JP3393872B2 - 加速度防護服 - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
- B64D10/00—Flight suits
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A41D13/00—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、請求の範囲1前文による旋回飛行中の高性
能航空機内で発生するような、加速度に効果的な防護服
に関するものである。
能航空機内で発生するような、加速度に効果的な防護服
に関するものである。
このような防護服としては多くのものが知られてい
る。これらの内で本発明に最も近いものは圧力原理で作
動するものであり、パイロットの身体を、さらには複数
座席の航空機の場合には当然ながら他の乗員の身体を
も、液体を擁した二層で囲んでいる。人体自身の流体、
これは主に血液であるが、に働く加速力は同じ強さで防
護服内の液体にも加わる。この結果、体内流体が皮膚に
加えるのと同じ強さの圧迫力が人体表面に作り上げられ
ることになる。このような服は欧州特許明細書EP 0 376
027 B1(D1)により公知である。この公知のD1からの
転換は、比較的多くの分量の液体を必要とし、その液体
は低弾性の服の外側に貯められている。これによりパイ
ロットの身体からは、血管、内臓、皮膚にかかる圧力を
解消したが、骨格、静的筋肉組織などの身体部分には、
体重に内蔵水分の質量の加速係数が加わったものが、さ
らに相当の程度にまで作用することになり、脊柱への負
荷を除去するためのサポート用コルセットの着用が必要
となる。その上D1に従った防護服の場合、パイロットは
他の手助けなしでは航空機への乗降もできないというこ
とになる。水あるいは一般的な流体の充填も航空機の中
でのみ可能である。射出座席による非常脱出も考えられ
ない。また今回引用した防護服を着用するには外部から
の集中的な援助が必要になる。
る。これらの内で本発明に最も近いものは圧力原理で作
動するものであり、パイロットの身体を、さらには複数
座席の航空機の場合には当然ながら他の乗員の身体を
も、液体を擁した二層で囲んでいる。人体自身の流体、
これは主に血液であるが、に働く加速力は同じ強さで防
護服内の液体にも加わる。この結果、体内流体が皮膚に
加えるのと同じ強さの圧迫力が人体表面に作り上げられ
ることになる。このような服は欧州特許明細書EP 0 376
027 B1(D1)により公知である。この公知のD1からの
転換は、比較的多くの分量の液体を必要とし、その液体
は低弾性の服の外側に貯められている。これによりパイ
ロットの身体からは、血管、内臓、皮膚にかかる圧力を
解消したが、骨格、静的筋肉組織などの身体部分には、
体重に内蔵水分の質量の加速係数が加わったものが、さ
らに相当の程度にまで作用することになり、脊柱への負
荷を除去するためのサポート用コルセットの着用が必要
となる。その上D1に従った防護服の場合、パイロットは
他の手助けなしでは航空機への乗降もできないというこ
とになる。水あるいは一般的な流体の充填も航空機の中
でのみ可能である。射出座席による非常脱出も考えられ
ない。また今回引用した防護服を着用するには外部から
の集中的な援助が必要になる。
さらに、基本的には圧力原理に基づくところの米国5,
153,938(D2)により公知の防護服がある。内部服は液
体を充填した平面内な内袋で構成されているが、身体の
大部分は覆われていないままである。その上に着用する
外部服は基本的には非弾性のもので、全体の防護服全体
の形状を整えている。内袋に発生した圧力は、外部服を
通して、内部服では保護されていない身体部分に伝わ
る。
153,938(D2)により公知の防護服がある。内部服は液
体を充填した平面内な内袋で構成されているが、身体の
大部分は覆われていないままである。その上に着用する
外部服は基本的には非弾性のもので、全体の防護服全体
の形状を整えている。内袋に発生した圧力は、外部服を
通して、内部服では保護されていない身体部分に伝わ
る。
この場合、内部服が身体全体は覆わないことにより、
相当な量の流体、すなわち質量と重量とが軽減されるこ
とになるが、D2で特許請求された服は、それでもまだ重
いものである。この重量をさらに減らし、活動の自由度
を高めるために、D2にあっては腕部への圧力補償は全く
行なわなくした。その代りに弾性のあるアームレットが
使用されているが、その補償効果は加速度により変わる
ものであって、血液に働く加速度力が追加されて腕部の
体積が膨張すれば、アームレットの弾性材料に働く張力
もその分増加することになる。
相当な量の流体、すなわち質量と重量とが軽減されるこ
とになるが、D2で特許請求された服は、それでもまだ重
いものである。この重量をさらに減らし、活動の自由度
を高めるために、D2にあっては腕部への圧力補償は全く
行なわなくした。その代りに弾性のあるアームレットが
使用されているが、その補償効果は加速度により変わる
ものであって、血液に働く加速度力が追加されて腕部の
体積が膨張すれば、アームレットの弾性材料に働く張力
もその分増加することになる。
さらに純粋に圧力原理に基づいた別の防護服が、スイ
ス特許明細書CH 687 573(D3)により公知であるが、こ
れは一体型として作られており、撓まない外皮が外部服
を形成している。この場合にも防護服が非常に重いとい
う欠点がある。
ス特許明細書CH 687 573(D3)により公知であるが、こ
れは一体型として作られており、撓まない外皮が外部服
を形成している。この場合にも防護服が非常に重いとい
う欠点がある。
