JP3393065B2 - 鋼管布設現場における鋼管曲げ加工用折り尺状曲げ尺およびそれを用いた鋼管曲げ加工方法 - Google Patents

鋼管布設現場における鋼管曲げ加工用折り尺状曲げ尺およびそれを用いた鋼管曲げ加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば電力線や通
信線等を地中配線する際の保護管等の鋼管を、その布設
現場において所定の形状に曲げ加工する場合などに用い
る鋼管布設現場における鋼管曲げ加工用折り尺状曲げ尺
およびそれを用いた鋼管曲げ加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電力線や通信線等を地中配
線する場合、それらの配線を覆う保護管として、道路等
に形成した掘削溝内に鋼管を埋設し、その鋼管内に電力
線や通信線を配線している。
【0003】この場合、道路の屈曲部や配線経路によっ
ては、鋼管に曲げ加工を施す必要があり、従来は熟練者
が掘削溝内に入ってコンベックス(巻き尺)や紐等を用
いておおよその曲げ位置や角度および長さ等を確認して
パイプベンダ等により現場で鋼管の曲げ加工を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現場で曲げ
加工した鋼管を掘削溝内へ下してみると、曲げ加工した
鋼管に戻りが生じてしまい、充分に曲っていない場合や
曲げ方向がずれる場合が生じて位置が合わないことが発
生する。その不具合は、たとえ数mmの相違でも、鋼管
は、通常、外径が約15cmあり、狭い掘削溝内で曲げ加
工することは困難なため、その都度、鋼管を引き上げ
て、再度、現場で曲げ加工の修正をする必要があった。
【0005】このため、掘削溝内での位置合せと、地上
での曲げ角度や曲げ方向の調整とを何回も繰り返し行わ
なければならす、鋼管の掘削溝内への引下ろしや引上げ
だけでも多大な時間と労力を要する等の問題があった。
この作業には長年の経験やカンを有する熟練工でも、短
時間に精度よく曲げ加工を施すことは困難であったので
ある。
【0006】また上記のような作業に用いるパイプベン
ダとしては、従来一般に鋼管をその軸線方向と略直角方
向に押し出すことによって曲げ加工を施す押し出し式の
ものが多く用いられているが、鋼管の曲げ角度等が分か
っている場合であっても加工時にそれらを測定する手段
がないため精度よく曲げることができない等の不具合が
あった。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みて提案された
もので、上記のような地中配線用保護管等の鋼管をその
布設現場において精度よく、かつ容易・迅速に曲げるこ
とのできる鋼管布設現場における鋼管曲げ加工用折り尺
状曲げ尺およびそれを用いた鋼管曲げ加工方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による鋼管布設現場における鋼管曲げ加工
用折り尺状曲げ尺およびそれを用いた鋼管曲げ加工方法
は以下の構成としたものである。
【0009】即ち、本発明による鋼管布設現場における
鋼管曲げ加工用折り尺状曲げ尺は、鋼管の曲げたい箇所
に押し付けたベンダヘッドを、鋼管の軸線と略直角方向
に押し出すことによって、鋼管を所定の角度もしくは半
径に曲げるにあたり、鋼管の曲げ方向と曲げ角度もしく
は曲げ半径を予め検出する折り尺状の曲げ尺であって、
所定長さの複数枚の板片を互いに屈折可能に連結してお
り、隣り合う板片には、板片の屈折角度を表示する表示
部を設け、隣り合う板片の合せ面には、所定角度毎に屈
折した状態に位置決め保持させる屈折角固定手段を設け
たことを特徴とする。
【0010】また本発明による鋼管布設現場における鋼
管曲げ加工方法は、上記のような鋼管曲げ加工用折り尺
状曲げ尺によって、予め、前記鋼管の曲げ方向と曲げ角
度もしくは曲げ半径を検出し、その検出値に基づいて、
鋼管の曲げたい箇所に押し付けた前記ベンダヘッドを鋼
管の軸線と略直角方向に押し出すことにより、鋼管を所
