JP3395255B2 - 光導電素子とそれを応用した表示装置 - Google Patents

光導電素子とそれを応用した表示装置

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JP3395255B2
JP3395255B2 JP14991093A JP14991093A JP3395255B2 JP 3395255 B2 JP3395255 B2 JP 3395255B2 JP 14991093 A JP14991093 A JP 14991093A JP 14991093 A JP14991093 A JP 14991093A JP 3395255 B2 JP3395255 B2 JP 3395255B2
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light
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electrode
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  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高感度の新規な光導電
素子にかかるものであり、特に光センサー及び表示装置
に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている光導電素子とし
ては、可視領域ではCdSやSi、赤外領域ではPb
S、InPb、Hg1-x Cdx Te、Pb1-y Sny
e等が用いられている。さらに、長い波長ではGeにH
g,Cu等をドープしたものが用いられている。
【0003】図14に代表的な光導電素子であるCdS
の光導電セルを示す。この図に示す光導電セルは、セラ
ミック基板上にCdSの粉末を塗り、これを焼成してC
dSの薄い膜を作り、その上に電極を付けたもので焼結
型と呼ばれるものである。このCdSは約0.5μmの
波長の光に最大感度を有しており、低い照度でも感度を
有していることから露出計や自動点滅装置等に用いられ
ている。
【0004】また、図15にPbSの光導電性半導体セ
ルを示す。この図に示すものは、ガラス管の一端にリー
ドを封着し、内部にアクアダックにより電極を形成し、
このアクアダック電極間に、真空蒸着によりPbSの感
光性薄膜を作り、ガラス管の他端を封じたものである。
このPbS導電性半導体セルは、1〜3μmの波長の光
に感度を有しているため、赤外線放射温度計や赤外線追
跡装置等に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の導電性素
子は外部環境の影響を受けやすく、また、これらはいず
れも高品質の結晶材料からなっているため、微細化する
際に機械ひずみが入ってしまい小型化することが困難で
あるという問題があった。また、高精細の素子とするこ
とに限界があった。そこで、本発明は外部環境の影響を
受けず、高精細かつ高感度、高出力の光導電素子を提供
することを目的としている。また、第2の発明はこの光
導電性素子を応用した表示装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光導電素子は、
従来から知られている電界放出型カソードの特性を利用
するものであり、この電界放出型カソードを半導体技術
を使用して集積化することにより多数基板上に形成する
と共に、カソードから放出される電子を捕獲するアノー
ドを設ける。本発明は、特に集積化する基板として光感
応性の基板を用いることにより基板上に照射される光を
検出するセンサーとし、またこの光検出位置で発光可能
となるようにする。
【0007】
【作用】本発明の光導電素子によれば、電界放出型カソ
ードが形成された基板に照射された光に応じて基板の抵
抗値が変化し、この変化した抵抗値によるエミッション
電流の変化をアノードあるいはカソードから検出するこ
とができる。さらに、本発明の光導電性素子は、ガラス
管に封着されていることから外部環境の影響を受けるこ
とがなく、また、素子自体が3極管特性を有しているこ
とから、素子自体に増幅機能があり高感度とすることが
出来る。さらに、ゲート電極の電位を制御することによ
り、光導電素子の感度を任意に制御することが出来る。
また、第2の発明では基板上に入射されて光の位置を検
出し、その入射位置を表示することが出来る。
【0008】
【実施例】金属または半導体表面の印加電界を109
[V/m]程度にするとトンネル効果により、電子が障
壁を通過して常温でも真空中に電子放出が行われる。こ
