JP3390978B2 - フープ材の巻き取り装置 - Google Patents
フープ材の巻き取り装置Info
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- Expired - Lifetime
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- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
部品の電気的接続、配線に使用されるカッパー、アルミ
ニウム等の金属材料の薄板をスリッターで細切りしたフ
ープ材の巻き取り装置に関する。
の巻き取り装置はスリッターと連結されているもので、
図2に示すようにモータ駆動の回転巻き取り軸1を有し
ている。この回転巻き取り軸1にはキー2が設けられて
いるもので、そのキー2にキー溝3を係合させた状態で
巻き取り板4が複数枚回転巻き取り軸1にはめ付けられ
ている。
スチックの薄板で成形されているもので、その内径縁の
一部に前記したキー溝3が形成され、外周縁の一部には
巻き取られるフープ材の先端が挿し込まれるスリット5
が形成されている。即ち、フープ材はこの巻き取り板4
の外周面に沿って巻き取られることとなる。なお、この
巻き取り板4に穿設されている透孔6、6…はこの巻き
取り板4の結束時に使用されるものである。
来のフープ材の巻き取り装置によると、回転巻き取り軸
1に複数、それも多数の巻き取り板4、4…が取り付け
られることとなり、巻き取られるフープ材の厚さや幅、
それに加えて回転巻き取り軸1の中央と端部との微小な
差等により、密度にバラ付きが発生し、時としては巻き
取り状態の側面に段差が生じてしまうこともあったもの
であり、巻き直し作業が強要されることとなっていた。
また、この従来の巻き取り装置にあっては巻き取り軸1
に取り付けられる巻き取り板4、4…はすべてが同期回
転するため、同一の巻き取り軸1に異径の巻き取り板
4、4…をランダムに取り付けることは不可能となって
いた。
問題点に着目してなされたもので、係る問題点を解消し
て、巻き取り軸に取り付けられるいずれの巻き取り板に
あってもフープ材の厚さや幅等に影響されることなく均
一の好適なテンションが得られ、巻き取り状態が精度の
高いものとでき、また、異径の巻き取り板もランダムに
取り付けることが可能となって作業能率を大幅に向上で
き、さらには従来不可欠とされていたルーピングのため
の振り穴を不要とすることもできるフープ材の巻き取り
装置を提供することを目的としている。
に、本発明に係るフープ材の巻き取り装置は、位置決め
用押え板を設けたフリー回転の巻き取り軸を有し、その
巻き取り軸にはめ付けられた巻き取り板と、その巻き取
り板と係合された仕切り兼用の駆動板を備え、その駆動
板にはモータを駆動源とする回転力伝導体が当接されて
いることを特徴としている。
に取り付けられた巻き取り板は回転力伝導体により、駆
動板を介して各々が独自に回転を行なうこととなり、他
の巻き取り板のフープ材の巻き取り状況に相互に影響を
受けることがなく、独立した作業動作を行なうこととな
る。そのために、異径の巻き取り板をランダムに取り付
けることも可能となり、各巻き取り板で巻き取られるフ
ープ材の種類によってテンションに差が生じたり、精度
を欠いた巻き取り状態が発生することもなくなるのであ
る。
説明する。図1は本発明を実施したフープ材の巻き取り
装置の要部を示す一部断面とした正面図である。
されている巻き取り軸であり、この巻き取り軸10には
位置決め用の押え板11が固設されたものとなってい
る。この押え板11の一方面側にはテフロン(登録商
標)等で成形された滑り板12が当接するように巻き取
り軸10にはめ付けられており、この滑り板12に対
し、微小な隙間を置いて従来と同様の巻き取り板4、4
…が取り付けられている。
取り板4には周縁を断面山形形状とした仕切り兼用の駆
動板13が当接されて巻き取り軸10にはめ付けられ、
この駆動板13の一方面側に突設された係合ピン14、
14…が巻き取り板4に設けられた透孔6、6…へ挿入
されたものとなっており、この滑り板12、巻き取り板
4及び駆動板13のセットが巻き取り軸10へ必要に応
じて複数組取り付けられることとなる。
このモータ15の駆動軸16には無端ベルト17が掛け
回されて伝導軸18が回転されるようになっている。こ
の伝導軸18には全体強度を出すためパウダークラッチ
19が介在されたものとなっている。
動板13、13と対応する間隔でフライホイールや電磁
ブレーキ等による回転力伝導体20、20が取り付けら
れており、本実施例にあってはこの回転力伝導体20の
外周縁に環状の凹溝21を形成し、この凹溝21に前記
した駆動板13の山形状とした外周縁がはまり込み当接
するものとされている。
上記のように構成されている。即ち、モータ15が起動
するとパウダークラッチ19を介して伝導軸18が回転
し、この回転により回転力伝導体20、20…が回転す
る。この回転力伝導体20、20…と仕切り兼用の駆動
