JP3394772B2 - 断続ねじ付き歯科用ポスト - Google Patents

断続ねじ付き歯科用ポスト

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JP3394772B2 JP51186392A JP51186392A JP3394772B2 JP 3394772 B2 JP3394772 B2 JP 3394772B2 JP 51186392 A JP51186392 A JP 51186392A JP 51186392 A JP51186392 A JP 51186392A JP 3394772 B2 JP3394772 B2 JP 3394772B2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/225Fastening prostheses in the mouth
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は歯科用ポストに関し、特に、歯科用修復(de
ntal restoration)が直立させられ、歯のストレスを
最小に維持しながら準備された歯の歯根(stub)内のポ
ストの固定を改善するため、能動的なねじセグメント
と、受動的なランド(land)表面を提供する断続ねじ付
き歯科用ポストに関する。
更に、本発明はねじ付き能動セグメントの使用に関
し、歯科用セメントが使用されるとき、改良された固定
をもたらすポストの受動的ランド表面の部分に歯の象牙
質におけるねじ状の印影を提供する。更に、本発明は能
動的表面の保持力を増加し、歯根上のストレスを最小に
する。一実施例において本発明のねじセグメントは本発
明のポストの軸方向の長さの部分にのみ伸びており、ポ
ストの残りの部分はセメントの固定のために受動的な表
面を含む形状になっている。
象牙質を修復するときのひとつの手続きは、歯根上に
歯科用人工構造を造り上げることである。歯根は、まず
それを切断することによって準備されることにより人工
構造が造られる適当な支持を提供する。歯根内に穴が形
成され、そこに歯科用ポストが挿入される。能動的ポス
トと言及される歯科用ポストのひとつの型においてポス
ト上に設けられるねじがあり、そのポストは歯根内の穴
にねじ込まれる。他のポストは受動的ポストと言及さ
れ、それらはセメントによって穴内に固定される。受動
的歯科用ポストは典型的に歯根内に形成された穴に対す
る固定を改善するための形づくられた表面を含んでい
る。適当な歯科用セメントは穴内に歯科用ポストを固定
するために使用される。能動的ポストもいくらかのセメ
ントを使用する。しかし、能動的ポストにおいて、固定
は主に象牙質にねじを切り込むことにより行われる。歯
科用ポストの一部は歯根の表面を越えて上方に伸びてお
り、歯科用人工構造が歯根上に形成あるいは造られ、歯
科用ポストの伸びた部分によって歯根上の適当な位置に
固定される。
各種の能動的および受動的ポストは、歯根内の穴に対
する歯科用ポストの固定を改善するために従来技術にお
いて提案されている。例として、米国特許第702,111
号、第4,515,565号および第4,846,685号において歯の根
腔にねじ込まれるスクリューねじを有するポストが提案
されている。歯の象牙質に対するポストのねじ係合は歯
にストレスを加えて弱めることになり、それによって崩
す可能性が生じる。一方、受動的ポストを使用すると歯
のストレスを軽くする。しかし、受動的ポストの固定は
能動的ポストの固定ほど大きくない。固定を改善するた
め、種々の型の形づくられた表面が受動的ポストのため
に提案されている。例えば、1984年,10月30日に特許さ
れ、本発明の譲り受け人に譲渡された米国特許第4,479,
783号「螺旋形溝歯科用ポスト」の固定を改善するため
に交互に設けられる浅い溝よりも深い、指定された溝を
有する順序で螺旋形溝を有する受動的歯科用ポストの表
面を形づくることを提案している。歯科用ポストの能力
の改善が1988年,3月8日に特許され、本発明の譲り受け
人に譲渡された米国特許第47,297,365号「形状づけられ
た歯科用ポスト」に説明されており、ポストの固定を改
善し、ポストの強度を強化するためにポストに沿って軸
方向に間隔を有する螺旋形の溝と、環状の固定突出部を
含むことによりポストが破断する可能性を減少してい
る。
1989年,1月30日に出願された米国特許願第303,900号
の共同継続出願において、ポストの軸方向部分に沿って
能動的なねじ付き部を有する歯科用ポストの使用および
ポストの他の部分に沿って軸方向に受動的部分を有する