本発明の取り組む目的は、高性能航空機が旋回飛行を
行なう際に、主に瞬間的、局所的にZ軸方向に発生する
加速度力の影響から防護し、従来公知のものよりも軽
く、着用者自身が他の援助を必要としないで着脱するこ
とができ、着用者が航空機への乗降も援助なしで行な
え、さらに着用者が航空機の外においては概ね通常の活
動ができる防護服を製造することにある。
行なう際に、主に瞬間的、局所的にZ軸方向に発生する
加速度力の影響から防護し、従来公知のものよりも軽
く、着用者自身が他の援助を必要としないで着脱するこ
とができ、着用者が航空機への乗降も援助なしで行な
え、さらに着用者が航空機の外においては概ね通常の活
動ができる防護服を製造することにある。
ここに述べた取り組むべき目的については、請求の範
囲1においてその基本的特徴が記載されており、それに
続く請求の範囲において、さらなる有利な結果について
記載されている。
囲1においてその基本的特徴が記載されており、それに
続く請求の範囲において、さらなる有利な結果について
記載されている。
本発明の提案を添付図面を参照してさらに詳細に説明
する。図示されているのは次の通りである。
する。図示されているのは次の通りである。
第1図は、防護服の重ねて作った層の断面図である。
第2a図は、層の平面図である。
第2b図は、層の第一断面図である。
第2c図は、層の第二断面図である。
第2d図は、層の接続部分に関する第一配置の第三断面で
ある。
ある。
第3図は、接続部分に関する第二配置である。
第4図は、接続部分に関する第三配置である。
第5a図は、平面図である。
第5b図は、接続部分に関する第四配置の側面図である。
第6図は、防護服の第一構成例の二つの変形例を示した
正面立面図である。
正面立面図である。
第7図は、第一構成例の背面からの詳細図である。
第8図は、第6図による構成例の外部の正面図である。
第9a図は、閉鎖装置の第一構成例の断面図である。
第9b図は、閉鎖装置の第二構成例の断面図である。
第9c図は、第9b図による変形例の断面図である。
第10図は、閉鎖装置の第三構成例の断面図である。
第11図は、防護服の第二構成例の正面図である。
第12図は、第11図の背面図である。
第13a図は、閉鎖装置の第四構成例の断面図である。
第13b図は、閉鎖装置の第五構成例の断面図である。
第14図は、第1図の変形例である。
第15図は、本発明の詳細部分の斜視図である。
本発明による防護服は基本的に、四肢および胴体、あ
るいは特殊な内張1を覆う一方の下着と、他方の通常の
コンビネーション飛行服2との間のある布地の中間部分
に関するものである。以下の図面で詳細に示されている
通り、非弾性材料でできた外皮3に包まれて、中に液体
を充填した二重壁構造の表皮4があり、乗員の身体の大
部分を覆っている。
るいは特殊な内張1を覆う一方の下着と、他方の通常の
コンビネーション飛行服2との間のある布地の中間部分
に関するものである。以下の図面で詳細に示されている
通り、非弾性材料でできた外皮3に包まれて、中に液体
を充填した二重壁構造の表皮4があり、乗員の身体の大
部分を覆っている。
第1図はこの構造の断面略図の一部を示す。
二重壁表皮4は、限定的な弾性を有するもの、または
非弾性的で、装着されるプラスチック材料であってもよ
い。二重壁表皮は外壁6と内壁7とから成っているが、
両壁は接続部分8で接合しているため中空空間5が形成
されており、その中が流体9で満たされている。流体9
は、例えば水であってもよいが、流動性及び(あるい
は)濃度に作用する添加剤が入っていてもよい。
非弾性的で、装着されるプラスチック材料であってもよ
い。二重壁表皮は外壁6と内壁7とから成っているが、
両壁は接続部分8で接合しているため中空空間5が形成
されており、その中が流体9で満たされている。流体9
は、例えば水であってもよいが、流動性及び(あるい
は)濃度に作用する添加剤が入っていてもよい。
第2a、b、c、d図は、接続部分8の壁6、7への取
付けについて詳細を示したものである。これらの接続部
分は融接、接着、あるいは縫着によって得られる。第2a
図では、防護服の一部から、一例として6つの接続部分
のある部分が略図で示されている。各接続部分は、細長
いストリップ状をしている。第2b図のAA断面が示す通
り、壁6、7の間の中空空間5に、流体9を流入し、圧
力が加わえられると、ストリップ状の接続部分8の両端
の間隔は狭められる。これと同じことが、第2図cのBB
断面に示されているように、接続部分8の横方向の分離
についてもいえる。
付けについて詳細を示したものである。これらの接続部
分は融接、接着、あるいは縫着によって得られる。第2a
図では、防護服の一部から、一例として6つの接続部分
のある部分が略図で示されている。各接続部分は、細長
いストリップ状をしている。第2b図のAA断面が示す通
り、壁6、7の間の中空空間5に、流体9を流入し、圧
力が加わえられると、ストリップ状の接続部分8の両端
の間隔は狭められる。これと同じことが、第2図cのBB
断面に示されているように、接続部分8の横方向の分離
についてもいえる。
この壁6、7の形成が、人体の一部、例えば腿の周囲
で行なわれる場合には、第2d図に示すような結果とな
る。
で行なわれる場合には、第2d図に示すような結果とな
る。
中空空間5が膨らみ、内壁7が腿を圧迫するようにな
り、一方で外壁6は非弾性外皮3を圧迫し、張力σを生
じさせる。これによって中空空間5内において圧力pが
生じ、それによって外皮3における張力σを決定して、
一定の張力に対し一定の圧力が対応することになる。構
造上の理由で流体充填された中空空間5を設けることが
できない位置においては(後述)、人体に隣接する外皮
