JP3391608B2 - プレート式連続通電加熱装置 - Google Patents

プレート式連続通電加熱装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジュール熱を利用した飲
食物の加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱方法の一つであるジュール加熱法は
導電性のある飲食物に通電し直接加熱する手段としても
知られている。従来ジュール加熱法を用いた直方体の容
器の中に食パン等の原料を定量投入し、容器を構成する
対峙した2壁面に通電加熱するバッチ方式、導電性液体
飲食物を連続して移動する円形チューブ内の長手方向あ
るいは内壁直径方向に対峙された電極に通電する連続加
熱方式が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バッチ方式は食パン等
のように成形を兼ねたジュール加熱法には有効ではある
ものの大量生産には多くのバッチを必要とし設備が大型
化するばかりでなく、パンのように加熱されて固化膨張
するものにしかその効力を発揮できないためその用途も
狭かった。そこで、半練り食品、液体飲食物等の被加熱
食品に広く使用されるべく大量連続生産に向く円形チュ
ーブ内に電極を設ける手段が考えられた。
【0004】しかし、円形チューブを用いた場合におい
ても、所定の加熱温度を得るためには多くの電極、長い
対向長を有する電極等が必要となり長いチューブ、該チ
ューブを複雑に固定する多量の固定部材、配線部材等が
必要になり装置の小型化が困難であった。
【0005】また、円形チューブの長手方向に対峙する
とともにチューブを貫通するように配された電極を用い
た場合、電極の近辺において、半練り食品、液体飲食物
の一部滞留が被加熱食品の過加熱を引き起こし、さらに
こげつき、分解変質などを引き起こし、保守管理に多く
の時間を費すことになり、不都合となるなどの問題があ
った。
【0006】一方円形チューブの内壁直径方向に対峙さ
れた電極を用いた場合にも、電極間が平行でないことか
ら被加熱食品のチューブ内加熱に大きな変動を生じ、不
完全加熱、過加熱の原因にもなり、加熱管理に手間がか
かつた。
【0007】さらにチューブ内の電極は、被加熱食品の
流路を妨げないよう、電極をチューブ内側に設ける必要
があるうえ、チューブ外側において電源を接続するため
被加熱食品の漏れ等がないよう耐圧シール処理が必要と
なる。こうしたことから電極を設けたチューブは加工費
が大となるといった問題点も生じていた
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、小型で加熱効率
が良く、装置の価格も安価、被加熱食品の過加熱、こげ
つき、分解変質あるいは不完全加熱を生じにくくするこ
とにより、保守点検の回数を減らし、加熱作業管理を容
易にした半練り、液状食品等の連続加熱装置を提供せん
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明プレート式連続通電加熱装置は、複数の重ね
合わされた平板電極の間に被加熱食品を通過させジュー
ル熱をもって加熱するものである。即ち、第1の端部の
近傍に第1の貫通孔を形成したチタン等の導電板からな
る第1の電極板と、第1の電極板の第1の貫通孔と反対
側となる第2の端部の近傍に第2の貫通孔を形成したチ
タン等の導電板からなる第2の電極板と、第1の電極板
と第2の電極板に挟持され、第1の貫通孔と第2の貫通
孔との間を連通する連通孔を有する耐熱絶縁材で形成さ
れる連通板と、第1の電極板、第2の電極板、連通板を
板厚方向に両端より挟持圧接するとともに、第1の貫通
孔、第2の貫通孔、連通孔に導電性流体を供給排出する
流体給排口を設けた端面フレームとよりなり、それぞれ
異なる第1あるいは第2の電極間に交流電圧を印加通電
し、導電性を有する流体を連続して加熱するものであ
る。前記耐熱絶縁材としては、ポリプロプレン、ポリカ
ーボネート、ナイロン、シリコン、テフロン等の合成樹
脂およびNBR(ニトリルゴム)、シリコンゴム、ふっ
素ゴム等のゴム材等が好適に用いられる。
【0010】また、連通板と電極板および端面フレーム
との接触部において導電性流体が漏れないように絶縁弾
性体のシール材を用いて該接触部をシールすることが良
い。絶縁性弾性体としてはニトリルゴム、シリコンゴ
ム、ふっ素ゴム等のゴム材料が好適に用いられる。
【0011】また、第1の電極板および第2の電極板を