歯科用ポストの使用が提案されており、ねじ付き能動的
部分の増加された保持力を受けることができる。能動的
部分を有する歯に対するストレスを防ぐために、ねじ付
き能動的部分を有するスリーブが歯根内に形成される。
ポストのねじ付き能動的部分は、歯根内でポストをポス
トで保持するためにスリーブのねじ付き能動的部分と係
合させられる。ねじ付きスリーブの使用はストレスを軽
くするが、スリーブを形成する特別の工程が歯の修復プ
ロセスに付加される。
後で説明されるように、本発明は歯科用ポストの能動
的表面の利点を提供し、同時にストレスを最小にし、歯
と歯科用ポストの受動的表面の間の固着を増加する。
前述された歯科用ポストは、穴内のポストの固定に関
して改良を提供いたが、そのような固定の他の改良も利
点である。これらの改良は歯科用ポストあるいは歯の破
断の危険を増加することなしに実現されれば特に有利で
ある。
発明の概要 従って、本発明の目的は、改良された歯科用ポストを
提供することである。
本発明の他の目的は、歯科内の準備された穴内に固定
されるとき、改良された固定能力を有する歯科用ポスト
を提供することである。
本発明の他の目的は、能動的表面と受動的表面を有す
る歯科用ポストを提供することである。
本発明の他の目的は、準備された穴にセメントを使用
し、あるいは使用しないでポストを歯に固定するために
ねじ付き能動的表面と、平滑で、かつ、あるいは形状づ
けられた受動的表面を有する歯科用ポストを提供するこ
とである。
本発明の他の目的は、多重能動的ねじ付きセグメント
と、多重受動的断続ランド部を提供する断続ねじを有し
た歯科用ポストを提供することである。
本発明の他の目的は、充填および固着セメントの象牙
質における印影を提供することによって受動的ランド部
との固着を増加するために、準備された歯根の象牙質に
おけるポストの保持と、断続ランド部に隣接する象牙質
の変形を行うために断続ねじを使用することである。
本発明の他の目的は、軸方向の長さの部分に沿って断
続ねじを有し、その長さの他の軸方向の部分に沿って平
滑、あるいは形状づけられた表面を有する歯科用ポスト
を提供することである。
簡単に言うと、本発明によると準備された歯根上にお
いて、歯科用修復を確実に固定するための歯科用ポスト
が提供される。歯科用ポストは長い縦軸を有する長い円
筒状ロッドを含む。ロッドは断続ねじの間に断続ランド
部を有するロッドの周囲に形成された断続ねじを有す
る。
断続ねじはロッドを穴内に固定するため、歯根の準備
された穴内に歯の象牙質に対してねじ込まれる個々のセ
グメントを含む能動的表面を形成する。断続ねじが象牙
質と係合すると象牙質は切り込まれ変形を受ける。象牙
質はある程度の弾性を有するが、ねじの深さは選択され
ることにより断続ランド部に対向する象牙質が、断続ね
じが通った後も変形されたまま残る。これによって、象
牙質がランド部においてもねじ状の印影の外観を有す
る。
実施において、歯科用セメントがポストを歯根内にね
じ込む前に歯根の穴へ導入される。ポストが歯根内へね
じ込まれるとセメントはランド部およびランド部に対向
する象牙質のねじ状の印影に移動するロッドの周りに拡
がる。加えて、いくらかのセメントはポストの断続ねじ
の上にまで拡がって、ねじ状にセメントの薄い層をもた
らす。断続ねじは能動的表面の固定を増加し、象牙質の
印影を充填するセメントと一緒に断続ランド部は受動的
表面の固定を改良する。更に、それぞれのねじにより歯
根上にストレスをもたらすが、各ねじに隣接するランド
部はストレスを軽減してストレスを最小にする。
本発明の種々の実施例において、ねじセグメントの形
状、ピッチおよび頻度は変化させられる。ひとつの実施
例において断続ねじはロッドの軸方向の長さの部分にと
ってのみ伸びており、ロッドの軸方向の他の部分は平滑
あるいは形状づけられた受動的部分を有する。
本発明の前述した目的,特徴および利点は部分的に特
に記述されるであろうし、また、一体を成す図面ととも
に説明される本発明の詳細な以下の記述から明らかにな
るであろう。
図面の簡単な説明 図面において、 図1は、本発明の原理に基づいて断続ねじと断続ラン
ド部を有する歯科用ポストの斜視図である。
図2は、ポストの長さの部分に沿って図示された、図
1のポストの断続ねじの説明図である。
図3は、ねじが更に間隔を有する図2に示された図と
類似する断続ねじの説明図である。
図4は、断続ねじを示すライン4−4に沿って取られ
た、図1に示された歯科用ポストの端面図である。
図5は、図3に示された間隔を有するねじを有する図
4に示された図と類似する端面図である。