れを電界放出(Field Emission)と云
い、このような原理で電子を放出するカソードを電界放
出型カソードと呼んでいる。近年、半導体加工技術を駆
使して、ミクロンサイズの電界放出型カソードを作るこ
とが可能となり、その一例であるスピント(Spind
t)型と呼ばれる電界放出カソードの製造プロセスを図
13に示す。
【0009】この図において、111はN型のシリコン
基板、112はシリコンを熱酸化させて作製したSiO
2 膜、113はSiO2 上に蒸着したゲート電極となる
ニオブの金属膜、114は選択エッチングさせるための
フォトレジスト、115はニオブの金属膜113上に斜
め回転蒸着したアルミニウム等の金属膜、116はアル
ミニウム等の金属膜115の上に堆積させたモリブデン
等の堆積層、117は基板111上に堆積されたエミッ
タとなるコーン状のモリブデン等の堆積層、118は斜
め回転蒸着するための回転軸である。
【0010】図13(a)において、N型シリコン基板
111を熱酸化させて表面にSiO2 膜を形成し、さら
にその上にゲート電極となるニオブ113を蒸着する。
次に、ニオブ113上にフォトレジスト114を塗布し
た後、同図(b)に示すようにパターニングする。パタ
ーニングした後、エッチングを行い同図(c)に示すよ
うにニオブ113及びSiO2 膜に穴開けを行う。
【0011】次に、フォトレジストを除去し、同図
(d)に示す回転軸118を軸として基板111を回転
させながら、斜め方向からアルミニウム115の蒸着を
行う。すると、アルミニウム115はあけた穴の中には
蒸着されずにニオブ113の表面にのみ選択的に蒸着さ
れる。さらに、このアルミニウム115の上からモリブ
デン116を堆積させると、同図(e)に示すようにエ
ッチングによりあけた穴の中に、このモリブデン116
がコーンの形状で堆積する。この後、ニオブ113上の
アルミニウム115及びモリブデンをエッチングにより
除去すると同図(f)に示すような形状の電界放出型カ
ソードが得られる。
【0012】図13(f)に示す電界放出型カソードは
コーン状のエミッタ117とゲート電極113との距離
をサブミクロンとすることが出来るため、エミッタ11
7とゲート113間にわずか数10ボルトの電圧を印加
することによりエミッタ117から電子を放出させるこ
とが出来るようになる。
【0013】なお、基板111上に図3の(f)で示し
たような構造の電界放出カソードを多数集積化する時
は、各エミッタ117間のピッチは10ミクロン以下と
することが出来るため、電界放出型カソードを数万から
数10万個を1つの基板上に設けることが出来る。本発
明は上記説明した電界放出型カソードを用いるものであ
って、本発明の光導電性素子の概略の断面を図1に示
す。
【0014】この図において、1は光感応性を有するア
モルファスシリコンの基板、2は基板1上に形成された
絶縁性のSiO2 膜、3はSiO2 膜2上に蒸着された
ゲート電極、4は基板1上のSiO2 膜2が取り除かれ
た部分に形成されたコーン状のエミッタ、5は基板に接
続されたエミッタ電極、6はエミッタ4から電界放出さ
れた電子を捕獲するアノード電極である。
【0015】図1に示す光導電素子において、アノード
電極6側から光を照射するとこの光により基板1の内部
に電子とホールのキャリアが生成され、光電流が基板1
に流れることにより、基板1の見かけ上の抵抗値が減少
する。従って、エミッタ電極5に印加されているカソー
ド電圧から、基板1による電圧降下分が差し引かれてエ
ミッタ4にカソード電圧が印加されることになるため、
上記のように基板1の抵抗値が減少すると基板1による
電圧降下も減少し、エミッタ電位が低下することにな
る。すると、エミッタ4とゲート電極3の間の電圧が上
昇するため、エミッタ4から放出される電子が増加しエ
ミッション電流が増加することになる。
【0016】このように、上昇したエミッション電流は
アノード電極6からアノード電流として、あるいはエミ
ッタ電極5からカソード電流として取り出すことが出来
る。なお、図1において、基板1上にエミッタ4及びS
iO2 膜2を設けない領域dを設け、この領域dにも光
を照射すればエミッション電流をさらに大きく変化させ
ることが出来る。また、アノード電極6を透光性の導電
膜で形成すれば基板1上に広く光が照射され、感度を高
めることが出来る。さらに、基板1をInSbの基板と
すれば、中赤外用の光導電素子とすることが出来る。ま
た、基板1を透光性にし、その基板上にInSb膜を形
成し、カソード電極形成基板の裏面側からの光照射を利
用する構造でもよい。
【0017】図1に示す光導電素子の特性曲線を図4に