定の角度もしくは半径に曲げるようにしたことを特徴と
する。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による鋼管曲げ加工
用折り尺状曲げ尺およびそれを用いた鋼管曲げ加工方法
を、図に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0014】図1は本発明に用いる鋼管曲げ加工装置の
一例を示すもので同図(a)は平面図、同図(b)は
正面図である。図示例の鋼管曲げ加工装置は、公知の押
し出し式のパイプベンダ1に鋼管Pの押し出し量を測定
する押し尺2を取付けた構成である。
【0015】そのパイプベンダ1は、金属板よりなる本
体フレーム10に回動可能に取付けた左右一対の鋼管支
持駒11・11に鋼管Pを当接させた状態で上記支持駒
と反対側から油圧ジャッキ12によりベンダヘッド13
を鋼管Pに押付けて曲げ加工を施す構成であり、上記両
支持駒11・11間の本体フレーム上面に鋼管Pの押し
出し量を測定する押し尺2が設けられている。
【0016】その押し尺2は、図2に示すようにベース
プレート20上に進退可能に設けたロッド21の一端側
に鋼管Pの側面に当接する押子22を、他端側にラック
23をそれぞれ設け、そのラック23にかみ合うピニオ
ン24上に回動指針25を一体的に設けた構成である。
26は上記回動指針25の回動軌跡に沿って設けた目盛
板、27は上記進退ロッド21の戻しばね、28は上記
押し尺2をパイプベンダ1の本体フレーム10上に載置
固定するためのマグネットである。
【0017】上記押子22を前記両支持駒11・11間
において鋼管Pの側面に当接させた状態で、押し尺2を
図1に示すように本体フレーム10上に載置すると、上
記マグネット28により押し尺2をその状態に固定する
ことができる。又その状態で鋼管Pの曲げ加工を施す
と、そのときの鋼管Pの押し出し量に応じて押子22を
介して進退ロッド21が移動し、それに連動して前記ラ
ック23およびピニオン24を介して指針25が回動
し、そのときの回動量を目盛板26で読み取ることによ
って鋼管Pの押し出し量を測定することができる。
【0018】なお前記図1において、3は鋼管Pを前記
パイプベンダ1で曲げる際に該鋼管Pを載置固定する曲
げ台(台車)で、その曲げ台3は、図3に示すように下
面側にキャスタ31を有する台座30の上面にパンタグ
ラフジャッキ32を介して鋼管受台33を設けた構成で
ある。その受台33上に鋼管Pを載置し、上記パンタグ
ラフジャッキ32のハンドル32aを回動することによ
って上記鋼管Pの高さを任意に調整することができると
共に、前記キャスタ31によって任意の位置に移動可能
である。
【0019】前記のように構成された鋼管曲げ加工装置
は、加工時の鋼管押し出し量を測定する押し尺2を有す
ので、予め鋼管の曲げ角度や曲げ半径等に対する押し
出し量を算定もしくは測定しておけば、加工時に鋼管の
押し出し量を測定するだけで所定の角度もしくは半径に
曲げることができる。
【0020】表1は上記の曲げ加工装置によって鋼管P
を曲げる際の曲げ角度に対する鋼管Pの押し出し量を示
すものである。なお上記曲げ加工装置の鋼管支持スパ
ン、すなわち前記支持駒11・11の間隔は1200m
m、1250mm、1300mmの3位置に変更可能で
あり、鋼管としては例えばSGP(100A)、SGP
(125A)、SGP(150A)が用いられる。表1
は上記の各場合において上記鋼管支持スパン間に1箇所
だけ曲げ加工を施す場合の鋼管Pの曲げ角度に対する前
記ベンダヘッド13による鋼管Pの押し出し量を示す。
【0021】
【表1】
【0022】前記の鋼管曲げ加工装置により鋼管Pの曲
げ加工を施こす際に、前記ベンダヘッド13による鋼管
Pの押し出し量が上記表1の値となるまで鋼管Pを押し
出すことによって、それぞれの曲げ角度に鋼管Pを曲げ
ることができるものである。なお上記表1中のボビン導
通の可否は、加工後に導通させることができたボビンの
種類等を示すもので、外径が各鋼管の内径よりも約10
mm小径で、長さが400、500、600、800、