上に、張力σに対応した流体圧pが生じる。
り、一方で外壁6は非弾性外皮3を圧迫し、張力σを生
じさせる。これによって中空空間5内において圧力pが
生じ、それによって外皮3における張力σを決定して、
一定の張力に対し一定の圧力が対応することになる。構
造上の理由で流体充填された中空空間5を設けることが
できない位置においては(後述)、人体に隣接する外皮
上に、張力σに対応した流体圧pが生じる。
第3図、第4図、第5a図、第5b図は、接続部分の様々
な配置を示しており、流体9が中空空間5を膨らませる
と、二重壁表皮4が予め定めた通りの形に完全に変形す
ることになる。
な配置を示しており、流体9が中空空間5を膨らませる
と、二重壁表皮4が予め定めた通りの形に完全に変形す
ることになる。
第3図では、接続部分8が平行で、ずれた配列となっ
ている。壁6、7の間にできている中空空間に存在する
流体9に圧力がかかると、接続部分8に力の影響(第3
図の小矢印10)が生じる。この結果、壁6、7間の構造
の間隔が、望ましくは接続部分8の方向に対して直角な
方向(第3図中の大矢印11)に短くなる。この配置で
は、これより若干程度が小さいが、接続部分8の直線方
向(大矢印12)でも同じように間隔が短縮する。この配
置では壁6、7間の流体9は、大きな流動性を有し、直
線接続部分の方向に沿ってならびに、それに対して直角
な方向にも流れることが可能となる。
ている。壁6、7の間にできている中空空間に存在する
流体9に圧力がかかると、接続部分8に力の影響(第3
図の小矢印10)が生じる。この結果、壁6、7間の構造
の間隔が、望ましくは接続部分8の方向に対して直角な
方向(第3図中の大矢印11)に短くなる。この配置で
は、これより若干程度が小さいが、接続部分8の直線方
向(大矢印12)でも同じように間隔が短縮する。この配
置では壁6、7間の流体9は、大きな流動性を有し、直
線接続部分の方向に沿ってならびに、それに対して直角
な方向にも流れることが可能となる。
第4図に示された配置は、第3図とは対照的に、接続
部分8がジグザグ配置となっているため、概ね等方性を
持った張力を生じさせ、壁6、7の平面上での両同方向
の突出が、ほとんど同じ大きさであるか、少なくとも大
体同じ大きさになる。その結果、接続部分8において、
その表面エリアの寸法につき概ね等方向の収縮を得るこ
とが可能になる。第4図の右半分に示されているよう
に、ジグザグ形の接続部分8には、切れ目13を入れても
よい。これにより、本質的に各中空空間5間において流
体9が移動する幾分かの制限を、改善することが可能で
ある。
部分8がジグザグ配置となっているため、概ね等方性を
持った張力を生じさせ、壁6、7の平面上での両同方向
の突出が、ほとんど同じ大きさであるか、少なくとも大
体同じ大きさになる。その結果、接続部分8において、
その表面エリアの寸法につき概ね等方向の収縮を得るこ
とが可能になる。第4図の右半分に示されているよう
に、ジグザグ形の接続部分8には、切れ目13を入れても
よい。これにより、本質的に各中空空間5間において流
体9が移動する幾分かの制限を、改善することが可能で
ある。
ここに述べたコーナーが、鋭角的なジグザグ形に代え
て、曲線で形成することも本発明の範囲に含まれてお
り、また狭い意味でのジグザグ形ではなく、波形をした
ものも可能である。それらすべての構成も含め、本概念
の範囲内にあると理解されるべきである。
て、曲線で形成することも本発明の範囲に含まれてお
り、また狭い意味でのジグザグ形ではなく、波形をした
ものも可能である。それらすべての構成も含め、本概念
の範囲内にあると理解されるべきである。
第5a図、第5b図は、例えば8つの放射状に直線的に取
付けられた接続部分が圧力を受けて変形しているところ
を示している。第5a図には平面図が、第4b図には一部が
断面の側面図が示されている。接続部分8同士の間の間
隔は、二つの接続部分上の対応する地点間の間隔に概ね
比例して短縮するので、その配置は水平面から樽型に盛
り上がり、バスケット14を形作る。
付けられた接続部分が圧力を受けて変形しているところ
を示している。第5a図には平面図が、第4b図には一部が
断面の側面図が示されている。接続部分8同士の間の間
隔は、二つの接続部分上の対応する地点間の間隔に概ね
比例して短縮するので、その配置は水平面から樽型に盛
り上がり、バスケット14を形作る。
このような配置は、人体上の湾曲している囲むべき部
分、例えば肘、膝、尻などの用途に利用され、また第3
図の配置は、人体の内で円筒形あるいは平らな部分に利
用されるのが好ましい。
分、例えば肘、膝、尻などの用途に利用され、また第3
図の配置は、人体の内で円筒形あるいは平らな部分に利
用されるのが好ましい。
第6図は、第一の構成例について、そのいくつかの変
形例を同時に示すものである。これらにおいては外皮3
が取り除かれ、二重壁表皮4の構造を容易に見ることが
できるようになっている。
形例を同時に示すものである。これらにおいては外皮3
が取り除かれ、二重壁表皮4の構造を容易に見ることが
できるようになっている。
接続部分8の構造に関して、種々の変形例が示されて
いる。各表面には第3図の構造をしたものが付けられて
おり、これらは胸、腕、脚下部などのように、平らまた
は円筒型であって、囲んだ方がよい人体部分である。読
者から見て左側の腿には第3図に関するものと同じよう
な構造が付けられているが、交互の連続配置となってお
り、鼠蹊部に折り目がつかないようになっている。
いる。各表面には第3図の構造をしたものが付けられて
おり、これらは胸、腕、脚下部などのように、平らまた
は円筒型であって、囲んだ方がよい人体部分である。読
者から見て左側の腿には第3図に関するものと同じよう