図6は、本発明の歯科用ポストを利用するため、歯根
の初期準備を示す歯根に沿って取られた断面図である。
図7は、歯根内に溝を開くためにドリルされた、図6
に示される歯根の他の説明図である。
図8は、歯根内へねじ込まれる図1に示された歯科用
ポストを有する開放溝を有したドリルされた歯根の断面
図である。
図9は、ねじの間のランド部を満たす歯科用接着剤を
有する図8に示された歯根とポストの破断一部断面図で
ある。
図10は、鋭い外部エッジを持った拡大楕円ねじを有す
る歯科用ポストの他の実施例の一部の斜視図である。
図11は、鋭い外部エッジを持った長い三角形状のねじ
を有する歯科用ポストの他の実施例の一部の斜視図であ
る。
図12は、鋭い外部エッジを持った台形状のねじを有す
る歯科用ポストの他の実施例の端面図である。
図13は、螺旋状のラインねじが他の螺旋状ラインねじ
と隣接している、図1に示された歯科用ポストの他の実
施例の斜視図である。
図14は、図1に示された歯科用ポストの他の実施例の
斜視図であり、ポストのねじ付き能動的部分は垂直方向
に整列する軸方向のポストの長さの一部にのみ伸びてお
り、ポストの軸方向の他の部分は形状づけられた受動的
部分である。
図15は、ねじを有する能動的部分を有した図14に示さ
れたポストの他の実施例である。
図面の各種の図において、同一の記号は同一の部分を
示す。
実施例の詳細な説明 図を参照すると、図6において断面における歯根10が
示されており、歯の上方端部は欠損させられている。歯
はまず歯科用修復を支持するために適当な上方表面12を
提供するために切り込まれている。歯科修復あるいは他
の上部構造を歯根10の上に造るために、本発明の歯科用
ポストのような固定部材が必要になる。
まず、従来の歯根溝作業が歯根の溝部分16に沿って空
洞14と歯髄をドリルし、清掃することによって実現され
る。溝は歯科充填材のような適当な封止材18によって封
止される。図7に示されるように、ツイストドリル20が
使用されて歯根の溝部分16に長く伸びた穴22をドリルす
る。
図1を参照すると、本発明の歯科用ポストが24として
示されており、長さ方向の長軸を有し実質的に平坦な下
端部28と、上端においてヘッド30を有する長く伸びた円
筒状ロッド26を含んでいる。ヘッド30は球体の周りに三
角形状に位置する長い突起36を有した一対の球体32、34
を含む。
ロッド26はねじセグメント38によって断続的にねじ付
けられ、あるピッチの連続的な螺旋状のねじの個々のセ
グメント(一部)となっている。ねじセグメント38の間
に説明を簡略化するためにねじセグメント38を接続する
点線によって描かれているランド部40が、螺旋状のねじ
通路に沿って走っている。これらのランド部はそれ自
身、ベースポストの一部であることを理解されたい。後
で説明されるように、ねじセグメント38は歯根の象牙質
に積極的に係合し、切り込み、かつ変形させるので、ね
じセグメントはまたポスト24の能動的部分として言及さ
れる。ランド部40とねじの螺旋状のターンの間のロッド
26の周りに螺旋状に走るスペース42のような他のねじの
無い部分は、ポスト24の受動的部分として言及される。
図2を参照すると、図1に示されたポスト24の断続ね
じの概念図が示されている。個々のセグメント38は、ポ
スト24の展開部41上に示されている。能動的セグメント
38の間に受動的ランド部40(点線で図示)と螺旋状スペ
ース42が位置している。図4に示されるように、下端か
らポスト24を見ると、それぞれのセグメントは隣接する
セグメントと異なったレベルに位置しているけれどもセ
グメント38は一線化させられており、水平的にお互いに
接触しているように見える。ポストのひとつの完全な螺
旋状の円周において8つのねじセグメントがある。
連続する螺旋状のねじの一部としてのそれぞれのねじ
セグメント38は、典型的なねじの形状を有する。各セグ
メントは傾斜した側壁44を有する。傾斜した側壁は鋭い
ライン46において各セグメントの頂部で出会う。加え
て、各セグメント38は歯の澱粉質をねじのセグメントが
切り込むのを容易にする、僅かに傾斜した端壁48を有す
る。
図3において、ポスト24に類似するポストの展開部50
が示されており、ねじセグメント38は相互に離れるよう
に間隔づけられている。ポストの螺旋状のひとつの完全
な円周において6つのねじセグメント38がある。そのス
ペースの存在により、より大きなランド部40(点線で図
示)が形成される。図5に示されるように下方からポス
ト24を見ると、セグメント38は一線化させられているが
お互いに接触しているようには見えない。受動的ランド