示す。この図において、横軸はゲート−エミッタ間電圧
Vgeであり、縦軸はアノード電流Iaである。また、
この光導電素子に光が照射されない時のVge−Ia特
性をAで示し、光が照射された時のVge−Ia特性を
Bで示す。図1に示す光導電素子は図4に示すようない
わゆる3極管特性を有しているため、ゲート−エミッタ
間電圧VgeをV1 に設定したとき、この光導電素子に
光を照射すると、アノード電流IaはI1 からI2 に増
加することになる。すなわち、アノード電流Iaは光量
をパラメータとして変化するようになる。
【0018】このような、光導電素子を動作させる時の
動作点は、電界放出開始電圧から十分階調が得られる電
圧までの範囲とし、アモルファスシリコン基板1の抵抗
特性は、少なくとも負荷曲線RLから負荷曲線RHに変
化することができるように設定することが望ましい。光
導電素子に光が照射されか否かを検出する(光スイッ
チ)場合は、アノード電流IaがI2 からI1 の間に設
定された閾値を越えた時に光が照射されたものとして検
出すればよい。なお、図1に示す光導電素子はこのよう
なデジタル的な出力に限らず、光に応じたアナログ出力
をアノード電流から得る光センサとしても使用すること
が出来ることは云うまでもない。
【0019】図1に示す光導電素子をガラス管に封入し
た実施例を図2に示す。この図において、20は光導電
素子を封入したガラス管、21は数ミクロンの間隔で多
数のFECが集積化された電界放出型カソード群、22
は電界放出型カソード21と配線23とを接続するボン
ディングワイヤー、23はガラス管20の外部へリード
線を引き出すための配線、24は電界放出型カソード群
21から放出された電子を捕獲する透光性の導体により
形成されたアノード、25はガラス管の中を真空に保つ
ためのゲッター、26はガラス管の中の空気を引き出し
真空にした後に封止した排気管の部分である。
【0020】図2に示す光導電素子において、電界放出
型カソード群21はカソード電極となる配線板上に固着
され、そのゲート電極をボンディングワイヤー22によ
り配線23に接続する。また、アノード24は例えば透
光性の導電性酸化インジュウム(ITO)の膜をガラス
管20の内側に被着することにより形成されている。そ
して、ガラス管20の内部の空気を排気管26から排気
し真空となったところで排気管26を加熱して封止す
る。さらに、ゲッターを加熱してガラス管20内に残留
したガスを吸着することにより、高真空度を維持してい
る。
【0021】このように構成した光導電素子の、外部に
引き出されているエミッタ電極とゲート電極間に電界放
出が生じる電圧を印加すると共に、アノード電極24に
所定の電圧を印加した状態で、ガラス管20の外から光
を照射すると、図示するようにガラス管20及び透光性
のアノード24を透過して電界放出型カソード群21に
光が照射され、その結果、前述のようにアノード電流が
照射された光に応じて変化するようになる。
【0022】また、図2に示す光導電素子は内部が高真
空に保持されたガラス管に封入されていることから耐環
境性に優れ、また、高真空中を電子が移動するので、応
答速度が速く、かつ、3極管特性を有することから高感
度となるものである。さらに、ゲート電極に印加する電
圧を可変すると図4に示す3極管特性が変化することか
ら、このゲート電極に印加する電圧を可変して光導電素
子の感度を制御することも出来るという特徴がある。
【0023】次に、上記光センサ機能を有する電界放出
型カソードを用いて各種の表示を行うことが出来る表示
装置(以下ディスプレイという)の構成を図3に示す。
この図において、30はディスプレイを封入したガラ
ス、31は電界放出型カソードが作成されたアモルファ
スシリコン基板、32はゲート電極を載置するSiO2
膜、33はSiO2 膜上に蒸着されたゲート電極、34
はコーン上のエミッタ、35は基板31に接続されたカ
ソード電極、36は透光性のITO膜からなるアノード
電極、37はアノード電極36に塗布された蛍光体層で
ある。
【0024】図3に示すディスプレイにおいて、カソー
ド電極35とゲート電極33間に所定の電圧を印加する
と、エミッタ34から放出された電子は正電圧が印加さ
れているアノード電極36に向かって進行していくが、
アノード電極36に捕獲される前に蛍光体層37に衝突
するため蛍光体層37の部分が励起され蛍光を発する。
従って、後述するように電子を放出するエミッタ34を
個々にあるいは多数のエミッタを1単位とし、そのゲー
ト電圧を画像信号により制御すれば、所望の画像を蛍光
体層37上に表示することが出来る。
【0025】このようなディスプレイにおいて、アノー