1000mmの5種類の筒状の導通試験用ボビンを用
い、加工後に導通させることができたものを○、導通さ
せることができなかったものを×とした。
【0023】表2は鋼管を所定の標準的な曲げ半径とな
るように曲げ加工する場合の曲げ半径に対する鋼管押し
出し量を示すもので、鋼管支持スパンが1200mm、
1250mm、1300mmの各場合において鋼管の軸
線方向に300mmおよび400mmピッチで曲げ加工
を行う場合の鋼管押し出し量を示す。なお表中の例えば
3R時とは、半径が約3mとなるように鋼管を曲げる場
合を表す。
【0024】
【表2】
【0025】前記ベンダヘッド13による鋼管Pの押し
出し量が上記表2の値となるまで、それぞれのピッチで
複数箇所押し出すことによって鋼管Pを表中の所定半径
に曲げることができる。なお表2中の括弧内の数値は導
通可能な最大ボビンサイズを表す。また下記表3は各鋼
管支持スパンおいて鋼管に300mmまたは400mm
ピッチで複数箇所それぞれ所定の曲げ角度になるように
曲げ加工を施したときの鋼管全体の曲げ半径を示す。
【0026】
【表3】
【0027】次に、図4は本発明による曲げ尺の一実施
形態を示すもので、同図(a)は平面図、同図(b)は
側面図、図5(a)〜(d)は一部の拡大図である。
【0028】図示例の曲げ尺4は、所定長さの複数枚の
板片40を蝶ボルト41によって屈折可能に連結した構
成である。42aは蝶ボルト41を挿通するボルト通し
孔、42bは蝶ボルト41を螺合する雌ねじ孔である。
【0029】隣り合う板片40・40の合わせ面には、
その両板片を直線状もしくは所定の角度に屈折させた状
態に位置決め保持させる角度規制用の係合部43a・4
3bが設けられている。その各係合部43a・43b
は、前記雌ねじ孔42bを中心とする放射方向にV字溝
を多数形成した構成であり、その隣り合う板片の係合部
43a・43bを係合させ、蝶ボルト41で連結固定す
ることによって上記両板片を直線状もしくは所定の角度
に屈折させた状態に保持させることができる。
【0030】図示例においては隣り合う板片40・40
を直線状に連結した状態を0度として2度おきの屈折角
度に正確に位置決め保持できるように構成されている。
44a・44bはその屈折角度を表示する指標および目
盛で、その指標44aは各板片40の端部上面に形成さ
れ、その端部は先窄まりに形成されている。
【0031】上記のように構成された曲げ尺4を用いて
例えば地中配線用保護管等の鋼管の曲げ加工を行うに当
たっては、蝶ボルト41を緩くねじ込んだ状態で複数枚
の板片40を連結する。その板片40の数は、配管すべ
き屈曲部の長さ等を勘案して適宜連結すればよい。
【0032】上記のように蝶ボルト41で緩く連結した
曲げ尺4を、図6に示すように配管すべき掘削溝Cに沿
って順次屈折させ、全体がバランスよく湾曲したところ
で蝶ボルト41を順次締め付けて固定する。そのときの
隣り合う板片40の屈折角度を読み取ることによって、
所定長さ毎の鋼管曲げ角度が検出される。上記板片40
の連結ピッチ、すなわち隣り合う蝶ボルト41の間隔
は、本実施形態においては400mmに設定されてお
り、鋼管を400mm毎に曲げるべき角度が検出され
る。
【0033】上記のようにして検出された曲げ角度に応
じて配管すべき鋼管Pの曲げ加工を行うもので、その
際、鋼管Pには図7に示すように曲げる位置を示す縦線
L1と曲げ角度を示す数値および鋼管の真上位置を示す
真上線L2等を記載しておくとよい。
【0034】また上記の曲げ加工は従来公知のパイプベ
ンダ等を用いて実際の曲げ角度を実測しながら加工して
もよいが、前記図1のように押し尺2を有する曲げ加工
装置と、前記表1のように予め算定もしくは測定した曲
げ角度に対する鋼管の押出し量を適用すれば、曲げ加工
時の鋼管押し出し量を測定するだけで所定の曲げ角度に
曲げることができる。
【0035】なお前記表1は所定の鋼管支持スパン間に
1箇所だけ曲げ加工を施す場合の鋼管曲げ角度に対する
鋼管押し出し量であり、所定の鋼管支持スパン間に複数