な構造が付けられているが、交互の連続配置となってお
り、鼠蹊部に折り目がつかないようになっている。
同じ脚の膝には第5a、b図に関する構造体が取り付け
られているが、もう一方の膝は、二重壁表皮4で覆われ
ておらず、防護のためだけに弾性のある挿入部15が取り
付けられている。その他の構造は、第4図に従って構成
されている。胴体部分の両半分は同じ構造で構成されて
いることは明らかである。両腕は、二重壁表皮4に関し
ては防護服の他の部分とは別に作られ、いずれも弾性の
ある挿入部16を介して取付けられている。
られているが、もう一方の膝は、二重壁表皮4で覆われ
ておらず、防護のためだけに弾性のある挿入部15が取り
付けられている。その他の構造は、第4図に従って構成
されている。胴体部分の両半分は同じ構造で構成されて
いることは明らかである。両腕は、二重壁表皮4に関し
ては防護服の他の部分とは別に作られ、いずれも弾性の
ある挿入部16を介して取付けられている。
この構成例の変形例としては、アームレットは取り付
けず、防護服は弾性挿入部16で終端している。第6図の
正面立面図に示されたような構成された二重壁表皮4
の、内張1への取付けには、例えばベルクロファスナや
ジップファスナ(図示されていない)を用いる。外皮3
には服の全長にわたるジップファスナ17が設けられてい
る。防護服の両肩には幅広いフラップ18が、例えばベル
クロファスナによって取付けられている。図の右側のフ
ラップ18は、腕の部分のないタイプのもの用として幅が
狭く、一方、図の左側の方は幅広く作られている。防護
服を着易くするために短いジップファスナ26が二つ、股
の部分に付けてある。
けず、防護服は弾性挿入部16で終端している。第6図の
正面立面図に示されたような構成された二重壁表皮4
の、内張1への取付けには、例えばベルクロファスナや
ジップファスナ(図示されていない)を用いる。外皮3
には服の全長にわたるジップファスナ17が設けられてい
る。防護服の両肩には幅広いフラップ18が、例えばベル
クロファスナによって取付けられている。図の右側のフ
ラップ18は、腕の部分のないタイプのもの用として幅が
狭く、一方、図の左側の方は幅広く作られている。防護
服を着易くするために短いジップファスナ26が二つ、股
の部分に付けてある。
防護服のアームレットにも、その全長にわたって同様
にジップファスナ19が設けられている。二重壁表皮4
は、いくつかの個別のパーツで構成されるのが望まし
く、それらは互いに、あるいは内張1と、ジップファス
ナまたはベルクロファスナで接合される。これらの各個
別のパーツ、例えば前方部分20、腕環部21、胸部24には
下部ならびに上部弁22、23が付いている。これらは上述
の各パーツへの充填用ならびに通風用である。
にジップファスナ19が設けられている。二重壁表皮4
は、いくつかの個別のパーツで構成されるのが望まし
く、それらは互いに、あるいは内張1と、ジップファス
ナまたはベルクロファスナで接合される。これらの各個
別のパーツ、例えば前方部分20、腕環部21、胸部24には
下部ならびに上部弁22、23が付いている。これらは上述
の各パーツへの充填用ならびに通風用である。
第7図は、第6図の構成例の背面側を示している。参
照符号25で表わされる背部は、脚の後部分をも含むもの
であり、流体を循環させるために胸部部分25につなぐこ
とが可能である。
照符号25で表わされる背部は、脚の後部分をも含むもの
であり、流体を循環させるために胸部部分25につなぐこ
とが可能である。
上部では接続部分8が、基本的に垂直に並んでおり、
張力は主として水平方向加わり、腹腔内の器官に外部か
らの圧力を加える。従ってその体積は限定されたもので
あって、血液がそこに集まることはできない。この背部
で見られる配置は前方にも続いている。尻部は、第5a、
b図の構造で覆われて、尻部の各半分が、図示の通りの
中空形状部で別々に保持されている。
張力は主として水平方向加わり、腹腔内の器官に外部か
らの圧力を加える。従ってその体積は限定されたもので
あって、血液がそこに集まることはできない。この背部
で見られる配置は前方にも続いている。尻部は、第5a、
b図の構造で覆われて、尻部の各半分が、図示の通りの
中空形状部で別々に保持されている。
下方につながる部分では、特に腿が周囲方向に引張圧
力を受ける。
力を受ける。
第8図は、外皮3を閉じた防護服の正面図である。こ
こにはもう一つのジップファスナ27が表わされている
が、その操作の仕方については第9a図にさらに詳しく示
されている。他に六つのジップファスナ28が、ベルクロ
ファスナ30を備えたフラップ29で覆われている。この点
については、第9b図でよりさらに説明する。同様にそれ
ぞれの腕の下には閉鎖装置があり、これもフラップ29で
同じように覆われている。これらの詳細に関しては第9c
図で見ることができる。
こにはもう一つのジップファスナ27が表わされている
が、その操作の仕方については第9a図にさらに詳しく示
されている。他に六つのジップファスナ28が、ベルクロ
ファスナ30を備えたフラップ29で覆われている。この点
については、第9b図でよりさらに説明する。同様にそれ
ぞれの腕の下には閉鎖装置があり、これもフラップ29で
同じように覆われている。これらの詳細に関しては第9c
図で見ることができる。
上述の閉鎖装置の目的は、外皮3上に基礎となる張力
を生じさせことであり、それにより中空空間5内に基礎
的な圧力を起こさせ、流体9を身体すなわち服の全長に
わたって配給することにある。このようにすれば、流体
9用の貯蔵器を内蔵しなくてすむ。
を生じさせことであり、それにより中空空間5内に基礎
的な圧力を起こさせ、流体9を身体すなわち服の全長に