部40は図1および図2に示されたものよりも面積が大き
く、螺旋状スペース42は同じ面積である。図3のランド
部40と図3の螺旋状スペース42を組み合わせることによ
り、図2における場合よりも大きな全体の受動的部分が
得られる。もちろん能動的部分が減少する。
歯科用ポスト24の受動的部分に対する能動的部分の比
率は、歯根が受けるストレスの量に影響を与える。図2
および図3に示される断続的歯の形状は、ポストのスト
レスと固定力を変化させる一方法である。歯根10の穴22
に対するポストの直径とねじのサイズのような固定力
と、歯のストレスに影響を与える他の要因が存在する。
説明されるように歯根の準備された穴に対する挿入を容
易にすることと、ストレスに影響を与える断続的歯の数
とサイズと形状に変化があっても良い。更に説明される
ように、受動的部分にねじを設けることなく断続的ねじ
を軸方向の受動的ポスト部に組み合わせる設計もある。
使用において、歯科用ポスト24は図8に示されるよう
に、歯根10の準備された穴にねじ込まれる。ロッド26の
直径は穴22の直径よりも僅かに小さくなるように選択さ
れ、各ねじセグメントの外部の鋭いエッジは象牙質を切
り込んで変形させるようにサイズが決められる。最初に
適当な歯科用セメント52が穴22の周りに配置させられる
(図9)。歯科用ポスト24が穴22にねじ込まれると、セ
グメント38は象牙質を切り込んで変形させる。象牙質が
若干弾性的であると考えると、ねじセグメントの直径は
穴の直径と相対的に選択され、変形を受けた象牙質はね
じが通ったあとにねじ状の印影54を固定する。
図9に示されるように、歯科用のセメントはポスト24
の受動的部分と象牙質のねじ状の印影54に拡がる。受動
的部分は空気が逃げてセメントが拡がるようにポストが
ねじ込まれると換気部として作用する。ある量のセメン
トはそれぞれのねじセグメントの壁に拡がっても良い。
従って、ねじセグメントはそれぞれ歯との能動的結合を
形成し、各セグメント上にセメントを塗布することによ
って助けられても良い。加えて、ポストの受動的部分は
穴22のセメントによって保持れ、穴にポストを固定する
ためのインターロックを形成する象牙質のねじ状の印影
54におけるセメントによって助けられる。能動的断続ね
じと受動的部分の組み合わせにより、同じサイズの連続
ねじの場合よりもストレスを軽くする。受動的部分の固
定力は印影を満たすセメントによって歯の壁状のセメン
トのせん断に対して保護される。加えて、受動的ポスト
のせん断は突出しているねじセグメントによって妨げら
れる。
図10を参照すると、ねじセグメントの他の実施例が示
されている。特に、各セグメント56は鋭い外部エッジ58
を有する細長い長円である。ねじセグメントの他の実施
例が図11に示されている。各セグメント60は鋭い外部エ
ッジ62を有した細長い三角形のねじである。図12を参照
すると、ねじセグメントの他の実施例が示されており、
各セグメント64は底部から見られるように台形の形状で
ある。
各種のねじの形状が、異なった歯科の用途において利
用できる能動的表面の多様性を提供する。ある形状は他
の形状より小さな直径の穴に容易に切り込み、ある形状
は短い歯根における大きな保持力を提供する。加えて、
セグメントのサイズはランド部における象牙質のねじ状
の印影の深さに影響を与え、ポストの受動的部分におけ
る固定を決定する。
ポストの形状の他の例が図13、図14および図15におい
て示されている。歯科用ポスト66は図1に示されたヘッ
ドに等しいヘッド68を有している。ポスト66はねじが断
続的であることを除けば、ねじが螺旋状に隣接して相互
に接触している通常のねじ付きスクリューのようにねじ
付けられている。特に、ランド部72によって分離された
ねじセグメント70が設けられている。隣接するねじ螺旋
が接触しているので、ねじ螺旋の間に螺旋状のスペース
(図1におけるスペース42のような)が存在しない。こ
の形状はより大きな能動的部分と、小さな受動的部分を
提供する。
図14を参照すると、歯科用ポスト74がヘッド68に等し
いヘッド76を有するものとして示されている。ポスト74
は軸方向に位置する上方の能動的部分78と、下方の軸方
向に位置する受動的部分80を有する。能動的部分78はセ
グメントが断違いになるよりも、むしろ垂直方向に一線
化させられていることを除けば、図1に示されたものと
形状が同じであるねじセグメント82を有する。受動的部
分80は、歯の穴におけるポストの固定を増加するために
形状づけられている。一連の隆起したダイヤモンド(di
amonds)は本発明の譲受人に特許された米国特許第4,72