表面中央に導電性セラミックスのコート層、第1の端部
の近傍および第2の端部近傍に絶縁性セラミックスのコ
ート層を設けた導電板とし、導電性セラミックスのコー
ト層と、絶縁性セラミックスのコート層の境界部におい
て段差や隙間が生じないようにコートしたものを用いる
と良い。導電板としては、チタニウム、アルミニウム、
ステンレススチール等の金属板が好適に用いられる。導
電性セラミックスとしては、酸化チタン、窒化チタン、
炭化ケイ素等のセラミックスが好適に用いられる。絶縁
性セラミックスとしては、酸化アルミニウム、酸化ケイ
素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム等のセラミッ
クスが好適に用いられる。
【0012】
【作用】第1の電極板1、第2の電極板2は平行に対峙
して配され、第1の電極板1と第2の電極板2の間に挟
まれた導電性を有する被加熱食品14に均一に電流を流
しジュール熱を発生する。
【0013】連通板9はテフロン等で形成された絶縁材
料で、第1の電極板1および第2の電極板2に挟持され
た時に第1の貫通孔3と第2の貫通孔4を連通する連通
孔10を設け、被加熱食品14の流路19を形成する。
連通孔10内において被加熱食品14は、第1の電極板
1、第2の電極板2と接触し電流が流れ加熱される。
【0014】一対の端面フレーム12は、重ね合わされ
た第1の電極板1、連通板9、第2の電極板2をボルト
等を用いて挟持圧接し被加熱食品14が連通孔10等よ
りの漏れを防止する。さらに一対の端面フレーム12に
は、各々第1の貫通孔3および第2の貫通孔4に被加熱
食品14を供給、排出する流体給排口13a、あるいは
13bが設けられ、連続して被加熱食品14が供給加熱
される。
【0015】導電性セラミックス7は、連通板9に形成
される連通孔10の中央部に対峙されるよう、第1の貫
通孔3、第2の貫通孔4を含む第1の端部、第2の端部
の近傍を除いた導電板1、2の表面中央にコートされ、
導電性セラミックス7を介して被加熱食品14を均一に
通電し加熱する。電極板1、2の貫通孔内縁5a、5b
を含む他の残部は、導電性セラミックス7との間に隙間
が生じないようにそれぞれ絶縁性セラミックス8a、8
bがコートされ、被加熱食品14が連通孔9内にあって
滞留部となる貫通孔3、4近傍にて通電加熱されないよ
うにし。焦げ付き、分散変質の発生を防ぐ。
【0016】
【実施例】第1図は本発明プレート式連続通電加熱装置
の実施例断面図である。第1の電極板1の第1の貫通孔
3と第2の電極板2の第2の貫通孔4との間、第1の貫
通孔3及び第2の貫通孔4と端面フレーム12との間に
第4図に示すように長い連通孔10を有する連通板9が
挟持固定される。第1の貫通孔3は第1の電極板1の連
通孔10の上端に対応する位置に形成され隣接する他の
連通孔10を連通する。また第2の貫通孔4は第2の電
極板2の連通孔10の下端に対応する位置、即ち第1の
貫通孔3と離間した位置に形成され隣接する他の連通孔
10を連通する。流体給排口13a、13bは端面フレ
ーム12の外側と連通孔10を連通するもので、近接し
た第1の電極板1あるいは第2の電極板2の隣りの第2
の電極板2あるいは第1の電極板1に設けられた第2の
貫通孔41あるいは第1の貫通孔31に該当する位置に
設けられる。ここで流体給排口13aは連通孔10、第
1の貫通孔3、第2の貫通孔4を介し流体給排口13b
迄を蛇行して連通される。したがって食塩を含むなどし
て導電性を有する半練り食品、液体飲食物等の被加熱食
品14を連続して通過させる流路19が形成される。な
お、第1図においては貫通孔3、貫通孔4を各第1の電
極板1、第2の電極板2にそれぞれ1個づつ設けられて
いるが複数設けられることも良いものであり、またその
形状については円形、楕円形、方形等であることも良
い。また、端面フレーム12と、対面フレーム12に対
峙する電極板1、2との間の通路19に接する端面フレ
ーム及び電極板1、2の表面は絶縁性セラミック或はナ
イロン、テフロン、ゴム系等の耐熱絶縁性材料で被覆す
ることが望ましい。
【0017】第2図(a),(b)は第1の電極板1で
ある電極板の説明図である。導電平板6はチタン等の導
電材が用いられ一対の導電平板6には交流電圧が印加さ
れる。第2図(a)における導電平板6において上端を
第1の端部、下端を第2の端部となす。また記号18は
電線を接続する結線孔である。第1の貫通孔3の貫通孔
内縁5aを含む周辺には絶縁性セラミックス8aが蒸
着、溶射などの手段でコートされている。また隣接して