箇所の曲げ加工を施す場合には上記の押し出し量を適宜
変更する必要がある。下記表4は上記曲げ尺4の連結ピ
ッチに合わせて400mm間隔で曲げ加工を施す場合の
鋼管曲げ角度に対する鋼管押し出し量、およびボビン導
通の可否を示す。
【0036】
【表4】
【0037】上記の実施形態においては、曲げ尺4の連
結ピッチを400mmとし、それに合わせて鋼管Pの曲
げピッチを400mmとしたが、それらのピッチは例え
ば300mmその他任意の寸法に変更可能であり、それ
らのピッチに応じて鋼管の曲げピッチおよび曲げ角度に
対する押し出し量を適宜設定すればよい。下記表5は上
記のピッチを300mmとしたときの鋼管曲げ角度に対
する鋼管押し出し量、およびボビン導通の可否を示す。
【0038】
【表5】
【0039】前記図4および図5の曲げ尺は、隣接する
板片40の屈折方向が一定で、1つの平面内においての
み屈折可能であるが、隣接する板片の屈折方向を可変に
構成すれば、前記の配管すべき鋼管の三次元的な曲げ方
向および曲げ角度をも検出することが可能となる。
【0040】図8はその一例を示すもので、本例におい
ては前記図4における板片40を長手方向に2分割40
a・40bに構成し、その両分割板片40a・40bの
対向側端部に円板状のフランジ45a・45bを一体的
に設けると共に、その両フランジ45a・45bを互い
に突き合わせて連結具5で連結固定する構成である。
【0041】その連結具5は、一端を軸50により開閉
可能に連結した断面略コ字形で半円弧状の一対の連結片
51・52を上記両フランジ45a・45bの外周に嵌
合し、上記両連結片51・52の他端を蝶ボルト53で
連結して締め付け固定する構成である。
【0042】その連結した両分割板片40a・40bに
は、それと同じ分割板片もしくは前記図4の板片40を
連結するもので、分割板片40aには、前記の板片40
と同様に蝶ボルト41を挿通するボルト通し孔42a
と、角度規制用の係合部43aと、指標44aとが設け
られ、分割板片40bには、蝶ボルト41を螺合する雌
ねじ孔42bと、角度規制用の係合部43bと、屈折角
度を表示する目盛44bとが設けられている。
【0043】前記のフランジ45a・45bを互いに突
き合わせて連結具5で連結保持させる際に、図9のよう
に両分割板片40a・40bの板面の向きを変えること
によって、各分割板片に接続される他の板片の屈折方向
を任意に変更することが可能となり、例えば鋼管を三次
元的に屈曲させて配管する場合にも、その曲げ位置や曲
げ方向および角度を容易に検出することができるもので
ある。
【0044】なお上記円板状フランジ45a・45bの
合わせ面には、必要に応じて例えば周方向に所定の角度
毎に互いに係合する菊座や凹凸係合部等を設ければ、上
記両分割板片40a・40bに連結される板片の屈折方
向を容易に設定することができる。また例えば前記図4
の板片40の長手方向中央部を所定角度ねじった構成と
することによっても、その両端部に連結される板片の屈
折方向を変えることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明による鋼管曲
げ加工用曲げ尺は、所定長さの複数枚の板片を互いに屈
折可能に連結し、隣り合う板片の屈折角度を表示する表
示部を設けたので、例えば地中配線用保護管等の鋼管を
掘削溝内に屈曲配管する場合にも、その配管すべき方向
や曲げ角度を容易に検出することができる。また本発明
による鋼管曲げ加工方法は、鋼管を曲げるべき角度もし
くは半径に応じて鋼管の軸線方向と略直角方向の押し出
し量を予め算定もしくは測定しておき、その値に応じて
鋼管を押し出すようにしたので、その押し出し量を測定
するだけで鋼管を所定の角度もしくは所定の半径に容易
に曲げることができる。
【0046】さらに本発明によれば、鋼管の曲げ加工後
において鋼管に戻りが生じても、鋼管を掘削溝内へ下ろ
す前に、曲げの戻りが生じているか否かを本発明の曲げ
尺で確実に検査することができるので、掘削溝内に下ろ
してから位置合せができずに再度地上へ引き上げて調整
