネジ) 25 同 支持腕部 3 右荷受けフレーム部 31 同 ハンドル杆部 4 荷台枠部 41 同 前側横枠 42 同 縦枠 43 同 後側横枠 44 同 補助荷受け枠 45 同 荷止め枠 46 同 補助用骨格杆 47 同 横架枠 5 車輪部 6 吊下用腕部 61 同 鉤部 62 同 台枠部 7 支脚部 8 左右開閉動軸着部 81 同 ストッパー 9 収穫用籠(バケツ)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に開閉動自在とした左右一対の荷受
    けフレーム部の前端下方に車輪部を配設し、同前端側上
    方に荷止め枠付きの荷台枠部を組み合わせると共に、同
    後方寄り適所から下方に向けて夫々支脚部を突設し、さ
    らに同後端には、後方側に向けて左右で対をなすハンド
    ル杆部を延伸状に形成する一方、同荷受けフレーム部中
    途夫々には、下端を鉤部とするか、あるいは台枠部に取
    着してなる吊下用腕部が前後方向に揺動自在に軸着され
    てなるものとしたことを特徴とする吊下移動用台車。
  2. 【請求項2】 前側、後側各横枠に縦枠を取着すると共
    に、前側横枠に荷止め枠を一体化して荷台枠部を形成し
    た上、該荷台枠部後側横枠の各端部に左右一対の荷受け
    フレーム部中途を軸着すると共に、各荷受けフレーム部
    前端が、荷台枠部前側横枠両端に設けたストッパーに夫
    々当接状となるような組み合わせ構造で、左右一対の荷
    受けフレーム部前端側上方に荷台枠部を組み合わせ、そ
    の前端下方に車輪部を配設したものとすることにより、
    該荷台枠部を介して荷受けフレーム部の前端下方に車輪
    部を配設してなる構造と、左右一対の荷受けフレーム部
    の所定閉状態までの左右開閉動自在構造とを実現すると
    共に、各荷受けフレーム部後方寄り適所から下方に向け
    て夫々支脚部を突設し、さらに同後端には、後方側に向
    けて左右で対をなすハンドル杆部を延伸状に形成する一
    方、左右一対の荷受けフレーム部中途夫々には、下端を
    鉤部とするか、あるいは台枠部に取着してなる吊下用腕
    部が前後方向に揺動自在に軸着されてなるものとしたこ
    とを特徴とする吊下移動用台車。
  3. 【請求項3】 前側、後側各横枠に縦枠を取着すると共
    に、前側横枠前方に荷止め枠付きの補助荷台枠を一体化
    して荷台枠部を形成した上、該荷台枠部後側横枠の各端
    部に左右一対の荷受けフレーム部中途を軸着すると共
    に、各荷受けフレーム部前端が、荷台枠部前側横枠両端
    に設けたストッパーに夫々当接状となるような組み合わ
    せ構造で、左右一対の荷受けフレーム部前端側上方に荷
    台枠部を組み合わせ、その前端下方に車輪部を配設した
    ものとすることにより、該荷台枠部を介して荷受けフレ
    ーム部の前端下方に車輪部を配設してなる構造と、左右
    一対の荷受けフレーム部の所定閉状態までの左右開閉動
    自在構造とを実現すると共に、各荷受けフレーム部後方
    寄り適所から下方に向けて夫々支脚部を突設し、さらに
    同後端には、後方側に向けて左右で対をなすハンドル杆
    部を延伸状に形成する一方、左右一対の荷受けフレーム
    部中途夫々には、下端を鉤部とするか、あるいは台枠部
    に取着してなる吊下用腕部が前後方向に揺動自在に軸着
    されてなるものとしたことを特徴とする吊下移動用台
    車。
  4. 【請求項4】 左右一対の荷受けフレーム部の後端側適
    所間に間隔規制杆が組み込まれてなる、請求項1ないし
    5何れか記載の吊下移動用台車。
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