わたって配給することにある。このようにすれば、流体
9用の貯蔵器を内蔵しなくてすむ。
第9a、b、c図の説明は、第8図による外皮3の張力
機構の詳細に関するものである。
機構の詳細に関するものである。
第9a図は、AA断面におけるジップファスナ27を示して
いる。判り易くするために、内張1、二重壁表皮4およ
び外皮3は幾分離してある。ジップファスナ27の二つの
部分は、軽量織物材料で作られた挿入部31によって接合
されている。着用者の身体は軽い斜線ハッチングで示さ
れている。
いる。判り易くするために、内張1、二重壁表皮4およ
び外皮3は幾分離してある。ジップファスナ27の二つの
部分は、軽量織物材料で作られた挿入部31によって接合
されている。着用者の身体は軽い斜線ハッチングで示さ
れている。
第8図のBB断面は、第9b図に示されている。この断面
は、第8図によるフラップ29で覆われた六つの張力機構
すべてに適用されている。ベルクロファスナ30により閉
じられるフラップ29を除けば、この機構の他の構造は第
9a図に示したのと同じであり、閉じたジップファスナ27
が、挿入部31の上を渡っており、外皮3、4および内張
1は、図面の都合上幾分離して表示されており、また着
用者の身体は軽い斜線ハッチングで示されている。
は、第8図によるフラップ29で覆われた六つの張力機構
すべてに適用されている。ベルクロファスナ30により閉
じられるフラップ29を除けば、この機構の他の構造は第
9a図に示したのと同じであり、閉じたジップファスナ27
が、挿入部31の上を渡っており、外皮3、4および内張
1は、図面の都合上幾分離して表示されており、また着
用者の身体は軽い斜線ハッチングで示されている。
第8図のCC断面による配置の構成は、BB断面に相当す
るものであり、第9c図に示されている。この場合、ジッ
プファスナの代りにひもを用いるのも本発明に関するも
のである。こうして防護服の胸部の幅が、第9c図による
配置によって調整可能となる。
るものであり、第9c図に示されている。この場合、ジッ
プファスナの代りにひもを用いるのも本発明に関するも
のである。こうして防護服の胸部の幅が、第9c図による
配置によって調整可能となる。
第10図に略図化して示されているように、ジップファ
スナ27、28に沿わせて空圧式の張力装置を備えることも
可能である。第3図による構造要素が、ジップファスナ
27、28に沿って、少なくともその長さと同じだけ、外皮
3に組み込まれ、細長い内袋32を形成する。またこの場
合、端部外側に接続部分8を介在させることもできる。
ジップファスナ27、28を閉めた後、搭載した圧縮空気シ
ステムによって、内袋32の圧力を予定の設定値まで上げ
る。このときの圧力は、乗員の両脚を取り囲んでいる最
深部の流体充填構造における加速度の影響により可能な
最高値よりもさらに高いものでなければならない。これ
によって一方で、ジップファスナ27、28の閉鎖部に圧力
がかからないですみ、他方で必要な予め設定した外皮3
の基礎張力も確保されることになる。
スナ27、28に沿わせて空圧式の張力装置を備えることも
可能である。第3図による構造要素が、ジップファスナ
27、28に沿って、少なくともその長さと同じだけ、外皮
3に組み込まれ、細長い内袋32を形成する。またこの場
合、端部外側に接続部分8を介在させることもできる。
ジップファスナ27、28を閉めた後、搭載した圧縮空気シ
ステムによって、内袋32の圧力を予定の設定値まで上げ
る。このときの圧力は、乗員の両脚を取り囲んでいる最
深部の流体充填構造における加速度の影響により可能な
最高値よりもさらに高いものでなければならない。これ
によって一方で、ジップファスナ27、28の閉鎖部に圧力
がかからないですみ、他方で必要な予め設定した外皮3
の基礎張力も確保されることになる。
本発明に係る防護服の第二構成例が、第11図ならびに
第12図に示されている。
第12図に示されている。
第11図は正面を表わしたものであり、第12図は同じも
のの背面である。ここに示した例は、両腕、両膝、尻、
鼠蹊部は覆っておらず、従って腹部を含む上半身、脚上
部および下部が、圧力補償を有する。さらに第11図、第
12図の右側半分にのみ示されているように、張力の働い
ていない腕環部35上に細長い容器34の付いた圧力スリー
ブ33によって、下腕を包むことも可能である。圧力スリ
ーブ33および容器34には、第11図、12中の流体を擁する
他のすべての要素と同様に、上部弁及び下部弁22、23が
取付けられている。腕環部35は破線で示されている。
のの背面である。ここに示した例は、両腕、両膝、尻、
鼠蹊部は覆っておらず、従って腹部を含む上半身、脚上
部および下部が、圧力補償を有する。さらに第11図、第
12図の右側半分にのみ示されているように、張力の働い
ていない腕環部35上に細長い容器34の付いた圧力スリー
ブ33によって、下腕を包むことも可能である。圧力スリ
ーブ33および容器34には、第11図、12中の流体を擁する
他のすべての要素と同様に、上部弁及び下部弁22、23が
取付けられている。腕環部35は破線で示されている。
上半身は、簡単なジップファスナ37で閉じることので
きる上部36によって囲まれている。外皮3用の張力装置
38は腕の下に取付けられているが、これについては第10
図において説明した。両腿は腿部分39により、両脚下部
は下脚部分40によって囲まれている。それらの閉鎖なら
びに張力装置は、第13a、b図に示されている。
きる上部36によって囲まれている。外皮3用の張力装置
38は腕の下に取付けられているが、これについては第10
図において説明した。両腿は腿部分39により、両脚下部
は下脚部分40によって囲まれている。それらの閉鎖なら