ド電極上から光を図示するように照射すると、アモルフ
ァスシリコン基板31の抵抗値が減少するため、アノー
ド電流が増加する。従って、アノード電流を監視するこ
とにより光がディスプレイに照射されたことを検出する
ことが出来る。すなわち、ディスプレイを光センサとし
ても使用することが出来る。なお、ディスプレイ上に例
えばライトペンからの光を照射し、入力情報であるライ
トペンの位置を検出できるように構成すれば、ディスプ
レイの所定の位置に情報を入力することが出来る。
【0026】ディスプレイ上のライトペンの位置を検出
できるディスプレイの構成の一例を図5、図6に示す。
図5は多数設けられている内の1つの電界放出型カソー
ドを拡大した断面を示し、図6は多層上に構成されたデ
ィスプレイの各層を展開し、上面から見た構成を示して
いる。これらの図において、40はディスプレイを封入
したガラス、41は電界放出型カソードが作成されたア
モルファスシリコン基板、42はゲート電極を載置する
SiO2 膜、43はSiO2 膜上に蒸着された櫛歯状の
ゲート電極、44はコーン上のエミッタ、45は基板4
1の裏面に形成された櫛歯状のカソード電極、46はガ
ラス40の内側に被着された透光性のアノード電極、4
7はアノード電極46に塗布された蛍光体層である。
【0027】図5に示すディスプレイを図6を参照しな
がら説明する。ディスプレイを封入しているガラス40
の上にはカソード電極45が図6に示すように櫛歯状に
縦方向に形成されている。このカソード電極45の上は
アモルファスシリコンからなる基板41となっており、
この基板41上にコーン状のエミッタ44とSiO2
42が形成されている。このSiO2 膜の上に蒸着され
たゲート電極43はエミッタ44の先端周囲近傍に位置
すると共に、カソード電極45にクロスして櫛歯状に設
けられている。一方、上面のガラス40の内側には例え
ばITO膜からなる透光性のアノード電極46が設けら
れており、その上に蛍光体層47が設けられている。
【0028】このように構成されたディスプレイは、デ
ィスプレイに画像を表示する時とディスプレイを光セン
サとして使用する時とで時間割当てされて使用される。
まず、ディスプレイに画像を表示する時は、マトリクス
状に配置されたカソード電極45とゲート電極43と
を、後述するように線順次で走査してダイナミック駆動
することにより所望の画像を表示するようにしている。
【0029】また、ディスプレイ上のライトペンの位置
を検出する時は、後述するようにマトリクス状に配置さ
れたカソード電極45とゲート電極43とを点順次で走
査して点順次駆動する。すると、例えば、ディスプレイ
の裏面から情報をライトペンにより入力すると、ライト
ペンからの光はガラス40を介してカソード電極の形成
されていない領域からアモルファスシリコンの基板40
に入射され、入射された領域のみの基板41の抵抗値が
減少するため、その領域が点順次走査された時に増加し
たアノード電流が得られることになる。従って、点順次
走査に同期してアノード電流を検出すれば、ディスプレ
イ上のライトペンの位置を検出することが出来る。
【0030】次に、カソード電極45とゲート電極43
とを走査するタイミングを図9、図10に示す。図9に
示すタイミングは線順次に走査するときのタイミングで
ある。図9において、ゲート1〜ゲートnで示すパルス
は、櫛歯状に設けられたゲート電極1からゲート電極n
にそれぞれ印加されるパルス状の電圧であり、図に示す
ようにゲート1からゲートnに向かって順次生起されて
いる。このパルスはパルス幅がτ、パルス電圧がVth
でありパルスの発生周期はTとされている。
【0031】また、エミッタ1〜エミッタnで示すパル
スは、櫛歯状に設けられたカソード電極1からカソード
電極nにそれぞれ印加されるパルス状の負の電圧であ
り、エミッタ1からエミッタnに向かって順次生起され
ている。このパルスはパルス幅が上記ゲートパルスの1
周期であるTとされ、パルス電圧がVopとされパルス
の発生周期はnTとされている。
【0032】図9に示すタイミングのパルスが図5に示
す櫛歯状のゲート電極43及びカソード電極45に順次
印加されるのであるが、図9に示すようにゲート1のパ
ルスが生起されており、この時エミッタ1のパルスも生
起されていると、n行n列に配置された電界放出型カソ
ードの1行1列の交点のカソードとゲート間にはVth
+Vopの電圧が印加されるため、このエミッタ44か
らは電子の放出が行われるが、他のカソードとゲート間
には大きくてもVopの電圧しか印加されず電子を放出
できる閾値を越えないため、これらのエミッタ44から
は電子の放出が行われない。従って、1行1列の交点の