する必要は全くない。また、熟練工の経験やカンに頼る
必要もなく、本発明の現場作業における時間と労力の削
減への効果は、絶大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に用いる鋼管曲げ加工装置の一
を示す平面図。(b)はその正面図。
【図2】(a)は押し尺の平面図。(b)はその側面
図。
【図3】(a)は曲げ台の平面図。(b)はその側面図
【図4】(a)は曲げ尺の平面図。(b)はその正面
図。
【図5】(a)は上記曲げ尺の先端部の平面図。(b)
は上記曲げ尺の連結部の側面図。(c)は上記曲げ尺の
後端部の平面図。(d)は上記曲げ尺の後端部の端面図
【図6】曲げ尺で掘削溝内への鋼管の配管方向等を検出
する状態の平面図。
【図7】鋼管に曲げ位置や曲げ角度等を記した状態の説
明図。
【図8】(a)は屈折方向を可変にした曲げ尺の一例を
示す正面図。(b)は一対の分割板片を突き合わせた状
態の正面図。(c)は一対の分割板片を連結具で連結し
た状態の縦断側面図。(d)は連結具を開放した状態の
同上図。
【図9】分割板片の向きを変えて連結した状態の斜視
図。
【符号の説明】
1 パイプベンダ 10 本体フレーム 11 鋼管支持駒 12 油圧ジャッキ 13 ベンダヘッド 2 押し尺 20 ベースプレート 21 進退ロッド 22 押子 23 ラック 24 ピニオン 25 回動指針 26 目盛板 27 マグネット 3 曲げ台 30 台座 31 キャスタ 32 パンタグラフジャッキ 33 鋼管受台 4 曲げ尺 40 板片 40a、40b 分割板片 41 蝶ボルト 43a、43b 係合部 44a 指標 44b 目盛 45a、45b フランジ 5 連結具 P 鋼管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 正和 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会 社関電工内 (72)発明者 萩原 正則 埼玉県戸田市笹目6の14の32 (56)参考文献 特開 昭63−215320(JP,A) 特開 昭49−126557(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 7/06 B21D 7/00 H02G 9/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管の曲げたい箇所に押し付けたベンダ
    ヘッドを、鋼管の軸線と略直角方向に押し出すことによ
    って、鋼管を所定の角度もしくは半径に曲げるにあた
    り、 鋼管の曲げ方向と曲げ角度もしくは曲げ半径を予め検出
    する折り尺状の曲げ尺であって、 所定長さの複数枚の板片を互いに屈折可能に連結してお
    り、隣り合う板片には、板片の屈折角度を表示する表示
    部を設け、隣り合う板片の合せ面には、所定角度毎に屈
    折した状態に位置決め保持させる屈折角固定手段を設け
    たことを特徴とする鋼管布設現場における鋼管曲げ加工
    用折り尺状曲げ尺
  2. 【請求項2】 前記板片は、2分割された構成とされ、
    その両分割板片の板面が互いに直交する面内において、
    板片の向きが可変するよう回動可能に連結された構成で
    あることを特徴とする請求項1記載の鋼管布設現場にお
    ける鋼管曲げ加工用折り尺状曲げ尺
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載された鋼管曲げ
    加工用折り尺状曲げ尺によって、予め、前記鋼管の曲げ
    方向と曲げ角度もしくは曲げ半径を検出し、その検出値
    に基づいて、鋼管の曲げたい箇所に押し付けた前記ベン
    ダヘッドを鋼管の軸線と略直角方向に押し出すことによ
    り、鋼管を所定の角度もしくは半径に曲げるようにした
    ことを特徴とする鋼管布設現場における鋼管曲げ加工方
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