びに張力装置は、第13a、b図に示されている。
上部36、腿部分39および脛部分40は、流体力学的には
一つのシステムとなっている。
一つのシステムとなっている。
これらは、接続要素42の形をした二重壁表皮4によっ
て垂直方向に結合されている。さらに弾性織物バンド43
が付けられており、防護服をフィットさせ、形状を整え
ている。
て垂直方向に結合されている。さらに弾性織物バンド43
が付けられており、防護服をフィットさせ、形状を整え
ている。
上部36は、両肩上に、同じように二重壁表皮を有し、
この地点における容器の役目を果たしている二つの幅広
ストラップ55で閉じられている。第13a、b図は、閉鎖
ならびに張力装置41の2つの変更態様、および張力装置
38の若干の変形例について説明するものである。
この地点における容器の役目を果たしている二つの幅広
ストラップ55で閉じられている。第13a、b図は、閉鎖
ならびに張力装置41の2つの変更態様、および張力装置
38の若干の変形例について説明するものである。
第13a図による第一形列は、略図化して示した腿44の
周囲に配置された腿部分39を例として示すものである。
第一のジップファスナ45により、腿部分39は、その長さ
いっぱいまで開けられる。第二のジップファスナ46は、
弾性織物バンド47によって腿部分に接合されており、挿
入部48の上を渡っている。
周囲に配置された腿部分39を例として示すものである。
第一のジップファスナ45により、腿部分39は、その長さ
いっぱいまで開けられる。第二のジップファスナ46は、
弾性織物バンド47によって腿部分に接合されており、挿
入部48の上を渡っている。
防護服を着るときにはまず、ジップファスナ45、46を
開き、次にジップファスナ45を閉じる。この時点ではこ
の防護服の着用者はまだ完全に自由に動ける。次にジッ
プファスナ46を閉じると幾分制限され、第三のジップフ
ァスナ49a、bを閉じると、さらに制限される。このと
きの活動の自由度は航空機の操縦のためには十分なもの
であるが、歩行するには十分ではない。もう一つの挿入
部51の上を渡る第四のジップファスナ50を次に引っ張っ
て閉じると、中空空間5の中の流体9の上方への配給が
開始される。ベルクロファスナ52は、ジップファスナ4
5、46、49、50のすべてを閉じる前に、その時の着用者
の要求に防護服に合わせるように働く。
開き、次にジップファスナ45を閉じる。この時点ではこ
の防護服の着用者はまだ完全に自由に動ける。次にジッ
プファスナ46を閉じると幾分制限され、第三のジップフ
ァスナ49a、bを閉じると、さらに制限される。このと
きの活動の自由度は航空機の操縦のためには十分なもの
であるが、歩行するには十分ではない。もう一つの挿入
部51の上を渡る第四のジップファスナ50を次に引っ張っ
て閉じると、中空空間5の中の流体9の上方への配給が
開始される。ベルクロファスナ52は、ジップファスナ4
5、46、49、50のすべてを閉じる前に、その時の着用者
の要求に防護服に合わせるように働く。
図13bによる変形例では、ジップファスナ50と挿入部5
1に代えて、表皮4に似た構造のものが、この場合は空
気圧式であるが、張力要素54として取り付けられてい
る。ジップファスナ49を閉じた後、搭載した圧縮空気シ
ステムにより張力装置54を予め定めた圧力にまで膨らま
せ、腿に取付けた場合であれば、第10図において述べた
のと同様に、腿部分を短縮し張力を発生させる。
1に代えて、表皮4に似た構造のものが、この場合は空
気圧式であるが、張力要素54として取り付けられてい
る。ジップファスナ49を閉じた後、搭載した圧縮空気シ
ステムにより張力装置54を予め定めた圧力にまで膨らま
せ、腿に取付けた場合であれば、第10図において述べた
のと同様に、腿部分を短縮し張力を発生させる。
第15図は本発明の詳細を示す。ここでは脛部分40が、
表皮4と同じ構造をし流体で充填されるストラップ53と
なって延びている。このストラップ53は靴ひもで締める
飛行用ブーツ(図示されていない)の中に位置する。ス
トラップ53中で加速度に依存する圧力と大きさとが増加
すると、飛行靴の中の血圧もまた上昇し、その結果、足
の静脈内の血行を制限することになる。
表皮4と同じ構造をし流体で充填されるストラップ53と
なって延びている。このストラップ53は靴ひもで締める
飛行用ブーツ(図示されていない)の中に位置する。ス
トラップ53中で加速度に依存する圧力と大きさとが増加
すると、飛行靴の中の血圧もまた上昇し、その結果、足
の静脈内の血行を制限することになる。
第11図、第12図に示した構造例とは反対に、重量を比
較的大きく減らせるという利点がある。しかしこれは
膝、尻、そしてもっとも重大なことに腕下部を、覆わな
いままにしておくという負担を負うことによって得られ
る。これに関して、尻および膝の静脈は、比較的丈夫な
筋肉組織の層あるいは結合組織で覆われていると考える
ことができる。
較的大きく減らせるという利点がある。しかしこれは
膝、尻、そしてもっとも重大なことに腕下部を、覆わな
いままにしておくという負担を負うことによって得られ
る。これに関して、尻および膝の静脈は、比較的丈夫な
筋肉組織の層あるいは結合組織で覆われていると考える
ことができる。
フロントページの続き
(56)参考文献 特表 平5−500178(JP,A)
特表 平10−500916(JP,A)
米国特許4925133(US,A)
米国特許5153938(US,A)
スイス国特許発明687573(CH,A
5)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B64D 10/00
A41D 13/00
A41D 13/02