エミッタに対向する蛍光体層47の部分のみが発光す
る。
【0033】次に、ゲート1が立ち下がりゲート2が生
起すると2行1列の交点に配置されたカソードとゲート
間にのみVth+Vopの電圧が印加されるため、この
カソードからだけ電子の放出が行われ、このカソードに
対向する蛍光体層47の部分にのみ放出された電子が衝
突し発光する。この、発光する蛍光体層47の順次発光
する各部分を発光画素としてその発光タイミングを図9
に1−1,2−1,・・・として示す。上記と同様の動
作が順次行われ、n行n列まで走査されてディスプレイ
が1フィールド走査されることになるが、このときゲー
ト1からゲートnのパルスの生起を画像信号に応じて制
御することにより、ディスプレイ上に画像を表示するこ
とが出来る。
【0034】次に点順次の走査を図10に示す。図10
に示すように、点順次の走査において、ゲート1〜ゲー
トnに生起されるパルスのタイミングは線順次の走査の
場合と同じであって、周期がT、パルス幅がτ、パルス
電圧Vthとされている。また、エミッタ1〜エミッタ
nに生起されるパルスは線順次の場合と異なり、それぞ
れの発生周期がT/n2 、パルス幅がτ/n、パルス電
圧Vopとされている。
【0035】なお、エミッタ1〜エミッタnに生起され
るパルスのタイミングは点線で示すようにτの時間を拡
大して示してある。図10に示されるようなタイミング
で、ディスプレイのカソード電極とゲート電極とを走査
すると、エミッタ1〜エミッタnのそれぞれのパルスの
発生周期が1/n2 とされているため、ゲートパルスの
1周期Tでディスプレイを1フィールド走査することが
出来ると共に、点順次の走査時には走査時間が短いため
蛍光体層47の各画素に当たる電子数は少なく、ディス
プレイの全面が発光して表示された画像に影響を与える
ようなことはない。
【0036】このときディスプレイの特定の位置に入力
された光を検出するには、ディスプレイ上を図10に示
すように1行1列の部分、1行2列の部分、1行3列の
部分、・・・と順次走査して行き、その時にアノード4
6の電流あるいはエミッタ44のエミッション電流が増
加していることを検出することにより、その部分に光が
入力されたと検出することが出来る。
【0037】従って、入力された光の位置すなわちライ
トペンの位置を、電流が増加していることが検出された
時点の走査タイミングから知ることが出来る。また、上
記画像表示タイミングと入力情報検出タイミングは、画
像表示に影響がないタイミングで時間割当てされて交互
に行われている。なお、ディスプレイに入力された光の
位置を線順次の走査で検出してもよいが、この場合は1
フィールドの周期がnTであるため検出するまでの時間
が長くなってしまうと共に、検出時にディスプレイの全
面が発光してしまうことになるので好ましくない。
【0038】次に、走査回路の概略を図11に示す。こ
の図において、100はゲート駆動回路、101はエミ
ッタ駆動回路102と電流検出回路103とを時分割し
て切り替えるマルチプレクサ、103は電流検出回路、
104はアノードを有する電界放出型カソードである。
【0039】線順次で走査を行うときには、ゲート駆動
回路100は図9に示すゲート1〜ゲートnのタイミン
グで順序パルスを発生し各ゲートラインを駆動する。一
方、エミッタ駆動回路102は図9で示すエミッタ1〜
エミッタnのタイミングで順序パルスを発生し各カソー
ドラインを駆動する。すると、マトリクス状の両ライン
が駆動された部分の電界放出型カソード104だけが動
作可能状態とされ、その部分に対向する蛍光体層が発光
して所望の画像が表示される。
【0040】また、点順次で走査を行うときには、ゲー
ト回路100は図10に示すゲート1〜ゲートnのタイ
ミングで順序パルスを発生し各ゲートラインを駆動す
る。一方、エミッタ駆動回路102は切り替えられて、
図10で示すエミッタ1〜エミッタnのタイミングで順
序パルスを発生し各カソードラインを駆動する。そし
て、マトリクス状のゲートラインとエミッタラインの両
ラインが駆動されている交点に設けられている電界放出
型カソード104のカソード電流をマルチプレクサ10
1を介して電流検出回路103により検出することによ
り、どの位置に光が入射されたかを検出することが出来
る。
【0041】ディスプレイ上のライトペンの位置を検出
できる他の例を図7、図8に示す。図7、図8に示すデ
ィスプレイは図5、図6に示すものとは異なり、ディス
プレイの表の面から入射されたライトペン等からの光を
検出できるようになされている。図7は多数集積化して
設けられている内の1つの電界放出型カソードを拡大し
た断面を示し、図8(a)は多層状に構成されたディス