配される電極板に設けられる第2の貫通孔4ないし第1
の貫通孔3に対峙される面に対しても絶縁性セラミック
ス8bがコートされている。記号7は導電性セラミック
スで絶縁性セラミックス8a、8bの間を隙間が生じな
いようにコートされている。これら絶縁性セラミックス
8a、8bおよび導電性セラミックス7のコート範囲は
第1図に示される連通孔10によって形成される被加熱
食品14の流路19を完全に覆うことが必要である。ま
た絶縁性セラミックス8a、8bと導電性セラミックス
7の間の境界にわずかの隙間、段差もないよう付着加工
後に研磨等を行うことが良いものである。なお、第2の
電極板2は例えば第1の電極板1と同一形状となし、第
2の貫通孔4を第2の端部近傍に付着される絶縁性セラ
ミックス8bの位置に第1の貫通孔3に代って配設され
る。また、記号17は組立て用のボルト孔である。
【0018】第1図に示したシール材15は連通孔内縁
11に内接するように設けられたOリングで、連通板9
の板厚より微か太い材料が用いられる。そこで一対の端
面フレーム12をボルト締めをした場合、流路19のシ
ールが確実にされる。なお、シール材15についてはシ
ート状の弾性材を連通板9と電極板、端面フレーム12
との間に挟持することも良いものである。
【0019】第3図は本発明プレート式連続通電加熱装
置の外観図である。第1の電極板1、第2の電極板2、
連通板9さらには内蔵されているシール材15を共にス
テンレス鋼等で作られた一対の強固な端面フレーム12
をもって挟持されボルト16をもって締め付けられる。
端面フレーム12の下方には流体給排口13a、上方に
は流体給排口13bが設けられ導電性を有する被加熱食
品14を供給あるいは排出する。流体給排口13a、1
3bについては流路19の方向性がないことから一方を
供給側、他方を排出側とすれば良い。
【0020】さて、流路19内に導電性を有する被加熱
食品14を流すことにより第1の電極板1と第2の電極
板2との間は導通状態となり、少なくとも二枚の電極板
に交流電圧を印加すると双方の間で電流が流れ、被加熱
食品14が発熱体となり電気抵抗に反比例し、印加電圧
の自乗に比例したジュール熱が生ずる。被加熱食品14
が自ら発熱体となることは外部熱源から熱交換される場
合と異なり100%近くのエネルギー交換ができるばか
りでなく、熱伝導率の大小にかかわらず被加熱食品14
を速やかに加熱できる。
【0021】第1の電極板1と第2の電極板2は連通板
9を挟持して平行に配されており、また図2(a),
(b)に示される第1の電極板1、第2の電極板2にコ
ートされた導電性セラミックス7が互いにずれなく対峙
されると均一に加熱され、また有効な加熱面積を大きく
とれ、加熱時間を短縮できる。複数の電極板を平行に配
し、かつ第1の貫通孔3、第2の貫通孔4を介して被加
熱食品14の流れ方向を変更することは、ジュール熱を
発生する電源となる電極板の表裏を利用して装置を小型
化するとともに均一に加熱された被加熱食品14を混練
してさらに温度のばらつきを無くし、局部的過加熱、加
熱不良をきめ細かに管理できるものである。また各電極
間の接続を変えることにより被加熱食品14の流路19
内各部での加熱速度を調整することもできる。
【0022】また、被加熱食品14で最も注意しなけれ
ばならないことは、こげつき、変質などで、その主な原
因は被加熱食品14の滞留にもとづく過加熱である。被
加熱食品14の滞留は主として段差、流路面の傷、流路
急変化部である。本発明プレート式連続通電加熱装置の
流路19内にあっては、第1の貫通孔3、第2の貫通孔
4の近傍で滞留が起こりやすい。そこで第1の貫通孔
3、第2の貫通孔4の貫通孔内縁5a、5bを含む周辺
表面、第1の貫通孔3、第2の貫通孔4に対峙される第
2の電極板2、第1の電極板1の近傍表面に絶縁性セラ
ミックス8a、8bをそれぞれコートする。絶縁性セラ
ミックス8a、8bのコートされた部分は通電可能な電
極とはなり得ず、たとえ被加熱食品14が滞留されたと
しても、ジュール熱は発生せず、過加熱とはならない。
一方こうした絶縁性セラミック8a、8bを導電平板6
にコ−トすると、その厚みの分、小さな段差が生じ、被
加熱食品14の滞留が生じ、電流が間断なく流れるため
過加熱によるこげつき、変質が生じやすくなる。はじめ
小さなこげつきや変質が生じるとこれを基にして大きな
滞留が生じ除々に大きなこげつき、変質へと発展する。
こうした原因をなくすため、絶縁性セラミックス8a、
8bの導電平板6表面へのコートよつて生じた段差をな
くすため、残った導電平板6上に導電性セラミックス7