Claims (27)
- 【請求項1】高性能航空機が、カーブを描いて飛行する
時に生ずる加速力に対し防護するため、二重壁とそれに
より生じた中空空間(5)が流体(9)で満たされ、瞬
間的且つ局部的にZ軸方向の加速度が≠1gと成る場合、
着用者に加わる内力に対応する補償外力が生じる服にお
いて、服が、弾性的で、流体に対する防水材料から成る
二重壁表皮(4)を具備し、 前記表皮(4)が、着用者から最も外側の壁(7)と着
用者に最も近い壁(6)とから成り、壁(6、7)が接
続部分(8)において接合され、それにより表皮(4)
の壁(6、7)の間に中空空間(5)を作り、 伸張性の低い織布の外皮(3)が、内側の二重壁表皮
(4)を囲み、外皮(3)と共に着用者身体の大部分を
囲み、 さらに内張(1)の形の更なる層があって、これが二重
壁表皮(4)と着用者身体との間に入り、少なくとも部
分的に外皮(3)に接合されており、 中空空間(5)が、連続する流体柱を形成し、 二重表皮(4)の内壁(7)が、流体柱の高さと瞬間的
に局所的なZ軸方向の加速度の影響とに相当する圧力を
着用者の身体に加え、 内皮(3)の中に、この圧力による張力が作られ、これ
が二重壁表皮(4)で覆われていない身体部分に伝達さ
れて、圧力を張力に対応してその身体部分で作ることが
でき、 中空空間(5)の境界となる接続部分(8)が、中空空
間(5)に存在する流体圧力によって生じる変形によ
り、二重壁表皮(4)が折り目無しで着用者の身体を覆
うような、構造で配置されており、 着用者の瞬間的な身体状態に合わせるように、閉じるた
めの手段と、服の外皮(3)に張力を加える手段と有す
る、 ことを特徴とする服。 - 【請求項2】接続部分(8)が、接着されることを特徴
とする請求の範囲1に記載の服。 - 【請求項3】接続部分(8)が、固着されることを特徴
とする請求の範囲1に記載の服。 - 【請求項4】接続部分(8)が、縫い合わせ及びシール
により作られることを特徴とする請求の範囲1に記載の
服。 - 【請求項5】頚部と、頭部と、手と、足とを除く全身を
実質的に覆うので、胸部部分(24)と、前方部分(20)
と、背部部分(25)と、腕環部分(21)と、腿部分(3
9)及び脛部分(40)とを含む脚部部分とを有すること
を特徴とする請求の範囲1、請求の範囲2〜4のいずれ
か一つに記載の加速度力に対する保護のための服。 - 【請求項6】着用者の背部全体と脚のみを覆うことを特
徴とする請求の範囲1、請求の範囲2〜4のいずれか一
つに記載の服。 - 【請求項7】上部(36)を用いて胃/腹部領域を含む上
半身と、腿部分(39)及び脛部分(40)を用いて下部脚
のみを覆うので、腕と、座面と、膝とは自由なままであ
り、自由な身体部分が、服の上記部分に接合し接続要素
(42)の形の手段を有する弾性織物バンド(43)によ
り、少なくとも部分的に覆われて、流体柱が、服の全高
にわたって伸びることができることを特徴とする請求の
範囲1、請求の範囲2〜4のいずれか一つに記載の服。 - 【請求項8】中空空間(5)とそれらを分割する接続部
分(8)とが、服を合わせて閉じるための手段が配置さ
れる箇所のみを除いて、服全体にわたって伸びているこ
とを特徴とする請求の範囲5、6または7のいずれか一
つに記載の加速力に対し防護するための服。 - 【請求項9】個々の接続部分(8)が、本質的に互いに
平行な線上に配置され、接続部分(8)の離れが、ある
程度それらの横方向の分離部分に対応して、単一線上に
配置することを特徴とする請求の範囲5、6または7の
いずれか一つに記載の加速力に対し防護するための服。 - 【請求項10】接続部分(8)が、本質的に互いに平行
に走り長さがある程度その横方向に分離した部分に対応
して直線内にあり、 個々の接続部分(8)が、二つの接続部分(8)の横方
向分離部分の半分の距離だけずれた二つのグループの平
行線上に本質的に配置し、個々の線上に位置する接続部
分(8)の分離部分が、それらの横方向分離部分の約二
倍に相当する、 ことを特徴とする請求の範囲5、6または7のいずれか
一つに記載の加速力に対し防護するための服。 - 【請求項11】個々の接続部分(8)が、本質的に一点
の周りに放射状に配置された直線上にあり、接続部分
(8)の配置が、相互接続された壁(6、7)をバスケ
ット型変形するのに、適切であるようにできることを特
徴とする請求の範囲5、6又は7のいずれか一つに記載
の加速力に対し防護するための服。 - 【請求項12】閉じる手段が、ジップファスナ(17、1
9)であることを特徴とする請求の範囲5、6または7
のいずれか一つに記載の加速度力に対し防護するための
服。 - 【請求項13】ベルクロファスナを備えたフラップ(1
8)を有し、肩に被さって垂れるフラップ(18)により
閉じることができることを特徴とする請求の範囲5また
は6に記載の服。 - 【請求項14】外皮(3)に張力を加える手段が、複数
のジップファスナ(27、28)を含み、各場合でジップフ
ァスナが、半部分によってそれぞれ外皮(3)と、閉め
る際にジップファスナ(27、28)を渡る挿入部(31)と
に接合され、ジップファスナ(27、28)の閉鎖により外
皮(3)に張力が掛かる、ことを特徴とする請求の範囲
5または請求の範囲6に記載の服。 - 【請求項15】外皮(3)に張力を加える手段が、ジッ
プファスナ(27、28)の全長にわたって伸び且つ、ジッ
プファスナ(27、28)の力の領域内に配置された長い内
袋(32)を含み、圧縮空気で膨らんだとき横方向に短く
なって外皮(3)に所定の張力を加えることを特徴とす
る請求の範囲5、6、7または請求の範囲14のいずれか
一つに記載の服。 - 【請求項16】外皮(3)と内張1とが、同一の低延伸