プレイの各層を展開し、上面から見た構成を示してお
り、同図(b)はアノード電極46と蛍光体層47とが
交互に櫛歯状に形成されている断面を示している。
【0042】これらの図において、40はディスプレイ
を封入したガラス、41は電界放出型カソードが作成さ
れたアモルファスシリコン基板、42はゲート電極を載
置するSiO2 膜、43はSiO2 膜上に蒸着された櫛
歯状のゲート電極、44はコーン上のエミッタ、45は
基板41に接続された櫛歯状のカソード電極、46はガ
ラス40の内側に櫛歯状に被着された透光性のアノード
電極、47はアノード電極46間に設けられた櫛歯状の
蛍光体層、48は裏面からの光を遮断する裏面のガラス
40に設けたシールド層である。
【0043】図7に示すディスプレイを図8を参照しな
がら説明する。ディスプレイを封入しているガラス40
の上にはカソード電極45が図6に示すように櫛歯状に
縦方向に形成されている。このカソード電極45の上は
アモルファスシリコン45からなる基板41となってお
り、この基板41上にコーン状のエミッタ44とSiO
2 膜42が形成されている。このSiO2 膜の上に蒸着
されたゲート電極43はエミッタ44の先端周囲近傍に
位置してカソード電極45にクロスして櫛歯状に設けら
れている。一方、上面のガラス40の内側には例えばI
TO膜からなる透光性のアノード電極46が櫛歯状に設
けられており、その間に蛍光体層47が櫛歯状に設けら
れている。
【0044】このように構成されたディスプレイは、図
5、図6に示すディスプレイと同様にディスプレイに画
像を表示する時とディスプレイ上のライトペンの位置を
検出するときとで時間割当てして使用する。まず、ディ
スプレイに画像を表示する時は、マトリクス状に配置さ
れたカソード電極45とゲート電極43とに、前記した
図9に示す線順次の順序パルスを印加して走査を行うこ
とにより所望の画像の表示を行う。
【0045】また、ライトペンの位置を検出する時は、
前記した図10に示す点順次の順序パルスを、マトリク
ス状に配置されたカソード電極45とゲート電極43と
に印加することにより点順次に走査する。そして、ディ
スプレイの表面から櫛歯状の透光性のアノード電極46
を介して入力されたライトペン等からの光は、エミッタ
電極44の形成されているアモルファスシリコンの基板
41に入射され、入射された領域のみの基板41の抵抗
値が減少するため、その領域が点順次走査された時に増
加したアノード電流が得られることになる。
【0046】そして、このアノード電流の変化を回路に
取り込み、その時の走査タイミングを知ることによりラ
イトペンの位置を検出することが出来る。なお、シール
ド層48は裏面からの光によって、誤動作しないように
裏面からの光の入射を遮るために設けられている。
【0047】上記のようなディスプレイと光センサとの
機能を有する電界放出型カソードを用いるディスプレイ
をイメージインテンシファイヤーに応用した例を図12
に示す。この図において、105は画像を表示する電界
放出型カソードを用いたディスプレイパネル、106は
入力された画像の光を検出する電界放出型カソードを用
いた光センサアレイ、107は光センサアレイからの出
力を取り込む光電流検出回路、108は光電流検出回路
からの信号を画像データに変換する画像データ変換制御
回路、109は画像データ変換制御回路108からの画
像データによりディスプレイパネル105に画像を表示
させるディスプレイ駆動回路である。
【0048】なお、図12ではディスプレイパネル10
5と光センサアレイ106とを分離して表示している
が、これらは一体のディスプレイであり単に機能上分離
されていることを示しているだけである。図12に示す
イメージインテンシファイヤーにおいて、ディスプレイ
の裏面から入力された画像の光により、光センサアレイ
106の各領域のエミッタからのエミッション電流が変
調される。この変調された電流の変化をアノードから光
電流検出回路107により取り出して、画像データ変換
制御回路108に印加する。
【0049】画像データ変換制御回路において、光電流
検出回路107からの電流信号は画像データに変換され
て、ディスプレイ105にその画像が表示されるよう
に、ディスプレイ駆動回路109に印加される。ディス
プレイ駆動回路109は印加された画像信号により電界
放出型カソードを制御して、パネル105上に入力され
た画像を表示する。図12に用いられているディスプレ
イ105と光センサアレイ106として、図5及び図6
に示すディスプレイを用いることが出来、ディスプレイ
パネル105の駆動は上記図9に示されるように線順次
で行われ、光センサアレイ106の駆動は図10に示す