板13、13…は当接されているので、この駆動板1
3、13…は回転力伝導体20、20…を直接的な駆動
源として回転をし、係合ピン14、14…で係合された
巻き取り板4、4…が回転することとなっている。
スリット5へ入れられて巻き取られていくが、そのフ−
プ材の一側縁は駆動板13に沿って巻かれることとな
る。なお、フ−プ材が極めて薄いような場合には滑り板
12に巻き取り板4を当接させ、その両サイドをガイド
してやればよい。かかる作業のため、巻き取り板4、4
…は各々に係合された駆動板と一体となって、巻き取り
板4、4ごとに独立した回転を行うこととなる。
0…を伝導軸18に同軸に取り付けたが、これにこだわ
らず、駆動板13、13…の各々に対応した独立したも
のとし、当接部所に高度差を設けることもでき、さらに
巻き取り板4、4…間の間隔密度を濃くし、スペースの
省略や既存装置への設置対応を図ることも可能である。
上述のように構成され作動する。フリ−回転の巻き取り
軸に取り付けられた巻き取り板は駆動板によって回転を
得られることとなり、複数の巻き取り板と駆動板の組み
合わせがある場合、その巻き取り板と駆動板は各々独立
した回転を得られることとなる。フ−プ材の幅や厚さに
差異があっても均一なテンションで密に、しかも精度の
よい巻き取りがなされることとなり、材質や巻き量に応
じて巻き取り板の径が異なっても問題が生じることもな
い。さらに、係る作動のため、ラインとしてル−ピング
用の振り穴を格別に必要とせずに済ませることも可能と
なり、装置あるいはライン設置のスペ−スも少なくて済
むこととなっている。そして、本発明に係るフ−プ材の
巻き取り装置は新規に製造するのみでなく、既存の機械
にも設置可能となっており、使用範囲の広いものとなっ
ている。
部を示す一部断面とした正面図である。
視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 位置決め用押え板を設けたフリー回転の
巻き取り軸を有し、その巻き取り軸にはめ付けられた巻
き取り板と、その巻き取り板と係合された仕切り兼用の
駆動板を備え、その駆動板にはモータを駆動源とする回
転力伝導体が当接されていることを特徴とするフープ材
の巻き取り装置。 - 【請求項2】 回転力伝導体はパウダークラッチを介し
たものであることを特徴とする請求項1に記載のフープ
材の巻き取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08596792A JP3390978B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | フープ材の巻き取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08596792A JP3390978B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | フープ材の巻き取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05245538A JPH05245538A (ja) | 1993-09-24 |
JP3390978B2 true JP3390978B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=13873507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08596792A Expired - Lifetime JP3390978B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | フープ材の巻き取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3390978B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175558A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Katsuhiko Katayama | スリッター加工におけるスプール構造 |
CN102974652A (zh) * | 2012-12-25 | 2013-03-20 | 张家港市亨昌焊材有限公司 | 一种钢带卷取装置 |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP08596792A patent/JP3390978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05245538A (ja) | 1993-09-24 |
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Legal Events
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