をコートした後、研磨し段差をなくすことにより、被加
熱食品14は流路19内を滑らかに移動し、滞留をなく
すことができるものである。
【0023】
【発明の効果】以上説明のとうり、本発明プレート式連
続通電加熱装置にあっては次に記載する効果を奏する。
【0024】被加熱食品14に通電され、被加熱食品1
4自体が発熱体となるためその熱伝導率の大小にかかわ
らず速やかに加熱できる。
【0025】第1の電極板1と第2の電極板2は連通板
9を挟持して平行に配されていることから、対峙する導
電性セラミックス7も互いに平行となり流路19内にお
いて均一に通電され、被加熱食品14の均一な加熱が可
能となる。
【0026】複数の第1の電極板1、第2の電極板2の
表裏を接して被加熱食品14が移動、加熱されることか
ら、パイプを配するもの等と比べ大幅に小型化すること
ができる。さらに単純形式の第1の電極板1、連通板
9、第2の電極板2等を板圧方向に積層圧接するのみで
容易に組み立てられることから安価なプレート式連続通
電加熱装置を提供できる。
【0027】流路19内に於いて被加熱食品14が滞留
しやすい流れが変化する部分に絶縁性セラミックス8
a、8bをコートした第1、第2の電極板1、2を用い
ることにより、被加熱食品14が滞留した場合にあって
も被加熱食品14が加熱されずこげつき、変質が生じる
ことはなくなる。
【0028】絶縁性セラミックス8a、8bの間の導電
平板6の表面に導電性セラミックス7をコートし、研磨
加工等により第1の電極板1、第2の電極板2の凹凸を
なくし、同時に導電性セラミックス7の境界での段差を
なくすことにより滞留をなくし焦げ付き、変質をなくす
ことができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プレート式連続通電加熱装置の実施例断
面図である。
【図2】電極板の説明図である。
【図3】本発明プレート式連続通電加熱装置の外観図で
ある。
【図4】連通板の外観図である。
【符号の説明】
1〜第1の電極板 2〜第2の電極板 3〜第1の貫通孔 4〜第2の貫通孔 5a、5b〜貫通孔内縁 6〜導電平板 7〜導電性セラミックス 8a、8b〜絶縁性セラミックス 9〜連通板 10〜連通孔 11〜連通孔内縁 12〜端面フレーム 13a、13b〜流体給排口 14〜被加熱食品 15〜シール材 16〜ボルト 17〜ボルト通し孔 18〜結線孔 19〜流路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 3/00 A23L 3/005 A23L 1/025 A47J 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の端部の近傍に第1の貫通孔を形成
    した導電板からなる第1の電極板と、該第1の電極板の
    第1の貫通孔と反対側となる第2の端部の近傍に第2の
    貫通孔を形成した導電板からなる第2の電極板と、前記
    した第1の電極板と第2の電極板に挟持され、第1の貫
    通孔と第2の貫通孔との間を連通する連通孔を有する耐
    熱絶縁材で形成される連通板と、前記した第1の電極
    板、第2の電極板、連通板を板厚方向に圧接するべく両
    端より挟持するとともに、第1の貫通孔、第2の貫通
    孔、連通孔に導電性流体を供給排出する流体給排口を設
    けた端面フレームとより構成され、交互に配される前記
    した第1あるいは第2の電極板の間に交流電圧を印加通
    電することにより、導電性流体がジュール熱により加熱
    されることを特徴とするプレート式連続通電加熱装置。
  2. 【請求項2】 連通板と第1、第2の電極板および端面
    フレームとの接触部を絶縁弾性体によってシールし、導
    電性流体の漏れが生じないようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のプレート式連続通電加熱装置。
  3. 【請求項3】 第1の電極板および第2の電極板が、表
    面中央部に導電性セラミックスのコート層、第1の端部
    の近傍および第2の端部の近傍に絶縁性セラミックスの
    コート層を設けた導電板からなり、かつ前記導電性セラ
    ミックスのコート層の境界部において段差や隙間が生じ
    ないことを特徴とする請求項1記載のプレート式連続通
    電加熱装置。
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