性材料で作られており、 上部部分(36)と、腿部分(39)と、脛部分(40)と
が、それら自体の第一のジップファスナ(37,45)を利
用して、各々閉じることができ、 前記部分すなわち上部分(36)、腿部分(39)、脛部分
(40)すべてが、張力装置を有し、 外皮(3)と内張(1)とが、それぞれ共に保持されて
且つジップファスナ(37、45)の半部分に固定されてい
る、 ことを特徴とする請求の範囲5、6、7または請求の範
囲13のいずれか一つに記載の服。 - 【請求項17】上部部分(36)の上の外皮(3)と内張
(1)と共に保持されて、ジップファスナ(37、45)の
別の半部分に固定されており、 上部部分(36)用の張力装置(38)が腋の下に配置され
ている、 ことを特徴とする請求の範囲16に記載の服。 - 【請求項18】張力装置(38、41)が、互いに横に並ん
で延び、第一及び第二の二つのジップファスナ(45、4
6)を有し、その各半部分がそれぞれ一端での外皮
(3)と内張(1)とに接合された、全長にわたって伸
びる織物バンドを用いて接合され、 全長にわたって伸びる弾性織物バンドが、第一と第二と
のジップファスナ(45、46)の間に挿入されており、 第二ジップファスナ(46)が、織物挿入部(48)により
互いに渡されており、 共に接合された外皮(3)と内張(1)との一側が、さ
らに第三ジップファスナ(49a)の半部分に固定され、
その別の半部分(49b)が、その部分について織物挿入
部(51)により渡しされる第四ジップファスナ(50)の
半部分に、織物バンドによって接合されており、 第四ジップファスナ(50)の別の半部分は、その全長に
わたって伸びる織物バンドに接続されており、織物バン
ドにはその全長にわたって伸び、その他端が外皮(3)
に固定されているベルクロファスナ(52)を備え、それ
により、閉じる過程は、第一ジップファスナ(45)及び
次いで第二ジップファスナ(46)を閉じることから始ま
って、第三ジップファスナ(49a、b)を閉じることに
続き、第四ジップファスナ(50)を閉じることにより、
開始のときベルクロファスナが正しい位置に固定されて
いるとの前提条件の下で、最終的に張力が加えられる、 ことを特徴とする請求の範囲16又は請求の範囲17に記載
の服。 - 【請求項19】張力装置(38、41)が、互いに横に並ん
で延び、その各半部分で織物バンドを用いて接合され、
共に接合された外皮(3)と内張(1)の片側まで、全
長にわたって伸びる、第一と第二と二つのジップファス
ナ(45、46)を含み、 その全長にわたって伸びる弾性織物バンドが、第一と第
二とのジップファスナ(45、46)の間に挿入されてお
り、 第二ジップファスナ(46)が、織物挿入部(48)により
互いに渡されており、 共に接合された外皮(3)と内張(1)との一端が、さ
らに第三ジップファスナ(49a)の片側に固定されてお
り、その別の半部分(49b)が、織物バンドをよって、
その全長にわたって伸び圧力が掛かると長手軸に直角に
対し収縮する空気張力要素(54)に接合されており、 空気張力要素(54)の他端が、その全長にわたって伸び
る織物バンドに接続されて、その織物バンドにはその全
長にわたって伸び、その他端部が外皮(3)に固定され
ているベルクロファスナ(52)を備え、それにより、閉
じる過程は、第一ジップファスナ(45)及び次いで第二
ジップファスナ(46)を閉じることから始まって、第三
ジップファスナ(49a、b)を閉じ、始めにベルクロフ
ァスナが、既に正しい位置に固定されたとの前提条件
で、空圧張力要素(54)の膨張による最終的な張力が加
わる、 ことを特徴とする請求の範囲16または請求の範囲17に記
載の服。 - 【請求項20】上部部分(36)と腿部分(39)と脛部分
(40)用の張力装置(38、41)が、同様に製作されるこ
とを特徴とする請求の範囲16、17、18又は19のいずれか
一つに記載の服。 - 【請求項21】上部部分(36)と腿部分(39)と脛部分
(40)用の張力装置(38、41)が異なって製作されるこ
とを特徴とする請求の範囲16、17、18または19に記載の
服。 - 【請求項22】下腕から手首に向けて着用し、織物腕環
部(35)に固定され、同じく腕輪部(35)に固定された
流体(9)用の容器(34)を有する、圧力スリーブ(3
3)を備え、 腕輪部(35)が、弾性挿入部(16)を利用して上部(3
6)に固定されていること、 を特徴とする請求の範囲6又は請求の範囲7に記載の
服。 - 【請求項23】圧力スリーブ(33)及び貯蔵器(34)の
両方が、充填用及び換気用に各々弁(22、23)を有する
ことを特徴とする請求の範囲22に記載の服。 - 【請求項24】少なくとも二つの弁を、最低位と最高位
との位置各々に、流体(9)を充填及び通気のため備え
ることを特徴とする請求の範囲5又は請求の範囲6に記
載の服。 - 【請求項25】各腕環部(21)が、流体(9)で満たす
ため及び通気のため、少なくとも二つの弁(22、23)を
有することを特徴とする請求の範囲5及び請求の範囲16
に記載の服。 - 【請求項26】アームレット(21)が、服の胸部部分
(24)に弾性挿入部(16)によって、接合されているこ
とを特徴とする請求の範囲5に記載の服。 - 【請求項27】服の脛を覆う部分が、互いに接続された
壁(6、7)を含むストラップ(53)で連続しており、 ストラップ(53)が、足の残りの部分を覆う靴に挿入さ
れてそこで固定でき、それにより加速度に比例する補償
圧力が足の血管に掛かることを特徴とする請求の範囲5
または請求の範囲6に記載の服。
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