ように点順次で行われる。
【0050】なお、以上の説明では1つのコーン状のエ
ミッタとゲートとを電界放出型カソードの1単位として
用いるように説明したが、複数個のエミッタとゲートと
をブロック化して電界放出型カソードの1単位として使
用すれば、1単位を構成する1、2のエミッタが不良と
なっても残りのエミッタを用いて電界放出型カソードの
1単位とすることがることが出来るため、製品の歩留ま
りを向上できると共に寿命を長くすることが出来る。ま
た、光感応性を有する材料はシリコンとアモルファスシ
リコン以外にInSb,PbS,PbSe,Hg1-x
x Te,Pb1-y Sny Te,Ge,InAsや、ま
たは、これらの化合物が存在し、これらの光感応性材料
を本発明の光感応性材料として採用することもできる。
【0051】また、エミッタ・ゲート間の電圧を、エミ
ッタから電子が放出されるぎりぎりの第1の電圧と、十
分に電子が放出される第2の電圧に切り替えられるよう
にしておき、最初電子が放出されるぎりぎりの第1の電
圧に切り替えた状態とする。そして、この状態において
ライトペン等からの光を照射するとその基板の部分の抵
抗値が下がるため、エミッタ・ゲート間の電圧が上昇
し、エミッタから電子が放出されて、対向するアノード
の蛍光体が発光する。その際に、アノード電極に流れる
電流と、これとマトリクスに配設された電極の電流を検
出するようにして、ライトペンが操作された場所を決定
する。そして、その場所と対応する位置の電極を選択
し、エミッタ・ゲート電極の電圧を第2の電圧に切り替
える。これにより、ライトペンを操作した部分をなぞる
ように光らせることができる。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、応答速度が速く、かつ外部環境の影響を受けること
のない高精細、高感度の小型の光導電素子を提供するこ
とが出来る。また、ゲート電圧を可変することにより光
導電素子の感度を任意に設定することが出来る。さら
に、本発明の光導電素子をディスプレイに応用すると、
ディスプレイが光センサ機能を有するように出来るた
め、ライトペン等を用いてディスプレイにデータを入力
することが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光導電素子の概略の断面を示す図であ
る。
【図2】ガラス管に封入した本発明の光導電素子を示す
図である。
【図3】本発明の光導電素子の他の実施例を示す図であ
る。
【図4】本発明の光導電素子の特性曲線を示す図であ
る。
【図5】本発明のディスプレイに光センサ機能を有させ
た実施例の断面図である。
【図6】本発明のディスプレイに光センサ機能を有させ
た実施例の上面展開図である。
【図7】本発明のディスプレイに光センサ機能を有させ
た他の実施例の断面図である。
【図8】本発明のディスプレイに光センサ機能を有させ
た他の実施例の上面展開図である。
【図9】線順次走査のタイミングを示す図である。
【図10】点順次走査のタイミングを示す図である。
【図11】走査回路の概略を示す図である。
【図12】イメージインテンシファイヤーに本発明を応
用した図である。
【図13】電界放出型カソードの製造プロセスを示す図
である。
【図14】従来のCdS光導電素子を示す図である。
【図15】従来のPbS光導電素子を示す図である。
【符号の説明】
1,31,41 アモルファスシリコン基板 2,32,42 SiO2膜 3,33,43 ゲート電極 4,34,44 エミッタ 5,35,45 カソード電極 6,36,46 アノード電極 20,30,40 ガラス管 21 電界放出型カソード 22 ボンディングワイヤー 23 配線 24 透光性のアノード電極 37,47 蛍光体層 48 シールド層 100 ゲート駆動回路 101 マルチプレクサ 102 エミッタ駆動回路 103 電流検出回路 105 ディスプレイパネル 106 光センサアレイ 107 光電流検出回路 108 画像データ変換制御回路 109 ディスプレイ駆動回路 111 N型シリコン 112 SiO2膜 113 ニオブ膜 114 フォトレジスト 115 アルミニウム膜 116 モリブデンの堆積層 117 エミッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 満 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 平5−217492(JP,A) 特開 平5−118914(JP,A) 特開 平3−173050(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 1/304 G01J 1/02 H01J 1/34 H01J 29/04 H01J 31/12