9,736号に説明されているように、受動的部分80に形成
されている。歯の穴における歯科用セメントは、受動的
部分に対して積極的な固着を提供する隆起したダイヤモ
ンドの間の溝84を填たす。
図15を参照すると、歯科用ポスト86が図14に示された
ポストと類似するように示されている。ポスト86はヘッ
ド76に等しいヘッド88を有し、また能動的部分90と受動
的部分92を有する。能動的部分90は図13に示されたもの
と等しい断続的ねじセグメント94を有し、受動的部分92
は図14に示されたものと等しいパターンで隆起したダイ
ヤモンド96を有する。
本発明の図14および15に示された受動的部分の多くの
他の形状は、本発明の実施の中に含まれる。例えば、螺
旋状の溝と環状の固定突出を含む前述の米国特許第4,72
9,736号に説明されている形状が使用できる。
歯根におけるポスト24な固定を増大するセメントの使
用はポストと穴の寸法が選択されてセメントがポストの
歯根における配置を妨げないように選択することを必要
とすることに注意すべきである。すなわち、ポストと穴
の間に充分なクリアランスがなければならない。更に、
あるセメントはねじセグメントを被覆し、ポストの能動
的部分の固定を増加する。歯根10において固定されたポ
スト24により、ポスト24のヘッド30は歯根10の上部表面
12を越えて上方に伸びる。上部構造(図示せず)が歯科
業界において標準的に良く知られている技術に基づいて
歯根の上に適当に形成され得る。上部構造は2つの球体
32、34上に固定され、適当な位置に固く保持される。
本発明の実施例と他の実施例が説明された。しかし、
各種の変更と修正が本発明の精神と範囲から逸脱しない
で行われることを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 13/30 A61C 8/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯根が歯根の溝部に拡大された穴を有する
    準備された歯根上に歯科用修復をしっかり固定するため
    の歯科用ポストであり、 各ターンが受動的ランド部と交互に位置する複数の能動
    的ねじセグメントを含むねじ螺旋に沿って断続的ねじを
    有する細長い円筒状ロッドを含み、 前記能動的ねじセグメントは、前記歯科用ポストが前記
    歯根の拡大された穴にねじ込まれるとき歯の象牙質に切
    り込んで変形させる鋭い外部エッジを有することを特徴
    とする歯科用ポスト。
  2. 【請求項2】ねじ螺旋のターンが螺旋状の受動的スペー
    スによって間隔を設けられている請求項第1項記載の歯
    科用ポスト。
  3. 【請求項3】ねじ螺旋のターンがロッドの長さ方向にお
    いて相互に接触している請求項第1項記載の歯科用ポス
    ト。
  4. 【請求項4】ねじセグメントが垂直の受動的スペースを
    形成するために垂直に一線化させられている請求項第1
    項記載の歯科用ポスト。
  5. 【請求項5】ねじセグメントが互違いである請求項第1
    項記載の歯科用ポスト。
  6. 【請求項6】歯根が歯根の溝部に拡大された穴を有する
    準備された歯根上に歯科用修復をしっかり固定するため
    の歯科用ポストであり、 ロッドの軸方向長さの一部に沿った能動的ねじ部分とロ
    ッドの軸方向長さの残る一部に沿った受動的部分を有す
    る細長い円筒状ロッドを含み、前記能動的ねじ部分は各
    ターンが受動的ランド部と交互に位置する複数の能動的
    セグメントを含むねじ螺旋に沿って断続的ねじを有し、 前記能動的ねじセグメントは、歯科用ポストが前記歯根
    の拡大された穴にねじ込まれるとき歯の象牙質を切り込
    んで変形させる鋭い外部エッジを有することを特徴とす
    る歯科用ポスト。
  7. 【請求項7】前記ポストの受動的部分が穴の固定を改良
    するため、形状づけられた隆起した部分を有する請求項
    第6項記載の歯科用ポスト。
  8. 【請求項8】ねじ螺旋のターンが螺旋状の受動的スペー
    スによって間隔を設けられている請求項第6項記載の歯
    科用ポスト。
  9. 【請求項9】ねじセグメントが垂直状の受動的スペース
    を形成するために垂直に一線化させられている請求項第
    6項記載の歯科用ポスト。
  10. 【請求項10】ねじセグメントが互違いである請求項第
    6項記載の歯科用ポスト。
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