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーン状のエミッタと、該エミッタの先端
    周囲近傍に設けられたゲート電極とからなる電界放出型
    カソードを光感応性材料からなる基板上に多数集積化し
    て形成し、上記基板上に照射される光に応じて上記エミ
    ッタから電界放出された電子を、上記ゲート電極に離隔
    して設けたアノード電極によって捕獲することにより、
    照射された光を検出することを特徴とする光導電素子。
  2. 【請求項2】コーン状のエミッタと、該エミッタの先端
    周囲近傍に設けられたゲート電極とからなる電界放出型
    カソードを透光性基板上に設けた光感応性材料からなる
    薄膜上に多数集積化して形成し、上記基板上に照射され
    る光に応じて上記エミッタから電界放出された電子を、
    上記ゲート電極に離隔して設けたアノード電極によって
    捕獲することにより、照射された光を検出することを特
    徴とする光導電素子。
  3. 【請求項3】上記光感応性材料がシリコンまたはアモル
    ファスシリコンであることを特徴とする請求項1あるい
    は2に記載の光導電素子。
  4. 【請求項4】上記光感応性材料がInSb,PbS,P
    bSe,Hg1-x Cdx Te,Pb1-y Sny Te,G
    e,InAsのいずれか、または、これらの化合物であ
    ることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の光導電
    素子。
  5. 【請求項5】ガラス管内に真空封着することを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の光導電素子。
  6. 【請求項6】上記アノード電極を透光性の導電膜で形成
    したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
    載の光導電素子。
  7. 【請求項7】上記エミッタ及びゲート電極を形成してい
    ない基板領域からエミッタに電圧を印加するカソード電
    極を引き出し、該基板領域にも光が照射されるようにし
    たことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載
    の光導電素子。
  8. 【請求項8】上記エミッタが形成されている領域に対向
    するアノード電極の領域に蛍光体層を設けることを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれかに記載の光導電素
    子。
  9. 【請求項9】多数の上記電界放出型カソードからなるア
    レイをブロック化し、該ブロックを単位として上記蛍光
    体層を発光させることを特徴とする請求項8記載の光導
    電素子。
  10. 【請求項10】コーン上のエミッタと、該エミッタの先
    端周囲近傍に設けられたゲート電極とからなる電界放出
    型カソードを光感応性基板上に多数集積化して形成する
    と共に、上記エミッタ電極とゲート電極とをマトリクス
    状に配置し、 上記エミッタ電極と上記ゲート電極を順次走査すること
    により、上記エミッタが形成されている領域に対向する
    アノード電極に設けた蛍光体層を選択的に発光させる第
    1の動作と、上記光感応性基板に外部から入力された光入力に応じ
    て、上記エミッタから電界放出された電子を蛍光体層に
    射突させて、前記アノード電極に流れる電流を検出する
    ことにより、照射された光を 検出する第2の動作とを時
    分割的に行わせることを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】上記第2の動作時に検出された光の入射
    位置が前記第1の動作時に表示されるようにしたことを
    特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 【請求項12】多数の上記電界放出型カソードからなる
    アレイをブロック化し、該ブロックを単位として上記蛍
    光体層を発光させることを特徴とする請求項10あるい
    は11記載の表示装置。
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